JPH10290842A - 輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具 - Google Patents
輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具Info
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- JPH10290842A JPH10290842A JP9117635A JP11763597A JPH10290842A JP H10290842 A JPH10290842 A JP H10290842A JP 9117635 A JP9117635 A JP 9117635A JP 11763597 A JP11763597 A JP 11763597A JP H10290842 A JPH10290842 A JP H10290842A
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- JP
- Japan
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- infusion
- cylinder
- port
- type identification
- communication device
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
-
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- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
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-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/60—General characteristics of the apparatus with identification means
- A61M2205/6045—General characteristics of the apparatus with identification means having complementary physical shapes for indexing or registration purposes
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 点滴や輸血の際に、輸液種を間違えることな
く接続できる輸液容器の輸液口と連通具を提供する。 【解決手段】 輸液口の円筒2の周囲には突起3を構成
し、連通具には溝9を構成し、突起3と溝9が鍵と錠の
関係になり、互いに位置と形状が合致するものだけが接
続できることを特徴とし、また、輸液口と連通具の色、
模様や記号、文字の刻印等により輸液種が目視で容易に
確認できることを特徴とする。
く接続できる輸液容器の輸液口と連通具を提供する。 【解決手段】 輸液口の円筒2の周囲には突起3を構成
し、連通具には溝9を構成し、突起3と溝9が鍵と錠の
関係になり、互いに位置と形状が合致するものだけが接
続できることを特徴とし、また、輸液口と連通具の色、
模様や記号、文字の刻印等により輸液種が目視で容易に
確認できることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療分野の点滴
・輸血などの輸液容器の輸液口と連通具に関する発明で
ある。
・輸血などの輸液容器の輸液口と連通具に関する発明で
ある。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の輸液口と連通具の断面図
である。従来点滴や輸血において、輸液口22と連通具
の管25の先端に構成する接続針23の接続では、接続
針23を隔膜24に突き刺すだけで接続できてしまうた
め、輸液種別を誤ってしまう場合がある。また、接続針
23は容易に触れる事ができ、誤って身体に刺さってし
まう事もあり、感染症の問題もある。例えば、輸血の際
に患者の血液型と違う血液を誤って輸血しまう場合もあ
る。
である。従来点滴や輸血において、輸液口22と連通具
の管25の先端に構成する接続針23の接続では、接続
針23を隔膜24に突き刺すだけで接続できてしまうた
め、輸液種別を誤ってしまう場合がある。また、接続針
23は容易に触れる事ができ、誤って身体に刺さってし
まう事もあり、感染症の問題もある。例えば、輸血の際
に患者の血液型と違う血液を誤って輸血しまう場合もあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ)接続には、接続針23を隔膜24に刺すだけであ
り、輸液の種類を問わず刺す事ができ、目的とする輸液
種以外の輸液を施してしまう恐れがある。 (ロ)接続針23は、未接続の状態では露出しているた
め、人体に触れやすく危険である。 (ハ)接続針23は、未接続の状態では露出しているた
め、他の物に触れやすく非衛生的である。 (ニ)接続針23を隔膜24に刺すだけであり、抜け落
ちる危険性がある。 本発明は、これらの欠点を解消するためになされたもの
である。
があった。 (イ)接続には、接続針23を隔膜24に刺すだけであ
り、輸液の種類を問わず刺す事ができ、目的とする輸液
種以外の輸液を施してしまう恐れがある。 (ロ)接続針23は、未接続の状態では露出しているた
め、人体に触れやすく危険である。 (ハ)接続針23は、未接続の状態では露出しているた
め、他の物に触れやすく非衛生的である。 (ニ)接続針23を隔膜24に刺すだけであり、抜け落
ちる危険性がある。 本発明は、これらの欠点を解消するためになされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、輸液容器の輸液口において、輸液口の周
囲に複数の突起を設け、突起の位置および形状で輸液の
種類を識別する。突起は、複数設けることにより、多く
の種類を判別できる。
決するために、輸液容器の輸液口において、輸液口の周
囲に複数の突起を設け、突起の位置および形状で輸液の
種類を識別する。突起は、複数設けることにより、多く
の種類を判別できる。
【0005】連通具の輸液容器への接続部において、接
続針の周囲に円筒形の覆いを構成し、その円筒の内側の
深さは、後述の鍔の下面から輸液種識別輸液口の下面ま
での長さと同じに構成し、円筒形の覆いの内面に接続方
向の溝を切り、溝の位置および形状で輸液の種類を識別
する。これにより、前述の輸液口の周囲に設けた突起と
この溝が、鍵と錠の関係になり、位置と形状が合致する
ものだけが接続可能となる。
続針の周囲に円筒形の覆いを構成し、その円筒の内側の
深さは、後述の鍔の下面から輸液種識別輸液口の下面ま
での長さと同じに構成し、円筒形の覆いの内面に接続方
向の溝を切り、溝の位置および形状で輸液の種類を識別
する。これにより、前述の輸液口の周囲に設けた突起と
この溝が、鍵と錠の関係になり、位置と形状が合致する
ものだけが接続可能となる。
【0006】前述の輸液口において、取り出し口円筒の
周囲に鍔を設けることにより、扱う者が指を添えやすく
なり、接続時の操作性が向上する。
周囲に鍔を設けることにより、扱う者が指を添えやすく
なり、接続時の操作性が向上する。
【0007】前述の連通具において、溝の最深部を、円
筒内部から見て右方向に形成し、その部分を円筒外部と
貫通させた穴を構成し、穴の上部に突起を設ける。これ
により、輸液口に構成した突起が、この部分に位置した
場合、ロックされ、抜け落ちる事が無い。また、輸液口
に構成した突起が、連通具の円筒に構成した穴から目視
で確認できる。また、この突起は、輸液口全体の色とは
別の色に着色することにより、接続状態が確実に判定可
能となる。
筒内部から見て右方向に形成し、その部分を円筒外部と
貫通させた穴を構成し、穴の上部に突起を設ける。これ
により、輸液口に構成した突起が、この部分に位置した
場合、ロックされ、抜け落ちる事が無い。また、輸液口
に構成した突起が、連通具の円筒に構成した穴から目視
で確認できる。また、この突起は、輸液口全体の色とは
別の色に着色することにより、接続状態が確実に判定可
能となる。
【0008】前述の連通具において、接続針の先端を円
筒の上面より円筒内部側に構成し、円筒の内径を人間の
指の断面の直径より十分に小さく構成する。これによ
り、人間の指等が、誤って接続針に触れてしまう事を防
止でき、また、他のものに接続針が触れにくくなるの
で、扱う者にとっては安全で扱いやすく、医療上は衛生
を保つことができる。
筒の上面より円筒内部側に構成し、円筒の内径を人間の
指の断面の直径より十分に小さく構成する。これによ
り、人間の指等が、誤って接続針に触れてしまう事を防
止でき、また、他のものに接続針が触れにくくなるの
で、扱う者にとっては安全で扱いやすく、医療上は衛生
を保つことができる。
【0009】前述の輸液口と連通具において、輸液の種
類を接続部の色、模様、記号、文字により種類分けす
る。色、模様においては、輸液口および連通具の構成材
の色や着色により可能である。また、記号、文字におい
ては、情報量が少ない場合は、輸液口および連通具に刻
印し、情報量が多い場合は、輸液容器側は印刷物を貼
付、連通具側は、印刷物を荷札のように添付できる穴を
設ける。これにより、視覚的に、輸液の種類を確認可能
となる。
類を接続部の色、模様、記号、文字により種類分けす
る。色、模様においては、輸液口および連通具の構成材
の色や着色により可能である。また、記号、文字におい
ては、情報量が少ない場合は、輸液口および連通具に刻
印し、情報量が多い場合は、輸液容器側は印刷物を貼
付、連通具側は、印刷物を荷札のように添付できる穴を
設ける。これにより、視覚的に、輸液の種類を確認可能
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。本発明は上記の課題を解決するために、輸液容
器の輸液口1において、輸液を識別する目的で突起3を
構成する。図1は、輸液種識別輸液口と輸液種識別連通
具の斜視図である。また、図2は、輸液種識別輸液口の
断面図である。円筒2の輸液口の上面5は輸液容器本体
に接続され、円筒2の輸液口の下面6には接続針19貫
通させるための隔膜7を設け、さらに円筒2の周囲には
複数の突起3を設け、突起3の位置および形状で輸液の
種類を識別する。これにより、後述する輸液種識別連通
具の中でも、突起3の位置と形状に合致する溝9を構成
した連通具のみが接続可能となり、誤った輸液を施す事
を防止できる。
明する。本発明は上記の課題を解決するために、輸液容
器の輸液口1において、輸液を識別する目的で突起3を
構成する。図1は、輸液種識別輸液口と輸液種識別連通
具の斜視図である。また、図2は、輸液種識別輸液口の
断面図である。円筒2の輸液口の上面5は輸液容器本体
に接続され、円筒2の輸液口の下面6には接続針19貫
通させるための隔膜7を設け、さらに円筒2の周囲には
複数の突起3を設け、突起3の位置および形状で輸液の
種類を識別する。これにより、後述する輸液種識別連通
具の中でも、突起3の位置と形状に合致する溝9を構成
した連通具のみが接続可能となり、誤った輸液を施す事
を防止できる。
【0011】輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具の接
続には、接続針19を隔膜7に刺すため、筒2を指で固
定し、接続する必要がある。そこで円筒2の周囲に鍔4
を設け、鍔4の上に指を添える事ができるようにする。
これにより、輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具の接
続作業が容易になる。
続には、接続針19を隔膜7に刺すため、筒2を指で固
定し、接続する必要がある。そこで円筒2の周囲に鍔4
を設け、鍔4の上に指を添える事ができるようにする。
これにより、輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具の接
続作業が容易になる。
【0012】連通具の輸液容器への接続部において、輸
液を識別する目的で溝9を構成する。図3は、輸液種識
別連通具の断面図である。接続針19の周囲に円筒10
を覆うように構成し、その円筒10の内面の深さD2
は、鍔4の下面から輸液口の下面6までの長さD1と同
じに構成し、円筒10の内面に接続方向の溝9を切り、
溝9の位置および形状で輸液の種類を識別する。これに
より、前述した輸液種識別輸液口の中でも、溝9の位置
と形状に合致する突起3を構成した輸液口のみが接続可
能となり、誤った輸液を施す事を防止できる。
液を識別する目的で溝9を構成する。図3は、輸液種識
別連通具の断面図である。接続針19の周囲に円筒10
を覆うように構成し、その円筒10の内面の深さD2
は、鍔4の下面から輸液口の下面6までの長さD1と同
じに構成し、円筒10の内面に接続方向の溝9を切り、
溝9の位置および形状で輸液の種類を識別する。これに
より、前述した輸液種識別輸液口の中でも、溝9の位置
と形状に合致する突起3を構成した輸液口のみが接続可
能となり、誤った輸液を施す事を防止できる。
【0013】輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具の接
続においては、接続針19を隔膜7に刺すだけでは、容
易に抜く事ができ、事故の原因となる。これを防止する
目的で、ロック機構を設ける。図4は、輸液種識別連通
具の内側に形成された溝9の最深部の拡大図である。溝
9の最深部は、円筒10の内部から見て右方向に形成
し、その部分を円筒10の外部と貫通させた貫通穴12
を構成し、貫通穴12の上部に突起21を設ける。溝9
の最深部から突起21の先端までの高さH2は、突起3
の高さH1より若干小さくする。これにより、突起3が
貫通穴12の位置にある場合、突起21により移動が妨
げられ、振動などでは外れなくなる。
続においては、接続針19を隔膜7に刺すだけでは、容
易に抜く事ができ、事故の原因となる。これを防止する
目的で、ロック機構を設ける。図4は、輸液種識別連通
具の内側に形成された溝9の最深部の拡大図である。溝
9の最深部は、円筒10の内部から見て右方向に形成
し、その部分を円筒10の外部と貫通させた貫通穴12
を構成し、貫通穴12の上部に突起21を設ける。溝9
の最深部から突起21の先端までの高さH2は、突起3
の高さH1より若干小さくする。これにより、突起3が
貫通穴12の位置にある場合、突起21により移動が妨
げられ、振動などでは外れなくなる。
【0014】接続針19は、従来の技術同様の針であ
り、人体を容易に傷つけたりしてしまう恐れがある。そ
こで、接続針19を触れにくい構造とする。図3に示す
ように、接続針19の接続針先端20を、円筒10の連
通具の上面13より円筒10の内部側に構成し、円筒1
0の内径を人間の指の断面の直径より十分に小さく構成
する。これにより接続針19は触れにくくなり、安全で
ある。また、安全であるばかりか、他の物に触れにくい
ため、衛生的にも優れている。
り、人体を容易に傷つけたりしてしまう恐れがある。そ
こで、接続針19を触れにくい構造とする。図3に示す
ように、接続針19の接続針先端20を、円筒10の連
通具の上面13より円筒10の内部側に構成し、円筒1
0の内径を人間の指の断面の直径より十分に小さく構成
する。これにより接続針19は触れにくくなり、安全で
ある。また、安全であるばかりか、他の物に触れにくい
ため、衛生的にも優れている。
【0015】前述の突起3と溝9による識別において
は、突起3と溝9の位置と形状の違いでは、合致するも
のかどうか人間がすばやく判断するのは難しい。実際
に、接続作業行為に至って、接続できないことにより、
合致しないものと判断できる。そこで、接続行為に至る
前段階で、人間が視覚的に判断できるように、輸液の種
類を接続部の色、模様、記号、文字により種類分けす
る。色については、円筒2および円筒10の全体を着色
する。模様については、円筒2の鍔4より上部と円筒1
0の外面に施す。文字については、円筒2の鍔4より上
部と円筒10の外面に刻印する。文字情報でも刻印しき
れない情報については、輸液種識別輸液口では、容器本
体にシール等を貼り付ける事により記載でき、輸液種識
別連通具では、情報記載票取り付け部11に情報記載票
18を荷札の様に付けることにより記載できる。
は、突起3と溝9の位置と形状の違いでは、合致するも
のかどうか人間がすばやく判断するのは難しい。実際
に、接続作業行為に至って、接続できないことにより、
合致しないものと判断できる。そこで、接続行為に至る
前段階で、人間が視覚的に判断できるように、輸液の種
類を接続部の色、模様、記号、文字により種類分けす
る。色については、円筒2および円筒10の全体を着色
する。模様については、円筒2の鍔4より上部と円筒1
0の外面に施す。文字については、円筒2の鍔4より上
部と円筒10の外面に刻印する。文字情報でも刻印しき
れない情報については、輸液種識別輸液口では、容器本
体にシール等を貼り付ける事により記載でき、輸液種識
別連通具では、情報記載票取り付け部11に情報記載票
18を荷札の様に付けることにより記載できる。
【0016】
【発明の効果】この発明は、医療の輸液治療において、
次のような効果が得られる。 (イ)患者の特性に合致した輸液種識別連通具を予め患
者側に施すため、特性が合致しない輸液種識別輸液口は
接続できず、輸液ミスを起こしにくい。 (ロ)輸液種識別輸液口に鍔を構成し、指をあてがいや
すくしているため、輸液種識別連通具との接続作業が容
易である。 (ハ)輸液種識別輸液口に鍔を構成しているため、輸液
種識別連通具との接続作業において、どこまで刺せばよ
いか判断しやすい。 (ニ)輸液種識別連通具の溝をL字型に形成しているた
め、輸液種識別輸液口の突起とかみ合い、誤って抜ける
事を防止できる。 (ホ)輸液種識別連通具の溝のL字型の一部を貫通させ
た穴を構成しているため、識別輸液容器の突起を外部か
ら確認でき、正常な接続状態かどうかが確認しやすい。 (へ)輸液種識別連通具の接続針を円筒の内部に構成し
ているため、人体に触れにくく、安全である。 (ト)輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具は、色、模
様、記号、文字により種類分けしているため、接続作業
前にも目視だけで患者の特性と輸液の特性が合致するか
どうか確認でき、間違った輸液を施す事を防止できる。
次のような効果が得られる。 (イ)患者の特性に合致した輸液種識別連通具を予め患
者側に施すため、特性が合致しない輸液種識別輸液口は
接続できず、輸液ミスを起こしにくい。 (ロ)輸液種識別輸液口に鍔を構成し、指をあてがいや
すくしているため、輸液種識別連通具との接続作業が容
易である。 (ハ)輸液種識別輸液口に鍔を構成しているため、輸液
種識別連通具との接続作業において、どこまで刺せばよ
いか判断しやすい。 (ニ)輸液種識別連通具の溝をL字型に形成しているた
め、輸液種識別輸液口の突起とかみ合い、誤って抜ける
事を防止できる。 (ホ)輸液種識別連通具の溝のL字型の一部を貫通させ
た穴を構成しているため、識別輸液容器の突起を外部か
ら確認でき、正常な接続状態かどうかが確認しやすい。 (へ)輸液種識別連通具の接続針を円筒の内部に構成し
ているため、人体に触れにくく、安全である。 (ト)輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具は、色、模
様、記号、文字により種類分けしているため、接続作業
前にも目視だけで患者の特性と輸液の特性が合致するか
どうか確認でき、間違った輸液を施す事を防止できる。
【0017】
【図1】輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具の斜視図
である。
である。
【図2】輸液種識別輸液口の断面図である。
【図3】輸液種識別連通具の断面図である。
【図4】輸液種識別連通具の内側に形成された溝9の最
深部の拡大図である。
深部の拡大図である。
【図5】従来の輸液口と連通具の断面図である。
1 輸液口 2 円筒 3 突起 4 鍔 5 輸液口の上面 6 輸液口の下面 7 隔膜 8 連通具 9 溝 10 円筒 11 情報記載票取り付け部 12 貫通穴 13 連通具の上面 14 連通具の下面 15
管 16 刻印 17 刻印 18 情報記載票 19 接続針 20 接続針先端 21 突起 22 輸液口 23 接続針 24 隔膜 25
管 D1 鍔4の下面から輸液口の下面6までの長さ D2 円筒10の内面の深さ H1 突起3の高さ H2 溝9の最深部から突起21の先端までの高さ
管 16 刻印 17 刻印 18 情報記載票 19 接続針 20 接続針先端 21 突起 22 輸液口 23 接続針 24 隔膜 25
管 D1 鍔4の下面から輸液口の下面6までの長さ D2 円筒10の内面の深さ H1 突起3の高さ H2 溝9の最深部から突起21の先端までの高さ
Claims (6)
- 【請求項1】 輸液容器の輸液口1において、円筒2の
輸液口の上面5は輸液容器本体に接続され、輸液口の下
面6には接続針19貫通用の隔膜7を設け、さらに輸液
口1の円筒2の周囲には、輸液口1の全体の色とは別の
色で着色された複数の突起3を設け、突起3の位置およ
び形状で輸液の種類を識別することを特徴とする輸液種
識別輸液口。 - 【請求項2】 請求項1の輸液種識別輸液口の輸液口1
において、円筒2の周囲に鍔4を設けたことを特徴とす
る輸液種識別輸液口。 - 【請求項3】 連通具8の輸液容器への接続部におい
て、接続針19の周囲に円筒10を構成し、円筒10の
内面の深さD2は、請求項2の鍔4の下面から輸液口の
下面6までの長さD1と同じに構成し、円筒10の内面
に接続方向の溝9を切り、溝9の位置および形状で輸液
の種類を識別することを特徴とする輸液種識別連通具。 - 【請求項4】 請求項3の輸液種識別連通具において、
溝9の最深部を、円筒10の内部から見て右方向に形成
し、その部分を円筒外部と貫通させた貫通穴12を構成
し、貫通穴12の上部に突起21を設けた事を特徴とす
る輸液種識別連通具。 - 【請求項5】 請求項3の輸液種識別連通具において、
接続針19の接続針先端20を連通具の上面13より円
筒10の内側に構成し、円筒10の内径を人間の指の断
面の直径より十分に小さく形成した事を特徴とする輸液
種識別連通具。 - 【請求項6】 請求項1および請求項3に記載の輸液種
識別容器と輸液種識別連通具において、輸液の種類を接
続部の色、模様、刻印された記号、文字により種類分け
し、さらに、輸液種識別連通具においては、情報記載票
18を取り付ける情報記載票取り付け部11を構成しる
ことを特徴とする輸液識別法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117635A JPH10290842A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具 |
PCT/JP1998/001788 WO1998047559A1 (fr) | 1997-04-21 | 1998-04-20 | Orifice et joint d'identification du type de transfusion |
AU68542/98A AU6854298A (en) | 1997-04-21 | 1998-04-20 | Port for identifying type of transfusion and joint for identifying the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117635A JPH10290842A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290842A true JPH10290842A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14716591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9117635A Pending JPH10290842A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 輸液種識別輸液口と輸液種識別連通具 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10290842A (ja) |
AU (1) | AU6854298A (ja) |
WO (1) | WO1998047559A1 (ja) |
Cited By (6)
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