JPH0589141A - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

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Publication number
JPH0589141A
JPH0589141A JP24856791A JP24856791A JPH0589141A JP H0589141 A JPH0589141 A JP H0589141A JP 24856791 A JP24856791 A JP 24856791A JP 24856791 A JP24856791 A JP 24856791A JP H0589141 A JPH0589141 A JP H0589141A
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JP
Japan
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garage
management device
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encryption code
unit
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Application number
JP24856791A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Matsudaira
秀利 松平
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各車庫毎に入庫を規制するガード装置が取り
付けられた駐車場の月極め管理と時間貸し管理とを行う
駐車場管理システムを提供する。 【構成】 駐車場の出入り口付近に設置される入出庫管
理装置10と、ガード装置3の駆動を制御する車庫管理
装置30と、入出庫管理装置10の出力と車庫管理装置
30の出力とに基づいて駐車場全体の管理を行う中央管
理装置20とを備え、時間貸し用の暗号コードと、月極
め用の暗号コードと、時間貸し用の暗号コードが印刷さ
れたカード40とによって月極め管理と時間貸し管理と
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各車庫毎に入庫を規制
するガード装置が取り付けられた駐車場の月極め管理と
時間貸し管理とを行う管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車場は、月極めか時間貸しかの
いずれかであるために、その管理も極めて容易なもので
あった。すなわち、月極めの場合には、どこにどの車が
入庫しているかを管理する必要がなく、また時間貸しの
場合には、入庫時に入庫時刻を記入したカードを発行
し、出庫時にカードに記入された入庫時刻から駐車料金
を精算するといった金額精算システムだけでよい。
【0003】しかしながら、このような月極めのみ又は
時間貸しのみといった従来の駐車場管理では、例えば月
極めの場合には、日中はほとんどの車が出庫しているた
めに駐車場内には僅かの車しか入庫しておらず、使用効
率の悪い状態となっている。そのため、近時では、駐車
場をより効率よく運営するために、月極めと時間貸しと
を併用する駐車場が増えてきている。
【0004】この場合、時間貸しは、月極め契約車を優
先して行う必要があり、月極め契約車が帰ってきたとき
に、その車庫に時間貸しの車が入庫していたのでは、月
極め契約車にとって極めて不都合な事態となる。また、
このような事態を回避するためには、月極め契約車に対
して車庫を特定せず、帰ってきたときに空いている車庫
に入庫させるようにすることも考えられるが、月極め契
約車にとってその都度車庫の位置が変わるのは極めて面
倒なものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、月極めと時間
貸しとを併用する駐車場では、各車庫毎に、月極め契約
車の入庫時間と出庫時間とを予め確認し、月極め契約車
の出庫時間帯のときにだけ、その車庫を時間貸しする必
要がある。このような、月極め契約車と時間貸し契約車
との入れ替えをスムーズに行うためには、月極め契約車
の入庫の有無、出庫時間の確認、時間貸し契約車の現在
入庫中の車庫の確認等種々の確認作業が必要となること
から、必然的に多くの人手を要することになる。また、
いくら確認作業を行っていても、人為的なミスは必ず発
生し、月極め契約車と時間貸し契約車とが重なってしま
うといった事態が頻繁に発生する可能性がある。さら
に、駐車場の管理人が交代するときの引継ぎがうまくい
かなかった場合にも、上記のような事態が発生する可能
性がある。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、月極めと時間貸しとを併用する駐車場
において、僅かの人員で月極め契約車と時間貸し契約車
との管理を効率的に行うことのできる駐車場管理システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の駐車場管理システムは、各車庫毎に入庫を
規制するガード装置が取り付けられた駐車場の月極め管
理と時間貸し管理とを行うシステムであって、駐車場の
出入り口付近に設置される入出庫管理装置と、前記ガー
ド装置の駆動を制御する車庫管理装置と、前記入出庫管
理装置の出力と前記車庫管理装置の出力とに基づいて駐
車場全体の管理を行う中央管理装置とからなり、前記入
出庫管理装置は、時間貸し用の暗号コードが印刷された
カードを発行するカード発行部と、発行されたカードの
暗号コードに基づいて駐車料金の計算を行う料金計算部
と、月極め用に付与された暗号コードの入力を行う入力
部とを備え、前記中央管理装置は、月極め用に付与され
た暗号コードを予め記憶する月極めコード記憶部と、各
車庫毎に時間貸し可能な時間帯を予め記憶する時間デー
タ記憶部と、前記カード発行部から発行されたカードに
印刷された暗号コードを記憶する時間貸しコード記憶部
と、前記月極めコード記憶部に記憶された暗号コード、
前記時間データ記憶部に記憶された時間データ及び前記
時間貸しコード記憶部に記憶された暗号コードに基づ
き、時間貸しが可能であるときに前記カード発行部から
カードが発行されたときには、その発行されたカードに
印刷された暗号コードを対応する車庫の前記車庫管理装
置に送信し、時間貸し可能な時間帯以外のときには、月
極め用に付与された暗号コードを対応する車庫の前記車
庫管理装置に送信する制御を行う主制御部とを備え、前
記車庫管理装置は、前記主制御部から送信されてきた暗
号コードを記憶する暗号コード記憶部と、この暗号コー
ド記憶部に暗号コードが記憶されているときに、これに
対応する暗号コードが入力部から入力されたときには前
記ガード装置を駆動して入庫可能とする制御を行う端末
制御部とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】駐車場を利用しようとする車が駐車場の入口に
くると、管理者は入出庫管理装置を操作して、カード発
行部から暗号コードの印刷されたカードを発行すること
になる。このとき、中央管理装置では、カードを発行す
る前に、このカードに印刷される暗号コードが現在使用
中かどうかの判別を行い、またその暗号コードを付与す
る車庫に月極め契約車が入庫中かどうか及び時間貸し可
能時間帯であるかどうかの判別を行ってから、入出庫管
理装置に発行許可の指令信号を送信する。
【0009】このとき、暗号コードを付与する車庫に月
極め契約車が入庫中である場合、時間貸し可能時間帯以
外である場合、別の時間貸し契約車が入庫中である場合
には、その車庫に対応する暗号コードの付与を禁止する
ことになる。また、中央管理装置は、入出庫管理装置に
発行許可の指令信号を送信するときに、対応する車庫の
車庫管理装置に対してその暗号コードを送信する。ま
た、その暗号コードとその暗号コードに対応する車庫の
使用中フラグをオンとする。
【0010】時間貸し契約車の搭乗者は、このようにし
て発行されたカードを持って指示された車庫の前まで行
き、その車庫に設置された車庫管理装置の入力部からそ
の暗号コードの入力を行う。
【0011】このとき、車庫管理装置の暗号コード記憶
部には、中央管理装置から送信されてきた暗号コードが
記憶されており、車庫管理装置は、入力部から入力され
た暗号コードと暗号コード記憶部に記憶された暗号コー
ドとを照合し、両暗号コードが一致したときには、車庫
の前に設置されているガード装置を駆動して、車庫への
入庫を可能な状態とする。これにより、時間貸し契約車
の搭乗者は、車を車庫に入庫させることができる。
【0012】一方、出庫時には、車を車庫から出して駐
車場の出口まで行き、管理者に発行されたカードを手渡
す。管理者は、このカードの暗号コードを入力する。入
出庫管理装置は、この暗号コードの入力に基づき、その
暗号コードに対応する駐車料金を料金計算部によって計
算し、その駐車料金を表示部に表示する。時間貸し契約
車の搭乗者は、その表示された駐車料金を支払って駐車
場を出ることになる。
【0013】このとき、中央管理装置では、その暗号コ
ードが示す車庫の使用中フラグをオフとする。また、車
庫管理装置では、暗号コード記憶部に記憶していた暗号
コードを抹消し、新たな暗号コードが中央管理装置から
送信されてくるのを待つ。なお、ガード装置は、車庫か
ら車が出たときにこれを検出装置等で検出し、再びその
車庫への車の入庫を規制するように再びガードを行う。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図2は、本発明の駐車場管理システムが適
用される駐車場の一例を示す図である。
【0016】同図において、本実施例の駐車場は、1箇
所の入出庫口1に設置された入出庫管理装置10(図1
参照)によってカードの発行等が管理されている。ま
た、駐車場内は、A〜Dの4ブロックに別れており、各
ブロックの車庫2,2・・・には、1から10までの数
字を順番に付することによってその区別を行うようにな
っている。ただし、全ての車庫に1から順番に通し番号
を付するようにしてもよい。また、各車庫2,2・・・
の前には、暗号コードの入力を行わないかぎり入庫を規
制するガード装置3,3・・・が設置されているととも
に、暗号コードの入力を行う車庫管理装置30(図1参
照)の入力部33が設置されている。
【0017】図1は、本発明の駐車場管理システムの電
気的構成を示すブロック図である。
【0018】同図において、駐車場の入出庫口1に設置
される入出庫管理装置10は、カード40の発行を行う
発券部11と、発行されたカード40に暗号コードの印
刷を行うコード印刷部12と、現在時刻を計測する時計
部13と、駐車料金の計算を行う料金計算部14と、暗
号コードに対応した時間(具体的には、入庫時刻)を記
憶する時間データ記憶部15と、主に月極めコードの入
力を行う入力部16と、駐車料金等の表示を行う表示部
17とで構成されている。
【0019】そして、発券部11の出力、時計部13の
出力及び入力部16の出力は、それぞれコード印刷部1
2に導かれており、コード印刷部12の出力は表示部1
7に導かれている。また、コード印刷部12と料金計算
部14とは双方向性の接続となっており、コード印刷部
12と中央管理装置20の主制御部21とは、例えばR
S−232C等の通信線によって双方向性に接続されて
いる。
【0020】中央管理装置20は、上記した主制御部2
1と、各車庫2,2・・・毎の時間貸し可能な時間帯を
記憶する時間データ記憶部22と、月極め契約車の搭乗
者に付与された暗号コードを記憶する月極めコード記憶
部23と、入出庫管理装置10によって発行されたカー
ド40に印刷される暗号コードを記憶する時間貸しコー
ド記憶部24と、時間データや暗号コード等の入力を行
う入力部25と、表示部26と、現在時刻を計測する時
計部27とで構成されている。
【0021】そして、入力部25の出力及び時計部27
の出力はそれぞれ主制御部21に導かれており、主制御
部21の出力は表示部26に導かれている。また、主制
御部21と時間データ記憶部22、月極めコード記憶部
23及び時間貸しコード記憶部24とは、それぞれが双
方向性の接続となっており、主制御部21と各車庫2,
2・・・毎に設置された車庫管理装置30の端末制御部
31とは、例えばRS−232C等の通信線によってそ
れぞれが双方向性に接続されている。
【0022】車庫管理装置30は、上記した端末制御部
31と、中央管理装置20から送信されてきた暗号コー
ドを記憶する暗号コード記憶部32と、暗号コードの入
力を行う入力部33とで構成されている。
【0023】そして、入力部33の出力は端末制御部3
1に導かれており、端末制御部31と暗号コード記憶部
32とは双方向性の接続となっている。
【0024】上記構成において、コード印刷部12、料
金計算部14、主制御部21及び端末制御部31は、そ
れぞれがコンピュータ上で動作するソフトウエアを含む
構成となっている。
【0025】次に、上記構成の駐車場管理システムの動
作を、図3乃至図5に示すフローチャートを参照して説
明する。ただし、図3は入出庫管理装置10の動作を説
明するフローチャート、図4は中央管理装置20の動作
を説明するフローチャート、図5は車庫管理装置30の
動作を説明するフローチャートである。なお、以下の説
明において車庫2,2・・・を区別する必要があるとき
には、4つに分けたブロックの符号A〜Dと各車庫2,
2・・・に付した車庫ナンバーとの組み合わせによって
各車庫の区別を行うものとする。
【0026】まず、このシステムを作動させるに際し、
オペレータは中央管理装置20の入力部25を操作し
て、各車庫2,2・・・毎の時間貸し可能時間帯を入力
する。例えば、車庫A1の月極め契約車が毎日午前9時
から午後5時まで出庫する場合には、オペレータは車庫
A1に対する時間貸し可能時間帯として、例えばその前
後1時間分の余裕を見た午前10時から午後4時までを
入力する。オペレータは、このような時間貸し可能時間
帯を各車庫2,2・・・の月極め契約車の入出庫時刻を
考慮して、全ての車庫2,2・・・について行う。この
ようにして入力された時間貸し可能時間帯は、各車庫毎
に時間データ記憶部22に記憶される。
【0027】また、オペレータは、中央管理装置20の
入力部25を操作して、各車庫2,2・・・の月極め契
約者に割り当てられた暗号コードの入力を行う。このよ
うにして入力された月極め用の暗号コードは、各車庫
2,2・・・毎に月極めコード記憶部23に記憶され
る。
【0028】また、オペレータは、中央管理装置20の
入力部25を操作して、各車庫2,2・・・の数に対応
した時間貸し用の暗号コードの入力を行う。このように
して入力された時間貸し用の暗号コードは、時間貸しコ
ード記憶部24に記憶される。以上により、初期設定を
終了する(ステップS21)。
【0029】なお、必要があるときは、入力部25を操
作することにより、時間データ記憶部22に記憶された
各車庫2,2・・・毎の時間データ、月極めコード記憶
部23に記憶された月極め契約者毎の暗号コード、時間
貸しコード記憶部24に記憶された暗号コードを適宜変
更することが可能である。
【0030】この後、駐車場を時間貸しで利用しようと
する車が駐車場の入出庫口1にくると、管理者は入出庫
管理装置10の入力部16からカード発行指示を入力す
る(ステップS1)。このカード発行指示は、コード印
刷部12及び通信線を介して中央管理装置20の主制御
部21に与えられる。
【0031】主制御部21では、このカード発行指示に
基づき、暗号コードの選択処理を開始する(ステップS
22,S23,S24)。すなわち、主制御部21は、
時間データ記憶部22から各車庫2,2・・・の時間貸
し使用可能時間帯を読み出し、これと時計部27から与
えられる現在時刻との比較を行って、時間貸し使用可能
時間帯内にある全ての車庫を選択する。
【0032】また、主制御部21は、月極めコード記憶
部23を検索し、月極めコード記憶部23に記憶されて
いる暗号コードに対応する車庫に使用中フラグがオンと
なっているものがあるかどうかを確認して、使用中フラ
グがオンとなっていない全ての車庫を選択する。
【0033】また、主制御部21は、時間貸しコード記
憶部24を検索し、時間貸しコード記憶部24に記憶さ
れている暗号コードの中から使用中フラグがオンとなっ
ている暗号コードに対応する車庫を除く全ての車庫を選
択する。
【0034】そして、主制御部21では、このようにし
て選択した車庫のうち、上記すべての条件を満たす車庫
のみを選択し、この選択した車庫のうちの一つの車庫を
最終的に選択する(ステップS25)。このとき、使用
可能な車庫が無い場合には満車であると判断して、入出
庫管理装置10に対し満車指示を出力する(ステップS
26)。
【0035】入出庫管理装置10では、この満車指示に
より、表示部17に現在満車中であることを示す表示を
行う(ステップS2,S5,S12)。
【0036】一方、ステップS25において使用可能な
一つの車庫を選択した後、主制御部21は、時間貸しコ
ード記憶部24に記憶されている暗号コードのうち、使
用中フラグがオフとなっている暗号コードを選択し、こ
の選択した暗号コードの中から一つの暗号コードを選択
する(ステップS27)。そして、その暗号コードをス
テップS25で選択した車庫の車庫ナンバーとともに入
出庫管理装置10に出力するとともに、その車庫ナンバ
ーの車庫に設置された車庫管理装置30に暗号コードを
出力する(ステップS28)。この後、主制御部21
は、その暗号コードの使用中フラグをオンとする(ステ
ップS29)。
【0037】入出庫管理装置10では、この暗号コード
と車庫ナンバーとを発券部11から発行されたカード4
0に印刷して発行し、入庫希望の車の搭乗者に渡す(ス
テップS3)。また、入出庫管理装置10では、この暗
号コードが印刷されたカード40の発行時刻を暗号コー
ドに対応させて時間データ記憶部15に記憶する(ステ
ップS4)。
【0038】一方、車庫管理装置30では、中央管理装
置20から送信されてきた暗号コードを暗号コード記憶
部32に記憶する(ステップS41,S45,S4
6)。
【0039】以上により、時間貸し契約車の入庫時の処
理を終了する。
【0040】すなわち、入庫した時間貸し契約車の搭乗
者は、カード40に印刷された車庫ナンバーの所まで行
き、設置された車庫管理装置30の入力部33から付与
された暗号コードの入力を行う。
【0041】端末制御部31は、入力部33からの暗号
コードの入力があると、予め暗号コード記憶部32に記
憶されている暗号コードと入力部33から入力された暗
号コードとの比較を行う(ステップS42,S47)。
そして、両暗号コードが一致したときには、その車庫に
設置されたガード装置を駆動して、車の入庫を可能な状
態とする(ステップS48,S49)。これにより、時
間貸し契約車の搭乗者は、この車庫に車を入庫させて駐
車を完了する。
【0042】次に、出庫時の動作について説明する。
【0043】出庫時には、車を車庫から出して駐車場の
出口まで行き、管理者に発行されたカード40を手渡
す。このとき、図示は省略しているが、車庫に設置され
た検出装置によって車の出庫が検出されると、ガード装
置は自動的に駆動して、その車庫への入庫を再び規制す
るようになっている。
【0044】管理者は、この手渡されたカード40の暗
号コードを入力部16から入力する(ステップS1)。
入出庫管理装置10は、この入力部16からの暗号コー
ドの入力に基づいて料金計算であると判断し、料金計算
部14によって駐車料金の計算を行う(ステップS2,
S5,S6,S7,S8)。
【0045】すなわち、料金計算部14では、入力され
た暗号コードに対応する時間データを時間データ記憶部
15から読み出し、その時間データが示す入庫時刻と、
時計部13から与えられた現在時刻(この時刻は出庫時
刻に相当する)とから、駐車時間を計算し、この計算し
た駐車時間に、予め設定された単位時間当たり(又は3
0分単位当たり)の駐車料金を乗算することによって駐
車料金を計算し、その計算結果を表示部10に表示する
(ステップS9)。この後、料金計算部14は、時間デ
ータ記憶部15に記憶されているその暗号コードに対応
した時間データを抹消する(ステップS10)。また、
入力部16から入力された暗号コードは、その使用中フ
ラグのオフを指示するデータとともに中央管理装置20
の主制御部21に送信される(ステップS11)。
【0046】中央管理装置20は、この送信されてきた
暗号コードと使用中フラグオフを指示するデータとに基
づき、時間貸しコード記憶部24に記憶されているその
暗号コードが示す車庫の使用中フラグをオフとする(ス
テップS30,S31)。また、中央管理装置20で
は、この送信されてきた暗号コードに対応する車庫に設
置された車庫管理装置30に、暗号コードの抹消を指示
するデータを送信する(ステップS32)。
【0047】車庫管理装置30では、この抹消を指示す
るデータに基づき、暗号コード記憶部32に記憶されて
いる暗号コードを抹消する(ステップS43,S4
4)。
【0048】これにより、以後車庫管理装置30の入力
部33から暗号コードを入力しても、暗号コード記憶部
32には暗号コードが記憶されておらず、従って端末制
御部31での比較が行われないことから、ガード装置が
誤って作動し、入庫可能な状態になるといった事態の発
生が防止される。
【0049】なお、上記実施例では、入出庫管理装置1
0の入力部16として例えばテンキー等を備えたキーボ
ードを使用し、このキーボードを操作することによって
暗号コードの入力を行うように構成しているが、この入
力部16をカードリーダとして、カード40に印刷され
たコードを自動的に読み取るように構成することが可能
である。また、車庫管理装置30の入力部33も入力部
16と同様の構成としているが、これもカードリーダと
することが可能である。
【0050】また、上記実施例では、平面的な駐車場に
本発明の駐車場管理システムを適用した場合について説
明しているが、近時普及してきている上下二段又は上中
下三段の立体駐車場に本発明の駐車場管理システムを適
用することが可能である。この場合、車庫管理装置30
は上下二段又は上中下三段の各車庫(この場合にはパレ
ット)を管理することになるので、このような車庫管理
装置30には、暗号コードを記憶する暗号コード記憶部
32の他に、どの段のパレットがそのコードに対応する
かの情報も記憶するようにする。そして、その暗号コー
ドが入力部33から入力されたときには、対応する段の
パレットが入庫位置に来るように各パレットを上下移動
させればよい。
【0051】
【発明の効果】本発明の駐車場管理システムは、駐車場
の出入り口付近に設置される入出庫管理装置と、車庫前
に設置されたガード装置の駆動を制御する車庫管理装置
と、入出庫管理装置の出力と車庫管理装置の出力とに基
づいて駐車場全体の管理を行う中央管理装置とを備え、
時間貸し用の暗号コードと、月極め用の暗号コードとに
基づいて月極め管理と時間貸し管理とを行うように構成
したので、月極め契約車の入庫の有無、出庫時間の確
認、時間貸し契約車の現在入庫中の車庫の確認等の人手
による種々の確認作業が不要となり、また人為的なミス
の発生も無いことから、僅かの人員で月極め契約車と時
間貸し契約車との管理を適正かつ効率的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車場管理システムの電気的構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の駐車場管理システムが適用される駐車
場の一例を示す図である。
【図3】本発明の駐車場管理システムを構成する入出庫
管理装置の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明の駐車場管理システムを構成する中央管
理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の駐車場管理システムを構成する車庫管
理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 入出庫口 2 車庫 3 ガード装置 10 入出庫管理装置 11 発券部 12 料金精算部 16 入力部 20 中央管理装置 21 主制御部 22 時間データ記憶部 23 月極めコード記憶部 24 時間貸しコード記憶部 30 車庫管理装置 31 端末制御部 32 暗号コード記憶部 33 入力部 40 カード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各車庫毎に入庫を規制するガード装置が
    取り付けられた駐車場の月極め管理と時間貸し管理とを
    行う管理システムであって、 駐車場の出入り口付近に設置される入出庫管理装置と、
    前記ガード装置の駆動を制御する車庫管理装置と、前記
    入出庫管理装置の出力と前記車庫管理装置の出力とに基
    づいて駐車場全体の管理を行う中央管理装置とからな
    り、 前記入出庫管理装置は、 時間貸し用の暗号コードが印刷されたカードを発行する
    カード発行部と、 発行されたカードの暗号コードに基づいて駐車料金の計
    算を行う料金計算部と、 月極め用に付与された暗号コードの入力を行う入力部と
    を備え、 前記中央管理装置は、 月極め用に付与された暗号コードを予め記憶する月極め
    コード記憶部と、 各車庫毎に時間貸し可能な時間帯を予め記憶する時間デ
    ータ記憶部と、 前記カード発行部から発行されたカードに印刷された暗
    号コードを記憶する時間貸しコード記憶部と、 前記月極めコード記憶部に記憶された暗号コード、前記
    時間データ記憶部に記憶された時間データ及び前記時間
    貸しコード記憶部に記憶された暗号コードに基づき、時
    間貸しが可能であるときに前記カード発行部からカード
    が発行されたときには、その発行されたカードに印刷さ
    れた暗号コードを対応する車庫の前記車庫管理装置に送
    信し、時間貸し可能な時間帯以外のときには、月極め用
    に付与された暗号コードを対応する車庫の前記車庫管理
    装置に送信する制御を行う主制御部とを備え、 前記車庫管理装置は、 前記主制御部から送信されてきた暗号コードを記憶する
    暗号コード記憶部と、 この暗号コード記憶部に暗号コードが記憶されていると
    きに、これに対応する暗号コードが入力部から入力され
    たときには前記ガード装置を駆動して入庫可能とする制
    御を行う端末制御部とを備えたことを特徴とする駐車場
    管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11213190A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車場管理装置

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JPH11213190A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車場管理装置

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