JPH0587027A - 2サイクル多気筒エンジン - Google Patents
2サイクル多気筒エンジンInfo
- Publication number
- JPH0587027A JPH0587027A JP3275039A JP27503991A JPH0587027A JP H0587027 A JPH0587027 A JP H0587027A JP 3275039 A JP3275039 A JP 3275039A JP 27503991 A JP27503991 A JP 27503991A JP H0587027 A JPH0587027 A JP H0587027A
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- JP
- Japan
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- fuel injection
- fuel
- passage
- cylinder
- damper housing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Abstract
(57)【要約】
[目的] 気筒数やシリンダボアピッチの変化を広範囲
にカバーして部品の共通化、コストダウンを図ることが
できる2サイクル多気筒エンジンを提供すること。 [構成] 2サイクル多気筒エンジンにおいて、燃料噴
射ユニット4とダンパーハウジング26を連結部材2
7,28で着脱自在に連結するとともに、燃料噴射ユニ
ット4とダンパーハウジング26の燃料通路と空気通路
を開閉弁の中心線に対して両側に振り分けて配置する。
従って、ダンパーハウジング26を共通化し、エンジン
の気筒数やシリンダボアピッチの変化に対しては連結部
材27,28の数や長さ調整で対処することができる。
又、特に燃料通路と空気通路を開閉弁の中心線に対して
両側に振り分けたため、シリンダボアピッチの小さいエ
ンジンに対しても共通のダンパーハウジング26を用い
ることができる。
にカバーして部品の共通化、コストダウンを図ることが
できる2サイクル多気筒エンジンを提供すること。 [構成] 2サイクル多気筒エンジンにおいて、燃料噴
射ユニット4とダンパーハウジング26を連結部材2
7,28で着脱自在に連結するとともに、燃料噴射ユニ
ット4とダンパーハウジング26の燃料通路と空気通路
を開閉弁の中心線に対して両側に振り分けて配置する。
従って、ダンパーハウジング26を共通化し、エンジン
の気筒数やシリンダボアピッチの変化に対しては連結部
材27,28の数や長さ調整で対処することができる。
又、特に燃料通路と空気通路を開閉弁の中心線に対して
両側に振り分けたため、シリンダボアピッチの小さいエ
ンジンに対しても共通のダンパーハウジング26を用い
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射ユニットを有
する2サイクル多気筒エンジンに関する。
する2サイクル多気筒エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる2サイクル多気筒エンジンにおい
ては、各気筒毎に設けられる燃料噴射ユニットの間に、
燃料の脈動を抑えるためのパルセーションダンパーを収
納するダンパーハウジングが設けられ、該ダンパーハウ
ジングの燃料通路と空気通路は燃料噴射ユニットの燃料
通路と空気通路にそれぞれ接続されていた。
ては、各気筒毎に設けられる燃料噴射ユニットの間に、
燃料の脈動を抑えるためのパルセーションダンパーを収
納するダンパーハウジングが設けられ、該ダンパーハウ
ジングの燃料通路と空気通路は燃料噴射ユニットの燃料
通路と空気通路にそれぞれ接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2サイクル多気筒エンジンにあっては、燃料噴射ユニッ
トとダンパーハウジングとが直接連結されていたため、
エンジンの気筒数やサイズ(排気量やシリンダボアピッ
チ)の変化に対応してダンパーハウジングを数種類用意
しておかねばならず、部品の共通化、コストダウン等の
点で改善の余地が残されていた。
2サイクル多気筒エンジンにあっては、燃料噴射ユニッ
トとダンパーハウジングとが直接連結されていたため、
エンジンの気筒数やサイズ(排気量やシリンダボアピッ
チ)の変化に対応してダンパーハウジングを数種類用意
しておかねばならず、部品の共通化、コストダウン等の
点で改善の余地が残されていた。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、気筒数やシリンダボアピッチ
の変化を広範囲にカバーして部品の共通化、コストダウ
ンを図ることができる2サイクル多気筒エンジンを提供
することにある。
で、その目的とする処は、気筒数やシリンダボアピッチ
の変化を広範囲にカバーして部品の共通化、コストダウ
ンを図ることができる2サイクル多気筒エンジンを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、燃料通路と空気通路及びこれらを開閉する開閉
弁を有する燃料噴射ユニットを各気筒のシリンダヘッド
に設け、各燃料噴射ユニットの間に、燃料通路と空気通
路を有するダンパーハウジングを介設して成る2サイク
ル多気筒エンジンにおいて、前記燃料噴射ユニットとダ
ンパーハウジングを連結部材で着脱自在に連結するとと
もに、燃料噴射ユニット及びダンパーハウジングの燃料
通路と空気通路を前記開閉弁の中心線に対して両側に振
り分けて配置したことをその特徴とする。
発明は、燃料通路と空気通路及びこれらを開閉する開閉
弁を有する燃料噴射ユニットを各気筒のシリンダヘッド
に設け、各燃料噴射ユニットの間に、燃料通路と空気通
路を有するダンパーハウジングを介設して成る2サイク
ル多気筒エンジンにおいて、前記燃料噴射ユニットとダ
ンパーハウジングを連結部材で着脱自在に連結するとと
もに、燃料噴射ユニット及びダンパーハウジングの燃料
通路と空気通路を前記開閉弁の中心線に対して両側に振
り分けて配置したことをその特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、燃料噴射ユニットとダンパー
ハウジングとは連結部材によって着脱自在に連結される
ため、ダンパーハウジングを共通化し、エンジンの気筒
数やシリンダボアピッチの変化に対しては連結部材の数
や長さ調整で対処することができる。特に、燃料通路と
空気通路を開閉弁の中心線に対して両側に振り分けたた
め、これら通路を開閉弁の中心線近傍に配する場合に比
べて連結部材の長さ調整代を大きくとることができ、シ
リンダボアピッチの小さいエンジンに対しても共通のダ
ンパーハウジングを用いることができ、本発明の適用範
囲を広げることができる。
ハウジングとは連結部材によって着脱自在に連結される
ため、ダンパーハウジングを共通化し、エンジンの気筒
数やシリンダボアピッチの変化に対しては連結部材の数
や長さ調整で対処することができる。特に、燃料通路と
空気通路を開閉弁の中心線に対して両側に振り分けたた
め、これら通路を開閉弁の中心線近傍に配する場合に比
べて連結部材の長さ調整代を大きくとることができ、シ
リンダボアピッチの小さいエンジンに対しても共通のダ
ンパーハウジングを用いることができ、本発明の適用範
囲を広げることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0008】図7に基づいて本発明に係る2サイクル3
気筒エンジン1の構成を概説すると、同図中、2はシリ
ンダボディであって、これの上部にはシリンダヘッド3
が被着されており、該シリンダヘッド3には各気筒毎に
燃料噴射ユニット4が取り付けられている。
気筒エンジン1の構成を概説すると、同図中、2はシリ
ンダボディであって、これの上部にはシリンダヘッド3
が被着されており、該シリンダヘッド3には各気筒毎に
燃料噴射ユニット4が取り付けられている。
【0009】又、前記シリンダボディ2には、3つのシ
リンダ5が図7の紙面垂直方向に適当な間隔(シリンダ
ボアピッチ)で形成されており、各シリンダ5にはピス
トン6が摺動自在に嵌装されている。そして、各ピスト
ン6はコンロッド6aを介してクランク軸7に連結され
ている。尚、クランク軸7は図7の紙面垂直方向に長
く、これはクランクケース8内に回転自在に収納されて
いる。
リンダ5が図7の紙面垂直方向に適当な間隔(シリンダ
ボアピッチ)で形成されており、各シリンダ5にはピス
トン6が摺動自在に嵌装されている。そして、各ピスト
ン6はコンロッド6aを介してクランク軸7に連結され
ている。尚、クランク軸7は図7の紙面垂直方向に長
く、これはクランクケース8内に回転自在に収納されて
いる。
【0010】更に、前記シリンダボディ2には各気筒毎
に掃気通路9と排気通路10が形成されており、これら
はそれぞれ掃気ポート9a、排気ポート10aとして前
記シリンダ5内に開口している。又、クランクケース8
には吸気通路11が形成されており、該吸気通路11に
はリード弁12と吸気管13が連設されている。
に掃気通路9と排気通路10が形成されており、これら
はそれぞれ掃気ポート9a、排気ポート10aとして前
記シリンダ5内に開口している。又、クランクケース8
には吸気通路11が形成されており、該吸気通路11に
はリード弁12と吸気管13が連設されている。
【0011】一方、前記シリンダヘッド3には燃焼室1
4が形成されるとともに、該燃焼室14にその放電部が
臨む点火プラグ15が螺着されている。
4が形成されるとともに、該燃焼室14にその放電部が
臨む点火プラグ15が螺着されている。
【0012】ここで、燃料噴射系の構成を図1乃至図6
に基づいて説明する。尚、図1は燃料噴射系の平面図、
図2は図1の矢視A方向の図、図3は図1の矢視B方向
の図、図4は図1のC−C線拡大断面図、図5はダンパ
ーハウジングの平断面図(図2のE−E線断面図)、図
6は図5のD−D線断面図である。
に基づいて説明する。尚、図1は燃料噴射系の平面図、
図2は図1の矢視A方向の図、図3は図1の矢視B方向
の図、図4は図1のC−C線拡大断面図、図5はダンパ
ーハウジングの平断面図(図2のE−E線断面図)、図
6は図5のD−D線断面図である。
【0013】前記各燃料噴射ユニット4の構成の詳細は
図4に示されるが、該燃料噴射ユニット4のハウジング
16は前記シリンダヘッド3(図7参照)に結着されて
おり、該ハウジング16に保持されたバルブボディ17
の先部はシリンダヘッド3に穿設された円孔3aに嵌入
され、その端面は前記燃焼室14内に臨んでいる(図7
参照)。
図4に示されるが、該燃料噴射ユニット4のハウジング
16は前記シリンダヘッド3(図7参照)に結着されて
おり、該ハウジング16に保持されたバルブボディ17
の先部はシリンダヘッド3に穿設された円孔3aに嵌入
され、その端面は前記燃焼室14内に臨んでいる(図7
参照)。
【0014】而して、上記バルブボディ17の中央部に
は噴射空間18が形成されており、該噴射空間18内に
は開閉弁19が上下動自在に収容されている。そして、
噴射空間18には通路20が連通しており、通路20に
はインジェクタ21が接続され、この通路20には別の
通路22が連通している。又、噴射空間18の下面は前
記燃焼室14(図7参照)に開口しており、その下面開
口部は前記開閉弁19によって適当なタイミングで開閉
される。尚、開閉弁19はソレノイド23によって駆動
される。
は噴射空間18が形成されており、該噴射空間18内に
は開閉弁19が上下動自在に収容されている。そして、
噴射空間18には通路20が連通しており、通路20に
はインジェクタ21が接続され、この通路20には別の
通路22が連通している。又、噴射空間18の下面は前
記燃焼室14(図7参照)に開口しており、その下面開
口部は前記開閉弁19によって適当なタイミングで開閉
される。尚、開閉弁19はソレノイド23によって駆動
される。
【0015】ところで、ハウジング16には、図4の紙
面垂直方向に長い燃料通路24と空間通路25が互いに
平行に、且つ前記開閉弁19の中心線に対して左右に振
り分けられて形成されており、これら燃料通路24、空
気通路25は通路20、22を介して前記噴射空間18
に連通している。尚、開閉弁19の中心線に対する空気
通路25のオフセット量は燃料通路24のオフセット量
よりも小さく設定されている。
面垂直方向に長い燃料通路24と空間通路25が互いに
平行に、且つ前記開閉弁19の中心線に対して左右に振
り分けられて形成されており、これら燃料通路24、空
気通路25は通路20、22を介して前記噴射空間18
に連通している。尚、開閉弁19の中心線に対する空気
通路25のオフセット量は燃料通路24のオフセット量
よりも小さく設定されている。
【0016】而して、図1及び図2に示すように、本実
施例では3つの燃料噴射ユニット4はエンジン1の長さ
方向(シリンダ5の配列方向)に並設されており、隣接
する燃料噴射ユニット4の間はダンパーハウジング26
が配置され、ダンパーハウジング26と燃料噴射ユニッ
ト4とはパイプ状の連結部材27,28よって着脱自在
に連結されている。即ち、図5に示すように、ダンパー
ハウジング26には燃料通路29と空気通路30が形成
されており、燃料通路29は分岐通路31を介してパル
セーションダンパー32に臨んでいる。又、図6に示す
ように、空気通路30はリング状の通路33及び放射状
の4つの通路34を介してパルセーションダンパー32
のバネ室35に連通している。そして、ダンパーハウジ
ング26の燃料通路29、空気通路30は連結部材2
7、28によって燃料噴射ユニット4の燃料通路24、
空気通路25にそれぞれ接続されており、複数の燃料通
路24,29と空気通路25,30はそれぞれ直線状を
成して連結されている。尚、図1に燃料通路24,2
9、空気通路25,30の中心線Lf,Laを示す。
施例では3つの燃料噴射ユニット4はエンジン1の長さ
方向(シリンダ5の配列方向)に並設されており、隣接
する燃料噴射ユニット4の間はダンパーハウジング26
が配置され、ダンパーハウジング26と燃料噴射ユニッ
ト4とはパイプ状の連結部材27,28よって着脱自在
に連結されている。即ち、図5に示すように、ダンパー
ハウジング26には燃料通路29と空気通路30が形成
されており、燃料通路29は分岐通路31を介してパル
セーションダンパー32に臨んでいる。又、図6に示す
ように、空気通路30はリング状の通路33及び放射状
の4つの通路34を介してパルセーションダンパー32
のバネ室35に連通している。そして、ダンパーハウジ
ング26の燃料通路29、空気通路30は連結部材2
7、28によって燃料噴射ユニット4の燃料通路24、
空気通路25にそれぞれ接続されており、複数の燃料通
路24,29と空気通路25,30はそれぞれ直線状を
成して連結されている。尚、図1に燃料通路24,2
9、空気通路25,30の中心線Lf,Laを示す。
【0017】ここで、燃料噴射系の図1に示す状態への
組立て手順を説明する。
組立て手順を説明する。
【0018】即ち、先ず各燃料噴射ユニット4とダンパ
ーハウジング26に連結部材27,28を各々差し込ん
でユニットを組み立てる。次に、3つの燃料噴射ユニッ
ト4のバルブボディ17を不図示の治具に当て、これら
バルブボディ17間のピッチを3つのシリンダ5の配列
ピッチに合わせる。尚、このときのピッチの調整は連結
部材27,28の圧入代の調節によってなされる。
ーハウジング26に連結部材27,28を各々差し込ん
でユニットを組み立てる。次に、3つの燃料噴射ユニッ
ト4のバルブボディ17を不図示の治具に当て、これら
バルブボディ17間のピッチを3つのシリンダ5の配列
ピッチに合わせる。尚、このときのピッチの調整は連結
部材27,28の圧入代の調節によってなされる。
【0019】その後、連結用のプレート40に燃料噴射
ユニット40とダンパーハウジング26を複数本(本実
施例では、15本)のボルト14にて取り付け、これら
をユニットとして一体化する。そして、最後に燃料噴射
ユニット4の取付ボスにボルト42を挿入してユニット
をシリンダヘッド3に取り付ければ、燃料噴射系が図1
に示すように組み立てられる。尚、図1及び図3におい
て、直線Oは開閉弁19の中心線である。
ユニット40とダンパーハウジング26を複数本(本実
施例では、15本)のボルト14にて取り付け、これら
をユニットとして一体化する。そして、最後に燃料噴射
ユニット4の取付ボスにボルト42を挿入してユニット
をシリンダヘッド3に取り付ければ、燃料噴射系が図1
に示すように組み立てられる。尚、図1及び図3におい
て、直線Oは開閉弁19の中心線である。
【0020】以上のように、本実施例では燃料噴射ユニ
ット4とダンパーハウジング26とが連結部材27,2
8によって着脱自在に連結されるため、機種(気筒数や
シリンダボアピッチ)の異なるエンジンに対してもダン
パーハウジング26を共用することができる。即ち、気
筒数の増減に対しては連結部材27,28の増減で対処
し、シリンダボアピッチの変化に対しては連結部材2
7,28の長さ調整で対処することができるため、ダン
パーハウジング26を各種エンジンに対して共通化する
ことができ、コストダウンを図ることができる。
ット4とダンパーハウジング26とが連結部材27,2
8によって着脱自在に連結されるため、機種(気筒数や
シリンダボアピッチ)の異なるエンジンに対してもダン
パーハウジング26を共用することができる。即ち、気
筒数の増減に対しては連結部材27,28の増減で対処
し、シリンダボアピッチの変化に対しては連結部材2
7,28の長さ調整で対処することができるため、ダン
パーハウジング26を各種エンジンに対して共通化する
ことができ、コストダウンを図ることができる。
【0021】又、本実施例では、燃料噴射ユニット4と
ダンパーハウジング26の燃料通路24,29と空気通
路25,30を開閉弁19の中心線に対して左右に振り
分けたため、これらを開閉弁19の中心線近傍に配する
場合に比べて連結部材27,28の長さ調整代(つま
り、燃料噴射ユニット4とダンパーハウジング26との
間隔)を大きくとることができ、特にシリンダボアピッ
チの小さいエンジンに対しても共通のダンパーハウジン
グ26を用いることができ、本発明の適用範囲を拡大す
ることができる。
ダンパーハウジング26の燃料通路24,29と空気通
路25,30を開閉弁19の中心線に対して左右に振り
分けたため、これらを開閉弁19の中心線近傍に配する
場合に比べて連結部材27,28の長さ調整代(つま
り、燃料噴射ユニット4とダンパーハウジング26との
間隔)を大きくとることができ、特にシリンダボアピッ
チの小さいエンジンに対しても共通のダンパーハウジン
グ26を用いることができ、本発明の適用範囲を拡大す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、燃料通路と空気通路及びこれらを開閉する開閉弁
を有する燃料噴射ユニットを各気筒のシリンダヘッドに
設け、各燃料噴射ユニットの間に、燃料通路と空気通路
を有するダンパーハウジングを介設して成る2サイクル
多気筒エンジンにおいて、前記燃料噴射ユニットとダン
パーハウジングを連結部材で着脱自在に連結するととも
に、燃料噴射ユニット及びダンパーハウジングの燃料通
路と空気通路を前記開閉弁の中心線に対して両側に振り
分けて配置したため、エンジンの気筒数やシリンダボア
ピッチの変化を広範囲にカバーして部品の共通化、コス
トダウンを図ることができるという効果が得られる。
れば、燃料通路と空気通路及びこれらを開閉する開閉弁
を有する燃料噴射ユニットを各気筒のシリンダヘッドに
設け、各燃料噴射ユニットの間に、燃料通路と空気通路
を有するダンパーハウジングを介設して成る2サイクル
多気筒エンジンにおいて、前記燃料噴射ユニットとダン
パーハウジングを連結部材で着脱自在に連結するととも
に、燃料噴射ユニット及びダンパーハウジングの燃料通
路と空気通路を前記開閉弁の中心線に対して両側に振り
分けて配置したため、エンジンの気筒数やシリンダボア
ピッチの変化を広範囲にカバーして部品の共通化、コス
トダウンを図ることができるという効果が得られる。
【図1】本発明に係る2サイクル多気筒エンジンの燃料
噴射系の平面図である。
噴射系の平面図である。
【図2】図1の矢視A方向の図である。
【図3】図1の矢視B方向の図である。
【図4】図1のC−C線拡大断面図である。
【図5】ダンパーハウジングの平断面図(図2のE−E
線断面図)である。
線断面図)である。
【図6】図5のD−D線断面図である。
【図7】本発明に係る2サイクル多気筒エンジンの縦断
面図である。
面図である。
1 2サイクル多気筒エンジン 3 シリンダヘッド 4 燃料噴射ユニット 19 開閉弁 24,29 燃料通路 25,30 空気通路 26 ダンパーハウジング 27,28 連結部材
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料通路と空気通路及びこれらを開閉す
る開閉弁を有する燃料噴射ユニットを各気筒のシリンダ
ヘッドに設け、各燃料噴射ユニットの間に、燃料通路と
空気通路を有するダンパーハウジングを介設して成る2
サイクル多気筒エンジンにおいて、前記燃料噴射ユニッ
トとダンパーハウジングを連結部材で着脱自在に連結す
るとともに、燃料噴射ユニット及びダンパーハウジング
の燃料通路と空気通路を前記開閉弁の中心線に対して両
側に振り分けて配置したことを特徴とする2サイクル多
気筒エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3275039A JP2951071B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 2サイクル多気筒エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3275039A JP2951071B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 2サイクル多気筒エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587027A true JPH0587027A (ja) | 1993-04-06 |
JP2951071B2 JP2951071B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17550016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3275039A Expired - Fee Related JP2951071B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 2サイクル多気筒エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2951071B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000120504A (ja) * | 1998-10-13 | 2000-04-25 | Nippon Soken Inc | 筒内直噴式内燃機関の燃料供給系 |
US6621725B2 (en) | 2000-08-17 | 2003-09-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device with floating storage bulk region and method of manufacturing the same |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3275039A patent/JP2951071B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000120504A (ja) * | 1998-10-13 | 2000-04-25 | Nippon Soken Inc | 筒内直噴式内燃機関の燃料供給系 |
US6621725B2 (en) | 2000-08-17 | 2003-09-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device with floating storage bulk region and method of manufacturing the same |
US7242608B2 (en) | 2000-08-17 | 2007-07-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device having a floating storage bulk region capable of holding/emitting excessive majority carriers |
US7257015B2 (en) | 2000-08-17 | 2007-08-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device having a floating storage bulk region |
US7710785B2 (en) | 2000-08-17 | 2010-05-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device having a floating storage bulk region capable of holding/emitting excessive majority carriers |
US7855920B2 (en) | 2000-08-17 | 2010-12-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device having a floating storage bulk region capable of holding/emitting excessive majority carriers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2951071B2 (ja) | 1999-09-20 |
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