JPH0589315A - 制御機器 - Google Patents

制御機器

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JPH0589315A
JPH0589315A JP3251359A JP25135991A JPH0589315A JP H0589315 A JPH0589315 A JP H0589315A JP 3251359 A JP3251359 A JP 3251359A JP 25135991 A JP25135991 A JP 25135991A JP H0589315 A JPH0589315 A JP H0589315A
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life
control
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JP3251359A
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Yasuji Itano
泰次 板野
Hitoshi Tanaka
田中  均
Kazutomo Osanawa
一智 長縄
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寿命がきて故障発生する前に確実に制御機器
の取り替えができるようにするとともに、寿命による故
障発生の原因を究明できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 用いられる構成要素の使用量を累積記憶し、
その累積記憶される使用量が設定量に達した際に故障予
知してそれを通報し、また、制御機器が用いられる環境
情報を累積記憶し、その累積記憶される環境情報を報知
する温度調節器等の制御機器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度調節器等の制御
機器の故障発生への対応構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、温度調節器のような制御機器の
場合、寿命を有する構成要素としてリレー、電解コンデ
ンサ、フォトカプラ等を使用している。そして、そのよ
うな構成要素が長期間の使用により寿命がくると故障が
発生して使用できなくなるので、寿命がくる前に温度調
節器を取り替える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その取り替えは現状で
はその制御機器の設定される使用期間を目安として行っ
ているが、制御機器の作動状態が一定でないので使用期
間と寿命との関係が一定とならず、その結果、取り替え
前に故障が発生して制御対象機器が停止されたり、まだ
十分な寿命があるにもかかわらず制御機器を取り替えて
しまうということとなった。
【0004】上記のように、制御対象機器が停止される
と、その制御対象機器が製品の加工機器であるような場
合生産効率が低下し、また、早く取り替えるのは制御機
器が無駄となるとともに、余分な制御機器の在庫を持つ
必要があり、その在庫管理等に手間がかかる問題点が発
生した。上記の問題点を回避するように制御機器の定期
検査を頻繁に行うのは、非常に手間がかかる上に、上記
の制御対象機器の停止の場合と同様の問題点が発生し
た。
【0005】また、現状の制御機器の場合、従来と同様
の制御機器を用いているかかわらず非常に早い時期に寿
命がきて故障が発生するようなこともあり、そのような
場合にはその故障発生の原因を究明する必要があるが、
現状では何等その手段が存在しない。
【0006】この発明は、上記の問題点に鑑みて行うも
ので、寿命がきて故障発生する前に確実に制御機器の取
り替えができるようにするとともに、寿命による故障発
生の原因を究明できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、制御機器を、対象機器に制御
出力を与える制御機器であり、構成要素の使用量を累積
記憶する記憶手段と、前記累積記憶される使用量が設定
量に達した際に故障予知信号を出力する故障予知手段
と、前記故障予知信号に応答して故障予知を通報する通
報手段とを備えてなる構成とした。
【0008】請求項3の発明では、制御機器を、対象機
器に制御出力を与える制御機器であり、当該機器が用い
られる環境情報を検知する検知手段と、前記検知手段で
検知される環境情報を経時的に記憶する記憶手段と、前
記記憶される環境情報を報知する報知手段とを備えてな
る構成とした。
【0009】
【作用】上記請求項1の発明によると、構成要素の使用
量を累積記憶し、その累積記憶される使用量が設定量に
達した際に故障予知信号を出力し、その故障予知信号に
応答して故障予知を通報する。
【0010】上記請求項3の発明によると、当該機器が
用いられる環境情報を累積記憶し、その累積記憶される
環境情報を報知する。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0012】図1はこの発明の温度調節器の構成図であ
る。
【0013】制御機器としての温度調節器1は制御対象
機器2に接続されて用いられ、マイクロコンピュータに
より構成される故障予知手段としてのCPU4と記憶手
段としてのメモリ5とからなる制御部6と、制御対象機
器2の温度センサ7からの検知信号が入力される入力回
路8と、CPU4からの指令信号に基づいて制御対象機
器2に制御出力を与える出力回路9と、CPU4に電源
を供給する電源回路10と、各種操作が行われる操作部
11と、各種表示を行う通報手段、報知手段としての表
示部12とから構成されている。
【0014】上記の入力回路8は冷接点補償回路として
も機能するもので、その補償動作のために自身に温度調
節器1部分の温度を検知する検知手段としての環境温度
センサ15を備えている。上記出力回路9には、CPU
4から指令があった際に駆動して制御出力を出力するリ
レー13を備えている。上記電源回路10には電解コン
デンサ14を備えている。また、CPU4と入力回路
8、出力回路9との間のそれぞれには、インタフェース
機能を発揮するフォトカプラ16のそれぞれが設けられ
ている。
【0015】温度調節器1は上記のような構成により、
対象機器2の温度センサ7から入力回路8を介して与え
られる検知信号に基づいてCPU4が出力量を算出し、
その出力量に基づいて出力回路9が対象機器2に制御出
力を与えるように構成されている。
【0016】温度調節器1においては、上記のリレー1
3、電解コンデンサ14、フォトカプラ16のそれぞれ
の構成要素が寿命を有し、また、制御対象機器2の温度
センサ7も寿命を有し、これらに寿命がくると温度調節
器1の制御機能が正常に果たされなくなる。
【0017】そこでこの発明ではまず第一に温度調節器
1の構成要素の寿命がくる前に温度調節器1を取り替え
るようにするものであり、第二に構成要素の寿命がきれ
る場合に、その構成要素がどのような使用環境にあった
を知ることができるようにしており、その動作について
図2のフローチャートを参照して説明する。
【0018】リレー13の寿命判定はそのON/OFF
回数により行い、そのON/OFF回数はCPU4の出
力指令回数から算出され、その回数はメモリ5に累積記
憶される(ステップ3)。電解コンデンサ14の寿命判
定はこの温度調節器1の累積使用時間により行い、この
累積使用時間は使用開始に伴うCPU4のタイマ機能の
開始により計測される(ステップ1)。フォトカプラ1
6の寿命判定は対象機器2側からの入力があった際の累
積作動時間により行い、この累積作動時間はCPU4へ
の入力回路8からの入力に際してCPU4のタイマ機能
により計測される(ステップ4)。温度センサ7の寿命
判定は、検知温度が設定温度を越えた累積時間により行
い、この累積時間は、やはりCPU4への入力回路8か
らの入力に際してCPU4のタイマ機能により計測され
る(ステップ5)。そして、それぞれの累積回数や計測
値の一つが設定値に達する場合に(ステップ6)、表示
部12が例えば「ALRM」というように通報表示(ス
テップ7)を行い、これを見て使用者は故障発生の前に
温度調節器1を他のものに取り替えることができるよう
になる。
【0019】また、上記電解コンデンサ14とフォトカ
プラ16とは温度の影響を受けやすいので、入力回路8
の環境温度センサ15で検知される使用環境温度を経時
的にメモリ5に記憶するようにし(ステップ2)、その
記憶内容を操作部11の操作により(ステップ8)、表
示部12で表示できるようにしている(ステップ9)。
この使用温度環境は、メーカー側では温度調節器1の改
良の目安となり、さらに、ユーザー側では環境改善の目
安となる。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されたもの
であり、請求項1の発明によれば、構成要素の使用量を
累積記憶し、その累積記憶される使用量が設定量に達し
た際に故障予知信号を出力し、その故障予知信号に応答
して故障予知を通報するので、その通報で制御機器を取
り替えることにより、寿命がきて故障発生する前に確実
に制御機器の取り替えができるようになり、これによ
り、故障による制御対象機器の停止を回避できるととも
に、制御機器を無駄にせず、また、在庫管理の手間も省
略できるようになる。
【0021】さらに、請求項3の発明によれば、当該機
器が用いられる環境情報を累積記憶し、その累積記憶さ
れる環境情報を報知するので、寿命がくるまでの使用環
境を知ることができ、これにより、寿命による故障発生
の究明が行え、その結果、制御機器の改良、ユーザー側
では環境改善が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の温度調節器のブロック構成図。
【図2】この発明の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 温度調節器(制御機器) 2 対象機器 4 CPU(故障予知手段) 5 メモリ(記憶手段) 12 表示部(通報手段、報知手段) 13 リレー(構成要素) 14 電解コンデンサ(構成要素) 15 環境温度センサ(検知手段) 16 フォトカプラ(構成要素)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象機器(2)に制御出力を与える制御
    機器(1)であり、 構成要素(13)(14)(16)の使用量を累積記憶
    する記憶手段(5)と、 前記累積記憶される使用量が設定量に達した際に故障予
    知信号を出力する故障予知手段(4)と、 前記故障予知信号に応答して故障予知を通報する通報手
    段(12)と、を備えてなる制御機器。
  2. 【請求項2】 前記構成要素(13)(14)(16)
    をリレー、電解コンデンサ、フォトカプラのそれぞれと
    し、温度調節器(1)である請求項1の制御機器。
  3. 【請求項3】 対象機器(2)に制御出力を与える制御
    機器(1)であり、 当該機器(1)が用いられる環境情報を検知する検知手
    段(15)と、 前記検知手段(15)で検知される環境情報を経時的に
    記憶する記憶手段(5)と、 前記記憶される環境情報を報知する報知手段(12)
    と、 を備えてなる制御機器。
  4. 【請求項4】 前記検知手段(15)を環境温度センサ
    とし、温度調節器(1)である請求項3の制御機器。
  5. 【請求項5】 対象機器(2)に制御出力を与える制御
    機器(1)であり、 構成要素の使用量を累積記憶する記憶手段(5)と、 前記累積記憶される使用量が設定量に達した際に故障予
    知信号を出力する故障予知手段(4)と、 前記故障予知信号に応答して故障予知を通報する通報手
    段(12)と、 当該機器(1)が用いられる環境情報を検知する検知手
    段(15)と、 前記検知手段(15)で検知される環境情報を経時的に
    記憶する記憶手段(5)と、 前記記憶される環境情報を報知する報知手段(12)
    と、 を備えてなる制御機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002010775A3 (en) * 2000-08-02 2002-04-25 Univ Johns Hopkins EVENT COUNTING APPARATUS
CN111783487A (zh) * 2020-06-24 2020-10-16 中国工商银行股份有限公司 一种读卡器设备的故障预警方法及装置

Cited By (3)

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WO2002010775A3 (en) * 2000-08-02 2002-04-25 Univ Johns Hopkins EVENT COUNTING APPARATUS
CN111783487A (zh) * 2020-06-24 2020-10-16 中国工商银行股份有限公司 一种读卡器设备的故障预警方法及装置
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JP2927077B2 (ja) 1999-07-28

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