JPH0588591A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0588591A JPH0588591A JP3247983A JP24798391A JPH0588591A JP H0588591 A JPH0588591 A JP H0588591A JP 3247983 A JP3247983 A JP 3247983A JP 24798391 A JP24798391 A JP 24798391A JP H0588591 A JPH0588591 A JP H0588591A
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Abstract
ことがなく良質の画像形成を行うことが可能な画像形成
装置1を提供する。 【構成】 本発明は、像担持体に静電潜像を形成する静
電潜像形成手段と、前記像担持体に接触しつつこの像担
持体に形成した静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を
形成するとともに、前記像担持体に残留している現像剤
を除去する現像清掃手段5と、前記像担持体に形成され
た現像剤像を被転写部材に転写させる転写手段とを有す
る画像形成装置1であって、前記転写手段の被転写部材
に対する転写動作に伴って前記像担持体に付着する被転
写部材からの砕粉を除去する紙粉除去手段40を設けた
ものである。この構成により、紙粉が現像清掃手段内部
に混入することを防止でき、画像濃度の低下やかぶりの
ない良質の画像形成を行うことができる。
Description
感光体等の像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像
を現像して、用紙等に画像形成を行う画像形成装置にに
関する。
写真装置や静電プリンタなどが知られている。これらの
画像形成装置では、感光体上に静電潜像を形成した後、
この静電潜像に現像剤を静電的に付着させて現像剤像を
形成し、次いで、現像剤像を用紙に転写することにより
この用紙に画像形成を行っている。
及び転写しきれない現像剤が残存しているので、残存し
ている現像剤をクリーニング装置により除去し、さらに
静電潜像を除電装置により除去している。
まり、例えば、特開昭47−11538号公報には、現
像装置と清掃装置とを一つの装置で兼用することにより
小型化を図る手段が開示されている。これは一つの現像
装置において、感光体が1回目にここを通過する際に静
電潜像を現像し、続いて2回目に通過する際に転写後に
残存している静電潜像や現像剤を清掃するようにしたも
のである。
置に対して感光体が2回目に通過する際に残存静電潜像
や現像剤を除去しているので、感光体の1回通過毎に画
像形成を行う場合に比べ画像形成動作の速度が半減して
しまうとともに、感光体の周面全体の寸法以上の画像形
成面積が得られず、必然的に感光ドラムを比較的大きな
寸法にしなければならず小型化の要請に対応できないと
いう問題があった。
は、感光体の1回目の通過の際に、静電潜像の現像と、
前回転写後残存している現像剤の清掃とを同時に行う現
像装置を用いることにより、画像形成動作の速度に関す
る欠点を解決する手段が開示されている。
対する画像形成に際して、装置内部に紙粉が落下し、感
光体に付着した紙粉は清掃装置に回収される。
ス)画像形成装置では、感光体に付着した紙粉は現像器
に回収されてしまい、この紙粉により現像器内部の現像
剤が劣化し、かぶりや画像濃度の低下など諸問題を引き
起こす原因となっていた。
が接触現像器であったり、転写手段が接触転写装置であ
る場合により顕著である。
持体への密着性が良くなり、転写効率が向上し、また、
環境条件による転写効率の低下もなく、清掃装置を持た
ないクリーナレスプロセスには有効な転写方式である。
しかし、用紙をしごいてしまうため、紙粉が発生しやす
く、特に用紙の左右の端縁においてこすれやすく、紙粉
がたまりやすい。
性)ローラを用いた接触1成分現像方式を採用すると、
良好なクリーニング性が良好となる。しかしながら、こ
のような接触現像方式では、感光体に付着した紙粉を現
像器内部に取り込みやすく、この紙粉が現像器内部で現
像剤を劣化させ、画像濃度の低下、かぶりの増加等が生
じるという問題がある。
成物質の一部である填料がトナーと帯電極性が同極性で
あり、このため現像器内部のトナーの帯電量を下げた
り、さらには逆極性に帯電させたりすることにより発生
する。
鑑みてなされたもので、画像濃度の低下やかぶりが生じ
ることがなく、しかも、小型化をもはかることが可能な
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
するために、像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
と、この潜像形成手段によって像担持体に形成した潜像
に現像剤を供給して現像剤像を形成するとともに、前記
像担持体に残留している現像剤を除去する現像清掃手段
と、前記像担持体に形成された現像剤像を被転写部材に
転写させる転写手段とを有する画像形成装置であって、
前記転写手段の被転写部材に対する転写動作に伴って前
記像担持体に付着する被転写部材からの砕粉を除去する
砕粉除去手段を設けたものである。
去手段が、転写手段の被転写部材に対する転写動作に伴
って前記像担持体に付着する被転写部材からの砕粉を除
去するので、紙粉が現像器内部に混入することを防止で
き、これにより、画像濃やかぶりのない良質の画像形成
を行うことができる。
する。
置本体1aを具備している。
面積よりも小さな画像形成面を有する小径の像担持体と
しての感光体ドラム21が矢印A方向に回転可能に設け
られている。
PC)系の光導電材料から形成されている。また、前記
感光体ドラム1の周囲にはその回転方向に沿って順次、
転写残りトナー非パタ−ン化手段2,除電手段7,スコ
ロトロン帯電器3,レーザ装置4,現像清掃手段5,転
写手段を構成する転写ローラ6、後述する砕粉除去手段
としての紙粉除去手段40が配置されている。
103 乃至109 Ωcmの電気抵抗を有する繊維(商品
名トレカ,カイノールなど)で作られたブラシ2aを有
し、前記感光体ドラム21に摺接するように配置されて
おり、また、プラス200乃至1200ボルトの電圧が
印加されるようになっている。
ム21の表面を−450乃至−800ボルトの電圧とな
るように略均一に負帯電させるようになっている。
情報に応じて、感光体ドラム21の表面にレーザビーム
8を照射し、感光体ドラム21の帯電領域に静電潜像を
形成するようになっている。
のいわゆる一成分の現像剤Tを収納するホッパー9と、
このホッパー9内の現像剤Tを搬送する現像剤搬送ロー
ラ15と、現像剤搬送ローラ15からの現像剤Tを感光
体ドラム21に向けて搬送するとともに、感光体ドラム
21に残留している現像剤Tをホッパー9に戻す現像ロ
ーラ10とを設けている。
Ωcmの電気抵抗を有する導電性表面層と、この導電性
表面層の内部に配置した発泡ウレタン、シリコンゴム等
による弾性層とが配置され、全体として弾力性のあるロ
ーラを構成している。
摩擦帯電しつつ、薄層を形成するためのリン青銅、ウレ
タン又はシリコン樹脂等から選ばれる弾性ブレード13
が押圧接触状態に配置され、弾性ブレード13を通過す
る現像剤Tは感光体ドラム21と同極性の負の摩擦帯電
を帯びて1層乃至3層程度の現像剤層を形成するように
なっている。
は、現像剤Tとの摩擦帯電を考慮して、また、適度な弾
性と摩擦性を考慮して選ぶ必要がある。前記導電性表面
層の材質としては、例えば、ウレタン樹脂に導電性カー
ボンを10乃至30重量パーセント混合したもの挙げる
ことができる。
てないがバイアス電源が接続されており、導電性表面層
と導通している。これにより、現像及び清掃時に現像ロ
ーラ10に対し所定の現像バイアスが印加されて前記ホ
ッパー9内の現像剤Tの凝集防止と、搬送供給の役割を
果たしている。
1の下方において、被転写部材としての用紙Pの搬送路
16を介して感光体ドラム21の周面に対面して設けら
れている。
様な構造を有するが、その表面層の電気抵抗は105 乃
至1010Ωcm程度に設定している。この転写ローラ6
により、搬送されてくる用紙Pの裏面に600乃至20
00ボルトの電圧を印加してトナーを静電的に引き付け
て、感光体ドラム21に形成されている現像剤像を用紙
Pに転写するようになっている。
においても安定した転写特性を発揮するため、転写残留
現像剤量を減少させて清掃動作の負担を軽減する効果が
あるとともに、用紙Pからの紙粉も除去し、現像剤への
混入を防止できる。
導電性ブラシ2aは、感光体ドラム21に摺擦され、図
示しないバイアス電源から200乃至1500ボルトの
電圧が印加されて前記感光体ドラム21上の転写残留現
像剤を一時的に吸着するようになっている。転写残留現
像剤であるトナーの多くはマイナス極性であるため、転
写残りトナー非パターン化手段2に吸着するが、かぶり
トナーの転写残りトナーのなかにはプラスに帯電してい
るものもあり、これらのトナーは吸着されずに通過して
いくが、微量であるため問題とはならない。
2に吸着された転写残りトナーは、印加されたバイアス
や導電性ブラシ2aの抵抗,トナーの粒径,抵抗等の条
件に応じた時間で、プラスの電荷が注入され、導電性ブ
ラシ2aと感光体ドラム21とで形成される電界によ
り、感光体ドラム21へ戻される。
ーン化手段2に吸着されてから、電荷注入を受け再び感
光体ドラム21に戻されるまでの時間は、前述のとうり
トナーの粒径,抵抗等によるため、ある程度幅を持った
分布を持つことになる。
される。また、転写残りトナーの非パターン化には、導
電性ブラシ2aの機械的な掃き取り効果も寄与してい
る。しかし、すべてのトナーが感光体21に戻されるの
ではなく、徐々に導電性ブラシ2aに蓄積していく。
は、正規の極性とは逆極性のプラスの帯電を持つが、ス
コロトロン転写器3により感光体ドラム21が帯電され
る際、マイナスのコロナを浴びトナーもマイナス極性と
なり、現像清掃装置5においてクリーニングされる。
る。導電性ブラシ2aの抵抗が大きすぎると、導電性ブ
ラシ2aの先端の電位の応答性が悪くなり、トナーの吸
着から電荷注入、感光体ドラム21へ戻す動作の時定数
が大きくなり、高周波のライン画像の転写残り画像の非
パタ−ン化が十分に行えなかったり、感光体ドラム21
へ十分にトナーを戻すことができず、トナー蓄積が多く
なる等の問題が生じる。
ると、感光体ドラム21にバイアス電流がリークし、感
光体ドラム21の破壊を引き起こしてしまう。このた
め、導電性ブラシ2aの抵抗は、103 乃至109 Ωc
mであることが望ましい。
ラム21もプラスに帯電されるが、このときの電位は、
転写残りトナーの量などにより変わるため、帯電装置3
は本実施例のようにスコロトロン帯電器であることが望
ましい。
出しが短いサイクルで行われるため導電性ブラシ2aに
残留するトナーは微量である。
吸着されていくトナーが徐々に蓄積していき、許容量を
超えると飛散したり、突如大量のトナーを導電性ブラシ
2aが吐き出し、画像欠陥となるなどの問題が発生す
る。
2の配置を、感光体ドラム21に対して上方もしくは、
上方より現像手段5側にすることにより、導電性ブラシ
2aに付着した現像剤Tが落下して機内に飛散するのを
軽減できる。
化手段2との間に設けた砕粉除去手段としての紙粉除去
手段40は、用紙Pの幅に対応して配置され、用紙Pの
両端縁において発生し感光体ドラム21上に付着する紙
粉を除去するようになっている。この紙粉除去手段40
については、後に詳述する。
Pを搬送路16に供給する給紙ユニット19が設けられ
ている。この給紙ユニット19には、画像を転写すべき
用紙Pが収納されている。給紙ユニット19の上方には
回転動作により給紙ユニット19から用紙Pを搬送路1
6へ供給する給紙ローラ20が設けられている。
ナー画像を定着する定着器22が設けられており、用紙
上のトナー像を熱及び圧力で定着するようになってい
る。
成動作について説明する。
させ、感光体ドラム21の周面をスコロトロン帯電器3
により約−450乃至80ボルトに帯電する。続いて、
この感光体ドラム21の帯電領域に、レーザ装置4から
レーザビーム8を照射して露光し、感光体ドラム21の
表面に静電潜像を形成する。
ローラ11からはトナーTが供給される。即ち、現像ロ
ーラ11が弾性的、かつ、変形によるニップ幅をもって
感光体ドラム21に接触し、トナーTを付着させてトナ
ー像を形成する。
ム8の照射領域に付着し、いわゆる反転現像される。
ーラ10の導電性表面層との摩擦により、約−5乃至3
0μc/g(マイクロクーロン/グラム)に帯電されて
おり、現像ローラ10には約−150乃至450ボルト
の電圧が印加される。
対面する転写領域に搬送される。一方、転写領域には、
給紙ローラ20の回転により給紙ユニット19から用紙
Pが感光体ドラム21の回転に同期して送られてくる。
面がプラスの極性に帯電される。したがって、感光体ド
ラム21の表面上のトナー像は静電的に用紙Pに引き寄
せられて転写される。ここにおいて、転写ローラ6はバ
イアス電源により、600乃至2000ボルトの電圧が
回転軸に与えられ、転写ローラ6の両端部に設けたシリ
コン樹脂に導電性カーボンを5乃至40重量パーセント
混合してなる導通部を介して、その表面の105 乃至1
09 Ωcmの導電性表面層に電圧が印加される。
に示すように、転写効率の環境(特に湿度)依存性がな
い。一方、コロナ転写では、図7に示すように、多湿環
境において著しく転写効率が低下する。このことは本実
施例のような清掃装置を持たない、いわゆるクリーナレ
ス画像形成装置1の清掃不良の最大の原因となる。
ーナレスプロセスにおいて非常に有効であり、同様なこ
とがブラシなどを用いた接触方式の転写手段にもいえる
ことである。
面には、僅かながら転写しきれずに残留したトナー像及
び静電潜像が残留している。これらのトナー像や静電潜
像は転写残りトナー非パターン化手段2に搬送されて非
パターン化される。転写残り非パターン化手段2では、
導電性ブラシ2aをトナー像及び静電潜像に接触させて
静電的及び機械的に力を及ぼし、判読不良な状態まで細
かく残留したトナー像及び静電潜像を乱す。
ナーTは、十分に小さな霧状に分布しており、もはや文
字または画像としての情報は有していない。
は、除電手段7(例えば赤色LED)により消去され、
帯電工程に戻る。スコロトロン帯電器3により帯電され
た感光体ドラム21は、帯電後レーザ装置4により露光
されて静電潜像が形成され、再び(2回目)現像清掃手
段5に対面する現像清掃位置に到達する。
において、露光部(トナーが付着すべき画像部)及び非
露光部(非画像部)においても。ローラ転写により大幅
に減少している上予めほぼ均一にかつ十分に薄く残留ト
ナーは散らされているから、露光ムラが生じない。
露光後残留電位が均一となるため均一なトナー画像が得
られる。ここにおいて、既述したように、現像ローラ1
1はJISゴム硬度測定法で30°乃至70°の弾性を
有するとともに102 乃至108 Ωcmの導電性を有す
るため、現像ローラ10に線荷重として20乃至50g
/cmの荷重を加え、かつ1.5乃至4倍の速度差を持
って押圧摺接することにより、1乃至4mmの接触幅
(ニップ)を生じ、このニップにおいて、残留トナーと
現像ローラ11上のトナーTとが撹乱摺擦される。
段5の清掃能力が増強される。しかもトナーTだけで現
像剤が形成されているため、スジやハキメ状の画質低下
も生じない。さらに、非露光部では、現像バイアスによ
る吸引力が感光体ドラム21のそれよりも勝るために付
着していたトナーTは次々に現像清掃装置5に引き付け
られて回収される。即ち、現像ローラ10に対して、露
光部の残留電位と非露光部の電位との間に適切な値の現
像バイアス(実施例では−150V乃至−450V)を
印加することにより、現像ローラ10から露光部に新た
なトナーが付着するとともに、同時に非画像領域(非画
像部)に付着している残留トナーはここから現像ローラ
10に引き付けられて回収される。
残りトナー非パターン化手段2において予め小さな霧状
に分散しているから、現像清掃装置5は残留トナーを効
率良く回収することができ、回収不良を生じることがな
い。このようにして、感光体ドラム21を重複回転させ
て重複使用し、一枚の画像形成を行う。
方式は、現像電極が前記感光体ドラム21に近接してい
るため、従来一般的に用いられている磁気ブラシ現像方
式(2成分、磁性1成分)に比較してクリーニング性能
が高いことが知られており、本実施例のごとく、接触1
成分現像と接触転写方式を組み合わせることにより、ク
リーナレスプロセスにおいて画像濃度低下や、かぶり等
のない良好な印字を行うことができる。
一時吸着し、電荷注入によりトナーを感光体21に再付
着させることにより、非パタ−ン化を行っており、本実
施例ではトナーとは逆極性の直流バイアスが導電性ブラ
シ2aに印加されている。
くのトナーは、感光体ドラム21に再付着するが、一部
再付着しきれず、徐々に導電性ブラシ2aに蓄積してい
くことは既述したとうりである。
作、終了動作、装置電源投入時に、前記導電性ブラシ2
aに蓄積したトナーを吐き出す動作(吐き出しモード)
を行っている。
したトナーを掃き出すようバイアスを印加することが好
ましい。
しているバイアスとは逆極性の−200乃至−800V
のバイアスを印加したり、バイアスを小刻みにオン、オ
フしたりすることも効果がある(直流吐き出しモー
ド)。しかし、そのような手段を講じても、画像濃度が
高い部分を多く含む印字を繰り返し行うと、導電性ブラ
シ2aへトナーが蓄積し、トナー飛散が発生する。
アスを印加するとかなり導電性ブラシ2aの奥に入り込
んだトナーも十分吐き出すことができ、トナーの導電性
ブラシ2aへの蓄積を無くすことができる。適正な交流
バイアスとしては、電圧が300乃至700Vrms、
周波数は100乃至2kHz、重量DC成分は+300
乃至−300Vである。
おいて、前記ACバイアスを印加しても良好な非パター
ン化を行うことができる。
トを行った。2000枚印字を行ったところで、用紙P
の両端部にかぶりが増加し、徐々にかぶり領域が用紙の
中央方向へ広がり、画像濃度の1.4から1.2に低下
した。この用紙Pの端部をテーピングし、ドラム上かぶ
りFdのサンプリングを行ったところ、10%ものドラ
ム上かぶりFdが発生していた。なお、ドラム上かぶり
Fdは下式のように算出される。なお、初期のドラム上
かぶりFdは1.6%であった。
率ーサンプルを白紙に貼ったときの反射率) テスト開始時の現像ローラ10上に形成されたトナー層
の帯電量Qは、図2、図3に示すような装置を用いて測
定した。
有する吸引ノズル30は、吸引機34に接続されてお
り、現像ローラ10上に形成されたトナーTを吸引す
る。トナーTが吸引されると、現像ローラ10からトナ
ーTの鏡像電荷がグランドに流入するので、この電荷量
qを微小電流計35にて測定する。また、吸引前後のト
ナーTの重量差Δmを測定することにより、トナー帯電
量QはQ=q/Δmにより算出される。
は、−8.3μc/gであった。ところが、2000枚
終了後のトナー帯電量Qは、現像ローラ10の中央部が
−7.5μc/gとほとんど変化していないのに対し
て、現像ローラ10の端部(用紙Pの端縁が接触してい
た部分)は、−4.5μc/gと著しいトナー帯電量Q
の低下がみられた。さらに2000枚終了後に現像清掃
手段5内部のトナーTを分析したところ、紙粉が混入し
ており、また、現像ローラ10の表面を分析したところ
その端部(用紙Pの端縁が接触していた部分)には、紙
粉の付着が認められた。これは、用紙Pのエッジ部分が
こすれやすく、紙粉が発生しやすいためと考えられる。
非パタ−ン化手段2との間に、紙粉除去手段40として
の紙粉除去ブレード41を設ける。図4に示すように、
紙粉除去ブレード41は、用紙Pの印字領域の外側に配
設され、サイズの異なる用紙Pを印字する場合は、紙粉
除去ブレード41の位置を移動する。
ように2000枚の印字後用紙Pの両端縁でのかぶりの
増加はみられず、良好な画像が得られた。テーピングに
よる感光体ドラム21上のかぶりのサンプリングを行っ
たところ、2.1%であった。
1.4のままであった。また、トナー帯電量Qは、現像
ローラ10の中央部で−7.6μc/g、現像ローラ1
0の端部で−7.4μc/gとほとんど変化がなかっ
た。
り非パターン化手段2との間に、紙粉除去手段40とし
て一対の紙粉除去ブラシ42を設ける。図5に示すよう
に、紙粉除去ブラシ42は、用紙Pの印字領域の外側に
配設され、A4用,B4用と用紙サイズに合わせてその
位置を固定し、B4の用紙Pを通紙する際には、A4用
の紙粉除去ブラシを感光体ドラム21に接触させないよ
うにした。
た。その結果、2000枚の印字後用紙Pの両端縁での
かぶりの増加はみられず、良好な画像が得られた。テー
ピングによる感光体ドラム21上のかぶりのサンプリン
グを行ったところ、2.0%であった。このとき画像濃
度は1.4のままであった。トナー帯電量Qは、現像ロ
ーラ10の中央部で−7.5μc/g、現像ローラ10
の端部で−7.4μc/gと殆ど変化がなかった。
ではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
現像手段を現像清掃手段として用いた場合を例に説明し
たが、2成分現像など他の現像手段を現像清掃手段とし
て用いた画像形成装置にも適用することがができる。
粉除去ブレ−ドや紙粉除去ブラシの他、図2に示す吸引
機及び吸引ノズルを用いた装置を用いることもできる。
クリーナレスの画像形成装置において、砕粉除去手段を
設けたことにより、画像濃度の低下もなく、かぶりのな
い良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を提
供することができる。
ルの斜視図
置説明図
置説明図
の関係を示すグラフ
湿度との関係を示すグラフ
度との関係を示すグラフ
Claims (1)
- 【請求項1】 像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
と、この潜像形成手段によって像担持体に形成した潜像
に現像剤を供給して現像剤像を形成するとともに、前記
像担持体に残留している現像剤を除去する現像清掃手段
と、前記像担持体に形成された現像剤像を被転写部材に
転写させる転写手段とを有する画像形成装置であって、
前記転写手段の被転写部材に対する転写動作に伴って前
記像担持体に付着する被転写部材からの砕粉を除去する
砕粉除去手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247983A JP2625593B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247983A JP2625593B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588591A true JPH0588591A (ja) | 1993-04-09 |
JP2625593B2 JP2625593B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=17171456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247983A Expired - Lifetime JP2625593B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625593B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010210859A (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04267282A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-22 | Murata Mach Ltd | クリーナレス画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247983A patent/JP2625593B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04267282A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-22 | Murata Mach Ltd | クリーナレス画像形成装置 |
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JP2010210859A (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2625593B2 (ja) | 1997-07-02 |
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