JP2548368Y2 - 車両のチューブ連結コネクタ - Google Patents

車両のチューブ連結コネクタ

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JP2548368Y2
JP2548368Y2 JP1989144708U JP14470889U JP2548368Y2 JP 2548368 Y2 JP2548368 Y2 JP 2548368Y2 JP 1989144708 U JP1989144708 U JP 1989144708U JP 14470889 U JP14470889 U JP 14470889U JP 2548368 Y2 JP2548368 Y2 JP 2548368Y2
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和広 雨田
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UD Trucks Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両におけるチューブ間を連結するコネク
タ、例えば車両のウォッシャタンクとポンプ間を連結し
ているチューブのチューブ連結コネクタに関する。
〔従来の技術〕
この種のチューブ連結コネクタは、従来例えば実開昭
57-154553号公報等がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記公報に示すチューブ連結コネクタによれば、チュ
ーブ間の水密性を良好に保持し連結することができる。
然し乍ら、その着脱はウォッシャタンク自体を外すこ
とになるので、面倒である。
本考案はかかる欠点を解消するためになされたもの
で、チューブ間の連結の水密性を良好に保持して連結す
ると共に簡単に着脱できるようにした車両のチューブ連
結コネクタを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための請求項1記載の考案は、第
1のコネクタと、これに着脱自在に連結すべき第2のコ
ネクタとを備え、第1のコネクタは、接続孔に連通する
嵌合筒孔部と、この嵌合筒孔部に連続して断面円弧状の
案内溝を有する補助案内板とを備えた一方のコネクタ本
体と、一方のコネクタ本体に設けられて直線状の案内溝
を有する係合案内部材とで構成され、補助案内板は、係
合案内部材に対向して配置されるとともに係合案内部材
より短く構成され、第2のコネクタは、一方のコネクタ
本体の嵌合筒孔部に嵌合するとともに接続孔に連通する
嵌合筒体部を設けてなる他方のコネクタ本体と、ばね性
を有して他方のコネクタ本体に設けられ、一方のコネク
タ本体の係合案内部材の案内溝に案内されるスライド部
を有する係合片部材と、他方のコネクタ本体の嵌合筒体
部の外周に装着されたO−リングとで構成され、第1の
コネクタの係合案内部材の案内溝の途中に係止孔が形成
され、第2のコネクタの係合片部材に一方のコネクタ本
体の係止孔に係止される係止突起爪がスライド部の途中
に設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の車両のチュー
ブ連結コネクタにおいて、第2のコネクタの係合片部材
は、第1のコネクタの係合案内部材より挿入方向後側に
突出していることを特徴とする。
〔作用〕
第2のコネクタの係合片部材のスライド部を第1のコ
ネクタの係合案内部材の案内溝に案内し、一方のコネク
タ本体の嵌合筒孔部に他方のコネクタ本体の嵌合筒体部
を嵌入し、係合案内部材の案内溝に係合片部材のスライ
ド部を係合すれば、係合案内部材に形成された係止孔に
係合片部材に設けられた係止突起爪が係合して一方のコ
ネクタ本体と他方のコネクタ本体が簡単に連結し、水密
性良好な連結となる。
なお、第1のコネクタと第2のコネクタの連結状態に
おいて、係合片部材のスライド部は係合案内部材の案内
溝に係止しているので、第1のコネクタと第2のコネク
タの結合状態が強固になる。
また、他方のコネクタ本体の係合片部材を押下げて係
合案内部材に形成された係止孔から係止突起爪を外して
他方のコネクタ本体を後方に引けば、他方のコネクタ本
体の嵌合筒体部が一方のコネクタ本体の嵌合筒孔部から
抜け、同時に係合片部材が係合案内部材から抜けて一方
のコネクタ本体から他方のコネクタ本体が簡単に外れ
る。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の車両のチューブ連結コネクタの一
実施例を示したものである。
1は一方のコネクタ本体で、例えばウォッシャタンク
側のチューブに取付けられるものである。一方のコネク
タ本体1は、第2図に示すようにその先端に接続孔2に
連通する嵌合筒孔部3が形成されている。このコネクタ
本体1には、係合案内部材6が一体に設けられている。
係合案内部材6は、直線状の案内溝4aを有する上案内板
4からなる。上案内板4には、案内溝4aの途中に係止孔
7が形成されている。
上案内板4に対向して該上案内板4より短い下案内板
5からなる補助案内板が配置され、補助案内板は断面円
弧状の案内溝5aを有し、嵌合筒孔部3に連続している。
一方のコネクタ本体1と係合案内部材6とで第1のコ
ネクタT1が構成されている。
一方、8は他方のコネクタ本体で、例えばウォッシャ
ポンプ側等のチューブに取付けられるものである。他方
のコネクタ本体8は、第3図に示すようにその先端に接
続孔2に連通する嵌合筒体部9が設けられ、その嵌合筒
体部9の外周には嵌合時水密性を図るためのO−リング
10が装着されている。またこのコネクタ本体8にはL字
状のばね性のある係合片部材11が一体に形成され、この
係合片部材11は、一方のコネクタ本体1の係合案内部材
6の案内溝4aに案内されるスライド部11aを有してい
る。また、係合片部材11のスライド部11aには係合案内
部材6の係止孔7に係合する係止突起爪12がスライド部
11aの途中に設けられている。
他方のコネクタ本体8と係合片部材11とで第2のコネ
クタT2が構成されている。
そして、第1図,第4図に示すように、第2のコネク
タT2の係合片部材11のスライド部11aを第1のコネクタT
1の係合案内部材6の案内溝4aに案内し、一方のコネク
タ本体1の嵌合筒孔部3に他方のコネクタ本体8の嵌合
筒体部9を嵌合し、係合案内部材6に係合片部材11が係
合し、係合案内部材6の係止孔7に係合片部材11の係止
突起爪12が係合して両コネクタ本体1,8が連結されてい
る。
なお、第1のコネクタT1と第2のコネクタT2の連結状
態において、係合片部材11のスライド部11aは係合案内
部材6の案内溝4aに係止しているので、第1のコネクタ
T1と第2のコネクタT2の結合状態が強固になる。
そして、図4に示すように、係合片部材11は、上案内
板4より挿入方向後側に突出している。
かかる構成のチューブ連結コネクタによれば、他方の
コネクタ本体8の嵌合筒体部9を一方のコネクタ本体1
に設けられた円弧状の案内溝5aを有する下案内板5を案
内にして嵌合筒孔部3に嵌入し、係合片部材11のスライ
ド部11aを係合案内部材6の上案内板4に形成された案
内溝4aに係合すると、係合案内部材6に形成された係止
孔7と係合片部材11に設けられた係止突起爪12が係合し
て一方のコネクタ本体1と他方のコネクタ本体8が簡単
に連絡される。そして一方のコネクタ本体1の係合筒孔
3に他方のコネクタ本体8のO−リング10を取付けた係
合筒体部9が嵌合されて良好な水密性のあるコネクタ連
結となる。
しかも、第1のコネクタT1の係合案内部材6は案内溝
4aを有し、第2のコネクタT2の係合片部材11は係合案内
部材6の案内溝4aに案内されるスライド部11aを有する
ので、係合片部材11のスライド部11aを係合案内部材6
の案内溝4aに案内しながら、一方のコネクタT1に他方の
コネクタT2を容易に結合できる。
さらに、第1のコネクタT1と第2のコネクタT2の連結
状態においては、係合片部材11のスライド部11aは係合
案内部材6の案内溝4aに係止されているので、第1のコ
ネクタT1と第2のコネクタT2の結合状態を強固にでき
る。
一方、連結されたコネクタを外すときは、他方のコネ
クタ本体8の係合片部材11を押下げて一方のコネクタ本
体8の係合案内部材6に形成された係止孔7から係止突
起爪12を外し、そのまま他方のコネクタ本体8を後方に
引けば、嵌合筒体部9は嵌合筒孔部3から抜け、また係
合片部材11が係合案内部材6から抜けて他方のコネクタ
本体8が一方のコネクタ本体1から簡単に外れる。従っ
て、コネクタの着脱は簡単に行なわれると共に装着の際
には良好な水密性が得られる。
前記実施例においては、他方のコネクタ本体8側に設
ける係合片部材11は、一本であるが、上下又は左右にそ
れぞれ設けるようにしてもよい。その場合には一方のコ
ネクタ本体1の係合案内部材6に設ける案内板4,5に
は、それに応じて案内溝を形成した形状にする。そし
て、その案内板4,5には、係止突起爪12の配置及び数に
対応させて係止孔7を形成する。
かかる構造にした場合にも、同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は上述した構成にすること
により、チューブ間の連結の水密性を良好に保持して連
結できると共に必要に応じ簡単に着脱できる効果を奏す
る。
しかも、第1のコネクタの係合案内部材は案内溝を有
し、第2のコネクタの係合片部材は係合案内部材の案内
溝に案内されるスライド部を有するので、係合片部材の
スライド部を係合案内部材の案内溝に案内しながら、第
1のコネクタに第2のコネクタを容易に結合できる。
さらに、第1のコネクタと第2のコネクタの連結状態
においては、係合片部材のスライド部は係合案内部材の
案内溝に係止されているので、第1のコネクタと第2の
コネクタの結合状態を強固にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は一方
のコネクタ本体の断面図、第3図は他方のコネクタ本体
の断面図、第4図はコネクタ連結状態の断面図である。 1……一方のコネクタ本体 2……連通孔 3……嵌合筒孔部 6……係合案内部材 7……係止孔 8……他方のコネクタ本体 9……嵌合筒体部 11……係合片部材 12……係止突起爪。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のコネクタと、これに着脱自在に連結
    すべき第2のコネクタとを備え、 第1のコネクタは、 接続孔に連通する嵌合筒孔部と、この嵌合筒孔部に連続
    して断面円弧状の案内溝を有する補助案内板とを備えた
    一方のコネクタ本体と、 一方のコネクタ本体に設けられて直線状の案内溝を有す
    る係合案内部材とで構成され、 補助案内板は、係合案内部材に対向して配置されるとと
    もに係合案内部材より短く構成され、 第2のコネクタは、 一方のコネクタ本体の嵌合筒孔部に嵌合するとともに接
    続孔に連通する嵌合筒体部を設けてなる他方のコネクタ
    本体と、 ばね性を有して他方のコネクタ本体に設けられ、一方の
    コネクタ本体の係合案内部材の案内溝に案内されるスラ
    イド部を有する係合片部材と、 他方のコネクタ本体の嵌合筒体部の外周に装着されたO
    −リングとで構成され、 第1のコネクタの係合案内部材の案内溝の途中に係止孔
    が形成され、 第2のコネクタの係合片部材に一方のコネクタ本体の係
    止孔に係止される係止突起爪がスライド部の途中に設け
    られていることを特徴とする車両のチューブ連結コネク
    タ。
  2. 【請求項2】第2のコネクタの係合片部材は、第1のコ
    ネクタの係合案内部材より挿入方向後側に突出している
    ことを特徴とする請求項1記載の車両のチューブ連結コ
    ネクタ。
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