JPH1182163A - 燃料噴射式内燃エンジン - Google Patents
燃料噴射式内燃エンジンInfo
- Publication number
- JPH1182163A JPH1182163A JP24289597A JP24289597A JPH1182163A JP H1182163 A JPH1182163 A JP H1182163A JP 24289597 A JP24289597 A JP 24289597A JP 24289597 A JP24289597 A JP 24289597A JP H1182163 A JPH1182163 A JP H1182163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal combustion
- combustion engine
- fuel
- type internal
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 専用部品を新設することなく簡単な構成でイ
ンジェクタの作動音を低減することができる燃料噴射式
内燃エンジンを提供すること。 【構成】 シリンダヘッド３に各気筒毎に設けられたイ
ンジェクタ２０から吸気通路６に燃料を噴射し、シリン
ダヘッド３の上面を意匠カバー２８で覆って成る燃料噴
射式内燃エンジン１において、前記意匠カバー２８の一
部を延長して延長部２８ａとし、この延長部２８ａで前
記インンジェクタ２０の上方を略全体的に覆う。本発明
によれば、意匠カバー２８の一部を延長してインンジェ
クタ２０の上方を略全体的に覆ったため、専用部品を新
設することなく簡単な構成で、且つ、音源であるインジ
ェクタ２０の近くでその作動音を効果的に低減すること
ができる。
ンジェクタの作動音を低減することができる燃料噴射式
内燃エンジンを提供すること。 【構成】 シリンダヘッド３に各気筒毎に設けられたイ
ンジェクタ２０から吸気通路６に燃料を噴射し、シリン
ダヘッド３の上面を意匠カバー２８で覆って成る燃料噴
射式内燃エンジン１において、前記意匠カバー２８の一
部を延長して延長部２８ａとし、この延長部２８ａで前
記インンジェクタ２０の上方を略全体的に覆う。本発明
によれば、意匠カバー２８の一部を延長してインンジェ
クタ２０の上方を略全体的に覆ったため、専用部品を新
設することなく簡単な構成で、且つ、音源であるインジ
ェクタ２０の近くでその作動音を効果的に低減すること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダヘッドに
各気筒毎に設けられたインジェクタから吸気通路に燃料
を噴射する燃料噴射式内燃エンジンに関する。
各気筒毎に設けられたインジェクタから吸気通路に燃料
を噴射する燃料噴射式内燃エンジンに関する。
【０００２】
【従来の技術】シリンダヘッドに各気筒毎に設けられた
インジェクタから吸気通路に燃料を噴射する燃料噴射式
エンジンを搭載する車両においては、インジェクタの作
動音が車室内に伝播しないようにするために車両側に防
音材を貼り付けていた。
インジェクタから吸気通路に燃料を噴射する燃料噴射式
エンジンを搭載する車両においては、インジェクタの作
動音が車室内に伝播しないようにするために車両側に防
音材を貼り付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように音源であるインジェクタから遠い車両側に防音材
を貼り付けても十分な防音効果が得られないばかりか、
防音材及びこれを貼り付けるための部品が必要となって
構造が複雑化するとともに、防音材の貼付作業に余分な
工数を要するという問題があった。
ように音源であるインジェクタから遠い車両側に防音材
を貼り付けても十分な防音効果が得られないばかりか、
防音材及びこれを貼り付けるための部品が必要となって
構造が複雑化するとともに、防音材の貼付作業に余分な
工数を要するという問題があった。
【０００４】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、専用部品を新設することなく
簡単な構成でインジェクタの作動音を低減することがで
きる燃料噴射式内燃エンジンを提供することにある。
で、その目的とする処は、専用部品を新設することなく
簡単な構成でインジェクタの作動音を低減することがで
きる燃料噴射式内燃エンジンを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、シリンダヘッドに各気筒毎
に設けられたインジェクタから吸気通路に燃料を噴射
し、シリンダヘッドの上面を意匠カバーで覆って成る燃
料噴射式内燃エンジンにおいて、前記意匠カバーの一部
を延長して前記インンジェクタの上方を略全体的に覆っ
たことを特徴とする。
め、請求項１記載の発明は、シリンダヘッドに各気筒毎
に設けられたインジェクタから吸気通路に燃料を噴射
し、シリンダヘッドの上面を意匠カバーで覆って成る燃
料噴射式内燃エンジンにおいて、前記意匠カバーの一部
を延長して前記インンジェクタの上方を略全体的に覆っ
たことを特徴とする。
【０００６】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記意匠カバーの延長部を前記インジェク
タのフューエルレールに近接させたことを特徴とする。
明において、前記意匠カバーの延長部を前記インジェク
タのフューエルレールに近接させたことを特徴とする。
【０００７】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、前記インジェクタに連なるワイヤーハーネ
スを接続ためのカプラーを前記フューエルレールとシリ
ンダヘッドとの間に配置したことを特徴とする。
明において、前記インジェクタに連なるワイヤーハーネ
スを接続ためのカプラーを前記フューエルレールとシリ
ンダヘッドとの間に配置したことを特徴とする。
【０００８】従って、本発明によれば、意匠カバーの一
部を延長してインンジェクタの上方を略全体的に覆った
ため、専用部品を新設することなく簡単な構成で、且
つ、音源であるインジェクタの近くでその作動音を効果
的に低減することができる。
部を延長してインンジェクタの上方を略全体的に覆った
ため、専用部品を新設することなく簡単な構成で、且
つ、音源であるインジェクタの近くでその作動音を効果
的に低減することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１０】図１は本発明に係る燃料噴射式内燃エンジ
ンの平面図、図２は同エンジンの部分断面図、図３は意
匠カバーの平面図、図４は同意匠カバーの正面図（図３
の矢視Ａ方向の図）である。
ンの平面図、図２は同エンジンの部分断面図、図３は意
匠カバーの平面図、図４は同意匠カバーの正面図（図３
の矢視Ａ方向の図）である。
【００１１】本実施の形態に係る燃料噴射式内燃エンジ
ン１は４サイクルの直列４気筒エンジンであって、これ
には４つの気筒が長さ方向に並設されており、図２に示
すように、シリンダブロック２の上部にはシリンダヘッ
ド３が被着されている。そして、シリンダブロック２に
各気筒毎に形成されたシリンダ４にはピストン５が上下
摺動自在に嵌装されている。尚、図示しないが、各ピス
トン５はコンロッドを介してクランク軸に連結されてい
る。
ン１は４サイクルの直列４気筒エンジンであって、これ
には４つの気筒が長さ方向に並設されており、図２に示
すように、シリンダブロック２の上部にはシリンダヘッ
ド３が被着されている。そして、シリンダブロック２に
各気筒毎に形成されたシリンダ４にはピストン５が上下
摺動自在に嵌装されている。尚、図示しないが、各ピス
トン５はコンロッドを介してクランク軸に連結されてい
る。
【００１２】又、図２に示すように、前記シリンダヘッ
ド３には各気筒毎に吸気通路６と排気通路７がそれぞれ
形成されており、これらの吸気通路６と排気通路７が燃
焼室Ｓに開口する吸気ポート６ａと排気ポート７ａは吸
気バルブ８と排気バルブ９によってそれぞれ適当なタイ
ミングで開閉されて所要のガス交換がなされる。
ド３には各気筒毎に吸気通路６と排気通路７がそれぞれ
形成されており、これらの吸気通路６と排気通路７が燃
焼室Ｓに開口する吸気ポート６ａと排気ポート７ａは吸
気バルブ８と排気バルブ９によってそれぞれ適当なタイ
ミングで開閉されて所要のガス交換がなされる。
【００１３】即ち、上記吸気バルブ８と排気バルブ９
は、シリンダヘッド３に圧入されたバルブガイド１０，
１１にそれぞれ摺動自在に挿通保持されるとともに、バ
ルブスプリング１２，１３によって閉じ側に付勢され、
バルブリフター１４，１５を介して吸気カム１６ａと排
気カム１７ａにそれぞれ当接されている。
は、シリンダヘッド３に圧入されたバルブガイド１０，
１１にそれぞれ摺動自在に挿通保持されるとともに、バ
ルブスプリング１２，１３によって閉じ側に付勢され、
バルブリフター１４，１５を介して吸気カム１６ａと排
気カム１７ａにそれぞれ当接されている。
【００１４】上記吸気カム１６ａと排気カム１７ａは吸
気カム軸１６、排気カム軸１７にそれぞれ一体に形成さ
れており、吸気カム軸１６と排気カム軸１７が回転駆動
されることによって吸気バルブ８と排気バルブ９が前述
のようにそれぞれ適当なタイミングで開閉される。
気カム軸１６、排気カム軸１７にそれぞれ一体に形成さ
れており、吸気カム軸１６と排気カム軸１７が回転駆動
されることによって吸気バルブ８と排気バルブ９が前述
のようにそれぞれ適当なタイミングで開閉される。
【００１５】ところで、シリンダヘッド３の上部にはヘ
ッドカバー１８が被着されており、同シリンダヘッド３
の幅方向中央部には各気筒毎に点火プラグ１９が螺着さ
れ、吸気側には各吸気通路６に燃料を噴射するためのイ
ンジェクタ２０が各気筒毎に取り付けられている。そし
て、各インジェクタ２０の頭部は図２の紙面垂直方向に
略水平に延びるフューエルレール２１によって連結され
ており、フューエルレール２１には燃料ホース２２が接
続されている。又、フューエルレール２１とシリンダヘ
ッド３との間には、各インジェクタ２０に連なる不図示
のワイヤーハーネスを接続ためのカプラー２３が配置さ
れている。
ッドカバー１８が被着されており、同シリンダヘッド３
の幅方向中央部には各気筒毎に点火プラグ１９が螺着さ
れ、吸気側には各吸気通路６に燃料を噴射するためのイ
ンジェクタ２０が各気筒毎に取り付けられている。そし
て、各インジェクタ２０の頭部は図２の紙面垂直方向に
略水平に延びるフューエルレール２１によって連結され
ており、フューエルレール２１には燃料ホース２２が接
続されている。又、フューエルレール２１とシリンダヘ
ッド３との間には、各インジェクタ２０に連なる不図示
のワイヤーハーネスを接続ためのカプラー２３が配置さ
れている。
【００１６】一方、図１及び図２に示すように、シリン
ダヘッド３の吸気側の側方にはサージタンク２４が配置
されており、このサージタンク２４から導出する４本の
吸気管２５の一端はシリンダヘッド３の各吸気通路６に
それぞれ接続されており、各吸気管２５のサージタンク
２４内に開口する他端はファンネル状に成形されてい
る。
ダヘッド３の吸気側の側方にはサージタンク２４が配置
されており、このサージタンク２４から導出する４本の
吸気管２５の一端はシリンダヘッド３の各吸気通路６に
それぞれ接続されており、各吸気管２５のサージタンク
２４内に開口する他端はファンネル状に成形されてい
る。
【００１７】そして、上記サージタンク２４の長さ方向
一端に開口する入口部にはスロットルボディ２６が接続
されており、このスロットルボディ２６には不図示のエ
アクリーナが接続されている。尚、スロットルボディ２
６には不図示のスロットルバルブが内蔵されている。
一端に開口する入口部にはスロットルボディ２６が接続
されており、このスロットルボディ２６には不図示のエ
アクリーナが接続されている。尚、スロットルボディ２
６には不図示のスロットルバルブが内蔵されている。
【００１８】他方、図２に示すように、シリンダヘッド
３に形成された各排気通路７には排気管２７がそれぞれ
接続されている。
３に形成された各排気通路７には排気管２７がそれぞれ
接続されている。
【００１９】而して、本実施の形態に係る燃料噴射式内
燃エンジン１においては、その上部のシリンダヘッド３
とヘッドカバー１８が意匠カバー２８によって覆われて
いる。この意匠カバー２８は耐熱樹脂によって一体成形
され、その周囲は下方に向かって折り曲げられ、その上
面の両側（吸気側と排気側）に長さ方向に沿って互いに
平行に形成された凹部２８ａには図３に示すように各２
つのネジ孔２９がそれぞれ形成されている。そして、こ
の意匠カバー２８は前記ネジ孔２９に螺合挿通する計４
本のボルト３０（図１及び図２参照）によって前記ヘッ
ドカバー１８の上面の両側（吸気側と排気側）に長さ方
向に突設された取付座１８ａに締着されており、この意
匠カバー２８の取付状態においては該意匠カバー１８と
ヘッドカバー１８との間には適当な空間が形成されてい
る。
燃エンジン１においては、その上部のシリンダヘッド３
とヘッドカバー１８が意匠カバー２８によって覆われて
いる。この意匠カバー２８は耐熱樹脂によって一体成形
され、その周囲は下方に向かって折り曲げられ、その上
面の両側（吸気側と排気側）に長さ方向に沿って互いに
平行に形成された凹部２８ａには図３に示すように各２
つのネジ孔２９がそれぞれ形成されている。そして、こ
の意匠カバー２８は前記ネジ孔２９に螺合挿通する計４
本のボルト３０（図１及び図２参照）によって前記ヘッ
ドカバー１８の上面の両側（吸気側と排気側）に長さ方
向に突設された取付座１８ａに締着されており、この意
匠カバー２８の取付状態においては該意匠カバー１８と
ヘッドカバー１８との間には適当な空間が形成されてい
る。
【００２０】ところで、上記意匠カバー２８の吸気側の
端部は前記サージタンク２４側に向かって前記フューエ
ルレール２１の近傍まで一体的に延設されて延長部２８
ｂを構成しており、この延長部２８ｂによって前記イン
ジェクタ２０及びフューエルレール２１の上方が略全体
的に覆われている。尚、図１及び図３に示すように、意
匠カバー２８の排気側の一部にはオイルキャップ３１
（図１参照）が臨む略円形の開口部２８ｃが形成されて
おり、同意匠カバー２８の吸気側の端部には他部品との
干渉を避けるための凹部２８ｄ，２８ｅ，２８ｆが形成
されている。
端部は前記サージタンク２４側に向かって前記フューエ
ルレール２１の近傍まで一体的に延設されて延長部２８
ｂを構成しており、この延長部２８ｂによって前記イン
ジェクタ２０及びフューエルレール２１の上方が略全体
的に覆われている。尚、図１及び図３に示すように、意
匠カバー２８の排気側の一部にはオイルキャップ３１
（図１参照）が臨む略円形の開口部２８ｃが形成されて
おり、同意匠カバー２８の吸気側の端部には他部品との
干渉を避けるための凹部２８ｄ，２８ｅ，２８ｆが形成
されている。
【００２１】以上において、当該燃料噴射式内燃エンジ
ン１が始動されると、図２に示すピストン５がシリンダ
４内を下降する吸気行程に移行した気筒においては吸気
バルブ８が開き、シリンダ４内に発生する負圧に引かれ
て新気が不図示のエアクリーナを通過して浄化され、ス
ロットルボディ２６を通過して計量されてサージタンク
２４内に導入され、サージタンク２４から吸気管２５を
通ってシリンダヘッド３の吸気通路６をシリンダ４に向
かって流れ、この新気に対してインジェクタ２０から適
量の燃料が噴射されることによって所望の空燃比の混合
気が形成される。そして、この混合気は吸気バルブ８を
通ってシリンダ４内に流入し、その後、ピストン５が下
死点（ＢＤＣ）を過ぎてシリンダ４内を上昇する圧縮行
程に移行すると、吸気バルブ８が閉じられてシリンダ４
内の混合気はピストン５によって圧縮され、ピストン５
が上死点（ＴＤＣ）近傍に達した時点で燃焼室Ｓ内の混
合気は前記点火プラグ１９によって着火されて燃焼せし
められる。
ン１が始動されると、図２に示すピストン５がシリンダ
４内を下降する吸気行程に移行した気筒においては吸気
バルブ８が開き、シリンダ４内に発生する負圧に引かれ
て新気が不図示のエアクリーナを通過して浄化され、ス
ロットルボディ２６を通過して計量されてサージタンク
２４内に導入され、サージタンク２４から吸気管２５を
通ってシリンダヘッド３の吸気通路６をシリンダ４に向
かって流れ、この新気に対してインジェクタ２０から適
量の燃料が噴射されることによって所望の空燃比の混合
気が形成される。そして、この混合気は吸気バルブ８を
通ってシリンダ４内に流入し、その後、ピストン５が下
死点（ＢＤＣ）を過ぎてシリンダ４内を上昇する圧縮行
程に移行すると、吸気バルブ８が閉じられてシリンダ４
内の混合気はピストン５によって圧縮され、ピストン５
が上死点（ＴＤＣ）近傍に達した時点で燃焼室Ｓ内の混
合気は前記点火プラグ１９によって着火されて燃焼せし
められる。
【００２２】そして、ピストン５が上記混合気の燃焼に
よって発生する高圧の燃焼圧を頂面に受けてシリンダ４
内を下降する排気行程に移行すると、排気バルブ９が開
かれて高温・高圧の燃焼ガス（排気ガス）は排気バルブ
９を通って排気通路７へと吹き出し、排気通路７に接続
された前記排気管２７を通って大気中に排出される。以
後、同様の作用が各気筒について繰り返され、エンジン
１が連続的に運転される。
よって発生する高圧の燃焼圧を頂面に受けてシリンダ４
内を下降する排気行程に移行すると、排気バルブ９が開
かれて高温・高圧の燃焼ガス（排気ガス）は排気バルブ
９を通って排気通路７へと吹き出し、排気通路７に接続
された前記排気管２７を通って大気中に排出される。以
後、同様の作用が各気筒について繰り返され、エンジン
１が連続的に運転される。
【００２３】而して、本実施の形態では、前述のように
意匠カバー２８の吸気側の端部を延長して延長部２８ｂ
を形成し、この延長部２８ｂでインンジェクタ２０の上
方を略全体的に覆ったため、専用部品を新設することな
く簡単な構成で、且つ、音源であるインジェクタ２０の
近くでその作動音を効果的に低減することができ、当該
エンジン１を搭載する車両の車室内の静音化を図ること
ができる。
意匠カバー２８の吸気側の端部を延長して延長部２８ｂ
を形成し、この延長部２８ｂでインンジェクタ２０の上
方を略全体的に覆ったため、専用部品を新設することな
く簡単な構成で、且つ、音源であるインジェクタ２０の
近くでその作動音を効果的に低減することができ、当該
エンジン１を搭載する車両の車室内の静音化を図ること
ができる。
【００２４】尚、以上は特に直列４気筒エンジンに対し
て本発明を適用した形態について述べたが、本発明はイ
ンジェクタを備える他の任意の形式の燃料噴射式内燃エ
ンジンに対しても同様に適用可能であることは勿論であ
る。
て本発明を適用した形態について述べたが、本発明はイ
ンジェクタを備える他の任意の形式の燃料噴射式内燃エ
ンジンに対しても同様に適用可能であることは勿論であ
る。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、シリンダヘッドに各気筒毎に設けられたインジ
ェクタから吸気通路に燃料を噴射し、シリンダヘッドの
上面を意匠カバーで覆って成る燃料噴射式内燃エンジン
において、前記意匠カバーの一部を延長して前記インン
ジェクタの上方を略全体的に覆ったため、専用部品を新
設することなく簡単な構成でインジェクタの作動音を低
減することができるという効果が得られる。
よれば、シリンダヘッドに各気筒毎に設けられたインジ
ェクタから吸気通路に燃料を噴射し、シリンダヘッドの
上面を意匠カバーで覆って成る燃料噴射式内燃エンジン
において、前記意匠カバーの一部を延長して前記インン
ジェクタの上方を略全体的に覆ったため、専用部品を新
設することなく簡単な構成でインジェクタの作動音を低
減することができるという効果が得られる。
【図１】本発明に係る燃料噴射式内燃エンジンの平面図
である。
である。
【図２】本発明に係る燃料噴射式内燃エンジンの部分断
面図である。
面図である。
【図３】本発明に係る燃料噴射式内燃エンジンの意匠カ
バーの平面図である。
バーの平面図である。
【図４】本発明に係る燃料噴射式内燃エンジンの意匠カ
バーの正面図（図３の矢視Ａ方向の図）である。
バーの正面図（図３の矢視Ａ方向の図）である。
１ 燃料噴射式内燃エンジン ３ シリンダヘッド ６ 吸気通路 ２０ インジェクタ ２１ フューエルレール ２３ カプラー ２８ 意匠カバー ２８ｂ 意匠カバー延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ１６Ｍ 1/026 Ｆ１６Ｍ 1/026 Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】 シリンダヘッドに各気筒毎に設けられた
インジェクタから吸気通路に燃料を噴射し、シリンダヘ
ッドの上面を意匠カバーで覆って成る燃料噴射式内燃エ
ンジンにおいて、 前記意匠カバーの一部を延長して前記インンジェクタの
上方を略全体的に覆ったことを特徴とする燃料噴射式内
燃エンジン。 - 【請求項２】 前記意匠カバーの延長部を前記インジェ
クタのフューエルレールに近接させたことを特徴とする
請求項１記載の燃料噴射式内燃エンジン。 - 【請求項３】 前記インジェクタに連なるワイヤーハー
ネスを接続ためのカプラーを前記フューエルレールとシ
リンダヘッドとの間に配置したことを特徴とする請求項
２記載の燃料噴射式内燃エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24289597A JPH1182163A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 燃料噴射式内燃エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24289597A JPH1182163A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 燃料噴射式内燃エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182163A true JPH1182163A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17095823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24289597A Pending JPH1182163A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 燃料噴射式内燃エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1182163A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001271723A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-05 | Honda Motor Co Ltd | インジェクタ防音カバー付きエンジン |
| DE10164850B4 (de) * | 2000-03-29 | 2006-06-22 | Honda Giken Kogyo K.K. | Motor für ein Motorrad |
| DE102013202414A1 (de) | 2012-02-15 | 2013-08-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Kabelbaumhalter für einen Verbrennungsmotor |
| JP2021134777A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 本田技研工業株式会社 | エンジン |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP24289597A patent/JPH1182163A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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