JPH0591410A - 撮像システム - Google Patents

撮像システム

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JPH0591410A
JPH0591410A JP3247821A JP24782191A JPH0591410A JP H0591410 A JPH0591410 A JP H0591410A JP 3247821 A JP3247821 A JP 3247821A JP 24782191 A JP24782191 A JP 24782191A JP H0591410 A JPH0591410 A JP H0591410A
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Kazuo Ishimoto
一男 石本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の映像信号を合成して複数の映像を再生
画面上に重ねて表示する撮像システムで、撮像ユニット
とセンタユニットとを接続する通信ラインでの信号の減
衰を防止する。 【構成】 センタユニット20は、映像信号X(t)から
同期信号成分を取り出して同期信号CSを合成する。こ
の同期信号CSは、ドライバ25から抵抗R2を介して
通信ライン40に重畳される。撮像ユニット30は、通
信ライン40から同期信号CSを取り込み、この同期信
号CSに基づいてCCDイメージセンサ35を駆動する
ことにより映像信号X(t)に同期した映像信号Y(t)を発
生する。この映像信号Y(t)は、ドライバ38から抵抗
R4を介して通信ライン40に重畳される。抵抗R2、
R4の抵抗値とドライバ25、38の出力インピーダン
スを一致させることで、センタユニット20側と撮像ユ
ニット30側とのインピーダンスを整合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の映像信号を重ね
合わせて一画面上に複数の映像を表示する撮像システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、メイン画面となる第1の映像信
号にサブ画面となる第2の映像信号を重ね合わせるセン
タユニットの構成を示すブロック図である。第1の映像
信号X(t)は、所定のテレビジョン方式に従う同期信号
CS1に基づいて動作するテレビカメラから得られるも
ので、そのテレビカメラの内部で作成される同期信号C
S1に映像成分が重畳されている。また、第2の映像信
号Y (t)も同様にして、所定の同期信号CS2に基づい
て動作するテレビカメラから得られる。このようにそれ
ぞれ独自のタイミングで動作する2台のテレビカメラか
ら出力される映像信号X(t)、Y(t)は、垂直走査及び水
平走査のタイミングが一致していないため、センタユニ
ット10においては、映像信号Y(t)の各タイミングを
映像信号X(t)に一致させた後に映像信号X(t)に映像信
号Y(t)を合成するように構成される。なお映像信号Y
(t)は、画素数を省略した撮像素子を用いることや、映
像成分を一定間隔で間引くこと等により映像成分が圧縮
されており、垂直走査期間及び水平走査期間内の特定の
期間に限って映像成分が重畳されている。
【0003】センタユニット10に入力される映像信号
(t)は、1画面毎にメモリ制御回路11から一旦フィ
ールドメモリ12に記憶された後に、このフィールドメ
モリ12から所定のタイミングで読み出される。この読
み出しのタイミングは、同期分離回路13により映像信
号X(t)から取り出される同期信号に基づいて設定され
る。従って、映像信号Y(t)の垂直走査及び水平走査の
タイミングが映像信号X(t)と一致することになる。映
像信号X(t)と垂直走査及び水平走査のタイミングが一
致した映像信号Y(t)は、映像信号X(t)と共に信号合成
回路14に入力される。この信号合成回路14は、切換
制御回路15から供給される切換パルスSPに従って映
像信号X(t)あるいは映像信号Y(t)を選択して出力する
ことで映像信号X(t)と映像信号Y(t)とが合成された第
3の映像信号Z(t)を出力する。即ち、映像信号Y(t)
映像成分が存在する期間に映像信号X(t)を映像信号Y
(t)と置き換えることにより、映像信号Y(t)の映像を映
像信号X(t)の映像の一部分に表示する第3の映像信号
(t)を得るように構成される。
【0004】例えば図5に示すように、垂直方向及び水
平方向に1/nの大きさのサブ画面をメイン画面に重畳
する場合には、垂直走査期間及び水平走査期間のそれぞ
れ1/nの期間に映像信号Y(t)を映像信号X(t)と置き
換える。映像信号X(t)と映像信号Y(t)との置き換えの
タイミングを決定する切換パルスSPは、図6に示すよ
うに、垂直走査期間(1V)の1/nの期間(V/n)
にLレベルとなり、この期間に信号合成回路14に映像
信号Y(t)側を選択させると共に、水平走査期間(1
H)の1/nの期間(H/n)にLレベルとなって信号
合成回路14に映像信号Y(t)側を選択させる。このよ
うな切換パルスSPは、垂直同期信号VS及び水平同期
信号HSを作成するカウンタの出力から垂直走査周期及
び水平走査周期の各成分が作成され、この両成分が論理
合成されて信号合成回路14に供給される。従って、垂
直走査期間内の切換パルスSPがLレベルとなっている
期間で、且つ、水平走査期間内の切換パルスSPがLレ
ベルとなっている期間に映像信号X(t)が映像信号Y(t)
に置き換えられるため、メイン画面の一部にサブ画面が
表示され、一つのモニタ画面上に2つの画面を同時に表
示することが可能となる。
【0005】ところが、上述のセンタユニット10にお
いては、映像信号X(t)を一旦フィールドメモリ12に
記憶させる必要があることから、大規模なフィールドメ
モリ12に加えて、映像信号Y(t)をデジタル値に変換
するためのA/D変換器及びデジタル値を再び映像信号
(t)に変換するD/A変換器が必要となる。このた
め、センタユニット10の回路構成が大きくなり、シス
テム全体のコストアップの要因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、映像信号Y
(t)を得るテレビカメラを映像信号X(t)から分離される
同期信号に従って動作させて映像信号Y(t)を予め映像
信号X(t)と同期させることにより、映像信号X(t)と映
像信号Y(t)とをそのまま合成する方法を本出願人は特
願平2−167634号や特願平2−231680号等
に提案している。これらの方法においては、メイン画面
を構成する映像信号X(t)から同期信号成分を取り出し
て同期信号CSを作成し、この同期信号CSをサブ画面
を得るテレビカメラに供給することで、そのテレビカメ
ラの動作を映像信号X(t)に同期させ、サブ画面を構成
する映像信号Y(t)を予め映像信号X(t)に同期させるよ
うに構成される。
【0007】しかしながら、サブ画面を得るテレビカメ
ラに映像信号X(t)の同期信号CSを供給する場合に
は、サブ画面用のテレビカメラからセンタユニットに映
像信号Y(t)を伝送する通信ラインの他に、センタユニ
ット側からサブ画面用のテレビカメラに同期信号CSを
伝送する通信ラインが必要となり、テレビカメラとセン
タユニットとの間の通信ラインが増加するため、システ
ムの各部の回路構成を簡略化しているにも拘わらず、十
分なコストの低下を図ることができない。特に、センタ
ユニットに複数のテレビカメラが接続される監視システ
ム等では、通信ラインの増加が大幅なコストアップを招
くため、回路構成の簡略化と共に、通信ラインの簡略化
も望まれる。また、映像信号Y(t)と同期信号CSとを
同一の通信ラインに重畳して伝送する方法についても、
映像信号Y(t)を重畳する側(サブ画面用のテレビカメ
ラ)と同期信号CSを重畳する側(センタユニット)と
のインピーダンスの整合が取れておらず、通信ラインで
の減衰が生じるため、長い通信ラインによりテレビカメ
ラとセンタユニットとを接続するような撮像システムに
は適していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたもので、その特徴とするところ
は、所定のテレビジョン方式に従う第1の映像信号を出
力する第1の撮像ユニットと、上記第1の映像信号から
垂直同期成分及び水平同期成分を分離し、上記テレビジ
ョン方式に従う同期信号を得て通信ラインに送り出すと
共に、上記通信ラインに重畳される第2の映像信号の映
像成分を取り込み、この映像成分を上記同期信号に基づ
くタイミングで上記第1の映像信号の一部と置き換えて
上記第1の映像信号による映像の一部に上記第2の映像
信号による映像を表示する第3の映像信号を出力するセ
ンタユニットと、上記通信ラインから上記同期信号を取
り込み、この同期信号の垂直同期成分及び水平同期成分
に撮像素子の垂直走査及び水平走査のタイミングを一致
させて上記同期信号に同期した第2の映像信号を出力す
る第2の撮像ユニットと、からなり、上記センタユニッ
ト及び第2の撮像ユニットは、上記同期信号及び第2の
映像信号を互いに等しい抵抗を介してそれぞれ上記通信
ラインに重畳する駆動回路を有することにある。
【0009】
【作用】本発明によれば、第2の撮像ユニットとセンタ
ユニットとを接続する通信ラインに、センタユニット側
の駆動回路から抵抗を介して同期信号を重畳し、撮像ユ
ニット側の駆動回路からセンタユニット側の抵抗と等し
い抵抗を介して第2の映像信号を重畳することで、単一
の通信ラインで映像信号と同期信号とが伝送されると同
時に第2の撮像ユニット側とセンタユニット側とのイン
ピーダンスの整合が図られる。従って、単一の通信ライ
ンにより映像信号と同期信号とを減衰することなく伝送
できる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の撮像システムの構成を示す
回路図である。ここでは、第1の映像信号X(t)及び第
2の映像信号Y(t)が入力されるセンタユニット20
と、映像信号Y(t)を出力する撮像ユニット30とを示
し、第1の映像信号X(t)を出力する撮像ユニットにつ
いては、周知の撮像ユニットと差異がないため、省略し
てある。また、第1の映像信号X(t)を得る信号源とし
ては、テレビカメラ等の撮像ユニットに限らず、テレビ
ジョン放送を受信して映像信号X(t)を得る受信装置や
記録媒体に記録された信号を読み出して映像信号X(t)
を再生する再生装置でも同様である。
【0011】センタユニット20に入力される第1の映
像信号X(t)は、メイン画面を構成するもので、最初に
クランプ回路21に取り込まれ、ブランキング期間毎に
所望のレベルに固定されることにより基準レベルが設定
される。このクランプ回路21の入力側には、映像信号
(t)を出力する撮像ユニットとのインピーダンスの整
合のための抵抗R1が並列に接続される。同期分離回路
22は、クランプ回路21の出力から同期成分のみを取
り出して位相ロックループ23に入力する。この位相ロ
ックループ23は、同期分離回路22の出力を基準信号
として動作し、映像信号X(t)に同期した水平走査周期
の水平同期信号HSを出力する。同期信号発生回路24
は、位相ロックループ23からの水平同期信号をカウン
トし、そのカウント値から垂直走査周期の垂直同期信号
VSを得て、この垂直同期信号VSと水平同期信号HS
とを合成して同期信号CSを作成する。そして、同期信
号CSは、ドライバ25から抵抗R2を介して通信ライ
ン40に送り出される。
【0012】また、通信ライン40からセンタユニット
20に入力される第2の映像信号Y (t)は、サブ画面を
構成するもので、後述する撮像ユニット30から通信ラ
イン40に重畳され、映像信号X(t)と同様に、クラン
プ回路26に取り込まれる。このクランプ回路26は、
映像信号X(t)を取り込むクランプ回路21と同一の構
成を有しており、ブランキング期間毎に映像信号Y(t)
を所望のレベルに固定して基準レベルを設定する。な
お、映像信号Y(t)は、同期信号CS、即ち映像信号X
(t)に同期していると同時に、図6に示す映像信号Y(t)
と同様に、垂直走査期間及び水平走査期間のそれぞれに
おいて映像成分が1/nに圧縮されており、特定の期間
に限って映像成分が重畳されている。そして、クランプ
回路21の出力がクランプ回路26の出力と共に信号合
成回路27に入力され、切換制御回路28から供給され
る切換パルスSPに従うタイミングで映像信号X(t)
一部が映像信号Y(t)に置き換えられる。ここで、切換
パルスSPによる切換制御回路28の切り換え動作につ
いては、図6に示すタイミングと同様であり、映像信号
(t)の映像成分が重畳される期間に切換パルスSPが
対応付けられる。従って、映像信号X(t)の一部が映像
信号Y(t)に置き換えられ、映像信号X(t)による映像の
一部分に映像信号Y(t)による映像を表示する第3の映
像信号Z(t)が合成される。そして、この映像信号Z(t)
は、ドライバ29から抵抗R3を介して出力される。と
ころで、通信ライン40には、センタユニット20自体
が出力する同期信号CSが映像信号Y(t)と共に重畳さ
れているが、映像信号Y(t)の垂直走査及び水平走査の
タイミングが同期信号CSに一致しているため、同期信
号CSの影響が映像信号Y(t)に及ぶことはない。
【0013】一方、通信ライン40から撮像ユニット3
0に取り込まれる同期信号CSは、クランプ回路31に
入力され、ブランキング期間毎に所望のレベルに固定さ
れて基準レベルが設定される。実際に通信ライン40に
は、撮像ユニット30自体が出力する映像信号Y(t)
同期信号CSと共に重畳されており、映像成分と同期成
分とを含んだ信号がクランプ回路31から得られること
になる。そこで、同期分離回路32は、センタユニット
20の同期分離回路22と同様に、クランプ回路31の
出力から映像成分を除去して同期成分のみを位相ロック
ループ33に供給する。位相ロックループ33は、水平
走査周期の水平同期信号HSを発生して同期信号発生回
路34に供給し、この同期信号発生回路34は、水平同
期信号HDから垂直走査周期の水平同期信号VSを作成
する。CCDイメージセンサ35を駆動するドライブ回
路36は、同期信号発生回路34から垂直同期信号VS
及び水平同期信号HDを受け、これらの同期信号に従う
駆動クロックを発生する。従って、CCDイメージセン
サ35は、垂直走査及び水平走査のタイミングが垂直同
期信号VS及び水平同期信号HSに同期し、同期信号C
Sに同期した映像信号Y(t)を発生する。この映像信号
(t)は、信号処理回路37においてサンプリングやレ
ベル補正等の処理が施された後、ドライバ38から抵抗
R4を介して通信ライン40に送り出される。ここで、
ドライバ38から通信ライン40に送り出される映像信
号Y(t)は、映像信号X(t)とは異なり、同期成分を含ま
ずに映像成分のみとなっている。
【0014】ところで、各映像信号や同期信号CSの出
力側に直列に接続される抵抗R2〜R4は、それぞれ同
一の抵抗値に設定されており、各ドライバ25、29、
38についても、出力インピーダンスが各抵抗R2〜R
4の抵抗値に対応するように設定される。その抵抗値と
しては、同軸ケーブルを用いる一般的な通信ラインの場
合、75Ωに設定される。従って、センタユニット20
の入出力インピーダンスと撮像ユニット30の入出力イ
ンピーダンスとが一致するため、通信ライン40での減
衰がなくなり、通信ライン40の信号レベルが安定す
る。通信ライン40の信号レベルが安定すると、センタ
ユニット20及び撮像ユニット30において、クランプ
能力の小さいクランプ回路で対応が可能になるため、各
クランプ回路21、26、31の構成を簡略化できる。
【0015】図2は、回路構成を簡略化したクランプ回
路の一例を示す回路図である。このクランプ回路は、入
力された映像信号のブランキング期間を検知して回路の
内部でクランプパルスを作成するように構成される。ベ
ースに映像信号を受ける入力用のnpnトランジスタt
1は、コレクタが電源に接続され、エミッタが抵抗r1
を介して接地される。またnpnトランジスタt1のエ
ミッタには、電位固定用のコンデンサc1の一端が接続
される。出力用のpnpトランジスタt2は、ベースに
コンデンサc1の他端が接続され、エミッタが抵抗r2
を介して電源に接続されてコレクタが接地され、さらに
コレクタには、pnpトランジスタt2に対して相補的
な特性を有する出力用のnpnトランジスタt3のベー
スが接続される。npnトランジスタt3は、コレクタ
が電源に接続されてエミッタが抵抗r3を介して接地さ
れると共に、このエミッタから基準レベルが設定された
映像信号が出力される。また、コレクタがコンデンサc
1の他端に接続されるスイッチ用のnpnトランジスタ
t4は、ベースにクランプパルスが供給され、エミッタ
がコンデンサc2を介して接地される。そして、npn
トランジスタt4のエミッタには、電源電位を分圧する
可変抵抗vrからクランプレベルを決定する所定の電位
が与えられる。
【0016】コンデンサc1の出力側の電位変動をベー
スに受けるnpnトランジスタt5は、コレクタが電源
に接続されてエミッタが抵抗r4を介して接地され、こ
のエミッタにコンデンサc3の一端が接続される。コン
デンサc3の他端は、電源接地間に直列に接続される抵
抗r5、r6の間に接続され、さらにpnpトランジス
タt6のベースに接続される。このpnpトランジスタ
t6は、コレクタが電接地されてエミッタが抵抗r7を
介して電源に接続され、さらにエミッタからクランプパ
ルスを出力するように構成される。一般の映像信号は、
図3に示すように、基準レベルに対してプラス側に映像
成分が重畳され、マイナス側に同期成分が重畳されるた
め、破線で示すような基準レベルより僅かに低いレベル
に対してレベルの大小を判定することで、同期成分を分
離することができる。そこで、抵抗r5、r6の抵抗値
の設定によって信号の判定レベルを映像信号の基準レベ
ルより僅かに低い値とし、映像信号のブランキング期間
に対応するブランキングパルスがpnpトランジスタt
6のエミッタから出力される。そして、このブランキン
グパルスは、回路の遅延時間分を伴うため、抵抗r8及
びコンデンサc4により変化点のみが取り出され、その
立ち下がりのタイミングにクランプタイミングが設定さ
れてスイッチ用のnpnトランジスタt4のゲートに供
給される。
【0017】このようなクランプ回路によれば、入力さ
れる映像信号のブランキング期間を回路自身で検知し、
そのタイミングで映像信号の基準レベルを設定するよう
に動作するため、クランプパルスを回路外部から供給す
る必要がなくなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、複数の映像を一つの画
面上に表示する撮像システムを極めて簡単な回路構成に
より実現することができると同時に、通信ラインでの信
号の減衰を防止して通信ライン上の信号のレベルを安定
化できる。また、通信ライン上の信号レベルの安定化に
より、通信ラインから信号を取り込むクランプ回路の構
成を簡略化することができるため、システム各部の回路
構成を縮小でき、さらなるコストの低減が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像システムの要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】クランプ回路の構成を示す回路図である。
【図3】クランプ回路の動作を説明する波形図である。
【図4】従来の撮像システムのセンタユニットの構成を
示すブロック図である。
【図5】再生画面の模式図である。
【図6】センタユニットの動作を示すタイミング図であ
る。
【符号の説明】
10、20 センタユニット 11 メモリ制御回路 12 フィールドメモリ 13、22、32 同期分離回路 14、27 信号合成回路 15、28 切換制御回路 21、26、31 クランプ回路 23、33 位相ロックループ 24、34 同期信号発生回路 25、29、38 ドライバ 30 撮像ユニット 35 CCDイメージセンサ 36 ドライブ回路 37 信号処理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のテレビジョン方式に従う第1の映
    像信号を出力する第1の撮像ユニットと、上記第1の映
    像信号から垂直同期成分及び水平同期成分を分離し、上
    記テレビジョン方式に従う同期信号を得て通信ラインに
    送り出すと共に、上記通信ラインに重畳される第2の映
    像信号の映像成分を取り込み、この映像成分を上記同期
    信号に基づくタイミングで上記第1の映像信号の一部と
    置き換えて上記第1の映像信号による映像の一部に上記
    第2の映像信号による映像を表示する第3の映像信号を
    出力するセンタユニットと、上記通信ラインから上記同
    期信号を取り込み、この同期信号の垂直同期成分及び水
    平同期成分に撮像素子の垂直走査及び水平走査のタイミ
    ングを一致させて上記同期信号に同期した第2の映像信
    号を出力する第2の撮像ユニットと、からなり、上記セ
    ンタユニット及び第2の撮像ユニットは、上記同期信号
    及び第2の映像信号を互いに等しい抵抗を介してそれぞ
    れ上記通信ラインに重畳する駆動回路を有することを特
    徴とする撮像システム。
  2. 【請求項2】 上記第1の撮像ユニットに代わり、テレ
    ビジョン放送を受信して上記テレビジョン方式に従う映
    像信号を得る受信ユニットあるいは記録媒体に記憶され
    た信号を再生して上記テレビジョン方式に従う映像信号
    を得る再生ユニットを備えることを特徴とする請求項1
    記載の撮像システム。
  3. 【請求項3】 それぞれ上記通信ラインから上記同期信
    号を取り込み、上記同期信号に同期した映像信号を上記
    通信ラインに送り出す複数の撮像ユニットを備え、上記
    センタユニットで上記複数の撮像ユニットからの各映像
    信号を選択的に上記第1の映像信号の一部と置き換える
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像システム。
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