JPH04342240A - 周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ - Google Patents

周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ

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JPH04342240A
JPH04342240A JP14242691A JP14242691A JPH04342240A JP H04342240 A JPH04342240 A JP H04342240A JP 14242691 A JP14242691 A JP 14242691A JP 14242691 A JP14242691 A JP 14242691A JP H04342240 A JPH04342240 A JP H04342240A
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JP
Japan
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information
distortion
photographing
image
camera
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Pending
Application number
JP14242691A
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English (en)
Inventor
Takeshi Egawa
全 江川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は35mmフィルム用の写
真用カメラやビデオカメラ等に好適な周辺歪曲情報の記
録手段を有したカメラに関し、例えば被写体として複数
の人物を横に並べて撮影したときの画面周辺部の人物の
歪みをプリントの際に補正し、良好なる画像が得られる
ようにした周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に35mmフィルム用の写真用カメ
ラやビデオカメラ等で用いられている撮影系は平面性の
被写体を想定して平面性の感光面に結像するように設計
されている。特に撮影画角の広い広画角の撮影系では撮
影画面全体にわたり、平面性の被写体が平面性の感光面
に良好に結像するように諸収差が補正されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら一般に被
写体は平面であることは少なく、全体として見たとき立
体的(3次元的)になっている場合が多い。この為、例
えば複数の人物を横に並べて撮影する集合写真等におい
ては画面周辺部の人物が横方向に伸びたように歪んで撮
影されてしまうことがあった。
【0004】次に図8と図9とを用いて、このときの画
面周辺部の被写体像が横方向に歪んで観察される理由に
ついて説明する。
【0005】図8において撮影画角αの撮影系1により
平面性の被写体5を平面性の感光面2に結像し、露光記
録したとする。このとき人物の顔等の立体的な被写体3
は撮影系1から見た像は面Lとして観察される。
【0006】しかしながら撮影系1は感光面2に被写体
5の平面mを像として記録する。この感光体2に記録さ
れた被写体を印画紙等にプリントすると印画紙(プリン
ト紙)上では面mの像が形成されることになる。
【0007】即ち、印画紙上で得られるこの領域の像は
肉眼で観察したときに比べて倍率1/cos(α/2)
されたものになる。又、このときのプリントされた印画
紙上の被写体像を図9で示すように角度βで観察したと
する。このとき観察者は画像m´を画像L´として観察
する為、倍率cos(β/2)で観察することになる。
【0008】一般に印画紙の寸法は小さく、それに比べ
て明視距離は長い。この為図9で示すように印画紙4を
観察する角度βは撮影系の画角αに比べて多くの場合β
<α となる。従って全体として画面周辺部の被写体を印画紙
4上で観察するときの倍率Xは直接被写体を観察したと
きに比べて
【0009】
【数1】 となる。この結果画面周辺部は歪んだ像を観察すること
になってくるという問題点があった。
【0010】特に印画紙上の被写体像のうち画面周辺部
の被写体像を正面にもってきて観察するときは、先の角
度βはβ=0となり、倍率Xは大きくなって画面周辺部
の被写体像はより歪んで観察されるという問題点があっ
た。尚、このような画面周辺の歪みは撮影画角αに大き
く依存してくる性質がある。
【0011】本発明は撮影した画像の画面周辺部での像
に歪みがあるか否かを判別し、プリントの際に該歪みを
補正するか否かの判別信号となる周辺歪曲情報を入力手
段に基づいて感光面に記録し、プリントのときはこの周
辺歪曲情報と撮影画角情報とを利用することにより周辺
歪曲を補正し、プリントして得られる画像の画面周辺に
歪みのない良好なる画像が得られるようにした周辺歪曲
情報の記録手段を有したカメラの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の周辺歪曲情報の
記録手段を有したカメラは、撮影系により被写体を感光
面上に結像し記録するカメラであって、該撮影系の撮影
画角情報と撮影画面の周辺歪曲に関する周辺歪曲情報と
を該カメラに設けた入力手段からの信号に基づいて記録
手段により、該感光面の一部に記録するようにしたこと
を特徴としている。
【0013】
【実施例】図1は本発明を一眼レフカメラに適用したと
きの実施例1の要部概略図である。図中、10はカメラ
本体、11は撮影レンズ、12はクイックリターンミラ
ーであり、支点12aを中心に回動操作させることによ
り、撮影レンズ11による物体像を感光面(フィルム面
)17又はピント板13面上に選択的に結像させている
。14はペンタプリズムである。15は接眼レンズであ
り、ピント板13面上のファインダー像をペンタプリズ
ム14を介して観察している。
【0014】19は撮影画角検出手段であり、撮影レン
ズ11の撮影画角(焦点距離)情報を検出しており、撮
影レンズ11がズームレンズのときは各ズーム位置での
撮影画角情報を検出して、後述する制御部に検出結果を
送信している。20は測距手段であり、公知の測距方法
により被写体までの距離を測距し、被写体距離情報を得
ている。22は測光手段であり、ペンタプリズム14の
射出面近傍に配置して被写体の輝度(ピント板13上の
輝度)を測光している。
【0015】21は制御部であり、撮影画角検出手段1
9から送信されてくる撮影画角情報と周辺歪曲情報とを
記録している。25は入力手段であり、撮影者が被写体
の状態や撮影系11の撮影画角等及びファインダー像の
観察状態等からプリントの際に画面周辺の歪みを補正し
た方が良いと判断したときに、その旨の信号を入力する
。即ち、撮影者は入力手段25により後述する記録手段
18に撮影画角情報と周辺歪曲情報とを感光面17の一
部に記録する旨の信号を送信している。
【0016】18は記録手段であり、制御部21からの
信号に基づいて撮影画角情報と周辺歪曲情報とを感光面
17の一部に写し込み記録している。
【0017】23は周辺歪曲の補正状態を観察する為の
平行平面板より成る補正部材であり、駆動手段24によ
りピント板13の上方に挿脱可能に装着し、ファインダ
ー像を観察しながら周辺歪曲の補正状態を観察するよう
にしている。
【0018】図2は本実施例の動作に関する要部ブロッ
ク図である。同図において31はカメラのレリーズスイ
ッチ、25は撮影画角情報や周辺歪曲情報を感光面に記
録する旨の信号を入力する入力手段としてのスイッチで
ある。19は撮影画角検出手段、18は記録手段、20
は測距手段、22は測光手段であり、これらの各手段は
図1に示したものと同じである。37はシャッター制御
手段であり、測光手段22からの測光情報と感光面(フ
ィルム)17の感度、そして撮影レンズの絞り値等から
適正露光が得られるようにシャッター速度を制御してい
る。
【0019】38はレンズ制御手段であり、測距手段2
0からの測距情報より撮影レンズのフォーカス状態を制
御し、被写体にピントが合うようにしている。39はデ
ータ写し込み手段であり、撮影日付等の情報を感光面1
7に写し込み記録している。34はマイコンであり、制
御部21を有すると共に前述した各種の手段の動作を制
御している。
【0020】本実施例では撮影に際して画面周辺に所定
以上の歪みがあり、補正した方が良いと判断したときは
撮影者は入力手段25により撮影画角情報と被写体距離
情報とを感光面に記録する旨の信号を入力する。
【0021】即ち、画面周辺で歪みが問題となるのは例
えば複数の人物を横に並べて近距離で撮影したときであ
る。これに対して自然の風景等の遠距離の被写体は全体
を観察するので個々の歪みはあまり問題とならない。
【0022】そこで画面周辺に歪みがあり、補正した方
が良いと判別したときは、その旨の信号を入力手段25
に入力する。そして記録手段18は撮影画角情報と周辺
歪曲情報を感光面17の一部に写し込み記録する。そし
てプリントの際には感光面に周辺歪曲情報があるか否か
を検出手段(不図示)で検出する。そして感光面に周辺
歪曲情報が記録されているときはプリントの際に後述す
る方法により画面周辺の歪みの補正を行なう。本実施例
はこれにより画面全体にわたり良好なる画像を得ている
【0023】図3、図4は各々本発明に係る記録手段1
8の近傍の要部概略図である。図3の記録手段18では
制御部からの信号により電源部18aはLED等の発光
素子18bを発光させて、フィルム17の撮影画面17
a外の一領域に撮影画角情報と周辺歪曲情報等の情報1
8cを潜像として記録している。
【0024】図4の記録手段18では感光面17bの有
効画面17c以外の一部分に設けた磁気記録部18fに
撮影画角情報と周辺歪曲情報を磁気的に記録している。 図中18cは磁気ヘッドである。磁気ヘッド18cの読
取り回路18d1と書込み回路18d2とを有する駆動
部18dは制御部からの信号に基づいて磁気ヘッド18
cにより磁気記録部18fに撮影画角情報と周辺歪曲情
報を記録している。尚、このときの磁気記録部18fに
記録された撮影画角情報と周辺歪曲情報の検出は磁気ヘ
ッド18cと同様の検出手段で読取っている。
【0025】図5は画面周辺の歪みを印画紙へのプリン
トの際に補正する機能を有した焼付装置の一実施例の要
部概略図である。
【0026】同図において40は照明光源であり、被写
体像が形成されているフィルム(ネガフィルム)41を
照明している。42は投影レンズであり、フィルム41
の像を印画紙44面上に拡大投影している。43は画面
周辺の歪みを補正する補正部材であり、同図では厚さの
異なる複数の平行平面板を有している。45は検出手段
であり、フィルム41面上の一部の撮影画角情報と周辺
歪曲情報の読取りを行なっている。46は駆動手段であ
り、検出手段45からの信号に基づいて補正部材43を
光軸上に挿脱している。
【0027】本実施例では検出手段45によりフィルム
41に記録されている撮影画角情報と周辺歪曲情報を読
み取ったときは駆動手段46により最適な厚さの補正部
材43を選択して光軸上に装着する。フィルム41の画
面周辺部からの光束は補正部材43に斜め方向から入射
し、屈折、射出する。このとき画面周辺部の画像は画面
中心部の画像に比べて補正部材43を介することにより
屈折作用を受けて縮んでくる。本実施例では最適な厚さ
の補正部材を撮影画角情報に基づいて選択し、これによ
り画面周辺部の画像の歪みを適切に補正している。
【0028】図6は図5の焼付装置の動作を示すフロー
チャートである。
【0029】ステップ#6−5で検出手段45によりフ
ィルム面上の撮影画角情報と周辺歪曲情報の読取りを行
なう。そしてフィルム面上に撮影画角情報が無ければス
テップ#6−9に進み、そのまま印画紙にプリントをす
る。周辺歪曲情報があったときはステップ#6−6によ
りプリントの寸法が大プリントか普通プリントかを判別
する。
【0030】そして大プリントのときは画面周辺の歪み
を補正する必要がないとしてステップ#6−9に進み、
そのまま印画紙にプリントする。大プリントでないとき
はステップ#6−7で検出手段45で読取った撮影画角
情報を入力する。そしてステップ#6−8で印画紙にプ
リントする際の最適な厚さの補正部材を選択して光軸上
に装着する。次いでステップ#6−9で印画紙にプリン
トを行なう。本実施例では以上のようなフローによりプ
リントの際に画面周辺の歪みを補正している。
【0031】図7は画面周辺の歪みをデジタル的に補正
する一実施例の要部ブロック図である。同図ではフィル
ム41面上の画像情報をスキャナー50で走査して電気
信号に変換してメモリー51に記録している。
【0032】45は検出手段であり、フィルム41面上
の一部の周辺歪曲情報及び撮影画角情報を読取っている
。マイコン54は検出手段45によりフィルム41面に
周辺歪曲情報があるとの信号を受けたときは、撮影系の
撮影画角情報を参照してデジタル処理回路52によりメ
モリー51に記録した画像情報のうち画面周辺部の画像
情報の歪みを補正するように制御する。
【0033】そしてデジタル処理回路52により画面周
辺部の歪みを補正するように処理された画像情報に基づ
いてビデオプリンター等の電気信号をプリントするのと
同様の構成のプリント装置53で補正した画像をプリン
トするようにしている。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く撮影した画像
の画面周辺部での像に歪みがあるか否かを判別し、プリ
ントの際に該歪みを補正するか否かの判別信号となる周
辺歪曲情報を入力手段に基づいて感光面に記録し、プリ
ントのときはこの周辺歪曲情報と撮影画角情報とを利用
することにより周辺歪曲を補正しプリントして得られる
画像の画面周辺に歪みのない良好なる画像が得られるよ
うにした周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラを達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 
 図1の実施例1の動作に関する要部ブロック図
【図3】  図1の記録手段近傍の概略図
【図4】  
図1の記録手段近傍の他の実施例の概略図
【図5】  
周辺歪曲の補正機構を有した焼付装置の要部概略図
【図6】  図5の焼付装置のフローチャート
【図7】
  周辺歪曲の補正機構を有した一実施例の要部ブロッ
ク図
【図8】  撮影画角の周辺部の歪みの説明図
【図9】
  撮影画角の周辺部の歪みの説明図
【符号の説明】
10  カメラ本体 11  撮影レンズ 13  ピント板 14  ペンタプリズム 15  接眼レンズ 17  感光面(フィルム面) 18  記録手段 19  撮影画角検出手段 20  測距手段 21  制御部 22  測光手段 23  補正部材 24  駆動手段 25  入力手段 40  照明手段 41  フィルム 42  投影レンズ 43  補正部材 44  印画紙 45  検出手段 46  駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  撮影系により被写体を感光面上に結像
    し記録するカメラであって、該撮影系の撮影画角情報と
    撮影画面の周辺歪曲に関する周辺歪曲情報とを該カメラ
    に設けた入力手段からの信号に基づいて記録手段により
    、該感光面の一部に記録するようにしたことを特徴とす
    る周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ。
JP14242691A 1991-05-17 1991-05-17 周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ Pending JPH04342240A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14242691A JPH04342240A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ

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JP14242691A JPH04342240A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ

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ID=15315051

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JP14242691A Pending JPH04342240A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 周辺歪曲情報の記録手段を有したカメラ

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JP (1) JPH04342240A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461440A (en) * 1993-02-10 1995-10-24 Olympus Optical Co., Ltd. Photographing image correction system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461440A (en) * 1993-02-10 1995-10-24 Olympus Optical Co., Ltd. Photographing image correction system

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