JPH059089U - Catv用増幅器 - Google Patents

Catv用増幅器

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Publication number
JPH059089U
JPH059089U JP6254291U JP6254291U JPH059089U JP H059089 U JPH059089 U JP H059089U JP 6254291 U JP6254291 U JP 6254291U JP 6254291 U JP6254291 U JP 6254291U JP H059089 U JPH059089 U JP H059089U
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JP
Japan
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amplifier
mhz
gain
band
existing
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Pending
Application number
JP6254291U
Other languages
English (en)
Inventor
章 田川
誠二 池田
真杉 伊東
Original Assignee
ミハル通信株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の250MHz、22dBの増幅器を利
用して多チャンネル伝送ができ、しかも、高利得で、歪
の少ないCATV用増幅器を提供する。 【構成】 250MHz、22dBの利得を有し且つ7
0〜250MHzの帯域を増幅する増幅器1と、450
MHz、22dBの利得を有し且つ260〜450MH
zの帯域を増幅する増設の増幅器2とを組合わせた。 【効果】 .既存の増幅器1をそのまま有効に利用で
きる。.増設する増幅器2を帯域制限するため歪が少
なく、70MHz〜450MHzの全てでTV信号を伝
送でき、約50波分の多チャンネル伝送を行なうことが
できる。.オンエア波の飛び込みによるゴ−ストが生
じないので、伝送レベルを低くすることができ、歪が少
なくなるので安価なICを使用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案のCATV用増幅器はCATVシステムの幹線に挿入して使用されるも のであり、既存の250MHz、22dBの利得を有し且つ70〜250MHz の帯域を増幅する増幅器を、70〜450MHzの帯域を増幅できる増幅器にグ レ−ドアップするものである。
【0002】
【従来の技術】
既存のCATV施設は伝送帯域が70〜250MHzであり、その帯域で11 ャンネルを伝送しているのが一般的である。この場合、使用される増幅器の利得 は250MHzで22dB(図4の隣接する増幅器A間の間隔:ケ−ブルスパン における減衰量と同じ)と規定されていた。 しかし、近年はCATVシステムの伝送帯域を70〜450MHzとして、多 チャンネル伝送(58チャンネルを伝送)が行なわれているため、既存のCAT Vシステムを多チャンネル伝送できるように改善(グレ−ドアップ化)すること が要求されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のようにグレ−ドアップ化するためにはCATVシステムの幹線に挿入さ れている既存の増幅器(250MHz、22dB)を多チャンネル伝送可能なも のと交換しなければならない。多チャンネル伝送に使用される増幅器は450M Hz、22dBの利得を有するものである。しかし、ケ−ブルの伝送ロスは周波 数f1/2 に比例するため、450MHzの場合は250MHzの場合よりケ−ブ ルの伝送損失が大きい。そのため既存のCATVシステムに使用されている25 0MHz、22dBの増幅器を450MHz、22dBの増幅器に交換したので は、各ケ−ブルスパンにおける利得が不足する。 この利得の不足をカバ−するには450MHzでの利得が従来の22dBより 高い増幅器が必要になる。そこで通常は図5に示すように周波数が高くなると利 得が高くなるようにして伝送損失をカバ−しているが、通常は利得を高くすると 歪みが多くなるため、利得が高く且つ歪の少ない増幅器にするためには歪が少な い高グレ−ドのICを使用する必要がある。しかし、そのようにすると増幅器が 高価になる。 また、増幅器は使用しても周波数が高くなるにつれて歪が厳しくなるため、既 存の増幅器を、利得が高く且つ歪の少ない70〜450MHzの増幅器と交換し てグレ−ドアップ化しても、300MHz以上はBS放送とかハイビジョン等の C/Nに強い信号を低レベルで伝送せざるを得ない。しかし、BS放送とかハイ ビジョン等はFM伝送であるため使用周波数帯域が広く、伝送できるチャンネル 数が少なくなる(チャンネル効率が悪い)。
【0004】
【考案の目的】
本考案の目的は既存の250MHz、22dBの増幅器に260〜450MH zの増幅器を付加することにより多チャンネル伝送ができ、しかも、高利得で、 歪の少ないCATV用増幅器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のCATV用増幅器は図1に示すように、250MHz、22dBの利 得を有し且つ70〜250MHzの帯域を増幅する増幅器1と、450MHz、 22dBの利得を有し且つ260〜450MHzの帯域を増幅する増設の増幅器 2とを組合わせたものである。
【0006】
【作用】
本考案のCATV用増幅器は、250MHz、22dBの利得を有し且つ70 〜250MHzの帯域を増幅する既存の増幅器1と、450MHz、22dBの 利得を有し且つ260〜450MHzの帯域を増幅する増設の増幅器2とを組合 わせるので、既存の増幅器を利用して1〜12チャンネルを伝送し、増設の増幅 器2を利用して他のチャンネル約30波分を伝送することができ、多チャンネル 化が容易に可能となる。
【0007】
【実施例】
本考案のCATV用増幅器の一実施例を示す図1において、1はCATVシス テムの幹線に挿入されている既存の増幅器であり、伝送帯域が70〜250MH z、利得が250MHz、22dBのものである。 図1の2が増設の増幅器であり、伝送帯域が260〜450MHz、利得が4 50MHz、22dBのものである。 図1の3は入力側のハイパスフィルタ、4は出力側のハイパスフィルタであり 、幹線を伝送される70〜450MHzのうち、260〜450MHzの帯域を 通過させるものである。 図1の5は入力側のローパスフィルタ、6は出力側のローパスフィルタであり 、幹線を伝送される70〜450MHzのうち、70〜250MHzの帯域を通 過させるものである。
【0008】 図2に示すものは本考案のCATV用増幅器が幹線分岐増幅器の場合の実施例 であり、1は既存の幹線分岐増幅器、2は増設の増幅器である。そして、この増 幅器では次のようにして信号伝送されるようにしたものである。 幹線入力端INに入力される信号のうち260〜450MHzの周波数がハイ パスフィルタ3を通して増幅器2内の増幅部7で増幅され、ハイパスフィルタ4 を通して出力端OUTに出力される。一方において増幅部7の出力が分波器で8 で分波され、増幅部9で増幅されて分配器10により各ハイパスフィルタ11、 12、13、14に分配される。
【0009】 また、幹線入力端INに入力される信号のうち70〜250MHzの周波数が ロ−パスフィルタ5を通して既存の増幅器1内の増幅部15に入力されて増幅さ れ、増幅部15の出力がロ−パスフィルタ6を通して出力端OUTに出力される 。一方において増幅部15の出力が分波器で16で分波され、増幅部17で増幅 され、分配器18により各既存の増幅器2の分岐端子1−1、1−2、1−3、 1−4に分配され、夫々の分岐端子1−1、1−2、1−3、1−4から増幅器 2内のローパスフィルタ21、22、23、24に分配される。そして前記ロー パスフィルタ21、22、23、24、ハイパスフィルタ11、12、13、1 4から分岐端子BR1、BR2、BR3、BR4に出力される。
【0010】 図3に示すものは本考案のCATV用増幅器が幹線分岐増幅器の場合の他の実 施例であり、1は既存の幹線分岐増幅器、2は増設の増幅器である。そして、こ の増幅器では次のようにして信号伝送されるようにしたものである。 幹線入力端INに入力される信号のうち70〜250MHzの周波数がローパ スフィルタ3を通して既存の増幅器1で増幅され、ローパスフィルタ4を通して 出力端OUTに出力される。一方において増幅器1の出力が分波器31で分波さ れ、増設の増幅器2内の増幅部32で増幅され、ローパスフィルタ33に入力さ れる。
【0011】 また、幹線入力端INに入力される信号のうち260〜450MHzの周波数 は、ハイパスフィルタ5を通して増設の増幅器2内の増幅部41に入力されて増 幅され、増幅部41の出力がハイパスフィルタ6を通して出力端OUTに出力さ れる。一方において増幅部41の出力が分波器42で分波され、増幅部43で増 幅され、ハイパスフィルタ44に入力される。 そして、このハイパスフィルタ44と前記にローパスフィルタ33からの出力 が分配器45により増幅器2の分岐端子BR1、BR2、BR3、BR4に出力 される。
【0012】
【考案の効果】
本考案のCATV用増幅器は次のような効果がある。 .既存の増幅器1に260MHz〜450MHzの増幅器2をアダプタ形式 で追加するだけでグレ−ドアップ化できるので、既存の増幅器1をそのまま有効 に利用できる。 .増設する増幅器2を260MHz〜450MHzに帯域制限するため歪が 少ない。このため、70MHz〜450MHzの全てでTV信号を伝送すること ができ、約50波分の多チャンネル伝送を行なうことができる。 .加入者が260〜450MHzの周波数を受信するためには、加入者側に それを受信するためのコンバ−タを設置する必要があるが、その周波数はオンエ ア波の周波数ではないため、オンエア波がタップオフに飛び込んでもTV受像機 の画面(260〜450MHzの周波数)にゴ−ストが生じない。従って、オン エア波の飛び込み妨害を考える必要がないため、伝送レベルを低くすることがで き、歪が少なくなるので安価なICを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のCATV用増幅器の原理図。
【図2】本考案のCATV用増幅器の第1の実施例の説
明図。
【図3】本考案のCATV用増幅器の第2の実施例の説
明図。
【図4】CATVシステムの幹線部分の説明図。
【図5】CATVシステムに使用される増幅器の利得−
周波数の説明図。
【符号の説明】
1 増幅器 2 増設の増幅器

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 250MHz、22dBの利得を有し且
    つ70〜250MHzの帯域を増幅する既存の増幅器1
    と、450MHz、22dBの利得を有し且つ260〜
    450MHzの帯域を増幅する増設の増幅器2とを組合
    わせたことを特徴とするCATV用増幅器。
JP6254291U 1991-07-12 1991-07-12 Catv用増幅器 Pending JPH059089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6254291U JPH059089U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 Catv用増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6254291U JPH059089U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 Catv用増幅器

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Publication Number Publication Date
JPH059089U true JPH059089U (ja) 1993-02-05

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ID=13203224

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JP6254291U Pending JPH059089U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 Catv用増幅器

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