JPH0587661A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JPH0587661A
JPH0587661A JP24807591A JP24807591A JPH0587661A JP H0587661 A JPH0587661 A JP H0587661A JP 24807591 A JP24807591 A JP 24807591A JP 24807591 A JP24807591 A JP 24807591A JP H0587661 A JPH0587661 A JP H0587661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
sensor element
sensor
type
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP24807591A
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English (en)
Inventor
Mineo Yamanaka
峰雄 山中
Michiaki Yamagata
通昭 山県
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大圧保護と素子保護が容易な圧力センサを
提供することを目的としている。 【構成】 その一方の面に8角形ダイアフラムを形成し
たn形Si基板の側面の(111)面に選択的にp形領
域を形成し、他方の面にセンサ素子を形成し、このセン
サ素子と反対面の金属配線層とを電気的に接続するた
め、ダイアフラムを貫通するp形領域を形成して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイアフラムを用いた圧
力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の圧力センサの機械的構成例
を示す図である。図において、1はSi基板で、その大
きさは1辺が10mm程度、その厚さは1mm程度であ
る。そして、その一方の面(B面)は異方性エッチング
により8角形に削り込まれている。2は底に形成された
ダイアフラム、3はB面の反対の面(A面)に形成され
た導電膜である。ダイアフラム2と導電膜3間の距離は
0.1mm以下である。
【0003】4は導電膜3に取り付けられたセンサ素子
で、例えばストレンゲージ等が用いられる。このセンサ
素子4は、A面とB面との差圧に応じた信号を出力す
る。5はA面の4隅に設けられた信号取出し用端子(金
属配線層)で、例えばAl電極が用いられる。この信号
取出し用端子5とセンサ素子4とは、導電膜3により電
気的に接続されている。
【0004】図5は従来の圧力センサの使用状態を示す
図である。10はB面側と接合する過大圧保護機構とし
ての台座である。図の例では、測定圧P1はA面から入
り、参照圧P0はB面から入る。センサ素子4は、測定
圧P1と参照圧P0との差圧に基づく信号を出力する。
この信号は、信号取出し用端子5とボンディング接続さ
れたリード線6から外部に取出される。
【0005】ここで、測定できる圧力は、ダイアフラム
2の厚さを調整することにより、可変することができ
る。つまり、微小圧測定の場合には、ダイアフラム2の
厚さを薄くして感度を上げ、高圧測定の場合には、ダイ
アフラム2の厚さを厚くして感度を下げればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサは、
信号取出し用端子5がセンサ素子形成面側にあるため、
センサ素子面に過大圧保護機構10を接合することが困
難である。また、直接測定圧側にセンサ素子4が形成さ
れているため、センサ素子4が測定雰囲気の影響を受け
やすいという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、過大圧保護と素子保護が容易な圧力セン
サを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の一実施例
を示す機械的構成図である。図4と同一のものは、同一
の符号を付して示す。図において、1はSi基板、2は
その一方の面(B面)に形成された8角形ダイアフラ
ム、4は他方の面(A面)に形成されたセンサ素子であ
る。この圧力センサの寸法は、1辺が5mm程度、厚さ
が最大1mm程度である。図の(100),(11
0),(111)は結晶の方向性を示している。
【0009】5はB面側に形成した信号取出し用端子
で、例えば金属配線層でできている。7はn形Si基板
1の側面の(111)面に選択的に形成されたp形領
域、8は前記センサ素子4と反対面の金属配線層5とを
電気的に接続するため、ダイアフラム2を貫通するp形
領域、9はB面に形成されたリード部である。この結
果、A面側にセンサ素子4と信号取出し用端子5とは、
p形領域8,p形領域7及びリード部9を介して電気的
に接続されることになる。
【0010】
【作用】センサ素子4の信号取出し口をセンサ素子4と
は反対面に拡散技術を用いて設けた。これにより過電圧
保護機構をフラットになったセンサ素子に容易に接合す
ることができ、過大圧保護と素子保護が容易になる。ま
た、本発明によれば、センサ素子4と反対の面に信号取
出し用端子5を設けることができ、組み立て作業を容易
にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の圧力センサの使用状態を示
す図である。本発明によれば、信号取り出し口をB面側
に設置することができるので、センサ素子4が取り付け
られているA面はフラットにすることができる。そこ
で、図5に示す従来例とは異なり、測定圧P1をB面か
ら入れ、参照圧P0をA面から入れるようにすることが
できる。
【0012】そして、素子センサ4を過大圧から保護す
る過大圧保護機構11をA面に接合することができる。
ここで、過大圧保護機構11の中央付近には若干の窪み
(例えば窪みの深さ2μm程度)が形成されており、窪
みの深さ以上ダイアフラム2が変形しないようになって
いる。つまり、ダイアフラム2乃至はセンサ素子4が過
大圧のために変形して外側に張り出した場合、過大圧保
護機構11の面に当たり、その面がストッパとなりそれ
よりも外側に張り出さないようにしている。
【0013】図に示す状態で、センサ素子4は測定圧P
1と参照圧P0との差圧に基づく信号を発生する。この
差圧信号は、センサ素子4→p形領域8→p形領域7→
リード部9→信号取出し用端子5→リード線6のルート
で外部に取出される。
【0014】図3は本発明の圧力センサの作製シーケン
スを示すフローチャートである。先ず、(100)n形
Si基板(ウェハ)のA面に連結部8を拡散で形成する
(S1)。次に、A面にストレンゲージ等のセンサ素子
4を形成する(S2)。次に、B面にリード部9を拡散
で形成する(S3)。
【0015】次に、B面に異方性エッチ(エッチング)
により8角のダイアフラム2を形成する(S4)。この
異方性エッチによれば、(100)面のエッチング速度
が(111)面のエッチング速度よりも速いため、(1
11)面が斜めに傾斜し、底の(100)面がフラット
な窪みが形成される。
【0016】次に、B面ダイアフラム側面,底面にp形
不純物を拡散する(S5)。この拡散膜の深さをt1μ
mとする。次に、拡散した膜をエッチにより(100)
面のみ除去する(S6)。この時のエッチの深さはt1
μmよりも深くする。従って、(111)面にはp形の
拡散膜が残ることになる(S7)。この拡散膜の領域が
図1のp形領域7である。最後に、酸化膜12及び信号
取出し用端子(電極)5を形成する(S8)。この結
果、A面のセンサ素子4とB面の信号取出し用端子5と
は電気的に接続されることになる。なお、図1の第1エ
ッチ面はステップS4で形成された面、第2エッチ面は
ステップS6で形成された面である。
【0017】上述の実施例では、n形Si基板の側面の
(111)面に選択的にp形領域7を形成し、センサ素
子4と反対面の金属配線層とを電気的に接続するため、
ダイアフラムを貫通するp形領域8を形成した場合を例
にとったが、本発明はこれに限るものではない。n形と
p形の関係を逆にしてもよい。つまり、p形Si基板の
側面の(111)面に選択的にn形領域7を形成し、セ
ンサ素子4と反対面の金属配線層とを電気的に接続する
ため、ダイアフラムを貫通するn形領域8を形成するよ
うにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば信号取出し部をセンサ素子反対面に設けることに
より過大圧保護と素子保護が容易な圧力センサを提供す
ることができ、センサとしての組み立て性も改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機械的構成図である。
【図2】本発明の圧力センサの使用状態を示す図であ
る。
【図3】本発明の圧力センサの作製シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図4】従来の圧力センサの機械的構成例を示す図であ
る。
【図5】従来の圧力センサの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 ダイアフラム 4 センサ素子 5 信号取出し用端子 7 p形領域 8 p形領域 9 リード部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一方の面に8角形ダイアフラムを形
    成したn形Si基板の側面の(111)面に選択的にp
    形領域を形成し、 他方の面にセンサ素子を形成し、 このセンサ素子と反対面の金属配線層とを電気的に接続
    するため、ダイアフラムを貫通するp形領域を形成した
    ことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 その一方の面に8角形ダイアフラムを形
    成したp形Si基板の側面の(111)面に選択的にn
    形領域を形成し、 他方の面にセンサ素子を形成し、 このセンサ素子と反対面の金属配線層とを電気的に接続
    するため、ダイアフラムを貫通するn形領域を形成した
    ことを特徴とする圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記素子面にその中心部に窪みが形成さ
    れた過電圧保護機構を接合して構成される請求項1又は
    2記載の圧力センサ。
JP24807591A 1991-09-26 1991-09-26 圧力センサ Pending JPH0587661A (ja)

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JP24807591A JPH0587661A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 圧力センサ

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