JPH059070Y2 - - Google Patents

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JPH059070Y2
JPH059070Y2 JP17436487U JP17436487U JPH059070Y2 JP H059070 Y2 JPH059070 Y2 JP H059070Y2 JP 17436487 U JP17436487 U JP 17436487U JP 17436487 U JP17436487 U JP 17436487U JP H059070 Y2 JPH059070 Y2 JP H059070Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、たとえば、油圧堀削機におけるバ
ツクホウとそのアタツチメントを構成する混合攪
拌装置に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
近年、軟弱の土地を整地する場合、地盤硬化剤
を混合攪拌する方法が行なわれているが、従来の
バケツト類では攪拌しても攪拌能力が悪く、作業
能率が低い欠点を有していた。
そのため、実公昭56−51089号公報に開示され
るように、油圧堀削機のバツクホウによりグラン
ドを攪拌するものが知られているが、このバツク
ホウを用いて混合攪拌する場合には、粉塵等が発
生する欠点を有していた。
この考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、粉塵の発生を未然に防止でき、しかも、攪
拌能率を高めることができる混合攪拌装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は、水平
基枠に、被攪拌物と混合される混合液の導入通路
を設けており、この導入通路は、上記側板に沿つ
て分岐し、かつ、分岐した下部に吐出口を有して
いることを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案によれば、水平基枠に設けた混合液の
導入通路を側板に分岐するとともに、分岐した下
部に吐出口を設けるようにしたので、攪拌板によ
る攪拌作業時において、混合液を上記導入通路か
ら吐出口を介して吐出させることができる。した
がつて、被攪拌物の攪拌と同時に、上記混合液を
被攪拌物に混入させることが可能となり、粉塵が
発生するのを未然に防止できるとともに、混合攪
拌率が良好となる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図はこの考案に係る混合攪拌装置における
攪拌部を示す側面図であり、混合攪拌装置は、図
示しない地盤堀削機のバツクホウ(装置本体)
と、このバツクホウのアタツチメントを構成する
攪拌部1とから構成されている。上記攪拌部1
は、水平基枠2、側板3、攪拌板4および混合液
5の導入通路6を備えている。
水平基枠2には、その上部前方側(第1図の左
方)に枢軸孔7が設けられ、この枢軸孔7は、図
示しないバツクホウの先端枢軸に連結されてい
る。また、上記枢軸孔7の後方(第1図の右方)
には、上記バツクホウの油圧シリンダ(駆動部)
に連結される軸挿入孔8が設けられている。この
軸挿入孔8は、バツクホウの油圧シリンダの作動
により上下動し、これにより、上記側板3は、上
記枢軸孔7を回転中心とした回動曲線Mに沿つて
回動可能となつている。
また、上記水平基枠2の下部には、第1図の下
方に向かうにつれて前方側(第1図の左方)へ弓
状に湾曲した側板3が固定され、その下端部3a
に先鋭状の爪部15が設けられている。このよう
な側板3は、第2図のように、水平基枠2に対し
て複数個設けられるとともに、複数の支柱8によ
り横方向へ固定保持されている。
さらに、上記各側板3には、水平方向に延びた
多数の攪拌板4がそれぞれ植設されている。これ
ら攪拌板4は、第1図のように、側板3の回動曲
線Mとほぼ同一または所定の傾斜角度をもつて植
設されており、この攪拌板4によつて、側板3の
回動時において、被攪拌物であるグランドが混合
攪拌されるようになつている。
つぎに、混合液の導入通路6は、1本の圧送管
10と、側板3と同じ数の分岐管11とから形成
されている。
上記圧送管10は、上記水平基枠2の後端部2
aに溶接などにより固定され、かつ、第2図のよ
うに、水平基枠2の全長にわたつて延びている。
この圧送管10の一端部10aにはジヨイント部
材16がねじ込まれており、このジヨイント部材
16を介して圧送管10は図示しない混合液供給
装置に連結されている。また、圧送管10の他端
部10bには、盲栓17が取り付けられている。
一方、分岐管11は、第1図のように、側板3
の後端部3bに沿つて湾曲しており、上記後端部
3bに溶接などにより固定されている。この分岐
管11の上端部11aは、上記圧送管10に溶接
などにより固定され、圧送管10の内部通路に連
通している。また、分岐管11の下部は、上記側
板3の下端部3aに延びており、その吐出口11
bは爪部15の後部位置に配置されている。これ
により、側板3の下端部3a側から混合液5が吐
出されるようになつている。
なお、被攪拌物と混入される混合液5は、被攪
拌物の種類に応じて選定され、たとえば、軟弱な
グランドを整地する場合には、セメント系スラ
リ、ケイ酸ソーダ、セツコウのような各種地盤硬
化剤が用いられる。
上記構成において、第1図に示す分岐管11の
吐出口11bを側板3の下端部3bに配置したの
で、攪拌板4によるグランドの攪拌作業時におい
て、混合液5を圧送管10から分岐管11を経
て、側板3の下端部3b側から吐出させることが
できる。したがつて、グランドの攪拌と同時に、
上記混合液5をグランドに混入させることが可能
となるので、粉塵等が発生するのを未然に防止で
きる。
しかも、混合液5を混入しながら上記攪拌作業
が行なえるので、混合攪拌率が良好になる。した
がつて、攪拌能率が向上し、地盤硬化を均一に行
なうことがきる。
また、この実施例では、分岐管11を側板3の
後端部5bに固着したので、グランドの攪拌時に
おいて、分岐管11がグランドから受ける抵抗が
小さくなり、これにより、分岐管11の摩耗率を
少なくできる利点がある。
上記実施例では、分岐管11の吐出口11b
を、側板3の下端部3aに配置したけれど、これ
に限定されず、分岐管11の長さ方向の寸法を側
板3よりも短く設定して、たとえば、側板3の後
端部3bの中央付近に上記吐出口11bを配置す
るようにしてもよい。
また、上記実施例では、混合液5を側板3に沿
つた方向に吐出させるようにしたが、分岐管11
の吐出口11bの向きを変えることにより、たと
えば、混合液5を側板3に対して垂直な方向に吐
出させる構成としてもよい。
この考案の他の実施例として、第3図に示すよ
うに、側板3の内部に分岐通路6aを一体形成し
て、上記実施例の分岐管11を省くようにしても
よい。この場合、上記分岐通路6aの形成位置は
側板3の後端部3bに限定されず、たとえば、側
板3の前端部3cに設定することも可能である。
また、これに伴なつて、分岐通路6aの吐出口6
bを、爪部15の後部位置とは別の位置、たとえ
ば、前端部3cの下部に設けることも可能とな
る。
この考案のさらに他の実施例として、圧送管1
0を水平基枠2の内部に一体形成するようにして
もよい。
また、上記各実施例では、すべての側板3に分
岐管11または分岐通路6aを設けけたが、一部
の側板3のみに分岐管11または分岐通路6aを
設ける構成としてもよい。
この考案に係る混合攪拌装置は、地盤堀削機の
バツクホウとして用いられるだけでなく、たとえ
ば、生ゴミのような廃棄物の攪拌などにも用いる
ことができる。この場合、混合液としては、上記
実施例で述べたような地盤硬化剤以外に、水など
の流体を用いる場合もある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、被攪
拌物の攪拌時において、粉塵等の発生が未然に防
止できるとともに、混合攪拌率が良好となるの
で、攪拌能率が著しく向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る混合攪拌装置における
攪拌部を示す側面図、第2図は第1図の攪拌部を
示す正面図、第3図はこの考案の他の実施例を示
す側面図である。 2……水平基枠、3……側板、4……攪拌板、
5……混合液、6……導入通路、6b,11b…
…吐出口、7……枢軸孔、8……軸挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平基枠の上部前方側に、装置本体の先端枢軸
    側に回動自在に連結される枢軸孔を設け、上記水
    平基枠の枢軸孔の後方側に、上記装置本体の駆動
    部側に連結される軸挿入孔を設け、上記水平基枠
    の下部に、水平基枠に対して垂直に延びかつ下方
    に向かうにつれて前方側へ弓状に湾曲した側板を
    固着するとともに、上記側板に水平方向に延びる
    攪拌板が多数植設されてなる混合攪拌装置におい
    て、上記水平基枠には、被攪拌物と混合される混
    合液の導入通路が設けられ、この導入通路は、上
    記側板に沿つて分岐し、かつ、分岐した下部に吐
    出口を有していることを特徴とする混合攪拌装
    置。
JP17436487U 1987-11-13 1987-11-13 Expired - Lifetime JPH059070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17436487U JPH059070Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

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JP17436487U JPH059070Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0177835U JPH0177835U (ja) 1989-05-25
JPH059070Y2 true JPH059070Y2 (ja) 1993-03-05

Family

ID=31466225

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