JPH0591200A - 加入者回線中継装置 - Google Patents

加入者回線中継装置

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JPH0591200A
JPH0591200A JP25072491A JP25072491A JPH0591200A JP H0591200 A JPH0591200 A JP H0591200A JP 25072491 A JP25072491 A JP 25072491A JP 25072491 A JP25072491 A JP 25072491A JP H0591200 A JPH0591200 A JP H0591200A
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JP
Japan
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signal
subscriber
line
exchange
unit
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Application number
JP25072491A
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English (en)
Inventor
Takeshi Himori
健 日森
Masaki Yagyu
正樹 柳生
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0591200A publication Critical patent/JPH0591200A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】加入者と交換機とを結ぶ加入者回線31・32
の加入者側および交換機側それぞれに中継装置10・2
0を挿入設置してこの間を中継線30で結び、中継装置
10・20が加入者回線31・32で結ぶ相手機能の終
端部11・12で接続先の回線状態を検出して信号変換
制御部12・22に通知し、回線状態を所定の可聴信号
で中継線30へ送信する一方、受信した可聴信号を信号
変換制御部22・12が受信して各終端部21・11に
通知し、接続する加入者回線の状態を復元形成する。 【効果】加入者回線の状態の伝送により、交換機側の回
線の極性反転が、着信のときには応答となり、中継装置
を介して加入者まで信号伝達されるので、発信加入者が
被呼者応答を知ることができ、無効保留を防止できると
共に、料金積算時の通話不能時間を最少にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者の電話機および
交換機を2線で接続する加入者回線の加入者側および交
換機側のそれぞれに設け、これらの間を中継線で接続し
て所定の信号を中継する加入者回線中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加入者回線中継装置は、
加入者の端末として電話機の代りに構内交換機を接続、
または電話機を接続する交換機が構内交換機であるとい
うような自営網内を対象として設備されている。
【0003】この加入者中継装置は交換機との間で、接
続制御に必要な制御信号(起動、ダイヤル、応答、およ
び切断の各状態)の送受信を可能にするため、3.4k
Hzの音声帯域内の周波数による可聴信号を使用してい
る。
【0004】しかし、従来の加入者回線中継装置は発信
接続に際し、相手加入者が応答したとき交換機側で加入
者回線の極性が反転しても、被呼加入者応答で開始する
課金機能は交換機側にあり、極性反転の信号が自営網に
は不要であったので、この信号を中継していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の加入者回
線中継方式は、発呼時に接続加入者を呼び出し、相手加
入者が応答したとき交換機からの加入者回線の極性反転
による応答信号を中継しないので、自動発着信する加入
者の端末装置では接続先の応答時点が判らず、ダイヤル
操作後、所定の時限をもって動作手順を進めることにな
り、この時限により回線の無効保留が発生すると共に、
この時限により通信路を閉成して通信を開始する場合に
は、通信開始以前に発生した被呼者の応答時から交換機
側で料金積算が開始されるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、交換機が形成する加入者
回線への供給電源の極性反転による応答信号を識別して
発信加入者回線へ転送することにより、上記問題点を解
決する加入者回線中継装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による加入者回線
中継装置の基本構成は、加入者の電話機および交換機を
2線で接続する加入者回線の加入者側および交換機側の
それぞれに設け、これらの間を中継線で接続して所定の
信号を中継する加入者回線中継装置において、加入者側
の電話機と2線で接続して電話機側の状態変化を検出
し、所定の可聴信号に変換して前記中継線に送出する一
方、この中継線から受信する可聴信号を解析して前記電
話機へ接続する加入者回線の2線の電流供給状態を変化
させる加入者側中継装置と、交換機と2線で接続して交
換機側の状態変化を検出し、所定の可聴信号に変換して
前記中継線に送出する一方、この中継線から受信する可
聴信号を解析して前記交換機へ接続する加入者回線のル
ープ状態を変化させる交換機側中継装置とを有する。
【0008】また、上記基本構成による具体化手段の一
つは、前記加入者側中継装置が、加入者回線の2線に通
話電流を供給し、この電流の断続を検出すると共に呼出
信号の送出および加入者応答の検出をし、これら検出状
況を出力する交換機能終端部と、この交換機能終端部か
ら検出状況を入力し、状況ごとに予め設定した信号に変
換すると共に、前記中継線から入力した可聴信号を識別
し、この信号に対応する加入者回線への電流供給回路の
形成を前記交換機能終端部へ指示する加入者側の信号変
換制御部と、この信号変換制御部から入力した信号を予
め定めた可聴信号で出力する交換機側の信号送信部とを
有し、また、前記交換機側中継装置が、交換機に接続す
る加入者回線の2線を接続し、この2線の接続状態(断
続、極性変化、重畳交流)を検出すると共に、呼出信号
の受信および加入者応答の送信をし、これら検出状況を
出力する電話機能終端部と、この電話機能終端部から検
出状況を入力し、状況ごとに予め設定した信号に変換し
て出力すると共に、前記中継線から入力した可聴信号を
識別し、この信号に対応する加入者回線の電話機側回路
の形成を前記電話機能終端部に指示する交換機側の信号
変換制御部と、この信号変換制御部から入力した信号を
予め定めた可聴信号に変換して出力する交換機側の信号
送信部とを有する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【0010】図示するように、加入者側中継装置10お
よび交換機側中継装置20が中継線30で結合され、加
入者側中継装置10は電話機側の加入者回線31に、ま
た交換機側中継装置20は交換機側の加入者回線32
に、それぞれ接続することにより、交換機と電話機とが
一つの加入者回線で接続されたのと同一条件になる。
【0011】加入者側中継装置10は交換機能終端部1
1、信号変換制御部12、信号送信部13、信号受信部
14、およびハイブリッド部15を有する。
【0012】交換機側中継装置20は電話機能終端部2
1、信号変換制御部22、信号送信部23、信号受信部
24およびハイブリッド部25を有する。
【0013】加入者側中継装置10の交換機能終端部1
1は加入者回線31に接続して加入者を終端する交換機
側の機能を有し、加入者側に通話電流を供給し、加入者
側ループのオフフック/オンフック信号およびダイヤル
信号を受信して信号変換制御部12に転送する一方、信
号変換制御部12からの通知に従って回線の極性を変換
し、または呼出信号を送出する。
【0014】信号変換制御部12は発信/着信をそれぞ
れ記憶し、交換機能終端部11からのオフフック/オン
フック信号で発信・応答の検出をして、転送するダイヤ
ル信号を含め、信号送信部13へ可聴信号の送出を指示
する一方、信号受信部14から可聴信号を受信して識別
し、加入者回線31への電圧極性の変換および呼出信号
の送出を交換機能終端部11へ通知する。
【0015】電話機能終端部21は、加入者回線32に
接続し、交換機側の電圧極性の変換および呼出信号を検
出して信号変換制御部22へ通知する一方、信号変換制
御部22の通知に従って加入者回線32のループのオフ
フック/オンフック信号を、ダイヤル信号と共に送出す
る。
【0016】信号変換制御部22は、発信/着信をそれ
ぞれ記憶し、電話機能終端部21からの電圧極性の変換
および呼出信号の受信を検出して信号送信部23へ可聴
信号の送出を指示する一方、信号受信部24から可聴信
号を受信して識別し、加入者回線32へのループのオフ
フック/オンフック信号および転送するダイヤル信号を
電話機能終端部21へ通知する。
【0017】信号送信部13・23は加入者回線31・
32から受信する可聴信号をハイブリッド部15・25
を介して中継線30に転送すると共に、信号変換制御部
12・22から受信する信号の通知に従って所定の可聴
信号をも送出する。
【0018】信号受信部14・24はハイブリッド部1
5・25から受信する可聴信号を加入者回線31・32
へ転送すると共に、信号変換制御部12・22へ送出し
て信号変換させる。
【0019】ハイブリッド部15・25は信号送信部1
3・23および信号受信部14・24の4線式回線と中
継線30の2線式回線との相互変換を実行する。
【0020】以下、図1に示す中継装置について動作原
理を説明する。
【0021】まず、回転ダイヤル式の電話機からの発信
について説明する。
【0022】電話機がオフフック状態になったとき、交
換機能終端部11がこれを検出して信号変換制御部12
に通知し、発信フラグを記憶させると共に、信号送信部
13に発信に対応する可聴信号の送出を指示させる。
【0023】信号送信部13は発信信号を可聴信号でハ
イブリッド部15を介して送出するので、中継線30で
接続する交換機側の中継装置20でハイブリッド部25
を介した信号受信部24が発信信号を受信する。
【0024】信号受信部24は発信信号として信号変換
制御部22へ通知するので、信号変換制御部22が発信
フラグを記憶すると共に電話機能終端部21へ通知して
加入者回線32を交換機に対して直流ループのオフフッ
ク状態とし発信条件を形成する。
【0025】電話機からのダイヤル信号は加入者回線3
1のループの断続によるオン/オフ状態の連続となるの
で、信号変換制御部12・22の信号変換により、交換
機へも加入者回線32の直流ループの断続を発生して伝
送される。
【0026】被呼加入者までの接続で呼び出し中の間
は、呼出中音(リングバックトーン)が可聴信号で交換
機から発信加入者まで直接転送され、中継装置10・2
0では何ら処理動作はない。
【0027】被呼加入者が応答したとき、交換機側から
加入者回線32の極性が反転するので、電話機能終端部
21がこれを検出して信号変換制御部22へ通知する。
【0028】信号変換制御部22は極性反転の通知を信
号送信部23へ通知して中継線30へ所定の可聴信号を
送信する。
【0029】加入者側中継装置10の信号受信部14が
極性反転通知の可聴信号を受信して信号変換制御部12
へ送るので、信号変換制御部12は交換機能終端部11
へ指示して加入者回線31の極性を反転する。
【0030】発信者の電話機が押ボタンダイヤル式で可
聴信号発信する場合には、ループ断続によるダイヤル転
送は可聴信号の転送となり、加入者側および交換機側の
中継装置10・20は可聴信号をそのまま通過伝送す
る。
【0031】次に着信動作について説明する。
【0032】交換機からの呼出信号を電話機能終端部2
1が検出して信号変換制御部22へ通知すると、信号変
換制御部22は着信フラグを記憶すると共に信号送信部
23に着信を通知する。
【0033】信号送信部23は着信信号を所定の可聴信
号で中継線30へ送出し、信号受信部14がこれを受信
して信号変換制御部12へ通知する。
【0034】信号変換制御部12は着信信号の受信で、
着信フラグを記憶すると共に、交換機能終端部11から
呼出信号を送出する。
【0035】次いで、交換機能終端部11は電話機から
加入者回線31のループ形成を検出するので、これを信
号変換制御部12へ通知する。信号変換制御部12は着
信フラグでのループ形成を応答信号と判断し、応答信号
に対応する可聴信号を信号送信部13から送信させる。
【0036】中継線30から信号受信部24を介して応
答の可聴信号を受信した信号変換制御部22は、電話機
能終端部21を制御して交換機への加入者回線32をル
ープ形成する。
【0037】加入者回線32のループ形成を受けた交換
機は呼出信号の送信を停止して通信路を形成するので、
各中継装置10・20も呼出信号の中継を停止し、加入
者回線31・32の間の音声通話路を形成する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、加入者回
線の電話機側および交換機側にそれぞれ中継装置を設備
し、中継装置間の中継線に加入者回線の状態変化を可聴
信号で通知することにより、交換機での加入者回線極性
の反転が電話機へも転送できるので、加入者回線を終端
する通信装置が、被呼加入者応答後の無効保留なしで応
答処理動作が実行でき、また交換機側の料金積算開始の
被呼加入者の応答により通話路形成されるので料金積算
時の通話不能時間を最少にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10,20 中継装置 11 交換機能終端部 12,22 信号変換制御部 13,23 信号送信部 14,24 信号受信部 15,25 ハイブリッド部 21 電話機能終端部 30 中継線 31,32 加入者回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者の電話機および交換機を2線で接
    続する加入者回線の加入者側および交換機側のそれぞれ
    に設け、これらの間を中継線で接続して所定の信号を中
    継する加入者回線中継装置において、 加入者側の電話機と2線で接続して電話機側の状態変化
    を検出し、所定の可聴信号に変換して前記中継線に送出
    する一方、この中継線から受信する可聴信号を解析して
    前記電話機へ接続する加入者回線の2線の電流供給状態
    を変化させる加入者側中継装置と、 交換機と2線で接続して交換機側の状態変化を検出し、
    所定の可聴信号に変換して前記中継線に送出する一方、
    この中継線から受信する可聴信号を解析して前記交換機
    へ接続する加入者回線のループ状態を変化させる交換機
    側中継装置とを有することを特徴とする加入者回線中継
    装置。
  2. 【請求項2】 前記加入者側中継装置が、 加入者回線の2線に通話電流を供給し、この電流の断続
    を検出すると共に呼出信号の送出および加入者応答の検
    出をし、これら検出状況を出力する交換機能終端部と、 この交換機能終端部から検出状況を入力し、状況ごとに
    予め設定した信号に変換すると共に、前記中継線から入
    力した可聴信号を識別し、この信号に対応する加入者回
    線への電流供給回路の形成を前記交換機能終端部へ指示
    する加入者側の信号変換制御部と、 この信号変換制御部から入力した信号を予め定めた可聴
    信号で出力する交換機側の信号送信部とを有し、 また、前記交換機側中継装置が、交換機に接続する加入
    者回線の2線を接続し、この2線の接続状態(断続、極
    性変化、重畳交流)を検出すると共に、呼出信号の受信
    および加入者応答の送信をし、これら検出状況を出力す
    る電話機能終端部と、 この電話機能終端部から検出状況を入力し、状況ごとに
    予め設定した信号に変換して出力すると共に、前記中継
    線から入力した可聴信号を識別し、この信号に対応する
    加入者回線の電話機側回路の形成を前記電話機能終端部
    に指示する交換機側の信号変換制御部と、 この信号変換制御部から入力した信号を予め定めた可聴
    信号に変換して出力する交換機側の信号送信部とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の加入者回線中継装
    置。
JP25072491A 1991-09-30 1991-09-30 加入者回線中継装置 Pending JPH0591200A (ja)

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