JPH0589843U - 汎用エンジンのコントロール装置 - Google Patents

汎用エンジンのコントロール装置

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JPH0589843U
JPH0589843U JP3683692U JP3683692U JPH0589843U JP H0589843 U JPH0589843 U JP H0589843U JP 3683692 U JP3683692 U JP 3683692U JP 3683692 U JP3683692 U JP 3683692U JP H0589843 U JPH0589843 U JP H0589843U
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芳郎 山根
明夫 味口
昭人 清水
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別体の部材を使用しないでも、コントロール
パネルに装着されたレバー類が茂みなどに当たるのを防
止でき、構造が簡単な、汎用エンジンのコントロール装
置を提供する。 【構成】 コントロールパネル12の内側縁部が上向き
に折り曲げられて取付部12aに形成され、エンジン本
体2から横方向に一体に延設した2本の支持部2aに、
取付部12aでそれぞれボルト12dにより固定されて
いる。また、コントロールパネル12の外側縁部は、下
向きに折り曲げられて覆い部12bに形成されている。
この覆い部12bにより、主にコントロールパネル12
の下方に突出するスロットルレバー22が覆われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、草刈り機や芝刈り機などの駆動源として用いる汎用エンジンにお いて、キャブレターのスロットルバルブやチョークバルブなどの開度を調整する ためのコントロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の汎用エンジンでは、通常、キャブレターのチョークバルブを調整する チョークレバーやスロットルバルブを調整するスロットルレバーなどのレバー類 は、コントロールパネルにまとめて装着されている。また、コントロールパネル は、エンジン本体の側面に垂直方向に取り付けられていることが多い。一例を示 す先行技術文献として、特開昭60−56154号公報がある。
【0003】 従来、芝刈り機などでは、コントロールパネルのレバー類が茂みや低木に当た るのを防止するため、コントロールパネルの外側に別体の部材を取り付けたもの がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のようにコントロール装置を別体の部材で覆う構造では、 部品点数が増え、また該部材の取付に手間がかかるうえに、該部材の取付スペー スが余分に必要になるなどの不都合が生じ、しかも、エンジンの構造も複雑にな る。
【0005】 ところで、コントロールパネルをエンジン本体に対して垂直方向に取り付ける と、その高さが高くなるため、エンジン全体をコンパクトに仕上げるという観点 から好ましくない。とくに、エンジン本体の上部にエンジンカバーを装着し、こ のエンジンカバーに燃料タンクを一体に組み込む場合には、コントロールパネル によって燃料タンクの容量が制限を受けることがある。そこで、コントロールパ ネルを水平にしてエンジン本体の比較的低い位置に取り付けることにより、燃料 タンクの容量の増量を図ることが提案されている。このようにコントロールパネ ルを水平にしてエンジン本体の低い位置に取り付けた汎用エンジンを、芝刈り機 に搭載する場合、別体の覆い部材を設けない時には、コントロールパネルが茂み や低木に当たるおそれがある。
【0006】 この考案は上述の点に鑑みなされたもので、別体の部材を使用しないでも、コ ントロールパネルに装着されたレバー類が茂みなどに当たるのを防止でき、構造 が簡単な、汎用エンジンのコントロール装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの考案の汎用エンジンのコントロール装置は、 a)エンジン本体の一側面に、コントロールパネルを水平に取り付け、b)該コ ントロールパネルに、スロットルレバーやチョークレバーなどのレバー類を装着 し、c)前記コントロールパネルの外縁部を下向きに折り曲げて、その折り曲げ 部分で前記レバー類を覆うようにしている。
【0008】
【作用】
上記の構成を有する本考案の汎用エンジンのコントロール装置によれば、芝刈 り機などに搭載して使用したときに、コントロールパネルの下向きの折り曲げ部 分によって、茂みや低木がレバーに当たることが防止される。また、その折り曲 げ部分は、コントロールパネルと一体に形成されているために、部品点数が増え ず、取付場所も不要になる。さらに、コントロールパネルがエンジン本体に対し 水平に取り付けられているので、コントロールパネルを垂直方向に取り付けるの に比べて、エンジン本体の高さ方向におけるコントロールパネルの占有スペース が大幅に縮減されるので、エンジン本体の高さ方向のスペースに余裕が生じる。 したがって、例えばエンジン本体の上部に燃料タンクを設置する場合に、燃料タ ンクの容量を増量できる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案にかかる汎用エンジンのコントロール装置の実施例を図面に基 づいて説明する。
【0010】 図1は本考案のコントロール装置を備えた縦軸型の空冷式汎用エンジンを示す 斜視図、図2は図1のエンジンの一部を省略した拡大正面図、図3は図1のエン ジンの右側面図、図4は図3のIV−IV線矢視図である。
【0011】 図1に示すように、エンジン1は、エンジン本体2の上部に樹脂製エンジンカ バー3を備えている。エンジンカバー3には、燃料タンク4、エアクリーナ5な どが一体に組み込まれ、またリコイルスタータ6およびリコイルスタータ6の操 作ハンドル7および燃料蓋8が取り付けられ、さらにオイル注入用の蓋9がエン ジンカバー3の上面に露出して設けられている。なお、エンジン本体2の一側面 に、マフラー10が取り付けてあり、エンジン本体2の他側面に、キャブレター 11が取り付けてある。図中の符号16bは、ロッカーアームカバーである。
【0012】 図2および図3に示すように、エンジン本体2のクランクケース13内の垂直 方向にクランクシャフト14が回動自在に配装され、クランクシャフト14の下 端部14aを出力軸として、下方に突出させてある。エンジン本体2の上端に設 けられたエンジンカバー3内において、クランクシャフト14の上端に冷却ファ ン15が一体回転可能に取着されている。またエンジン本体2の底部が、オイル パン17に形成されている。なお、図中の符号16はシリンダヘッドを示す。
【0013】 図3に示すように、前記エアクリーナ5の一端部からインレットパイプ5aが 下向きに延設され、キャブレター11の吸気口に接続されている。そして、キャ ブレター11の後方において、コントロールパネル12がエンジン本体2に対し 水平に取り付けられている。すなわち、コントロールパネル12の内側縁部が上 向きに折り曲げられて取付部12aに形成され、エンジン本体(シリンダ)2か ら横方向に一体に延設した2本の支持部2aに、取付部12aでそれぞれボルト 12dにより固定されている。また、コントロールパネル12の外側縁部は、下 向きに折り曲げられて覆い部12bに形成されている。この覆い部12bの前端 部12cは、図4のように内側にはぼ直角に屈曲させている。この構成により、 エンジン1の前方からの障害物に対しては、キャブレター11と覆い部12bの 前端部12cとで、またエンジン1の右側方からの障害物に対しては、覆い部1 2bにより、主にコントロールパネル12の下方に突出する後述のスロットルレ バー22を覆っている。
【0014】 コントロールパネル12の中央部付近には、パネル12の上側のチョークレバ ー21とパネル12の下側のスロットルレバー22とが、共通の支軸23により 回転自在に装着されている。チョークレバー21は、キャブレター11のチョー クバルブ(図示せず)にワイヤーロッド24で接続され、また、スロットルレバ ー22は、エンジン本体2の後部のガバナ26に、中間にコイルスプリング部2 5aを一体に介設したワイヤーロッド25で接続されている。図中の符号23a は、リターンスプリングである。
【0015】 次に、上記した構成からなる本実施例の汎用エンジンのコントロール装置につ いて、そのレバー類の態様を説明する。
【0016】 図1に示すように、エンジン1は、全体的にほぼ立方体状をなしており、この エンジン1を例えば芝刈り機に搭載する場合は、図示は省略するが、シリンダヘ ッド16を前方に向け、出力軸14aを下向けにして取り付けられる。この状態 で、エンジン1をリコイルスタータ6の操作ハンドル7を牽引操作して始動し、 出力軸14aに取着した芝刈り刃(図示せず)を回転させて、作業が行われる。 芝刈り機を前進させて芝刈り作業を行う際に、エンジン1の底部付近が低木や茂 みなどに接触する。このとき、コントロールパネル12の下側に突出するスロッ トルレバー22などは、前方のキャブレター11、覆い部12bの前端部12c および側方の覆い部12bによって、低木や茂みなどに当たるのが阻止される。 なお、コントロールパネル12の上側は、とくに覆っていないが、その理由は、 低木や茂みなどはコントロールパネル12に接触した時に、前方に湾曲又は傾斜 するので、低木や茂みなどがコントロールパネル12の上方に突出するチョーク レバー21に当たることはほとんどなく、また当たることがあっても、その外力 は極めて弱いうえに、低木や茂みはいったん支軸23に当たるので、チョークレ バー21が操作されることがないからである。
【0017】 ところで、上記のエンジン1では、コントロールパネル12をエンジン本体2 の側面に対し水平に取り付けて、エンジン本体2の高さ方向のスペースに余裕を 持たせたので、エンジン本体2の上部のエンジンカバー3に一体に組み込んだ燃 料タンク5aの底面の位置をかなり下方まで下げることが可能になり、コントロ ールパネルを垂直方向に備えたエンジンに比べて、燃料タンク5の容量をかなり 大きくすることができた。コントロールパネル12を水平に取り付けた場合、縦 向きに取り付けるよりも、エンジン本体2の幅方向のスペースを大きく要するこ とになるが、コントロールパネル12はエンジンカバー3の幅内に収まっている ので、とくに不都合がない。
【0018】 なお、上記実施例では、コントロールパネル12にチョークレバー21とスロ ットルレバー22を備えたコントロール装置について説明したが、レバー類はと くに限定するものではなく、適宜変更できる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、本考案の汎用エンジンのコントロール 装置は、次のような優れた効果を奏する。
【0020】 (1) コントロールパネルに装着されたレバー類が茂みなどに当たるのを防止で きる。また従来と違って別体の部材を取り付ける必要がないため、その取付の手 間や取付スペースが不要になるうえに、覆い部がコントロールパネルに一体に設 けられるので、構造が簡単で、部品点数が増えることがない。
【0021】 (2) コントロールパネルをエンジン本体に対し水平に取り付けているので、コ ントロールパネルを縦向きに取り付けるのに比べてエンジン本体の高さ方向にお けるコントロールパネルの占有スペースが大幅に縮減され、エンジン本体の高さ 方向のスペースに余裕が生じるため、例えばエンジン本体の上部に燃料タンクを 設置する場合に、燃料タンク容量の増量を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例にかかるコントロール装置を
備えた縦軸型の空冷式汎用エンジンを示す斜視図であ
る。
【図2】図1のエンジンの一部を切り欠いて表した拡大
正面図である。
【図3】図1のエンジンの右側面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 エンジン本体 3 エンジンカバー 4 燃料タンク 6 リコイルスタータ 10 マフラー 11 キャブレター 12 コントロールパネル 12b 覆い部 12c 覆い部12bの前端部 13 クランクケース 15 冷却ファン 21 チョークレバー 22 スロットルレバー 23 支軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体の一側面に、コントロール
    パネルを水平に取り付け、 該コントロールパネルに、スロットルレバーやチョーク
    レバーなどのレバー類を装着し、 前記コントロールパネルの外縁部を下向きに折り曲げ
    て、その折り曲げ部分で前記レバー類を覆うようにした
    ことを特徴とする汎用エンジンのコントロール装置。
JP1992036836U 1992-04-30 1992-04-30 汎用エンジンのコントロ―ル装置 Expired - Fee Related JP2501944Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3151605A (en) * 1961-09-07 1964-10-06 Toro Mfg Corp Combined starter and engine control mechanism
US4517942A (en) * 1984-08-03 1985-05-21 Tecumseh Products Company Override speed control
US4979596A (en) * 1989-06-27 1990-12-25 Tecumseh Products Company Safety brake system for an engine
JPH0324853U (ja) * 1989-07-19 1991-03-14

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