JPH0592409U - 排気ガス浄化装置 - Google Patents
排気ガス浄化装置Info
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- JPH0592409U JPH0592409U JP7201892U JP7201892U JPH0592409U JP H0592409 U JPH0592409 U JP H0592409U JP 7201892 U JP7201892 U JP 7201892U JP 7201892 U JP7201892 U JP 7201892U JP H0592409 U JPH0592409 U JP H0592409U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、排気ガス浄化装置に関し、カーボ
ンの除去性能の向上と消音効果の向上を図った排気ガス
浄化装置を提供することを目的とする。 【構成】 外筒31内を旋回室51,前・後部集塵室5
3,55,合流室57に区画する第一・第二・第三仕切
板43,45,49と、旋回室51に形成された旋回流
発生体61と、各仕切板43,45,49を挿通し、一
端が旋回室51に開口し他端部がプラグ65で閉塞さ
れ、後部集塵室55に位置する周壁に小孔67が穿設さ
れたマフラパイプ63と、マフラパイプ63と中心軸を
同じくして第二・第三仕切板45,49の間に取り付
き、周壁に多数小孔69を有する内筒71と、内筒71
内に充填された吸音材73とからなり、外筒31と内筒
71の間の空間75は、第三仕切板49の小孔47によ
って合流室57と連通している。
ンの除去性能の向上と消音効果の向上を図った排気ガス
浄化装置を提供することを目的とする。 【構成】 外筒31内を旋回室51,前・後部集塵室5
3,55,合流室57に区画する第一・第二・第三仕切
板43,45,49と、旋回室51に形成された旋回流
発生体61と、各仕切板43,45,49を挿通し、一
端が旋回室51に開口し他端部がプラグ65で閉塞さ
れ、後部集塵室55に位置する周壁に小孔67が穿設さ
れたマフラパイプ63と、マフラパイプ63と中心軸を
同じくして第二・第三仕切板45,49の間に取り付
き、周壁に多数小孔69を有する内筒71と、内筒71
内に充填された吸音材73とからなり、外筒31と内筒
71の間の空間75は、第三仕切板49の小孔47によ
って合流室57と連通している。
Description
【0001】
本考案は、ディーゼル車両の排気系に装着される排気ガス浄化装置に関する。
【0002】
従来、多くのディーゼル車両の排気系には、実開昭57−137716号公報 に開示されるように排気ガス中に混入しているカーボンを捕集して、排気ガスを 浄化させる排気ガス浄化装置が装着されている。
【0003】 図5はこの種の排気ガス浄化装置を示し、図中、1は両端開口部が端板3,5 で閉塞された外筒で、外筒1内の前方側には、インレットパイプ7で導入された 排気ガスGを旋回する旋回室9が形成され、当該旋回室9の前部には、ルーバ1 1を有する円筒状の旋回流発生体13がその開口部を端板3に当接して配置され ている。そして、当該旋回流発生体13内に、高温の排気ガスGを導入するイン レットパイプ7が端板3を挿通して開口されている。
【0004】 又、外筒1内の後方側には、排気ガスGに混入しているカーボンを捕集する集 塵室15が、小孔17を有する仕切板19によって形成されており、当該集塵室 15は更に、小孔21を有する仕切板23によって前部集塵室15aと後部集塵 室15bとに区画されている。そして、後部集塵室15bには、カーボンを捕集 するステンレスウールやグラスウールからなる耐熱性吸音材25が充填されてい る。
【0005】 そして、排気ガスGを外部へ導出するアウトレットパイプ27が、前部集塵室 15aと後部集塵室15bの中央を貫通して端板5に挿着されており、その挿入 側端部27aが上記旋回室9に開口した構造となっている。又、図中、29は後 部集塵室15bで捕集されたカーボンを排出するドレンコックで、当該ドレンコ ック29を定期的に外してカーボンを排出するようになっている。
【0006】 而して、斯かる排気ガス浄化装置によれば、インレットパイプ7から導入され た排気ガスGは旋回流発生体13のルーバ11で旋回されてカーボンが遠心分離 され、アウトレットパイプ27からはカーボンの除去された排気ガスGのみが外 部に排出されると共に、分離されたカーボンは各仕切板19,23の小孔17, 21を通って後部集塵室15bの耐熱性吸音材25に捕集されることとなる。
【0007】 又、上記旋回室9及び前部集塵室15aが、夫々、排気エネルギーを拡張減衰 させる拡張室として機能し、後部集塵室15bが排気エネルギーを共鳴減衰させ る共鳴室としても機能することとなる。
【0008】
このように、従来の排気ガス浄化装置では、インレットパイプ7から導入され た排気ガスGを、旋回流発生体13により旋回室9で旋回させてカーボンを遠心 分離させる構造となっているが、旋回中心付近の排気ガスG中にはまだ多くのカ ーボンが含まれているため、旋回室9で旋回する排気ガスG中のカーボンの一部 がアウトレットパイプ27を通って外部に排出されてしまう虞があった。
【0009】 又、上述したように、消音対策上、旋回室9,前部集塵室15aは夫々拡張室 として機能し、後部集塵室15bは共鳴室として機能するが、旋回室9にアウト レットパイプ27の挿入側端部27aが開口した構造であるため、アウトレット パイプ27から排気騒音が外部に洩れ、十分な消音効果が得られない不具合も指 摘されていた。
【0010】 本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、排気ガス中に含まれるカーボン の除去性能の向上と排気騒音に対する消音効果の向上を図った排気ガス浄化装置 を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 斯かる目的を達成するため、請求項1に係る排気ガス浄化装置は、両端開口部 が端板で閉塞され、両端板にインレットパイプとアウトレットパイプが夫々挿着 された外筒と、当該外筒内を、上流側から旋回室,前部集塵室,後部集塵室,排 気ガス合流室に順次区画形成する複数の小孔が穿設された第一仕切板及び小孔を 有しない第二仕切板並びに周縁部に複数の小孔が穿設された第三仕切板と、旋回 室に形成され、インレットパイプにより導入された排気ガスを旋回させる旋回流 発生体と、上記各仕切板を挿通し、上流側端部が上記旋回室に開口すると共に、 下流側端部がプラグで閉塞され、後部集塵室に位置する周壁に複数の小孔が穿設 されたマフラパイプと、当該マフラパイプと所定間隔を開けてこれと中心軸を同 じくして第二仕切板と第三仕切板との間に取り付き、周壁に複数の小孔が穿設さ れた内筒と、当該内筒とマフラパイプとの間に充填された耐熱性吸音材とからな り、外筒と内筒との間に形成される空間は、第三仕切板の周縁部の小孔を介して 排気ガス合流室と連通していることを特徴とする。
【0012】 又、請求項2に係る排気ガス浄化装置は、両端開口部が端板で閉塞され、両端 板にインレットパイプとアウトレットパイプが夫々挿着された外筒と、当該外筒 内を、上流側から旋回室,前部集塵室,後部集塵室,排気ガス合流室に順次区画 形成する複数の小孔が穿設された第一仕切板及び小孔を有しない第二仕切板並び に周縁部側に複数の小孔が穿設された第三仕切板と、旋回室に形成され、インレ ットパイプにより導入された排気ガスを旋回させる旋回流発生体と、上記各仕切 板を挿通し、上流側端部が上記旋回室に開口すると共に、下流側端部がプラグで 閉塞され、後部集塵室に位置する周壁に複数の小孔が穿設されたマフラパイプと 、当該マフラパイプと中心軸を同じくして第二仕切板と第三仕切板との間に取り 付き、周壁に複数の小孔が穿設されてマフラパイプとの間に拡張室を形成する内 筒とからなり、外筒と内筒との間に形成される空間は、第三仕切板に設けた小孔 を介して排気ガス合流室と連通していることを特徴とする。
【0013】
請求項1に係る考案によれば、インレットパイプから導入された排気ガスは、 旋回室に配置された旋回流発生体で旋回されて、排気ガス中に混入しているカー ボンが遠心分離される。そして、カーボンは排気ガスと共に旋回室と前部集塵室 との間を仕切る第一仕切板の小孔から前部集塵室に流入して、当該前部集塵室に 捕集される。
【0014】 一方、旋回室でカーボンが分離された排気ガスは、マフラパイプ内に流入した 後、その周壁に設けた小孔を通って後部集塵室に噴出するが、旋回中心付近の排 気ガス中にはまだ多くのカーボンが含まれているため、排気ガス中のカーボンは 内筒とマフラパイプとの間に充填された耐熱性吸音材で完全に捕集されることと なる。そして、カーボンが完全に除去された排気ガスは、内筒の小孔から空間, 第三仕切板の小孔を通って排気ガス合流室で合流した後、アウトレットパイプを 介して外部に放出されることとなる。
【0015】 又、本考案によれば、マフラパイプの下流側端部をプラグで閉塞し、内筒とマ フラパイプとの間に耐熱性吸音材を充填したので、排気ガスは流路中の抵抗によ って低周波数領域の排気騒音が低減されると共に、耐熱性吸音材による吸音作用 によって高周波数領域の排気騒音が低減されることとなる。
【0016】 一方、請求項2に係る考案によれば、旋回室でカーボンが分離された排気ガス は、マフラパイプ内に流入した後、その周壁に設けた小孔を通って拡張室、更に は、小孔を通って空間を通過するが、斯様に複数の部屋(拡張室及び空間)を通 過することによって、排気ガス中に残っているカーボンは拡張室と空間で夫々捕 集されることとなる。
【0017】 そして、カーボンが除去された排気ガスは、第三仕切板の小孔を通って排気ガ ス合流室で合流した後、アウトレットパイプを介して外部に放出されることとな る。
【0018】 又、本考案によれば、マフラパイプの下流側端部をプラグで閉塞し、排気ガス を小孔を介して拡張室に導き、更には内筒に設けた開口率の少ない小孔で再び排 気ガスを縮流させて空間に導くようにして排気ガス流路に抵抗を設けたので、排 気ガスは流路中の抵抗によって低周波数領域の排気騒音が低減されると共に、拡 張室に於ける排気エネルギーの拡張減衰作用によって高周波数領域の排気騒音が 低減されることとなる。
【0019】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1は本考案に係る排気ガス浄化装置の第一実施例を示し、図に於て、31は 両端開口部を端板33,35で閉塞した外筒で、各端板33,35には夫々イン レットパイプ37とアウトレットパイプ39が挿着されている。
【0020】 そして、外筒31内は、複数の小孔41が穿設された第一仕切板43と、小孔 を有しない第二仕切板45と、周縁部側に複数の小孔47が穿設された第三仕切 板49とによって、上流側から旋回室51,前部集塵室53,後部集塵室55, 排気ガス合流室57が順次区画形成されており、旋回室51の前部には、図5に 示す従来例と同様、ルーバ59を有する円筒状の旋回流発生体61がその開口部 を端板33に当接して配置されている。そして、当該旋回流発生体61の内部に インレットパイプ37が開口した構造となっており、インレットパイプ37で導 入された排気ガスGは、旋回流発生体61のルーバ59により旋回室51で旋回 されてカーボンが遠心分離され、分離されたカーボンは第一仕切板43の小孔4 1を通って前部集塵室53内に捕集されるようになっている。
【0021】 又、上記各仕切板43,45,49には、マフラパイプ63がインレットパイ プ37と同軸上に挿通されている。当該マフラパイプ63は、その上流側端部6 3aが上記旋回室51に開口し、下流側端部63bがプラグ65で閉塞された構 造となっており、後部集塵室55に位置するその周壁には複数の小孔67が穿設 されている。
【0022】 従って、旋回流発生体61で旋回されてカーボンが遠心分離された排気ガスG が、当該マフラパイプ63内に流入してその周壁に設けた小孔67を通って後部 集塵室55に噴出するようになっている。
【0023】 そして、当該後部集塵室55には、周壁に複数の小孔69が穿設された内筒7 1が、上記マフラパイプ63と所定間隔を開けて第二仕切板45と第三仕切板4 7の間にマフラパイプ63と同軸上に取り付けられている。尚、本実施例に於け る内筒71の小孔69は、マフラパイプ63の小孔67から流入した排気ガスG が外筒31と内筒71との間に形成された空間75へ速やかに流出するように開 口率が大きく設定されている。
【0024】 又、内筒71とマフラパイプ63との間には、グラスウールやステンレスウー ル等からなる耐熱性吸音材73が充填されており、マフラパイプ63の周壁に設 けた小孔67から噴出する排気ガスG中の残りのカーボンを当該耐熱性吸音材7 3で捕集するようになっている。
【0025】 そして、後部集塵室55の外筒31と内筒71との間に形成された空間75は 、第三仕切板49の周縁部側に穿設された複数の小孔47を介して排気ガス合流 室57と連通した構造となっており、耐熱性吸音材73でカーボンが捕集された 排気ガスGが、上記空間75から小孔47を通って排気ガス合流室57で合流し た後、アウトレットパイプ39を介して外部に放出されるようになっている。
【0026】 その他、図中、77は前部集塵室53に捕集されたカーボンを排出するドレン コックである。 本実施例はこのように構成されているから、インレットパイプ37から導入さ れた排気ガスGは、旋回室51の前方側に配置された旋回流発生体61で旋回さ れて、排気ガスG中に混入している多くのカーボンが遠心分離される。
【0027】 そして、分離されたカーボンは、旋回室51と前部集塵室53との間を仕切る 第一仕切板43の小孔41から前部集塵室53に流入して、当該前部集塵室53 に捕集されることとなる。
【0028】 一方、旋回室51で多くのカーボンが分離された排気ガスGは、マフラパイプ 63内に流入した後、その周壁に設けた小孔67を通って後部集塵室55に噴出 するが、旋回中心付近の排気ガスG中にはまだカーボンが含まれているため、こ れらのカーボンは、内筒71とマフラパイプ63との間に充填された耐熱性吸音 材73で完全に捕集されることとなる。
【0029】 そして、カーボンが完全に除去された排気ガスGは、内筒71の小孔69から 空間75,第三仕切板49の小孔47を通って排気ガス合流室57で合流した後 、アウトレットパイプ39を介して外部に放出されることとなる。
【0030】 従って、本実施例によれば、図5に示す従来の排気ガス浄化装置に比し、排気 ガスG中のカーボンをより確実に除去することが可能である。 又、本実施例は、マフラパイプ63の下流側端部63bをプラグ65で閉塞し 、排気ガスGを耐熱性吸音材73が充填された後部集塵室55に導く構造によっ て排気ガス流路に抵抗を設けたので、斯かる構造によって低周波数領域の排気騒 音が低減されると共に、耐熱性吸音材73による吸音作用によって高周波数領域 の排気騒音が低減されることとなる。
【0031】 図2に示すグラフは、低周波数領域から高周波数領域に於ける本実施例の排気 ガス浄化装置と、図5に示す従来の排気ガス浄化装置との消音効果の差を実験に 基づいて明らかにしたもので、斜線部分は本実施例による騒音レベルを示してい る。
【0032】 而して、図2から明らかなように、本実施例によれば、従来に比し全周波数領 域に於て消音効果を向上させることができる利点を有する。 図3は本考案に係る排気ガス浄化装置の第二実施例を示し、本実施例は、上記 内筒71に代えて、その小孔69よりも1つ宛の孔径自体は大きいものの、周壁 全体の開口率が小さくなるように個数を減らして小孔79を周壁に穿設した内筒 81を、マフラパイプ63と中心軸を同じくして第二仕切板45と第三仕切板4 9との間に取り付け、そして、上記耐熱性吸音材73を省略してマフラパイプ6 3と内筒81の間を積極的に拡張室83としたものである。
【0033】 尚、その他の構成は上記第一実施例と同様であるので、同一のものには同一符 号を付してそれらの説明は省略する。 本実施例はこのように構成されているから、上記第一実施例と同様、インレッ トパイプ37から導入された排気ガスGは旋回流発生体61で旋回されて、排気 ガスG中に混入している多くのカーボンが遠心分離される。
【0034】 そして、分離されたカーボンは、旋回室51と前部集塵室53との間を仕切る 第一仕切板43の小孔41から前部集塵室53に流入して、当該前部集塵室53 に捕集されることとなる。
【0035】 一方、旋回室51で多くのカーボンが分離された排気ガスGは、マフラパイプ 63内に流入した後、その周壁に設けた小孔67を通って拡張室83、更には、 小孔79を通って空間75を通過するが、斯様に複数の部屋(拡張室83及び空 間75)を段階的に通過することによって、排気ガスG中に残っているカーボン は拡張室83と空間75で夫々捕集されることとなる。
【0036】 そして、カーボンが除去された排気ガスGは、第三仕切板49の小孔47を通 って排気ガス合流室57で合流した後、アウトレットパイプ39を介して外部に 放出されることとなる。
【0037】 従って、この第二実施例によっても、図5に示す従来の排気ガス浄化装置に比 し、排気ガスG中のカーボンをより確実に除去することが可能である。 又、本実施例は、マフラパイプ63の下流側端部63bをプラグ65で閉塞し 、排気ガスGを小孔67で縮流させて拡張室83に導き、更には小孔79で再び 排気ガスGを縮流させて空間75に導く構造によって排気ガス流路に抵抗を設け たので、斯かる構造によって低周波数領域の排気騒音が低減されると共に、拡張 室83に於ける排気エネルギーの拡張減衰作用によって高周波数領域の排気騒音 が低減されることとなる。
【0038】 図4に示すグラフは、第二実施例の排気ガス浄化装置と図5に示す排気ガス浄 化装置との消音効果の差を実験に基づいて明らかにしたもので、斜線部分は本実 施例による騒音レベルを示している。
【0039】 而して、図4から明らかなように、本実施例によっても、従来に比し全周波数 領域に於て消音効果を向上させることができる利点を有する。
【0040】
以上述べたように、各請求項に記載の考案によれば、従来の排気ガス浄化装置 に比し、排気ガス中のカーボンをより確実に除去することが可能となると共に、 全周波数領域に亘って消音効果を向上できる利点を有する。
【図1】本考案の第一実施例に係る排気ガス浄化装置の
断面図である。
断面図である。
【図2】第一実施例に係る排気ガス浄化装置と従来の排
気ガス浄化装置との消音効果の差異を示すグラフであ
る。
気ガス浄化装置との消音効果の差異を示すグラフであ
る。
【図3】本考案の第二実施例に係る排気ガス浄化装置の
断面図である。
断面図である。
【図4】第二実施例に係る排気ガス浄化装置と従来の排
気ガス浄化装置との消音効果の差異を示すグラフであ
る。
気ガス浄化装置との消音効果の差異を示すグラフであ
る。
【図5】従来の排気ガス浄化装置の断面図である。
31 外筒 33,35 端板 37 インレットパイプ 39 アウトレットパイプ 41,47,67,69,79 小孔 43 第一仕切板 45 第二仕切板 49 第三仕切板 51 旋回室 53 前部集塵室 55 後部集塵室 57 排気ガス合流室 61 旋回流発生体 63 マフラパイプ 71,81 内筒 73 耐熱性吸音材 75 空間 83 拡張室
Claims (2)
- 【請求項1】 両端開口部が端板(33,35)で閉塞
され、両端板(33,35)にインレットパイプ(3
7)とアウトレットパイプ(39)が夫々挿着された外
筒(31)と、 当該外筒(31)内を、上流側から旋回室(51),前
部集塵室(53),後部集塵室(55),排気ガス合流
室(57)に順次区画形成する複数の小孔(41)が穿
設された第一仕切板(43)及び小孔を有しない第二仕
切板(45)並びに周縁部に複数の小孔(47)が穿設
された第三仕切板(49)と、 旋回室(51)に形成され、インレットパイプ(37)
により導入された排気ガスを旋回させる旋回流発生体
(61)と、 上記各仕切板(43,45,49)を挿通し、上流側端
部(63a)が上記旋回室(51)に開口すると共に、
下流側端部(63b)がプラグ(65)で閉塞され、後
部集塵室(55)に位置する周壁に複数の小孔(67)
が穿設されたマフラパイプ(63)と、 当該マフラパイプ(63)と所定間隔を開けてこれと中
心軸を同じくして第二仕切板(45)と第三仕切板(4
9)との間に取り付き、周壁に複数の小孔(69)が穿
設された内筒(71)と、 当該内筒(71)とマフラパイプ(63)との間に充填
された耐熱性吸音材(73)とからなり、 外筒(31)と内筒(71)との間に形成される空間
(75)は、第三仕切板(49)の周縁部の小孔(4
7)を介して排気ガス合流室(57)と連通しているこ
とを特徴とする排気ガス浄化装置。 - 【請求項2】 両端開口部が端板(33,35)で閉塞
され、両端板(33,35)にインレットパイプ(3
7)とアウトレットパイプ(39)が夫々挿着された外
筒(31)と、 当該外筒(31)内を、上流側から旋回室(51),前
部集塵室(53),後部集塵室(55),排気ガス合流
室(57)に順次区画形成する複数の小孔(41)が穿
設された第一仕切板(43)及び小孔を有しない第二仕
切板(45)並びに周縁部側に複数の小孔(47)が穿
設された第三仕切板(49)と、 旋回室(51)に形成され、インレットパイプ(37)
により導入された排気ガスを旋回させる旋回流発生体
(61)と、 上記各仕切板(43,45,49)を挿通し、上流側端
部(63a)が上記旋回室(51)に開口すると共に、
下流側端部(63b)がプラグ(65)で閉塞され、後
部集塵室(55)に位置する周壁に複数の小孔(67)
が穿設されたマフラパイプ(63)と、 当該マフラパイプ(63)と中心軸を同じくして第二仕
切板(45)と第三仕切板(49)との間に取り付き、
周壁に複数の小孔(79)が穿設されてマフラパイプ
(63)との間に拡張室(83)を形成する内筒(8
1)とからなり、 外筒(31)と内筒(81)との間に形成される空間
(75)は、第三仕切板(49)に設けた小孔(47)
を介して排気ガス合流室(57)と連通していることを
特徴とする排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7201892U JP2579574Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-10-15 | 排気ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-9317 | 1992-02-27 | ||
JP931792 | 1992-02-27 | ||
JP7201892U JP2579574Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-10-15 | 排気ガス浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592409U true JPH0592409U (ja) | 1993-12-17 |
JP2579574Y2 JP2579574Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=26344020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7201892U Expired - Lifetime JP2579574Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-10-15 | 排気ガス浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579574Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4027701B2 (ja) | 2002-03-28 | 2007-12-26 | カルソニックカンセイ株式会社 | ディーゼルパーティキュレートフィルタ装置 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP7201892U patent/JP2579574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579574Y2 (ja) | 1998-08-27 |
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