JPH0588250A - カメラ - Google Patents
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- JPH0588250A JPH0588250A JP25246791A JP25246791A JPH0588250A JP H0588250 A JPH0588250 A JP H0588250A JP 25246791 A JP25246791 A JP 25246791A JP 25246791 A JP25246791 A JP 25246791A JP H0588250 A JPH0588250 A JP H0588250A
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- JP
- Japan
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- camera
- optical axis
- photographing lens
- parallax information
- finder
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形
でパララックス情報をネガフィルム上に記録することが
でき、実使用上パララックスが問題とならないカメラを
提供する。 【構成】撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが異なるカ
メラにおいて、撮影レンズ４光軸上のフィルム面６直前
に、複数の形状の異なる遮光マスク５ａ，５ｂ，５ｃを
出入可能に配置したことを特徴とする。また上記カメラ
において、撮影レンズとファインダの位置関係、撮影レ
ンズの焦点距離及び被写体距離より、実際の撮影範囲と
ファインダ視野範囲との相違を特定するパララックス情
報を検知する検知手段を設ければ、その検知手段によっ
て検知されたパララックス情報により遮光マスクの出入
を行うことができる。
でパララックス情報をネガフィルム上に記録することが
でき、実使用上パララックスが問題とならないカメラを
提供する。 【構成】撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが異なるカ
メラにおいて、撮影レンズ４光軸上のフィルム面６直前
に、複数の形状の異なる遮光マスク５ａ，５ｂ，５ｃを
出入可能に配置したことを特徴とする。また上記カメラ
において、撮影レンズとファインダの位置関係、撮影レ
ンズの焦点距離及び被写体距離より、実際の撮影範囲と
ファインダ視野範囲との相違を特定するパララックス情
報を検知する検知手段を設ければ、その検知手段によっ
て検知されたパララックス情報により遮光マスクの出入
を行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影レンズ光軸とファ
インダ光軸とが異なるカメラに関する。
インダ光軸とが異なるカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンパクトカメラ等に代表されるよう
な、撮影レンズ系とは独立したファインダ光学系を持
ち、撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが離れている、
所謂レンズシャッタカメラでは、実際の撮影範囲とファ
インダ視野とが一致しない現象、つまりパララックス
（視差）が生じる。そして、このパララックスの量は撮
影レンズの焦点距離や被写体までの距離によって異な
り、撮影レンズの焦点距離が長いほど、また被写体が近
距離であるほど大きくなる。従来、このパララックスの
問題を解決する手段として最も良く用いられている方法
としては、ファインダ視野枠内に近距離補正マークを設
けるものや、被写体距離に応じてファインダー視野枠を
移動させる方法等である。しかしながら、ファインダ視
野枠内に近距離補正マークを設ける場合、固定された近
距離補正マークは撮影レンズの焦点距離や被写体距離の
変化に対して常に最適なものとはなり得ず、正確なフレ
ーミングにはかなりの熟練を要する。また、被写体距離
に応じてファインダー視野枠を移動させる方法の場合、
測距後に視野枠が移動することは撮影者の立場からは好
ましいとは言えない。更に、被写体距離に応じてファイ
ンダ光軸あるいは撮影レンズ光軸を傾斜させる方法もあ
るが、機構が複雑となるため、カメラの小型化・軽量化
には不適である。
な、撮影レンズ系とは独立したファインダ光学系を持
ち、撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが離れている、
所謂レンズシャッタカメラでは、実際の撮影範囲とファ
インダ視野とが一致しない現象、つまりパララックス
（視差）が生じる。そして、このパララックスの量は撮
影レンズの焦点距離や被写体までの距離によって異な
り、撮影レンズの焦点距離が長いほど、また被写体が近
距離であるほど大きくなる。従来、このパララックスの
問題を解決する手段として最も良く用いられている方法
としては、ファインダ視野枠内に近距離補正マークを設
けるものや、被写体距離に応じてファインダー視野枠を
移動させる方法等である。しかしながら、ファインダ視
野枠内に近距離補正マークを設ける場合、固定された近
距離補正マークは撮影レンズの焦点距離や被写体距離の
変化に対して常に最適なものとはなり得ず、正確なフレ
ーミングにはかなりの熟練を要する。また、被写体距離
に応じてファインダー視野枠を移動させる方法の場合、
測距後に視野枠が移動することは撮影者の立場からは好
ましいとは言えない。更に、被写体距離に応じてファイ
ンダ光軸あるいは撮影レンズ光軸を傾斜させる方法もあ
るが、機構が複雑となるため、カメラの小型化・軽量化
には不適である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常コンパ
クトカメラが使用される状況において、リバーサルフィ
ルムが用いられることはまれであり、コンパクトカメラ
のユーザのほとんどはネガフィルムを用いると考えられ
る。また、ネガフィルムを用いた場合、フィルムに記録
された画像をネガのまま観察することはほとんどないと
言ってよく、ほぼ１００％印画紙等に焼き付けてポジ画
像、所謂プリントとして観察することになる。従って、
その最終的なプリントの画像の範囲が撮影時のファイン
ダ視野範囲と一致していれば、実使用上パララックスの
問題を解決できたことになる。そこで、ファインダ視野
率を小さめに設定し、プリント時に撮影時のファインダ
視野範囲と一致する部分のみをネガ上の画像からトリミ
ングする方法が考えられる。但しこの場合には、１枚１
枚のネガについて、実際の撮影範囲とファインダ視野範
囲の相違を特定するパララックス情報が必要になる。
クトカメラが使用される状況において、リバーサルフィ
ルムが用いられることはまれであり、コンパクトカメラ
のユーザのほとんどはネガフィルムを用いると考えられ
る。また、ネガフィルムを用いた場合、フィルムに記録
された画像をネガのまま観察することはほとんどないと
言ってよく、ほぼ１００％印画紙等に焼き付けてポジ画
像、所謂プリントとして観察することになる。従って、
その最終的なプリントの画像の範囲が撮影時のファイン
ダ視野範囲と一致していれば、実使用上パララックスの
問題を解決できたことになる。そこで、ファインダ視野
率を小さめに設定し、プリント時に撮影時のファインダ
視野範囲と一致する部分のみをネガ上の画像からトリミ
ングする方法が考えられる。但しこの場合には、１枚１
枚のネガについて、実際の撮影範囲とファインダ視野範
囲の相違を特定するパララックス情報が必要になる。
【０００４】上記の点に鑑みたものとしては特開平１−
３０６８２１号がある。この公報記載の発明には、パラ
ラックス情報をフィルムのコマの枠外に光学的に記録す
る、もしくはフィルムパトローネに装着した記録媒体に
記録するなどとあるが、何れの方法もプリント時にその
情報を検知するためには特別な検知手段を必要とし、現
状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでは運用できない。本発明は
以上のような状況に鑑みてなされたものであり、現状の
Ｄ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララックス
情報をネガフィルム上に記録することができ、よって実
使用上パララックスが問題とならないカメラを提供する
こを目的とする。
３０６８２１号がある。この公報記載の発明には、パラ
ラックス情報をフィルムのコマの枠外に光学的に記録す
る、もしくはフィルムパトローネに装着した記録媒体に
記録するなどとあるが、何れの方法もプリント時にその
情報を検知するためには特別な検知手段を必要とし、現
状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでは運用できない。本発明は
以上のような状況に鑑みてなされたものであり、現状の
Ｄ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララックス
情報をネガフィルム上に記録することができ、よって実
使用上パララックスが問題とならないカメラを提供する
こを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明では、撮影レンズ光軸とファイ
ンダ光軸とが異なるカメラにおいて、撮影レンズ光軸上
のフィルム面直前に、複数の形状の異なる遮光マスクを
出入可能に配置したことを特徴とする。また、請求項２
記載の発明では、上記カメラにおいて、撮影レンズとフ
ァインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体
距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相
違を特定するパララックス情報を検知する検知手段を有
し、その検知手段によって検知されたパララックス情報
により、遮光マスクの出入を行うことを特徴とする。
め、請求項１記載の発明では、撮影レンズ光軸とファイ
ンダ光軸とが異なるカメラにおいて、撮影レンズ光軸上
のフィルム面直前に、複数の形状の異なる遮光マスクを
出入可能に配置したことを特徴とする。また、請求項２
記載の発明では、上記カメラにおいて、撮影レンズとフ
ァインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体
距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相
違を特定するパララックス情報を検知する検知手段を有
し、その検知手段によって検知されたパララックス情報
により、遮光マスクの出入を行うことを特徴とする。
【０００６】請求項３記載の発明では、撮影レンズ光軸
とファインダ光軸とが異なるカメラにおいて、撮影レン
ズ光軸上のフィルム面直前に、光軸と直角な方向に移動
可能な遮光マスクを配置したことを特徴とする。また、
請求項４記載の発明では、上記カメラにおいて、撮影レ
ンズとファインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及
び被写体距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範
囲との相違を特定するパララックス情報を検知する検知
手段を有し、その検知手段によって検知されたパララッ
クス情報により、遮光マスクの移動を行うことを特徴と
する。
とファインダ光軸とが異なるカメラにおいて、撮影レン
ズ光軸上のフィルム面直前に、光軸と直角な方向に移動
可能な遮光マスクを配置したことを特徴とする。また、
請求項４記載の発明では、上記カメラにおいて、撮影レ
ンズとファインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及
び被写体距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範
囲との相違を特定するパララックス情報を検知する検知
手段を有し、その検知手段によって検知されたパララッ
クス情報により、遮光マスクの移動を行うことを特徴と
する。
【０００７】請求項５記載の発明では、撮影レンズ光軸
とファインダ光軸とが異なるカメラにおいて、撮影レン
ズ光軸上のフィルム面直前に、複数に分割された液晶シ
ャッタを配置したことを特徴とする。また、請求項６記
載の発明では、上記カメラにおいて、撮影レンズとファ
インダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体距
離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相違
を特定するパララックス情報を検知する検知手段を有
し、その検知手段によって検知されたパララックス情報
により、液晶シャッタの開閉を行なうことを特徴とす
る。
とファインダ光軸とが異なるカメラにおいて、撮影レン
ズ光軸上のフィルム面直前に、複数に分割された液晶シ
ャッタを配置したことを特徴とする。また、請求項６記
載の発明では、上記カメラにおいて、撮影レンズとファ
インダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体距
離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相違
を特定するパララックス情報を検知する検知手段を有
し、その検知手段によって検知されたパララックス情報
により、液晶シャッタの開閉を行なうことを特徴とす
る。
【０００８】
【作用】請求項１記載の発明では、複数の形状の異なる
遮光マスクのうち、被写体距離等に応じて選択した遮光
マスクの出入り行なうことにより、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．
システムで運用可能な形でパララックス情報をネガフィ
ルム上に記録することが可能となる。請求項２記載の発
明では、撮影レンズとファインダの位置関係、撮影レン
ズの焦点距離及び被写体距離より、実際の撮影範囲とフ
ァインダ視野範囲との相違を特定するパララックス情報
を検知し、検知したパララックス情報に応じて遮光マス
クの出入を行うことにより、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システ
ムで運用可能な形でパララックス情報をネガフィルム上
に記録することが可能となる。
遮光マスクのうち、被写体距離等に応じて選択した遮光
マスクの出入り行なうことにより、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．
システムで運用可能な形でパララックス情報をネガフィ
ルム上に記録することが可能となる。請求項２記載の発
明では、撮影レンズとファインダの位置関係、撮影レン
ズの焦点距離及び被写体距離より、実際の撮影範囲とフ
ァインダ視野範囲との相違を特定するパララックス情報
を検知し、検知したパララックス情報に応じて遮光マス
クの出入を行うことにより、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システ
ムで運用可能な形でパララックス情報をネガフィルム上
に記録することが可能となる。
【０００９】請求項３記載の発明では、被写体距離等に
応じて遮光マスクを光軸と直角な方向に移動することに
より、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形でパ
ララックス情報をネガフィルム上に記録することが可能
となる。請求項４記載の発明では、撮影レンズとファイ
ンダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体距離
より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相違を
特定するパララックス情報を検知し、検知したパララッ
クス情報に応じて遮光マスクの移動を行うことにより、
現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形でパララッ
クス情報をネガフィルム上に記録することが可能とな
る。
応じて遮光マスクを光軸と直角な方向に移動することに
より、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形でパ
ララックス情報をネガフィルム上に記録することが可能
となる。請求項４記載の発明では、撮影レンズとファイ
ンダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体距離
より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相違を
特定するパララックス情報を検知し、検知したパララッ
クス情報に応じて遮光マスクの移動を行うことにより、
現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形でパララッ
クス情報をネガフィルム上に記録することが可能とな
る。
【００１０】請求項５記載の発明では、被写体距離等に
応じて複数に分割された液晶シャッタの開閉を行なうこ
とにより、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形
でパララックス情報をネガフィルム上に記録することが
可能となる。請求項６記載の発明では、撮影レンズとフ
ァインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体
距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相
違を特定するパララックス情報を検知し、検知したパラ
ラックス情報に応じて液晶シャッタの開閉を行うことに
より、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形でパ
ララックス情報をネガフィルム上に記録することが可能
となる。
応じて複数に分割された液晶シャッタの開閉を行なうこ
とにより、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形
でパララックス情報をネガフィルム上に記録することが
可能となる。請求項６記載の発明では、撮影レンズとフ
ァインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び被写体
距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲との相
違を特定するパララックス情報を検知し、検知したパラ
ラックス情報に応じて液晶シャッタの開閉を行うことに
より、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムで運用可能な形でパ
ララックス情報をネガフィルム上に記録することが可能
となる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。先ず、本発明の原理について説明する。図１０は本
発明のカメラを模式的に示したものであり、画角αのフ
ァインダ２４と画角β（β＞α）の撮影レンズ２５とか
らなり、線分ａｆがフィルム面に相当する。図１０で画
角が片寄って表現されているのは、無限遠を有限の紙面
上に表現したためである。ここで、カメラの最近撮影距
離を仮に１ｍとする。被写体距離が無限遠の場合、１ｍ
の場合、そしてその中間の場合、ファインダ２４の視野
範囲は、それぞれ線分ＢＣ、線分ＨＩ、線分ＥＦであ
る。それぞれの場合、撮影レンズ２５を介して実際にフ
ィルム面（線分ａｆ）に写る範囲は、線分ＡＣ、線分Ｈ
Ｊ、線分ＤＧであり、その内、線分ＡＢ、線分ＩＪ、線
分ＤＥ及び線分ＦＧの範囲はファインダの視野範囲外と
なる。
る。先ず、本発明の原理について説明する。図１０は本
発明のカメラを模式的に示したものであり、画角αのフ
ァインダ２４と画角β（β＞α）の撮影レンズ２５とか
らなり、線分ａｆがフィルム面に相当する。図１０で画
角が片寄って表現されているのは、無限遠を有限の紙面
上に表現したためである。ここで、カメラの最近撮影距
離を仮に１ｍとする。被写体距離が無限遠の場合、１ｍ
の場合、そしてその中間の場合、ファインダ２４の視野
範囲は、それぞれ線分ＢＣ、線分ＨＩ、線分ＥＦであ
る。それぞれの場合、撮影レンズ２５を介して実際にフ
ィルム面（線分ａｆ）に写る範囲は、線分ＡＣ、線分Ｈ
Ｊ、線分ＤＧであり、その内、線分ＡＢ、線分ＩＪ、線
分ＤＥ及び線分ＦＧの範囲はファインダの視野範囲外と
なる。
【００１２】ここで、被写体が無限遠の場合にはフィル
ム（ネガ）上の線分ａｄの範囲を、１ｍの場合には線分
ｃｆの範囲を、中間の場合には線分ｂｅの範囲をトリミ
ングしてプリントすれば、実使用上、得られる画像の範
囲は各被写体距離でのファインダ視野範囲と一致するこ
とになる。言い替えれば、被写体が無限遠の場合にはフ
ィルム（ネガ）上の線分ｄｆの範囲を、１ｍの場合には
線分ａｃの範囲を、中間の場合には線分ａｂ及び線分ｅ
ｆの範囲をプリントしなければ良いということである。
尚、ここでは、簡単のため２次元で説明したが、実際に
は同様のことを３次元で行なうことになる。
ム（ネガ）上の線分ａｄの範囲を、１ｍの場合には線分
ｃｆの範囲を、中間の場合には線分ｂｅの範囲をトリミ
ングしてプリントすれば、実使用上、得られる画像の範
囲は各被写体距離でのファインダ視野範囲と一致するこ
とになる。言い替えれば、被写体が無限遠の場合にはフ
ィルム（ネガ）上の線分ｄｆの範囲を、１ｍの場合には
線分ａｃの範囲を、中間の場合には線分ａｂ及び線分ｅ
ｆの範囲をプリントしなければ良いということである。
尚、ここでは、簡単のため２次元で説明したが、実際に
は同様のことを３次元で行なうことになる。
【００１３】次に、本発明の実施例について説明する。
図１は本発明のカメラの外観形状の一例を簡単に示した
正面図であり、カメラ本体１上にファインダ２と撮影レ
ンズ３は図のように離れて配置されている。ここで、フ
ァインダ光軸と撮影レンズ光軸とを含む平面での断面を
考えると、ファインダと撮影レンズは上述した図１０の
ような関係になっている。
図１は本発明のカメラの外観形状の一例を簡単に示した
正面図であり、カメラ本体１上にファインダ２と撮影レ
ンズ３は図のように離れて配置されている。ここで、フ
ァインダ光軸と撮影レンズ光軸とを含む平面での断面を
考えると、ファインダと撮影レンズは上述した図１０の
ような関係になっている。
【００１４】図２は請求項１、請求項２記載の発明のカ
メラの一実施例を示し、撮影レンズ光軸での断面を簡単
に示したものであり、図示の例では、撮影レンズ４の光
軸上のフィルム面６直前に、３種類の遮光マスク５ａ，
５ｂ，５ｃが出入り可能に配置されている。また、図３
は遮光マスク５ａ，５ｂ，５ｃの一実施例を示す正面図
（撮影レンズ側から見た図）である。撮影時に、被写体
が無限遠に近い場合には、遮光マスク５ａを挿入するこ
とにより、フィルム上には図４Ａのような画像が得られ
る。また、被写体が最近撮影距離に近い場合は、遮光マ
スク５ｃを挿入することにより、フィルム上には図４Ｃ
のような画像が得られる。また、被写体が無限遠と最近
撮影距離の中間付近の場合は、遮光マスク５ｂを挿入す
ることにより、フィルム上には図４Ｂのような画像が得
られる。これらのネガ画像の内、７の部分は図１０に示
したモデルの線分ｄｆ、１１の部分は同じく線分ａｃ、
９の部分は同じく線分ａｂ及び線分ｅｆで表わされるフ
ァインダ視野外に相当する部分であり、これらの部分
７，９，１１は遮光マスクにより遮光されていたため何
も露光されていない状態となっている。また、それ以外
の８，１０，１２の部分は撮影時のファインダ視野とほ
ぼ一致する。
メラの一実施例を示し、撮影レンズ光軸での断面を簡単
に示したものであり、図示の例では、撮影レンズ４の光
軸上のフィルム面６直前に、３種類の遮光マスク５ａ，
５ｂ，５ｃが出入り可能に配置されている。また、図３
は遮光マスク５ａ，５ｂ，５ｃの一実施例を示す正面図
（撮影レンズ側から見た図）である。撮影時に、被写体
が無限遠に近い場合には、遮光マスク５ａを挿入するこ
とにより、フィルム上には図４Ａのような画像が得られ
る。また、被写体が最近撮影距離に近い場合は、遮光マ
スク５ｃを挿入することにより、フィルム上には図４Ｃ
のような画像が得られる。また、被写体が無限遠と最近
撮影距離の中間付近の場合は、遮光マスク５ｂを挿入す
ることにより、フィルム上には図４Ｂのような画像が得
られる。これらのネガ画像の内、７の部分は図１０に示
したモデルの線分ｄｆ、１１の部分は同じく線分ａｃ、
９の部分は同じく線分ａｂ及び線分ｅｆで表わされるフ
ァインダ視野外に相当する部分であり、これらの部分
７，９，１１は遮光マスクにより遮光されていたため何
も露光されていない状態となっている。また、それ以外
の８，１０，１２の部分は撮影時のファインダ視野とほ
ぼ一致する。
【００１５】一般的な撮影の場合、ネガ上の何も露光さ
れていない部分と露光されている部分との境界は目視に
よって明確に判別できると考えられ、図４に示すネガフ
ィルムから、撮影時のファインダ視野とほぼ一致した露
光部分８，１０，１２のみをトリミングしてプリントす
ることは容易に可能である。つまり、本発明によれば、
現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララ
ックス情報をネガフィルム上に記録することができるの
である。加えて、撮影レンズとファインダの位置関係
や、撮影レンズの焦点距離及び被写体距離より、実際の
撮影範囲とファインダ視野範囲との相違を特定するパラ
ラックス情報を検知する検知手段をカメラ内に有し、そ
の検知手段によって検知されたパララックス情報により
遮光マスクの出入りを行なうようにすれば、撮影者の手
を煩わせることなくパララックス情報をネガフィルム上
に記録することができる。
れていない部分と露光されている部分との境界は目視に
よって明確に判別できると考えられ、図４に示すネガフ
ィルムから、撮影時のファインダ視野とほぼ一致した露
光部分８，１０，１２のみをトリミングしてプリントす
ることは容易に可能である。つまり、本発明によれば、
現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララ
ックス情報をネガフィルム上に記録することができるの
である。加えて、撮影レンズとファインダの位置関係
や、撮影レンズの焦点距離及び被写体距離より、実際の
撮影範囲とファインダ視野範囲との相違を特定するパラ
ラックス情報を検知する検知手段をカメラ内に有し、そ
の検知手段によって検知されたパララックス情報により
遮光マスクの出入りを行なうようにすれば、撮影者の手
を煩わせることなくパララックス情報をネガフィルム上
に記録することができる。
【００１６】次に、図５は請求項３、請求項４記載の発
明のカメラの一実施例を示す遮光マスク１３の正面図
（撮影レンズ側から見た図）であり、この遮光マスクは
１枚で構成され、フィルム面６直前を光軸と直角な方向
に移動可能に配置されている。遮光マスク１３の移動方
向は、ファインダ光軸と撮影レンズ光軸とを結ぶ方向で
あり、移動によって請求項１、請求項２の発明と同様、
図４Ａ，Ｂ，Ｃのような画像が得られることは明らかで
ある。従って、本発明によっても、上述した請求項１、
請求項２の発明と全く同じ理由により、現状のＤ．Ｐ．
Ｅ．システムでも運用可能な形でパララックス情報をネ
ガフィルム上に記録することができる。加えて、実際の
撮影範囲とファインダ視野範囲との相違を特定するパラ
ラックス情報を検知する検知手段をカメラ内に有し、そ
の検知手段によって検知されたパララックス情報により
遮光マスクの移動を行なうようにすれば、撮影者の手を
煩わせることなくパララックス情報をネガフィルム上に
記録することができる。また、遮光マスクの移動を細か
く行なえば、ネガフィルム上に記録されるパララックス
情報を更に高精度にすることも容易に可能である。
明のカメラの一実施例を示す遮光マスク１３の正面図
（撮影レンズ側から見た図）であり、この遮光マスクは
１枚で構成され、フィルム面６直前を光軸と直角な方向
に移動可能に配置されている。遮光マスク１３の移動方
向は、ファインダ光軸と撮影レンズ光軸とを結ぶ方向で
あり、移動によって請求項１、請求項２の発明と同様、
図４Ａ，Ｂ，Ｃのような画像が得られることは明らかで
ある。従って、本発明によっても、上述した請求項１、
請求項２の発明と全く同じ理由により、現状のＤ．Ｐ．
Ｅ．システムでも運用可能な形でパララックス情報をネ
ガフィルム上に記録することができる。加えて、実際の
撮影範囲とファインダ視野範囲との相違を特定するパラ
ラックス情報を検知する検知手段をカメラ内に有し、そ
の検知手段によって検知されたパララックス情報により
遮光マスクの移動を行なうようにすれば、撮影者の手を
煩わせることなくパララックス情報をネガフィルム上に
記録することができる。また、遮光マスクの移動を細か
く行なえば、ネガフィルム上に記録されるパララックス
情報を更に高精度にすることも容易に可能である。
【００１７】次に、図６は請求項５、請求項６記載の発
明のカメラの一実施例を示し、撮影レンズ光軸での断面
を簡単に示したものであり、図示の例では、撮影レンズ
４の光軸上のフィルム面６直前に、透過型液晶セルを用
いた液晶シャッタ１４が配置されている。また、図７は
液晶シャッタの一実施例を示す正面図（撮影レンズ側か
ら見た図）であり、液晶シャッタは図のように１５から
２３までの９つの部分に分割され、それぞれが独立に開
閉できるようになっている。撮影時に、被写体が無限遠
に近い場合は、液晶シャッタの１５，１６，１８，１
９，２０，２２を閉じ、残りを開くことにより、フィル
ム上には図４Ａのような画像が得られる。また、被写体
が最近撮影距離に近い場合は、液晶シャッタの１５，１
６，１７，１９，２０，２１を閉じ、残りを開くことに
より、フィルム上には図４Ｃのような画像が得られる。
また、被写体が無限遠と最近撮影距離の中間付近の場合
は、液晶シャッタの１５，１６，１７，１８を閉じ、残
りを開くことにより、フィルム上には図４Ｂのような画
像が得られる。
明のカメラの一実施例を示し、撮影レンズ光軸での断面
を簡単に示したものであり、図示の例では、撮影レンズ
４の光軸上のフィルム面６直前に、透過型液晶セルを用
いた液晶シャッタ１４が配置されている。また、図７は
液晶シャッタの一実施例を示す正面図（撮影レンズ側か
ら見た図）であり、液晶シャッタは図のように１５から
２３までの９つの部分に分割され、それぞれが独立に開
閉できるようになっている。撮影時に、被写体が無限遠
に近い場合は、液晶シャッタの１５，１６，１８，１
９，２０，２２を閉じ、残りを開くことにより、フィル
ム上には図４Ａのような画像が得られる。また、被写体
が最近撮影距離に近い場合は、液晶シャッタの１５，１
６，１７，１９，２０，２１を閉じ、残りを開くことに
より、フィルム上には図４Ｃのような画像が得られる。
また、被写体が無限遠と最近撮影距離の中間付近の場合
は、液晶シャッタの１５，１６，１７，１８を閉じ、残
りを開くことにより、フィルム上には図４Ｂのような画
像が得られる。
【００１８】このように、請求項５、請求項６記載の発
明においても、前述の請求項１〜請求項４の発明と全く
同じ理由により、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用
可能な形でパララックス情報をネガフィルム上に記録す
ることができる。加えて、実際の撮影範囲とファインダ
視野範囲との相違を特定するパララックス情報を検知す
る検知手段をカメラ内に有し、その検知手段によって検
知されたパララックス情報により液晶シャッタの開閉を
行なうようにすれば、撮影者の手を煩わせることなくパ
ララックス情報をネガフィルム上に記録することができ
ることも同様である。また、図８に示すように液晶シャ
ッタの分割数を増やせば、フィルム上に記録されるパラ
ラックス情報を更に高精度にすることができる。また、
図９に示すような細かいマトリクスタイプの液晶シャッ
タとすれば、ズームレンズ使用時の画角の変化によるパ
ララックスの変化にも高精度に対応できるようになると
共に画面を簡単に横長のパノラマサイズにすることがで
きる等の利点も生まれる。尚、本発明のカメラは、新た
に複雑なメカ機構を設ける必要がないばかりか、メカ的
シャッタを省略することもできるため、小型化・軽量化
が可能である。
明においても、前述の請求項１〜請求項４の発明と全く
同じ理由により、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用
可能な形でパララックス情報をネガフィルム上に記録す
ることができる。加えて、実際の撮影範囲とファインダ
視野範囲との相違を特定するパララックス情報を検知す
る検知手段をカメラ内に有し、その検知手段によって検
知されたパララックス情報により液晶シャッタの開閉を
行なうようにすれば、撮影者の手を煩わせることなくパ
ララックス情報をネガフィルム上に記録することができ
ることも同様である。また、図８に示すように液晶シャ
ッタの分割数を増やせば、フィルム上に記録されるパラ
ラックス情報を更に高精度にすることができる。また、
図９に示すような細かいマトリクスタイプの液晶シャッ
タとすれば、ズームレンズ使用時の画角の変化によるパ
ララックスの変化にも高精度に対応できるようになると
共に画面を簡単に横長のパノラマサイズにすることがで
きる等の利点も生まれる。尚、本発明のカメラは、新た
に複雑なメカ機構を設ける必要がないばかりか、メカ的
シャッタを省略することもできるため、小型化・軽量化
が可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上、図示の実施例に基づいて説明した
ように、請求項１、請求項２記載の発明によれば、現状
のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララック
ス情報をネガフィルム上に記録することができるため、
実使用上パララックスが問題とならないカメラを提供す
ることができる。請求項３、請求項４記載の発明によれ
ば、請求項１、請求項２記載の発明と同様に、現状の
Ｄ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララックス
情報をネガフィルム上に記録することができるため、実
使用上パララックスが問題とならないカメラを提供する
ことができ、且つ、パララックス情報の記録精度を向上
させることも容易に可能である。請求項５、請求項６記
載の発明によれば、請求項１〜請求項４記載の発明と同
様に、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形で
パララックス情報をネガフィルム上に記録することがで
きるため、実使用上パララックスが問題とならないカメ
ラを提供することができ、且つ、メカ的シャッタを省略
することもできるため、小型化・軽量化が可能である。
ように、請求項１、請求項２記載の発明によれば、現状
のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララック
ス情報をネガフィルム上に記録することができるため、
実使用上パララックスが問題とならないカメラを提供す
ることができる。請求項３、請求項４記載の発明によれ
ば、請求項１、請求項２記載の発明と同様に、現状の
Ｄ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形でパララックス
情報をネガフィルム上に記録することができるため、実
使用上パララックスが問題とならないカメラを提供する
ことができ、且つ、パララックス情報の記録精度を向上
させることも容易に可能である。請求項５、請求項６記
載の発明によれば、請求項１〜請求項４記載の発明と同
様に、現状のＤ．Ｐ．Ｅ．システムでも運用可能な形で
パララックス情報をネガフィルム上に記録することがで
きるため、実使用上パララックスが問題とならないカメ
ラを提供することができ、且つ、メカ的シャッタを省略
することもできるため、小型化・軽量化が可能である。
【図１】本発明のカメラの外観形状の一例を簡単に示し
た正面図である。
た正面図である。
【図２】請求項１、請求項２記載の発明のカメラの一実
施例を示し、撮影レンズ光軸での断面を簡単に示した断
面図である。
施例を示し、撮影レンズ光軸での断面を簡単に示した断
面図である。
【図３】図２に示す遮光マスク５ａ，５ｂ，５ｃの一実
施例を示す正面図である。
施例を示す正面図である。
【図４】本発明のカメラによってフィルム上に撮影され
た画像の一例を示す平面図である。
た画像の一例を示す平面図である。
【図５】請求項３、請求項４記載の発明のカメラの一実
施例を示す遮光マスク１３の正面図である。
施例を示す遮光マスク１３の正面図である。
【図６】請求項５、請求項６記載の発明のカメラの一実
施例を示し、撮影レンズ光軸での断面を簡単に示した断
面図である。
施例を示し、撮影レンズ光軸での断面を簡単に示した断
面図である。
【図７】請求項５、請求項６記載の発明のカメラの液晶
シャッタの一実施例を示す正面図である。
シャッタの一実施例を示す正面図である。
【図８】液晶シャッタの別の実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図９】液晶シャッタのさらに別の実施例を示す正面図
である。
である。
【図１０】本発明のカメラを模式的に示した原理説明図
である。
である。
１・・・カメラ本体 ２，２４・・・ファインダ ３，４，２５・・・撮影レンズ ５ａ，５ｂ，５ｃ・・・遮光マスク ６・・・フィルム面 １３・・・遮光マスク １４，１４’，１４''・・・液晶シャッタ
Claims (6)
- 【請求項１】撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが異な
るカメラにおいて、撮影レンズ光軸上のフィルム面直前
に、複数の形状の異なる遮光マスクを出入可能に配置し
たことを特徴とするカメラ。 - 【請求項２】請求項１記載のカメラにおいて、撮影レン
ズとファインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び
被写体距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲
との相違を特定するパララックス情報を検知する検知手
段を有し、その検知手段によって検知されたパララック
ス情報により、遮光マスクの出入を行うことを特徴とす
るカメラ。 - 【請求項３】撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが異な
るカメラにおいて、撮影レンズ光軸上のフィルム面直前
に、光軸と直角な方向に移動可能な遮光マスクを配置し
たことを特徴とするカメラ。 - 【請求項４】請求項３記載のカメラにおいて、撮影レン
ズとファインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び
被写体距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲
との相違を特定するパララックス情報を検知する検知手
段を有し、その検知手段によって検知されたパララック
ス情報により、遮光マスクの移動を行うことを特徴とす
るカメラ。 - 【請求項５】撮影レンズ光軸とファインダ光軸とが異な
るカメラにおいて、撮影レンズ光軸上のフィルム面直前
に、複数に分割された液晶シャッタを配置したことを特
徴とするカメラ。 - 【請求項６】請求項５記載のカメラにおいて、撮影レン
ズとファインダの位置関係、撮影レンズの焦点距離及び
被写体距離より、実際の撮影範囲とファインダ視野範囲
との相違を特定するパララックス情報を検知する検知手
段を有し、その検知手段によって検知されたパララック
ス情報により、液晶シャッタの開閉を行なうことを特徴
とするカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25246791A JPH0588250A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25246791A JPH0588250A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588250A true JPH0588250A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17237791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25246791A Pending JPH0588250A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0588250A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7151638B2 (en) | 2004-02-27 | 2006-12-19 | Ricoh Company, Ltd. | Zooming lens system and device using the zooming lens system |
| WO2011135763A1 (ja) | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 三井化学株式会社 | ４-メチル-１-ペンテン系重合体からなる樹脂微粉末、およびそれを含む組成物、ならびにその製造方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25246791A patent/JPH0588250A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7151638B2 (en) | 2004-02-27 | 2006-12-19 | Ricoh Company, Ltd. | Zooming lens system and device using the zooming lens system |
| WO2011135763A1 (ja) | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 三井化学株式会社 | ４-メチル-１-ペンテン系重合体からなる樹脂微粉末、およびそれを含む組成物、ならびにその製造方法 |
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