JPH0591212U - 流体播種機 - Google Patents

流体播種機

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JPH0591212U
JPH0591212U JP3980192U JP3980192U JPH0591212U JP H0591212 U JPH0591212 U JP H0591212U JP 3980192 U JP3980192 U JP 3980192U JP 3980192 U JP3980192 U JP 3980192U JP H0591212 U JPH0591212 U JP H0591212U
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JP
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roll
feeding
tube
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英明 福間
貴則 大谷
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種子を混入した流動体を可撓性の播種管に送
り出し、回動する操り出しロールで播種管を押圧して流
動体を繰り出すようにした流体播種機において、作業条
件に対する適応性を向上させて常に適正な流体播種作業
を行うことができるようにする。 【構成】 操り出しロール20を設けた繰り出し部3
を、機体の横方向にスライド自在に装着して播種条間を
変更可能に構成し、また繰り出しロール20の取付位置
を変更可能に形成して、流動体の繰り出し量を調節可能
とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、種子を混入した流動体を圃場に播種する流体播種機に係るものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、種子を混入した流動体を収容タンクから可撓性の播種管に送り出し、 この播種管を繰り出し部に設けた同心状に回動する繰り出しロールで間欠的に押 圧して、所定量づつ繰出された流動体を圃場に播種するようにした流体播種機が 知られている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
ところが、この種の流体播種機は流動体の繰出し位置が一定であるため、作業 条件等に対応して播種条間を変えることができなかった。また株間毎の播種量を 変える際には、いちいち播種管を異る直径の播種管に交換して操り出される流体 量を変えていたが、播種管のサイズは数種類に限定されるため、作業条件に応じ て播種量を円滑に対応させることができないという問題があった。 本考案は上記の如き問題点を解消すべく創案されたものであって、播種管から 流動体を操り出して播種作業を行うに当り、播種条間を自由に変えることができ 、さらに株間毎の播種量を、いちいち播種管を交換することなく調節できて、作 業条件に対する適応性を向上させることができる流体播種機を提供することを目 的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案が講じた技術的手段は、種子を混入した流 動体を可撓性の播種管に送り出し、回動する繰り出しロールで播種管を押圧して 流動体を所定量づつ繰り出すようにした流体播種機において、上記繰り出しロー ルを設けた繰り出し部を、機体の横方向にスライド自在に装着して播種条間を変 更可能に構成したことを特徴とし、また繰り出し部の繰り出しロール取付位置を 変更可能に形成して流動体の繰り出し量を調節可能としたことを特徴とするもの である。
【0005】
【作用】
したがって本考案によれば、種子を混入した流動体を可撓性の播種管に送り出 すと、回動する繰り出しロールが播種管を押圧し、圧縮された播種管から所定量 の流動体が繰り出されて圃場に播種される。そして繰り出しロールが設けられて いる繰り出し部を、機体に対して横方向にスライドさせれば、流動体の繰出し位 置が変って隣接条との播種条間が変更する。 また繰り出し部に設けられた繰出しロールの取付位置を変更すれば、押圧され る播種管の圧縮状態が変って流動体の繰り出し量が調節される。したがって、作 業条件に対応して的確な播種作業を行うことができる。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例を添付した図面に基いて詳細に説明する。1は乗用田植 機に装備される従来の植付部を利用して装着された流体播種機であって、該流体 播種機は、流動体の収容タンク2、繰り出し部3、動力伝動機構4等により構成 されている。すなわち、5は収容タンク2を支持する播種枠体6の支持プレート であって、該支持プレート5の取付孔7にフロート6の両側上方に位置する収容 タンク2が、その漏斗状部分を挿通支持されており、さらに上方に延出した支持 部材9が締付バンド10を介して収容タンク2の外周面を締付固定している。 11、11は支持プレート5の下面に設けた上下方向のステーであって、該ス テー11、11の下端が植付ケース12を挾んで両側から取付ボルト13により 着脱自在に装着されている。14は上記ステー11の側面に取付部材15を介し て固定された支持板であって、該支持板14から植付ケース12に設けた植付爪 駆動用の回転軸16が突出している。
【0007】 そして上記支持板14の外側方に繰り出し部3が配設されている。上記繰り出 し部2には、対向する側板17、17間にロール回転軸18が軸支されており、 該ロール回転軸18に固定されたロール取付プレート19に所定数の繰り出しロ ール20がロール回転軸18を中心として放射状に取付けられている。また繰り 出しロール20の前面には、その回動軌跡と略平行状に板バネからなるストッパ 21が設けられていて、収容タンク2の底部に連結された可撓性の播種管22が 、上記繰り出しロール20とストッパ21との対向間を通って圃場に向けて垂下 している。また上記ストッパ21は上下両端が取付ボルト23を介して側板17 に取付けられているが、上記取付ボルト23の取付穴24が長穴状に形成されて いてストッパ21が変位可能となっている。 そして側板17、17の上端部を支持した支持軸25がステー11側に固定し た取付管26に挿入されていて繰り出し部3全体が機体に対して横方向にスライ ド自在となっている。27は繰り出し部3を所定位置に固定するセットボルトで ある。
【0008】 また前記植付ケース12の回転軸16には、ボス部28を介してブラケット2 9が上下回動自在に枢支されており、該ブラケット29から支持板14の開口部 30を貫通して突出したギヤ軸31にダブルギヤ32が軸支されていて、一方の ギヤ32aと回転軸16に固定した駆動ギヤ33とが噛合し、他方のギヤ32b がロール回転軸18の端部に設けた従動ギヤ34と噛合してロール回転軸18に 動力を伝達する動力伝動機構4が形成されている。また従動ギヤ34はロール回 転軸18に対して軸心方向に摺動固定自在となっている。 35は前記ブラケット29を支持板14に固定するボルト、36はボルト35 が貫通する長孔であって、ボルト35を緩めてブラケット29を上方に回動すれ ば、歯車32aは駆動ギヤ33と噛合したまま、歯車32bが従動ギヤ34から 離間する。この状態で歯車32bを交換することによりロール取付プレート19 の回転速度を自由に変速できるようになっている。
【0009】 そして上記ロール取付プレート19には前記繰り出しロール20を固定する固 定ボルト37の取付孔38が図8に示すように長孔状に形成されていて、繰り出 しロール20の取付位置が変更可能となっている。 39は播種管22の開孔端前方に設けた作溝具、40は回転軸16の回転を断 続するクラッチレバーである。
【0010】 上記の如き構成において、流体播種を行うに当っては、高吸水性高分子物質等 を含んだ所要の粘性を有する流動体に作物の種子を混入して収容タンク2に充填 する。ついで圃場内を走行すれば、駆動ギヤ33からの動力がダブルギヤ32を 介して従動ギヤ34に伝動されてロール取付プレート19が回転する。これに伴 ってロール取付プレート19に設けた所定数の繰り出しロール20が、収容タン ク2に連結された可撓性の播種管22をストッパ21に向けて間欠的に押圧して 圧縮し、収容タンク2から流下した流動体を所定量づつ圃場へ繰出すことができ る。 そしてセットボルト27を緩めて、繰り出し部3を横方向にスライドさせれば 、作業条件に対応して播種条間を自由に変更することができる。 またロール取付プレート19に設けた長孔状の取付孔38に沿って繰り出しロ ール20の取付位置を変更すれば、繰り出しロール20による播種管22の圧縮 状態が変って株間毎の播種量を調節することができる。このときストッパ21も これに合せて変位させることができる。 さらにブラケット29を上方に回動してダブルギヤ32の一方のギヤ32bを 交換すれば、繰り出しロール20の回動速度自体を簡単に変速することができる ので、常に作業条件に対応した適正な流体播種作業を行うことができる。
【0011】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、種子を混入した流動体を可撓性の播種管に送り出し 、回動する繰り出しロールで播種管を押圧して流動体を所定量づつ繰り出すよう にした流体播種機において、上記繰り出しロールを設けた繰り出し部を、機体の 横方向にスライド自在に装着して播種条間を変更可能に構成し、また繰り出し部 の繰り出しロール取付位置を変更可能に形成して流動体の繰り出し量を調節可能 としたから、流体播種作業を行うに当り、繰り出しロールを設けた繰り出し部を 、横方向にスライドさせれば、播種条間を自由に変更することができる。 また繰り出しロールの取付位置を変更すれば、播種管の押圧状態が変り、流動 体の繰り出し量が変化するので、株間毎の播種量を容易に調節することができる 。したがって作業条件に対する適応性が向上して、常に適正な流体播種作業を行 うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図
【図2】同上平面図
【図3】要部の斜視図
【図4】同上平面図
【図5】動力伝動機構の平面図
【図6】同上側面図
【図7】ストッパの側面図
【図8】ロール取付プレートの拡大図
【符号の説明】
2 収容タンク 3 繰り出し部 20 繰り出しロール 22 播種管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種子を混入した流動体を可撓性の播種管
    に送り出し、回動する繰り出しロールで播種管を押圧し
    て流動体を所定量づつ繰り出すようにした流体播種機に
    おいて、上記繰り出しロールを設けた繰り出し部を、機
    体の横方向にスライド自在に装着して播種条間を変更可
    能に構成したことを特徴とする流体播種機。
  2. 【請求項2】 繰り出し部の繰り出しロール取付位置を
    変更可能に形成して流動体の繰り出し量を調節可能とし
    たことを特徴とする請求項1記載の流体播種機。
JP1992039801U 1992-05-19 1992-05-19 流体播種機 Expired - Lifetime JP2593396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992039801U JP2593396Y2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 流体播種機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992039801U JP2593396Y2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 流体播種機

Publications (2)

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JPH0591212U true JPH0591212U (ja) 1993-12-14
JP2593396Y2 JP2593396Y2 (ja) 1999-04-05

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ID=12563064

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170190A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 株式会社クボタ 圃場作業機
JP2020110061A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 有限会社大分甲斐サッシ 種または球根の植付機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883217U (ja) * 1981-11-30 1983-06-06 ヤンマー農機株式会社 湛水直播機における作溝および播種装置
JPS6314575U (ja) * 1986-07-16 1988-01-30

Patent Citations (2)

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JP2593396Y2 (ja) 1999-04-05

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