JPS63234763A - 電子交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、不応答時転送機能を備えた電子交換機に関す
るものである。

（従来の技術） 第２図は従来の不応答時転送機能を備えた電子交換機の
構成を示している。第２図において、１は電話機、２は
電話機１．交換台８を制御する端末制御装置、３は電話
機１相互間および電話機１と局線間を接続するための時
分割または空間分割のスイッチ、４は局線を制御する局
線制御装置である。５は中央制御装置であり、端末制御
装置２からのダイアル情報を受信し、スイッチ３を制御
して電話機間または電話機と局線間を接続したり、また
、局線制御装置４を制御して局線ヘダイアル情報を送出
することも行なっている。６は不応答時転送先の情報が
記憶された不応答時転送先記憶装置である。７はタイマ
ー割込み装置であり、一定時間経つと中央制御装置に割
込みをかける。

次に、上記従来例の動作について説明する。第２図にお
いて、電話機１の送受器を上げて相手の電話機の内線番
号をダイアルすると、端末制御装置２がこれを検出して
中央制御装置５に伝える。

中央制御装置５はダイアルされた番号を判断して相手の
電話機を決定し、端末制御装置２を制御してその電話機
に対し鳴動信号を送出し、電話機のベルを鳴らす。その
時、中央制御装置５は呼び出された電話機が不応答時転
送設定しであるかどうか判断し、設定しである場合はタ
イマー割込み装置７を起動する。一定時間呼び出された
電話機が応答しないと、タイマー割込み装置７から中央
制御装置５に割込みがかかり、中央制御装置５は不応答
暗転送先記憶装置６から転送先を求め、端末制御装置２
を制御し、転送先の電話機を鳴動させる。鳴動中の電話
機の送受器を上げると端末制御装置２がこれを検出し、
中央制御装置５に伝える。

中央制御装置５はスイッチ３を制御して、発信側の電話
機と呼び出された電話機を接続して両者の通話を可能に
する。

このように、上記従来の電子交換機は、呼び出しに対し
て一定時間不応答なら別の内線に呼び出し先を変えるこ
とを可能にしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来の電子交換機では、不応等時転
送先は内線だけであり、自動的に局線発信することは不
可能であり、不応等時転送先を交換台８または特定の電
話機に対して、そこに局線の電話番号をあらかじめ告げ
ておいて、その不応等時転送先から局線発信して転送し
てもらうか、一度送受器を下ろしてから帰線発信しなけ
ればならず、自動的に局線発信することは不可能という
問題があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、不応答時自動的に局線発信もできる優れた電子交換機
を提供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明の電子交換機は、電
話機を制御する端末制御装置と、局線を制御する局線制
御装置と、電話機相互間および電話機と局線間を接続す
るための時分割または空間分割のスイッチと、外線転送
先の電話番号を記憶しておくことのできる不応答暗転送
先記憶装置と、タイマー割込み装置と、前記各制御装置
、スイッチ、不応答時転送先記憶装置、タイマー割込み
装置と接続された中央制御装置とを備え、内線電話機へ
の着信に一定時間応答しない時に内線への着信を止め、
不応答暗転送先記憶装置に外線転送先が設定されている
場合、自動的に局線を捕捉して不応答暗転送先記憶装置
に記憶された外線転送先電話番号を局線に送出するよう
にしたものである。

（作　用） 本発明は、上記のような構成により、次のような作用効
果を有する。すなわち、不応等時転送先として内線転送
先と別に外線転送先を設定可能にすることにより、内線
電話機への着信に一定時間応答しない時に内線への着信
を止め、不応等時転送先に外線転送先が設定されている
場合、自動的に局線発信するようにしたので、従来のよ
うに交換台等を経由することなく外線転送先との通話が
可能となり、時間と労力が節約できるという効果を有す
る。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、１は電話機、２は電話機を制御する端末
制御装置、３は時分割または空間分割スイッチ、４は局
線を制御する局線制御装置である。５は中央制御装置−
であり、端末制御装置からのダイアル情報を受信し、ス
イッチ３を制御して電話機間または電話機と局線間を接
続したり、また、局線制御装置４を制御して局線ヘダイ
アル情報を送出することも行なっている。６は内線およ
び外線の不応等時転送先の情報が記憶される不応答暗転
送先記憶装置である。７はタイマー割込み装置であり、
一定時間経つと中央制御装置５に割込みをかける。

次に、上記実施例の動作について説明する。第１図にお
いて、電話機１の送受器を上げて不応答時外線転送設定
しである相手の電話機の内線番号をダイアルすると、端
末制御装置２がこれを検出して中央制御装置５に伝える
。中央制御装置５はダイアルされた番号を判断して相手
の電話機を決定し、その電話機を呼び出す。その時、中
央制御装置５はその電話機が内線または外線の不応答時
転送設定しであるか判断し、あればタイマー割込み装置
７を起動する。一定時間呼び出されている電話機が応答
しなければ、タイマー割込み装置７から中央制御装置５
に割込みがかかる。中央制御装置５はその電話機が外線
の不応答時転送設定しであるか判断し、設定があれば不
応答時転送先記憶装置６から外線転送先の電話番号を求
め１局線制御装置４を制御して局線を捕捉してその電話
番号を送出し１局線制御装置４が局線から応答を検出す
ると中央制御装置５にこれを・伝え、中央制御装置５は
スイッチ３を制御して発信した電話機と局線を接続し、
・通話を可能にする。外線の不応等時局線転送先が設定
されておらず、内線の不応答時転送先が設定されている
場合は、従来例と同様に内線転送先に転送される。

このように、上記実施例によれば、不応答時転送先記憶
装置に内線の不応答時転送先と別に外線の不応答時転送
先を設定しておくことにより、内線電話機が一定時間応
答しなければ、タイマー割込み装置からの割込みにより
中央制御装置が局線制御装置を制御し、自動的に局線発
信して局線の相手に着信することが可能となる。

（発明の効果） 本発明は、上記実施例より明らかなように、不応答時転
送先として外線転送鼻を設定可能にし。

内線電話機が一定時間不応答の時に内線への着信を止め
、不応答時転送先に外線転送先が認定されている場合、
自動的に局線発信するようにしたので、交換台等を経由
することなく外線転送先との通話が可能となり、時間を
労力が節約できるという優れた効果がある６

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電子交換機の構成図
、第２図は電子交換機の従来例の構成図である。 １・・・内線電話機、　２・・・端末制御装置、３・・
・スイッチ、　４・・・局線制御装置、　５・・・中央
制御装置、　６・・・不応答時転送先記憶装置（内線転
送先、外線転送先）、　７・・・タイマー割込み装置。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話機を制御する端末制御装置と、局線を制御する局線
   制御装置と、電話機相互間および電話機と局線間を接続
   するための時分割または空間分割のスイッチと、外線転
   送先の電話番号を記憶しておくことのできる不応答時転
   送先記憶装置と、タイマー割込み装置と、前記各制御装
   置、スイッチ、不応答時転送先記憶装置、タイマー割込
   み装置と接続される中央制御装置とを備え、電話機への
   着信に一定時間応答しない時に内線への着信を止め、不
   応答時転送先記憶装置に外線転送先が設定されている場
   合、自動的に局線を捕捉して不応答時転送先記憶装置に
   記憶された外線転送先電話番号を局線に送出することを
   特徴とする電子交換機。