JP3167864B2 - 情報信号選択装置 - Google Patents

情報信号選択装置

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JP3167864B2
JP3167864B2 JP19716894A JP19716894A JP3167864B2 JP 3167864 B2 JP3167864 B2 JP 3167864B2 JP 19716894 A JP19716894 A JP 19716894A JP 19716894 A JP19716894 A JP 19716894A JP 3167864 B2 JP3167864 B2 JP 3167864B2
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エルババウム ディヴィド
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エルベックスビデオ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的なビデオ信
号を複数の送信手段から複数の受信手段のそれぞれに伝
送し、伝送されたビデオ信号を各受信手段において選択
的に受信する情報信号選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報伝送システムの1つとして使用され
る監視テレビジョンシステムにおいては、電気的スイッ
チが少なくとも1つのモニタまたはビデオレコーダを複
数のテレビカメラの1つに選択的に接続する手段として
用いられている。電気的スイッチは、テレビカメラから
の画像をモニタに表示するため又はビデオレコーダに順
次記録するために、複数のテレビカメラをモニタまたは
ビデオレコーダに順次切り換えて接続することに使用さ
れる。
【0003】しかし、この種のシステムに用いられてい
る公知の電子的スイッチでは、送信手段及び受信手段の
数が多いほど、切換制御用のソフトウェアが大型化して
高価になり、また切換のための作業が複雑化する。更に
公知の電子的スイッチでは、切換時に同期信号処理機能
を採用していないので、モニタに表示される画像のう
ち、1つのテレビカメラから他のテレビカメラへの切り
換え操作の間およびその直後のビデオ信号による再生画
像に乱れを生じることが多い。このような再生画像の乱
れを防ぐ手段として、例えば、垂直或いは水平同期信号
を発生する装置或いは合成同期信号を発生する装置を用
いることが知られている。また、発生した同期信号を各
カメラに送って同期を取り、或いは、カメラの偏向回路
をこれらの同期信号を用いて駆動するような装置も知ら
れている。更に強力な外部同期信号を各テレビカメラの
映像信号に混合させて強制同期をとる装置も、例えば、
米国特許第4,603,352号公報に記載されてい
て、公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のいずれの方法に
しても、発生させた同期信号は連続するパルス信号であ
り、それ自身外部ノイズの影響を受けやすい。このよう
な外部ノイズの影響を受けないようにするためには、外
部ノイズの影響を受けないような厳重なシールドを施し
た同軸ケーブルを用いるなど、コストが掛かったり、装
置を複雑にする構成を採用している。本発明は、送信手
段および受信手段の数が多くても、再生画像に乱れを生
じることなく、接続すべき送信手段と受信手段との切換
を行う電子スイッチの中央制御を廃し、簡単な装置で容
易に送信手段と受信手段とを切り換えることができるよ
うな情報信号選択装置を得ることを発明の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き本発明の目的
を達成するために、本願の請求項1に係る発明では、請
求項1:ビデオ信号を含む電気的な情報信号をそれぞれ
処理する複数の送信手段と、前記ビデオ信号を選択的に
受信する複数の受信手段と、各受信手段を前記複数の送
信手段に接続する複数の情報伝送線と、外部同時信号を
発生し、それを前記複数の送信手段および前記複数の受
信手段に供給する外部同期信号発生手段と、前記送信手
段に対応された複数のビデオ信号発生手段であって対応
する送信手段に前記ビデオ信号を供給する複数のビデオ
信号発生手段とを含み、各送信手段は前記情報信号を対
応する情報伝送線を介して前記複数の受信手段に供給す
る回路を備え、各受信手段は受信すべき情報信号の切り
換えのために対応する複数の伝送線の1つを選択する選
択回路を備え、複数の受信手段における前記情報信号の
切り換えのタイミングは前記外部同期信号により同期さ
れた垂直帰線期間であり、各ビデオ信号発生手段は前記
外部同期信号に同期した内部同期信号を発生する内部同
期信号発生回路を備え、少なくとも1つの受信手段は、
さらに、前記選択回路から出力されるビデオ信号に対応
する像を再生または記録するビデオ信号処理手段を備え
る、情報選択装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を監視システムの
ような閉回路テレビジョンシステムに適用した情報信号
伝達装置すなわち情報信号選択装置10の一実施の形態
を示す。この情報信号選択装置10が扱う情報信号は、
少なくともビデオ信号を含む。ビデオ信号は、以下の説
明では、複合映像信号であるが、単なる映像信号であっ
てもよい。
【0007】図1を参照するに、情報信号選択装置10
は、情報を電気的な情報信号として伝送する複数の送信
装置12と、伝送された情報信号を受ける複数の受信装
置14と、情報信号を伝送するための複数の情報伝送線
16と、送信装置12に対応されかつ対応する送信装置
12にビデオ信号を出力する複数のテレビカメラ18
と、該テレビカメラを同期させる外部同期信号発生回路
20と、送信装置12および受信装置14に制御指令を
出力する制御回路22と含む。
【0008】各情報伝送線16は、送信装置12と受信
装置14との組合せに対応されている。このため、各送
信装置12は、該送信装置12から伸びる複数の情報伝
送線16により全ての受信装置14に接続されており、
また各受信装置14は、該受信装置14から伸びる複数
の情報伝送線16により全ての送信装置12に接続され
ている。したがって、情報伝送線16は、送信装置12
の数と受信装置14の数との積に対応する数だけ配置さ
れている。
【0009】送信装置12,受信装置14、情報伝送線
16、外部同期信号発生回路20および制御回路22
は、監視室に配置されている。これに対し、各テレビカ
メラ18は、被監視箇所に配置されている。対応する送
信装置12とテレビカメラ18とは、同軸ケーブルのよ
うなビデオ信号伝送線24により接続されている。
【0010】各送信装置12は、対応するテレビカメラ
18からのビデオ信号をビデオ信号伝送線24を介して
送信回路26に受け、受けたビデオ信号を情報信号とし
て、ドライバ28により、情報伝送線16を介して各受
信装置14に伝送する。このため、ドライバ28は、情
報信号を複数の情報伝送線16に分配する分配回路とし
て作用する。ドライバ28は、例えば、トランジスタを
用いたバッファとすることができる。
【0011】各受信装置14は、複数の送信装置12か
ら伝送される情報信号を、マルチプレクサのような電子
的スイッチ回路からなる選択回路30に受け、複数の情
報伝送線16の1つを選択する。これにより、選択され
た情報伝送線16により伝送される情報信号が受信回路
32に供給される。
【0012】外部同期信号P1の周波数は、テレビカメ
ラ18で発生するビデオ信号の垂直周波数に関係されて
おり、フレーム走査周波数またはフィールド走査周波数
のいずれかとすることができる。例えば、NTSC方式
の場合、フレーム走査周波数は30Hzであり、フィー
ルド走査周波数は60Hzであるから、外部同期信号
は、30Hzのフレーム外部同期パルスまたは60Hz
のフィールド外部同期パルスとすることができる。
【0013】図2(A)に示すように、外部同期信号P
1は、これがテレビカメラ18から送信されるビデオ信
号の垂直帰線期間好ましくは垂直帰線消去期間に対応す
る期間内となるようなタイミングで発生される。これに
より、映像信号に影響を与えることなく、ビデオ信号伝
送線24をビデオ信号と共通に利用して外部同期信号を
送信することができる。また、信号レベルの入力エラー
を避ける上で、外部同期信号P1の電圧レベルをビデオ
信号の白レベルVw より大きくすることが好ましい。し
かし、外部同期信号P1の電圧レベルは、ビデオ信号の
黒レベルVb 好ましくはペデスタルレベルより小さくて
もよい。
【0014】以下の説明においては、ビデオ信号の白レ
ベルより大きい電圧レベルを有するフレーム外部同期パ
ルス、特に第2のフィールドの位相に対応するフレーム
外部同期パルスを外部同期信号P1として用いるものと
する。
【0015】図示の例では、各テレビカメラ18は、外
部同期信号P1に同期して動作するテレビカメラであ
る。このようなテレビカメラとしては、例えば米国特許
第4,603,352号に記載されているように、ビデ
オ信号の白レベルより大きい電圧レベル(または黒レベ
ルより小さい電圧レベル)を有する外部同期信号により
同期される公知のテレビジョンカメラを用いることがで
きる。
【0016】各テレビカメラ18は、そのテレビカメラ
18に許された識別コードを有する。識別コードとして
は、例えば、1,2,3…nのような番号を用いること
ができる。
【0017】各送信装置12から伸びる情報伝送線16
をその送信装置12の側においてブラケット等により結
束し、また各受信装置14から伸びる情報伝送線16を
その受信装置14の側においてブラケット等により結束
することが好ましい。
【0018】図3に示すように、各送信回路26は、図
1の外部同期信号発生回路20から供給される外部同期
信号P1を基に図2(B)に示すパルス信号P2すなわ
ちタイミング信号P2を外部同期信号P1とともに出力
するパルス整形タイミング回路34と、該パルス整形タ
イミング回路34から出力される外部同期信号P1をビ
デオ信号伝送線24に挿入する外部同期信号挿入回路3
6と、ビデオ信号伝送線24により供給される信号中の
外部同期信号P1をタイミング信号P2を用いてクリッ
プすることにより、外部同期信号P1が除去されたビデ
オ信号をドライバ28に出力する外部同期信号クリップ
回路38とを含む。
【0019】外部同期信号クリップ回路38は、図2
(A)に示す信号をビデオ信号伝送線24から受け、図
2(B)に示すタイミング信号P2をパルス整形タイミ
ング回路34から受ける。信号P1,P2は、予め定め
られた、デューティーサイクルおよび電圧レベルを有し
ており、またビデオ信号の垂直帰線期間内好ましくは垂
直帰線消去期間内のタイミングすなわち位相に調整され
ており、さらに第2のフィールド垂直同期パルス毎に発
生される。
【0020】外部同期信号クリップ回路38は、一方の
入力端子に供給される信号中の部位であって外部同期信
号P1に対応する部位の信号レベルを、タイミング信号
P2を利用して、ビデオ信号の黒レベルVb 以下に低下
させる。その結果、図2(C)に示すように、外部同期
信号P1は、外部同期信号クリップ回路38において、
受信装置14に伝送される複合ビデオ信号から除去され
る。
【0021】これにより、外部同期信号P1が外部同期
信号クリップ回路38に供給されるビデオ信号中に含ま
れていても、外部同期信号P1は、外部同期信号クリッ
プ回路38から出力されるビデオ信号が外部同期信号P
1を含まないように、外部同期信号クリップ回路38に
より本質的に除去される。しかし、ビデオ信号伝送線2
4に挿入された外部同期信号P1は、ビデオ信号伝送線
24を介して送信装置12からこれに対応するテレビカ
メラ18に伝送される。
【0022】テレビカメラ18が音声信号をも発生する
場合、音声信号をドライバ28に供給し、音声信号をビ
デオ信号とともに受信装置に伝送してもよい。この場
合、音声信号は、伝送線40を利用して送信装置12に
供給してもよいし、ビデオ信号伝送線24を利用して送
信装置12に供給してもよい。
【0023】伝送線40を利用して音声信号を送信装置
12に供給する場合、ビデオ信号と音声信号とを合成す
る合成回路42が外部同期信号クリップ回路38とドラ
イバ28との間に配置される。しかし、ビデオ信号伝送
線24を利用して音声信号を送信装置12に供給する場
合、ビデオ信号と音声信号とがすでに合成されているか
ら、合成回路42は不要であり、外部同期信号クリップ
回路38の出力信号をドライバ28に供給すればよい。
【0024】各送信回路26は、また、対応するテレビ
カメラ18を制御する制御信号発生器44を含む。制御
信号発生器44は、ビデオ信号伝送線24を伝送される
ビデオ信号から水平および垂直同期信号H、Vを分離す
る同期分離回路46と、分離された同期信号H、Vと図
1に示す制御回路22から伝送線48に供給される制御
指令とを用いて、対応するテレビカメラ18を動作させ
る制御信号を所定のタイミングで出力する制御信号発生
回路50と、分離された同期信号H、Vを基に水平走査
回数をフレーム走査毎またはフィールド走査毎に計数す
るカウンタ52と、カウンタ52の計数値が所定の値の
ときにゲート信号を発生するゲート信号発生回路54
と、該ゲート信号により開放されて制御信号発生回路5
0から出力される制御信号をビデオ信号伝送線24に挿
入するゲート回路56とを備える。
【0025】伝送線48に供給される制御指令は、電
源、ワイパ、ティルティング、パニング、ズーム等のオ
ン・オフを指示する制御コード、または、ビデオ信号の
送信の開始指令、中止指令である。制御信号は、制御指
令に対応した制御コードとテレビカメラ18毎に割り当
てられた識別コードとを組合わせた信号であり、またゲ
ート回路56によりビデオ信号の垂直帰線期間好ましく
は垂直帰線消去期間内に所定のタイミングでビデオ信号
伝送線24に挿入するタイミングは、外部同期信号をビ
デオ信号伝送線24に挿入するタイミングと異なる。
【0026】伝送線48は、テレビカメラ毎すなわち送
信装置毎に設けてもよいし、複数の送信装置で共通に使
用してもよい。伝送線48を複数の送信装置12で共通
に使用する場合、制御指令は、制御の内容を特定する制
御コードと、送信装置を特定する装置コードとを含み、
各送信装置12は伝送された装置コードがその送信装置
12に割り当てられた装置コードと一致するか否かを判
定する回路を含む。
【0027】制御信号発生回路50は、伝送線48に供
給された装置コードがその送信装置に割り当てられた装
置コードと一致した場合に、制御信号を出力する。装置
コードとして、対応するテレビカメラの識別コードを用
いてもよい。また、制御指令を制御回路22から各テレ
ビカメラ18に直接伝送してもよい。
【0028】上記から明らかなように、外部同期信号
と、制御信号とがビデオ信号伝送線24を介して各送信
装置12から対応するテレビカメラ18に伝送される。
【0029】しかし、制御コードおよび識別コードから
なる制御信号をビデオ信号伝送線24によりテレビカメ
ラ18に伝送する代わりに、制御信号専用の伝送線5
8、音声信号用の伝送線40、電話回線等、他の伝送線
を利用して制御信号を伝送してもよい。伝送線40,4
8として、ツイストペア線、光ファイバー線等を用いて
もよい。制御コードおよび識別コード専用の伝送線を備
える場合、制御コードのみを送信装置から対応するテレ
ビカメラに伝送してもよい。
【0030】同様に、外部同期信号P1をビデオ信号伝
送線24によりテレビカメラに伝送する代わりに、外部
同期信号P1専用の伝送線、音声信号用の伝送線40、
制御信号用の伝送線58等、他の伝送線を利用して外部
同期信号P1を伝送してもよい。
【0031】図4に示すように、各テレビカメラ18
は、所定の電圧レベルを有する基準電圧を発生する基準
電圧源60と、送信装置12からビデオ信号伝送線24
を介して伝送される外部同期信号の電圧レベルを基準電
圧源60から供給される基準電圧と比較して両電圧レベ
ルが所定の関係を有するときパルス信号P3を発生する
レベル比較回路62と、パルス信号P3に同期した内部
同期信号Hi,Viを発生する内部同期信号発生回路6
4と、内部同期信号Hi,Viに同期したビデオ信号を
ビデオ信号伝送線24に出力するビデオ信号発生回路6
6と、ビデオ信号に応じた音声信号を発生する音声信号
発生回路68と、音声信号を伝送路40に挿入する音声
信号挿入回路70とを含む。
【0032】図2(A)に示すように、ビデオ信号の白
レベルより大きい電圧レベルを有する外部同期信号を用
いる場合、レベル比較回路62は、外部同期信号の電圧
レベルが基準電圧と等しいかそれより高いときすなわち
外部同期信号を受けたとき、パルス信号P3を発生す
る。しかし、ビデオ信号の黒レベルより小さい電圧レベ
ルの外部同期信号を用いる場合、レベル比較回路62
は、外部同期信号の電圧レベルが基準電圧と等しいかそ
れより小さいとき、パルス信号P3を発生する。
【0033】内部同期信号発生回路64は、レベル比較
回路62から出力されるパルス信号P3を受け、受けた
パルス信号P3に同期した水平および垂直内部同期信号
HiおよびViを発生する。ビデオ信号発生回路66
は、水平および垂直内部同期信号HiおよびViを受
け、受けた両内部同期信号に同期して被写体を撮影し、
撮影した被写体に対応する複合映像信号を発生する。こ
れにより、外部同期信号の位相と複合映像信号の位相と
が対応する。
【0034】ビデオ信号伝送線24を利用して音声信号
を伝送する代わりに、伝送線40を利用して音声信号を
伝送する場合は、音声信号挿入回路70を設けなくても
よい。
【0035】図4に示すように、各テレビカメラ18
は、また、そのテレビカメラ18に許された識別コード
が設定されておりかつ設定されている識別コードを内部
同期信号Hi,Viを利用して、ビデオ信号の帰線期
間、好ましくは垂直帰線期間、より好ましくは垂直帰線
消去期間内に所定のタイミングで出力する識別コード設
定回路72と、該識別コード設定回路72から出力され
る識別コードをビデオ信号伝送線24に挿入する識別コ
ード挿入回路74とを含む。
【0036】識別コード挿入回路74によりビデオ信号
伝送線24に挿入される識別コードは、図3に示す送信
回路26から制御コードとともにテレビカメラ18に伝
送される識別コードと同じであるが、図3に示す送信回
路26から制御コードとともにテレビカメラ18に伝送
される識別コードと異なってもよい。
【0037】識別コード挿入回路74が識別コードをビ
デオ信号伝送線24に挿入するタイミングは、図3に示
す送信回路26が外部同期信号および制御信号をビデオ
信号伝送線24に挿入するタイミングと異なる。このよ
うにするには、たとえば、送信回路26が外部同期信号
および制御信号をビデオ信号伝送線24に挿入するタイ
ミングを、それぞれ、ビデオ信号の帰線期間内、好まし
くは垂直帰線期間内、より好ましくは垂直帰線消去期間
内の所定の1以上の水平走査期間内とし、テレビカメラ
が識別コードをビデオ信号伝送線24に挿入するタイミ
ングをビデオ信号の帰線期間内、好ましくは垂直帰線期
間内、より好ましくは垂直帰線消去期間内の他の1以上
の水平走査期間内とすればよい。
【0038】ビデオ信号伝送線24に挿入される識別コ
ードに対応する電気信号は、2以上の電圧レベルを有す
るバイナリーコードまたはバーコードの形の信号であ
る。このような識別コードに対応する信号の電圧レベル
としては、例えば、図5(A)に示すように、テレビカ
メラにより発生されるビデオ信号中の映像信号の、最大
電圧レベルである白レベルすなわち高レベル“H”、最
小電圧レベルである黒レベルすなわち低レベル“L”お
よび中間電圧レベルである緑レベルすなわち中間レベル
“M”等、パルス信号の振幅変化を利用することができ
る。
【0039】しかし、識別コードに対応する電気信号と
して、図5(B)に示すように、パルス幅の変化を利用
してもよい。また、識別コードに対応する電気信号とし
て、図5(C)に示すように、識別コードに対応する周
波数を有する正弦波信号またがパルス信号のいずれかを
利用してもよい。このような正弦波信号またはパルス信
号は、ビデオ信号の1以上の水平走査期間の間に発生し
てもよい。
【0040】図3に示す制御信号発生回路50から出力
される制御コードに対応する信号も、上記のような識別
コードに類似した信号とすることができる。しかし、制
御コードに対応する信号と識別コードに対応する信号と
を異なる形の電気信号としてもよい。
【0041】各テレビカメラ18は、図4においてさら
に、図3に示す制御信号発生回路50から伝送される制
御コードおよび識別コードを抽出するコード抽出回路7
6と、抽出された識別コードと識別コード設定回路72
から出力される識別コードとを比較し、両コードが一致
したとき一致信号を出力するコード比較回路78と、一
致信号を用いてコード抽出回路76の出力信号中の制御
コードを読解し、その制御コードに対応する制御指令を
出力するデコーダ80とを含む。
【0042】コード抽出回路76としては、例えば、水
平内部同期信号Hiと垂直内部同期信号Viとを基に、
水平内部同期信号をビデオ信号のフィールドまたはフレ
ーム走査毎に計数するカウンタと、計数値が制御信号の
ために予め定められた値のときにビデオ信号伝送線24
から供給される信号を出力するゲート回路と、該ゲート
回路から出力される信号の制御コードおよび識別コード
を再生するコード再生回路とを備える回路を用いること
ができる。
【0043】コード再生回路としては、制御コードおよ
び識別コードに対応する電気信号の形に応じて、レベ
ル、包落線、周波数、位相を感知することにより制御コ
ードおよび識別コードを再生するレベルセンサ、包落線
検波器、周波数検出器、位相検出器等を用いることがで
きる。
【0044】コード比較回路78としては、コード抽出
回路76から供給される再生コードが識別コード設定回
路72から供給される設定コードに対応するとき一致信
号を発生し、コード抽出回路76から供給される再生コ
ードが識別コード設定回路72から供給される設定コー
ドに対応しないとき不一致信号をを発生する。
【0045】図5(A)または図5(B)に示す信号波
形を有する制御コードおよび識別コードを用いる場合、
コード抽出回路76は、たとえば図6に示すように、テ
レビカメラ18から伝送される合成信号中の水平および
垂直同期信号を取り出す同期信号分離回路82と、テレ
ビカメラの水平走査線数を垂直走査毎に計数するH同期
信号カウンタ84と、テレビカメラ18から伝送される
合成信号をH同期信号カウンタ84の計数値が所定の値
の間だけ出力するゲート回路86と、該ゲート回路86
の出力信号のレベルを感知してコード信号を再生するコ
ード再生回路すなわちレベルセンサ88とで構成するこ
とができる。
【0046】デコーダ80から出力される制御指令は、
電源、ワイパ、ティルティング、パニング、ズーム等の
オン・オフを指示するコード、または、ビデオ信号の送
信の開始または中止を指令するコードである。これらの
制御指令は、対応する機器を制御する信号として、対応
する機器のドライバに供給される。
【0047】上記の説明から明らかなように、複合映像
信号からなるビデオ信号と、該ビデオ信号に対応する音
声信号と、テレビカメラに割り当てられた識別コードと
を合成した合成信号すなわち多重化信号が、各テレビカ
メラ18からビデオ信号伝送線24を介して対応する送
信装置に伝送される。
【0048】図7に示すように、各受信回路32は、選
択回路30により選択された情報伝送線16により伝送
される情報信号を受けるインターフェース90を含む。
インターフェース90は、受けた合成信号を、モニタ9
2とビデオレコーダ94に供給する。
【0049】モニタ92は送信装置12から伝送される
ビデオ信号に対応する画像を表示するとともに対応する
音声信号に応じた音声を再生するテレビ受像機であり、
ビデオレコーダ94は送信装置12から伝送されるビデ
オ信号および音声信号を再生可能に記録するビデオテー
プレコーダである。
【0050】各受信回路32は、また、モニタ92に接
続されたテレビカメラを確認するための表示信号を該テ
レビカメラ毎に記憶しているメモリ96と、合成信号中
の識別コードを抽出するデコーダすなわち識別コード抽
出回路98と、該識別コード抽出回路98の出力信号を
基に、抽出されたコード信号に対応するテレビカメラの
表示信号をメモリ96から読み出し、これを対応する選
択回路30からの信号に重畳すべく表示信号をインター
フェース90へ供給する制御器100と、該制御器10
0により制御されて選択回路30を駆動させるドライバ
102とを含む。
【0051】表示信号は、対応するテレビカメラの、設
置個所、番号、識別コード等をモニタ92に文字で表示
するための信号であり、インターフェース90において
対応するテレビカメラのビデオ信号に重畳される。この
ため、表示信号は、対応するビデオ信号および音声信号
とともにビデオレコーダ94において、磁気テープ等に
記録される。表示信号に対する表示内容は文字のみなら
ず、記号、絵、バーコード等であってもよい。
【0052】識別コード抽出回路98としては、図4に
示すテレビカメラ18のコード抽出回路76と同様に、
水平内部同期信号Hiと垂直内部同期信号Viとを基
に、水平内部同期信号をビデオ信号のフィールド走査毎
またはフレーム走査毎に計数するカウンタと、計数値が
識別コードのために予め定められた値のときにビデオ信
号伝送線24から供給される信号を出力するゲート回路
と、該ゲート回路から出力される信号中の識別コードを
再生するコード再生回路とを備える回路を用いることが
できる。
【0053】識別コード抽出回路98で用いるコード再
生回路としても、識別コードに対応する電気信号の形に
応じて、レベル、包落線、周波数、位相を感知すること
により識別コードを再生するレベルセンサ、包落線検波
器、周波数検出器、位相検出器等を用いることができ
る。
【0054】このため、図5(A)または(B)に示す
信号波形を有する識別コードを用いる場合、識別コード
抽出回路98は、図6に示すコード抽出回路76のよう
に、同期信号分離回路82と、H同期信号カウンタ84
と、ゲート回路86と、コード再生回路すなわちレベル
センサ88とで構成することができる。
【0055】識別コード抽出回路98により再生された
識別コードは、制御器100において、再生された識別
コードに対応する表示信号をメモリ96から読み出すこ
とに利用される。制御器100からインターフェース9
0へ供給される表示信号は、該表示信号に対応する文字
等がモニタ92に表示されるように、インターフェース
90においてビデオ信号に重畳される。このため、監視
者は、モニタ92の画面により、再生画像がどの被監視
箇所であるかを知ることができる。
【0056】制御器100は、モニタ92における表示
信号に対応する文字または絵の表示位置の変更、モニタ
92への前記文字等の表示の可否の選択等を行なう表示
制御機能と、モニタ92およびビデオレコーダ94をオ
ン・オフさせる機能をも有する。
【0057】制御器100は、図1に示す制御回路22
との間で伝送線104を介して情報の送受信をする。制
御回路22から制御器100に供給される信号は、選択
すべき情報伝送線を指定する伝送線選択情報と、切り換
えのタイミングを指定する外部同期信号とを含む。
【0058】伝送線選択情報および外部同期信号が制御
器100に供給されると、制御器100は、受けた伝送
線選択情報に対応する駆動指令を、外部同期信号を受け
たときにすなわち外部同期信号と同期して、ドライバ1
02に供給する。これにより、ドライバ102が駆動指
令に対応する情報伝送線16を選択するように選択回路
30を駆動させるから、選択された情報伝送線に接続さ
れた送信装置からの情報信号がインターフェース90に
入力する。
【0059】上記の結果、伝送線選択情報により指定さ
れたテレビカメラからのビデオ信号および音声信号がモ
ニタ92により再生され、ビデオレコーダに記録される
から、監視者は、所定の被監視箇所をモニタ92の画面
により監視することができ、また表示された画像中の表
示信号に対応する文字等により、再生中の被監視箇所の
場所を確認することができる。
【0060】また、監視者は、表示信号に対応する文字
等がモニタ92に再生されている画像の重要な部位に重
畳されているとき、前記文字等の表示を中止する指令、
またはモニタ92における前記文字等の位置を変更する
指令を、制御器100に直接入力するかまたは図1に示
す制御回路22から供給することにより、ビデオ信号に
対応する画像を正確に確認することができる。
【0061】本発明に係る情報信号選択装置10によれ
ば、簡単な装置により、送信装置と受信装置とを一対一
の形に任意に組合せて接続することができるし、1つの
送信装置を任意な複数の受信装置に接続することもでき
る等、送信装置と受信装置とを任意に組みあわせて接続
することができる。
【0062】また、選択回路30における情報伝送線の
切り換えのタイミングが伝送線選択情報とともに制御器
100に供給された外部同期信号の位相に対応するすな
わち一致するから、選択回路30はビデオ信号の帰線期
間に情報伝送線の切り換えをする。その結果、情報伝送
線の切り換えの間、およびその直後のビデオ信号に対応
する再生画像に乱れが生じない。
【0063】テレビカメラが、水平および垂直同期信
号、複合同期信号、または水平および垂直駆動信号によ
り同期される場合、水平および垂直同期信号、複合同期
信号、または水平および垂直駆動信号の発生回路を、図
1に示す外部同期信号発生回路20の代わりに用いるこ
とができる。この場合、外部同期信号挿入回路36およ
び外部同期信号クリップ回路38は不要となる。
【0064】外部同期信号挿入回路36および外部同期
信号クリップ回路38を送信装置12に設ける代わり
に、外部同期信号P1を図4に示すテレビカメラ18の
レベル比較回路62に直接供給してもよい。テレビカメ
ラがレベル比較回路を備えていない場合は、パルス信号
P3に対応する信号を外部同期信号としてテレビカメラ
18の内部同期信号発生回路64に直接供給してもよ
い。後者の場合も、送信装置12の外部同期信号挿入回
路36と外部同期信号クリップ回路38は必要でない。
【0065】送信回路26の合成回路42は、テレビ放
送用電波のように、ビデオ信号用搬送波をビデオ信号に
より変調し、音声信号用搬送波を音声信号により変調
し、両搬送波の合成信号を出力する回路とすることがで
きる。この場合、受信回路32は、両搬送波を分離し、
ビデオ信号および音声信号を復調する回路を備える。
【0066】また、合成回路42は、たとえば、音声信
号の時間軸を、ビデオ信号の1垂直走査期間に対応する
音声信号がビデオ信号の1以上の水平走査期間に対応す
る時間となるような割合に圧縮し、圧縮した音声信号を
ビデオ信号の垂直帰線期間好ましくは垂直帰線消去期間
に挿入する回路とすることができる。この場合、受信回
路32は、音声信号をビデオ信号から抽出し、抽出した
音声信号に時間軸を復調する回路を備える。
【0067】合成回路42として、上記以外の他の回路
を用いてもよい。テレビカメラ18の音声信号挿入回路
70も、送信回路26の合成回路42と同様の回路とす
ることができる。
【0068】テレビカメラ18のための制御信号を単一
の制御回路から全ての送信装置12に供給する代わり
に、制御信号を1つの制御回路から2以上の任意な数の
送信装置に供給してもよいし、送信装置毎に制御回路を
設け、制御信号を各制御回路から対応する送信装置に供
給してもよく、さらに制御信号を受信装置から情報伝送
線16を利用して各送信装置に伝送してもよい。
【0069】また、全ての受信装置を単一の制御回路に
より制御する代わりに、1つの制御回路により2以上の
任意な数の受信装置を制御してもよいし、受信装置毎に
制御回路を設け、各受信装置を対応する制御回路により
制御してもよい。
【0070】図8に示す情報信号選択装置110は、マ
スター制御ユニットすなわち主制御回路112により選
択の状態を調整される制御回路22を受信装置14毎に
設け、各受信装置14特に選択回路30を対応する制御
回路22より制御する。
【0071】主制御回路112は、受信装置14相互の
選択禁止の不一致、受信装置14による重畳選択等、受
信装置14における受信状態を調整し、調整用の命令を
所定の制御回路22に供給する。調整用の命令は、たと
えば、選択可能の情報伝送線、選択不能の情報伝送線等
を指示するコードである。
【0072】各制御回路22は、操作者等により伝送線
選択情報が入力されると、入力された伝送線選択情報
と、外部同期信号発生回路20から供給される外部同期
信号P1とを、対応する受信装置14の受信回路32に
供給する。伝送線選択情報と外部同期信号とは、実際に
は、図7に示す制御器100に供給される。
【0073】これにより、制御器100は、受けた伝送
線選択情報に対応する駆動指令を外部同期信号と同期し
てドライバ102に供給し、ドライバ102は駆動指令
に対応する情報伝送線16を選択するように選択回路3
0を駆動させる。
【0074】なお、情報信号選択装置110において、
制御器100の機能を制御回路22に持たせてもよい。
また、外部同期信号は、主制御回路112を介して制御
回路22に供給してもよい。
【0075】図9に示す情報信号選択装置120は、制
御信号を、各受信装置14から情報伝送線16を介して
送信装置12に伝送する。このため、各送信装置12は
制御信号を受信するためのインターフェース122を備
え、各受信装置14は制御信号を送信するためのドライ
ブ回路124を備える。
【0076】図9に示す実施の形態で用いられている図
7図示の各受信回路32の制御器100は、制御回路2
2から伝送される制御信号を抽出し、抽出した制御信号
をドライブ回路124に出力する。ドライブ回路124
は、制御器100が制御回路22から制御信号の送信指
令を受けたことにより、制御器100から供給される制
御信号を所定の情報伝送線16に挿入する。しかし、ド
ライブ回路124は、制御器100から供給される制御
信号中の装置コードに対応する送信装置に接続された情
報伝送線にのみ、制御信号を挿入してもよい。
【0077】各インターフェース122は、情報伝送線
16により伝送される制御信号を抽出し、抽出した制御
信号を図3における制御信号発生回路50に供給する。
制御回路22は、同じテレビカメラ18が複数の受信装
置14からの制御信号により駆動されることを防止する
とともに、矛盾する制御信号が同じテレビカメラに供給
されることを防止する。
【0078】図11に示す情報信号選択装置130は、
図8に示す情報信号選択装置110の機能と図9に示す
情報信号選択装置120の機能とを有する。このため、
情報信号選択装置130が、主制御回路112と、受信
装置14毎に設けられた制御回路22と、送信装置12
毎に設けられたインターフェース122と、受信装置1
4毎に設けられたドライブ回路124とを含む。これら
の各回路は、図8および図9における対応する回路と同
様に動作する。
【0079】図12に示す情報信号選択装置140は、
図11に示す情報信号選択装置130において、制御信
号を、受信装置14および情報伝送線16を介してのみ
伝送する。情報信号選択装置140において、主制御回
路112は、現在選択している情報伝送線を意味する信
号を各制御装置22から受け、送信装置を制御する信号
を、その送信装置12に接続された情報伝送線を選択し
ている受信装置の制御回路22に出力する。
【0080】なお、上記の実施の形態では、同じ数の送
信装置12および受信装置14が配置されているが、送
信装置12の数と受信装置14の数とは異なってもよ
い。また、図示の例では、各テレビカメラ18は送信装
置12に対応されているが、各テレビカメラ18を複数
の送信装置12に対応させてもよい。さらに、伝送すべ
き情報を発生する情報発生装置として、テレビカメラ1
8からなるビデオ信号発生装置を用いる代わりに、ビデ
オ信号再生装置のような他の装置からなるビデオ信号発
生装置を用いてもよい。
【0081】以上、本発明を上述の実施の形態により説
明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能であり、例えば本発明は、監視システムに用いる情
報信号選択装置のみならず、他の情報伝送装置にも適用
することができるが、これらの変形や応用を本発明の範
囲から排除するものではない。
【0082】
【発明の効果】以上詳細に説明したとおり、本願の請求
項1に係る発明では、各受信手段を対応する複数の情報
伝送線により複数の送信手段に接続し、複数の受信手段
における情報信号の切換のタイミングを外部同期信号に
より、たとえば垂直帰線期間、好ましくは垂直帰線消去
期間に同期させたから、切り換え操作の間およびその直
後のビデオ信号による再生画像に乱れを生じない。ま
た、各受信手段に選択回路を設けたので、送信手段およ
び受信手段の数が多くても、再生画像に乱れを生じるこ
となく、接続すべき送信手段と受信手段とを簡単な装置
で容易に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報信号選択装置の好ましい一実
施例を示す図である。
【図2】図1に示す装置により伝送される信号の波形を
示す図である。
【図3】図1に示す装置における送信装置の好ましい一
実施例を示す電気回路のブロック図である。
【図4】図1に示す装置におけるテレビカメラの好まし
い一実施例を示す電気回路のブロック図である。
【図5】識別コード信号の波形を示す図である。
【図6】図4に示すテレビカメラにおけるコード抽出回
路の好ましい一実施例を示す電気回路のブロック図であ
る。
【図7】図1に示す装置における受信装置の好ましい一
実施例を示す電気回路のブロック図である。
【図8】本発明に係る情報信号選択装置の好ましい他の
実施例を示す図である。
【図9】本発明に係る情報信号選択装置の好ましい他の
実施例を示す図である。
【図10】図9に示す装置における受信装置の好ましい
一実施例を示す電気回路のブロック図である。
【図11】本発明に係る情報信号選択装置の好ましい他
の実施例を示す図である。
【図12】本発明に係る情報信号選択装置の好ましい他
の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・・・情報信号選択装置 12・・・・・送信装置 14・・・・・受信装置 16・・・・・情報伝送線 18・・・・・テレビカメラ 20・・・・・外部同期信号発生回路 22・・・・・制御回路 24・・・・・ビデオ信号伝送線 26・・・・・送信回路 28・・・・・ドライバ 30・・・・・選択回路 32・・・・・受信回路 34・・・・・パルス整形タイミング回路 36・・・・・外部同期信号挿入回路 38・・・・・外部同期信号クリップ回路 40・・・・・伝送線 42・・・・・合成回路 44・・・・・制御信号発生器 46・・・・・同期分離回路 48・・・・・伝送線 50・・・・・制御信号発生回路 52・・・・・カウンタ 54・・・・・ゲート信号発生回路 56・・・・・ゲート回路 58・・・・・伝送線 60・・・・・基準電圧源 62・・・・・レベル比較回路 64・・・・・内部同期信号発生回路 66・・・・・ビデオ信号発生回路 68・・・・・音声信号発生回路 70・・・・・音声信号挿入回路 72・・・・・識別コード設定回路 74・・・・・識別コード挿入回路 76・・・・・コード抽出回路 78・・・・・コード比較回路 80・・・・・デコーダ 82・・・・・同期信号分離回路 84・・・・・H信号同期カウンタ 86・・・・・ゲート回路 88・・・・・レベルセンサ 90・・・・・インターフェース 92・・・・・モニタ 94・・・・・ビデオレコーダ 96・・・・・メモリ 98・・・・・識別コード抽出回路 100・・・・・制御器 102・・・・・ドライバ 110・・・・・情報信号選択装置 112・・・・・主制御回路 120・・・・・情報信号選択装置 122・・・・・インターフェース 130・・・・・情報信号選択装置 140・・・・・情報信号選択装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号を含む電気的な情報信号をそれ
    ぞれ処理する複数の送信手段と、 前記ビデオ信号を選択的に受信する複数の受信手段と、 各受信手段を前記複数の送信手段に接続する複数の情報
    伝送線と、 外部同期信号を発生し、それを前記複数の送信手段およ
    び前記複数の受信手段に供給する外部同期信号発生手段
    と、 前記送信手段に対応された複数のビデオ信号発生手段で
    あって対応する送信手段に前記ビデオ信号を供給する複
    数のビデオ信号発生手段とを含み、 各送信手段は前記情報信号を対応する情報伝送線を介し
    て前記複数の受信手段に供給する回路を備え、 各受信手段は受信すべき情報信号の切り換えのために対
    応する硬数の伝送線の1つを選択する選択回路を備え、 複数の受信手段における前記情報信号の切り換えのタイ
    ミングは前記外部同期信号により同期された垂直帰線期
    間であり、各ビデオ信号発生手段は前記外部同期信号に
    同期した内部同期信号を発生する内部同期信号発生回路
    を備え、 少なくとも1つの受信手段は、さらに、前記選択回路か
    ら出力されるビデオ信号に対応する像を再生または記録
    するビデオ信号処理手段を備える、 情報選択装置。
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