JPH059207Y2 - - Google Patents

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JPH059207Y2
JPH059207Y2 JP11101187U JP11101187U JPH059207Y2 JP H059207 Y2 JPH059207 Y2 JP H059207Y2 JP 11101187 U JP11101187 U JP 11101187U JP 11101187 U JP11101187 U JP 11101187U JP H059207 Y2 JPH059207 Y2 JP H059207Y2
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JP
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solar radiation
remote control
amount
control transmitter
light
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JP11101187U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両用空調装置の作動を制御する
車両用空調制御装置であつて、特にリモートコン
トロールを用いたものに関する。
(従来の技術) 近年、車両用空調装置の制御装置として特に後
席乗員による操作を考慮し、リモートコントロー
ル機能を有するものが開発されつつあり、例えば
特開昭60−255543号公報に示されるように無線信
号を介して制御信号を送るようにしたものが公知
となつている。
制御信号を送る媒体としては上記無線信号の他
に発光素子による光を用いたものが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のように光を用いたリモー
トコントロール装置にあつては、発光素子が発す
る光と同一波長成分を含む日射が外乱要因となる
ために、一般に第4図に示されるように日射量が
多くなるほど送信出力も大きく設定しなければな
らなかつた。一方、発光素子が組み込まれる送信
機電源として多く用いられるバツテリーの寿命は
送信出力に反比例するものであり(第5図参照)、
送信出力を大きく設定することによるバツテリー
の短寿命化が問題となつていた。
そこで、この考案は上記従来例の問題点を解決
し、バツテリーが長持ちする車両用空調制御装置
を提供することを課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、操
作スイツチの操作に応じて光を送信するリモート
コントロール用送信機と、このリモートコントロ
ール用送信機からの送信光を受光する受光部とを
有し、この受光部の受信光に応じて空調機器の制
御を行なう車両用空調制御装置において、前記リ
モートコントロール用送信機は日射を検出する日
射センサと、この日射センサの検出日射量に応じ
て送信光の出力量を変える出力調節手段とを具備
することにある。
(作用) したがつて、日射センサによつてリモートコン
トロール用送信機周囲の日射量が検出され、その
検出日射量に応じて出力調節手段によつて送信光
の出力量が調節されるので、外乱を防止し得る送
信出力を確保しつつ、且つ無駄な電力消費が少な
くなるので、そのため、上記課題を達成できるも
のである。
(実施例) 以下、この考案に係る実施例を図面により説明
する。
第1図において、車両用空調制御装置の本体部
分を構成するリモートコントロール用送信機1及
び表示器2が示されており、この車両用空調制御
装置は前席側の空調装置の他、後席側にも空調装
置を有する車両にあつて、前席側の空調状態を基
準として後席側の空調を適宜補正する場合に用い
られるものである。
リモートコントロール用送信機1は主に後席乗
員によつて使用されるもので、片手操作が可能な
大きさ形状に作られている。このリモートコント
ロール用送信機1の表面には送風機回転制御用装
置スイツチ3及び後席温度補正用操作スイツチ4
が設けられている。これらの操作スイツチ3,4
はアツプ・ダウンスイツチ式のもので、押した回
数に対応して送風機回転数の切り換え及び後席温
度補正量が調整できるようになつている。
送風機回転制御用操作スイツチ3及び後席温度
補正用操作スイツチ4が操作されると、リモート
コントロール用送信機1の側面に取り付けられた
発光素子5からは操作スイツチ3,4の操作量に
応じた赤外線が発射されるようになつている。
また、このリモートコントロール用送信機1の
表面には、リモートコントロール用送信機1の周
囲の日射量を検出する日射センサ6が取り付けら
れている。日射センサ6は、例えば日射量によつ
て抵抗値の変化する抵抗素子等が用いられ、検出
された日射量は後述するように発光素子5からの
送信光の出力量調節に供せられる。
一方、表示器2は例えば運転席及び後席の双方
から見えるような車室内の適宜な位置に取り付け
られ、前述したリモートコントロール用送信機1
から送信された赤外線を受光する受光部7を有す
ると共に、後述するように各種表示機能を有する
ものである。
この表示器1の中央には例えば液晶素子を用い
た前席設定温度表示部8が、またその下方には後
席の温度補正量を表示する温度補正量表示部9が
それぞれ設けられている。
また、同表示器2の左上方には後席側の送風機
(図示せず)の回転速度を表示する回転速度表示
部10が設けられ、前述したリモートコントロー
ル用送信機1の操作に応じて適宜表示が行なわれ
るようになつている。
尚、前述した受光部7で受光された光は表示器
2の内部又は外部に設けられた信号変換回路等
(図示せず)を介して後席側の送風機等の作動制
御に供せられる。
第2図には前述したリモートコントロール用送
信機1の回路構成例が示されている。
同図において、操作信号変換回路11は、前述
した送風機回転制御用操作スイツチ3及び後席温
度補正用操作スイツチ4の出力信号を入力し、こ
の入力された信号を後述するレギユレータ回路1
3の入力信号として必要な信号形式及びレベルに
変換して出力するものである。
日射信号変換回路12は前述した日射センサ6
の出力信号を入力して、前述の操作信号変換回路
11と同様にレギユレータ回路13の入力信号用
に信号形式及びレベルを変換するものである。
レギユレータ回路13は入力信号に応じてトラ
ンジスタ14,15のベース電流制御を行ない発
光素子5の点滅及び発光量を制御するもので、例
えば電源回路の制御に用いられる公知のICレギ
ユレータ又はオペアンプ等により構成されるもの
である。即ち、レギユレータ回路13は操作スイ
ツチ3,4の操作に応じて操作信号変換回路11
より信号が入力されると、入力信号のレベルに応
じて所定期間トランジスタ14にベース電流を流
し、トランジスタ14を導通状態として発光素子
5を発光状態とする。また、レギユレータ回路1
3は、日射信号変換回路12より入力される信号
が所定日射量α以下に相当する場合は、第3図に
示すように発光素子5の送信出力がP1となるよ
うにトランジスタ15に所定のベース電流を流
し、日射信号変換回路12より入力される信号が
所定量α以上に相当する場合は、トランジスタ1
5のベース電流を前述した所定のベース電流より
所定量小さくして発光素子5へ流れる作動電流を
増加させることでの送信出力をP2とする(第3
図参照)。
尚、第3図において二点鎖線は日射量に対して
最小限必要とされる送信出力の関係を示すもの
で、第4図の特性線図と同一のものである。
上記構成において、リモートコントロール用送
信機1の送風機回転制御用操作スイツチ3又は後
席温度補正用操作スイツチ4が押されると、それ
ぞれに応じて発光素子5から赤外線が発射され、
これを表示器2の受光部7に当てることにより、
前述の操作スイツチ3,4の操作に対応した所定
の表示が前席の設定温度表示部8、温度補正量表
示部9及び回転速度表示部10においてそれぞれ
行なわれる。同時に図示されない送風機の回転数
等が操作スイツチ3,4の操作に対応して設定さ
れる。
また、この場合、リモートコントロール用送信
機1の出力は日射センサ6により検出された周囲
の日射量に応じてP1又はP2の大きさに調節され
る。
尚、この実施例においては送信出力を二段階に
変えるようにしたが、これに限定されるものでは
ないことは勿論であり、多数段階に切り換えるよ
うにしても良い。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、リモー
トコントロール用送信機の送信出力を日射量に応
じて変えるようにしたので、必要以上の電力消費
が防止され、バツテリー寿命が長くなるという効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る車両用空調制御装置の
本体部分を示す斜視図、第2図は同上の車両用空
調制御装置に用いられるリモートコントロール用
送信機の一回路構成例を示す構成図、第3図は同
上のリモートコントロール用送信機の日射量と送
信出力との関係を示す特性線図、第4図は日射量
と必要送信出力との関係を示す特性線図、第5図
は送信出力とバツテリー寿命との関係を示す特性
線図である。 1……リモートコントロール用送信機、2……
表示器、3……送風機回転制御用操作スイツチ、
4……後席温度補正用操作スイツチ、11……操
作信号変換回路、12……日射信号変換回路、1
3……レギユレータ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作スイツチの操作に応じて光を送信するリモ
    ートコントロール用送信機と、このリモートコン
    トロール用送信機からの送信光を受光する受光部
    とを有し、この受光部の受信光に応じて空調機器
    の制御を行なう車両用空調制御装置において、前
    記リモートコントロール用送信機は日射を検出す
    る日射センサと、この日射センサの検出日射量に
    応じて送信光の出力量を変える出力調節手段とを
    具備することを特徴とする車両用空調制御装置。
JP11101187U 1987-07-20 1987-07-20 Expired - Lifetime JPH059207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11101187U JPH059207Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

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JP11101187U JPH059207Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414506U JPS6414506U (ja) 1989-01-25
JPH059207Y2 true JPH059207Y2 (ja) 1993-03-08

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