JPH0588625B2 - - Google Patents
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- JPH0588625B2 JPH0588625B2 JP63078077A JP7807788A JPH0588625B2 JP H0588625 B2 JPH0588625 B2 JP H0588625B2 JP 63078077 A JP63078077 A JP 63078077A JP 7807788 A JP7807788 A JP 7807788A JP H0588625 B2 JPH0588625 B2 JP H0588625B2
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- blood
- housing
- male
- female
- tube
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Links
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Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、採血者から血液を採取して、血球成
分と血漿成分とに分離し、血漿成分のみを分取し
た後、残りの血球成分を採血者に返還するために
使用するプラズマフエレーシスバツグ用のコネク
ターに関するものである。
分と血漿成分とに分離し、血漿成分のみを分取し
た後、残りの血球成分を採血者に返還するために
使用するプラズマフエレーシスバツグ用のコネク
ターに関するものである。
(従来技術及びその問題点)
採血者からバツグ内に血液を採取し、遠心処理
により血漿成分を分離して、他の空バツグに移し
た後、血球成分を採血者に返血するようにしたプ
ラズマフエレーシスバツグセツトが知られてい
る。
により血漿成分を分離して、他の空バツグに移し
た後、血球成分を採血者に返血するようにしたプ
ラズマフエレーシスバツグセツトが知られてい
る。
従来では、採血バツグ内の血球成分を採血者に
返血する際、 (1) 採血者の氏名と採血バツグのラベルに記入し
た氏名を照合する。
返血する際、 (1) 採血者の氏名と採血バツグのラベルに記入し
た氏名を照合する。
(2) 採血者に賦与した番号と採血バツグのラベル
に記入した番号を照合する。
に記入した番号を照合する。
(3) 採血者と採血バツグに取付けた合札を照合す
る。
る。
などの手段により、採血者に返血する血球成分
が採血者のものと同じであることを確認してい
た。
が採血者のものと同じであることを確認してい
た。
しかしながら、血漿製剤が多量に必要とされて
いる今日、献血により採血者の数を1日に数百件
も処理しなければならないので、上述したような
方法では、氏名及び番号の称呼の混同及び合札の
取付箇所の相違による、人為的なケアレスミスが
作業中に生じる危険がり、致命的な輸血事故を起
すことになりかねなかつた。
いる今日、献血により採血者の数を1日に数百件
も処理しなければならないので、上述したような
方法では、氏名及び番号の称呼の混同及び合札の
取付箇所の相違による、人為的なケアレスミスが
作業中に生じる危険がり、致命的な輸血事故を起
すことになりかねなかつた。
このため、本出願人は、先に採血バツグと返血
セツトを特殊なコネクターで接続する方式を提案
した。このコネクターは、オス.メス両部材から
構成されており、各部材のハウジング内に、凸部
又は凹部を有する1又は複数のキーリングを収納
し、このキーリングの回転角度を少しずつ調整し
固定しておくことにより、決まつたコネクター同
士が接続できるようにしたものである。(特願昭
60−241376号)。
セツトを特殊なコネクターで接続する方式を提案
した。このコネクターは、オス.メス両部材から
構成されており、各部材のハウジング内に、凸部
又は凹部を有する1又は複数のキーリングを収納
し、このキーリングの回転角度を少しずつ調整し
固定しておくことにより、決まつたコネクター同
士が接続できるようにしたものである。(特願昭
60−241376号)。
このようなコネクターにおいては、ハウジング
が周軸方向の定位置で接続されることが必要であ
る。即ち、前記キーリングは、たとえば5°ずつ回
転角度を微調整してハウジングに固定され、凹凸
が一致する一組のオス.メス両部材のみが連結可
能となつている。したがつて、ハウジングが周軸
方向に5°可動するだけで別組のオス.メス部材が
連結される可能性があることになる。このため、
上記特願昭60−241376号では、ハウジングの外周
面の上下にフツク止手段を設けたものが提案され
ている。しかし、多数のキーリングの組み合せの
中には、別組のコネクターであつても、オス.メ
ス両部材におけるキーリングが180°逆向きの関係
となつているものもあり、ハウジングの周軸方向
の上下を逆にすることによつて、別組のオス.メ
ス両部材が連結される危険性も残されている。こ
のような異種コネクターーの連結は重大な事故に
つながることはいうまでもない。
が周軸方向の定位置で接続されることが必要であ
る。即ち、前記キーリングは、たとえば5°ずつ回
転角度を微調整してハウジングに固定され、凹凸
が一致する一組のオス.メス両部材のみが連結可
能となつている。したがつて、ハウジングが周軸
方向に5°可動するだけで別組のオス.メス部材が
連結される可能性があることになる。このため、
上記特願昭60−241376号では、ハウジングの外周
面の上下にフツク止手段を設けたものが提案され
ている。しかし、多数のキーリングの組み合せの
中には、別組のコネクターであつても、オス.メ
ス両部材におけるキーリングが180°逆向きの関係
となつているものもあり、ハウジングの周軸方向
の上下を逆にすることによつて、別組のオス.メ
ス両部材が連結される危険性も残されている。こ
のような異種コネクターーの連結は重大な事故に
つながることはいうまでもない。
本発明は、このような問題を解決するために検
討の結果提案されたものであり、オス.メス両ハ
ウジングが周軸方向の定位置で常に連結できるよ
うにしたものである。
討の結果提案されたものであり、オス.メス両ハ
ウジングが周軸方向の定位置で常に連結できるよ
うにしたものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、実施例に対応する第1図ないし第7
図に示すごとく、プラズマフエレーシスバツグの
血液誘導チユーブの途中に設けられるコネクター
であつて、オス部材1とメス部材2とから成り、
各部材はキーリング4,5及び7,8と、このキ
ーリングを収納固定するハウジング3,6とから
構成され、前記各キーリングの対向した位置には
オス側とメス側が連結したとき筒状となるような
凹凸部50a,50b及び60a,60bが形成
されている。前記オス側ハウジング3とメス側ハ
ウジング4の対向した位置には、両ハウジングを
係止するためのフツク止手段31,44及び3
2,45が設けられており、たとえば各組のフツ
ク幅、肉厚を変えて異なる形状とし、かつ同一組
のフツク止手段のみを互いに係合可能としたもの
である。
図に示すごとく、プラズマフエレーシスバツグの
血液誘導チユーブの途中に設けられるコネクター
であつて、オス部材1とメス部材2とから成り、
各部材はキーリング4,5及び7,8と、このキ
ーリングを収納固定するハウジング3,6とから
構成され、前記各キーリングの対向した位置には
オス側とメス側が連結したとき筒状となるような
凹凸部50a,50b及び60a,60bが形成
されている。前記オス側ハウジング3とメス側ハ
ウジング4の対向した位置には、両ハウジングを
係止するためのフツク止手段31,44及び3
2,45が設けられており、たとえば各組のフツ
ク幅、肉厚を変えて異なる形状とし、かつ同一組
のフツク止手段のみを互いに係合可能としたもの
である。
(作用)
コネクターのオス部材1とメス部材2を接続す
る際、各キーリングの凹凸部が一致した場合だ
け、各フツク止手段31,32及び44,45が
係止することになる。この場合、各フツク止手段
は、同一組、即ち、31と44及び32と45だ
けが係合可能となるため、オス.メス両部材は、
常にハウジング周軸方向の定位置で連結されるこ
とになり、別組のオス.メス両部材のキーリング
が、周軸方向の上下逆向きで連結される危険性が
なくなる。したがつて、このフツク止手段の係合
の可否により、コネクターの同一性、即ち採血者
と採血者に返還すべき血球成分の同一性を確認す
ることができる。
る際、各キーリングの凹凸部が一致した場合だ
け、各フツク止手段31,32及び44,45が
係止することになる。この場合、各フツク止手段
は、同一組、即ち、31と44及び32と45だ
けが係合可能となるため、オス.メス両部材は、
常にハウジング周軸方向の定位置で連結されるこ
とになり、別組のオス.メス両部材のキーリング
が、周軸方向の上下逆向きで連結される危険性が
なくなる。したがつて、このフツク止手段の係合
の可否により、コネクターの同一性、即ち採血者
と採血者に返還すべき血球成分の同一性を確認す
ることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面に従つて説明
する。
する。
まず、第1図は本発明に係るコネクターの組立
て分解斜視図、第2図は半断面図である。
て分解斜視図、第2図は半断面図である。
図中1はオス部材、2はメス部材である。オス
部材1はハウジング3と大径キーリング4及び小
径キーリング5とから構成され、メス部材2は同
じくハウジング6と大径キーリング7及び小径キ
ーリング8とか構成されている。また、前記小径
キーリング5,8のいずれか一方には、シールパ
ツキン9が挿入されている。
部材1はハウジング3と大径キーリング4及び小
径キーリング5とから構成され、メス部材2は同
じくハウジング6と大径キーリング7及び小径キ
ーリング8とか構成されている。また、前記小径
キーリング5,8のいずれか一方には、シールパ
ツキン9が挿入されている。
第3図は、前記オス部材のハウジング3の詳細
を示したものである。即ち、このハウジング3
は、全体がキヤツプ状となつており、後端部には
チユーブ接続口34が突設され、中央部には血液
通路33が形成されると共に、内部中心部には、
オス連結筒30が突設されている。
を示したものである。即ち、このハウジング3
は、全体がキヤツプ状となつており、後端部には
チユーブ接続口34が突設され、中央部には血液
通路33が形成されると共に、内部中心部には、
オス連結筒30が突設されている。
前記オス連結筒30の外面は長さ方向に二段と
なつており、後部が大径部30a、その先部が小
径部30bとなつている。
なつており、後部が大径部30a、その先部が小
径部30bとなつている。
また、ハウジング3の外側には、上下一対のフ
ツク部31,32が形成されている。このフツク
部31,32は、いずれも上下方向に弾性力を有
しており、第3図b,cに示すごとく、一方のフ
ツク部31の幅W1は、他方のフツク部32の幅
W2よりやや広くなつている。
ツク部31,32が形成されている。このフツク
部31,32は、いずれも上下方向に弾性力を有
しており、第3図b,cに示すごとく、一方のフ
ツク部31の幅W1は、他方のフツク部32の幅
W2よりやや広くなつている。
このようにすると、後述するごとく、オス部材
1とメス部材2を接続する際、上下が逆になつて
接続されることはない。また、フツク部が上下に
設けられていると、1箇所に設けた場合に比較し
てより確実に接続することができる。さらに、フ
ツク部31と32の肉厚の変化を設けることによ
り、上下が逆になつて接続されるのを防ぐことが
できる。
1とメス部材2を接続する際、上下が逆になつて
接続されることはない。また、フツク部が上下に
設けられていると、1箇所に設けた場合に比較し
てより確実に接続することができる。さらに、フ
ツク部31と32の肉厚の変化を設けることによ
り、上下が逆になつて接続されるのを防ぐことが
できる。
これらのフツク係止手段31,44及び32,
45は必ずしもフツク幅、肉厚等の変化を設ける
のみならず、オス部材1とメス部材2の上下が逆
になつて接続されるのを防ぐことのできる形状で
あれば、容易に設計変更して使用することができ
る。またフツク係止手段は上下一対(一組)に限
定されるものではなく、必要に応じて三組、四組
(上下二対)、さらに複数組設けることができる。
この場合少なくとも二組以上のフツク止手段の形
状が異なつておれば、オス部材とメス部材の上下
が逆になつて接続されるのを防ぐことができる。
45は必ずしもフツク幅、肉厚等の変化を設ける
のみならず、オス部材1とメス部材2の上下が逆
になつて接続されるのを防ぐことのできる形状で
あれば、容易に設計変更して使用することができ
る。またフツク係止手段は上下一対(一組)に限
定されるものではなく、必要に応じて三組、四組
(上下二対)、さらに複数組設けることができる。
この場合少なくとも二組以上のフツク止手段の形
状が異なつておれば、オス部材とメス部材の上下
が逆になつて接続されるのを防ぐことができる。
こうしたハウジングの後面部には、ハウジング
内部に通じる複数の接着剤注入口35,35が開
口されており、ハウジング内壁には、この注入口
35,35と通じる接着剤誘導溝36が形成され
ている。本実施例における誘導溝36は、第3図
cに示すごとく、内部後面壁に複数形成された環
状溝36aと、この環状溝36aと連通し、ハウ
ジング内周壁長さ方向及び液連結筒大径部30a
の長さ方向に延びる複数の溝36bとから構成さ
れている。また、ハウジング3の開口側端縁部に
は、目盛37が印されている。この目盛37は、
たとえばハウジングの軸芯を中心にして円周方向
に5°ごとに印されている。
内部に通じる複数の接着剤注入口35,35が開
口されており、ハウジング内壁には、この注入口
35,35と通じる接着剤誘導溝36が形成され
ている。本実施例における誘導溝36は、第3図
cに示すごとく、内部後面壁に複数形成された環
状溝36aと、この環状溝36aと連通し、ハウ
ジング内周壁長さ方向及び液連結筒大径部30a
の長さ方向に延びる複数の溝36bとから構成さ
れている。また、ハウジング3の開口側端縁部に
は、目盛37が印されている。この目盛37は、
たとえばハウジングの軸芯を中心にして円周方向
に5°ごとに印されている。
第4図は前記メス部材2のハウジング6の詳細
を示したものである。このハウジング6は、全体
がキヤツプ状となつており、後端部にはチユーブ
接続口40が突設され、中央部には血液通路41
が形成されると共に、内部中心部にはメス連結筒
42が突設されている。
を示したものである。このハウジング6は、全体
がキヤツプ状となつており、後端部にはチユーブ
接続口40が突設され、中央部には血液通路41
が形成されると共に、内部中心部にはメス連結筒
42が突設されている。
前記メス連結筒42は先端部に凹部42aが形
成されており、この凹部42aにオス連結筒30
の先端部が嵌入できるようになつている。
成されており、この凹部42aにオス連結筒30
の先端部が嵌入できるようになつている。
また、ハウジング6の開口側の外周縁にはフラ
ンジ43が形成されており、このフランジ43に
はオス部材のハウジング3のフツク部31,32
に対応して、上下に係入孔44,45が開口され
ている。この係入孔44,45は、第4図b,c
に示すごとく、ハウジング3のフツク部31,3
2に対応して、一方の係止孔44の幅W3は、他
方の係止孔45の幅W4より広くなつている。
ンジ43が形成されており、このフランジ43に
はオス部材のハウジング3のフツク部31,32
に対応して、上下に係入孔44,45が開口され
ている。この係入孔44,45は、第4図b,c
に示すごとく、ハウジング3のフツク部31,3
2に対応して、一方の係止孔44の幅W3は、他
方の係止孔45の幅W4より広くなつている。
こうしたハウジング6の後面部には、前記オス
部材のハウジング3と同様、ハウジング内部に通
じる複数の接着剤注入口46,46が開口されて
おり、ハウジング6の内壁には、この注入口4
6,46と通じる接着剤誘導溝47が形成されて
いる。この誘導溝47も、前記オス部材のハウジ
ング3の誘導溝36と同様に、環状溝47aと、
この環状溝47aに連通し、ハウジングの内周壁
長さ方向及び前記連通筒42の外面長さ方向に延
びる複数の溝47bとから構成されている。
部材のハウジング3と同様、ハウジング内部に通
じる複数の接着剤注入口46,46が開口されて
おり、ハウジング6の内壁には、この注入口4
6,46と通じる接着剤誘導溝47が形成されて
いる。この誘導溝47も、前記オス部材のハウジ
ング3の誘導溝36と同様に、環状溝47aと、
この環状溝47aに連通し、ハウジングの内周壁
長さ方向及び前記連通筒42の外面長さ方向に延
びる複数の溝47bとから構成されている。
第5図は、前記大径キーリング4,7の詳細を
示したもので、筒体の先端部の半周が切欠かれて
凹部50a及び凸部50bが形成されると共に、
凸部50bの端面には、目盛51が形成されてい
る。この目盛51は、前記オス部材のハウジング
3の目盛37と同様に、リングの軸芯を中心にし
て円周方向に5°ごとの角度で印されている。
示したもので、筒体の先端部の半周が切欠かれて
凹部50a及び凸部50bが形成されると共に、
凸部50bの端面には、目盛51が形成されてい
る。この目盛51は、前記オス部材のハウジング
3の目盛37と同様に、リングの軸芯を中心にし
て円周方向に5°ごとの角度で印されている。
第6図は、前記小径キーリング5,8の詳細を
示したもので、筒体の先端部の半周が切欠かれて
凹部60a及び凸部60bが形成されており、凹
部60aには突縁部61が形成されている。ま
た、メス部材のハウジング6に組み込まれる小径
キーリング8の内部には、第1図に示したシール
パツキン9が挿入され、前記フランジ部61が接
している。
示したもので、筒体の先端部の半周が切欠かれて
凹部60a及び凸部60bが形成されており、凹
部60aには突縁部61が形成されている。ま
た、メス部材のハウジング6に組み込まれる小径
キーリング8の内部には、第1図に示したシール
パツキン9が挿入され、前記フランジ部61が接
している。
次に、上記したコネクターの組立て方法の一例
について説明する。
について説明する。
まず、第7図に示すごとく、オス部材1のハウ
ジング3に、大径キーリング4及び小径キーリン
グ5を挿入する。その後、小径キーリング5の凸
部切欠端60cと大径キーリング4の1つの目盛
51に合わせると共に、大径キーリング4の1つ
の目盛51をハウジング3の1つの目盛37に合
わせる。こうして目盛を順次ずらすと、全部で 72×72×72=373248通り(目盛が5°づつの場合)
の組合せが得られる。
ジング3に、大径キーリング4及び小径キーリン
グ5を挿入する。その後、小径キーリング5の凸
部切欠端60cと大径キーリング4の1つの目盛
51に合わせると共に、大径キーリング4の1つ
の目盛51をハウジング3の1つの目盛37に合
わせる。こうして目盛を順次ずらすと、全部で 72×72×72=373248通り(目盛が5°づつの場合)
の組合せが得られる。
このようなキーリング4,5の回転角度の位置
合せをした後、ハウジングの注入口35から接着
剤を注入する。この接着剤は、誘導溝36を通つ
て、大径入口4の外周面とハウジング3の内周面
の間、及び小径キーリング5の内周面と、オス連
結筒30における大径部30a外周面の間に流れ
込み、経時的に固化し、前記キーリング4,5は
それぞれハウジング3に固定される。また、この
方法に換えて、事前に接着剤誘導溝36に接着剤
を注入した後、オス部材1のハウジング3に大径
キーリング4及び小径キーリング5を挿入して接
着剤が固化しないうちに前述と同様にしてキーリ
ング4,5の位置合せをして、接着剤が経時的に
固化し、前記キーリング4,5がそれぞれハウジ
ング3内に固定されるのを待つても良い。
合せをした後、ハウジングの注入口35から接着
剤を注入する。この接着剤は、誘導溝36を通つ
て、大径入口4の外周面とハウジング3の内周面
の間、及び小径キーリング5の内周面と、オス連
結筒30における大径部30a外周面の間に流れ
込み、経時的に固化し、前記キーリング4,5は
それぞれハウジング3に固定される。また、この
方法に換えて、事前に接着剤誘導溝36に接着剤
を注入した後、オス部材1のハウジング3に大径
キーリング4及び小径キーリング5を挿入して接
着剤が固化しないうちに前述と同様にしてキーリ
ング4,5の位置合せをして、接着剤が経時的に
固化し、前記キーリング4,5がそれぞれハウジ
ング3内に固定されるのを待つても良い。
一方、メス部材もオス部材1の場合と同様にし
て、各キーリング4,5をハウジング6に固定す
る。前記オス.メス側の小径キーリング5,8及
び大径キーリング4,7が合致すると、二重の円
筒となる。
て、各キーリング4,5をハウジング6に固定す
る。前記オス.メス側の小径キーリング5,8及
び大径キーリング4,7が合致すると、二重の円
筒となる。
上記した実施例では、大径キーリングと小径キ
ーリングから構成されているが、組合せ種類が少
なくともよい場合には一方を省略してもよく、さ
らに多くの種類が必要な場合には別のキーリング
を加えてもよい。
ーリングから構成されているが、組合せ種類が少
なくともよい場合には一方を省略してもよく、さ
らに多くの種類が必要な場合には別のキーリング
を加えてもよい。
なお、本発明における接着剤誘導溝36,47
の形状は図示したものに限定されるものではな
く、キーリングを確実に固定できるものであるな
らば、他の形状であつてもよい。
の形状は図示したものに限定されるものではな
く、キーリングを確実に固定できるものであるな
らば、他の形状であつてもよい。
第8図は、本発明をプラズマフエレーシスバツ
グシステムに適用した場合の実施例を示したもの
である。
グシステムに適用した場合の実施例を示したもの
である。
採血バツグ80には、連結チユーブ81を介し
て血漿分離バツグ82が連結されるとともに、前
記採血バツグ80には返血チユーブ83及び血液
導出入チユーブ84が接続されている。前記返血
チユーブ83は、途中に本発明のコネクター85
が設けられ、そのチユーブ先端はY字管86aに
接続されている。このY字管86aには、先端に
生理食塩水導入針89が設けられた生食導入チユ
ーブ87と、血球と生理食塩水の混合チユーブ8
8が接続されている。
て血漿分離バツグ82が連結されるとともに、前
記採血バツグ80には返血チユーブ83及び血液
導出入チユーブ84が接続されている。前記返血
チユーブ83は、途中に本発明のコネクター85
が設けられ、そのチユーブ先端はY字管86aに
接続されている。このY字管86aには、先端に
生理食塩水導入針89が設けられた生食導入チユ
ーブ87と、血球と生理食塩水の混合チユーブ8
8が接続されている。
前記混合チユーブ88には、点滴筒89が取付
けられており、そのチユーブ88のセンタは他方
のY字管86bに接続されている。このY字管8
6bには、血液導出入針90が接続されたチユー
ブ91と、前記血液導出入チユーブ84が接続さ
れている。
けられており、そのチユーブ88のセンタは他方
のY字管86bに接続されている。このY字管8
6bには、血液導出入針90が接続されたチユー
ブ91と、前記血液導出入チユーブ84が接続さ
れている。
なお、図中92は流量調整クランプ、93a,
93bは連通ピースである。
93bは連通ピースである。
次に、こうしたプラズマフエレーシスバツグの
使用例を説明する。
使用例を説明する。
採血バツグ80を採血者の腕の位置よりも低い
位置において、血液の導出入針90を採血者の血
管に刺通すると、血液は血圧と重力の作用によ
り、血液の導出入チユーブ91,84を経て採血
バツグ37へ導入される。
位置において、血液の導出入針90を採血者の血
管に刺通すると、血液は血圧と重力の作用によ
り、血液の導出入チユーブ91,84を経て採血
バツグ37へ導入される。
所定の血液を導入した後、血液の導入チユーブ
84をウエルダーにより溶着し切断すると共に、
コネクター85のオス部材1とメス部材2を分割
して、大気と直接接しないようにキヤツプ等を被
冠する。
84をウエルダーにより溶着し切断すると共に、
コネクター85のオス部材1とメス部材2を分割
して、大気と直接接しないようにキヤツプ等を被
冠する。
以上のようにして、血液を収納した採血バツグ
80は、血漿分離バツグ82とともに遠心分離処
理することにより、中の血液は血球成分と血漿成
分に分離される。
80は、血漿分離バツグ82とともに遠心分離処
理することにより、中の血液は血球成分と血漿成
分に分離される。
次に連通ピース93aを切断し、開通させた
後、採血バツグ80中の上澄の血漿成分を、連結
チユーブ81を経て移送し、血漿分離バツグ82
中へ収納する。
後、採血バツグ80中の上澄の血漿成分を、連結
チユーブ81を経て移送し、血漿分離バツグ82
中へ収納する。
続いて、該連結チユーブ81をウエルダー溶着
して、採血バツグ80と血漿バツグ82を切りは
なす。このとき、採血バツグ80中には、血球成
分のみが残ることになる。この血球成分は次のよ
うにして、採血者へ返還される。
して、採血バツグ80と血漿バツグ82を切りは
なす。このとき、採血バツグ80中には、血球成
分のみが残ることになる。この血球成分は次のよ
うにして、採血者へ返還される。
採血バツグから分離された返血回路95に生理
食塩水を導入針89から導入してプライミングし
た後、採血バツグ80の返血チユーブ83に取付
けられたコネクター85のメス部材2を返血回路
95のオス部材1に連結する。
食塩水を導入針89から導入してプライミングし
た後、採血バツグ80の返血チユーブ83に取付
けられたコネクター85のメス部材2を返血回路
95のオス部材1に連結する。
この際、オス部材1のキーリング4,5とメス
部材2のキーリング7,8は互いに連結できるよ
うに、各ロツトごとに固有の配置に調整されてい
る。したがつて、採血者の採血バツグ80であれ
ば、オス部材1とメス部材2は連結でき、フツク
部31,32と係入孔43,44とは係合し、も
し採血者の採血バツグ80と異なつていればオス
部材1とメス部材2は連結できず、フツク部と係
入孔も係合することはない。
部材2のキーリング7,8は互いに連結できるよ
うに、各ロツトごとに固有の配置に調整されてい
る。したがつて、採血者の採血バツグ80であれ
ば、オス部材1とメス部材2は連結でき、フツク
部31,32と係入孔43,44とは係合し、も
し採血者の採血バツグ80と異なつていればオス
部材1とメス部材2は連結できず、フツク部と係
入孔も係合することはない。
なお、ハウジング3,6のフツク部と31,3
2と係入孔44,45は、互いに上部が幅広で下
部が幅狭となつているため、オス部材1とメス部
材2とは、ハウジングの周軸方向の定位置で係合
することができ、上下が逆になつて連結される危
険性はない。
2と係入孔44,45は、互いに上部が幅広で下
部が幅狭となつているため、オス部材1とメス部
材2とは、ハウジングの周軸方向の定位置で係合
することができ、上下が逆になつて連結される危
険性はない。
このような、コネクタ85のオス部材1とメス
部材2の連結の可否により、採血者と採血者の返
血すべき血球成分の同一性をチエツクすることが
できる。
部材2の連結の可否により、採血者と採血者の返
血すべき血球成分の同一性をチエツクすることが
できる。
以上のように、コネクター85のオス部材1と
メス部材2を接続した後、採血バツグ内の血球成
分は、連通ピース93bを開通させた後、返血チ
ユーブ83を介して返血回路95中へ導入され、
生理食塩水と充分希釈混合された後、採血者へ返
還される。
メス部材2を接続した後、採血バツグ内の血球成
分は、連通ピース93bを開通させた後、返血チ
ユーブ83を介して返血回路95中へ導入され、
生理食塩水と充分希釈混合された後、採血者へ返
還される。
本発明のコネクターは、第8図に示すようなプ
ラズマフエレーシスバツグの外に、採血バツグ
−血漿バツグを二対以上形成したプラズマフエレ
ーシスバツグ、採血バツグ−血漿分離バツグ−
小バツグを一対以上形成したプラズマフエレーシ
スバツグ等にも使用できることはいうまでもな
い。
ラズマフエレーシスバツグの外に、採血バツグ
−血漿バツグを二対以上形成したプラズマフエレ
ーシスバツグ、採血バツグ−血漿分離バツグ−
小バツグを一対以上形成したプラズマフエレーシ
スバツグ等にも使用できることはいうまでもな
い。
(効果)
以上説明したように、プラズマフエレーシスバ
ツグセツトの血液誘導チユーブの途中に本発明の
コネクターを設けることにより、オス部材とメス
部材の連結の可否によつて、一度分離した採血バ
ツグの入れ替わりを防止でき、採血者と採血者に
返血すべき血球成分を混同することなく確実に照
合できる。また、本発明によれば、ハウジングは
周軸方向の定位置で連結され、上下逆向きで連結
される危険性もなくなるため、高い安全性が確保
できる等の効果が得られる。
ツグセツトの血液誘導チユーブの途中に本発明の
コネクターを設けることにより、オス部材とメス
部材の連結の可否によつて、一度分離した採血バ
ツグの入れ替わりを防止でき、採血者と採血者に
返血すべき血球成分を混同することなく確実に照
合できる。また、本発明によれば、ハウジングは
周軸方向の定位置で連結され、上下逆向きで連結
される危険性もなくなるため、高い安全性が確保
できる等の効果が得られる。
第1図は本発明に係るコネクターの組立分解斜
視図、第2図は同じく半断面正面図である。ま
た、第3図はオス部材のハウジング、第4図はメ
ス部材のハウジング、第5図は大径キーリング、
第6図は小径キーリングを示し、それぞれaは半
断面正面図、bは右側面図、cは左側面図であ
る。さらに、第7図はオス部材の左側面図、第8
図は本発明をプラズマフエレーシスバツグに適用
した場合の使用例を説明するための概略図であ
る。 図中、1はオス部材、2はメス部材、3はオス
部材のハウジング、4,7は大径キーリング、
5,8は小径キーリング、6はメス部材のハウジ
ング、31,32はフツク部、44,45は係入
孔、35は接着剤注入孔、36,47は接着剤誘
導溝である。
視図、第2図は同じく半断面正面図である。ま
た、第3図はオス部材のハウジング、第4図はメ
ス部材のハウジング、第5図は大径キーリング、
第6図は小径キーリングを示し、それぞれaは半
断面正面図、bは右側面図、cは左側面図であ
る。さらに、第7図はオス部材の左側面図、第8
図は本発明をプラズマフエレーシスバツグに適用
した場合の使用例を説明するための概略図であ
る。 図中、1はオス部材、2はメス部材、3はオス
部材のハウジング、4,7は大径キーリング、
5,8は小径キーリング、6はメス部材のハウジ
ング、31,32はフツク部、44,45は係入
孔、35は接着剤注入孔、36,47は接着剤誘
導溝である。
Claims (1)
- 1 プラズマフエレーシスバツグの血液誘導チユ
ーブの途中に設けられるコネクターであつて、オ
ス部材とメス部材とから成り、各部材はキーリン
グとこのキーリングを収納固定するハウジングと
から構成され、前記各キーリングの対向した位置
にはオス側とメス側が連結したときに筒状となる
ような凹凸部を形成すると共に、前記オス側ハウ
ジングとメス側ハウジングの対向した位置には、
両ハウジングを係止するためのフツク止手段を複
数組設け、少なくとも二組以上のフツク止手段を
異なる形状とし、かつ同一組のフツク止手段のみ
が互いに係合可能な構造としたことを特徴とする
医療用セーフテイーコネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078077A JPS63260569A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 医療用セーフティーコネクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078077A JPS63260569A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 医療用セーフティーコネクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63260569A JPS63260569A (ja) | 1988-10-27 |
JPH0588625B2 true JPH0588625B2 (ja) | 1993-12-22 |
Family
ID=13651777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63078077A Granted JPS63260569A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 医療用セーフティーコネクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63260569A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2548368Y2 (ja) * | 1989-12-15 | 1997-09-17 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両のチューブ連結コネクタ |
JPH10290842A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Aki Uebu Agency:Kk | 輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具 |
JP6439570B2 (ja) * | 2015-04-28 | 2018-12-19 | ニプロ株式会社 | 医療用コネクタ及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63078077A patent/JPS63260569A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63260569A (ja) | 1988-10-27 |
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