JPH058856U - 気密型線ヒユーズ - Google Patents

気密型線ヒユーズ

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Publication number
JPH058856U
JPH058856U JP5539791U JP5539791U JPH058856U JP H058856 U JPH058856 U JP H058856U JP 5539791 U JP5539791 U JP 5539791U JP 5539791 U JP5539791 U JP 5539791U JP H058856 U JPH058856 U JP H058856U
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JP
Japan
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fuse
wire
airtight
cylinder
caps
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Application number
JP5539791U
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Inventor
邦雄 小幡
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ヒューズ線1と、ヒューズ線1を収納する円筒
4と、円筒4の両端に圧入されたキャップ2A,2Bと
を有する非気密型線ヒューズが両端に前記キャップに接
続されたリード線8A,8Bの気密端子7A,7Bをも
つ円筒状気密容器内に収納されている。 【効果】真空中における溶断特性の劣化を排除すること
ができ、定格電流に対するディレーティングをとる必要
がなくなる。したがってヒューズ本来の定格電流による
溶断を保持し、機器の信頼性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は気密型線ヒューズに関し、特に非気密型線ヒューズを気密容器に収容 したヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案は電気回路及び電子装置を保護するものとして回路又は装置に挿入され 、過電流が流れた時、自己発熱して溶断し、回路又は装置をしゃ断する機能を有 しており、真空中においてもそのヒューズの溶断特性が(溶断電流対溶断時間) が劣化しない良好な気密型ヒューズである。
【0003】 従来の線ヒューズは図2の断面図に示すように、リード線28A,28Bはキ ャップ22A,22Bにそれぞれ溶接され、キャップ22A,22Bの内側には あらかじめはんだ23A,23Bを溶着させてある。次にヒューズ線21を外筒 にストレスがかからないような状態で装着し、両端にキャップを外筒24の所定 位置まで圧入する。次にこれら全体を炉中で加熱し、はんだ23A,23Bを溶 融せて、ヒューズ線21を両端のキャップに電気的及び機械的に固定する。さら にこれら全体を熱収縮性の部材を用いて、キャップがリード線28A,28Bを 引張っても抜けてこないように、又、対アースとの絶縁を目的に絶縁スリーブ2 6が施された状態でヒューズ線を構成している。なお、外筒24に使用されてい る材料は、アルミナ等の磁器が使用されており、キャップ22A,22Bの材料 は、黄銅等の銅系のものが使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の線ヒューズは、キャップ22A,22Bを外筒24に圧入して いるのみなので、真空中で使用した場合に微妙な隙間を通じて内部の空気が排除 され空気による熱伝達が減少する分だけヒューズ線の温度上昇は高くなり溶断し やすくなる欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の気密型線ヒューズは、ヒューズ線と、ヒューズ線を収納する円筒と、 前記円筒の両端に圧入されたキャップとを有する非気密型線ヒューズが両端に前 記キャップに接続されたリード線の気密端子をもつ円筒状気密容器内に収納され ている。
【0006】
【実施例】
次に本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の断面 図である。図1の実施例は、従来の非気密型線ヒューズを金属筒12と両端の気 密端子7A,7Bの間に気泡が多く存在する樹脂11を充てんして構成している 。
【0007】 図1において、気密端子7A,7Bのいずれか一方を金属筒12にはんだ10 を用いてあらかじめはんだ付けしておく。次に、従来の非気密型ヒューズ1を金 属筒12の内部の所定位置に収容し、樹脂11をヒューズ線1と金属筒12の隙 間に充てんする。樹脂11はウレタン樹脂の発泡剤を使用する。次に、もう一方 のリード線8A,8Bの中央部に貫通穴とはんだ付けが可能な電極を有する気密 端子7A,7Bを通し、それぞれ金属筒12と端子の間をはんだ10を用いては んだ付けをすると共に、リード線8A,8Bと端子の間をはんだ9を用いてはん だ付けする。なお、気密端子7A,7Bは、セラミック磁器等が使用され、はん だ付けする箇所は用意にはんだ付けできるようにメタライズ処理されている。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、非気密型ヒューズを気密化容器に収容すること により、真空中における溶断特性の劣化を排除することができ、定格電流に対す るディレーティングをとる必要がなくなる。したがってヒューズ本来の定格電流 による溶断を保持し、機器の信頼性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】従来の線ヒューズの断面図である。
【符号の説明】 1,21 ヒューズ線 2A,2B,22A,B キャップ 3A,3B,23A,B はんだ 4,24 外筒 6,26 絶縁スリーブ 7A,7B 気密端子 8A,8B,28A,B リード線 9,10 はんだ 11 樹脂 12 金属筒

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ヒューズ線と、ヒューズ線を収納する円
    筒と、前記円筒の両端に圧入されたキャップとを有する
    非気密型線ヒューズが両端に前記キャップに接続された
    リード線の気密端子をもつ円筒状気密容器内に収納され
    ていることを特徴とする気密型線ヒューズ。
JP5539791U 1991-07-17 1991-07-17 気密型線ヒユーズ Pending JPH058856U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5539791U JPH058856U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 気密型線ヒユーズ

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JP5539791U JPH058856U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 気密型線ヒユーズ

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Publication Number Publication Date
JPH058856U true JPH058856U (ja) 1993-02-05

Family

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JP5539791U Pending JPH058856U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 気密型線ヒユーズ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920110U (ja) * 1972-05-19 1974-02-20

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920110U (ja) * 1972-05-19 1974-02-20
JPS5133376Y2 (ja) * 1972-05-19 1976-08-19

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