JPH0588397U - 開閉式耳掻器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （目的）耳掻き器の先端に、二個のお椀状の物をおく事
により、又軸の弾性を利用しその二個のお椀状の物を開
閉させる事により（ａ）耳あかをそれらではがしてとる
作用。（ｂ）耳あかを従来のようにかきだす作用。
（ｃ）耳あかを二個のお椀状の物で取り込み、離散を防
ぐ作用。 以上の作用を同時に行いうる器具を提供す
る。 （構成）軸（１）、（２）が左先で固定され右先端には
お椀状の物（３）、（４）がとりつけられている。軸
（２）は少し弓状で、その弾性により（３）、（４）は
ぴったり密着している。指で持ち易い様部分（５）は幅
広くなっており（５）を少し強く摘まむと（３）、
（４）が開く。お椀状（３）、（４）の形、軸とそれと
の角度は色々可能。軸（１）に弾性を持たせると、開閉
は逆になる。

Description

【考案の詳細な説明】 （０００１）（従来の技術） 従来は先端の爪部分で掻きだすしくみであった。

（０００２）（考案が解決しようとする課題） 従来は次のような欠点があった。

耳の皮膚に耳掻きを押しあてて、掻き出すしくみであった為、痛みをともない 付着が強い場合はうまくとれなかった。

子供の耳垢をとるばあい耳垢が耳の奥へ落ちてしまう事があった。

一人で掻きだす場合、肩などに耳垢がこぼれて不快であった。

（０００３）（問題を解決する為の手段） 先端部分をお椀状二個にし、それらが開閉するようにした。

（０００４）（作用） 使用の際（５）を少し強くつまむと（３）と（４）が開きゆるめると閉じる。（ ２）はゆるやかな弓状になっており、通常では（３）（４）を密着させる弾性が 働いている。

（０００５）（考案の効果） したがって、つまむ力をかげんする事により、簡単に耳あかをつまむことができ 、従来のものとちがい、はがすようにとれる。又一人で使う場合も開いた状態に して使用し、だす時閉じると耳垢の離散を防ぐ事ができる。

【図面の簡単な説明】

（図１）全体図（図２）平面図 先端部分を軸方向よ
り見た図 （図３）先端部分の側面図（図４）お椀状（３）の斜視
図

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 軸（１）の先端にお椀状の（３）を取り付け、適度の弾
   性の有る軸（２）の先端にお椀状の（４）を取り付け、
   通常状態では（３）と（４）が閉じており、（５）部分
   をつまむと（２）が伸び（４）が下がり（３）と（４）
   が開いた状態になるしくみの耳掻き器。