JPH0587853U - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH0587853U
JPH0587853U JP2835992U JP2835992U JPH0587853U JP H0587853 U JPH0587853 U JP H0587853U JP 2835992 U JP2835992 U JP 2835992U JP 2835992 U JP2835992 U JP 2835992U JP H0587853 U JPH0587853 U JP H0587853U
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JP
Japan
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connector
mounting
elastic locking
locking member
housing
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Pending
Application number
JP2835992U
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 佐川
Original Assignee
日本エー・エム・ピー株式会社
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタ取付部に取付けられる取付型コネク
タと、この取付型コネクタに接続される接続型コネクタ
からなる電気コネクタにおいて、取付型コネクタのコネ
クタ取付部の取付けを容易とし、かつ両コネクタ接続時
における取付型コネクタのコネクタ取付部からの脱落を
確実に防止する。 【構成】 取付型コネクタ8の取付型ハウジング14にコ
ネクタ取付部6と弾性的に係合する弾性係止部材18を設
け、接続型コネクタ10の接続型ハウジング32に上記両ハ
ウジング14,32の嵌合時において上記弾性係止部材18と
隣接して該弾性係止部材18の上記コネクタ取付部6との
係合が外れる方向への撓み変形を抑制する変形抑制部材
34を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気コネクタに関し、特に、自動車のドア等に取り付けられる取付 型コネクタと、この取付型コネクタに接続される接続型コネクタからなる電気コ ネクタのドア等からの脱落を防止するためのハウジングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実開昭62-137159 号公報に開示されているように、自動車のドア に開設された開口部に取り付けられる取付型コネクタと、この取付型コネクタに 接続される接続型コネクタとからなる防水型の電気コネクタが知られている。こ のような電気コネクタにおいては、従来、取付型コネクタはドア内側にビス止め 等によって取り付けられていたが、近年、取付型コネクタの取付作業の容易化を 図るために、取付型コネクタのハウジングに上記ドア開口部と弾性的に係合する 弾性係止部材を設けて、この弾性係止部材をドア開口部に係合させるだけで取付 型コネクタを容易に取り付けられるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように取付型コネクタのハウジングに弾性係止部材を設 けた電気コネクタにおいては、取付型コネクタがドアに取り付けられ、さらにこ の取付型コネクタに接続型コネクタが接続された状態において、この接続型コネ クタあるいは取付型コネクタに外力が作用した場合、その外力により弾性係止部 材が撓んでしまってその係合が外れることにより、取付型コネクタがドア内部に 脱落する虞れがある。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑み、取付型コネクタをコネクタ取付部に容易に取り付 けることができ、かつ取付型コネクタに接続型コネクタが接続された状態におい ては、外力が作用しても取付型コネクタのコネクタ取付部からの脱落を確実に防 止できる電気コネクタを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案による電気コネクタは、コネクタ取付部に取 り付けられる取付型コネクタと、該取付型コネクタに接続される接続型コネクタ とからなる電気コネクタにおいて、 前記取付型コネクタは、取付型ハウジングと、該取付型ハウジングに設けられ 前記コネクタ取付部と弾性的に係合する弾性係止部材とを備えてなり、 前記接続型コネクタは、前記取付型ハウジングと嵌合する接続型ハウジングと 、該接続型ハウジングに設けられ前記両ハウジングの嵌合時において前記弾性係 止部材と隣接して該弾性係止部材の前記コネクタ取付部との係合が外れる方向へ の撓み変形を抑制する変形抑制部材とを備えてなることを特徴とするものである 。
【0006】
【作用および効果】
上記のように構成された本考案による電気コネクタによれば、取付型コネクタ の取付型ハウジングにコネクタ取付部と弾性的に係合する弾性係止部材を設けて いるので、この弾性係止部材をコネクタ取付部に係合させることによって取付型 コネクタをコネクタ取付部に容易に取り付けることができ、また接続型コネクタ の接続型ハウジングに両ハウジングの嵌合時において上記弾性係止部材と隣接し てこの弾性係止部材の上記コネクタ取付部との係合が外れる方向への撓み変形を 抑制する変形抑制部材を設けているので、両コネクタが接続状態にある場合に外 力が作用しても、上記弾性係止部材は上記変形抑制部材によってその撓みが抑制 されるため、取付型コネクタが上記コネクタ取付部より外れて脱落することを確 実に防止することができる。
【0007】 なお、本考案は、自動車のドア用の電気コネクタに限らず、取付型コネクタと 接続型コネクタとからなる種々の電気コネクタに対して適用できるものであり、 その実用上の価値の高いものである。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案による電気コネクタの実施例を説明する。
【0009】 図1乃至図4は本考案の一実施例による電気コネクタを説明する図であり、図 1は上記電気コネクタの取付型コネクタと接続型コネクタとが互いに接続された 状態での断面構成を示す縦断面図、図2は上記取付型コネクタを示す図で同図(a ) は正面図、同図(b) は側面図、図3は上記接続型コネクタを示す図で同図(a) は正面図、同図(b) は側面図、および図4は上記取付型コネクタと接続型コネク タとの接続方法を示す図で、同図(a) は接続前、同図(b) は接続後の状態を示す 図である。
【0010】 図示した本実施例による電気コネクタ2は、自動車のドア用として用いられる 防水型の電気コネクタに対して本考案を適用したものである。図1に示すように 電気コネクタ2は、自動車のドア4に開設されたコネクタ取付部としての開口部 6に取り付けられる取付型コネクタ8と、この取付型コネクタ8に接続される接 続型コネクタ10とからなっている。
【0011】 取付型コネクタ8は、ドア4内部に配線される信号線(図示略)と接続される コンタクト12を収容する略箱型の取付型ハウジング14を備え、図2にも示すよう にこの取付型ハウジング14の周面部には、取付型コネクタ8の長さ方向(図面上 下方向)と略直交する方向に広がる鍔部16が形成されている。この鍔部16には、 上記取付型ハウジング14の周面部から所定距離離れた位置から図面上方に向けて 延びる弾性係止部材18が、所定の4位置に凸設されており、さらにこの鍔部16の 縁部には、上記取付型ハウジング14の周面部および上記弾性係止部材18を囲むよ うに防水ゴム20が設けられている。また上記取付型ハウジング14の下端部には、 防水ゴム22が設けられており、さらに図1に示すようにこの防水ゴム22を介在さ せてカバー部材24が取り付けられている。なお、図2においてはカバー部材24を 省略している。上記取付型コネクタ8は、上記取付型ハウジング14に設けられた 弾性係止部材18を上記開口部6に弾性的に係合させることにより、容易に取付け を行なうことができる。
【0012】 また図2に示すように、上記取付型ハウジング14の周面部には、上記弾性係止 部材18の両側位置にストッパ部材26が設けられている。このストッパ部材26は、 上記取付型コネクタ8がドア4内側より開口部6に取り付けられた状態において 、この取付型コネクタ8に外力が作用した場合に、上記開口部6の縁部と当接す ることにより上記弾性係止部材18が所定以上撓むのを防止し、これにより取付型 コネクタ8がドア4内部に脱落することを防止するものである。さらに上記取付 型ハウジング14の周面部上端には、カム従動子28(これについては後述する。) が凸設されている。
【0013】 一方、図1に示すように接続型コネクタ10は、車体側信号線(図示略)と接続 されるコンタクト30を収容する略箱型の接続型ハウジング32を備えている。図3 にも示すようにこの接続型ハウジング32の下端部には、上記取付型ハウジング14 に設けられた弾性係止部材18と対応する所定の4位置に、変形抑制部材34が設け られている。この変形抑制部材34は、図1に示すように、上記両ハウジング14, 32が嵌合した状態において上記弾性係止部材18と上記取付型ハウジング14の周面 部との間に挿入されて、この弾性係止部材18の撓み変形を防止し、これにより弾 性係止部材18がドア4の開口部6から外れて、上記取付型コネクタ8がドア4内 部に脱落するのを確実に防止するものである。
【0014】 また上記接続型ハウジング32の上端部には、上記取付型ハウジング14と同様、 防水ゴム36が設けられており、さらにこの防水ゴム36を介在させてカバー部材38 が取り付けられている。なお、図3においてはカバー部材38を省略している。ま た図1に示すように上記接続型ハウジング32の内部には、両ハウジング嵌合時に 上記取付型ハウジング14との間に介在する防水ゴム40が設けられている。
【0015】 さらに、図4に示すように本実施例による電気コネクタ2は、上記取付型コン タクト14の周面部に設けられたカム従動子28と係合するカム溝40を備えたカムプ レート42を用いることによって上記取付型コネクタ8と接続型コネクタ10とを軽 い力で接続できるように構成されている。
【0016】 以上、本考案による電気コネクタの一実施例を説明したが、本考案による電気 コネクタは、かかる態様に限定されるものではなく、種々の変更を行なうことが 可能である。
【0017】 例えば上記実施例では、変形抑制部材34が、両ハウジング14,32の嵌合時にお いて弾性係止部材18と当接して、この弾性係止部材18の撓み変形を完全に防止す るように構成されているが、両ハウジング14,32の嵌合時において弾性係止部材 18と変形抑制部材34との間に多少の隙間があるように構成してもよい。この場合 、弾性係止部材18は多少撓み変形が許容されることになるが、弾性係止部材18が 最大に撓んでも弾性係止部材18が開口部6から外れないようにすることは勿論で ある。
【0018】 また、本考案は、自動車のドア用として用いられる防水型の電気コネクタ以外 にも、種々の電気コネクタに対して適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による電気コネクタの取付型
コネクタと接続型コネクタとが互いに接続された状態で
の断面構成を示す縦断面図
【図2】上記取付型コネクタを示す図
【図3】上記接続型コネクタを示す図
【図4】上記取付型コネクタと接続型コネクタとの接続
方法を示す図
【符号の説明】
2 電気コネクタ 6 開口部(コネクタ取付部) 8 取付型コネクタ 10 接続型コネクタ 14 取付型ハウジング 18 弾性係止部材 32 接続型ハウジング 34 変形抑制部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ取付部に取り付けられる取付型
    コネクタと、該取付型コネクタに接続される接続型コネ
    クタとからなる電気コネクタにおいて、 前記取付型コネクタは、取付型ハウジングと、該取付型
    ハウジングに設けられ前記コネクタ取付部と弾性的に係
    合する弾性係止部材とを備えてなり、 前記接続型コネクタは、前記取付型ハウジングと嵌合す
    る接続型ハウジングと、該接続型ハウジングに設けられ
    前記両ハウジングの嵌合時において前記弾性係止部材と
    隣接して該弾性係止部材の前記コネクタ取付部との係合
    が外れる方向への撓み変形を抑制する変形抑制部材とを
    備えてなることを特徴とする電気コネクタ。
JP2835992U 1992-04-28 1992-04-28 電気コネクタ Pending JPH0587853U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2835992U JPH0587853U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 電気コネクタ

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JP2835992U JPH0587853U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0587853U true JPH0587853U (ja) 1993-11-26

Family

ID=12246427

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JP2835992U Pending JPH0587853U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 電気コネクタ

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JP (1) JPH0587853U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022185913A1 (ja) * 2021-03-02 2022-09-09 住友電装株式会社 パネル取付型コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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