JPH0586907A - エンジンのスロツトル弁駆動装置 - Google Patents

エンジンのスロツトル弁駆動装置

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JPH0586907A
JPH0586907A JP27726291A JP27726291A JPH0586907A JP H0586907 A JPH0586907 A JP H0586907A JP 27726291 A JP27726291 A JP 27726291A JP 27726291 A JP27726291 A JP 27726291A JP H0586907 A JPH0586907 A JP H0586907A
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motor
opening
accelerator
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Tsukasa Harada
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】モ−タ制御によるスロットル弁駆動装置に関
し、モータ故障時のフェイル対策とモータのハンチング
防止とリンプフォームが得られる装置を得る。 【構成】アクセル5と連動し最大開度規制部1aと最小
開度規制部1bを有する第1部材7と、同部材をアクセ
ル戻り方向に付勢する第1スプリング6と、スロットル
弁7と連動し第1部材の開度規制部間で変位可能の第2
部材2と、モ−タ9により駆動する第2部材に対しスロ
ットル弁閉方向から作用する第3部材3と、第1スプリ
ングより小さい付勢力で第3部材に対し所定範囲第2部
材がスロットル弁開方向へ動き得る様に連結すると共
に、第3部材の動きに第2部材を追従させる第2スプリ
ング10とを備える。第2スプリングにより第2と第3
部材間とを弾力的に連結し、同スプリングの弾性変形範
囲において第2部材が第3部材に対してスロットル弁開
方向に所定範囲相対変位し得る様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスロットル弁の駆動装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】最近のエンジンでは、スロットル弁をモ−
タにより駆動するようにしたものが多くなっている。こ
の場合、モ−タの故障時等に対応すべく、アクセルを全
閉位置に戻したときはスロットル弁も全閉位置となるよ
うなフェイル対策が望まれる。
【0003】上述のフェイル対策を行なったものとし
て、実開昭63−156437号公報に示すようなもの
がある。この公報記載のものでは、アクセルと連動した
アクセルリンクと、モ−タにより駆動されるモ−タレバ
−と、スロットル弁と連動する係合部材とを設けて、ア
クセルリンクに形成された最大開度規制部と最小開度規
制部との範囲で係合部材を動き量を規制しつつ、モ−タ
レバ−を介して、係合部材すなわちスロットル弁をアク
セル開度に応じた開度となるように駆動するようにして
ある。
【0004】そして、アクセルリンクを第1スプリング
によってアクセル戻り方向へ付勢する一方、この第1ス
プリングよりも小さい付勢力とされた第2スプリングに
よって係合部材をスロットル弁開方向へ付勢するように
してある。これにより、アクセルを全閉位置に戻したと
きは、第1スプリングが第2スプリングに抗してアクセ
ルリンクしたがって係合部材をスロットル弁閉方向へと
戻して、スロットル弁が全閉位置とされる。
【0005】上記公報記載のものでは、モ−タリンクす
なわちモ−タは、もっぱら係合部材をスロットル弁閉方
向へと戻すための駆動源として用いられ、スロットル弁
を開く方向の係合部材の動きは第2スプリングにゆだね
られることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のものでは、フェイル時以外の正常状態におい
て、係合部材とモ−タリンクとを常に一体動させようと
するためには、モ−タリンクを係合部材に当接させるよ
うにモ−タを駆動させる必要がある。しかしながら、こ
のようなモ−タの制御は、モ−タ制御がサ−ボ制御系に
よって制御される関係上、モ−タリンクと係合部材とが
当接したときに該両者が離れるように、またモ−タリン
クと係合部材が離れたときは該両者が当接するような制
御を行なうことになる。このようなことは、いわゆるモ
−タのハンチングを生じることになり、このようなハン
チングはスロットル弁すなわちアクセルが全閉のときに
顕著になる。
【0007】上記ハンチング防止のために、モ−タリン
クと係合部材とが当接した時点でモ−タの通電をカット
することが考えられる。しかしながら、この場合は、モ
−タへの通電カットの後に、モ−タリンクと係合部材と
が離間されたときに、モ−タリンクを一端係合部材に当
接させてモ−タの位置合せを行なった後、アクセル開度
に応じたモ−タの制御を行なうことになり、制御の精度
上および応答性の上で事実上採用不可能となる。
【0008】前記最小開度規制部は、リンプフォ−ム、
すなわちモ−タ故障時でも必要最小限の走行ができるよ
うにスロットル弁をアクセル開度に応じて開けるための
ものであるが、モ−タレバ−が係合部材に当接した状態
で固着故障、すなわちモ−タの回転が不能になったよう
な故障時は、アクセルを開いて最小開度規制部でもって
係合部材をスロットル弁開方向に強制的に変位させよう
としても、モ−タが一種のロック部材として機能してし
まうので、このような場合におけるリンプフォ−ムを得
ることが不可能になる。
【0009】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、スロットル弁の開度をモ−タによって制御
するようにしたものを前提として、アクセルを全閉とし
たときにスロットル弁を確実に全閉とするフェイル対策
と、モ−タのハンチング防止と、故障時の確実なリンプ
フォ−ムとが得られるようにしたスロットル弁の駆動装
置を提供することを目的とする。
【0010】上記目的を達成するため、本発明にあって
は次のような構成としてある。すなわち、アクセルと連
動し、最大開度規制部と最小開度規制部とを有する第1
部材と、前記第1部材をアクセル戻り方向に付勢する第
1スプリングと、スロットル弁と連動し、前記最大開度
規制部と最小開度規制部との間で変位可能とされた第2
部材と、モ−タによって駆動され、前記第2部材に対し
てスロットル弁閉方向から作用される第3部材と、前記
第1スプリングよりも小さい付勢力とされ、前記第3部
材に対して所定範囲前記第2部材がスロットル弁開方向
へ動き得るように連結すると共に、該第3部材の動きに
前記第2部材を追従させる第2スプリングと、を備えた
構成としてある。
【0011】前記第2スプリングによって前記第2部材
と第3部材とを弾力的に連結して、該第2スプリングの
弾性変形し得る範囲において前記第2部材が第3部材に
対してスロットル弁開方向に所定範囲相対変位し得るよ
うにすることができる。
【0012】また、前記第3部材を、前記第2部材にス
ロットル弁閉方向から当接される第4部材と、前記モ−
タにより駆動されて該第4部材に対してスロットル弁開
方向から当接される第5部材との分割構成とする一方、
前記第2スプリングを、前記第2部材と第4部材とを当
接させる第3スプリングと、前記第4部材と第5部材と
を当接させる第4スプリングとの分割構成とすることが
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、アクセル開度に応じて
変位される第1部材の最大開度規制部ががスロットル弁
の最大開度を決定する一方、最小開度規制部がスロット
ル弁の最小開度を決定する。最大と最小との開度が規制
された範囲でモ−タによって第3部材を変位させると、
第2スプリングによって第3部材に対して第2部材すな
わちスロットル弁が一体的に追従する。第3部材の変位
位置がアクセル開度に応じた位置となるようにモ−タを
制御することによって、スロットル弁開度がアクセル開
度に対応したものとなる。
【0014】アクセルを全閉としたとき、第2スプリン
グに抗して第1スプリングが強制的に第2部材をスロッ
トル弁全閉位置とするので、モ−タ故障時のフェイル対
策が図られる。
【0015】第2部材と第3部材とは、第2スプリング
によって常に一体動するように関連ずけられるので、モ
−タは該両者の一体関係を維持するために駆動する必要
がなくなり、モ−タのハンチングが防止される。
【0016】モ−タがフリ−回転し得る状態で故障した
場合は勿論のこと、モ−タが回転不能な固着状態で故障
したときでも、アクセル開度に応じた第1部材の最小開
度規制部によって、第2部材が強制的にスロットル弁開
方向へと変位されて、リンプフォ−ムが得られる。
【0017】第2部材が第3部材に対して所定範囲スロ
ットル弁開方向へ動き得ることが上記リンプフォ−ムを
得るためのものとなるが、請求項2に記載されたような
構成とすることにより、極めて簡単な構成とすることが
できる。
【0018】請求項3に記載されたような構成とするこ
とにより、第3および第4の各スプリングの弾性変形と
いうものを何等生じさせることなく第2部材と第4部材
と第5部材とが一体動されて、モ−タによる第2部材す
なわちスロットル弁の駆動制御を精度よく行なうことが
できる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1において、1は第1部材、2は第2部
材、3は第3部材である。第1部材1は、ワイヤ4を介
してアクセル5と連結される一方、第1スプリング6に
よってアクセル戻り方向に付勢されている。これによ
り、第1部材1は、アクセル5の操作量すなわちアクセ
ル開度に応じた変位位置となる。実施例では、理解を容
易にするため各部材1、2、3を上下方向にストロ−ク
するものとして示してあり、アクセル開度が大きくなる
ほど第1部材1の上方への変位量が大きくなる。図1で
は、SFCとして示す線がスロットル弁全閉に対応した
第1部材1の位置を示し、したがって図1では、アクセ
ル5が踏込み操作されて、図中Lとして示す変位量だけ
第1部材1がスロットル弁全閉位置から変位したときを
示してある。第1部材1は、最大開度規制部1aと、そ
の下方において最小開度規制部1bとを有する。
【0020】第2部材2は、スロットル弁7の回動軸す
なわちスロットル軸8と連結されて、当該スロットル弁
7と連動されている。この第2部材2は、図1ではスロ
ットル弁7の全閉位置に対応しており、第2部材2が上
方へ変位するにしたがってスロットル弁7の開度が大き
くなる。この第2部材2は、上記2つの規制部1aと1
bとの間で動き得るようにされ、アクセル5およびスロ
ットル弁7が共に全閉のときは、最小開度規制部1bが
第2部材2の若干下方に位置している。このような第2
部材2の所定以上の上方への変位は、最大開度規制部1
aに当接されることにより規制される。また、第1部材
1が上方へ変位して、最小開度規制部1bを介して第2
部材2を上方へ押圧変位させることも可能になってい
る。第2部材2のうち、最大開度規制部1aに当接され
る当接部を符号2aで、また最小開度規制部1bに当接
される当接部を符号2bで示してある。
【0021】第3部材3は、モ−タ9によって図中上下
方向に駆動される。第3部材3は、第2部材2に対し
て、所定間隔あけて上方に配置されている。この第2部
材2と第3部材3との間には、第1スプリング6よりも
小さい付勢力とされた第2スプリング10が架設されて
いる。これにより、第3部材3の上下動に対して、第2
部材2したがってスロットル弁7が連動し、また、第2
スプリング10の弾性変形し得る範囲で、第2部材2は
第3部材3に対して、上方すなわちスロットル弁7が開
く方向に相対変位可能である。
【0022】以上のような構成において、アクセル5を
踏込み操作すると、この踏込み操作量すなわちアクセル
開度に対応した位置にまで第1部材1が上方へ変位され
る。このアクセル開度に応じた位置となるようにモ−タ
9が駆動制御されて、第3部材3がアクセル開度に応じ
た位置にまで上方へ変位される。このモ−タ9すなわち
第3部材3の上方への変位位置は、アクセル開度に応じ
たものとなる。
【0023】第3部材3の上方への変位に応じて、第2
スプリング10によって第2部材2が第3部材3の動き
に追従して上方へ変位する。すなわち、第2部材2が第
3部材3の動きに追従する。第2部材2の動きはスロッ
トル弁7の開度となるので、結局、スロットル弁8は、
アクセル開度に応じた開度となる。
【0024】なお、図1では、アクセル5を踏込み操作
した瞬間の状態を示しており、この状態から即座に第3
部材3したがって第2部材2が図中上方へ向けて変位さ
れる。ただし、ストロ−ク量Lを越えて上方へ変位する
ことは、第2部材2の当接部2aが、第1部材1の最大
開度規制部1aに当接することにより規制される(第1
スプリング6の付勢力が第2スプリング10の付勢力よ
りも大)。
【0025】アクセル5を戻し操作すると、これに応じ
てモ−タ9が第3部材3を下方へ変位させ、これにより
第2部材2も下方へ変位されて、スロットル弁7の開度
が減少される。このようにして、アクセル開度に応じた
スロットル開度となるが、このとき第2部材2と第3部
材3とは、第2スプリング10によって一体動される。
【0026】いま、何等かの原因により、モ−タ9が故
障、例えばスロットル弁7がある開度に開かれた状態で
モ−タ9が固着状態で故障したとき、あるいやモ−タ9
が暴走したときは、アクセル5を戻し操作することによ
り、スロットル弁7が全閉とされて、フェイルセ−フと
なる。すなわち、アクセル5を全閉に戻すと、第1部材
1が第1スプリング6によって強制的に下方へ変位さ
れ、この第1スプリング6による付勢力は第2スプリン
グ10の付勢力よりも大きいので、結局、第2部材2は
第1部材1を介して強制的に下方へ変位されて、スロッ
トル弁7が全閉とされる。
【0027】いま、アクセル5がある開度に保持されて
いるとき、例えば全閉位置に保持されているときを考え
る。このとき、スロットル弁7も全閉位置にあるが、第
2部材2と第3部材3とは第2スプリング10により互
いに一体関係を維持しているので、モ−タ9の通電をカ
ットしても、モ−タ9の位置狂いは生じないものとな
る。そして、モ−タ9への通電カットにより、モ−タ9
のハンチングというものが生じないものとなる。
【0028】通電をカットした後のモ−タ9の位置とス
ロットル弁7の開度とは常に対応関係が維持されてい
る。したがって、モ−タ9への通電カット後にアクセル
開度が変化されても、再びモ−タ9へ通電開始するとき
にモ−タ9の位置合せというものが不用になり、アクセ
ル開度の変化に追従してすみやかにモ−タ9を当該アク
セル開度に応じた位置となるように駆動制御を行なっ
て、スロットル弁7の開度をすみやかにアクセル開度に
対応したものとすることができる。
【0029】さらに、モ−タ9がフリ−に回転し得る状
態で故障した際、あるいはモ−タ9が回転不能な固着状
態で故障したときは、リンプフォ−ムを得ることができ
る。この点を詳述すると、例えばスロットル弁7が全閉
状態でモ−タ9が上述のように故障したときに、アクセ
ル5を踏込み操作してあるアクセル開度にすると、この
アクセル開度に応じた位置にまで第1部材1が上方へ変
位される。第1部材1の上方への変位により、その最小
開度規制部1bが第2部材2を上方へと変位させようと
する。このとき、モ−タ9の固着故障により、第3部材
3が固定されていても、第2スプリング10が弾性変形
して、この弾性変形の範囲で、第2部材2が上方へ変位
し得ることになる。これにより、アクセル開度に応じた
必要最小限のスロットル開度が得られて、修理工場へ向
かう等の走行が可能になる。
【0030】図2は本発明の他の実施例を示すもので、
前記実施例を同一構成要素には同一符号を付してその説
明は省略する。本実施例では、図1のものに対して、第
3部材3を第4部材14と第5部材15との分割構成と
し、かつ第2スプリング10を第3スプリング16と第
4スプリング17との分割構成としてある。
【0031】第4部材14は、第2部材2に対してスロ
ットル弁閉方向から当接可能とされて、第3スプリング
16によって、該第2部材2に対して当接されている。
この第3スプリング16の付勢力は、第1スプリング6
の付勢力よりも小さくされている。なお、第4部材14
と第2部材2との当接部を、14aあるいは2cとして
示してある。第5部材15は、モ−タ9によって上下方
向に駆動される。この第5部材15は、前記第4部材1
4に対してスロットル弁開方向から当接可能とされて、
第4スプリング17によって、該第4部材14に対して
当接されている。なお、第4部材14と第5部材15と
の当接部を、14bあるいは15aとして示してある。
【0032】本実施例では、実質的に図1の場合と同様
の効果を奏するが、第2部材2と第4部材14と第5部
材15とは、当接状態を維持した完全な一体物として変
位するので、すなわちスプリング16、17の弾性変形
に起因するモ−タ位置と第2部材2の位置との位置狂い
というようなことは何等生じないので、モ−タ9による
精度のよいスロットル弁7の駆動制御を行なうことがで
きる。ただし、リンプフォ−ムの際は、第4部材14と
第5部材15とが離間することもある。
【0033】前述の図1、図2の各実施例の場合、第1
部材1〜第3部材3(第4部材14、第5部材15)を
回動型とするのが、車両への塔載性等を考えると実用的
である。この回動型とした場合の例を図3に示してあ
る。この図3は、図1のものに対応しており、したがっ
て、図1の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し
てある。
【0034】図3において、第1部材1としてのプ−リ
がスロットル軸8に回転自在に嵌合保持される。また、
スロットル軸8には、第2部材2の当接部2a、2bを
構成するレバ−21が一体回転するように取付けられる
と共に、リンク22の基端部が固定されている。
【0035】一方、モ−タ9の出力軸23には、第3部
材3としてレバ−が一体回転するように取付けられ、こ
のモ−タ出力軸23と同軸上に、レバ−24が配置され
る。このレバ−24と一体の回転軸25には、リンク2
6の一端部が一体回転するように取付けられている。上
記リンク26の他端部は、リンク27の一端部に対して
ピン28により回動自在に連結され、リンク27の他端
部は、ピン29により、前記リンク22の先端部に回動
自在に連結されている。
【0036】第2スプリング10はコイルスプリングと
されて、その一端10aが第3部材としてのレバ−3に
形成された係止孔3aに挿入され、その他端10bが、
レバ−24に形成された係止孔24aに挿入されてい
る。
【0037】このように、図3に示す例では、図1の第
2部材2に相当する部材が、各部材21、22、24〜
29によって構成されている。図3は、スロットル弁7
が全閉状態のときを示しており、この全閉状態からスロ
ットル弁7を開く方向の各部材の動きを矢印で示してあ
る。なお、図3に示す構成の作用そのものは図1のもの
と同様なので、これ以上詳細な説明は省略する。
【0038】図4には、図2に示すものを回動型とした
例を示している。図4は、第2部材2、第4部材14、
第5部材15、第3スプリング16、第4スプリング1
7の各部分を示してあり、図示されていない部分は、図
3と同様に構成されている。この図4の場合は、図3の
レバ−24に代るレバ−31が設けられて、このレバ−
31に当接部2cが形成されている。なお、図4は、図
2に付した符号との対応関係からしてその構成が明らか
であり、また作用も図2の場合と同じなので、その詳細
な説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本発明の一実施例を示す機構図。
【図2】図2は本発明の他の実施例を示す機構図。
【図3】図3は本発明のより具体的な例を示すもので、
図1に対応したものの分解斜視図。
【図4】図4は本発明のより具体的な例を示すもので、
図2に対応したものの要部分解斜視図。
【符号の説明】
1:第1部材 1a:最大開度規制部 1b:最小開度規制部 2:第2部材 2a:当接部 2b:当接部 2c:当接部 3:第3部材 5:アクセル 6:第1スプリング 7:スロットル弁 8:スロットル軸 9:モ−タ 10:第2スプリング 14:第4部材 14a:当接部 14b:当接部 15:第5部材 15a:当接部 16:第3スプリング 17:第4スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクセルと連動し、最大開度規制部と最小
    開度規制部とを有する第1部材と、 前記第1部材をアクセル戻り方向に付勢する第1スプリ
    ングと、 スロットル弁と連動し、前記最大開度規制部と最小開度
    規制部との間で変位可能とされた第2部材と、 モ−タによって駆動され、前記第2部材に対してスロッ
    トル弁閉方向から作用される第3部材と、 前記第1スプリングよりも小さい付勢力とされ、前記第
    3部材に対して所定範囲前記第2部材がスロットル弁開
    方向へ動き得るように連結すると共に、該第3部材の動
    きに前記第2部材を追従させる第2スプリングと、を備
    えていることを特徴とするスロットル弁の駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第2スプリングによって前記第2部材と第3部材と
    を弾力的に連結して、該第2スプリングの弾性変形し得
    る範囲において前記第2部材が第3部材に対してスロッ
    トル弁開方向に所定範囲相対変位し得るもの。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記第3部材が、前記第2部材にスロットル弁閉方向か
    ら当接される第4部材と、前記モ−タにより駆動されて
    該第4部材に対してスロットル弁開方向から当接される
    第5部材との分割構成とされ、 前記第2スプリングが、前記第2部材と第4部材とを当
    接させる第3スプリングと、前記第4部材と第5部材と
    を当接させる第4スプリングとの分割構成とされている
    もの。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018172625A1 (fr) * 2017-03-20 2018-09-27 Faurecia Systemes D'echappement Vanne avec couplage isolant thermiquement et ligne d'échappement comportant une telle vanne

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