JPH0589489A - 光デイスク装置のトラツク位置検索装置 - Google Patents
光デイスク装置のトラツク位置検索装置Info
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- JPH0589489A JPH0589489A JP27327091A JP27327091A JPH0589489A JP H0589489 A JPH0589489 A JP H0589489A JP 27327091 A JP27327091 A JP 27327091A JP 27327091 A JP27327091 A JP 27327091A JP H0589489 A JPH0589489 A JP H0589489A
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- pulse
- track
- time
- timer
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラック位置の検索時に、トラック横断パル
スの欠落等によって生じる横断パルス数の誤カウントを
低減させることにより、アドレスシークエラーを減少さ
せて高速アクセスを可能にする。 【構成】 トラック横断パルス発生手段と、次のパルス
(注目パルス)とその直前に発生されたパルス(注目パ
ルスの前のパルス)との間の時間を計時する計時手段
と、次に発生されるべきパルス(注目パルス)が計時さ
れた情報に基く時間内に得られないとき、パルスを補充
するトラック横断パルス補正手段とで構成する。 【効果】 アドレスシークエラーが減少され、高速アク
セスが可能になる。
スの欠落等によって生じる横断パルス数の誤カウントを
低減させることにより、アドレスシークエラーを減少さ
せて高速アクセスを可能にする。 【構成】 トラック横断パルス発生手段と、次のパルス
(注目パルス)とその直前に発生されたパルス(注目パ
ルスの前のパルス)との間の時間を計時する計時手段
と、次に発生されるべきパルス(注目パルス)が計時さ
れた情報に基く時間内に得られないとき、パルスを補充
するトラック横断パルス補正手段とで構成する。 【効果】 アドレスシークエラーが減少され、高速アク
セスが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクや光磁気
ディスク等の光ディスク装置(以下単に光ディスク装置
と総称する)に係り、特に、トラック位置の検索時にお
いて、トラック横断パルスの欠落等によって生じる横断
パルス数の誤カウントを低減させることにより、アドレ
スシークエラーを減少させて、高速アクセスを可能にし
た光ディスク装置に関する。
ディスク等の光ディスク装置(以下単に光ディスク装置
と総称する)に係り、特に、トラック位置の検索時にお
いて、トラック横断パルスの欠落等によって生じる横断
パルス数の誤カウントを低減させることにより、アドレ
スシークエラーを減少させて、高速アクセスを可能にし
た光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、回転するディスク上に記録さ
れた情報トラックから信号を再生する信号再生手段と、
該信号再生手段を回転ディスク上の情報トラックを横切
る方向に移動させる移動手段とを具備し、ディスク上に
情報を記録再生する機能を備えた光ディスク装置は公知
である。
れた情報トラックから信号を再生する信号再生手段と、
該信号再生手段を回転ディスク上の情報トラックを横切
る方向に移動させる移動手段とを具備し、ディスク上に
情報を記録再生する機能を備えた光ディスク装置は公知
である。
【0003】図5は、従来の光ディスク装置について、
そのトラックおよび速度制御サーボ系の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。図において、1はトラッ
ク横断検出器、2はU/Dカウンタ、3はN/2検出
器、4は速度テーブル、5はD/A変換器、6は速度検
出器、7は演算器、8はポジショナ・アクチェータ、9
は光ヘッド、10はコントローラを示し、S1はトラッ
クエラー信号、S2はトラック横断パルス、S3はN/
2信号、S4は光ビーム位置信号、Nはカウント数、V
dはデジタル速度、Vaはアナログ速度、Vは光ヘツド
9の速度を示す。
そのトラックおよび速度制御サーボ系の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。図において、1はトラッ
ク横断検出器、2はU/Dカウンタ、3はN/2検出
器、4は速度テーブル、5はD/A変換器、6は速度検
出器、7は演算器、8はポジショナ・アクチェータ、9
は光ヘッド、10はコントローラを示し、S1はトラッ
クエラー信号、S2はトラック横断パルス、S3はN/
2信号、S4は光ビーム位置信号、Nはカウント数、V
dはデジタル速度、Vaはアナログ速度、Vは光ヘツド
9の速度を示す。
【0004】この図5に示す従来の光ディスク装置で
は、シーク動作時に、ポジショナ・アクチェータ8によ
って、光ヘッド9を駆動する。駆動された光ヘッド9
は、光ビーム位置信号S4を出力して、図示しない光デ
ィスク上の光ビームを移動させる。
は、シーク動作時に、ポジショナ・アクチェータ8によ
って、光ヘッド9を駆動する。駆動された光ヘッド9
は、光ビーム位置信号S4を出力して、図示しない光デ
ィスク上の光ビームを移動させる。
【0005】その際、光ヘッド9は、光ディスクからの
反射光によって、トラックエラー信号S1を検出し、こ
のトラックエラー信号S1をトラック横断検出器1へ出
力する。トラックエラー信号S1を受け取ったトラック
横断検出器1では、周期的に変化するトラックエラー信
号S1から、光ビームがトラックを横断したことを検出
し、その度ごとにトラック横断パルスS2を出力する。
反射光によって、トラックエラー信号S1を検出し、こ
のトラックエラー信号S1をトラック横断検出器1へ出
力する。トラックエラー信号S1を受け取ったトラック
横断検出器1では、周期的に変化するトラックエラー信
号S1から、光ビームがトラックを横断したことを検出
し、その度ごとにトラック横断パルスS2を出力する。
【0006】U/Dカウンタ(アップ・ダウン・カウン
タ)2は、このトラック横断パルスS2を受け取り、光
ビームがトラックを横断する毎に、カウントアップまた
はカウントダウンして、カウント数Nを出力する。この
カウント数Nの情報は、速度テーブル4によってデジタ
ル速度Vdに変換され、D/A変換器(デジタル・アナ
ログ変換器)5へ出力される。
タ)2は、このトラック横断パルスS2を受け取り、光
ビームがトラックを横断する毎に、カウントアップまた
はカウントダウンして、カウント数Nを出力する。この
カウント数Nの情報は、速度テーブル4によってデジタ
ル速度Vdに変換され、D/A変換器(デジタル・アナ
ログ変換器)5へ出力される。
【0007】D/A変換器5では、与えられたデジタル
速度Vdを、アナログ速度Vaに変換して、演算器7へ
出力する。他方、光ヘツド9の実際の速度、すなわち、
速度Vは、速度検出器6により、トラック横断パルスS
2を周波数−電圧変換することによって算出される。
速度Vdを、アナログ速度Vaに変換して、演算器7へ
出力する。他方、光ヘツド9の実際の速度、すなわち、
速度Vは、速度検出器6により、トラック横断パルスS
2を周波数−電圧変換することによって算出される。
【0008】この速度検出器6によって求められた速度
Vは、演算器7へ与えられて、先のアナログ速度Vaと
比較され、ポジショナ・アクチェータ8へ出力される。
このような動作によって、速度Vは、D/A変換器5か
ら出力されるアナログ速度Vaに追従するように制御さ
れる。
Vは、演算器7へ与えられて、先のアナログ速度Vaと
比較され、ポジショナ・アクチェータ8へ出力される。
このような動作によって、速度Vは、D/A変換器5か
ら出力されるアナログ速度Vaに追従するように制御さ
れる。
【0009】なお、N/2検出器3は、速度制御を加速
から減速に切換える位置を検出するための検出器であ
る。以上が、従来の光ディスク装置における速度制御の
サーボ系の動作の概略である。
から減速に切換える位置を検出するための検出器であ
る。以上が、従来の光ディスク装置における速度制御の
サーボ系の動作の概略である。
【0010】次に、この光ディスク装置において、光ビ
ームを加速移動させた場合の動作について説明する。図
6は、従来の光ディスク装置において、光ビームを加速
移動させた場合の動作を説明するタイムチャートで、
(1) は時間と移動距離の関係、(2) はトラックエラー信
号S1、(3) はトラック横断検出器1から出力される2
値化信号、(4)はトラック横断パルスS2を示す。図の
横軸は時間tであり、また、(1) の縦軸は移動距離Xを
示す。
ームを加速移動させた場合の動作について説明する。図
6は、従来の光ディスク装置において、光ビームを加速
移動させた場合の動作を説明するタイムチャートで、
(1) は時間と移動距離の関係、(2) はトラックエラー信
号S1、(3) はトラック横断検出器1から出力される2
値化信号、(4)はトラック横断パルスS2を示す。図の
横軸は時間tであり、また、(1) の縦軸は移動距離Xを
示す。
【0011】図5に示した光ヘッド9は、この図6(1)
に示すように、シーク開始時から順次加速駆動され、単
位距離(1トラック)の移動に要する時間は、時間tの
経過と共に、短くなる。
に示すように、シーク開始時から順次加速駆動され、単
位距離(1トラック)の移動に要する時間は、時間tの
経過と共に、短くなる。
【0012】また、このときのトラックエラー信号S1
は、図6(2) に示すように、変動する。このトラックエ
ラー信号S1がトラック横断検出器1へ入力されるの
で、トラック横断検出器1からは、図6(3) に示すよう
に、トラックエラー信号S1が2値化された信号、ある
いは、図6(4) に示すように、その2値化信号のエッジ
を検出した信号(トラック横断パルスS2)として出力
する。
は、図6(2) に示すように、変動する。このトラックエ
ラー信号S1がトラック横断検出器1へ入力されるの
で、トラック横断検出器1からは、図6(3) に示すよう
に、トラックエラー信号S1が2値化された信号、ある
いは、図6(4) に示すように、その2値化信号のエッジ
を検出した信号(トラック横断パルスS2)として出力
する。
【0013】ここでは、トラック横断検出器1から、図
6(4) に示したパルス信号、すなわち、トラック横断パ
ルスS2が出力される場合を中心に説明する。図5の光
ディスク装置では、図6(2) に示したトラックエラー信
号S1がトラック横断検出器1へ入力され、このトラッ
ク横断検出器1からは、図6(4) に示したトラック横断
パルスS2が生成されて、U/Dカウンタ2へ出力され
る。
6(4) に示したパルス信号、すなわち、トラック横断パ
ルスS2が出力される場合を中心に説明する。図5の光
ディスク装置では、図6(2) に示したトラックエラー信
号S1がトラック横断検出器1へ入力され、このトラッ
ク横断検出器1からは、図6(4) に示したトラック横断
パルスS2が生成されて、U/Dカウンタ2へ出力され
る。
【0014】そして、このU/Dカウンタ2によって、
トラック横断パルスS2の数、すなわち、トラックを横
断したカウント数Nが得られる。このカウント数Nによ
って、光ビームの移動距離Xを知ることができる。
トラック横断パルスS2の数、すなわち、トラックを横
断したカウント数Nが得られる。このカウント数Nによ
って、光ビームの移動距離Xを知ることができる。
【0015】ところで、現在の光ディスク装置では、高
性能化の一つとして、高速アクセス機能が要望されてい
る。このシーク動作中に、もし、光ディスクのプリフォ
ーマット等の影響を受け、U/Dカウンタ2によって誤
ったトラック数Nがカウントされた場合には、本来必要
とする移動速度Vで光ビームが移動されなくなり、光ヘ
ッドの停止時に所望のトラックにシークできない、とい
う問題が生じる。
性能化の一つとして、高速アクセス機能が要望されてい
る。このシーク動作中に、もし、光ディスクのプリフォ
ーマット等の影響を受け、U/Dカウンタ2によって誤
ったトラック数Nがカウントされた場合には、本来必要
とする移動速度Vで光ビームが移動されなくなり、光ヘ
ッドの停止時に所望のトラックにシークできない、とい
う問題が生じる。
【0016】例えば、プリフォーマット等の影響によっ
て、トラックエラー信号S1が乱れたときには、本来存
在すべき位置にトラック横断パルスS2が発生されず、
誤動作の原因となるので、高速アクセスの妨げになる、
という不都合があった。
て、トラックエラー信号S1が乱れたときには、本来存
在すべき位置にトラック横断パルスS2が発生されず、
誤動作の原因となるので、高速アクセスの妨げになる、
という不都合があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光ディスク装置におけるこのような不都合、すなわち、
トラック位置の検索時に、光ディスクのプリフォーマッ
ト等の影響によってトラック横断パルスの誤カウントが
生じた場合、光ヘッドの停止位置が所望のトラックにシ
ークできないので、高速アクセスが行えない、という不
都合を解決し、トラック横断パルスの欠落等によって生
じる横断トラック数の誤カウントの発生を低減して、ア
ドレスシークエラーを減少させることにより、高速アク
セスを可能にした光ディスク装置を提供することを目的
とする。
光ディスク装置におけるこのような不都合、すなわち、
トラック位置の検索時に、光ディスクのプリフォーマッ
ト等の影響によってトラック横断パルスの誤カウントが
生じた場合、光ヘッドの停止位置が所望のトラックにシ
ークできないので、高速アクセスが行えない、という不
都合を解決し、トラック横断パルスの欠落等によって生
じる横断トラック数の誤カウントの発生を低減して、ア
ドレスシークエラーを減少させることにより、高速アク
セスを可能にした光ディスク装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
情報を記録再生するための光ビームを出射する光ヘッド
と、該光ヘッドを回転ディスク上の任意の情報トラック
へ移動させる移動手段と、前記光ヘッドにより検出され
るトラックエラー信号により移動したトラック数を検出
する手段とを具備し、ディスク上に情報を記録再生する
機能を備えた光ディスク装置において、前記トラックエ
ラー信号を2値化してトラック横断パルスを発生するト
ラック横断パルス発生手段と、該トラック横断パルス発
生手段から発生される連続したパルスを監視し、次のパ
ルス(注目パルス)と、その直前に発生されたパルス
(注目パルスの前のパルス)との間の時間を計時する計
時手段と、次に発生されるべきパルス(注目パルス)
が、前記計時手段によって計時された情報に基く時間内
に得られないとき、パルスを補充するトラック横断パル
ス補正手段、とを備え、該トラック横断パルス補正手段
から出力される補正パルスを計数して目標トラック位置
を検索するように構成している。
情報を記録再生するための光ビームを出射する光ヘッド
と、該光ヘッドを回転ディスク上の任意の情報トラック
へ移動させる移動手段と、前記光ヘッドにより検出され
るトラックエラー信号により移動したトラック数を検出
する手段とを具備し、ディスク上に情報を記録再生する
機能を備えた光ディスク装置において、前記トラックエ
ラー信号を2値化してトラック横断パルスを発生するト
ラック横断パルス発生手段と、該トラック横断パルス発
生手段から発生される連続したパルスを監視し、次のパ
ルス(注目パルス)と、その直前に発生されたパルス
(注目パルスの前のパルス)との間の時間を計時する計
時手段と、次に発生されるべきパルス(注目パルス)
が、前記計時手段によって計時された情報に基く時間内
に得られないとき、パルスを補充するトラック横断パル
ス補正手段、とを備え、該トラック横断パルス補正手段
から出力される補正パルスを計数して目標トラック位置
を検索するように構成している。
【0019】第2に、上記第1の光ディスク装置におい
て、トラック横断パルス補正手段は、計時手段によって
計時された計時時間を所望の定数で乗算する乗算手段を
備えた構成である。
て、トラック横断パルス補正手段は、計時手段によって
計時された計時時間を所望の定数で乗算する乗算手段を
備えた構成である。
【0020】第3に、上記第1または第2の光ディスク
装置において、光ビームの加速,減速,等速の移動状況
に対応して、乗算手段によって乗算する定数の変更、お
よび乗算手段を使用するか否かを選択する手段を備えた
構成である。
装置において、光ビームの加速,減速,等速の移動状況
に対応して、乗算手段によって乗算する定数の変更、お
よび乗算手段を使用するか否かを選択する手段を備えた
構成である。
【0021】
【作用】この発明では、加速移動される光ビーム(光ヘ
ッド)が各トラック間を移動するのに要する時間は、予
測が可能であるという点に着目し、トラック横断パルス
の前後のパルスについて、次のパルス(注目パルス)
と、その直前のパルス(注目パルスの前のパルス)との
間の時間を計測し、次のパルスが、予測時間を経過して
も入力されないときは、トラック横断パルスに欠落が生
じたと判断して、補正パルスを生成して出力することに
より、トラック横断パルスの欠落による誤カウントの発
生を防止するようにしている。
ッド)が各トラック間を移動するのに要する時間は、予
測が可能であるという点に着目し、トラック横断パルス
の前後のパルスについて、次のパルス(注目パルス)
と、その直前のパルス(注目パルスの前のパルス)との
間の時間を計測し、次のパルスが、予測時間を経過して
も入力されないときは、トラック横断パルスに欠落が生
じたと判断して、補正パルスを生成して出力することに
より、トラック横断パルスの欠落による誤カウントの発
生を防止するようにしている。
【0022】
【実施例】次に、この発明の光ディスク装置について、
図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。
図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明の光ディスク装置につい
て、そのトラックおよび速度制御のサーボ系の要部構成
の一実施例を示す機能ブロック図である。図における符
号は図5と同様であり、また、11はトラック横断パル
ス補正器、S11は補正パルス、S12は選択信号を示
す。
て、そのトラックおよび速度制御のサーボ系の要部構成
の一実施例を示す機能ブロック図である。図における符
号は図5と同様であり、また、11はトラック横断パル
ス補正器、S11は補正パルス、S12は選択信号を示
す。
【0024】この図1に示すこの発明の光ディスク装置
では、トラック横断パルス補正器11が付加されてい
る。このトラック横断パルス補正器11は、欠落したト
ラック横断パルスS2を補充して補正パルスS11を生
成する機能を有している点で、従来の装置を示す図5と
異なっている。しかし、速度制御やトラッキング制御時
の基本的な動作は、従来の場合と同様である。
では、トラック横断パルス補正器11が付加されてい
る。このトラック横断パルス補正器11は、欠落したト
ラック横断パルスS2を補充して補正パルスS11を生
成する機能を有している点で、従来の装置を示す図5と
異なっている。しかし、速度制御やトラッキング制御時
の基本的な動作は、従来の場合と同様である。
【0025】この付加されたトラック横断パルス補正器
11には、トラック横断検出器1からのトラック横断パ
ルスS2が入力される。トラック横断パルス補正器11
は、入力されたトラック横断パルスS2に対して、欠落
したトラック横断パルスS2を補充し、補正パルスS1
1としてU/Dカウンタ2へ出力する。
11には、トラック横断検出器1からのトラック横断パ
ルスS2が入力される。トラック横断パルス補正器11
は、入力されたトラック横断パルスS2に対して、欠落
したトラック横断パルスS2を補充し、補正パルスS1
1としてU/Dカウンタ2へ出力する。
【0026】図2は、図1に示したトラック横断パルス
補正器11について、その具体的な回路構成の一実施例
を示す機能ブロック図である。図における符号は図1と
同様であり、また、21は第1のタイマ(A)、22は
乗算器、23はメモリ、24は第2のタイマ(B)、2
5はタイマ制御器を示し、TAは第1のタイマ(A)2
1による計時時間、KTAは乗算器22による乗算時
間、KTA−1はメモリ23に記憶された乗算時間、S
13はタイマ制御器25の制御信号を示す。
補正器11について、その具体的な回路構成の一実施例
を示す機能ブロック図である。図における符号は図1と
同様であり、また、21は第1のタイマ(A)、22は
乗算器、23はメモリ、24は第2のタイマ(B)、2
5はタイマ制御器を示し、TAは第1のタイマ(A)2
1による計時時間、KTAは乗算器22による乗算時
間、KTA−1はメモリ23に記憶された乗算時間、S
13はタイマ制御器25の制御信号を示す。
【0027】図2に示すトラック横断パルス補正器11
では、トラック横断パルスS2が、第1のタイマ(A)
21へ入力され、補正パルスS11が出力される。各部
の機能は、次のとおりである。まず、第1のタイマ
(A)21は、トラック横断パルスS2の前後のパルス
について、そのパルス間の時間を計測し、計時時間TA
の情報を生成する。
では、トラック横断パルスS2が、第1のタイマ(A)
21へ入力され、補正パルスS11が出力される。各部
の機能は、次のとおりである。まず、第1のタイマ
(A)21は、トラック横断パルスS2の前後のパルス
について、そのパルス間の時間を計測し、計時時間TA
の情報を生成する。
【0028】計時時間TAの情報は、乗算器22へ入力
されてK倍(例えばK=1.25)の乗算が行われ、乗
算時間KTAの情報が作成される。この乗算処理は、光
ビームの減速時に、所定の余裕時間を設定するために行
われる。メモリ23は、乗算器22から出力される乗算
時間KTAの情報、および、その1つ前のトラック横断
パルスS2の乗算時間(KTA−1)の情報が、それぞ
れ記憶される。
されてK倍(例えばK=1.25)の乗算が行われ、乗
算時間KTAの情報が作成される。この乗算処理は、光
ビームの減速時に、所定の余裕時間を設定するために行
われる。メモリ23は、乗算器22から出力される乗算
時間KTAの情報、および、その1つ前のトラック横断
パルスS2の乗算時間(KTA−1)の情報が、それぞ
れ記憶される。
【0029】この図2のトラック横断パルス補正器11
では、タイマ制御器25が、重要な機能を有している。
第1に、タイマ制御器25は、第2のタイマ(B)24
へ制御信号S13を出力し、乗算器22から出力される
乗算時間KTAの情報を、第2のタイマ(B)24にセ
ットすると共に、第2のタイマ(B)24の計時動作を
開始させる。
では、タイマ制御器25が、重要な機能を有している。
第1に、タイマ制御器25は、第2のタイマ(B)24
へ制御信号S13を出力し、乗算器22から出力される
乗算時間KTAの情報を、第2のタイマ(B)24にセ
ットすると共に、第2のタイマ(B)24の計時動作を
開始させる。
【0030】第2に、タイマ制御器25は、第2のタイ
マ(B)24の計時動作中に、先に計測したパルス(注
目パルスの直前のパルス)の次のトラック横断パルスS
2が入力されたときは、第2のタイマ(B)24を停止
させると共に、入力されたパルスを、そのまま補正パル
スS11として出力する。第3に、パルスの欠落等によ
って、第2のタイマ(B)24が動作中に、パルス(注
目パルス)が入力されず、時間KTAが経過したとき
は、タイマ制御器25は、第2のタイマ(B)24を停
止させると共に、補正パルスS11を出力する。
マ(B)24の計時動作中に、先に計測したパルス(注
目パルスの直前のパルス)の次のトラック横断パルスS
2が入力されたときは、第2のタイマ(B)24を停止
させると共に、入力されたパルスを、そのまま補正パル
スS11として出力する。第3に、パルスの欠落等によ
って、第2のタイマ(B)24が動作中に、パルス(注
目パルス)が入力されず、時間KTAが経過したとき
は、タイマ制御器25は、第2のタイマ(B)24を停
止させると共に、補正パルスS11を出力する。
【0031】第4に、タイマ制御器25は、第2のタイ
マ(B)24を停止させた後、先にセットした時間KT
Aを、再び第2のタイマ(B)24にセットして、第2
のタイマ(B)24の動作を開始させる。なお、タイマ
制御器25は、第2のタイマ(B)24にセットする時
間を新しく与えられる乗算時間KTAにするか、それ以
前の乗算時間(KTA−1)にするかを選択する機能も
併有している。以上のように、タイマ制御器25は、多
くの機能を有する。
マ(B)24を停止させた後、先にセットした時間KT
Aを、再び第2のタイマ(B)24にセットして、第2
のタイマ(B)24の動作を開始させる。なお、タイマ
制御器25は、第2のタイマ(B)24にセットする時
間を新しく与えられる乗算時間KTAにするか、それ以
前の乗算時間(KTA−1)にするかを選択する機能も
併有している。以上のように、タイマ制御器25は、多
くの機能を有する。
【0032】次に、図2に示したトラック横断パルス補
正器11について、そのトラック横断パルスの欠落等に
よって生じる横断トラック数の誤カウントの発生を低減
させる補正動作について、説明する。
正器11について、そのトラック横断パルスの欠落等に
よって生じる横断トラック数の誤カウントの発生を低減
させる補正動作について、説明する。
【0033】図3は、図2に示したトラック横断パルス
補正器11の動作を説明するためのタイムチャートで、
(1) は入力されるトラック横断パルスS2、(2) は第1
のタイマ(A)21によって計測されるトラック横断パ
ルスS2の前後のパルスの間の計時時間TAと乗算器2
2から出力される乗算時間KTA、(3) は第2のタイマ
(B)24とタイマ制御器25の動作状態、(4) は生成
される補正パルスS11を示す。図において、各符号は
図2の符号と対応しており、その後の数字は順序を示
し、〜はトラック横断パルスS2の各パルス、′
〜′は補正パルスS11の各パルスを示す。
補正器11の動作を説明するためのタイムチャートで、
(1) は入力されるトラック横断パルスS2、(2) は第1
のタイマ(A)21によって計測されるトラック横断パ
ルスS2の前後のパルスの間の計時時間TAと乗算器2
2から出力される乗算時間KTA、(3) は第2のタイマ
(B)24とタイマ制御器25の動作状態、(4) は生成
される補正パルスS11を示す。図において、各符号は
図2の符号と対応しており、その後の数字は順序を示
し、〜はトラック横断パルスS2の各パルス、′
〜′は補正パルスS11の各パルスを示す。
【0034】トラック横断パルス補正器11には、この
図3(1) に示すように、トラック横断検出器1からトラ
ック横断パルスS2が入力される。このトラック横断パ
ルスS2は、図2の第1のタイマ(A)21と、タイマ
制御器25へ入力される。
図3(1) に示すように、トラック横断検出器1からトラ
ック横断パルスS2が入力される。このトラック横断パ
ルスS2は、図2の第1のタイマ(A)21と、タイマ
制御器25へ入力される。
【0035】トラック横断パルスS2としてパルスが
入力されると、図3(4) に示すように、タイマ制御器2
5は、補正パルスS11として、パルス′を出力する
と共に、図3(3) の上方に示すように、第2のタイマ
(B)24をセットして動作を開始させる。一方、第1
のタイマ(A)21によって、各パルス〜間の時間
を常に計時し、図3(2) の上方に示すように、その値を
乗算器22へ出力する(計時時間TA1,TA2,TA
3,TA4)。
入力されると、図3(4) に示すように、タイマ制御器2
5は、補正パルスS11として、パルス′を出力する
と共に、図3(3) の上方に示すように、第2のタイマ
(B)24をセットして動作を開始させる。一方、第1
のタイマ(A)21によって、各パルス〜間の時間
を常に計時し、図3(2) の上方に示すように、その値を
乗算器22へ出力する(計時時間TA1,TA2,TA
3,TA4)。
【0036】乗算器22は、この与えられた値を例えば
K倍のように乗算し、図3(2) の下方に示すように、乗
算された値をメモリ23と第2のタイマ(B)24へ出
力する(乗算時間KTA1,KTA2,KTA3,KT
A4)。 第2のタイマ(B)24は、乗算器22から与えられた
乗算値の時間だけ動作される。
K倍のように乗算し、図3(2) の下方に示すように、乗
算された値をメモリ23と第2のタイマ(B)24へ出
力する(乗算時間KTA1,KTA2,KTA3,KT
A4)。 第2のタイマ(B)24は、乗算器22から与えられた
乗算値の時間だけ動作される。
【0037】次のトラック横断パルスS2としてパルス
が、タイマ制御器25へ入力されると、タイマ制御器
25から制御信号S13が出力されて、図3(3) に示す
ように、その時点で、第2のタイマ(B)24の動作が
停止され、同時に、図3(4)に示すように、タイマ制御
器25からは、補正パルスS11としてパルス′が出
力される。
が、タイマ制御器25へ入力されると、タイマ制御器
25から制御信号S13が出力されて、図3(3) に示す
ように、その時点で、第2のタイマ(B)24の動作が
停止され、同時に、図3(4)に示すように、タイマ制御
器25からは、補正パルスS11としてパルス′が出
力される。
【0038】次に、図3(3) に示すように、直前に入力
された2つのパルス,の間の時間、すなわち、計時
された計時時間TA1の乗算値(乗算時間KTA1)
が、第2のタイマ(B)24にセットされ、次のパルス
が入力されるまでの時間が計測される。このパルス
〜のように、トラック横断パルスS2に欠落なく正常
に出力されている場合には、第2のタイマ(B)24の
動作時間中に、次のトラック横断パルスS2が入力さ
れ、それに対応して、補正パルスS11のパルス′〜
′が発生される。
された2つのパルス,の間の時間、すなわち、計時
された計時時間TA1の乗算値(乗算時間KTA1)
が、第2のタイマ(B)24にセットされ、次のパルス
が入力されるまでの時間が計測される。このパルス
〜のように、トラック横断パルスS2に欠落なく正常
に出力されている場合には、第2のタイマ(B)24の
動作時間中に、次のトラック横断パルスS2が入力さ
れ、それに対応して、補正パルスS11のパルス′〜
′が発生される。
【0039】これに対して、図3(1) に破線で示すよう
に、ある1つのパルスが欠落して、例えば、パルス,
のようなトラック横断パルスS2が入力されたとき
は、次のように動作する。第2のタイマ(B)24は、
図3(3) の上方に示すように、その直前に入力されたパ
ルスで計測された計時時間TA2が、乗算器22で乗
算された値(乗算時間KTA2)が経過しても、次のパ
ルスが入力されないので、この時点で、第2のタイマ
(B)24の動作は停止される。
に、ある1つのパルスが欠落して、例えば、パルス,
のようなトラック横断パルスS2が入力されたとき
は、次のように動作する。第2のタイマ(B)24は、
図3(3) の上方に示すように、その直前に入力されたパ
ルスで計測された計時時間TA2が、乗算器22で乗
算された値(乗算時間KTA2)が経過しても、次のパ
ルスが入力されないので、この時点で、第2のタイマ
(B)24の動作は停止される。
【0040】この場合には、乗算器22からは新しい乗
算時間は出力されないので、タイマ制御器25からの制
御信号S13によって、先の乗算時間KTA2を第2の
タイマ(B)24にセットし、計時動作を開始する。こ
の状態では、トラック横断パルスS2で、パルスが欠落
していることは明らかであるから、タイマ制御器25
は、パルスを補充するために、補正パルスS11として
パルス′を出力する。
算時間は出力されないので、タイマ制御器25からの制
御信号S13によって、先の乗算時間KTA2を第2の
タイマ(B)24にセットし、計時動作を開始する。こ
の状態では、トラック横断パルスS2で、パルスが欠落
していることは明らかであるから、タイマ制御器25
は、パルスを補充するために、補正パルスS11として
パルス′を出力する。
【0041】以上のような動作によって、トラック横断
パルスS2の欠落したパルスが補充される。次に、図3
(1) に示すように、トラック横断パルスS2のパルス
が入力されると、第2のタイマ(B)24は動作中であ
るから、先のパルスの場合と同様の動作が行われる。
パルスS2の欠落したパルスが補充される。次に、図3
(1) に示すように、トラック横断パルスS2のパルス
が入力されると、第2のタイマ(B)24は動作中であ
るから、先のパルスの場合と同様の動作が行われる。
【0042】この場合には、乗算器22からは、乗算時
間KTA3が入力されるが、この乗算時間KTA3はパ
ルスが欠落したために、正常な乗算時間ではない。そこ
で、メモリ23に格納してある先の乗算時間KTA2を
選択して第2のタイマ(B)24にセットして、計時動
作を開始する。
間KTA3が入力されるが、この乗算時間KTA3はパ
ルスが欠落したために、正常な乗算時間ではない。そこ
で、メモリ23に格納してある先の乗算時間KTA2を
選択して第2のタイマ(B)24にセットして、計時動
作を開始する。
【0043】以上のように、図2に示したトラック横断
パルス補正器11によれば、トラック横断パルスS2の
欠落したパルスが補充され、図3(4) に示すような補正
パルスS11の各パルス′〜′が生成される。
パルス補正器11によれば、トラック横断パルスS2の
欠落したパルスが補充され、図3(4) に示すような補正
パルスS11の各パルス′〜′が生成される。
【0044】ところで、先の図6(1) に示したように、
光ビームが加速移動する場合、前後のパルス間の時間
は、徐々に狭くなっていく。この場合には、先の図2に
示したトラック横断パルス補正器11の構成を、簡略化
することができる。
光ビームが加速移動する場合、前後のパルス間の時間
は、徐々に狭くなっていく。この場合には、先の図2に
示したトラック横断パルス補正器11の構成を、簡略化
することができる。
【0045】次の図4は、図2に示したトラック横断パ
ルス補正器11について、その具体的な回路構成の他の
実施例を示す機能ブロック図である。図における符号は
図2と同様である。
ルス補正器11について、その具体的な回路構成の他の
実施例を示す機能ブロック図である。図における符号は
図2と同様である。
【0046】光ビームの加速移動時には、この図4に示
すトラック横断パルス補正器11を用いる。この加速移
動時には、前後の2つのパルスの間の時間は、徐々に短
くなっていくので、先に計時された直前のパルス間時間
を用いて、第2のタイマ(B)24のセット時間とすれ
ば、乗算器22を用いる必要がない。この図4に示した
トラック横断パルス補正器11も、その動作は、先の図
2の場合と同様である。
すトラック横断パルス補正器11を用いる。この加速移
動時には、前後の2つのパルスの間の時間は、徐々に短
くなっていくので、先に計時された直前のパルス間時間
を用いて、第2のタイマ(B)24のセット時間とすれ
ば、乗算器22を用いる必要がない。この図4に示した
トラック横断パルス補正器11も、その動作は、先の図
2の場合と同様である。
【0047】また、図1に示したコントローラ10は、
選択信号S12をトラック横断パルス補正器11に送出
し、光ビームの移動方法(加速移動、等速移動、減速移
動)に応じて、乗算器22を用いる補正手段や、用いな
い補正手段を選択する。さらに、乗算器22を用いる場
合においては、乗算の定数Kを変えることも可能であ
る。
選択信号S12をトラック横断パルス補正器11に送出
し、光ビームの移動方法(加速移動、等速移動、減速移
動)に応じて、乗算器22を用いる補正手段や、用いな
い補正手段を選択する。さらに、乗算器22を用いる場
合においては、乗算の定数Kを変えることも可能であ
る。
【0048】以上のように、光ビームの移動方法に応
じ、トラック横断パルス補正器11におけるパルス補正
について、各種の方式を選択することにより、効率がよ
く、しかも、正確なパルス補正を行うことが可能にな
る。
じ、トラック横断パルス補正器11におけるパルス補正
について、各種の方式を選択することにより、効率がよ
く、しかも、正確なパルス補正を行うことが可能にな
る。
【0049】すでに述べたように、この発明の光ディス
ク装置では、加速移動される光ビーム(光ヘッド)が各
トラック間を移動するのに要する時間は、予測が可能で
あるという点に着目している。そして、トラック横断パ
ルスの前後のパルスについて、次のパルス(注目パル
ス)と、その直前のパルス(注目パルスの前のパルス)
との間の時間を計測し、次のパルスが、予測時間を経過
しても入力されないときは、トラック横断パルスに欠落
が生じたと判断して、補正パルスを生成して出力するこ
とにより、トラック横断パルスの欠落による誤カウント
の発生を防止するように構成している。
ク装置では、加速移動される光ビーム(光ヘッド)が各
トラック間を移動するのに要する時間は、予測が可能で
あるという点に着目している。そして、トラック横断パ
ルスの前後のパルスについて、次のパルス(注目パル
ス)と、その直前のパルス(注目パルスの前のパルス)
との間の時間を計測し、次のパルスが、予測時間を経過
しても入力されないときは、トラック横断パルスに欠落
が生じたと判断して、補正パルスを生成して出力するこ
とにより、トラック横断パルスの欠落による誤カウント
の発生を防止するように構成している。
【0050】以上のように、トラック横断パルスS2に
補正を加えることによって、パルスの欠落がなくなるの
で、誤カウントが低減でき、アドレスシークエラーを少
くすることができる。なお、この図2や図4に示したよ
うな補正手段は、ソフト的に実行することも可能であ
り、実施例のように、必ずしもハード的に構成する必要
はない。
補正を加えることによって、パルスの欠落がなくなるの
で、誤カウントが低減でき、アドレスシークエラーを少
くすることができる。なお、この図2や図4に示したよ
うな補正手段は、ソフト的に実行することも可能であ
り、実施例のように、必ずしもハード的に構成する必要
はない。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明では、トラック横断パル
スを発生するトラック横断パルス発生手段と、次のパル
ス(注目パルス)と、その直前に発生されたパルス(注
目パルスの前のパルス)との間の時間を計時する計時手
段と、パルスを補充するトラック横断パルス補正手段と
を設けることによって、欠落したパルスを補充している
ので、正確なトラックカウントが可能となり、アドレス
シークエラーを少なくすることができる。
スを発生するトラック横断パルス発生手段と、次のパル
ス(注目パルス)と、その直前に発生されたパルス(注
目パルスの前のパルス)との間の時間を計時する計時手
段と、パルスを補充するトラック横断パルス補正手段と
を設けることによって、欠落したパルスを補充している
ので、正確なトラックカウントが可能となり、アドレス
シークエラーを少なくすることができる。
【0052】請求項2の発明では、トラック横断パルス
補正手段が乗算手段を備え、その乗算値の時間内に次の
パルスが発生されないとき、パルスを補充しているの
で、同様に、正確なトラックカウントが可能となり、ア
ドレスシークエラーを少なくすることができる。
補正手段が乗算手段を備え、その乗算値の時間内に次の
パルスが発生されないとき、パルスを補充しているの
で、同様に、正確なトラックカウントが可能となり、ア
ドレスシークエラーを少なくすることができる。
【0053】請求項3の発明では、光ビームの加速,減
速,等速の移動状況に対応して、乗算手段によって乗算
する定数の変更、および乗算手段を使用するか否かを選
択する手段を備えているので、効率がよく、しかも、正
確にパルスを補正することができる。
速,等速の移動状況に対応して、乗算手段によって乗算
する定数の変更、および乗算手段を使用するか否かを選
択する手段を備えているので、効率がよく、しかも、正
確にパルスを補正することができる。
【図1】この発明の光ディスク装置について、そのトラ
ックおよび速度制御のサーボ系の要部構成の一実施例を
示す機能ブロック図である。
ックおよび速度制御のサーボ系の要部構成の一実施例を
示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示したトラック横断パルス補正器11に
ついて、その具体的な回路構成の一実施例を示す機能ブ
ロック図である。
ついて、その具体的な回路構成の一実施例を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】図2に示したトラック横断パルス補正器11の
動作を説明するためのタイムチャートである。
動作を説明するためのタイムチャートである。
【図4】図2に示したトラック横断パルス補正器11に
ついて、その具体的な回路構成の他の実施例を示す機能
ブロック図である。
ついて、その具体的な回路構成の他の実施例を示す機能
ブロック図である。
【図5】従来の光ディスク装置について、そのトラック
および速度制御サーボ系の要部構成の一例を示す機能ブ
ロック図である。
および速度制御サーボ系の要部構成の一例を示す機能ブ
ロック図である。
【図6】従来の光ディスク装置において、光ビームを加
速移動させた場合の動作を説明するタイムチャートであ
る。
速移動させた場合の動作を説明するタイムチャートであ
る。
1 トラック横断検出器 2 U/Dカウンタ 3 N/2検出器 4 速度テーブル 5 D/A変換器 6 速度検出器 7 演算器 8 ポジショナ・アクチェータ 9 光ヘッド 10 コントローラ 11 トラック横断パルス補正器 21 第1のタイマ(A) 22 乗算器 23 メモリ 24 第2のタイマ(B) 25 タイマ制御器
Claims (3)
- 【請求項1】 情報を記録再生するための光ビームを出
射する光ヘッドと、該光ヘッドを回転ディスク上の任意
の情報トラックへ移動させる移動手段と、前記光ヘッド
により検出されるトラックエラー信号により移動したト
ラック数を検出する手段とを具備し、ディスク上に情報
を記録再生する機能を備えた光ディスク装置において、 前記トラックエラー信号を2値化してトラック横断パル
スを発生するトラック横断パルス発生手段と、 該トラック横断パルス発生手段から発生される連続した
パルスを監視し、次のパルス(注目パルス)と、その直
前に発生されたパルス(注目パルスの前のパルス)との
間の時間を計時する計時手段と、 次に発生されるべきパルス(注目パルス)が、前記計時
手段によって計時された情報に基く時間内に得られない
とき、パルスを補充するトラック横断パルス補正手段、
とを備え、 該トラック横断パルス補正手段から出力される補正パル
スを計数して目標トラック位置を検索することを特徴と
する光ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1の光ディスク装置において、 トラック横断パルス補正手段は、計時手段によって計時
された計時時間を所望の定数で乗算する乗算手段を備え
ていることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2の光ディスク装
置において、 光ビームの加速,減速,等速の移動状況に対応して、乗
算手段によって乗算する定数の変更、および乗算手段を
使用するか否かを選択する手段を備えていることを特徴
とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27327091A JPH0589489A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 光デイスク装置のトラツク位置検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27327091A JPH0589489A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 光デイスク装置のトラツク位置検索装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589489A true JPH0589489A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17525501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27327091A Pending JPH0589489A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 光デイスク装置のトラツク位置検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010210629A (ja) * | 2010-04-16 | 2010-09-24 | Pioneer Electronic Corp | 車速パルス抜け検出方法及び装置、車載用ナビゲーションシステム及びコンピュータプログラム |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP27327091A patent/JPH0589489A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010210629A (ja) * | 2010-04-16 | 2010-09-24 | Pioneer Electronic Corp | 車速パルス抜け検出方法及び装置、車載用ナビゲーションシステム及びコンピュータプログラム |
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