JP2639601B2 - 光ディスク装置における速度検出装置 - Google Patents

光ディスク装置における速度検出装置

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JP2639601B2
JP2639601B2 JP41028090A JP41028090A JP2639601B2 JP 2639601 B2 JP2639601 B2 JP 2639601B2 JP 41028090 A JP41028090 A JP 41028090A JP 41028090 A JP41028090 A JP 41028090A JP 2639601 B2 JP2639601 B2 JP 2639601B2
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counter
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pulse
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track
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俊哉 大塚
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ARUPUSU DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0024】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク装置な
どに係り、特に検知光が記録媒体のトラックを横断する
速度を検出できるようにした速度検出装置に関する。
【0025】
【従来の技術】光磁気ディスク装置などのようにピック
アップがトラック横断方向へ移動してランダムアクセス
を行う装置では、ランダムアクセス動作中のピックアッ
プの移動速度を検出し、この移動速度の検出値に応じて
ピックアップの移動速度を制御することが必要になる。
【0026】図4は従来の光磁気ディスク装置における
速度検出装置の一例を示している。ピックアップがトラ
ックを横断する方向へ移動し、検知光がトラックを横断
すると、ピックアップ内の受光素子により横断信号S1
が得られる。コンパレータ1では、上記横断信号S1に
基づき、検知光が1つのトラックを横断するたびに1つ
のパルスPを得る検知信号S2が形成される。カウンタ
2では、前記検知信号S2のパルスPの周期t中におけ
る基準クロックScの数がカウントされる。そしてRO
Mテーブル3により、カウンタ2におけカウント数nに
基づいて検知光がトラックを横断する速度情報が得られ
る。図3はROMテーブルの一例を示している。このR
OMテーブル3では、例えば検知信号S2のパルスPの
周期t中における基準クロックScのカウント数nが
「1」の場合、この「1」がROMテーブル3に対する
アドレス名となりアドレスの内容として速度情報の「10
00mm/sec」が出力される。また基準クロックScのカウ
ント数nが例えば「250」の場合には、速度情報として
「4mm/sec」が得られる。
【0027】ROMテーブル3から得られた速度情報S
3は、D/Aコンバータ4によりディジタル信号からア
ナログ信号に変換され、検出速度の制御信号として使用
される。例えば、この速度情報により、ピックアップの
アクセス速度の制御などが行われる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の速度検出装
置では、カウンタ2において、検知信号S2のパルスP
の周期tを基準クロックScのカウント数nにより検出
している。しかしながら、カウンタ2におけるカウント
数には限界があり、この限界は、カウンタ2のビット数
に基準クロックScの周期を乗じた時間である。したが
って、ピックアップからの検知光のスポットがトラック
を横断する速度が非常に遅いときには、検知信号S2の
パルスPの周期内に基準クロックScをカウントしきれ
ない場合も考えられる。たとえば、図3に示すROMテ
ーブル3において、カウンタ2による基準クロックSc
のカウント数の限界が「250」であるとすると、パルス
Pの周期tが長く、基準クロックScのカウント数が
「250」を越えると、カウント数が自動的にリセットさ
れて「1」に移行してしまい、速度の誤検出が生じてし
まう。例えばROMテーブルにおけるアドレス名が「25
0」を越えて「1」に移行するようなことがあると、速
度検出の誤差が極端になり、アクセス速度の極端な制御
がかかるなどして、アクセスサーボに支障をきたすこと
になる。
【0029】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、カウンタによるカウント能力を越えた場合、極
端な速度誤検出が生じないようにした光ディスク装置に
おける速度検出装置を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、ピックアップから照射される検知光
のスポットが記録媒体のトラックを横断するときの検出
信号の1周期ごとにパルスを出力するコンパレータと、
前記コンパレータから出力されたパルスの周期を基準ク
ロックに基づいてカウントするカウンタと、パルスの周
期中にカウントされた基準クロックの数に基づいてトラ
ック横断速度を出力するカウントテーブルとが設けられ
ている速度検出装置であって、前記パルスの周期中に前
記カウンタによる基準クロックのカウント数がオーバフ
ローしたときに、パルス周期が変わるまで前記カウンタ
からのカウント値を最大値に保持するカウンタ制御部が
設けられていることを特徴とするものである。
【0031】
【作用】上記構成を備えた本発明の作用は、検知光のス
ポットがトラックを横断するときにコンパレータから出
力されるパルス間における基準クロックのカウント数が
カウンタにおいてオーバフローした場合、カウンタ制御
部によりカウンタのカウント数が最大になるように保持
される。そして周期の相違するパルスが入力されその周
期がカウンタによるカウント可能な数の範囲内に戻った
ときに、カウンタがリセットされ新たなカウント数を出
力できるようになる。このように、トラック横断速度が
遅く、カウンタによるカウント数がオーバフローしたと
しても、ピックアップの速度制御に急激な変化が生じる
ことなどを防止できるようになる。
【0032】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による速度検出装置の回路ブロック
図、図2はピックアップの移動動作を示す側面図であ
る。図2は光磁気ディスク装置の構造の概略を示すもの
である。ディスクDはターンテーブル12に設置されて
回転駆動される。ピックアップ11は、ディスクDに沿
って移動する。この移動動力はリニアモータMの動力に
より得られる。この動力によりピックアップ11はラン
ダムアクセス駆動される。またアクセス後のトラッキン
グ補正動作は、同じくリニアモータMにより行なわれ、
あるいは光学系に設けられた他のトラッキング補正手段
によって行われる。図1の速度検出装置において、符号
1はコンパレータであり、検知光のスポットがディスク
Dのトラックを横断するときの横断信号S1が処理さ
れ、1トラックにつき1パルスのパルスPを有する検知
信号S2が形成される。そしてカウンタ2において、前
記検知信号S2のパルスP間における基準クロックSc
のカウントが行われる。従来例において説明したのと同
様に、ROMテーブル3では、図3に示すように、パル
スPの周期t間での基準クロックScのカウント数nを
アドレス名とし、そのカウント数nに応じた速度情報が
アドレス値として出力されるようになっている。
【0033】ここで、符号13はカウンタ制御部であ
る。これはカウンタ2によるカウント数nがオーバフロ
ーしたときに、このカウンタ2を制御するためのもので
ある。その機能を説明すると、コンパレータ1からの検
知信号S2はカウンタ2ならびにカウンタ制御部13に
入力される。前述のように、カウンタ2では、検知信号
S2のパルスP間において基準クロックScのカウント
動作が行なわれ、そのカウント値nがROMテーブル3
に出力されるが、カウンタ制御部13では、カウンタ2
からのオーバフロー信号S4に基づいてカウンタ2のカ
ウント数をロックする機能を有している。すなわち、カ
ウンタ制御部13には、カウンタ2からのオーバフロー
信号S4が入力したときに動作を開始させるスイッチン
グ回路、カウンタ2のカウント数のオーバフロー値であ
る「250」を記憶しているバッファ、前記スイッチング
回路が動作したときに、その後に入力した検知信号S2
のパルスPの周期tを基準クロックScに基づいて検出
する検出部、この検出値がカウンタ2のカウント数のオ
ーバフロー値である「250」以下となったか否かを検知
するために、前記バッファに記録された記憶値とその時
に入力したパルスPの周期の基準クロックカウント数と
を比較する比較器、この比較によりパルスPの周期tが
オーバフロー値以下となったときにカウンタ2にリセッ
ト信号を出力するリセット回路などから構成されてい
る。
【0034】また、符号4はD/Aコンバータであり、
ROMテーブル3からの出力信号をアナログ値に変換
し、検出速度情報として出力するものである。
【0035】次に、動作について説明する。ここでは、
図3においてROMテーブル3の説明を行っている例に
従い、カウンタ2のカウント数nの最大値が「250」の
場合について説明する。コンパレータ1から出力される
検知信号S2のパルスP間の周期tにおける基準クロッ
クScのカウント数nが「250」以下の場合には、RO
Mテーブル3において、カウント数nをアドレス名とし
てテーブルに応じたアドレス値が速度情報S3として出
力される。そしてこの速度情報がD/Aコンバータ4か
らアナログ値として出力される。
【0036】ここでピックアップから出力される検知光
のスポットがトラックを横断するときの速度が非常に遅
く、検知信号S2のパルスPの周期tをカウンタ2でカ
ウントしたときの基準クロックのカウント数が「250」
を越えたとき、カウンタ制御部13へオーバフロー信号
S4が出力される。カウンタ制御部13では、カウンタ
2にリセット信号Srを出力せず、カウンタ2のカウン
ト数nを「250」のままに固定させる。そして次にコン
パレータ1から入力する検知信号S2のパルスP間の周
期を基準クロックにより監視し、カウンタ制御部13内
の比較器によりパルスP間の周期tが基準クロックのカ
ウント数の「250」以下となったことが確認されたとき
に、カウンタ2にリセット信号Srを出力し、このとき
カウンタ2をリセットして、パルスP間の周期tのカウ
ントを再開する。
【0037】したがって、カウンタ2によるカウント数
がオーバフローした場合であっても速度情報S3は最も
遅い速度に固定されることになり、極端な速度の誤検知
を防止できるようになる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、検知光の
スポットがトラックを横断する速度が遅く、カウンタに
よる基準クロックのカウント数がオーバフローしても、
速度の検出値が極端に変わって、速度制御不能に成るこ
となどが防止できる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による速度検出装置を示すブロ
ック図。
【図2】光磁気ディスク装置の概略を示す側面図。
【図3】ROMテーブルの一例を示す説明図。
【図4】従来図の速度検出装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 カウンタ 3 ROMテーブル 4 D/Aコンバータ 13 カウンタ制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップから照射される検知光のス
    ポットが記録媒体のトラックを横断するときの検出信号
    の1周期ごとにパルスを出力するコンパレータと、前記
    コンパレータから出力されたパルスの周期を基準クロッ
    クに基づいてカウントするカウンタと、パルスの周期中
    にカウントされた基準クロックの数に基づいてトラック
    横断速度を出力するカウントテーブルとが設けられてい
    る速度検出装置であって、前記パルスの周期中に前記カ
    ウンタによる基準クロックのカウント数がオーバフロー
    したときに、パルス周期が変わるまで前記カウンタから
    のカウント値を最大値に保持するカウンタ制御部が設け
    られていることを特徴とする光ディスク装置における速
    度検出装置。
JP41028090A 1990-12-11 1990-12-11 光ディスク装置における速度検出装置 Expired - Lifetime JP2639601B2 (ja)

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