JPH0587836B2 - - Google Patents

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JPH0587836B2
JPH0587836B2 JP60220104A JP22010485A JPH0587836B2 JP H0587836 B2 JPH0587836 B2 JP H0587836B2 JP 60220104 A JP60220104 A JP 60220104A JP 22010485 A JP22010485 A JP 22010485A JP H0587836 B2 JPH0587836 B2 JP H0587836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
simulator
section
plant
simulation
plant model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60220104A
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English (en)
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JPS6280689A (ja
Inventor
Tamotsu Asano
Toshihiko Nakao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22010485A priority Critical patent/JPS6280689A/ja
Publication of JPS6280689A publication Critical patent/JPS6280689A/ja
Publication of JPH0587836B2 publication Critical patent/JPH0587836B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、CRT画面自動切換機能を有するプ
ラントシミユレータに係り、特に運転学習用に好
適な小型シミユレータ装置に関する。
〔発明の背景〕
原子力発電プラントの運転訓練シミユレータを
例にとつて従来技術の説明を行う。
原子力発電プラントの起動、停止操作及びプラ
ントの過渡時、事故時における運転員の対応操作
を訓練するために、運転訓練シミユレータが用い
られている。
第3図に運転訓練シミユレータの構成を示す。
運転訓練シミユレータは、シミユレータの始動、
停止、初期状態設定等シミユレータの制御を行う
シミユレータ制御部1、プラントの特性を計算機
で模擬するプラントシミユレーシヨン部2、実プ
ラントの中央制御盤を模擬し、スイツチ、表示
灯、警報、制御器、指示器、記録計、CRT等を
備えた制御盤3から構成される。
プラントシミユレーシヨン部2は、シミユレー
タ制御部1からの制御信号に応じて原子力発電プ
ラントの挙動をシミユレーシヨンすると共に、制
御盤3からの操作信号に応じて、プラントの応答
を計算する。
シミユレーシヨン部2で計算されたプラントパ
ラメータの応答は、制御盤上の指示記録計や表示
灯、CRT等に出力される。こうして、運転員は、
プラントの中央制御盤に向かつているのと同様
に、プラントの運転操作を訓練することが出来
る。
しかし、このような実現模の制御盤を有するフ
ルスコープシミユレータに対し、最近、設備費の
低減、操作訓練に対して運転方法学習を主眼と
し、特に操作盤サイズを縮約化した小型シミユレ
ータが検討されつつある。縮約化した小型シミユ
レータ用操作盤は、その盤面サイズの制約から各
機器専用の操作スイツチは設けず、少数ハードス
イツチ及びCRT画面上のタツチスクリーン機能
による多種機器の操作、同様に少数ハード指示計
による多種パラメータの監視、あるいはCRT画
面を監視の主体とし、画面切換えにより複数パラ
メータを監視する手法が取られる。
実機プラントを忠実に模擬したフルスコープシ
ミユレータでは、プラントの過渡変化時、事故時
においてCRT画面の自動切換えのためのトリガ
信号として発電機トリツプ、タービントリツプ、
原子炉スクラム等プラントの重要な主機トリツプ
発生信号を取りこんでいる。又この場合のプロセ
スパラメータの監視は、指示計、記録計、CRT
等で行い、各機器の操作は操作スイツチで行つて
いる。一方小型シミユレータは、前述したごとく
操作、監視に汎用性があるものの、同一時期に複
数操作が重なつたり、プラント過渡変化、事故時
のように緊急的判断、操作が要求されるシミユレ
ーシヨンケースに対しては、監視対象画面の選
択、操作対象の切換え等のシミユレータ自体の操
作技術に多くの労力がさかれることになり、本来
の目的である運転手法、操作技術修得ができなく
なるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、シミユレーシヨンに応じた表
示画面を表示することができる小型シミユレーシ
ヨン装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、表示装置を備えたシミユレー
タ操作盤と、プラントモデル部と、前記プラント
モデル部でのシミユレーシヨンの実行に必要な情
報を管理制御するシミユレータ制御部と、前記シ
ミユレータ制御部と前記プラントモデル部との間
に設けられこれらの間での情報の入出力を行う入
出力処理部と、前記シミユレータ制御部から出力
されるマルフアンクシヨン設定信号と前記プラン
トモデル部から出力されるシミユレーシヨン信号
に基づいて、前記表示装置の表示画面の切り替え
の要否を判定し、切り替えが必要なときに切り替
え指令を前記入出力処理部に出力する判定部とを
備えたことになる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
第1図は、本実施例の構成を示す。シミユレー
タ操作盤1は実機プラントと同等、あるいは縮約
化を図つた制御盤でありプラントの運転状況に応
じて必要な操作、監視を行うものである。シミユ
レータ操作盤1はCRT(図示せず)を備える。ま
た、計算機2は、操作盤での操作情報の取込み、
あるいはシミユレーシヨン結果の操作盤への表示
を行う入出力処理部3、プラント機器、パラメー
タの状態をシミユレーシヨンするプラントモデル
部4、及びシミユレーシヨンを行う上で必要とな
る各種情報、すなわち、初期条件、シミユレーシ
ヨン速度、マルフアンクシヨン発生有無等につい
て管理制御するシミユレータ制御部5により構成
される。
以上の構成は、従来のシミユレータ装置とほぼ
同様であるが、本発明の実施例では、前記シミユ
レータ制御部5におけるシミユレーシヨン速度設
定をキーボード6による外部人間の操作のみでな
くシミユレータの内部処理として自動的に設定操
作を行うためのシミユレータ時間管理部7が設置
されている。このシミユレータ時間管理部7は、
基本的にシミユレーシヨン速度自動設定のため情
報を保持する判定用データ部8と、基準情報とシ
ミユレーシヨン状態を比較する判別指令部9より
成る。
判定用データ部8の持つデータはあらかじめキ
ーボード6、あるいは、磁気テープ等の補助装置
により与えられるもので、プラントパラメータの
状態に応じて系統機器操作項目、正規の操作タイ
ミング(マルフアンクシヨン発生からの時間、関
連プロセスパラメータ値との関係)を蓄えてい
る。一方、判別指令部9は、シミユレータ制御部
よりの現在設定されているマルフアンクシヨン項
目を示すマルフアンクシヨン設定信号10、プラ
ントパラメータの状態、系統機器操作実施の有無
を示すシミユレーシヨン信号11及び正規の対応
操作に伴い必要となるCRT画面あるいは操作ス
イツチ機能の切換指令12を入出力処理部3に出
力する。
本実施例におけるシミユレーシヨンを第2図に
おいて、給水ポンプ全台トリツプに伴う原子炉水
位の推移概略を示す。以下にこの給水ポンプがト
リツプした場合の原子炉水位の推移及び原子炉水
位の推移に伴うプラントの事象について説明す
る。
給水ポンプが全台トリツプした場合、原子炉水
位はL5,6より徐々に低下し水位がL3に達すると原
子炉はスクラム状態となる。さらに水位が低下し
L2に達すると原子炉を保護するためにRCIC、
HPCS系が自動起動する。このRCIC、HPCSを
繰り返えし起動させている間に原子炉水位がある
任意の時点まで回復するとこのRCIC、HPCS系
を停止させて水系の復旧操作に入る。以上のよう
な事象に対し、実機プラント及びフルスコープシ
ミユレータのCRT画面では、給水ポンプトリツ
プ時に給水系の画面を、又、原子炉スクラム時に
は原子炉、タービンサマリ画面の表示までであつ
た。しかし本実施例によれば、原子炉水位の特定
の設定値(L2,L3)に達した時点でCRT画面を
自動更新するようにしているため、水位がL2
達するとRCIC、HPCS系統画面を表示し、又水
位が回復しL3に達すると画面を自動更新させ、
給水系の画面を再び表示する。他のいろいろな事
象についても上記と同様である。
本実施例によれば、特に小型シミユレーシヨン
装置のように実機プラント操作盤に比べ縮約化さ
れた操作盤を用いて運転手法、操作技術を修得す
る場合、操作盤縮約化に伴う操作盤視性の制約を
補うことができると共に、本シミユレータを学習
主体として用いる場合、学習効果の向上が期待で
きる。
更に本実施例によれば、シミユレーシヨンに応
じた表示画面をCRTに表示することができる。
このため、シミユレータ操作盤1の操作員は、シ
ミユレーシヨンの内容を的確に知ることができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シミユレーシヨンに応じた表
示画面を表示装置に適切に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるシミユレータ
の機能構成図、第2図は本発明を使用した場合の
シミユレーシヨンを示す説明図、第3図は従来の
フルスコープシミユレータのシステム構成図であ
る。 2……計算機、3……入出力処理部、4……プ
ラントモデル部、5……シミユレータ制御部、6
……キーボード、8……判定用データ部、9……
判定指令部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表示装置を備えたシミユレータ操作盤と、プ
    ラントモデル部と、前記プラントモデル部でのシ
    ミユレーシヨンの実行に必要な情報を管理制御す
    るシミユレータ制御部と、前記シミユレータ操作
    盤と前記プラントモデル部との間に設けられこれ
    らの間での情報の入出力を行う入出力処理部と、
    前記シミユレータ制御部から出力されるマルフア
    ンクシヨン設定信号と前記プラントモデル部から
    出力されるシミユレーシヨン信号に基づいて、前
    記表示装置の表示画面の切り替えの要否を判定
    し、切り替えが必要なときに切り替え指令を前記
    入出力処理部に出力する判定部とを備えたことを
    特徴とする小型シミユレータ装置。
JP22010485A 1985-10-04 1985-10-04 小型シミユレ−タ装置 Granted JPS6280689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22010485A JPS6280689A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 小型シミユレ−タ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22010485A JPS6280689A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 小型シミユレ−タ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6280689A JPS6280689A (ja) 1987-04-14
JPH0587836B2 true JPH0587836B2 (ja) 1993-12-20

Family

ID=16745974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22010485A Granted JPS6280689A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 小型シミユレ−タ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61282878A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 株式会社東芝 プラント模擬装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61282878A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 株式会社東芝 プラント模擬装置

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JPS6280689A (ja) 1987-04-14

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