JPH0590795A - ワーク実装機 - Google Patents
ワーク実装機Info
- Publication number
- JPH0590795A JPH0590795A JP3248066A JP24806691A JPH0590795A JP H0590795 A JPH0590795 A JP H0590795A JP 3248066 A JP3248066 A JP 3248066A JP 24806691 A JP24806691 A JP 24806691A JP H0590795 A JPH0590795 A JP H0590795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- head
- shaft
- suction nozzle
- drum
- Prior art date
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- Pending
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークヘッドの作動制御をなす機器とコント
ローラとの間を電気的に接続するためのコネクタを簡単
にして取り付けることができるワーク実装機を提供する
ことにある。 【構成】 ワーク実装機は、多数のワークフィーダ6を
備えたワーク台2と、ワーク台2に対して回転駆動され
るヘッドドラム28と、ヘッドドラム28の外周部に設
けられ、吸着ノズル78を有したワークヘッド70と、
ワークヘッド70の作動を制御する第1乃至第3制御モ
ータ200,228,230、吸着ノズル78へのサク
ション圧の供給を制御する制御弁254等の作動制御機
器と、これらを制御するコントローラ69と、コントロ
ーラ69と作動制御機器との間を電気的に接続すくため
の雌雄のコネクタ302,308とを備えており、これ
らコネクタ302,308は結合した状態で、ヘッドド
ラム28側の装着板部310の装着孔312に脱着自在
に差し込まれて取り付けられている。
ローラとの間を電気的に接続するためのコネクタを簡単
にして取り付けることができるワーク実装機を提供する
ことにある。 【構成】 ワーク実装機は、多数のワークフィーダ6を
備えたワーク台2と、ワーク台2に対して回転駆動され
るヘッドドラム28と、ヘッドドラム28の外周部に設
けられ、吸着ノズル78を有したワークヘッド70と、
ワークヘッド70の作動を制御する第1乃至第3制御モ
ータ200,228,230、吸着ノズル78へのサク
ション圧の供給を制御する制御弁254等の作動制御機
器と、これらを制御するコントローラ69と、コントロ
ーラ69と作動制御機器との間を電気的に接続すくため
の雌雄のコネクタ302,308とを備えており、これ
らコネクタ302,308は結合した状態で、ヘッドド
ラム28側の装着板部310の装着孔312に脱着自在
に差し込まれて取り付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークとしてICチ
ップ等の電子部品をプリント基板に実装するためのワー
ク実装機に関する。
ップ等の電子部品をプリント基板に実装するためのワー
ク実装機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワーク実装機には、いわゆる連
続回転式ワーク実装機と称されているものがあり、この
連続回転式のものは、ワークの供給セクション及び実装
セクションを有したワーク台と、このワーク台の上方に
て、連続して回転駆動されるヘッドドラムと、このヘッ
ドドラムに、その外周から突出するようにして設けられ
た多数のワークヘッドとから構成されている。
続回転式ワーク実装機と称されているものがあり、この
連続回転式のものは、ワークの供給セクション及び実装
セクションを有したワーク台と、このワーク台の上方に
て、連続して回転駆動されるヘッドドラムと、このヘッ
ドドラムに、その外周から突出するようにして設けられ
た多数のワークヘッドとから構成されている。
【0003】ここで、各ワークヘッドは、ヘッドドラム
の径方向に延びる旋回軸を中心として旋回可能となって
おり、その外周面からはワーク台に向けて突出する吸着
ノズルが取り付けられている。更に、ヘッドドラムの回
転中、各ワークヘッドは旋回されるが、このような旋回
中、ワークヘッドの旋回姿勢、つまり、ワーク台に対す
る吸着ノズルの姿勢は常時一定に維持されるものとなっ
ている。
の径方向に延びる旋回軸を中心として旋回可能となって
おり、その外周面からはワーク台に向けて突出する吸着
ノズルが取り付けられている。更に、ヘッドドラムの回
転中、各ワークヘッドは旋回されるが、このような旋回
中、ワークヘッドの旋回姿勢、つまり、ワーク台に対す
る吸着ノズルの姿勢は常時一定に維持されるものとなっ
ている。
【0004】上述したワーク実装機によれば、ヘッドド
ラムの回転とともにワークヘッドが旋回運動すること
で、その吸着ノズルにワーク台に対しての上下運動を与
えることができ、一方、ヘッドドラムの周速に対してワ
ークヘッドの旋回速度を適切に制御すれば、ワークヘッ
ドの吸着ノズルが供給セクション及び実装セクションに
最も近接したときに、これらのセクションに対する吸着
ノズルの相対速度をほぼ零にすることも可能となる。従
って、ヘッドドラムが連続して回転駆動されていても、
ワークヘッドの吸着ノズルへのサクション圧の供給及び
その解除のタイミングを適切に制御することで、吸着ノ
ズルにより供給セクション上のワークを確実に吸着でき
るばかりでなく、また、実装セクションにて例えばプリ
ント基板上にワークを確実に実装することも可能とな
る。この結果、このようなワーク実装機によれば、プリ
ント基板に対するワークの実装を連続的に実施でき、そ
の実装効率を大幅に向上できることなる。
ラムの回転とともにワークヘッドが旋回運動すること
で、その吸着ノズルにワーク台に対しての上下運動を与
えることができ、一方、ヘッドドラムの周速に対してワ
ークヘッドの旋回速度を適切に制御すれば、ワークヘッ
ドの吸着ノズルが供給セクション及び実装セクションに
最も近接したときに、これらのセクションに対する吸着
ノズルの相対速度をほぼ零にすることも可能となる。従
って、ヘッドドラムが連続して回転駆動されていても、
ワークヘッドの吸着ノズルへのサクション圧の供給及び
その解除のタイミングを適切に制御することで、吸着ノ
ズルにより供給セクション上のワークを確実に吸着でき
るばかりでなく、また、実装セクションにて例えばプリ
ント基板上にワークを確実に実装することも可能とな
る。この結果、このようなワーク実装機によれば、プリ
ント基板に対するワークの実装を連続的に実施でき、そ
の実装効率を大幅に向上できることなる。
【0005】一方、上述したワーク実装機にあっては、
そのヘッドドラム上にワークヘッドの作動制御機器、例
えばサクション圧の供給を制御するための電磁弁や、そ
の駆動源としての電動モータもまた配置されており、こ
れらは、その作動を制御するコントローラに電気的に接
続されている。通常、これらの間の電気的な接続に関し
ては、電磁弁や電動モータの側とコントローラの側と
で、その点検や保守作業が独立して実施可能となるよう
に、いわゆるコネクタ結合によってなされている。
そのヘッドドラム上にワークヘッドの作動制御機器、例
えばサクション圧の供給を制御するための電磁弁や、そ
の駆動源としての電動モータもまた配置されており、こ
れらは、その作動を制御するコントローラに電気的に接
続されている。通常、これらの間の電気的な接続に関し
ては、電磁弁や電動モータの側とコントローラの側と
で、その点検や保守作業が独立して実施可能となるよう
に、いわゆるコネクタ結合によってなされている。
【0006】即ち、電磁弁及び電動モータ側から延びる
ケーブルには雌型のコネクタが取り付けられている一
方、コントローラから延びるケーブルには雄型のコネク
タが取り付けられており、これら雌雄のコネクタを相互
に脱着可能にして結合することで、両ケーブル間の電気
的な接続が確立されるものとなっている。
ケーブルには雌型のコネクタが取り付けられている一
方、コントローラから延びるケーブルには雄型のコネク
タが取り付けられており、これら雌雄のコネクタを相互
に脱着可能にして結合することで、両ケーブル間の電気
的な接続が確立されるものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようする課題】ところで、相互に結合さ
れた雌雄のコネクタは、その重量が比較的重いため、ヘ
ッドドラム側に確実に固定する必要がある。このため、
従来にあっては、ヘッドドラムにコネクタ専用の取付具
を設けておき、この取付具にボルト締めしてコネクタの
固定をなすようにしている。
れた雌雄のコネクタは、その重量が比較的重いため、ヘ
ッドドラム側に確実に固定する必要がある。このため、
従来にあっては、ヘッドドラムにコネクタ専用の取付具
を設けておき、この取付具にボルト締めしてコネクタの
固定をなすようにしている。
【0008】しかしながら、上述した雌雄のコネクタの
固定では、ボルトを使用することから、取付具に対する
コネクタの脱着を容易に実施できず、このため、電磁
弁、電動モータ及びコントローラの点検及び保守作業に
も手間がかかることなる。この発明は、上述した事情に
基づきなされたもので、その目的とするところは、ヘッ
ドドラム側に雌雄のコネクタを簡単且つ確実に固定で
き、しかも、電磁弁及び電動モータ等の作動制御機器、
また、コントローラの点検及び保守作業をも容易に実施
可能とするワーク実装機を提供することにある。
固定では、ボルトを使用することから、取付具に対する
コネクタの脱着を容易に実施できず、このため、電磁
弁、電動モータ及びコントローラの点検及び保守作業に
も手間がかかることなる。この発明は、上述した事情に
基づきなされたもので、その目的とするところは、ヘッ
ドドラム側に雌雄のコネクタを簡単且つ確実に固定で
き、しかも、電磁弁及び電動モータ等の作動制御機器、
また、コントローラの点検及び保守作業をも容易に実施
可能とするワーク実装機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ワークヘッ
ドの作動を制御する各種作動制御機器側及びコントロー
ラ側の双方から延びるケーブルの相互をコネクタ結合を
介して電気的に接続するようにした上述のタイプのワー
ク実装機に於いて、このワーク実装機は、前記ヘッドド
ラムに設けられたコネクタのための装着板部と、この装
着板部に形成され、コネクタを脱着自在に差し込んで固
定する装着孔とを備えている。
ドの作動を制御する各種作動制御機器側及びコントロー
ラ側の双方から延びるケーブルの相互をコネクタ結合を
介して電気的に接続するようにした上述のタイプのワー
ク実装機に於いて、このワーク実装機は、前記ヘッドド
ラムに設けられたコネクタのための装着板部と、この装
着板部に形成され、コネクタを脱着自在に差し込んで固
定する装着孔とを備えている。
【0010】
【作用】上述したワーク実装機によれば、ヘッドドラム
側の装着板部に於ける装着孔にコネクタを差し込むだけ
で、そのコネクタが固定されており、一方、前記作動制
御機器やコントローラの点検及び保守作業を実施する際
には、装着孔からコネクタを引き抜いてコネクタを取り
外し、この後、そのコネクタ結合を解除して、作動制御
機器側とコントローラ側との接続を分離できる。
側の装着板部に於ける装着孔にコネクタを差し込むだけ
で、そのコネクタが固定されており、一方、前記作動制
御機器やコントローラの点検及び保守作業を実施する際
には、装着孔からコネクタを引き抜いてコネクタを取り
外し、この後、そのコネクタ結合を解除して、作動制御
機器側とコントローラ側との接続を分離できる。
【0011】
【実施例】図1及び図2を参照すると、ワーク実装機の
側面図及び平面図が概略的に示されている。このワーク
実装機は、大きく分けて、リング形状をなしたワーク台
2と、このワーク台2の中央且つ上方に配置され、水平
面内で回転可能な回転ドラム装置4からなっている。
側面図及び平面図が概略的に示されている。このワーク
実装機は、大きく分けて、リング形状をなしたワーク台
2と、このワーク台2の中央且つ上方に配置され、水平
面内で回転可能な回転ドラム装置4からなっている。
【0012】ワーク台2には、多数のワークフィーダ6
が放射状にして配置されており、これらワークフィーダ
6は、ワーク、例えば、ICチップ、抵抗、コンデンサ
等の各種の電子部品をワーク台2上の所定位置に連続し
て供給可能となっている。ワークフィーダ6は、ワーク
台2の周方向に所定の間隔を存して配置されており、ワ
ークフィーダ6の各々が供給セクションとなっている。
なお、図2には、2つのワークフィーダ6、つまり、2
個所の供給セクションしか示されていない。
が放射状にして配置されており、これらワークフィーダ
6は、ワーク、例えば、ICチップ、抵抗、コンデンサ
等の各種の電子部品をワーク台2上の所定位置に連続し
て供給可能となっている。ワークフィーダ6は、ワーク
台2の周方向に所定の間隔を存して配置されており、ワ
ークフィーダ6の各々が供給セクションとなっている。
なお、図2には、2つのワークフィーダ6、つまり、2
個所の供給セクションしか示されていない。
【0013】一方、図2から明かなように、ワーク台2
の一部は切欠かれており、この切欠部位に、実装セクシ
ョンが設けれらている。具体的には、実装セクション
は、XYテーブル装置8からなっており、このXYテー
ブル装置8は、可動テーブル10を備えている。この可
動テーブル10は、一方の電動モータ12によって、図
中X方向に移動可能であるとともに、他方の電動モータ
14によってX方向に対して直交するY方向に移動可能
となっている。
の一部は切欠かれており、この切欠部位に、実装セクシ
ョンが設けれらている。具体的には、実装セクション
は、XYテーブル装置8からなっており、このXYテー
ブル装置8は、可動テーブル10を備えている。この可
動テーブル10は、一方の電動モータ12によって、図
中X方向に移動可能であるとともに、他方の電動モータ
14によってX方向に対して直交するY方向に移動可能
となっている。
【0014】可動テーブル10自体は、無端状のコンベ
アベルトから構成されており、このコンベアベルトは、
電動モータ16により図中A方向に往復的に走行可能と
なっている。なお、この実施例の場合、A方向とY方向
とは一致されている。A方向でみた可動テーブル10の
両側、即ち、そのコンベアベルトの走行方向でみた前方
及び後方には、可動テーブル10に近接して、搬入コン
ベア装置18及び搬出コンベア装置20が夫々配置され
ている。これら搬入コンベア装置18及び搬出コンベア
装置20もまた、可動テーブル10の場合と同様に、無
端状のコンベアベルトから構成されており、搬入及び搬
出コンベア装置18,20は、前述したワークが実装さ
れるプリント基板Bを搬送可能となっている。
アベルトから構成されており、このコンベアベルトは、
電動モータ16により図中A方向に往復的に走行可能と
なっている。なお、この実施例の場合、A方向とY方向
とは一致されている。A方向でみた可動テーブル10の
両側、即ち、そのコンベアベルトの走行方向でみた前方
及び後方には、可動テーブル10に近接して、搬入コン
ベア装置18及び搬出コンベア装置20が夫々配置され
ている。これら搬入コンベア装置18及び搬出コンベア
装置20もまた、可動テーブル10の場合と同様に、無
端状のコンベアベルトから構成されており、搬入及び搬
出コンベア装置18,20は、前述したワークが実装さ
れるプリント基板Bを搬送可能となっている。
【0015】搬入及び搬出コンベア装置18,20のコ
ンベアベルトと前述した可動テーブル10のコンベアベ
ルトとは、一列に整合するようにして延びており、ま
た、搬入及び搬出コンベア装置18,20のコンベアベ
ルトは、夫々の電動モータ22,24によって前述した
A方向に夫々走行可能となっている。従って、可動テー
ブル10と搬入コンベア装置のコンベアベルトとが互い
に連なるように、可動テーブル10を大きくY方向に移
動させ、そして、搬入コンベア装置及び可動テーブルの
各コンベアベルトを同じくA方向に走行させれば、搬入
コンベア装置18上に待機しているプリント基板Bを可
動テーブル10上に供給することかできる。
ンベアベルトと前述した可動テーブル10のコンベアベ
ルトとは、一列に整合するようにして延びており、ま
た、搬入及び搬出コンベア装置18,20のコンベアベ
ルトは、夫々の電動モータ22,24によって前述した
A方向に夫々走行可能となっている。従って、可動テー
ブル10と搬入コンベア装置のコンベアベルトとが互い
に連なるように、可動テーブル10を大きくY方向に移
動させ、そして、搬入コンベア装置及び可動テーブルの
各コンベアベルトを同じくA方向に走行させれば、搬入
コンベア装置18上に待機しているプリント基板Bを可
動テーブル10上に供給することかできる。
【0016】逆に、可動テーブル10及び搬出コンベア
装置20のコンベアベルトを互いに連なるように、可動
テーブル10を大きくY方向に移動させ、これらのコン
ベアベルトを同じくA方向に移動させれば、可動テーブ
ル10上のワーク実装済みのプリント基板Bを搬出コン
ベア装置20に排出することができる。なお、ワークフ
ィーダ6によりワーク台2上に供給されるワークのレベ
ル位置と、前述した可動テーブル10上のプリント基板
Bのレベル位置とはほぼ同一となっており、また、図2
中、ワークフィーダ6の設置可能領域はZで示されてい
る。
装置20のコンベアベルトを互いに連なるように、可動
テーブル10を大きくY方向に移動させ、これらのコン
ベアベルトを同じくA方向に移動させれば、可動テーブ
ル10上のワーク実装済みのプリント基板Bを搬出コン
ベア装置20に排出することができる。なお、ワークフ
ィーダ6によりワーク台2上に供給されるワークのレベ
ル位置と、前述した可動テーブル10上のプリント基板
Bのレベル位置とはほぼ同一となっており、また、図2
中、ワークフィーダ6の設置可能領域はZで示されてい
る。
【0017】前述した回転ドラム装置4は、図1に示さ
れているように、上部ドラム26とヘッドドラム28と
を備えており、ヘッドドラム28は、ドラム基台30に
対しドラム軸32を介して回転自在に支持されている。
ドラム基台30は、ワーク台2内の中央に配置されてい
る。一方、上部ドラム26は、ワーク実装機の全体を外
側から囲むフレーム34から回転自在にして吊持されて
おり、上部ドラム26とヘッドドラム28は、複数個の
駆動力伝達具36を介して相互に連結されている。
れているように、上部ドラム26とヘッドドラム28と
を備えており、ヘッドドラム28は、ドラム基台30に
対しドラム軸32を介して回転自在に支持されている。
ドラム基台30は、ワーク台2内の中央に配置されてい
る。一方、上部ドラム26は、ワーク実装機の全体を外
側から囲むフレーム34から回転自在にして吊持されて
おり、上部ドラム26とヘッドドラム28は、複数個の
駆動力伝達具36を介して相互に連結されている。
【0018】ドラム軸32の下端には、減速機を介して
駆動モータ40が連結されており、この駆動モータ40
は、ドラム基台30に支持されている。従って、駆動モ
ータ40が回転駆動されると、ドラム軸32を介してヘ
ッドドラム28が図2中C方向に回転され、そして、こ
のヘッドドラム28から駆動力伝達具36を介して上部
ドラム26に駆動力が伝達されることで、この上部ドラ
ム26もまたヘッドドラム28に同期して一体的に回転
されることになる。
駆動モータ40が連結されており、この駆動モータ40
は、ドラム基台30に支持されている。従って、駆動モ
ータ40が回転駆動されると、ドラム軸32を介してヘ
ッドドラム28が図2中C方向に回転され、そして、こ
のヘッドドラム28から駆動力伝達具36を介して上部
ドラム26に駆動力が伝達されることで、この上部ドラ
ム26もまたヘッドドラム28に同期して一体的に回転
されることになる。
【0019】なお、ヘッドドラム28は、図3に示され
ているように、取付用ボス54及び複数の連結ボルト5
6を介してドラム軸32に連結されている。ヘッドドラ
ム28の外周部には、周方向に等間隔を存して多数のヘ
ッドユニット68が取り付けられている。これらヘッド
ユニット68は、図1及び図2には概略的にしか示され
ていないが、そのヘッドドラム28に対する取付位置及
びその構造は同一となっている。それ故、以下には、1
つのヘッドユニット68に着目して説明する。
ているように、取付用ボス54及び複数の連結ボルト5
6を介してドラム軸32に連結されている。ヘッドドラ
ム28の外周部には、周方向に等間隔を存して多数のヘ
ッドユニット68が取り付けられている。これらヘッド
ユニット68は、図1及び図2には概略的にしか示され
ていないが、そのヘッドドラム28に対する取付位置及
びその構造は同一となっている。それ故、以下には、1
つのヘッドユニット68に着目して説明する。
【0020】ヘッドユニット68の具体的な配置及び構
造は、図3及び図4に夫々詳図されているが、ここで
は、先ず図4を参照して、その構造を説明する。ヘッド
ユニット68は、円形のワークヘッド70を備えてお
り、このワークヘッド70は、その軸線がヘッドドラム
28の放射方向に延びるヘッドハウジング72を有して
いる。このヘッドハウジング72に於いて、ヘッドドラ
ム28の径方向でみて外側に位置する一端面は開口さ
れ、そして、この開口はカバー74によって閉塞されて
いる。
造は、図3及び図4に夫々詳図されているが、ここで
は、先ず図4を参照して、その構造を説明する。ヘッド
ユニット68は、円形のワークヘッド70を備えてお
り、このワークヘッド70は、その軸線がヘッドドラム
28の放射方向に延びるヘッドハウジング72を有して
いる。このヘッドハウジング72に於いて、ヘッドドラ
ム28の径方向でみて外側に位置する一端面は開口さ
れ、そして、この開口はカバー74によって閉塞されて
いる。
【0021】ヘッドハウジング72の周壁には、4個の
ノズルホルダ76がその軸線回りに回転自在に取り付け
られており、これらノズルホルダ76は、ヘッドハウジ
ング72の周方向で等間隔に配置され、且つ、ヘッドハ
ウジング72の周壁を貫通して延びている。従って、ノ
ズルホルダ76は、ヘッドハウジング72の周壁から放
射状に突出されたものとなっている。
ノズルホルダ76がその軸線回りに回転自在に取り付け
られており、これらノズルホルダ76は、ヘッドハウジ
ング72の周方向で等間隔に配置され、且つ、ヘッドハ
ウジング72の周壁を貫通して延びている。従って、ノ
ズルホルダ76は、ヘッドハウジング72の周壁から放
射状に突出されたものとなっている。
【0022】各ノズルホルダ76には、吸着ノズル78
が貫通するようにして取り付けられている。ノズルホル
ダ76内に於ける吸着ノズル78の部位には、軸方向溝
80が形成されており、一方、ノズルホルダ76には、
吸着ノズル78の軸方向溝80を通じてストッパボルト
82が螺挿されている。従って、吸着ノズル78とノズ
ルホルダ76とは、ストッパボルト82により、その軸
線回りに関しては一体に回転可能であるが、しかしなが
ら、吸着ノズル78は、軸方向溝80の長さ分だけ、ノ
ズルホルダ76に対して軸方向に移動可能となってい
る。
が貫通するようにして取り付けられている。ノズルホル
ダ76内に於ける吸着ノズル78の部位には、軸方向溝
80が形成されており、一方、ノズルホルダ76には、
吸着ノズル78の軸方向溝80を通じてストッパボルト
82が螺挿されている。従って、吸着ノズル78とノズ
ルホルダ76とは、ストッパボルト82により、その軸
線回りに関しては一体に回転可能であるが、しかしなが
ら、吸着ノズル78は、軸方向溝80の長さ分だけ、ノ
ズルホルダ76に対して軸方向に移動可能となってい
る。
【0023】各吸着ノズル78の先端の吸着口(図示し
ない)の大きさは、種々のワークの大きさに応じ互いに
異なったものとなっている。ヘッドハウジング72内の
中央部には、ガイドブロック84が配置されており、こ
のガイドブロック84の周面には、各吸着ノズル78に
対応してガイド孔86が放射状に形成されている。従っ
て、そのノズルホルダ76から突出した吸着ノズル78
の内端は、ガイドブロック84の対応するガイド孔86
に摺動自在にして嵌合されている。更に、ガイドブロッ
ク84内の中央には、各ガイド孔86の内端を閉塞する
ようなボール88が収容されており、各ガイド孔96内
の吸着ノズル78の内端とボール88との間には、コイ
ルばね90が夫々収容されている。コイルばね90は、
対応する吸着ノズル78をワークヘッド70の径方向外
側、つまり、ワークヘッド70から突出する方向に常時
付勢している。
ない)の大きさは、種々のワークの大きさに応じ互いに
異なったものとなっている。ヘッドハウジング72内の
中央部には、ガイドブロック84が配置されており、こ
のガイドブロック84の周面には、各吸着ノズル78に
対応してガイド孔86が放射状に形成されている。従っ
て、そのノズルホルダ76から突出した吸着ノズル78
の内端は、ガイドブロック84の対応するガイド孔86
に摺動自在にして嵌合されている。更に、ガイドブロッ
ク84内の中央には、各ガイド孔86の内端を閉塞する
ようなボール88が収容されており、各ガイド孔96内
の吸着ノズル78の内端とボール88との間には、コイ
ルばね90が夫々収容されている。コイルばね90は、
対応する吸着ノズル78をワークヘッド70の径方向外
側、つまり、ワークヘッド70から突出する方向に常時
付勢している。
【0024】更に、ワークヘッド70は、旋回手段及び
その回転姿勢つまりワーク台2に対する吸着ノズル78
の姿勢を維持する姿勢制御手段を介して、ヘッドドラム
28側に連結されており、以下には、これら旋回手段及
び姿勢制御手段について説明する。ワークヘッド70か
らは、ヘッドドラム28側に向かい同軸にして第1軸9
2が延びており、この第1軸92の一端は、ワークヘッ
ド70のヘッドハウジング72を回転自在に貫通して、
ワークヘッド70内に位置付けられている。第1軸92
の一端には、ベベルギヤからなるサイドギヤ94が取り
付けられており、このサイドギヤ94は、前述した各ノ
ズルホルダ76の内端のピニオン96に夫々噛合されて
いる。一方、第1軸92の他端には、歯付きプーリから
なるノズル駆動プーリ98が取り付けられている。従っ
て、ノズル駆動プーリ98に外部からの回転力が伝達さ
れて、第1軸92が回転されると、この第1軸92の回
転は、サイドギヤ94及びピニオン96を介して各ノズ
ルホルダ76に伝達され、これにより、各ノズルホルダ
76即ちその吸着ノズル78もまた、その軸線回りに回
転されることになる。
その回転姿勢つまりワーク台2に対する吸着ノズル78
の姿勢を維持する姿勢制御手段を介して、ヘッドドラム
28側に連結されており、以下には、これら旋回手段及
び姿勢制御手段について説明する。ワークヘッド70か
らは、ヘッドドラム28側に向かい同軸にして第1軸9
2が延びており、この第1軸92の一端は、ワークヘッ
ド70のヘッドハウジング72を回転自在に貫通して、
ワークヘッド70内に位置付けられている。第1軸92
の一端には、ベベルギヤからなるサイドギヤ94が取り
付けられており、このサイドギヤ94は、前述した各ノ
ズルホルダ76の内端のピニオン96に夫々噛合されて
いる。一方、第1軸92の他端には、歯付きプーリから
なるノズル駆動プーリ98が取り付けられている。従っ
て、ノズル駆動プーリ98に外部からの回転力が伝達さ
れて、第1軸92が回転されると、この第1軸92の回
転は、サイドギヤ94及びピニオン96を介して各ノズ
ルホルダ76に伝達され、これにより、各ノズルホルダ
76即ちその吸着ノズル78もまた、その軸線回りに回
転されることになる。
【0025】第1軸92の外側には、一対の軸受を介し
て中空の第2軸100が同心且つ回転自在に配置されて
おり、この第2軸100は、ワークヘッド70から吸着
ノズル駆動プーリ98まで延びている。第2軸100の
一端にはフランジ102が形成されており、このフラン
ジ102及び連結ボルト104を介して、第2軸100
は、ワークヘッド70のヘッドハウジング72に連結さ
れている。従って、ワークヘッド70は第2軸102と
一体にして回転でき、この第2軸102は、ワークヘッ
ド70の自転軸となっている。第2軸100の他端に
は、ノズル駆動プーリ98に隣接して、同じく歯付きプ
ーリからなるヘッド駆動プーリ106が取り付けられて
おり、このヘッド駆動プーリ106に外部からの回転力
が伝達されると、ワークヘッド70は第2軸100とと
もに回転することができる。
て中空の第2軸100が同心且つ回転自在に配置されて
おり、この第2軸100は、ワークヘッド70から吸着
ノズル駆動プーリ98まで延びている。第2軸100の
一端にはフランジ102が形成されており、このフラン
ジ102及び連結ボルト104を介して、第2軸100
は、ワークヘッド70のヘッドハウジング72に連結さ
れている。従って、ワークヘッド70は第2軸102と
一体にして回転でき、この第2軸102は、ワークヘッ
ド70の自転軸となっている。第2軸100の他端に
は、ノズル駆動プーリ98に隣接して、同じく歯付きプ
ーリからなるヘッド駆動プーリ106が取り付けられて
おり、このヘッド駆動プーリ106に外部からの回転力
が伝達されると、ワークヘッド70は第2軸100とと
もに回転することができる。
【0026】更に、第2軸100の外側にも、一対の軸
受を介して、中空の第3軸108が同心且つ回転自在に
配置されており、この第3軸108は、第2軸100の
フランジ102からヘッド駆動プーリ106まで延びて
いる。第3軸108からは、リンクアーム110が延び
ており、このリンクアーム110と第3軸108とは一
体に結合されている。即ち、ヘッド駆動プーリ106側
に位置した第3軸108の端部にはフランジ112が形
成されており、このフランジ112及び連結ボルト11
4を介して、第3軸108とリンクアーム110の一端
とが相互に連結されている。
受を介して、中空の第3軸108が同心且つ回転自在に
配置されており、この第3軸108は、第2軸100の
フランジ102からヘッド駆動プーリ106まで延びて
いる。第3軸108からは、リンクアーム110が延び
ており、このリンクアーム110と第3軸108とは一
体に結合されている。即ち、ヘッド駆動プーリ106側
に位置した第3軸108の端部にはフランジ112が形
成されており、このフランジ112及び連結ボルト11
4を介して、第3軸108とリンクアーム110の一端
とが相互に連結されている。
【0027】リンクアーム110の中央部には、中央孔
120が形成されており、更に、リンクアーム110の
他端には、半円形状をなした凹所122が形成されてい
る。この凹所と中央孔120との間は、図示しないけれ
どもスリットを介して連通されているとともに、中央孔
120の内周面には、スリットに対して同軸上に位置す
る切欠溝が形成されている。
120が形成されており、更に、リンクアーム110の
他端には、半円形状をなした凹所122が形成されてい
る。この凹所と中央孔120との間は、図示しないけれ
どもスリットを介して連通されているとともに、中央孔
120の内周面には、スリットに対して同軸上に位置す
る切欠溝が形成されている。
【0028】リンクアーム110の凹所122には、バ
ランスウエイト126が装着されており、このバランス
ウエイト126は、複数の連結ボルト128を介してリ
ンクアーム110に取り付けられている。バランスウエ
イト126は、リンクアーム110の一端に連結された
ワークヘッド70側の重量とほぼ等しい重量を有してい
る。
ランスウエイト126が装着されており、このバランス
ウエイト126は、複数の連結ボルト128を介してリ
ンクアーム110に取り付けられている。バランスウエ
イト126は、リンクアーム110の一端に連結された
ワークヘッド70側の重量とほぼ等しい重量を有してい
る。
【0029】従って、中央孔120を中心として、リン
クアーム110に於ける両端側の重量は釣り合うものと
なっている。前述した第3軸108には、制御リング1
32が回転自在にして取り付けられている。この制御リ
ング132は、段付きのディスク部材からなり、その大
径部がワークヘッド70側に位置付けられている。制御
リング132の大径部の端面には、前述した第2軸10
0のフランジ102よりも大径の穴が形成されており、
従って、その大径部の環状端面は、フランジ102と干
渉することなく、ワークヘッド70のヘッドハウジング
72に摺接可能となっている。
クアーム110に於ける両端側の重量は釣り合うものと
なっている。前述した第3軸108には、制御リング1
32が回転自在にして取り付けられている。この制御リ
ング132は、段付きのディスク部材からなり、その大
径部がワークヘッド70側に位置付けられている。制御
リング132の大径部の端面には、前述した第2軸10
0のフランジ102よりも大径の穴が形成されており、
従って、その大径部の環状端面は、フランジ102と干
渉することなく、ワークヘッド70のヘッドハウジング
72に摺接可能となっている。
【0030】制御リング132の小径部と第3軸108
との間には、この第3軸108を囲むようにしてコイル
ばね134が配置されており、このコイルばね134
は、制御リング132をワークヘッド70に向けて押圧
付勢し、これにより、制御リング132の環状端面は、
ヘッドハウジング72の端面に気密を存して摺接する摺
接面136となっている。
との間には、この第3軸108を囲むようにしてコイル
ばね134が配置されており、このコイルばね134
は、制御リング132をワークヘッド70に向けて押圧
付勢し、これにより、制御リング132の環状端面は、
ヘッドハウジング72の端面に気密を存して摺接する摺
接面136となっている。
【0031】制御リング132の摺接面には、詳細には
図示しないけれども、円弧溝138が形成されており、
一方、ヘッドハウジング72の端面には、各吸着ノズル
78に対応する4個の吸引孔140が開口されている。
各吸引孔140の開口は、ヘッドハウジング72の周方
向に等間隔を存して配置されており、また、各吸引孔1
40は、詳細には図示されていないけれども、ノズルホ
ルダ76を介して対応する吸着ノズル78に常時連通さ
れている。
図示しないけれども、円弧溝138が形成されており、
一方、ヘッドハウジング72の端面には、各吸着ノズル
78に対応する4個の吸引孔140が開口されている。
各吸引孔140の開口は、ヘッドハウジング72の周方
向に等間隔を存して配置されており、また、各吸引孔1
40は、詳細には図示されていないけれども、ノズルホ
ルダ76を介して対応する吸着ノズル78に常時連通さ
れている。
【0032】図4に示した状態では、吸着ノズル78の
うち、その先端が下方に向いた吸着ノズル78の吸引孔
140が制御リング132の円弧溝138の一方の端に
位置して連通されている。ここで、円弧溝138の長さ
は、ワークヘッド70が所定の自転角α(例えば45
°)だけ一方向に自転しても、円弧溝138とその吸引
孔140との間の連通が維持されるように設定されてい
る。
うち、その先端が下方に向いた吸着ノズル78の吸引孔
140が制御リング132の円弧溝138の一方の端に
位置して連通されている。ここで、円弧溝138の長さ
は、ワークヘッド70が所定の自転角α(例えば45
°)だけ一方向に自転しても、円弧溝138とその吸引
孔140との間の連通が維持されるように設定されてい
る。
【0033】一方、制御リング132内には、一端が円
弧溝138に接続した制御孔142が形成されており、
この制御孔142の他端は、制御リング132の摺接面
136とは反対側の端面に開口されている。制御孔14
2の開口は、接続プラグ144を介して可撓性を有した
チューブ146に接続されており、このチューブ146
は、後述するサクション圧供給手段に接続されるものと
なっている。従って、このサクション圧供給手段によ
り、チューブ146、制御孔142、円弧溝138、吸
引孔140を介して、吸着ノズル78にサクション圧が
供給されれば、その吸着ノズル78の先端にワークを吸
着することが可能となる。
弧溝138に接続した制御孔142が形成されており、
この制御孔142の他端は、制御リング132の摺接面
136とは反対側の端面に開口されている。制御孔14
2の開口は、接続プラグ144を介して可撓性を有した
チューブ146に接続されており、このチューブ146
は、後述するサクション圧供給手段に接続されるものと
なっている。従って、このサクション圧供給手段によ
り、チューブ146、制御孔142、円弧溝138、吸
引孔140を介して、吸着ノズル78にサクション圧が
供給されれば、その吸着ノズル78の先端にワークを吸
着することが可能となる。
【0034】更に、制御リング132の小径部には、歯
付きプーリからなる制御リング駆動プーリ148が取り
付けられている。従って、この制御リング駆動プーリ1
48に外部からの回転力が伝達されることにより、制御
リング132もまた、前述した第3軸108の回りを回
転することができる。上述したヘッドユニット68は、
前述した旋回手段及び姿勢制御手段の一部つまりワーク
ヘッド側部分を含んでユニット化されており、そして、
ヘッドユニット68は、ヘッドドラム28側に位置する
旋回手段及び姿勢制御手段の残りの部分つまりヘッドド
ラム側部分に対し脱着可能にして連結されている。
付きプーリからなる制御リング駆動プーリ148が取り
付けられている。従って、この制御リング駆動プーリ1
48に外部からの回転力が伝達されることにより、制御
リング132もまた、前述した第3軸108の回りを回
転することができる。上述したヘッドユニット68は、
前述した旋回手段及び姿勢制御手段の一部つまりワーク
ヘッド側部分を含んでユニット化されており、そして、
ヘッドユニット68は、ヘッドドラム28側に位置する
旋回手段及び姿勢制御手段の残りの部分つまりヘッドド
ラム側部分に対し脱着可能にして連結されている。
【0035】即ち、ヘッドドラム28側の旋回手段及び
姿勢制御手段は、先ず、ヘッドドラム28の放射方向に
延び、その一部が4重軸部として構成された駆動軸ユニ
ット150を備えている。この駆動軸ユニット150の
4重軸部は、ヘッドドラム28の外周縁部から突出する
側に位置付けられており、この4重軸部は、その中心側
に固定軸152を有し、この固定軸152の外側に順次
回転自在に取り付けられた第1スリーブ軸154、第2
スリーブ軸156及び第3スリーブ軸158からなって
いる。
姿勢制御手段は、先ず、ヘッドドラム28の放射方向に
延び、その一部が4重軸部として構成された駆動軸ユニ
ット150を備えている。この駆動軸ユニット150の
4重軸部は、ヘッドドラム28の外周縁部から突出する
側に位置付けられており、この4重軸部は、その中心側
に固定軸152を有し、この固定軸152の外側に順次
回転自在に取り付けられた第1スリーブ軸154、第2
スリーブ軸156及び第3スリーブ軸158からなって
いる。
【0036】ヘッドドラム28の径方向でみて外側に位
置した第1スリーブ軸154の一端部は、第2及び第3
スリーブ軸156,158から突出しており、その一端
部に、前述したヘッドユニット68が脱着可能にして取
り付けられている。即ち、第1スリーブ軸154の一端
部は、ヘッドユニット68の前述したリンクアーム11
0の中央孔120に嵌合され、そして、リンクアーム1
10に連結ねじ160を側方からねじ込むことにより、
リンクアーム110が第1スリーブ軸154の一端部に
固定されている。つまり、連結ねじ160は、スリット
124に対し交差する方向に延びるねじ穴にねじ込ま
れ、これにより、中央孔120が縮径されることで、リ
ンクアーム110と第1スリーブ軸154との連結が確
立されている。
置した第1スリーブ軸154の一端部は、第2及び第3
スリーブ軸156,158から突出しており、その一端
部に、前述したヘッドユニット68が脱着可能にして取
り付けられている。即ち、第1スリーブ軸154の一端
部は、ヘッドユニット68の前述したリンクアーム11
0の中央孔120に嵌合され、そして、リンクアーム1
10に連結ねじ160を側方からねじ込むことにより、
リンクアーム110が第1スリーブ軸154の一端部に
固定されている。つまり、連結ねじ160は、スリット
124に対し交差する方向に延びるねじ穴にねじ込ま
れ、これにより、中央孔120が縮径されることで、リ
ンクアーム110と第1スリーブ軸154との連結が確
立されている。
【0037】第1スリーブ軸154の他端側は、4重軸
部からヘッドドラム28の径方向内側に向かって延び、
このヘッドドラム28に回転自在にして支持されてい
る。前述した固定軸152は、第1スリーブ軸154を
貫通して延びており、その両端は第1スリーブ軸154
から突出されている。第1スリーブ軸154の一端部つ
まりリンクアーム110から突出した固定軸152の一
端には、図示しないけれども取付ボルトを介して、歯付
きプーリからなるベルトプーリ164が取り付けられて
いる。このベルトプーリ164と前述した制御リング駆
動プーリ148との間には歯付きベルト166が掛け回
されている。一方、固定軸152の他端は、図3に示さ
れているように、ヘッドドラム28側に固着されてお
り、また、その他端部には、第1スリーブ軸154のス
ラスト力を受けるスラスト軸受168が設けられてい
る。
部からヘッドドラム28の径方向内側に向かって延び、
このヘッドドラム28に回転自在にして支持されてい
る。前述した固定軸152は、第1スリーブ軸154を
貫通して延びており、その両端は第1スリーブ軸154
から突出されている。第1スリーブ軸154の一端部つ
まりリンクアーム110から突出した固定軸152の一
端には、図示しないけれども取付ボルトを介して、歯付
きプーリからなるベルトプーリ164が取り付けられて
いる。このベルトプーリ164と前述した制御リング駆
動プーリ148との間には歯付きベルト166が掛け回
されている。一方、固定軸152の他端は、図3に示さ
れているように、ヘッドドラム28側に固着されてお
り、また、その他端部には、第1スリーブ軸154のス
ラスト力を受けるスラスト軸受168が設けられてい
る。
【0038】図4に示されているように、第2スリーブ
軸156は、リンクアーム110の近傍から所定の長さ
だけヘッドドラム28の径方向内側に延びており、その
一端には、歯付きプーリからなるベルトプーリ170が
取り付けられている。このベルトプーリ170と前述し
たヘッド駆動プーリ106との間にも、歯付きベルト1
72が掛け回されている。第2スリーブ軸156の他端
部は、軸受ユニット174を介してヘッドドラム28に
回転自在に支持されている。
軸156は、リンクアーム110の近傍から所定の長さ
だけヘッドドラム28の径方向内側に延びており、その
一端には、歯付きプーリからなるベルトプーリ170が
取り付けられている。このベルトプーリ170と前述し
たヘッド駆動プーリ106との間にも、歯付きベルト1
72が掛け回されている。第2スリーブ軸156の他端
部は、軸受ユニット174を介してヘッドドラム28に
回転自在に支持されている。
【0039】更に、第3スリーブ軸158は、第2スリ
ーブ軸156のベルトプーリ170と前記軸受ユニット
174との間に延びている。この第3スリーブ軸158
の一端にも、歯付きプーリからなるベルトプーリ176
が取り付けられており、また、これらベルトプーリと前
述したノズル駆動プーリ98との間にも歯付きベルト1
78が掛け回されている。
ーブ軸156のベルトプーリ170と前記軸受ユニット
174との間に延びている。この第3スリーブ軸158
の一端にも、歯付きプーリからなるベルトプーリ176
が取り付けられており、また、これらベルトプーリと前
述したノズル駆動プーリ98との間にも歯付きベルト1
78が掛け回されている。
【0040】上述した3本の歯付きベルト166,17
2,178には、図3及び図4に示されているようにテ
ンションローラ180が夫々転接されており、これらテ
ンションローラ180は、リンクアーム110から延び
るローラ軸に回転自在に取り付けられている。ここで、
各ベルトプーリと対応する駆動プーリのプーリ比は、夫
々1:1に設定されており、従って、固定軸152上の
ベルトプーリ164は勿論のこと、第2及び第3スリー
ブ軸156,158上のベルトプーリ170,176の
回転が停止されている状態に於いて、第1スリーブ軸1
54が外部からの駆動力を受けて回転されると、ワーク
ヘッド70は、リンクアーム110を介して第1スリー
ブ軸154の回りを旋回することになる。従って、第1
スリーブ軸154は、ワークヘッド70の旋回軸となっ
ている。
2,178には、図3及び図4に示されているようにテ
ンションローラ180が夫々転接されており、これらテ
ンションローラ180は、リンクアーム110から延び
るローラ軸に回転自在に取り付けられている。ここで、
各ベルトプーリと対応する駆動プーリのプーリ比は、夫
々1:1に設定されており、従って、固定軸152上の
ベルトプーリ164は勿論のこと、第2及び第3スリー
ブ軸156,158上のベルトプーリ170,176の
回転が停止されている状態に於いて、第1スリーブ軸1
54が外部からの駆動力を受けて回転されると、ワーク
ヘッド70は、リンクアーム110を介して第1スリー
ブ軸154の回りを旋回することになる。従って、第1
スリーブ軸154は、ワークヘッド70の旋回軸となっ
ている。
【0041】このようにしてワークヘッド70が旋回す
るとき、制御リング駆動プーリ148、ヘッド駆動プー
リ106及びノズル駆動プーリ98は、歯付きベルト1
66,172,178を介して対応するベルトプーリに
連結された状態にあるので、その軸線回りの回転は拘束
された状態にある。従って、この場合、ワークヘッド7
0は、その姿勢が固定された状態で旋回することにな
る。つまり、前述した旋回手段及び姿勢制御手段は、ワ
ークヘッド70の1つの吸着ノズル78が下方を向いて
いるとき、その吸着ノズル78の姿勢を維持しつつ、ワ
ークヘッド70を旋回させるような遊星機構を構成して
いる。
るとき、制御リング駆動プーリ148、ヘッド駆動プー
リ106及びノズル駆動プーリ98は、歯付きベルト1
66,172,178を介して対応するベルトプーリに
連結された状態にあるので、その軸線回りの回転は拘束
された状態にある。従って、この場合、ワークヘッド7
0は、その姿勢が固定された状態で旋回することにな
る。つまり、前述した旋回手段及び姿勢制御手段は、ワ
ークヘッド70の1つの吸着ノズル78が下方を向いて
いるとき、その吸着ノズル78の姿勢を維持しつつ、ワ
ークヘッド70を旋回させるような遊星機構を構成して
いる。
【0042】また、この場合、制御リング132もまた
ワークヘッド70に対し相対的に回転することなく、第
1スリーブ軸154の回りを旋回するから、制御リング
132の円弧溝138と、この円弧溝138に対して接
続状態にあるヘッドハウジング72側の吸引孔140と
の連通位置に、ずれが生じることもない。次に、第1ス
リーブ軸154への動力の伝達経路に関し、図3を参照
して説明する。
ワークヘッド70に対し相対的に回転することなく、第
1スリーブ軸154の回りを旋回するから、制御リング
132の円弧溝138と、この円弧溝138に対して接
続状態にあるヘッドハウジング72側の吸引孔140と
の連通位置に、ずれが生じることもない。次に、第1ス
リーブ軸154への動力の伝達経路に関し、図3を参照
して説明する。
【0043】第1スリーブ軸154の他端には、ベベル
ギヤ184が取り付けられており、このベベルギヤ18
4には、差動装置186の出力軸に取り付けられた出力
ベベルギヤ188に噛合されている。差動装置は、一般
にハーモニックドライブ装置と称されているもので、こ
の差動装置186はヘッドドラム28に固定して取り付
けられている。
ギヤ184が取り付けられており、このベベルギヤ18
4には、差動装置186の出力軸に取り付けられた出力
ベベルギヤ188に噛合されている。差動装置は、一般
にハーモニックドライブ装置と称されているもので、こ
の差動装置186はヘッドドラム28に固定して取り付
けられている。
【0044】一方、差動装置186は、入力側として、
入力ピニオン190と歯付きの入力プーリ192とを有
している。入力ピニオン190は、固定のリングギヤ1
94に噛合されており、このリングギヤ194は、ドラ
ム軸32を囲む前述した固定スリーブ44に複数の固定
ボルト196を介して固定されている。入力プーリ19
2は、詳細には図示されていないけれども、歯付きベル
ト198を介して第1制御モータ200の出力プーリに
接続されている。なお、第1制御モータ200は、ヘッ
ドドラム28上に支持されている。。
入力ピニオン190と歯付きの入力プーリ192とを有
している。入力ピニオン190は、固定のリングギヤ1
94に噛合されており、このリングギヤ194は、ドラ
ム軸32を囲む前述した固定スリーブ44に複数の固定
ボルト196を介して固定されている。入力プーリ19
2は、詳細には図示されていないけれども、歯付きベル
ト198を介して第1制御モータ200の出力プーリに
接続されている。なお、第1制御モータ200は、ヘッ
ドドラム28上に支持されている。。
【0045】上述の説明から明らかなように、差動装置
186への入力系統は、ヘッドドラム28の回転に伴
い、リングギヤ194によって回転される入力ピニオン
190からの入力と、第1制御モータ200から入力プ
ーリ192を介して伝達される入力との2系統となって
いる。それ故、第1制御モータ200が駆動されない状
態でも、ヘッドドラム28が前述した駆動モータ40に
より回転されると、固定のリングギヤ194よって入力
ピニオン190が回転されることで、差動装置186の
出力ベベルギヤ188が回転され、これにより、この出
力ベベルギヤ188からベベルギヤ184を介して、第
1スリーブ軸154もまた回転されることになる。即
ち、第1スリーブ軸154は、ヘッドドラム28の回転
に連動して回転され、この結果、前述したように、ワー
クヘッド70は、その姿勢を維持しつつ、第1スリーブ
軸154を中心として旋回することになる。
186への入力系統は、ヘッドドラム28の回転に伴
い、リングギヤ194によって回転される入力ピニオン
190からの入力と、第1制御モータ200から入力プ
ーリ192を介して伝達される入力との2系統となって
いる。それ故、第1制御モータ200が駆動されない状
態でも、ヘッドドラム28が前述した駆動モータ40に
より回転されると、固定のリングギヤ194よって入力
ピニオン190が回転されることで、差動装置186の
出力ベベルギヤ188が回転され、これにより、この出
力ベベルギヤ188からベベルギヤ184を介して、第
1スリーブ軸154もまた回転されることになる。即
ち、第1スリーブ軸154は、ヘッドドラム28の回転
に連動して回転され、この結果、前述したように、ワー
クヘッド70は、その姿勢を維持しつつ、第1スリーブ
軸154を中心として旋回することになる。
【0046】このとき、前述したバランスウエイト12
6もまた、ワークヘッド70ととにもリンクアーム11
0を介して旋回されることに留意すべきである。ここ
で、ワークヘッド70の旋回方向は、図5中矢印Eで示
されている。即ち、ヘッドドラム28が矢印C方向に回
転される場合、ワークヘッド70の旋回方向Eは、ヘッ
ドドラム28の回転に伴うワークヘッド70の旋回軸の
移動方向と、ワークヘッド70がワーク台2の近傍を旋
回する際のその移動方向とが互いに逆向きとなるように
設定されている。なお、図5でみて、ワーク台2がワー
クヘッド70の上方に配置されている場合にあっては、
上述の説明から明らかなようにワークヘッド70は、前
記E方向とは逆向きに旋回されなければならない。
6もまた、ワークヘッド70ととにもリンクアーム11
0を介して旋回されることに留意すべきである。ここ
で、ワークヘッド70の旋回方向は、図5中矢印Eで示
されている。即ち、ヘッドドラム28が矢印C方向に回
転される場合、ワークヘッド70の旋回方向Eは、ヘッ
ドドラム28の回転に伴うワークヘッド70の旋回軸の
移動方向と、ワークヘッド70がワーク台2の近傍を旋
回する際のその移動方向とが互いに逆向きとなるように
設定されている。なお、図5でみて、ワーク台2がワー
クヘッド70の上方に配置されている場合にあっては、
上述の説明から明らかなようにワークヘッド70は、前
記E方向とは逆向きに旋回されなければならない。
【0047】また、前述した差動装置186を含む動力
伝達系は、第1制御モータ200が駆動されていないと
き、ヘッドドラム28の周速つまりワークヘッド70の
公転速度と、ワークヘッド70の旋回速度、厳密には、
吸着ノズルの先端の旋回速度とを一致させるように設定
されている。上述の説明から明かなように、ヘッドドラ
ム28の回転とワークヘッド70の旋回運動を合わせる
と、このワークヘッド70は、図6に示されるような運
動を繰り返すことになり、この結果、ワークヘッド70
に於いて,その下向きの吸着ノズル78の先端は、ワー
ク台2に対してサイクロイド曲線を描く接離運動即ち上
下運動を繰り返すことになる。また、図6には、ワーク
台2に対する上記吸着ノズル78の移動速度、即ち、吸
着ノズル78の対地速度Vが併せて示されているが、こ
の対地速度Vは、吸着ノズル78がその上下運動でみて
最下位に位置付けられたときほぼ零となり、そして、吸
着ノズル78が最上位に位置付けられたとき最大とな
る。このことは、第1制御モータ200が駆動されてい
ない場合、ヘッドドラム28の回転に対し、ワークヘッ
ド70の旋回方向及び旋回速度が前述したように設定さ
れていることから明かである。
伝達系は、第1制御モータ200が駆動されていないと
き、ヘッドドラム28の周速つまりワークヘッド70の
公転速度と、ワークヘッド70の旋回速度、厳密には、
吸着ノズルの先端の旋回速度とを一致させるように設定
されている。上述の説明から明かなように、ヘッドドラ
ム28の回転とワークヘッド70の旋回運動を合わせる
と、このワークヘッド70は、図6に示されるような運
動を繰り返すことになり、この結果、ワークヘッド70
に於いて,その下向きの吸着ノズル78の先端は、ワー
ク台2に対してサイクロイド曲線を描く接離運動即ち上
下運動を繰り返すことになる。また、図6には、ワーク
台2に対する上記吸着ノズル78の移動速度、即ち、吸
着ノズル78の対地速度Vが併せて示されているが、こ
の対地速度Vは、吸着ノズル78がその上下運動でみて
最下位に位置付けられたときほぼ零となり、そして、吸
着ノズル78が最上位に位置付けられたとき最大とな
る。このことは、第1制御モータ200が駆動されてい
ない場合、ヘッドドラム28の回転に対し、ワークヘッ
ド70の旋回方向及び旋回速度が前述したように設定さ
れていることから明かである。
【0048】一方、ヘッドドラム28の回転中、第1制
御モータ200を駆動し、差動装置186を介して第1
スリーブ軸154の回転、即ち、ワークヘッド70の旋
回速度を制御すると、吸着ノズル78に於ける上下運動
の周期Lを可変することができる。この点について具体
的に説明すると、第1制御モータ200の駆動が停止さ
れている状態に於いて、図2に示されているP1位置の
ワークフィーダ6からXYテーブル装置12の可動テー
ブル10即ちプリント基板Bまでの移送過程に於いて、
ヘッドユニット68が公転するとき、ヘッドユニット6
8のワークヘッド70は、その上下運動をN回繰り返す
ように設定されているが、しかしながら、差動装置18
6の入力プーリ192に第1制御モータ200からの回
転力が伝達されると、差動装置186は、その出力ベベ
ルギヤ188の回転を減速させ、従って、ワークヘッド
70の旋回速度もまた減速されることになる。
御モータ200を駆動し、差動装置186を介して第1
スリーブ軸154の回転、即ち、ワークヘッド70の旋
回速度を制御すると、吸着ノズル78に於ける上下運動
の周期Lを可変することができる。この点について具体
的に説明すると、第1制御モータ200の駆動が停止さ
れている状態に於いて、図2に示されているP1位置の
ワークフィーダ6からXYテーブル装置12の可動テー
ブル10即ちプリント基板Bまでの移送過程に於いて、
ヘッドユニット68が公転するとき、ヘッドユニット6
8のワークヘッド70は、その上下運動をN回繰り返す
ように設定されているが、しかしながら、差動装置18
6の入力プーリ192に第1制御モータ200からの回
転力が伝達されると、差動装置186は、その出力ベベ
ルギヤ188の回転を減速させ、従って、ワークヘッド
70の旋回速度もまた減速されることになる。
【0049】このようにしてワークヘッド70の旋回速
度を減速制御すると、吸着ノズル78に於ける上下運動
の周期Lや前記移送過程での吸着ノズル78の上下運動
の回数が可変されことになる。このことは、ワーク台2
の周方向でみて、ワークヘッド70の吸着ノズル78が
最下位となる位置を任意に設定できることを意味してお
り、従って、各ヘッドユニット68、即ち、そのワーク
ヘッド70は、任意のワークフィーダ6及びプリント基
板Bの位置で、下方を向いた吸着ノズル78をその最下
位に位置付けることができる。
度を減速制御すると、吸着ノズル78に於ける上下運動
の周期Lや前記移送過程での吸着ノズル78の上下運動
の回数が可変されことになる。このことは、ワーク台2
の周方向でみて、ワークヘッド70の吸着ノズル78が
最下位となる位置を任意に設定できることを意味してお
り、従って、各ヘッドユニット68、即ち、そのワーク
ヘッド70は、任意のワークフィーダ6及びプリント基
板Bの位置で、下方を向いた吸着ノズル78をその最下
位に位置付けることができる。
【0050】上述したワークヘッド70の旋回速度制御
は、その吸着ノズル78が少なくとも対象とするワーク
フィーダ6やプリント基板Bに向けて下降するときに
は、中止されなければならない。これにより、その吸着
ノズル78が対象とするワークフィーダ6やプリント基
板Bの位置で最下位に達したときには必ず、前述したよ
うに吸着ノズル78の対地速度Vをほぼ零に維持するこ
とができる。
は、その吸着ノズル78が少なくとも対象とするワーク
フィーダ6やプリント基板Bに向けて下降するときに
は、中止されなければならない。これにより、その吸着
ノズル78が対象とするワークフィーダ6やプリント基
板Bの位置で最下位に達したときには必ず、前述したよ
うに吸着ノズル78の対地速度Vをほぼ零に維持するこ
とができる。
【0051】図3に示されているように、第1スリーブ
軸154には、ブレーキ装置202が取り付けられてい
る。このブレーキ装置202は、第1スリーブ軸154
に固定して取り付けられたブレーキドラム204を備
え、このブレーキドラム204には、ブレーキバンド2
06が掛け回されている。このブレーキバンド206の
両端は、ブラケット208に連結されており、このブラ
ケット208は、ヘッドドラム28に固定されている。
軸154には、ブレーキ装置202が取り付けられてい
る。このブレーキ装置202は、第1スリーブ軸154
に固定して取り付けられたブレーキドラム204を備
え、このブレーキドラム204には、ブレーキバンド2
06が掛け回されている。このブレーキバンド206の
両端は、ブラケット208に連結されており、このブラ
ケット208は、ヘッドドラム28に固定されている。
【0052】ブレーキバンド206の一端は、ブラケッ
ト208に対し、引張コイルばね210及び調節ねじ2
11を介して連結されており、これら引張コイルばね及
び調節ねじ211により、ブレーキバンド206による
第1スリーブ軸154の摩擦ブレーキ力が調整可能とな
っている。再度、図4を参照すれば、前述した第2及び
第3スリーブ軸156,158の他端の夫々には、歯付
きの入力プーリ220,222が取り付けられており、
これら入力プーリ220,222は、歯付きベルト22
4,226を介して、第2及び第3電動モータ228,
230側の出力プーリ232,234に接続されてい
る。第2及び第3制御モータ228,230は、図3に
示されているように、ヘッドドラム28にブラケット2
36を介して取り付られている。
ト208に対し、引張コイルばね210及び調節ねじ2
11を介して連結されており、これら引張コイルばね及
び調節ねじ211により、ブレーキバンド206による
第1スリーブ軸154の摩擦ブレーキ力が調整可能とな
っている。再度、図4を参照すれば、前述した第2及び
第3スリーブ軸156,158の他端の夫々には、歯付
きの入力プーリ220,222が取り付けられており、
これら入力プーリ220,222は、歯付きベルト22
4,226を介して、第2及び第3電動モータ228,
230側の出力プーリ232,234に接続されてい
る。第2及び第3制御モータ228,230は、図3に
示されているように、ヘッドドラム28にブラケット2
36を介して取り付られている。
【0053】従って、第2及び第3スリーブ軸156,
158が上述したベルト機構を介して、第2及び第3制
御モータ228,230に接続されていると、これら第
2及び第3制御モータ228,230が駆動されること
で、第2及び第3スリーブ軸156,158の夫々を独
立して回転することができる。一方、前述したように第
2スリーブ軸156とヘッドユニット68側の第2軸9
2とは、プーリ170,106及びベルト172を介し
て連結されているから、第2スリーブ軸156が回転さ
れると、第2軸100即ちワークヘッド70が自転する
ことになる。
158が上述したベルト機構を介して、第2及び第3制
御モータ228,230に接続されていると、これら第
2及び第3制御モータ228,230が駆動されること
で、第2及び第3スリーブ軸156,158の夫々を独
立して回転することができる。一方、前述したように第
2スリーブ軸156とヘッドユニット68側の第2軸9
2とは、プーリ170,106及びベルト172を介し
て連結されているから、第2スリーブ軸156が回転さ
れると、第2軸100即ちワークヘッド70が自転する
ことになる。
【0054】また、第3スリーブ軸158とヘッドユニ
ット68側の第1軸92との間も、プーリ176,98
及びベルト178を介して連結されているから、第3ス
リーブ軸158が回転されると、第1軸92も回転し、
これにより、各吸着ノズル78は前述したようにノズル
ホルダ76を介して、その軸線回りに回転することにな
る。
ット68側の第1軸92との間も、プーリ176,98
及びベルト178を介して連結されているから、第3ス
リーブ軸158が回転されると、第1軸92も回転し、
これにより、各吸着ノズル78は前述したようにノズル
ホルダ76を介して、その軸線回りに回転することにな
る。
【0055】図3には、1つのヘッドユニット68に対
応したサクション圧供給手段が併せて示されており、以
下には、このサクション圧供給手段について説明する。
サクション圧供給手段は、真空ポンプ238を備えてお
り、この真空ポンプ238は、接続管路240及びコネ
クタ242を介して、前述したドラム軸32を囲む固定
スリーブ44内の径方向孔242に接続されている。
応したサクション圧供給手段が併せて示されており、以
下には、このサクション圧供給手段について説明する。
サクション圧供給手段は、真空ポンプ238を備えてお
り、この真空ポンプ238は、接続管路240及びコネ
クタ242を介して、前述したドラム軸32を囲む固定
スリーブ44内の径方向孔242に接続されている。
【0056】一方、ドラム軸32の外周面には、径方向
孔242に常時連通する環状溝246が形成されてお
り、この環状溝246は、ドラム軸32の内部通路24
8に接続されている。内部通路248は、ヘッドドラム
28から突出したドラム軸32の上端部まで延びてお
り、この内部通路248は、コネクタ250を介して接
続管路252に接続されている。この接続管路252
は、ヘッドユニット68に向かって延び、制御弁254
の入力ポート256に接続されている。
孔242に常時連通する環状溝246が形成されてお
り、この環状溝246は、ドラム軸32の内部通路24
8に接続されている。内部通路248は、ヘッドドラム
28から突出したドラム軸32の上端部まで延びてお
り、この内部通路248は、コネクタ250を介して接
続管路252に接続されている。この接続管路252
は、ヘッドユニット68に向かって延び、制御弁254
の入力ポート256に接続されている。
【0057】更に、この実施例の場合、サクション圧供
給手段は、空圧源258をも備えており、この空圧源2
58は、接続管路260及びコネクタ262を介して、
固定スリーブ44の径方向孔264に接続されている。
また、ドラム軸32の外周面には、径方向孔264に常
時連通する環状溝266が形成されており、この環状溝
266は、ドラム軸32の内部通路268に接続されて
いる。この内部通路268もまた、前述した内部通路2
48と同様に、そのドラム軸32の上部まで延びてお
り、この内部通路268は、コネクタ270を介して接
続管路272に接続されている。接続管路272は、切
換え弁274の入力ポート276に接続されている。
給手段は、空圧源258をも備えており、この空圧源2
58は、接続管路260及びコネクタ262を介して、
固定スリーブ44の径方向孔264に接続されている。
また、ドラム軸32の外周面には、径方向孔264に常
時連通する環状溝266が形成されており、この環状溝
266は、ドラム軸32の内部通路268に接続されて
いる。この内部通路268もまた、前述した内部通路2
48と同様に、そのドラム軸32の上部まで延びてお
り、この内部通路268は、コネクタ270を介して接
続管路272に接続されている。接続管路272は、切
換え弁274の入力ポート276に接続されている。
【0058】接続管路272の途中からは、分岐管路2
78が分岐されており、この分岐回路278は、切換え
弁274の別の入力ポート280に接続されている。分
岐管路278には、圧力調整弁282が介挿されてい
る。切換え弁274の出力ポート284は、接続管路2
86を介して、前述した制御弁254の別の入力ポート
288に接続されている。
78が分岐されており、この分岐回路278は、切換え
弁274の別の入力ポート280に接続されている。分
岐管路278には、圧力調整弁282が介挿されてい
る。切換え弁274の出力ポート284は、接続管路2
86を介して、前述した制御弁254の別の入力ポート
288に接続されている。
【0059】更に、制御弁254の出力ポート290
は、前述したチューブ146を介してヘッドユニット6
8の接続プラグ144に接続されている。制御弁254
及び切換え弁274は、詳細には図示しないけれども3
ポート2位置の電磁方向切換え弁からなっている。従っ
て、制御弁254が一方の切換え位置である吸引位置に
あるとき、その出力ポート290は一方の入力ポート2
56と接続され、吸引位置から他方の切換え位置である
ブロー位置に切換えられたとき、その出力ポート290
は他方の入力ポート288と接続される。
は、前述したチューブ146を介してヘッドユニット6
8の接続プラグ144に接続されている。制御弁254
及び切換え弁274は、詳細には図示しないけれども3
ポート2位置の電磁方向切換え弁からなっている。従っ
て、制御弁254が一方の切換え位置である吸引位置に
あるとき、その出力ポート290は一方の入力ポート2
56と接続され、吸引位置から他方の切換え位置である
ブロー位置に切換えられたとき、その出力ポート290
は他方の入力ポート288と接続される。
【0060】また、切換え弁274もまた同様に、一方
の切換え位置である高圧位置にあるときには、その出力
ポート284は一方の入力ポート276に接続され、高
圧位置から他方の切換え位置である低圧位置に切換えれ
たときには、その出力ポート284は他方の入力ポート
280と接続される。圧力調整弁282は、空圧源25
8から供給されるブロー圧を所定の圧力まで減圧して、
切換え弁274側に供給する機能を有している。
の切換え位置である高圧位置にあるときには、その出力
ポート284は一方の入力ポート276に接続され、高
圧位置から他方の切換え位置である低圧位置に切換えれ
たときには、その出力ポート284は他方の入力ポート
280と接続される。圧力調整弁282は、空圧源25
8から供給されるブロー圧を所定の圧力まで減圧して、
切換え弁274側に供給する機能を有している。
【0061】なお、制御弁254、切換え弁274及び
圧力調整弁282は何れもヘッドドラム28上に固定し
て配置されている。上述したサクション圧供給手段によ
れば、真空ポンプ238及び空圧源258から延びる接
続管路240、260は、ドラム軸32の回転に拘ら
ず、対応する接続管路252,272に接続された状態
にあるから、制御弁254の切換えを制御することで、
この制御弁254からチューブ146を通じて、ヘッド
ユニット68つまりそのワークヘッド70の吸着ノズル
78にサクション圧又はブロー圧の何れかを供給するこ
とができる。また、吸着ノズル78にブロー圧が供給さ
れるときには、切換え弁274の切換え制御を実施する
ことで、そのブロー圧を2段階に切換えることができ
る。
圧力調整弁282は何れもヘッドドラム28上に固定し
て配置されている。上述したサクション圧供給手段によ
れば、真空ポンプ238及び空圧源258から延びる接
続管路240、260は、ドラム軸32の回転に拘ら
ず、対応する接続管路252,272に接続された状態
にあるから、制御弁254の切換えを制御することで、
この制御弁254からチューブ146を通じて、ヘッド
ユニット68つまりそのワークヘッド70の吸着ノズル
78にサクション圧又はブロー圧の何れかを供給するこ
とができる。また、吸着ノズル78にブロー圧が供給さ
れるときには、切換え弁274の切換え制御を実施する
ことで、そのブロー圧を2段階に切換えることができ
る。
【0062】そして、再度、図2を参照すれば、ワーク
台2には、ヘッドドラム28の回転方向Cでみて、XY
テーブル装置8に対する回転回入側に位置して、認識カ
メラ292が配置されている。この認識カメラ292
は、ワーク台2よりも僅かに下方に位置して上方を向い
ている。従って、ヘッドユニット68のワークヘッド7
0が旋回しながら、認識カメラ292の上方を通過する
とき、ワークヘッド70の吸着ノズル78に吸着された
ワークを認識カメラ292により撮影できることにな
る。
台2には、ヘッドドラム28の回転方向Cでみて、XY
テーブル装置8に対する回転回入側に位置して、認識カ
メラ292が配置されている。この認識カメラ292
は、ワーク台2よりも僅かに下方に位置して上方を向い
ている。従って、ヘッドユニット68のワークヘッド7
0が旋回しながら、認識カメラ292の上方を通過する
とき、ワークヘッド70の吸着ノズル78に吸着された
ワークを認識カメラ292により撮影できることにな
る。
【0063】ここで、認識カメラ292の配置に関して
詳述すると、ワークヘッド70がその旋回運動しながら
ドラム軸32を中心に公転するとき、吸着ノズル78
は、認識カメラ292の位置で、その上下運動でみて最
下位となるように設定されている。従って、この後、認
識カメラ292を通過しワークヘッド70がXYテーブ
ル装置8上のプリント基板Bへのワークの装着位置P2
(図2参照)に達するときにも、その吸着ノズル78は
最下位に位置付けられるから、ワークヘッド70は、認
識カメラ292から装着位置P2まで移動する間に、そ
の旋回を整数倍実施することになる。
詳述すると、ワークヘッド70がその旋回運動しながら
ドラム軸32を中心に公転するとき、吸着ノズル78
は、認識カメラ292の位置で、その上下運動でみて最
下位となるように設定されている。従って、この後、認
識カメラ292を通過しワークヘッド70がXYテーブ
ル装置8上のプリント基板Bへのワークの装着位置P2
(図2参照)に達するときにも、その吸着ノズル78は
最下位に位置付けられるから、ワークヘッド70は、認
識カメラ292から装着位置P2まで移動する間に、そ
の旋回を整数倍実施することになる。
【0064】更に、図2に示されているように、ワーク
台2には、ヘッドドラム28の回転方向Cでみて、XY
テーブル装置8に対する回転回出側に位置して、ワーク
の回収容器が配置されており、図2には、回収容器の開
口294のみが示されている。前述した第1乃至第3制
御モータ200,228,230、また、サクション圧
供給手段の制御弁254及び切換え弁274、認識カメ
ラ292、更に、図3中、参照符号296で示されてい
るロータリエンコーダ等は、上部ドラム26内に収容さ
れたコントローラ69(図1参照)に電気的に接続され
ている。従って、コントローラ69は、認識カメラ29
2からの画像信号やロータリエンコーダ296からの回
転角信号を受け取り、そして、これらの信号に基づき、
第1乃至第3制御モータ200,228,230、制御
弁254及び切換え弁274の作動を制御するものとな
っている。
台2には、ヘッドドラム28の回転方向Cでみて、XY
テーブル装置8に対する回転回出側に位置して、ワーク
の回収容器が配置されており、図2には、回収容器の開
口294のみが示されている。前述した第1乃至第3制
御モータ200,228,230、また、サクション圧
供給手段の制御弁254及び切換え弁274、認識カメ
ラ292、更に、図3中、参照符号296で示されてい
るロータリエンコーダ等は、上部ドラム26内に収容さ
れたコントローラ69(図1参照)に電気的に接続され
ている。従って、コントローラ69は、認識カメラ29
2からの画像信号やロータリエンコーダ296からの回
転角信号を受け取り、そして、これらの信号に基づき、
第1乃至第3制御モータ200,228,230、制御
弁254及び切換え弁274の作動を制御するものとな
っている。
【0065】ここで、図7に示されているように、コン
トローラ69と第1乃至第3制御モータ200,22
8,230、制御便254及び切換え弁274との間
は、コネタク結合により、相互に電気的に接続されるも
のとなっている。即ち、コントローラ69から延びるケ
ーブル300には、例えば雌型のコネクタ302が取り
付けられており、一方、第1乃至第3制御モータ20
0,228,230、制御便254及び切換え弁274
側に一端がドライバ304を介して電気的に接続されて
いるケーブル306には、その他端に雄型のコネクタ3
08が取り付けられている。従って、これらコネクタ3
02,308を相互に連結することで、コントローラ6
9側とドライバ304側との間の電気的な接続が確立さ
れるものとなっている。
トローラ69と第1乃至第3制御モータ200,22
8,230、制御便254及び切換え弁274との間
は、コネタク結合により、相互に電気的に接続されるも
のとなっている。即ち、コントローラ69から延びるケ
ーブル300には、例えば雌型のコネクタ302が取り
付けられており、一方、第1乃至第3制御モータ20
0,228,230、制御便254及び切換え弁274
側に一端がドライバ304を介して電気的に接続されて
いるケーブル306には、その他端に雄型のコネクタ3
08が取り付けられている。従って、これらコネクタ3
02,308を相互に連結することで、コントローラ6
9側とドライバ304側との間の電気的な接続が確立さ
れるものとなっている。
【0066】なお、この実施例の場合、コネクタ30
2,308は、そのケーブル側の端部が小さくなった段
付き形状をなしている。そして、この発明のワーク実装
機の場合、結合されたコネクタ302,308は、ヘッ
ドドラム28側に例えば水平にして固定された装着板部
310に脱着自在にして取り付け可能となっている。即
ち、装着板部310には、図8に示されているように、
一方のコネクタ例えばコネクタ308のケーブル側の端
部を上方から差し込み可能とする装着孔312が形成さ
れているとともに、その端縁には、装着孔312に連通
するケーブルの引き込み溝314が形成されている。
2,308は、そのケーブル側の端部が小さくなった段
付き形状をなしている。そして、この発明のワーク実装
機の場合、結合されたコネクタ302,308は、ヘッ
ドドラム28側に例えば水平にして固定された装着板部
310に脱着自在にして取り付け可能となっている。即
ち、装着板部310には、図8に示されているように、
一方のコネクタ例えばコネクタ308のケーブル側の端
部を上方から差し込み可能とする装着孔312が形成さ
れているとともに、その端縁には、装着孔312に連通
するケーブルの引き込み溝314が形成されている。
【0067】従って、上述した装着板部310によれ
ば、コネクタ302,308の相互が結合された状態で
あっても、ケーブル306を引き込み溝324を通じて
装着孔312に導き、そして、コネクタ308のケーブ
ル側端部を装着孔312に上方から差し込み、このコネ
クタ308を装着板部310に当接させるだけで、これ
ら雌雄のコネクタ302,308を装着板部310上に
固定して保持することができる。
ば、コネクタ302,308の相互が結合された状態で
あっても、ケーブル306を引き込み溝324を通じて
装着孔312に導き、そして、コネクタ308のケーブ
ル側端部を装着孔312に上方から差し込み、このコネ
クタ308を装着板部310に当接させるだけで、これ
ら雌雄のコネクタ302,308を装着板部310上に
固定して保持することができる。
【0068】なお、雌雄のコネクタ302,308は、
装着孔312から上方に引き抜くだけで、装着板部31
0から簡単に取り外すことができる。上述した装着板部
310は、前述したサポート236(図3参照)と一体
であっても、又は、このサポート236と別体であって
もよいが、しかしながら、装着板部310は、ワーク実
装機つまりドラムヘッド28の外周部近傍にあって、雌
雄のコネクタ302,308に対する外側からアクセス
が可能となる位置に配置されているのが好ましい。
装着孔312から上方に引き抜くだけで、装着板部31
0から簡単に取り外すことができる。上述した装着板部
310は、前述したサポート236(図3参照)と一体
であっても、又は、このサポート236と別体であって
もよいが、しかしながら、装着板部310は、ワーク実
装機つまりドラムヘッド28の外周部近傍にあって、雌
雄のコネクタ302,308に対する外側からアクセス
が可能となる位置に配置されているのが好ましい。
【0069】次に、上述したワーク実装機の作動に関
し、図9乃至図13を追加して説明する。なお、ヘッド
ユニット68のワークヘッド70が旋回運動しても、ワ
ーク台2に対する吸着ノズル78の姿勢が維持されるこ
とを明瞭に示すため、図9乃至図13中、吸着ノズル7
8の参照符号には更にa,b,c,dの添字が付されて
いる。
し、図9乃至図13を追加して説明する。なお、ヘッド
ユニット68のワークヘッド70が旋回運動しても、ワ
ーク台2に対する吸着ノズル78の姿勢が維持されるこ
とを明瞭に示すため、図9乃至図13中、吸着ノズル7
8の参照符号には更にa,b,c,dの添字が付されて
いる。
【0070】図9は、ヘッドドラム28の回転方向Cで
みて、ワークヘッド70が図2に示したP1位置の直上
に達した状態を示している。このとき、ワークヘッド7
0は、矢印Eで示すようにワーク台2に向かって旋回し
ており、このとき、その旋回速度は、前述したようにヘ
ッドドラム28の周速つまりワークヘッド70自体の公
転速度に一致されている。
みて、ワークヘッド70が図2に示したP1位置の直上
に達した状態を示している。このとき、ワークヘッド7
0は、矢印Eで示すようにワーク台2に向かって旋回し
ており、このとき、その旋回速度は、前述したようにヘ
ッドドラム28の周速つまりワークヘッド70自体の公
転速度に一致されている。
【0071】ここで、ワークヘッド70つまりその旋回
軸となる第1スリーブ軸154は、前述したようにブレ
ーキ装置202による摩擦ブレーキ力に抗して回転され
ていることに留意すべきある。一方、図9の状態では、
上部ドラム26内のコントローラ69は,サクション圧
供給手段の制御弁274を吸引位置に切換えており、こ
れにより、ワークヘッド70の下方を向いた吸着ノズル
78aには、真空ポンプ238からのサクション圧が供
給された状態にある。
軸となる第1スリーブ軸154は、前述したようにブレ
ーキ装置202による摩擦ブレーキ力に抗して回転され
ていることに留意すべきある。一方、図9の状態では、
上部ドラム26内のコントローラ69は,サクション圧
供給手段の制御弁274を吸引位置に切換えており、こ
れにより、ワークヘッド70の下方を向いた吸着ノズル
78aには、真空ポンプ238からのサクション圧が供
給された状態にある。
【0072】この後、図9の状態からヘッドドラム28
の回転により、ワークヘッド70即ち、その吸着ノズル
78aがワーク台2のP1位置に向かい下降しながら旋
回して、図10の状態に達すると、P1位置にて、ワー
クヘッド70の吸着ノズル78aは最下位となる。この
とき、ワーク台2に対する吸着ノズル78aの速度即ち
対地速度Vは前述したようにほぼ零となるから、吸着ノ
ズル78aは、ワークフィーダ6によりP1位置に供給
されているワークWをそのサクション圧により確実に吸
着して保持することができる。
の回転により、ワークヘッド70即ち、その吸着ノズル
78aがワーク台2のP1位置に向かい下降しながら旋
回して、図10の状態に達すると、P1位置にて、ワー
クヘッド70の吸着ノズル78aは最下位となる。この
とき、ワーク台2に対する吸着ノズル78aの速度即ち
対地速度Vは前述したようにほぼ零となるから、吸着ノ
ズル78aは、ワークフィーダ6によりP1位置に供給
されているワークWをそのサクション圧により確実に吸
着して保持することができる。
【0073】この後、ヘッドドラム28の回転及びワー
クヘッド70の旋回により、吸着ノズル78aは、ワー
クWを吸着を維持したまま、ワーク台2から離れる方向
に旋回する。このとき、コントローラ69は、前述した
第2制御モータ228の駆動制御を実施する。従って、
第2制御モータ228の駆動力が歯付きベルト224、
入力プーリ220、第2スリーブ軸156、ベルトプー
リ170、歯付きベルト172、ヘッド駆動プーリ10
6を介して、第2軸100に伝達されることにより、こ
の第2軸100を介して、ワークヘッド70は、前述し
た回転角αだけ自転され、これにより、ワークヘッド7
0は、図11に示した回転姿勢に変更される。
クヘッド70の旋回により、吸着ノズル78aは、ワー
クWを吸着を維持したまま、ワーク台2から離れる方向
に旋回する。このとき、コントローラ69は、前述した
第2制御モータ228の駆動制御を実施する。従って、
第2制御モータ228の駆動力が歯付きベルト224、
入力プーリ220、第2スリーブ軸156、ベルトプー
リ170、歯付きベルト172、ヘッド駆動プーリ10
6を介して、第2軸100に伝達されることにより、こ
の第2軸100を介して、ワークヘッド70は、前述し
た回転角αだけ自転され、これにより、ワークヘッド7
0は、図11に示した回転姿勢に変更される。
【0074】ワークヘッド70が自転しても、制御リン
グ132の制御孔142とワークヘッド70側の吸引孔
140とは、前述したように円弧溝138により接続状
態に維持されている。従って、ワークヘッド70が自転
しても、吸着ノズル78aへのサクション圧の供給は確
保されるから、吸着ノズル78aによるワークWの吸着
は維持される。
グ132の制御孔142とワークヘッド70側の吸引孔
140とは、前述したように円弧溝138により接続状
態に維持されている。従って、ワークヘッド70が自転
しても、吸着ノズル78aへのサクション圧の供給は確
保されるから、吸着ノズル78aによるワークWの吸着
は維持される。
【0075】ワークヘッド70が上述したようにして自
転されると、吸着ノズル78aは、図11に示したよう
に高さHだけ上昇されることになる。従って、この後、
ワークヘッド70の吸着ノズル78aは、ワーク台2上
から高さH分だけ上昇した領域内で、その上下運動を繰
り返すことになる。この結果、ワークヘッド70が隣接
するワークフィーダ6の上方を通過する際、その吸着ノ
ズル78aがワーク台2上の他のワークフィーダや他の
機器部材と干渉するのを避けることができる。
転されると、吸着ノズル78aは、図11に示したよう
に高さHだけ上昇されることになる。従って、この後、
ワークヘッド70の吸着ノズル78aは、ワーク台2上
から高さH分だけ上昇した領域内で、その上下運動を繰
り返すことになる。この結果、ワークヘッド70が隣接
するワークフィーダ6の上方を通過する際、その吸着ノ
ズル78aがワーク台2上の他のワークフィーダや他の
機器部材と干渉するのを避けることができる。
【0076】この後、ヘッドドラム28の回転に伴い、
ワークヘッド70が前述した認識カメラ292の直前位
置に達すると、コントローラ69による第2制御モータ
228の駆動制御が再度実施されることで、ワークヘッ
ド70は元の回転姿勢に復帰される。従って、図12に
示されているように、ワークヘッド70の吸着ノズル7
8aが認識カメラ292の直上で、その再下位に達した
とき、吸着ノズル79に吸着されているワークWは認識
カメラ292と対向し、この時点で、認識カメラ292
により、ワークWを撮影することで、吸着ノズル78a
に対するワークWの吸着姿勢を明瞭に撮影することがで
きる。
ワークヘッド70が前述した認識カメラ292の直前位
置に達すると、コントローラ69による第2制御モータ
228の駆動制御が再度実施されることで、ワークヘッ
ド70は元の回転姿勢に復帰される。従って、図12に
示されているように、ワークヘッド70の吸着ノズル7
8aが認識カメラ292の直上で、その再下位に達した
とき、吸着ノズル79に吸着されているワークWは認識
カメラ292と対向し、この時点で、認識カメラ292
により、ワークWを撮影することで、吸着ノズル78a
に対するワークWの吸着姿勢を明瞭に撮影することがで
きる。
【0077】認識カメラ292で得られたワークWの画
像データは、コントローラ69に供給され、このコント
ローラ69にて、吸着ノズル78aにワークWが正しい
姿勢で吸着されているか否かが判定される。ここで、図
13中、破線で示されているように、ワークWの吸着姿
勢が縦横の基準線に対して外れているような場合、つま
り、ワークWの吸着姿勢が正規の姿勢から外れている場
合にあっては、コントローラ69は、前述した第3制御
モータ230の駆動制御を実施する。即ち、第3制御モ
ータ230の駆動力が歯付きベルト266、入力プーリ
222、第3スリーブ軸158、ベルトプーリ176、
歯付きベルト178及びノズル駆動プーリ98を介し
て、第1軸92に伝達され、更に、この第1軸92から
サイドギヤ94、ピニオン96及びノズルホルダ76を
介して、吸着ノズル78aがその軸線回りに回転される
ことで、図13中実線で示されるように、ワークWの吸
着姿勢が正しい姿勢に補正されることになる。従って、
コントローラ69と,第3制御モータ230から吸着ノ
ズル78に至る動力伝達経路は、ワークWの姿勢を補正
する補正手段を構成するものとなっている。
像データは、コントローラ69に供給され、このコント
ローラ69にて、吸着ノズル78aにワークWが正しい
姿勢で吸着されているか否かが判定される。ここで、図
13中、破線で示されているように、ワークWの吸着姿
勢が縦横の基準線に対して外れているような場合、つま
り、ワークWの吸着姿勢が正規の姿勢から外れている場
合にあっては、コントローラ69は、前述した第3制御
モータ230の駆動制御を実施する。即ち、第3制御モ
ータ230の駆動力が歯付きベルト266、入力プーリ
222、第3スリーブ軸158、ベルトプーリ176、
歯付きベルト178及びノズル駆動プーリ98を介し
て、第1軸92に伝達され、更に、この第1軸92から
サイドギヤ94、ピニオン96及びノズルホルダ76を
介して、吸着ノズル78aがその軸線回りに回転される
ことで、図13中実線で示されるように、ワークWの吸
着姿勢が正しい姿勢に補正されることになる。従って、
コントローラ69と,第3制御モータ230から吸着ノ
ズル78に至る動力伝達経路は、ワークWの姿勢を補正
する補正手段を構成するものとなっている。
【0078】この後、ヘッドドラム2の回転に伴いワー
クヘッド70が旋回運動を繰り返しながら、ワークヘッ
ド70、つまり、その吸着ノズル78aがXYテーブル
装置8に於けるプリント基板B上での装着位置P2に達
すると、このときにも、吸着ノズル78aは、前述した
P1位置での場合と同様に、その上下運動でみて最下位
に位置付けられる。この状態は、図10に示した状態と
同一である。従って、このとき、プリント基板Bに対す
る吸着ノズル78aの速度はほぼ零となる。
クヘッド70が旋回運動を繰り返しながら、ワークヘッ
ド70、つまり、その吸着ノズル78aがXYテーブル
装置8に於けるプリント基板B上での装着位置P2に達
すると、このときにも、吸着ノズル78aは、前述した
P1位置での場合と同様に、その上下運動でみて最下位
に位置付けられる。この状態は、図10に示した状態と
同一である。従って、このとき、プリント基板Bに対す
る吸着ノズル78aの速度はほぼ零となる。
【0079】それ故、吸着ノズル78aが装着位置P2
に達する直前の適切な時期に於いて、コントローラ60
により、制御弁274の切換え位置を吸引位置からブロ
ー位置に切換えれば、吸着ノズル78aのワークWは、
その吸着が解除されるばかりでなく、空圧源258側か
ら吸着ノズル78aに供給されるブロー圧の助けをかり
て、装着位置P2、即ち、プリント基板B上の所定位置
に確実に装着されることになる。
に達する直前の適切な時期に於いて、コントローラ60
により、制御弁274の切換え位置を吸引位置からブロ
ー位置に切換えれば、吸着ノズル78aのワークWは、
その吸着が解除されるばかりでなく、空圧源258側か
ら吸着ノズル78aに供給されるブロー圧の助けをかり
て、装着位置P2、即ち、プリント基板B上の所定位置
に確実に装着されることになる。
【0080】上述したワークWの装着が実施されると
き、コントローラ69は、切換え弁274を低圧位置に
切換えており、これにより、ワークWは低圧のブロー圧
を利用して装着される。なお、ワークWの装着が実施さ
れる以前に於いて、XYテーブル装置8の作動により、
プリント基板Bは、その上面でのワークWの装着すべき
位置と前述した装着位置P2とが一致するように、その
位置決め制御がなされていることは勿論である。
き、コントローラ69は、切換え弁274を低圧位置に
切換えており、これにより、ワークWは低圧のブロー圧
を利用して装着される。なお、ワークWの装着が実施さ
れる以前に於いて、XYテーブル装置8の作動により、
プリント基板Bは、その上面でのワークWの装着すべき
位置と前述した装着位置P2とが一致するように、その
位置決め制御がなされていることは勿論である。
【0081】また、吸着ノズル78aのワークWの吸着
姿勢が補正不能であった場合には、上述したワークWの
装着動作は中止される。そして、この後、吸着ノズル7
8aが回収容器の開口294の上方に達した時点で、コ
ントローラ69にて、制御弁274がブロー位置に切換
えられ、また、切換え弁274が高圧位置に切換えられ
ることで、高圧のブロー圧により、ワークWは、吸着ノ
ズル78aから回収容器に向けて吹き飛ばされ、そし
て、この回収容器に回収されることになる。
姿勢が補正不能であった場合には、上述したワークWの
装着動作は中止される。そして、この後、吸着ノズル7
8aが回収容器の開口294の上方に達した時点で、コ
ントローラ69にて、制御弁274がブロー位置に切換
えられ、また、切換え弁274が高圧位置に切換えられ
ることで、高圧のブロー圧により、ワークWは、吸着ノ
ズル78aから回収容器に向けて吹き飛ばされ、そし
て、この回収容器に回収されることになる。
【0082】更に、ワークの形状や大きさに応じ、ワー
クヘッド70の使用する吸着ノズル78を変える場合に
は、第2制御モータ228の駆動制御を実施し、ワーク
ヘッド70を90°ずつ自転させていけばよい。上述し
たワーク実装機によれば、ヘッドドラム28を回転を停
止することなく、プリント基板Bに対するワークの装着
を実施することができ、また、ヘッドドラム28の各ワ
ークヘッド70、また、ワーク台2の各ワークフィーダ
を同時に使用することで、同一のワーク又は異なるワー
クを連続してプリント基板Bに装着でき、ワークの実装
効率を大幅に改善することができる。
クヘッド70の使用する吸着ノズル78を変える場合に
は、第2制御モータ228の駆動制御を実施し、ワーク
ヘッド70を90°ずつ自転させていけばよい。上述し
たワーク実装機によれば、ヘッドドラム28を回転を停
止することなく、プリント基板Bに対するワークの装着
を実施することができ、また、ヘッドドラム28の各ワ
ークヘッド70、また、ワーク台2の各ワークフィーダ
を同時に使用することで、同一のワーク又は異なるワー
クを連続してプリント基板Bに装着でき、ワークの実装
効率を大幅に改善することができる。
【0083】この発明は、上述した一実施例に制約され
るものではなく、種々の変形が可能であることは勿論で
ある。例えば、一実施例では、装着板部310の装着孔
312は矩形となっているが、装着孔312の形状は、
コネクタの形状に応じて決定されるべきもので、その形
状に制約を受けるものではない。
るものではなく、種々の変形が可能であることは勿論で
ある。例えば、一実施例では、装着板部310の装着孔
312は矩形となっているが、装着孔312の形状は、
コネクタの形状に応じて決定されるべきもので、その形
状に制約を受けるものではない。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のワーク
実装機にあっては、ヘッドドラム側に装着板部を設け、
この装着板部の装着孔にコネクタを差し込んで、コネク
タの固定をなすようにしたから、ヘッドドラム側へのコ
ネクタの取り付けを簡単に実施することができる。ま
た、このような簡単な取り付けであっも、ヘッドドラム
の回転中、コネクタは一方向に付勢された状態にあるの
で、コネクタが装着孔内でがた付くようなことはない。
また、装着板部の装着孔からコネクタを引き抜きこと
で、コネクタを簡単に取り外すこともでき、ワーク実装
機の点検及び保守作業をも容易となる等の利点がある。
不ことなくするよう
実装機にあっては、ヘッドドラム側に装着板部を設け、
この装着板部の装着孔にコネクタを差し込んで、コネク
タの固定をなすようにしたから、ヘッドドラム側へのコ
ネクタの取り付けを簡単に実施することができる。ま
た、このような簡単な取り付けであっも、ヘッドドラム
の回転中、コネクタは一方向に付勢された状態にあるの
で、コネクタが装着孔内でがた付くようなことはない。
また、装着板部の装着孔からコネクタを引き抜きこと
で、コネクタを簡単に取り外すこともでき、ワーク実装
機の点検及び保守作業をも容易となる等の利点がある。
不ことなくするよう
【図1】一実施例のワーク実装機を一部破断して示した
概略的側面図である。
概略的側面図である。
【図2】図1のワーク実装機をヘッドドラムの上方から
みた概略的平面図である。
みた概略的平面図である。
【図3】ヘッドドラムに於いて、ドラム軸からヘッドユ
ニットに至る駆動系を示した断面図である。
ニットに至る駆動系を示した断面図である。
【図4】ヘッドユニットの詳細を示した断面図である。
【図5】ヘッドユニットのワークヘッドを示した正面図
である。
である。
【図6】ワークヘッドに於ける吸着ノズルの上下運動を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図7】コントローラ側と制御モータ及び弁との間の電
気的な接続系を示した概略図である。
気的な接続系を示した概略図である。
【図8】装着板部及び雌雄のコネクタの斜視図である。
【図9】吸着ノズルにワークが吸着される直前のワーク
ヘッドの正面図である。
ヘッドの正面図である。
【図10】吸着ノズルにワークが吸着された時点でのワ
ークヘッドの正面図である。
ークヘッドの正面図である。
【図11】吸着ノズルにワークが吸着された後のワーク
ヘッドの正面図である。
ヘッドの正面図である。
【図12】吸着ノズルが認識カメラの直上に達したとき
のワークヘッドの正面図である。
のワークヘッドの正面図である。
【図13】吸着ノズルに対するワークの吸着姿勢を示し
た図である。
た図である。
2 ワーク台 6 ワークフィーダ 8 XYテーブル装置 10 可動テーブル 28 ヘッドドラム 68 ヘッドユニット 69 コントローラ 70 ワークヘッド 72 ヘッドハウジング 78 吸着ノズル 238 真空ポンプ 310 装着板部 312 装着孔
フロントページの続き (72)発明者 平 弘二 三重県三重郡朝日町大字縄生2121 株式会 社東芝三重工場内 (72)発明者 氏家 康晴 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークの供給セクション及び実装セクシ
ョンを夫々有したワーク台と、ワーク台に対し離間対向
して配置され、ワーク台と平行な面内で回転駆動される
ヘッドドラムと、ヘッドドラムの外周から突出するよう
にして設けられ、ヘッドドラムの回転に伴いながら、供
給セクションにてワークの吸着し、この後、実装セクシ
ョンにてワークの実装をなすワークヘッドと、ヘッドド
ラムに設けられ、ワークヘッドを作動させる各種の作動
制御機器と、ヘッドドラム側に設けられ、作動制御機器
に電気的に接続されて各種作動制御機器の作動を制御す
るコントローラとを備えたワーク実装機に於いて、 各種の作動制御機器とコントローラとは、作動制御機器
側のケーブルとコントローラ側のケーブルとがコネクタ
結合を介して電気的に接続されており、 前記ヘッドドラムにコネクタのための装着板部を設け、
この装着板部にコネクタを脱着自在に差し込んで固定す
る装着孔を形成したことを特徴とするワーク実装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3248066A JPH0590795A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ワーク実装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3248066A JPH0590795A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ワーク実装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590795A true JPH0590795A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17172704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3248066A Pending JPH0590795A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | ワーク実装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590795A (ja) |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3248066A patent/JPH0590795A/ja active Pending
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