JP2020110061A - 種または球根の植付機 - Google Patents
種または球根の植付機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020110061A JP2020110061A JP2019001792A JP2019001792A JP2020110061A JP 2020110061 A JP2020110061 A JP 2020110061A JP 2019001792 A JP2019001792 A JP 2019001792A JP 2019001792 A JP2019001792 A JP 2019001792A JP 2020110061 A JP2020110061 A JP 2020110061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- bulb
- seed
- hole
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 49
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 18
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 18
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 18
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 16
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 16
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 8
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 8
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 6
- 241000894007 species Species 0.000 description 6
- 240000002234 Allium sativum Species 0.000 description 4
- 235000004611 garlic Nutrition 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 241000499945 Amaryllis Species 0.000 description 2
- 235000006481 Colocasia esculenta Nutrition 0.000 description 2
- 244000205754 Colocasia esculenta Species 0.000 description 2
- 240000008067 Cucumis sativus Species 0.000 description 2
- 235000010799 Cucumis sativus var sativus Nutrition 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 2
- 235000016623 Fragaria vesca Nutrition 0.000 description 2
- 240000009088 Fragaria x ananassa Species 0.000 description 2
- 235000011363 Fragaria x ananassa Nutrition 0.000 description 2
- 235000007688 Lycopersicon esculentum Nutrition 0.000 description 2
- 240000003768 Solanum lycopersicum Species 0.000 description 2
- 244000061456 Solanum tuberosum Species 0.000 description 2
- 235000002595 Solanum tuberosum Nutrition 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 241000722921 Tulipa gesneriana Species 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 2
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 235000012015 potatoes Nutrition 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
- 230000000384 rearing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sowing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
Description
植付機を使用する場所としては、畑(畝)や家庭菜園の庭などが一般的である。
植付機により植え付けられる種の種類は限定されない。例えば、トマト、キュウリといった各種の野菜、イチゴといった各種の果物の種でもよい。
また、球根の種類も限定さない。例えば、各種の花(チューリップ、アマリリスなど)、各種の野菜(ニンニク、里芋、ジャガイモなど)の球根を採用することができる。
機体の形状も任意である。
取っ手の素材としては、例えば、各種の金属、各種のプラスチック、各種の木などを採用することができる。
取っ手の形状や長さは任意である。
前輪の形状は任意である。例えば、円盤状、横長な円筒状、横長な円筒枠状などを採用することができる。
前輪の使用数も任意である。1つでも複数でもよい。
穴開け突起の素材としては、各種の金属、各種のプラスチックなどを採用することができる。
穴開け突起の形状は任意である。例えば、円柱状、角柱状などでもよい。
穴開け突起のサイズ(直径(開口面積)、深さ)も任意である。
穴開け突起の形成数は任意である。例えば、1つでも複数でもよい。複数の場合、前輪の周方向に所定ピッチで形成した方が、土の表面に一定間隔で植え付け穴を形成できるために好ましい。
植え付け穴の形状や深さは、穴開け突起の形状や長さにより適宜変更される。
後輪の形状は任意である。例えば、円盤状、横長な円筒状などを採用することができる。
後輪の使用数も任意である。1つでも複数でもよい。
投入チューブの素材としては、例えば、各種のプラスチックなどを採用することができる。また、この投入チューブとしては、湾曲自在な金属チューブでもよい。
押し込み部材の形状は任意である。例えば、丸棒状、角棒状でもよい。この押し込み部材は、縦長で上下面が開口した昇降ガイド筒を利用して昇降自在に設けてもよい。
操作アームの素材としては、各種の金属、各種のプラスチック、各種の木などを採用することができる。
縦横移動手段の構造は、操作アームを適宜操作することによって、植え付け穴との対峙位置まで一体的に投入チューブと押し込み部材とを移動可能であるとともに、押し込み部材のみを植え付け穴の真上で昇降(上下動)させて、種または球根を穴奥に押し込めるものであれば任意である。
端板の厚さは任意であるものの、薄肉の方が軽量化を図れて好ましい。
連結枠としては、例えば、丸棒、丸パイプ、角棒、角パイプなどを採用することができる。
連結枠の長さは、横長な前輪の長さに応じて適宜変更することができる。
また、連結枠の使用数も、土の表面に形成される植え付け穴の形成ピッチに応じて適宜変更することができる。
ここでいう「複数の連結枠が、左右一対の端板に対して、各半径方向へ移動可能にそれぞれ横架されている」とは、前輪の構成が、2枚の端板における各連結枠の横架位置を、端板の半径方向へ移動できるようになっていることを意味する。
このように、前輪に突設された穴開け突起によって、従来機では形成が困難であった所定深さの植え付け穴を土の表面に開けるように構成したため、種だけでなく球根の植え付けも行うことができる。
その後、操作アームのさらなる操作によって、投入チューブと押し込み部材とを一体的に横移動させ、植え付け穴の真上に押し込み部材の下端を配置し、ここで押し込み部材を下方へ移動させることで、植え付け穴に投入された種または球根を穴奥に押し込む。これにより、種または球根の必要な埋め込み深さを確保することができる。
さらに、各連結枠に対して、各穴開け突起を横方向へのスライド可能および異なる高さのものとの交換可能にそれぞれ連結したため、各連結枠に配された複数の穴開け突起の間隔を適宜変更することができるとともに、各穴開け突起の高さも変更することができる。
さらにまた、各連結枠を、左右一対の端板に対して、各半径方向へ移動可能に配したため、土の表面に現出される各植え付け穴の形成ピッチを適宜変更することができる。
機体12は、それぞれX1−X2方向に延びた左サイドメンバー22および右サイドメンバー23と、これらの長さ方向の略中間部を連結するクロスメンバー24と、左サイドメンバー22のX2側の端に下端部付近が連結されている縦長な左支柱25と、右サイドメンバー23のX2側の端に下端部付近が連結されている縦長な右支柱26と、各支柱25,26の上端同士を連結するY1−Y2方向に延びた上枠27と、左サイドメンバー22のX1側の端に基端が連結されて、長さ方向の略中間部が左支柱25の上端に連結された長尺な左傾斜アーム28と、右サイドメンバー23のX1側の端に基端が連結されて、長さ方向の略中間部が右支柱26の上端に連結された長尺な右傾斜アーム29とを有している。
これらの部材は、ステンレス製の丸パイプであるクロスメンバー24を除いて、アルミニウム合金製の角パイプからなる。また、各傾斜アーム28,29の先端部の内面側には、それぞれ対峙方向へ延びた左右一対の取っ手11が突設されている。さらに、上枠27の長さ方向の中間部の下面には、下向きコの字状の連結ブラケット30が、垂直ピン31を介して水平旋回自在に連結されている。
各連結枠36には、それぞれの長さ方向へ所定ピッチで3本の穴開け突起16が突設されている。各穴開け突起16は短尺な丸棒で、これらのサイズは、球根13の植え付けに適した直径5cm、長さ10cmとしている。
各後輪18は、各支柱25,26の下端間に横架されたY1−Y2方向へ延びる回転軸42に対して、その軸線方向(長さ方向)へ所定ピッチで各後輪18の中心部が固着された円盤状の部材である。3つの後輪18は、前輪17の回転に伴って畝の表面に横一列3つずつで順次穿たれた各植え付け穴15の上部をそれぞれ押し潰せる位置に配されている。
各押し込み棒20は、Z1−Z2方向に延びる丸棒で、対応する押し込み棒20の3分の2程度の長さを有する角パイプ状の3本の昇降ガイド筒37に、それぞれ昇降自在に挿入されている。これらの押し込み棒20の上端部は、上端の抜け止めキャップ38と、それより下方に配された位置決めリング39とに挟持された状態で、Y1−Y2方向に延びた1本の昇降フレーム40により連結されている。
操作アームAは、3本の押し込み棒20のうち、中間に配された押し込み棒20の昇降フレーム40との連結部分に基端部が挿着されている。また、操作アームAの長さ方向の略中間部が、水平ピン44を介して、連結ブラケット30の左右一対の側板部に垂直回動自在に連結されている。すなわち、操作アームAは、連結ブラケット30を利用して、垂直ピン31を中心にした水平回動と、水平ピン44を中心にした垂直回動とを任意に行うことができる長尺部材である。
図2及び図3に示すように、あらかじめ操作アームAの先部をガイド板34の下辺部34aに当接させ、各投入チューブ19の下端部を、対応する植え付け穴15の真上に配置しておく(図4(a))。
球根13の植え付け時、畝の上で、取っ手11を握り植付機10をX1方向へ手押し走行する。これにより前輪17が回転し、各連結枠36に配された3つの穴開け突起16によって、土の表面に球根13の植え付け穴15がY1−Y2方向へ3つ開けられる。
その後、植付機10のさらなる前進により、これらの植え付け穴15が前輪17と後輪18との間に達する。ここで、植付機10を停止し、収納箱14から3本の投入チューブ19を通して、各植え付け穴15に球根13を1つずつ投入する(図4(b))。
次いで、握った操作アームAの先端部を引き上げ、ガイド板34のY2側の辺部34bをガイドにしながら、水平ピン44を中心にして操作アームAを上方回動させる。これにより、昇降フレーム40を介して3本の押し込み棒20が、対応する昇降ガイド筒37をガイドにして昇降し、各植え付け穴15に投入された球根13を穴底へそれぞれ押し込む(図4(d))。これにより、各球根13が正しい植え付け位置に到達し、各球根13の必要な埋め込み深さを確保することができる。
その後、さらに植付機10を前進することで、各後輪18が対応する植え付け穴15の上部をそれぞれ押し潰し、投入された球根13の上に覆土する(図2)。
また、アーム操作式の縦横移動手段21を利用して、各投入チューブ19と各押し込み棒20とを、対応する植え付け穴15との対峙位置まで一体的に横移動させるとともに、対応する植え付け穴15の真上で各押し込み棒20を昇降可能に構成したため、各投入チューブ19を使用した球根13の各植え付け穴15への投入と、その後の各押し込み棒20による各植え付け穴15の穴奥への球根13の押し込みとを、操作アームAによる簡単な各回動操作のみで連続的に短時間で行うことができる。
さらに、前輪17として横長な円筒枠状のものを採用したため、植付機10の軽量化を図ることもできる。
11 取っ手、
12 機体、
13 球根(種または球根)、
15 植え付け穴、
16 穴開け突起、
17 前輪、
18 後輪、
19 投入チューブ、
20 押し込み棒(押し込み部材)、
21 縦横移動手段、
35 端板、
36 連結枠。
植付機を使用する場所としては、畑(畝)や家庭菜園の庭などが一般的である。
植付機により植え付けられる種の種類は限定されない。例えば、トマト、キュウリといった各種の野菜、イチゴといった各種の果物の種でもよい。
また、球根の種類も限定さない。例えば、各種の花(チューリップ、アマリリスなど)、各種の野菜(ニンニク、里芋、ジャガイモなど)の球根を採用することができる。
機体の形状も任意である。
取っ手の素材としては、例えば、各種の金属、各種のプラスチック、各種の木などを採用することができる。
取っ手の形状や長さは任意である。
前輪の形状は任意である。例えば、円盤状、横長な円筒状、横長な円筒枠状などを採用することができる。
前輪の使用数も任意である。1つでも複数でもよい。
穴開け突起の素材としては、各種の金属、各種のプラスチックなどを採用することができる。
穴開け突起の形状は任意である。例えば、円柱状、角柱状などでもよい。
穴開け突起のサイズ(直径(開口面積)、深さ)も任意である。
穴開け突起の形成数は任意である。例えば、1つでも複数でもよい。複数の場合、前輪の周方向に所定ピッチで形成した方が、土の表面に一定間隔で植え付け穴を形成できるために好ましい。
植え付け穴の形状や深さは、穴開け突起の形状や長さにより適宜変更される。
後輪の形状は任意である。例えば、円盤状、横長な円筒状などを採用することができる。
後輪の使用数も任意である。1つでも複数でもよい。
投入チューブの素材としては、例えば、各種のプラスチックなどを採用することができる。また、この投入チューブとしては、湾曲自在な金属チューブでもよい。
押し込み部材の形状は任意である。例えば、丸棒状、角棒状でもよい。この押し込み部材は、縦長で上下面が開口した昇降ガイド筒を利用して昇降自在に設けてもよい。
操作アームの素材としては、各種の金属、各種のプラスチック、各種の木などを採用することができる。
縦横移動手段の構造は、操作アームを適宜操作することによって、植え付け穴との対峙位置まで一体的に投入チューブと押し込み部材とを移動可能であるとともに、押し込み部材のみを植え付け穴の真上で昇降(上下動)させて、種または球根を穴奥に押し込めるものであれば任意である。
端板の厚さは任意であるものの、薄肉の方が軽量化を図れて好ましい。
連結枠としては、例えば、丸棒、丸パイプ、角棒、角パイプなどを採用することができる。
連結枠の長さは、横長な前輪の長さに応じて適宜変更することができる。
また、連結枠の使用数も、土の表面に形成される植え付け穴の形成ピッチに応じて適宜変更することができる。
ここでいう「複数の連結枠が、左右一対の端板に対して、各半径方向へ移動可能にそれぞれ横架されている」とは、前輪の構成が、2枚の端板における各連結枠の横架位置を、端板の半径方向へ移動できるようになっていることを意味する。
このように、前輪に突設された穴開け突起によって、従来機では形成が困難であった所定深さの植え付け穴を土の表面に開けるように構成したため、種だけでなく球根の植え付けも行うことができる。
その後、操作アームのさらなる操作によって、投入チューブと押し込み部材とを一体的に横移動させ、植え付け穴の真上に押し込み部材の下端を配置し、ここで押し込み部材を下方へ移動させることで、植え付け穴に投入された種または球根を穴奥に押し込む。これにより、種または球根の必要な埋め込み深さを確保することができる。
さらに、各連結枠に対して、各穴開け突起を横方向へのスライド可能および異なる高さのものとの交換可能にそれぞれ連結したため、各連結枠に配された複数の穴開け突起の間隔を適宜変更することができるとともに、各穴開け突起の高さも変更することができる。
さらにまた、各連結枠を、左右一対の端板に対して、各半径方向へ移動可能に配したため、土の表面に現出される各植え付け穴の形成ピッチを適宜変更することができる。
機体12は、それぞれX1−X2方向に延びた左サイドメンバー22および右サイドメンバー23と、これらの長さ方向の略中間部を連結するクロスメンバー24と、左サイドメンバー22のX2側の端に下端部付近が連結されている縦長な左支柱25と、右サイドメンバー23のX2側の端に下端部付近が連結されている縦長な右支柱26と、各支柱25,26の上端同士を連結するY1−Y2方向に延びた上枠27と、左サイドメンバー22のX1側の端に基端が連結されて、長さ方向の略中間部が左支柱25の上端に連結された長尺な左傾斜アーム28と、右サイドメンバー23のX1側の端に基端が連結されて、長さ方向の略中間部が右支柱26の上端に連結された長尺な右傾斜アーム29とを有している。
これらの部材は、ステンレス製の丸パイプであるクロスメンバー24を除いて、アルミニウム合金製の角パイプからなる。また、各傾斜アーム28,29の先端部の内面側には、それぞれ対峙方向へ延びた左右一対の取っ手11が突設されている。さらに、上枠27の長さ方向の中間部の下面には、下向きコの字状の連結ブラケット30が、垂直ピン31を介して水平旋回自在に連結されている。
各連結枠36には、それぞれの長さ方向へ所定ピッチで3本の穴開け突起16が突設されている。各穴開け突起16は短尺な丸棒で、これらのサイズは、球根13の植え付けに適した直径5cm、長さ10cmとしている。
各後輪18は、各支柱25,26の下端間に横架されたY1−Y2方向へ延びる回転軸42に対して、その軸線方向(長さ方向)へ所定ピッチで各後輪18の中心部が固着された円盤状の部材である。3つの後輪18は、前輪17の回転に伴って畝の表面に横一列3つずつで順次穿たれた各植え付け穴15の上部をそれぞれ押し潰せる位置に配されている。
各押し込み棒20は、Z1−Z2方向に延びる丸棒で、対応する押し込み棒20の3分の2程度の長さを有する角パイプ状の3本の昇降ガイド筒37に、それぞれ昇降自在に挿入されている。これらの押し込み棒20の上端部は、上端の抜け止めキャップ38と、それより下方に配された位置決めリング39とに挟持された状態で、Y1−Y2方向に延びた1本の昇降フレーム40により連結されている。
操作アームAは、3本の押し込み棒20のうち、中間に配された押し込み棒20の昇降フレーム40との連結部分に基端部が挿着されている。また、操作アームAの長さ方向の略中間部が、水平ピン44を介して、連結ブラケット30の左右一対の側板部に垂直回動自在に連結されている。すなわち、操作アームAは、連結ブラケット30を利用して、垂直ピン31を中心にした水平回動と、水平ピン44を中心にした垂直回動とを任意に行うことができる長尺部材である。
図2及び図3に示すように、あらかじめ操作アームAの先部をガイド板34の下辺部34aに当接させ、各投入チューブ19の下端部を、対応する植え付け穴15の真上に配置しておく(図4(a))。
球根13の植え付け時、畝の上で、取っ手11を握り植付機10をX1方向へ手押し走行する。これにより前輪17が回転し、各連結枠36に配された3つの穴開け突起16によって、土の表面に球根13の植え付け穴15がY1−Y2方向へ3つ開けられる。
その後、植付機10のさらなる前進により、これらの植え付け穴15が前輪17と後輪18との間に達する。ここで、植付機10を停止し、収納箱14から3本の投入チューブ19を通して、各植え付け穴15に球根13を1つずつ投入する(図4(b))。
次いで、握った操作アームAの先端部を引き上げ、ガイド板34のY2側の辺部34bをガイドにしながら、水平ピン44を中心にして操作アームAを上方回動させる。これにより、昇降フレーム40を介して3本の押し込み棒20が、対応する昇降ガイド筒37をガイドにして昇降し、各植え付け穴15に投入された球根13を穴底へそれぞれ押し込む(図4(d))。これにより、各球根13が正しい植え付け位置に到達し、各球根13の必要な埋め込み深さを確保することができる。
その後、さらに植付機10を前進することで、各後輪18が対応する植え付け穴15の上部をそれぞれ押し潰し、投入された球根13の上に覆土する(図2)。
また、アーム操作式の縦横移動手段21を利用して、各投入チューブ19と各押し込み棒20とを、対応する植え付け穴15との対峙位置まで一体的に横移動させるとともに、対応する植え付け穴15の真上で各押し込み棒20を昇降可能に構成したため、各投入チューブ19を使用した球根13の各植え付け穴15への投入と、その後の各押し込み棒20による各植え付け穴15の穴奥への球根13の押し込みとを、操作アームAによる簡単な各回動操作のみで連続的に短時間で行うことができる。
さらに、前輪17として横長な円筒枠状のものを採用したため、植付機10の軽量化を図ることもできる。
11 取っ手、
12 機体、
13 球根(種または球根)、
15 植え付け穴、
16 穴開け突起、
17 前輪、
18 後輪、
19 投入チューブ、
20 押し込み棒(押し込み部材)、
21 縦横移動手段、
35 端板、
36 連結枠。
Claims (4)
- 走行力を得るための取っ手が設けられた機体と、
該機体の前部に配されて、土に種または球根の植え付け穴を開ける穴開け突起が半径方向に突出して設けられた前輪と、
前記機体の後部に配されて、前記穴開け突起により開けられた前記植え付け穴の上部を押し潰して覆土する後輪と、
前記機体に設けられて、前記前輪と前記後輪との間から露出した前記植え付け穴に、前記種または前記球根を投入するための投入チューブとを備えた種または球根の植付機。 - 前記機体には、前記植え付け穴に投入された前記種または前記球根を穴奥へ押し込む押し込み部材が、前記投入チューブの一側部に昇降自在な連結状態で並設され、
前記機体には、操作アームの操作によって、前記投入チューブと前記押し込み部材とを、それぞれ前記植え付け穴との対峙位置まで一体的に横移動させるとともに、前記押し込み部材のみを前記植え付け穴との対峙位置で昇降させる縦横移動手段が設けられた請求項1に記載の種または球根の植付機。 - 前記前輪は、円形をした左右一対の端板の外周部に、周方向へ所定ピッチで複数の連結枠が平行に横架された横長な円筒枠状のもので、
前記複数の連結枠には、複数の前記穴開け突起が、横方向へのスライド可能および異なる高さのものとの交換可能にそれぞれ連結され、
前記複数の連結枠は、前記左右一対の端板に対して、各半径方向へ移動可能にそれぞれ横架された請求項1または請求項2に記載の種または球根の植付機。 - 前記取っ手は、前記前輪を中心にして前記機体を反転させることによって、前記後輪を持ち上げた状態での手引き走行が可能なように前記機体に設けられた請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載の種または球根の植付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001792A JP6627108B1 (ja) | 2019-01-09 | 2019-01-09 | 種または球根の植付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001792A JP6627108B1 (ja) | 2019-01-09 | 2019-01-09 | 種または球根の植付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6627108B1 JP6627108B1 (ja) | 2020-01-08 |
JP2020110061A true JP2020110061A (ja) | 2020-07-27 |
Family
ID=69101099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019001792A Active JP6627108B1 (ja) | 2019-01-09 | 2019-01-09 | 種または球根の植付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6627108B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7440062B2 (ja) * | 2020-02-29 | 2024-02-28 | 有限会社 アイ・ピー・エムグリーンステージ | 芝生の育成方法及び芝生育成用の押込装置 |
CN115735496B (zh) * | 2022-10-28 | 2024-05-14 | 四川省农业机械科学研究院 | 川芎栽种装置及栽种方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034909A (ja) * | 1973-08-01 | 1975-04-03 | ||
JPH02100410U (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-09 | ||
JPH0591212U (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-14 | 三菱農機株式会社 | 流体播種機 |
JP2001251913A (ja) * | 2001-02-26 | 2001-09-18 | Toyo Green Kk | 芝生の植込機 |
JP2007006715A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Forestry & Forest Products Research Institute | 自動耕耘植付機 |
-
2019
- 2019-01-09 JP JP2019001792A patent/JP6627108B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034909A (ja) * | 1973-08-01 | 1975-04-03 | ||
JPH02100410U (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-09 | ||
JPH0591212U (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-14 | 三菱農機株式会社 | 流体播種機 |
JP2001251913A (ja) * | 2001-02-26 | 2001-09-18 | Toyo Green Kk | 芝生の植込機 |
JP2007006715A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Forestry & Forest Products Research Institute | 自動耕耘植付機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6627108B1 (ja) | 2020-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2020110061A (ja) | 種または球根の植付機 | |
CN105659980A (zh) | 一种同步打穴投苗的移栽器 | |
KR102228840B1 (ko) | 파종기 | |
US20180084712A1 (en) | Transplanter for a walk-behind tractor | |
KR20120122104A (ko) | 손수레 구동방식의 포크 부재를 구비하는 묘종 이식기 | |
JP6554562B2 (ja) | 苗移植機 | |
KR20180010962A (ko) | 마늘종구 발근부 하향 직립 파종기 | |
JP2020508036A (ja) | 移植機 | |
KR20090020455A (ko) | 묘삼 식재기 및 묘삼 식재방법 | |
KR102088643B1 (ko) | 자동 모종이식기 | |
JP5909775B1 (ja) | 種蒔き機 | |
JPH09107732A (ja) | 手動点播機 | |
CN111295997A (zh) | 一种用于蔬菜种植的播种覆土装置 | |
CN212629178U (zh) | 一种园林景观树施肥装置 | |
JP3117330U (ja) | 播種機 | |
KR101190625B1 (ko) | 묘삼 식재용 식재호퍼 | |
JPH0132822Y2 (ja) | ||
CN216253870U (zh) | 一种用于深坑播种的装置 | |
CN112930779A (zh) | 一种高效的单手握持式农业播种机 | |
CN112970381A (zh) | 一种农林开沟播种设备 | |
CN219761901U (zh) | 一种水稻遗传育种用移栽器 | |
CN217608275U (zh) | 一种快速播种育苗器 | |
CN213586881U (zh) | 中药材种子播种设备 | |
KR100758772B1 (ko) | 인삼 씨앗 직파기 | |
KR20200016618A (ko) | 파종기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190528 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190528 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190723 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191021 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6627108 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |