JPH0588546A - トナー容器 - Google Patents

トナー容器

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JPH0588546A
JPH0588546A JP3249031A JP24903191A JPH0588546A JP H0588546 A JPH0588546 A JP H0588546A JP 3249031 A JP3249031 A JP 3249031A JP 24903191 A JP24903191 A JP 24903191A JP H0588546 A JPH0588546 A JP H0588546A
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JP
Japan
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toner
container
air
filter
air vent
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Pending
Application number
JP3249031A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Tomita
邦彦 富田
Hachiro Tosaka
八郎 登坂
Akio Matsui
秋雄 松井
Satoshi Hasegawa
敏 長谷川
Shoichi Sugimoto
正一 杉本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー容器において、コストアップすること
なく、トナー充填が円滑に行え、小型化を可能にする。 【構成】 トナー投入時に容器内部の空気が外部へ流出
する空気抜き孔3を容器本体1に設け、充填されるトナ
ー4が、空気の抵抗を受けずに円滑に容器本体1内部へ
入るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等に備え
られて、トナーを収納するトナー容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトナーの補給容器は、容器内の無
駄な空隙をなくすことや、電子写真装置本体の小型化に
伴い、容器自体の小型化が望まれていた。しかし、容器
の大きさは耐刷枚数から計算されるトナーの充填量によ
って規定される。
【0003】トナーを充填する際、トナーが空気中を落
下し、トナーとトナーの間に空気が入る。また、ここで
トナーに対しては現像部分へのトナーの補給性が要求さ
れるため、トナーにあたかも流体のような性質を付与す
る必要が生じ、そのためシリカ等の添加剤を使用してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来技術
では、確かに流動性は非常にアップするが、副作用とし
てトナーとトナー間に空気を大量に含むことになり、見
掛け体積が3倍以上になり、元の体積に回復するのに非
常に時間がかかる。このことは、生産面ではトナーの充
填作業上、生産ラインの巨大化、または作業時間の増大
につながり、コストアップの要因となる。これを避けよ
うとすれば、トナー容器を必要以上に大きくしなければ
ならなくなり、電子写真装置の小型化の妨げになるだけ
でなく、輸送コストのアップとなる。
【0005】本発明の目的は、コストアップすることな
く、トナー充填が円滑に行え、小型化が図れるトナー容
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のトナー容器は、トナー充填時に容器内部の
空気を、充填されるトナーと入れ替えて排出する空気抜
き孔を備えたことを特徴とする。
【0007】また前記空気抜き孔にフィルタを設けたこ
とを特徴とする。
【0008】また前記フィルタの目詰りを防ぐための送
風手段を設けたことを特徴とする。
【0009】また前記フィルタの目詰りを防ぐための振
動付与手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また前記送風手段あるいは振動付与手段を
駆動させる駆動手段を容器外部に設けたことを特徴とす
る。
【0011】また前記空気抜き孔の近傍にトナー止め用
の板材を設けたことを特徴とする。
【0012】さらに前記空気抜き孔と容器内部とを連通
する折曲通路体を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の手段によれば、トナー充填時に容器内部
の空気を空気抜き孔から速やかに逃がすことができ、ト
ナーが、空気からの抵抗を受けることなく、効率的に容
器内部に入ることができる。
【0014】また空気抜き孔にフィルタを設けること
で、容器外部へのトナーの流出が阻止される。
【0015】また前記フィルタの目詰りが、送風手段に
よってフィルタへ空気を強制的に送って通気性を良くし
たり、振動付与手段で付着したトナーをふるい落すこと
で防止される。
【0016】また送風手段及び振動付与手段を、駆動手
段によって容器外部から駆動できるようにすることによ
り、フィルタの目詰り防止動作を積極的に、かつ、より
効果的に行うことができる。
【0017】また空気抜き孔部分に、トナー止め用の板
材や、折曲通路体を設けることにより、トナーと空気と
が分離し易くなり、トナーを容器外部へ流出させること
なく、空気のみを外部へ逃がすようにできる。
【0018】
【実施例】以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1は本発明のトナー容器の第1実施例の
断面図であり、1は容器本体、2はトナー投入口、3は
空気抜き孔、4はトナーである。
【0020】容器本体1に使用できる材質としては、ポ
リエステル樹脂,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
スチレン樹脂,ポリ塩化ビニル樹脂,ポリアクリル酸,
ポリメタクリル酸及びこれらのエステルとポリアクリロ
ニトリル等のポリビニル重合体,ポリカーボネート樹
脂,ABS樹脂,ポリアセタール樹脂等の合成樹脂や、
アルミニウム,銅,ニッケル,鉄等の金属類、あるいは
これらの複合材等が考えられるが、これらに限定される
ものではない。
【0021】また本実施例のトナー容器とは、電子写真
装置内に装填する物や、現像部と一体化するようなユニ
ットの他、ユーザが装置内のホッパに手ざしで容器から
移し変えるトナーボルト等をも含んでいる。
【0022】上記の第1実施例において、容器本体1内
へトナー4を充填する時に、密閉状態では容器本体1の
空気が直ぐに抜けにくいので、空気抜き孔3を設けた。
このことにより、空気抜き孔3から空気が効果的に、か
つ効率よく抜けて行くので、充填スピードをアップさせ
ることができる。
【0023】もし、この孔3が無ければ、空気は、トナ
ー投入口2より逃げて行くか、容器本体1の隙間を通っ
て逃げて行くしかない。しかし、通常、トナー投入口2
にはトナー供給装置のトナー供給用のノズルが差し込ま
れ、トナー4がその継目から漏れてこぼれないようにし
っかり密着されているし、微粉体を挿添するのであるか
ら容器本体1自体の機密性は非常に高いものである。い
ずれにしろ空気は逃げにくく、また、ほとんどの空気は
トナー投入口2を通ってトナー供給装置内へ逆流するた
めに、トナー投入の抵抗力となってしまう。このことに
より、トナー4の供給が阻害され、トナー供給のスピー
ドダウンとなる。
【0024】尚、空気抜き孔3において、設置位置、及
び形状、あるいは設置個数は本実施例のものに限定され
ない。
【0025】上記の第1実施例を下記の具体的構成とし
て実験をした。
【0026】 ・容器本体の材質 ポリプロピレン ・容器の内容量 500cc ・容器の最高高さ 10cm ・空気抜き孔の形状 円 ・空気抜き孔の大きさ(断面積) 3.14cm2 ・充填トナー体積(タッピング時) 250cc この構成でトナーの充填を行ったところ、容器内の空気
がスムーズに抜けるためトナーの流れが非常に良くな
り、充填スピードのアップが図られた。
【0027】また比較例として、下記の構成で実験をし
た。
【0028】 ・容器本体の材質 ポリプロピレン ・容器の内容量 500cc ・容器の最高高さ 10cm ・空気抜き孔の形状 無し ・空気抜き孔の大きさ(断面積) 無し ・充填トナー体積(タッピング時) 100cc 第1実施例の実験結果との比較で空気抜き孔が無い場合
は、充填量が少ないにもかかわらず、比率で充填時間が
第1実施例の2倍であった。
【0029】図2は本発明の第2実施例で断面図であ
り、第1実施例と異なるところは、空気抜き孔3からト
ナー4が漏れないように、空気抜き孔3にフィルタ5を
設けた点である。一般にトナー4を勢い良く充填する
と、トナーとトナー間に空気をたくさん含み嵩が増え
る。さらにトナーの流動性が非常に上がり、トナーが空
気抜き孔3より噴き出してくる恐れがある。しかしトナ
ーを通さない程度の目の粗さのフィルタ5があれば、空
気のみがフィルタ5を通して出て行き、トナーは遮られ
る。このことにより勢いよくトナーを充填することがで
き、充填スピードをアップすることができる。
【0030】尚、フィルタ5の形状は、平織や繻子織の
ようなものであってもよいし、また格子状のもの、ある
いは柵状の様なものであってもよい。また、材質も、合
成樹脂,金属,ガラス,カーボン等が使用でき、単糸や
撚糸であってもよいし、棒状、板状であってもよい。こ
れらの構成単位の大きさも任意でよい。フィルタ5の目
開きは、使用するトナー4の大きさに合わせて、トナー
が外部へ漏れない程度の粗さのものを選べばよい。
【0031】上記の第2実施例を下記の具体的構成とし
て実験をした。
【0032】 ・容器本体の材質 ポリプロピレン ・容器の内容量 500cc ・容器の最高高さ 10cm ・空気抜き孔の形状 円 ・空気抜き孔の大きさ(断面積) 3.14cm2 ・充填トナー体積(タッピング時) 400cc ・フィルタ Whatmann社製,製
品名GF/D この構成でトナーの充填を行ったところ、第1実施例に
比べて充填時間を1/5に短縮する充填スピードまで実
施できた。但し、これ以上トナーの充填スピードを上げ
ると、フィルタ5が破損して取れてしまったり、トナー
によって目詰りを起こして、空気の抜けが悪くなり結果
的に充填スピードのダウンとなった。
【0033】図3は本発明の第3実施例の断面図であ
り、第2実施例と異なるところは、トナー4の押し込み
圧力及び押し込みスピードが大きいときに、フィルタ4
が破損して破れたり脱落したりしないように、フィルタ
4を支持する支持体6を設けた点である。
【0034】前記支持体6の形状は、平織や繻子織のよ
うなものであってもよく、また格子状のもの、あるいは
柵状のようなものであってもよい。また、材質も、合成
樹脂,金属,ガラス,カーボン等が使用でき、単糸や撚
糸であってもよく、棒状,板状であってもよい。この支
持体を取り付けることにより、トナーをより勢い良く入
れることができ、充填スピードをアップすることができ
る。
【0035】上記の第3実施例を下記の具体的構成とし
て実験した。
【0036】 ・容器本体の材質 ポリプロピレン ・容器の内容量 500cc ・容器の最高高さ 10cm ・空気抜き孔の形状 円 ・空気抜き孔の大きさ(断面積) 3.14cm2 ・充填トナー体積(タッピング時) 450cc ・フィルタ Whatmann社製,製
品名GF/D ・支持体 ステンレス網 #50 この構成でトナーの充填を行ったところ、フィルタが破
損して取れたりする事故もなくなり、充填スピードもア
ップし、トータルの充填時間としても第2実施例の場合
に比べて50%の短縮となった。
【0037】図4は本発明の第4実施例の断面図であ
り、第2実施例とは、フィルタ5がトナーによって目詰
りしてもトナーを扇ぎ取ったり、かすり取ったりするこ
とができるようにトナー充填時に回転する、送風手段で
ある風車7を設けた点で異なっている。
【0038】前記風車7を取り付けることにより、排気
効率がより高くなり充填スピードをアップすることがで
きる。また、この風車7の向きは、図示したような向き
でもよいし、または、図示の向きとは直角な向き、ある
いは、場合によって最大限効果の出るような任意の向き
に取り付けることが考えられる。
【0039】前記風車7に使用できる材質としては、ポ
リエステル樹脂,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
スチレン樹脂,ポリ塩化ビニル樹脂,ポリアクリル酸,
ポリメタクリル酸、及びこれらのエステルとポリアクリ
ロニトリル等のポリビニル重合体,ポリカーボネート樹
脂,ABS樹脂,ポリアセタール樹脂等の合成樹脂や、
アルミニウム,銅,ニッケル,鉄等の金属類、あるいは
これらの複合材等が考えられる。また形状は水車型でも
よいし、スパイラル状でもよく、個数も1個に限定せず
2個以上であってもよい。
【0040】上記の第4実施例の具体的構成として第3
実施例の具体的構成に、 ・風車材質 PET樹脂 ・風車直径 1cm の風車7を用いてトナーの充填を行ったところ、目詰り
防止効果が顕著に発現し、充填時間を第3実施例の場合
に比べて2/3に短縮できた。
【0041】図5(a)は本発明の第5実施例の断面図、
第5図(b)は第5実施例の変形例であり、第4実施例の
構成に加えて、フィルタ5の上部に風車7の羽根7aと
当接して微小振動を発生する振動付与手段である振動子
8を設けるか(図5(a))、あるいはフィルタ5の下部に
突起9を設け、さらに、この突起9に羽根10aが当接し
て振動を発生する風車型振動子10を設けており(図5
(b))、風車7あるいは風車型振動子10の回転により、振
動子8あるいは突起9を介してフィルタ5に振動を加え
る。従って、フィルタ5がトナーによって目詰りして
も、トナーを振動によりふるい落とすことができる。こ
の振動子8,10を取り付けることにより、排気効率がよ
り高くなり充填スピードをアップすることができる。
【0042】前記振動子8,10に使用できる材質は、前
記風車7に使用できる材質と同様のものである。また振
動子8,10としては振動をフィルタ5に加えられるもの
であれば、形状,個数,設置位置等は第5実施例の構成
に限定されない。
【0043】上記の第5実施例の具体的構成として、第
4実施例の具体的構成に、 ・振動子材質 PET樹脂 ・振動子直径 1cm の風車型振動子を用い(図5(b)の構成)、トナーの充填
を行ったところ、第3実施例の場合に比べて充填時間を
2/3にすることができる。
【0044】図6(a)と図6(b)は、本発明の第6実施例
と、その変形例を示す断面図であり、図4の第4実施例
及び図5(b)の第5実施例の変形例の構成に、トナー投
入口2の下方に風車型の回転駆動体11を加えて設置し、
この回転駆動体11の各腕部11aの回転によって前記風車
7の羽根7a、あるいは風車型振動子10の羽根10aを回転
駆動させるものである。回転駆動体11は、トナー投入口
2からトナー4が投入される時に、トナー4の投入力を
設けて回転することになる。
【0045】この第6実施例によれば、第4,第5実施
例の動作が、より効果的、かつ効率的に行われることに
なり、充填スピードをアップすることができる。
【0046】前記回転駆動体11の形状,構造としては、
トナー4を受けて風車7あるいは風車型振動子10を回転
できればよく、図示の構成のものに限定されない。回転
駆動体11の材質としては、前記風車7に使用できる材質
と同様のものが使用できる。
【0047】上記の第6実施例の具体的構成として、第
4,第5実施例の具体的構成に、 ・直径 2cm ・材質 PET樹脂 の風車型の回転駆動体を用い(図6(a),(b)の構成)、ト
ナーの充填を行ったところ、第4,第5実施例の場合に
比べて充填時間を1/2にすることができた。
【0048】図7(a)と図7(b)は、本発明の第7実施例
と、その変形例を示す断面図であり、図4,図5(b)に
おける風車7あるいは風車型振動子10等の送風手段や振
動付与手段を外部から駆動できるように駆動手段12を設
けており、この駆動手段12は、容器本体1外部に設置さ
れた風車型の駆動体13と、風車7あるいは風車型振動子
10をユニバーサルジョイントあるいはギヤ14を介して連
結するシャフト15とからなる。
【0049】前記駆動手段12を設けたことにより、送風
手段や振動付与手段を外部から積極的に駆動させること
ができるので、フィルタ目詰り防止動作がより良好に行
われ、充填スピードをアップすることができた。駆動手
段12としては、送風手段や振動付与手段へ駆動力を加え
られる構造であればよく、直線運動あるいは回転運動に
よる駆動力伝達機構のいずれでもよく、図示した構成の
ものに限定されない。
【0050】上記の第7実施例の具体的構成として第
4,第5実施例の各具体的構成に、 ・直径 2cm ・材質 PET樹脂 の風車型の駆動体を用い(図7(a),(b)の構成)、トナー
の充填を行ったところ、第4,第5実施例の場合に比べ
てそれぞれ充填時間を1/2にすることができた。
【0051】図8は本発明の第8実施例の断面図であ
り、容器本体1内の空気抜き孔3近傍にトナー止め用の
堰板16を設け、空気抜き孔3部分へトナー4が集まらな
いようにしている。このためトナー4と空気とが分離し
易くなり、充填スピードをアップできる。堰板16は、材
質として、前記風車7と同様のものが使用でき、また形
状,個数も示したものに限定されない。
【0052】上記の第8実施例の具体的構成として、第
1実施例の具体的構成に、 ・面積 5cm の堰板を用い、トナーの充填を行ったところ、第1実施
例の場合に比べて充填時間を3/5にすることができ
る。
【0053】図9は本発明の第9実施例の断面図であ
り、容器本体1内に折曲通路体17を設け、空気抜き孔
3と容器本体1の内部とを連通し、空気抜き孔3からト
ナー4が外部へ噴き出さないように、空気のみ通り易い
通路を形成している。このためトナー4と空気とが分離
し易くなり、充填スピードをアップすることができる。
折曲通路体17は、材質として前記風車7と同様のものが
使用でき、また形状,個数も図示したものに限定されな
い。
【0054】上記の第9実施例の具体的構成として、第
1実施例の具体的構成に、 ・通路の往復距離 4cm の折曲通路体を用い、トナーの充填を行ったところ、第
1実施例の場合に比べて充填時間を2/5にすることが
できた。
【0055】尚、上記の各実施例を適宜組み合せて実施
することができるが、例えば、図2の第2実施例と図8
の第8実施例とを組み合せて、具体的構成を、 ・容器本体の材質 ポリプロピレン ・容器の内容量 500cc ・容器の最高高さ 10cm ・空気抜き孔の形状 円 ・空気抜き孔の大きさ(断面積) 3.14cm2 ・充填トナー体積(タッピング時) 400cc ・フィルタ Whatmann社製,製
品名GF/D ・堰板の面積 5cm2 として、トナーの充填を行ったところ、第1実施例に比
べて充填時間は3/20に短縮された。但し、これ以
上、トナーの充填スピードを上げると、フィルタ5が破
損して取れてしまったり、トナーによって目詰りを起こ
して、空気の抜けが悪くなり、結果的に充填スピードの
ダウンとなるという不具合を生じた。
【0056】また第2実施例と図9の第9実施例とを組
み合せて、具体的構成を、 ・容器本体の材質 ポリプロピレン ・容器の内容量 500cc ・容器の最高高さ 10cm ・空気抜き孔の形状 円 ・空気抜き孔の大きさ(断面積) 3.14cm2 ・充填トナー体積(タッピング時) 400cc ・フィルタ Whatmann社製,製
品名GF/D ・通路の往復距離 4cm として、トナーの充填を行ったところ、第1実施例に比
べて充填時間は2/15に短縮された。但し、これ以上
トナーの充填スピードを上げると、上述した不具合と同
様の不具合が生じた。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー充填時に容器内部の空気を空気抜き孔から逃がす
ことによって、トナー投入が速やかに行え、充填スピー
ドをアップでき、また空気抜き孔にフィルタを設けるこ
とで、トナーの容器外部への飛散が防げ、またフィルタ
の目詰りを送風手段、あるいは振動付与手段で防止で
き、また前記送風手段及び振動付与手段を容器外部から
駆動手段によって駆動させることで、フィルタの目詰り
を、積極的かつ効果的に防止でき、また前記空気抜き孔
部分に、トナー止め用の板材や、折曲通路体によって、
トナーを容器内部に止めて空気のみを容器外部へ逃がす
ようにできるため、簡単な構成で大型化することなく、
コストアップせずにトナー充填を円滑に行えるトナー容
器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー容器の第1実施例の断面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の断面図である。
【図4】本発明の第4実施例の断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の断面図である。
【図6】本発明の第6実施例の断面図である。
【図7】本発明の第7実施例の断面図である。
【図8】本発明の第8実施例の断面図である。
【図9】本発明の第9実施例の断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体、 2…トナー投入口、 3…空気抜き
孔、 4…トナー、 5…フィルタ、 7…風車(送風
手段)、 8…振動子、 9…突起、 10…風車型振動
子、 12…駆動手段、 16…堰板(トナー止め用の板
材)、 17…折曲通路体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 敏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 杉本 正一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー充填時に容器内部の空気を、充填
    されるトナーと入れ替えて排出する空気抜き孔を備えた
    ことを特徴とするトナー容器。
  2. 【請求項2】 前記空気抜き孔にフィルタを設けたこと
    を特徴とする請求項1のトナー容器。
  3. 【請求項3】 前記フィルタの目詰りを防ぐための送風
    手段を設けたことを特徴とする請求項2のトナー容器。
  4. 【請求項4】 前記フィルタの目詰りを防ぐための振動
    付与手段を備えたことを特徴とする請求項2のトナー容
    器。
  5. 【請求項5】 前記送風手段あるいは振動付与手段を駆
    動させる駆動手段を容器外部に設けたことを特徴とする
    請求項3又は請求項4のトナー容器。
  6. 【請求項6】 前記空気抜き孔の近傍にトナー止め用の
    板材を設けたことを特徴とする請求項1のトナー容器。
  7. 【請求項7】 前記空気抜き孔と容器内部とを連通する
    折曲通路体を備えたことを特徴とする請求項1のトナー
    容器。
JP3249031A 1991-09-27 1991-09-27 トナー容器 Pending JPH0588546A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6142930A (en) * 1997-01-13 2000-11-07 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic endoscope having compact construction
US7277665B2 (en) * 1998-12-22 2007-10-02 Ricoh Company, Ltd. Toner container configured for toner replenishment through blow system
JP2008026444A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 現像器および画像形成装置

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