JPH0592210A - 押出形材の製造方法 - Google Patents

押出形材の製造方法

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JPH0592210A
JPH0592210A JP25142591A JP25142591A JPH0592210A JP H0592210 A JPH0592210 A JP H0592210A JP 25142591 A JP25142591 A JP 25142591A JP 25142591 A JP25142591 A JP 25142591A JP H0592210 A JPH0592210 A JP H0592210A
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JP
Japan
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extruded
zinc
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sprayed
die material
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Pending
Application number
JP25142591A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Arakawa
勝行 荒川
Minoru Nomura
実 野村
Hisashi Maehara
久 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 押出形材の製造方法 【目的】 形材に溶射した亜鉛を形材から剥がれ難くす
る。 【構成】 押出機11のダイス孔22から押出された形材W
表面に亜鉛を溶射し、これを水冷却することを、同形材
Wが押出されたときから遅くとも5秒以内に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、熱交換器の
偏平状熱交換管として用いられるアルミニウム製押出形
材、とくに耐食性の向上が図られた押出形材の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の製造方法としては、押出機のダ
イス孔から押出された形材表面に亜鉛を溶射し、これを
空気中に放冷却するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法により得られ
た形材では、溶射された亜鉛同しの密着性が悪く、押出
ライン上に配置されたガイドローラ等を通過する際に、
溶射された亜鉛が剥がれることがあった。そうすると、
製品としての形材そのものに傷が付くし、剥がれた亜鉛
がガイドローラ等に付着する等の悪影響が発生する。
【0004】この発明の目的は、上記事情に鑑みて、溶
射された亜鉛の剥がれ難い押出形材を製造する方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による押出形材
の製造方法は、押出機のダイス孔から押出された形材表
面に亜鉛を溶射し、これを水冷却することを、同形材が
押出されたときから遅くとも5秒以内に行うことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】この発明による押出形材の製造方法では、押出
機のダイス孔から押出された形材表面に亜鉛を溶射し、
これを水冷却することを、同形材が押出されたときから
遅くとも5秒以内に行うから、押出直後の酸化皮膜未形
成の活性な形材表面に亜鉛が溶射されるため、これに亜
鉛が強固に密着するし、その直後に、亜鉛を溶射した形
材が急冷されるため、溶射された亜鉛同しも強固に密着
する。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
【0008】この発明の実施に用いられる形材の製造装
置は、図1に示すように、後から前にかけて順次配置さ
れた押出機11、亜鉛溶射機12、冷却水槽13および乾燥エ
アーブロワ14を備えている。
【0009】押出機11は、押出ダイス21を有している。
押出ダイス21には2つのダイス孔22が横に並んで設けら
れている。溶射機12は、押出された形材Wの移動経路周
囲複数位置に配置された溶射ガン31を有している。
【0010】押出される形材Wは、JISA1100系
のアルミニウム合金で、図2に示すように、幅Bが16
mm、高さHが3mmの隔壁付偏平管である。また、形材の
単位長さ重量は、64g/mである。
【0011】上記押出機11の押出ダイス21より、所要形
状の1つのビレットから2つの形材Wを同時に押出し、
押出されて一定の速度で移動する形材Wに溶射機12で亜
鉛を連続的に溶射し、その直後に水槽13中に浸漬して冷
却した。その結果、形材Wの表面には、10g/cm2
亜鉛被覆層が形成された。そして、形成された形材W
は、搬送中、従来では発生した剥がれがみられなかっ
た。
【0012】上記において、押出速度を70m/min と
すると、形材Wが、押出ダイスから押出されてから亜鉛
溶射機12を通過し終わるまでの時間が2.2秒である。
したがって、押出ダイス21前端から亜鉛溶射機12後端の
での距離はL1 2.6mである。冷却水槽13の長さL2
を1.5mとすると、冷却水槽13を形材が通過する時間
が1.3秒である。したがって、押出された形材が冷却
されるまでのトータルの時間は、3.5秒である。この
時間は、短いにこしたことはないが、遅くとも5秒以内
であることが好ましい。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、押出直後の酸化皮膜
未形成の活性な形材表面に亜鉛が溶射されるため、これ
に亜鉛が強固に密着するし、その直後に、亜鉛を溶射し
た形材が急冷されるため、溶射された亜鉛同しも強固に
密着するから、溶射された亜鉛が形材から剥がれ難くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による方法に用いられる製造装置の平
面図である。
【図2】押出される形材の断面図である。
【符号の説明】
11 押出機 12 溶射機 13 冷却水槽 22 ダイス孔 W 形材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機11のダイス孔22から押出された形
    材W表面に亜鉛を溶射し、これを水冷却することを、同
    形材Wが押出されたときから遅くとも5秒以内に行うこ
    とを特徴とする、押出形材の製造方法。
JP25142591A 1991-09-30 1991-09-30 押出形材の製造方法 Pending JPH0592210A (ja)

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