JPH058935U - 半導体装置のレチクル - Google Patents

半導体装置のレチクル

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JPH058935U
JPH058935U JP6221391U JP6221391U JPH058935U JP H058935 U JPH058935 U JP H058935U JP 6221391 U JP6221391 U JP 6221391U JP 6221391 U JP6221391 U JP 6221391U JP H058935 U JPH058935 U JP H058935U
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JP
Japan
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reticle
semiconductor device
area
reduction projection
projection exposure
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Pending
Application number
JP6221391U
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English (en)
Inventor
裕則 佐藤
孝志 戸井田
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH058935U publication Critical patent/JPH058935U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 縮小投影露光装置に用いるレチクル11は、
1枚のレチクル11に複数の工程の回路パターンを有す
る。 【効果】 1回のショットでの描画領域を有効に利用す
ることが可能になる。さらに1枚のレチクルに複数の工
程の回路パターンを設けているので、従来よりレチクル
の枚数が削減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は縮小投影露光装置に用いるレチクルの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
縮小投影露光装置は、レチクルと呼ばれる原版に形成した回路パターンを、縮 小投影レンズを介して感光性樹脂を形成した基板に結像投影し、この回路パター ン像をステップアンドリピート方式で基板の異なるショット領域に順次感光して いる。 この縮小投影露光装置を用いた感光性樹脂の露光においては、高解像度の感光 性樹脂パターンが得られ、さらに高精度な位置合わせ精度が得られる。
【0003】 従来において、この縮小投影露光装置に用いるレチクルは、一工程の回路パタ ーンは、1枚のレチクルに形成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
縮小投影露光装置における1回のショットでの描画領域は、5倍レンズでは、 一辺が14〜15mm角のものと、20mm角のものがあり、さらに10倍レン ズでは、5〜6mm角のものと10mm角のものとがある。量産の場合は、この 描画領域を最大限に使用し、処理能力を上げている。
【0005】 しかしながら量産の前段階において、回路の一部分を形成して動作を確認した り、単体のトランジスタや、抵抗や、容量などを形成して、特性を確認したり、 特性を測定したりするための実験レチクルでは、上述の描画領域を最大限に使う ことはない。したがって、実験レチクルにおいては、1回のショットでの描画領 域を最大限に使うことはなく、無駄がある。
【0006】 本考案の目的は、上記課題を解決して、縮小投影露光装置における1回のショ ットでの描画領域を有効に利用することが可能な、半導体装置におけるレチクル 構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の縮小投影露光装置に用いるレチクルは、 この1枚のレチクルに複数の工程の回路パターンを設ける。
【0008】
【実施例】
以下図面を用いて本考案におけるレチクルの構成を説明する。 図1は本考案のレチクルの構成を示す平面図である。
【0009】 本考案のレチクル11は、このレチクル11を4分割し、工程A13と、工程 B15と、工程C17と、工程D19との4工程分の回路パターン(図示せず) を1枚のレチクル11に設ける。
【0010】 この工程A13と、工程B15と、工程C17と、工程D19とは、たとえば MOSトランジスタの製造に用いるレチクル11であれば、以下のように構成す る。工程A13の領域には、素子間分離を行うための耐酸化膜の形成のための回 路パターンを設け、工程B15の領域には、MOSトランジスタのゲート電極の 形成のための回路パターンを設け、工程C17の領域には、層間絶縁膜に形成す る接続穴の形成のための回路パターンを設け、工程Dの領域には、素子間の配線 を行う配線の形成のための回路パターンを設ける。
【0011】 さらに、工程A13と、工程B15と、工程C17と、工程D19との回路パ ターンを形成した境界部のレチクル11に、遮光部21を設ける。この遮光部2 1は、後述する露光工程において、不要な部分への露光光の回り込みを防止する ために設ける。遮光部21の幅は、150ミクロン程度あれば良い。さらにこの 遮光部21は、工程A13と、工程B15と、工程C17と、工程D19との回 路パターンの形成と同時に形成し、酸化クロムで構成する。
【0012】 次に本考案のレチクルを用いた露光方法を説明する。図2は本考案のレチクル を用いた露光方法を示す平面図である。
【0013】 まず図2(a)に示すように、縮小投影露光装置の絞りの役割を行うブライン ド23の開口の大きさを、工程A13の領域の大きさになるように調整する。そ の後、さらにブラインド23の開口位置を、レチクル11の工程A13の位置に 合致させる。
【0014】 このブラインド23の開口の大きさと開口位置とを自由に調整することができ るため、縮小投影露光装置における1回のショットでの描画領域を有効に利用す ることができる。
【0015】 その後、感光性樹脂を形成した基板を所定の条件で露光する。その後、感光性 樹脂の現像を行い、この感光性樹脂をパターニングする。
【0016】 その後、このパターニングした感光性樹脂をマスクとして、エッチング処理や イオン注入処理を行う。その後、エッチング処理やイオン注入処理のマスクとし て用いた感光性樹脂を除去する。
【0017】 次に図2(b)に示すように、縮小投影露光装置の絞りの役割を行うブライン ド23を、レチクル11の工程B15の位置に合致させ、感光性樹脂を形成した 基板を所定条件で露光する。 工程A13の領域と工程B15の領域との大きさは、同じ大きさなのでブライ ンド23の開口の大きさは変えなくても良い。
【0018】 工程A13の領域と工程B15の領域との境界部のレチクル11には、図1に 示すように、遮光部21を設けているので、工程A13の領域を露光していると き、露光光が工程B15の領域や、工程C17の領域や、工程D19の領域に回 り込むことはない。
【0019】 以下の工程は図示しないが、図2を用いて説明した方法と同じ方法で、工程C および工程Dの露光処理を行えば良い。
【0020】 なお以上の説明においては、レチクルの分割を4分割した実施例で説明したが レチクルの分割数は、複数であればいくつでも良い。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案のレチクルを実験用レチクルに使用すれ ば、1回のショットでの描画領域を有効に利用することが可能となる。さらに、 1枚のレチクルに複数工程の回路パターンを設けているので、従来に比較してレ チクルの枚数が削減されるという効果を有する。さらに、1回のショットでの描 画領域が、常に同じ大きさであるために、回路パターン設計が容易になる。さら に各々の工程の領域に形成する位置合わせのためのアライメントマークは、1つ の工程のために設計したアライメントマークのデータを他の工程の領域に移し変 えば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における半導体装置のレチクルを示す平
面図である。
【図2】本考案における半導体装置のレチクルを用いた
露光方法を説明するための平面図である。
【符号の説明】
11 レチクル 21 遮光部 23 ブラインド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小投影露光装置に用いるレチクルは、
    この1枚のレチクルに複数の工程の回路パターンを有す
    ることを特徴とする半導体装置のレチクル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレチクルは、複数の工程
    の境界部に遮光部を備えることを特徴とする半導体装置
    のレチクル。
JP6221391U 1991-07-12 1991-07-12 半導体装置のレチクル Pending JPH058935U (ja)

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