JP2579574Y2 - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JP2579574Y2
JP2579574Y2 JP7201892U JP7201892U JP2579574Y2 JP 2579574 Y2 JP2579574 Y2 JP 2579574Y2 JP 7201892 U JP7201892 U JP 7201892U JP 7201892 U JP7201892 U JP 7201892U JP 2579574 Y2 JP2579574 Y2 JP 2579574Y2
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正義 保田
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カルソニック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ディーゼル車両の排気
系に装着される排気ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多くのディーゼル車両の排気系に
は、実開昭57−137716号公報に開示されるよう
に排気ガス中に混入しているカーボンを捕集して、排気
ガスを浄化させる排気ガス浄化装置が装着されている。
【0003】図5はこの種の排気ガス浄化装置を示し、
図中、1は両端開口部が端板3,5で閉塞された外筒
で、外筒1内の前方側には、インレットパイプ7で導入
された排気ガスGを旋回する旋回室9が形成され、当該
旋回室9の前部には、ルーバ11を有する円筒状の旋回
流発生体13がその開口部を端板3に当接して配置され
ている。そして、当該旋回流発生体13内に、高温の排
気ガスGを導入するインレットパイプ7が端板3を挿通
して開口されている。
【0004】又、外筒1内の後方側には、排気ガスGに
混入しているカーボンを捕集する集塵室15が、小孔1
7を有する仕切板19によって形成されており、当該集
塵室15は更に、小孔21を有する仕切板23によって
前部集塵室15aと後部集塵室15bとに区画されてい
る。そして、後部集塵室15bには、カーボンを捕集す
るステンレスウールやグラスウールからなる耐熱性吸音
材25が充填されている。
【0005】そして、排気ガスGを外部へ導出するアウ
トレットパイプ27が、前部集塵室15aと後部集塵室
15bの中央を貫通して端板5に挿着されており、その
挿入側端部27aが上記旋回室9に開口した構造となっ
ている。又、図中、29は後部集塵室15bで捕集され
たカーボンを排出するドレンコックで、当該ドレンコッ
ク29を定期的に外してカーボンを排出するようになっ
ている。
【0006】而して、斯かる排気ガス浄化装置によれ
ば、インレットパイプ7から導入された排気ガスGは旋
回流発生体13のルーバ11で旋回されてカーボンが遠
心分離され、アウトレットパイプ27からはカーボンの
除去された排気ガスGのみが外部に排出されると共に、
分離されたカーボンは各仕切板19,23の小孔17,
21を通って後部集塵室15bの耐熱性吸音材25に捕
集されることとなる。
【0007】又、上記旋回室9及び前部集塵室15a
が、夫々、排気エネルギーを拡張減衰させる拡張室とし
て機能し、後部集塵室15bが排気エネルギーを共鳴減
衰させる共鳴室としても機能することとなる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来の排
気ガス浄化装置では、インレットパイプ7から導入され
た排気ガスGを、旋回流発生体13により旋回室9で旋
回させてカーボンを遠心分離させる構造となっている
が、旋回中心付近の排気ガスG中にはまだ多くのカーボ
ンが含まれているため、旋回室9で旋回する排気ガスG
中のカーボンの一部がアウトレットパイプ27を通って
外部に排出されてしまう虞があった。
【0009】又、上述したように、消音対策上、旋回室
9,前部集塵室15aは夫々拡張室として機能し、後部
集塵室15bは共鳴室として機能するが、旋回室9にア
ウトレットパイプ27の挿入側端部27aが開口した構
造であるため、アウトレットパイプ27から排気騒音が
外部に洩れ、十分な消音効果が得られない不具合も指摘
されていた。
【0010】本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、排気ガス中に含まれるカーボンの除去性能の向上と
排気騒音に対する消音効果の向上を図った排気ガス浄化
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る排気ガス浄化装置は、両端開口部が
端板で閉塞され、両端板にインレットパイプとアウトレ
ットパイプが夫々挿着された外筒と、当該外筒内を、上
流側から旋回室,前部集塵室,後部集塵室,排気ガス合
流室に順次区画形成する複数の小孔が穿設された第一仕
切板及び小孔を有しない第二仕切板並びに周縁部に複数
の小孔が穿設された第三仕切板と、旋回室に形成され、
インレットパイプにより導入された排気ガスを旋回させ
る旋回流発生体と、上記各仕切板を挿通し、上流側端部
が上記旋回室に開口すると共に、下流側端部がプラグで
閉塞され、後部集塵室に位置する周壁に複数の小孔が穿
設されたマフラパイプと、当該マフラパイプと所定間隔
を開けてこれと中心軸を同じくして第二仕切板と第三仕
切板との間に取り付き、周壁に複数の小孔が穿設された
内筒と、当該内筒とマフラパイプとの間に充填された耐
熱性吸音材とからなり、外筒と内筒との間に形成される
空間は、第三仕切板の周縁部の小孔を介して排気ガス合
流室と連通していることを特徴とする。
【0012】又、請求項2に係る排気ガス浄化装置は、
両端開口部が端板で閉塞され、両端板にインレットパイ
プとアウトレットパイプが夫々挿着された外筒と、当該
外筒内を、上流側から旋回室,前部集塵室,後部集塵
室,排気ガス合流室に順次区画形成する複数の小孔が穿
設された第一仕切板及び小孔を有しない第二仕切板並び
に周縁部側に複数の小孔が穿設された第三仕切板と、旋
回室に形成され、インレットパイプにより導入された排
気ガスを旋回させる旋回流発生体と、上記各仕切板を挿
通し、上流側端部が上記旋回室に開口すると共に、下流
側端部がプラグで閉塞され、後部集塵室に位置する周壁
に複数の小孔が穿設されたマフラパイプと、当該マフラ
パイプと中心軸を同じくして第二仕切板と第三仕切板と
の間に取り付き、周壁に複数の小孔が穿設されてマフラ
パイプとの間に拡張室を形成する内筒とからなり、外筒
と内筒との間に形成される空間は、第三仕切板に設けた
小孔を介して排気ガス合流室と連通していることを特徴
とする。
【0013】
【作用】請求項1に係る考案によれば、インレットパイ
プから導入された排気ガスは、旋回室に配置された旋回
流発生体で旋回されて、排気ガス中に混入しているカー
ボンが遠心分離される。そして、カーボンは排気ガスと
共に旋回室と前部集塵室との間を仕切る第一仕切板の小
孔から前部集塵室に流入して、当該前部集塵室に捕集さ
れる。
【0014】一方、旋回室でカーボンが分離された排気
ガスは、マフラパイプ内に流入した後、その周壁に設け
た小孔を通って後部集塵室に噴出するが、旋回中心付近
の排気ガス中にはまだ多くのカーボンが含まれているた
め、排気ガス中のカーボンは内筒とマフラパイプとの間
に充填された耐熱性吸音材で完全に捕集されることとな
る。そして、カーボンが完全に除去された排気ガスは、
内筒の小孔から空間,第三仕切板の小孔を通って排気ガ
ス合流室で合流した後、アウトレットパイプを介して外
部に放出されることとなる。
【0015】又、本考案によれば、マフラパイプの下流
側端部をプラグで閉塞し、内筒とマフラパイプとの間に
耐熱性吸音材を充填したので、排気ガスは流路中の抵抗
によって低周波数領域の排気騒音が低減されると共に、
耐熱性吸音材による吸音作用によって高周波数領域の排
気騒音が低減されることとなる。
【0016】一方、請求項2に係る考案によれば、旋回
室でカーボンが分離された排気ガスは、マフラパイプ内
に流入した後、その周壁に設けた小孔を通って拡張室、
更には、小孔を通って空間を通過するが、斯様に複数の
部屋(拡張室及び空間)を通過することによって、排気
ガス中に残っているカーボンは拡張室と空間で夫々捕集
されることとなる。
【0017】そして、カーボンが除去された排気ガス
は、第三仕切板の小孔を通って排気ガス合流室で合流し
た後、アウトレットパイプを介して外部に放出されるこ
ととなる。
【0018】又、本考案によれば、マフラパイプの下流
側端部をプラグで閉塞し、排気ガスを小孔を介して拡張
室に導き、更には内筒に設けた開口率の少ない小孔で再
び排気ガスを縮流させて空間に導くようにして排気ガス
流路に抵抗を設けたので、排気ガスは流路中の抵抗によ
って低周波数領域の排気騒音が低減されると共に、拡張
室に於ける排気エネルギーの拡張減衰作用によって高周
波数領域の排気騒音が低減されることとなる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は本考案に係る排気ガス浄化装置の第一
実施例を示し、図に於て、31は両端開口部を端板3
3,35で閉塞した外筒で、各端板33,35には夫々
インレットパイプ37とアウトレットパイプ39が挿着
されている。
【0020】そして、外筒31内は、複数の小孔41が
穿設された第一仕切板43と、小孔を有しない第二仕切
板45と、周縁部側に複数の小孔47が穿設された第三
仕切板49とによって、上流側から旋回室51,前部集
塵室53,後部集塵室55,排気ガス合流室57が順次
区画形成されており、旋回室51の前部には、図5に示
す従来例と同様、ルーバ59を有する円筒状の旋回流発
生体61がその開口部を端板33に当接して配置されて
いる。そして、当該旋回流発生体61の内部にインレッ
トパイプ37が開口した構造となっており、インレット
パイプ37で導入された排気ガスGは、旋回流発生体6
1のルーバ59により旋回室51で旋回されてカーボン
が遠心分離され、分離されたカーボンは第一仕切板43
の小孔41を通って前部集塵室53内に捕集されるよう
になっている。
【0021】又、上記各仕切板43,45,49には、
マフラパイプ63がインレットパイプ37と同軸上に挿
通されている。当該マフラパイプ63は、その上流側端
部63aが上記旋回室51に開口し、下流側端部63b
がプラグ65で閉塞された構造となっており、後部集塵
室55に位置するその周壁には複数の小孔67が穿設さ
れている。
【0022】従って、旋回流発生体61で旋回されてカ
ーボンが遠心分離された排気ガスGが、当該マフラパイ
プ63内に流入してその周壁に設けた小孔67を通って
後部集塵室55に噴出するようになっている。
【0023】そして、当該後部集塵室55には、周壁に
複数の小孔69が穿設された内筒71が、上記マフラパ
イプ63と所定間隔を開けて第二仕切板45と第三仕切
板47の間にマフラパイプ63と同軸上に取り付けられ
ている。尚、本実施例に於ける内筒71の小孔69は、
マフラパイプ63の小孔67から流入した排気ガスGが
外筒31と内筒71との間に形成された空間75へ速や
かに流出するように開口率が大きく設定されている。
【0024】又、内筒71とマフラパイプ63との間に
は、グラスウールやステンレスウール等からなる耐熱性
吸音材73が充填されており、マフラパイプ63の周壁
に設けた小孔67から噴出する排気ガスG中の残りのカ
ーボンを当該耐熱性吸音材73で捕集するようになって
いる。
【0025】そして、後部集塵室55の外筒31と内筒
71との間に形成された空間75は、第三仕切板49の
周縁部側に穿設された複数の小孔47を介して排気ガス
合流室57と連通した構造となっており、耐熱性吸音材
73でカーボンが捕集された排気ガスGが、上記空間7
5から小孔47を通って排気ガス合流室57で合流した
後、アウトレットパイプ39を介して外部に放出される
ようになっている。
【0026】その他、図中、77は前部集塵室53に捕
集されたカーボンを排出するドレンコックである。本実
施例はこのように構成されているから、インレットパイ
プ37から導入された排気ガスGは、旋回室51の前方
側に配置された旋回流発生体61で旋回されて、排気ガ
スG中に混入している多くのカーボンが遠心分離され
る。
【0027】そして、分離されたカーボンは、旋回室5
1と前部集塵室53との間を仕切る第一仕切板43の小
孔41から前部集塵室53に流入して、当該前部集塵室
53に捕集されることとなる。
【0028】一方、旋回室51で多くのカーボンが分離
された排気ガスGは、マフラパイプ63内に流入した
後、その周壁に設けた小孔67を通って後部集塵室55
に噴出するが、旋回中心付近の排気ガスG中にはまだカ
ーボンが含まれているため、これらのカーボンは、内筒
71とマフラパイプ63との間に充填された耐熱性吸音
材73で完全に捕集されることとなる。
【0029】そして、カーボンが完全に除去された排気
ガスGは、内筒71の小孔69から空間75,第三仕切
板49の小孔47を通って排気ガス合流室57で合流し
た後、アウトレットパイプ39を介して外部に放出され
ることとなる。
【0030】従って、本実施例によれば、図5に示す従
来の排気ガス浄化装置に比し、排気ガスG中のカーボン
をより確実に除去することが可能である。又、本実施例
は、マフラパイプ63の下流側端部63bをプラグ65
で閉塞し、排気ガスGを耐熱性吸音材73が充填された
後部集塵室55に導く構造によって排気ガス流路に抵抗
を設けたので、斯かる構造によって低周波数領域の排気
騒音が低減されると共に、耐熱性吸音材73による吸音
作用によって高周波数領域の排気騒音が低減されること
となる。
【0031】図2に示すグラフは、低周波数領域から高
周波数領域に於ける本実施例の排気ガス浄化装置と、図
5に示す従来の排気ガス浄化装置との消音効果の差を実
験に基づいて明らかにしたもので、斜線部分は本実施例
による騒音レベルを示している。
【0032】而して、図2から明らかなように、本実施
例によれば、従来に比し全周波数領域に於て消音効果を
向上させることができる利点を有する。図3は本考案に
係る排気ガス浄化装置の第二実施例を示し、本実施例
は、上記内筒71に代えて、その小孔69よりも1つ宛
の孔径自体は大きいものの、周壁全体の開口率が小さく
なるように個数を減らして小孔79を周壁に穿設した内
筒81を、マフラパイプ63と中心軸を同じくして第二
仕切板45と第三仕切板49との間に取り付け、そし
て、上記耐熱性吸音材73を省略してマフラパイプ63
と内筒81の間を積極的に拡張室83としたものであ
る。
【0033】尚、その他の構成は上記第一実施例と同様
であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの
説明は省略する。本実施例はこのように構成されている
から、上記第一実施例と同様、インレットパイプ37か
ら導入された排気ガスGは旋回流発生体61で旋回され
て、排気ガスG中に混入している多くのカーボンが遠心
分離される。
【0034】そして、分離されたカーボンは、旋回室5
1と前部集塵室53との間を仕切る第一仕切板43の小
孔41から前部集塵室53に流入して、当該前部集塵室
53に捕集されることとなる。
【0035】一方、旋回室51で多くのカーボンが分離
された排気ガスGは、マフラパイプ63内に流入した
後、その周壁に設けた小孔67を通って拡張室83、更
には、小孔79を通って空間75を通過するが、斯様に
複数の部屋(拡張室83及び空間75)を段階的に通過
することによって、排気ガスG中に残っているカーボン
は拡張室83と空間75で夫々捕集されることとなる。
【0036】そして、カーボンが除去された排気ガスG
は、第三仕切板49の小孔47を通って排気ガス合流室
57で合流した後、アウトレットパイプ39を介して外
部に放出されることとなる。
【0037】従って、この第二実施例によっても、図5
に示す従来の排気ガス浄化装置に比し、排気ガスG中の
カーボンをより確実に除去することが可能である。又、
本実施例は、マフラパイプ63の下流側端部63bをプ
ラグ65で閉塞し、排気ガスGを小孔67で縮流させて
拡張室83に導き、更には小孔79で再び排気ガスGを
縮流させて空間75に導く構造によって排気ガス流路に
抵抗を設けたので、斯かる構造によって低周波数領域の
排気騒音が低減されると共に、拡張室83に於ける排気
エネルギーの拡張減衰作用によって高周波数領域の排気
騒音が低減されることとなる。
【0038】図4に示すグラフは、第二実施例の排気ガ
ス浄化装置と図5に示す排気ガス浄化装置との消音効果
の差を実験に基づいて明らかにしたもので、斜線部分は
本実施例による騒音レベルを示している。
【0039】而して、図4から明らかなように、本実施
例によっても、従来に比し全周波数領域に於て消音効果
を向上させることができる利点を有する。
【0040】
【考案の効果】以上述べたように、各請求項に記載の考
案によれば、従来の排気ガス浄化装置に比し、排気ガス
中のカーボンをより確実に除去することが可能となると
共に、全周波数領域に亘って消音効果を向上できる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係る排気ガス浄化装置の
断面図である。
【図2】第一実施例に係る排気ガス浄化装置と従来の排
気ガス浄化装置との消音効果の差異を示すグラフであ
る。
【図3】本考案の第二実施例に係る排気ガス浄化装置の
断面図である。
【図4】第二実施例に係る排気ガス浄化装置と従来の排
気ガス浄化装置との消音効果の差異を示すグラフであ
る。
【図5】従来の排気ガス浄化装置の断面図である。
【符号の説明】
31 外筒 33,35 端板 37 インレットパイプ 39 アウトレットパイプ 41,47,67,69,79 小孔 43 第一仕切板 45 第二仕切板 49 第三仕切板 51 旋回室 53 前部集塵室 55 後部集塵室 57 排気ガス合流室 61 旋回流発生体 63 マフラパイプ 71,81 内筒 73 耐熱性吸音材 75 空間 83 拡張室

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端開口部が端板(33,35)で閉塞
    され、両端板(33,35)にインレットパイプ(3
    7)とアウトレットパイプ(39)が夫々挿着された外
    筒(31)と、 当該外筒(31)内を、上流側から旋回室(51),前
    部集塵室(53),後部集塵室(55),排気ガス合流
    室(57)に順次区画形成する複数の小孔(41)が穿
    設された第一仕切板(43)及び小孔を有しない第二仕
    切板(45)並びに周縁部に複数の小孔(47)が穿設
    された第三仕切板(49)と、 旋回室(51)に形成され、インレットパイプ(37)
    により導入された排気ガスを旋回させる旋回流発生体
    (61)と、 上記各仕切板(43,45,49)を挿通し、上流側端
    部(63a)が上記旋回室(51)に開口すると共に、
    下流側端部(63b)がプラグ(65)で閉塞され、後
    部集塵室(55)に位置する周壁に複数の小孔(67)
    が穿設されたマフラパイプ(63)と、 当該マフラパイプ(63)と所定間隔を開けてこれと中
    心軸を同じくして第二仕切板(45)と第三仕切板(4
    9)との間に取り付き、周壁に複数の小孔(69)が穿
    設された内筒(71)と、 当該内筒(71)とマフラパイプ(63)との間に充填
    された耐熱性吸音材(73)とからなり、 外筒(31)と内筒(71)との間に形成される空間
    (75)は、第三仕切板(49)の周縁部の小孔(4
    7)を介して排気ガス合流室(57)と連通しているこ
    とを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】 両端開口部が端板(33,35)で閉塞
    され、両端板(33,35)にインレットパイプ(3
    7)とアウトレットパイプ(39)が夫々挿着された外
    筒(31)と、 当該外筒(31)内を、上流側から旋回室(51),前
    部集塵室(53),後部集塵室(55),排気ガス合流
    室(57)に順次区画形成する複数の小孔(41)が穿
    設された第一仕切板(43)及び小孔を有しない第二仕
    切板(45)並びに周縁部側に複数の小孔(47)が穿
    設された第三仕切板(49)と、 旋回室(51)に形成され、インレットパイプ(37)
    により導入された排気ガスを旋回させる旋回流発生体
    (61)と、 上記各仕切板(43,45,49)を挿通し、上流側端
    部(63a)が上記旋回室(51)に開口すると共に、
    下流側端部(63b)がプラグ(65)で閉塞され、後
    部集塵室(55)に位置する周壁に複数の小孔(67)
    が穿設されたマフラパイプ(63)と、 当該マフラパイプ(63)と中心軸を同じくして第二仕
    切板(45)と第三仕切板(49)との間に取り付き、
    周壁に複数の小孔(79)が穿設されてマフラパイプ
    (63)との間に拡張室(83)を形成する内筒(8
    1)とからなり、 外筒(31)と内筒(81)との間に形成される空間
    (75)は、第三仕切板(49)に設けた小孔(47)
    を介して排気ガス合流室(57)と連通していることを
    特徴とする排気ガス浄化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887294B2 (en) 2002-03-28 2005-05-03 Calsonic Kansei Corporation Diesel particulate filter apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887294B2 (en) 2002-03-28 2005-05-03 Calsonic Kansei Corporation Diesel particulate filter apparatus

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Publication number Publication date
JPH0592409U (ja) 1993-12-17

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