JPH0589224U - 売薬配置箱 - Google Patents
売薬配置箱Info
- Publication number
- JPH0589224U JPH0589224U JP5664591U JP5664591U JPH0589224U JP H0589224 U JPH0589224 U JP H0589224U JP 5664591 U JP5664591 U JP 5664591U JP 5664591 U JP5664591 U JP 5664591U JP H0589224 U JPH0589224 U JP H0589224U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 売薬配置箱内に収納する薬を包装した数種の
袋物を、即座に見分けて取り出し易くなり、しかも売薬
配置員による薬の取り替え操作も容易になるようにす
る。 【構成】 売薬配置箱の薬を直接納める箱本体1内に、
数枚の底板3をそれぞれ起立板4を介して前側より後へ
階段状に順次高くなるように形成した仕切り部2を設
け、この仕切り部2に薬を包装した袋を入れておくもの
である。
袋物を、即座に見分けて取り出し易くなり、しかも売薬
配置員による薬の取り替え操作も容易になるようにす
る。 【構成】 売薬配置箱の薬を直接納める箱本体1内に、
数枚の底板3をそれぞれ起立板4を介して前側より後へ
階段状に順次高くなるように形成した仕切り部2を設
け、この仕切り部2に薬を包装した袋を入れておくもの
である。
Description
【0001】
本考案は、多種類の薬を収納する売薬配置箱に関する。
【0002】
売薬で使用される個々の薬の包装形態には、大きく分けて箱詰めの物と、袋詰 めの物があり、箱詰めの物はそのまま配置箱内に整然と整頓して収納され、袋物 の場合は複数袋を透明袋に入れて配置箱内に収納されるのが一般的である。しか も売薬配置箱には種々形態のものが使用されているが、その多くは引出し式のも のか、蝶番で蓋を開閉するもので、また箱内に区分けして入れられるように仕切 り板を嵌め込んだものもある。
【0003】
しかし、前述の配置箱の箱本体内に納められた透明袋は、立ててあるいは横に 重ねて入れられるため、箱を開けた際に、上の袋内に納まっている薬の種類は見 分けることができるが、重なった下の物まで見えず、袋を一々手で繰りながら必 要とする薬を選び出す手間が掛かるものであった。また袋一杯に詰めてあると取 り出し難いと共に、薬の入れ替え時にも詰め込み難いものであり、しかも薬の入 れ替え時には使用して減った分を新規に入れるが、その入れ替え時期は年に1度 から多くて4度ほどであり、その間消費者は無意識に新たに入れた薬を使用し、 古いものが何時までも残ってしまうこともあり、配置員は適当な期間後にはその 古い物を選び出して取り下げる必要があるが、その選びに時間が掛かる煩わしさ があった。
【0004】 本考案は以上の問題点を解決し、一見して即座に袋物の薬の種類を見分けるこ とができ、取り出しは勿論、詰め込む作業も容易になるように工夫したものであ る。
【0005】
本考案による解決手段は、売薬配置箱の薬を直接収納する箱本体内に、前側よ り後方へ複数の底板を、それぞれ起立板を介して階段状に順次高くした仕切り部 を設けたもので、その底板及び起立板は、前記箱本体内に一体的にあるいは別体 に設ける場合があり、また、各底板を水平に設ける場合、あるいは前側より後方 へ低くなるように傾斜して設ける。
【0006】
以上のように箱本体内に複数の底板が起立板を介して階段状に順次高くして設 けたものであるから、各段の底板上に袋物の薬を起立して収納して、売薬配置箱 の奥部に設置してあっても、各底板上に載置した各段の袋物の薬種を即座に見分 けることができ、しかも必要な袋を取り出し易く、また一般には見えている手前 の袋から取り出されるものであるから、古いものが何時までも残る確率が少なく なるものである。
【0007】
本考案を具体的に説明すると、図11に引出し形式の売薬配置箱による例を示 しており、その薬を直接収納する箱本体1内の前側には箱物の薬Bを納め、奥の 方に袋物の薬Pを収納する仕切り部2を設けたもので、仕切り部2は箱本体1と 一体に形成したものと、別体に形成して箱本体1内に嵌脱自在に嵌め込んだもの との2例がある。
【0008】 図1から図3に示している例は、仕切り部2を箱本体1と一体に形成したもの で、箱本体1の奥部における横幅全長に亘って、前側より奥部へ順次階段状に高 くした2段乃至3段の底板3…を、それぞれ起立板4…を介してしかも各段水平 に設けたものである。また各段の底板3上に数枚の仕切り板5を一体に、あるい は着脱自在に嵌め込んである。
【0009】 図5から図8に示す例は、仕切り部2を箱本体1と別体に形成したもので、筒 体6内に、2段乃至3段の底板3…をそれぞれ起立板4を介し、階段状に順次高 くなるように且つ各段水平にして設けたもので、この場合筒体6と、各底板3及 び起立板4を一連に形成した中板7とを、それぞれ別体に形成して使用時に互い に組み立てるものである。その場合、前記筒体6と中板7とを、図12のように 畳み折りできるように、合成樹脂板またはボール紙で形成する。尚、合成樹脂板 の場合は角の内面を薄くすることによって折り畳むことができる。また中板7に は前後の各底板3に脚片8,9を設けるか、または筒体6の内面に凸条(図示省 略)を設け、その凸条に脚片8,9を係止しても良い。更に、筒体6と中板7と を別体に形成するが、中板7の後方の脚片9を筒体6の後壁6aの内面に、例え ば接着剤あるいはホッチキスなどによって一体的に止着してあっても良い。
【0010】 更に各段の底板3を、図4及び図7、図8に示しているように、前側から後方 に向かって低くなるように傾斜して設ける場合もある。
【0011】 以上の構造であるから、仕切り部2の各段の底板3…に薬の種類別ごとに複数 の袋物の薬Pを起立するように差し込んでおけば、図9や図10のように、種類 別の薬が重なることなく上下に区分けして納められ、そのまま売薬配置箱内に納 めてあっても、その箱を開けると同時に箱本体1に納めた各薬の種類を見分ける ことができるものである。
【0012】 また、底板3が傾斜して設けたものであれば、その段の手前の袋が最も高くな るから、取り出す操作が容易になると共に、取り出される順序がほぼ規制される ことから、売薬配置員による取り替え時の操作も容易になるものである。更に、 筒体6及び中板7が折り畳みできるように形成してあれば、売薬配置員による携 帯が便利で、多数枚のものを所持することができるようになる。
【0013】
本考案による売薬配置箱であれば、起立板を介して複数の底板を階段状に設け たものであるから、各底板上に薬を包装した袋物を起立して納めることができ、 前後の底板上の袋物が重なることなく後段の薬も見分けられ、所望する薬を即座 に選択して取り出すことができるようになる。
【0014】 しかも、底板が傾斜しているものであれば、これに納めたその段の袋物の手前 のものが一番高いので、取り出し易くなり、その取り出される袋の順番が殆ど手 前のものから取られることになり、売薬配置員による管理も容易になるなどの優 れた効果をもたらすものである。
【0015】 更に、仕切り部を別体に形成したものであれば、底板の段数を増減することが でき、薬の使用状況に応じて取り替えることも可能となる。
【図1】本考案による売薬配置箱を示す断面図である。
【図2】同じく箱本体の平面図である。
【図3】本考案による売薬配置箱の類例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】同じく本考案による売薬配置箱の類例を示す断
面図である。
面図である。
【図5】別体に設ける仕切り部の断面図である。
【図6】同じく仕切り部の類例の断面図である。
【図7】同じく仕切り部の更に他の類例の断面図であ
る。
る。
【図8】同じく仕切り部の更に他の類例の断面図であ
る。
る。
【図9】別体に設ける仕切り部に薬を入れた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】同じく別体に設ける仕切り部に薬を入れた状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図11】売薬配置箱を開けた時の内部の状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図12】仕切り部の筒体と中板を偏平に折り畳んだ状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
1 箱本体 2 仕切り部 3 底板 4 起立板 5 仕切り板 6 筒体 7 中板
Claims (3)
- 【請求項1】 売薬配置箱の薬を直接収納する箱本体
(1)内に、前側より後方へ複数の底板(3)を、それ
ぞれ起立板(4)を介して階段状に順次高くした仕切り
部(2)を設けていることを特徴とする売薬配置箱。 - 【請求項2】 筒体(6)内に前側より後方へ複数の底
板(3)をそれぞれ起立板(4)を介して階段状に順次
高くして設けている仕切り部(2)を、売薬配置箱の薬
を直接収納する箱本体(1)内に嵌脱自在に嵌め込んで
あることを特徴とする売薬配置箱。 - 【請求項3】 各段の底板(3)が、前側より後側へ低
くなるように傾斜してあることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の売薬配置箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056645U JPH0752010Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 売薬配置箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056645U JPH0752010Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 売薬配置箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589224U true JPH0589224U (ja) | 1993-12-07 |
JPH0752010Y2 JPH0752010Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=13033086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991056645U Expired - Lifetime JPH0752010Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 売薬配置箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752010Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174684A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 大塚包装工業株式会社 | 包装箱及び箱原板 |
JP2019089571A (ja) * | 2017-11-13 | 2019-06-13 | ハーゲンダッツジャパン株式会社 | 段付き折り畳み容器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842939U (ja) * | 1971-09-22 | 1973-06-02 | ||
JPS5748749U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-18 | ||
JPS61164130U (ja) * | 1985-03-26 | 1986-10-11 | ||
JPS62146721U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-16 | ||
JPS6386035U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | ||
JPS6446044U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-22 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP1991056645U patent/JPH0752010Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4842939U (ja) * | 1971-09-22 | 1973-06-02 | ||
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JP2015174684A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 大塚包装工業株式会社 | 包装箱及び箱原板 |
JP2019089571A (ja) * | 2017-11-13 | 2019-06-13 | ハーゲンダッツジャパン株式会社 | 段付き折り畳み容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0752010Y2 (ja) | 1995-11-29 |
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