JPH0586739A - プール浄化システム - Google Patents

プール浄化システム

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JPH0586739A
JPH0586739A JP24931091A JP24931091A JPH0586739A JP H0586739 A JPH0586739 A JP H0586739A JP 24931091 A JP24931091 A JP 24931091A JP 24931091 A JP24931091 A JP 24931091A JP H0586739 A JPH0586739 A JP H0586739A
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JP
Japan
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water
pool
balancing tank
communication pipe
filter
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Pending
Application number
JP24931091A
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English (en)
Inventor
Akihiro Hase
彰大 長谷
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Publication of JPH0586739A publication Critical patent/JPH0586739A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プールへの注水に要する電気料金を抑えるとと
もに、該注水の時間を短縮し、また、プールの底などの
汚れの濾過清浄を可能とし、容積の小さなバランシング
タンクから濾過ポンプによる濾過機への逆洗用の水の供
給を可能にする。 【構成】制御弁38を開にして連通管36を介してバラ
ンシングタンク10内の水をプール2に注水する。制御
弁40を所定の開度に制御し、オーバーフロー溝12内
の水をバランシングタンク10に戻すとともに、連通管
36を介してプール2内の水をバランシングタンク10
に入れ、濾過ポンプ20を駆動して濾過機24でその水
を濾過する。制御弁42,44を開にして連通管36か
らプール2内の水を逆洗用の水としてバランシングタン
クに入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プールからオーバーフ
ローした水をバランシングタンクに回収し、その回収水
をバランシングタンクから再びプールに返送するととも
に、その返送の際に該水を濾過機で浄化してからプール
に返送するようにしたプール浄化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプール浄化システムについて図2
を参照して説明すると、このシステムでは、温水プール
2の水4を浄化して常に水を清潔に保った状態で、か
つ、水を無駄なく有効利用しながらスイミングができる
ようにするため、温水プール2に水道水を直接、注水す
るのではなく、一旦、給水制御弁6付き配管8を介して
外部からバランシングタンク10に水道水を入れる。ま
た、温水プール2から溢れてオーバーフローしてきた水
が溜まっているオーバーフロー溝12内の水も配管14
を介してバランシングタンク10に戻すとともに、バラ
ンシングタンク10の底部開口16に接続された循環配
管18から濾過ポンプ20でもってバランシングタンク
10内の水22を吸い込み、吸い込んだ水を濾過機24
で濾過(特に、この濾過はオーバーフロー溝12からバ
ランシングタンク10に供給されてくる水を清浄にす
る。)して清浄にしてのち温水プール2側部の開口26
から該温水プール2内に導くようになっている。なお、
循環配管18には熱交換器28が配備されており、循環
配管18に導かれる水を所要の温度に温めることができ
るようになっている。
【0003】このようなシステムにおいては、濾過ポン
プ20でバランシングタンク10内の水22が吸い込ま
れていく場合に、バランシングタンク10への配管8を
介する水道水の給水量とオーバーフロー溝12からのオ
ーバーフロー水の給水量との合計よりも、濾過ポンプ2
0による水の吸い込み量の方が多いとバランシングタン
ク10の水22の水位が低下していって該バランシング
タンク10内の水22が空になり、濾過ポンプ20が空
運転状態になることがあるから、これを回避するために
バランシングタンク10には、該バランシングタンク1
0内の水の水位を検出するための水位センサ30が配備
されており、この水位センサ30の出力を監視しなが
ら、温水プール2への給水を制御するようになってい
る。32は濾過機24の逆洗に用いた水の排水管であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
システムでは、温水プール2への水の注水には、濾過ポ
ンプ20を駆動する必要があるから、該濾過ポンプ20
の駆動のための電気料金が高くつくものである。
【0005】また、温水プール2への給水量が濾過ポン
プ20の能力を下回ってバランシングタンク10内の水
位が所定以下に低下して前記水位センサ30がこれを検
出し、その検出出力に応答して濾過ポンプ20が駆動停
止し、この停止でバランシングタンク10の水22の水
位が上昇してくると、再び水位センサ30がこれを検出
し、これに応答して濾過ポンプ20が駆動を再開すると
いうように、濾過ポンプ20が駆動と停止とを交互に繰
り返すことになる結果、温水プール2への注水に非常に
長い時間がかかり、また濾過ポンプ20の寿命も低下し
てくる。
【0006】さらに、温水プール2からバランシングタ
ンク10に戻されるオーバーフロー水は、温水プール2
の表層部分の水4aであり、プールの下層部分の水4b
でないから、オーバーフロー水を浄化しても、温水プー
ル2の底2aに溜まっている汚れを濾過することができ
ない。
【0007】さらにまた、濾過機24は温水プール2の
水4の浄化のため汚れてくるから、これを逆洗する必要
があるが、その逆洗において濾過機24への逆洗用の水
を供給するための給水量が濾過ポンプ20の能力を下回
ることが多く、そのため、バランシングタンク10とし
ては容積の大きなものが必要となり、システムが大型化
するという課題がある。
【0008】したがって、本発明においては、プールへ
の注水時に濾過ポンプを駆動させる必要をなくすことで
該濾過ポンプの駆動に要する電気料金を抑えるととも
に、該注水の時間を短縮し、また、従来ではできなかっ
たプールの底などの汚れの濾過清浄を可能とし、さら
に、容積の小さなバランシングタンクから濾過ポンプに
よる濾過機への逆洗用の水の供給を可能にすることを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のプール浄化システムにおいては、プ
ールのオーバーフロー溝内の水をバランシングタンクに
戻し、かつ、該バランシングタンクに外部から給水する
とともに、濾過ポンプと濾過機とを備えた循環配管を介
してバランシングタンク内の水をプールに入れる方式の
ものであって、バランシングタンクとプールそれぞれの
底部に形成されている開口を連通管で接続し、この連通
管に制御弁を設けてなり、プールに貯水するときは、制
御弁を開にして連通管を介してバランシングタンクから
プールに水を供給し、プール内の水を濾過するときは、
制御弁を所定の開度にした状態で濾過ポンプを駆動して
バランシングタンク内の水を循環配管を介して濾過機に
導くとともに、該濾過機で濾過してのちプールに返送
し、濾過機を逆洗するときは、制御弁を開にして連通管
からプール内の水を逆洗用の水としてバランシングタン
クに入れるとともに、濾過ポンプを駆動して濾過機に導
くことを特徴としている。
【0010】
【作用】プールへの注水時においては、制御弁を開にし
て連通管を介してバランシングタンク内の水をプールに
注水する。このとき濾過ポンプの駆動は停止している。
また、プール内の水の濾過時においては、制御弁を所定
の開度に制御し、オーバーフロー溝に溜まっているオー
バーフロー水をバランシングタンクに戻すとともに、制
御弁を所定の開度に制御して連通管を介してプール内の
水をバランシングタンクに入れ、濾過ポンプを駆動して
該バランシングタンクから循環配管を介して水を濾過機
に導いて該水を濾過し、この濾過した水をプールに返送
する。
【0011】そして、濾過機の逆洗時においては、制御
弁を開にして連通管からプール内の水を逆洗用の水とし
てバランシングタンクに入れるとともに、濾過ポンプを
駆動して濾過機に導く。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例に係るプール浄化
システムの回路図であり、従来例に係る図2と同一の部
分には同一の符号を付し、同一の符号に係る部分につい
ての説明は省略する。
【0014】本実施例のシステムは、温水プール2の底
部2aに開口34を形成し、この開口34と、バランシ
ングタンク10の底部10aの開口16との間を連通管
36で接続するとともに、この連通管36にプール水注
入用の制御弁38と、濾過運転用の制御弁40と、濾過
機逆洗用の制御弁42,44とを互いに並列に設けてい
る。
【0015】また、オーバーフロー溝12とバランシン
グタンク10側部の開口46との間を配管14で接続す
るとともに、この配管14に制御弁48を配備し、か
つ、この配管14を分岐し、その分岐配管52を排水管
とし、それに制御弁54を配備している。さらに、バラ
ンシングタンク10側部の開口54に排水管56を接続
するとともに、連通管36を分岐して配管56を接続
し、これに制御弁58を配備して構成されている。
【0016】作用を説明する。
【0017】(a)温水プール2に注水するとき:ま
ず、制御弁38を開に、他の制御弁40〜44を閉にす
る。これによって、バランシングタンク10と温水プー
ル2とは連通管36で接続されるから、バランシングタ
ンク10から温水プール2にはこの連通管36を介して
水が入り込む。このとき、濾過ポンプ20は駆動停止さ
れているから、従来では温水プール2への注水時に濾過
ポンプ20の駆動に要していた電気料金が節約される。
なお、連通管36によってバランシングタンク10内の
水位と温水プール2内の水位とは同じになるから、温水
プール2への注水の制御は、バランシングタンク10内
の水の水位を水位センサ30で検出しながら、給水管6
に配備してある制御弁6の開閉制御で行うことができ
る。
【0018】(b)温水プール2内の水を濾過すると
き:この濾過時においては、温水プール2内の水の循環
量の全体の30%が連通管36を介して温水プール2か
ら、また残りの70%をオーバーフロー溝12から、そ
れぞれ、賄うように、制御弁40の開度を制御する。こ
のとき、他の制御弁38,42,44は閉に制御する。
そして、この濾過時では濾過ポンプ20を駆動すること
で、バランシングタンク10内の水22を循環配管18
から濾過機24に導き、この濾過機24で水を濾過して
から、温水プール2に返送する。この濾過においては、
連通管36は温水プール2の底部2aの開口34をバラ
ンシングタンク10に接続しているから、該底部2aに
溜まっている汚れがバランシングタンク10内に吸い込
まれることになり、結果、温水プール2はその表層部分
の水4aはオーバーフロー溝12から、また、その下層
部分の水4bは底部2aの開口34から、それぞれ、バ
ランシングタンク10に導かれ、温水プール2内の水は
全体的に濾過される。
【0019】(c)濾過機を逆洗するとき:制御弁4
2,44を開に、他の制御弁38,40を閉にし、濾過
機24の逆洗用の水をオーバーフロー溝12と、連通管
36とから得るようにし、これによって、濾過機24の
逆洗用の水を多量に確保することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、バランシングタンクとプールとを連通
管で接続したから、プールに注水するときは該連通管に
配備してある制御弁を開にするだけで、バランシングタ
ンクからプールに水を注水することができ、結果、従来
ではこの注水時も濾過ポンプを駆動したのが、その駆動
の必要がなくなり、その駆動のための電気料金を節約す
ることができるとともに、濾過ポンプを駆動しての注水
でないから、濾過ポンプの寿命が延び、かつ、注水の要
する時間も短縮化できる。注水時間の短縮化に関してよ
り詳しく言えば、従来のようにバランシングタンク内の
水を濾過ポンプを経由してプールに導く場合では、濾過
ポンプの能力が大きいとバランシングタンク内の水の水
位が低下し、バランシングタンク内の水が空になるおそ
れがある。それを回避するには、バランシングタンク内
の水の水位が所定水位にまで低下したときに濾過ポンプ
を停止し、所定水位を越えて上昇すると濾過ポンプを駆
動し、このような濾過ポンプの駆動と停止とを繰り返し
ていると、プールへの注水には長時間かかることにな
る。これに対し、連通管による注水では濾過ポンプの駆
動・停止がなく、そのままバランシングタンクからプー
ルに注水されるので、その注水時間が短縮される。
【0021】つぎに、本発明においては、プール内の水
の濾過時においては、制御弁を所定の開度に制御し、オ
ーバーフロー溝に溜まっているオーバーフロー水をバラ
ンシングタンクに戻すとともに、制御弁を所定の開度に
制御して連通管を介してプール内の水をバランシングタ
ンクに入れ、濾過ポンプを駆動して該バランシングタン
クから循環配管を介して水を濾過機に導いて該水を濾過
し、この濾過した水をプールに返送するから、プール内
の水はその表層部分のみならずその下層部分も同時に濾
過できる。
【0022】さらに、本発明においては、濾過機を逆洗
するときにおいては、制御弁を開にして連通管からプー
ル内の水を逆洗用の水としてバランシングタンクに入れ
るから、濾過ポンプの能力が大きくてバランシングタン
クから水が逆洗用の水として濾過機に導かれても、十分
な量の逆洗用水をプールから確保でき、その結果、バラ
ンシングタンクを大きな容積のものにしなくて済み、従
来のようにシステムの大形化を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプール浄化システムの回
路図である。
【図2】従来例に係るプール浄化システムの回路図であ
る。
【符号の説明】
2 温水プール 10 バランシングタンク 12 オーバーフロー溝 16 バランシングタンク底部開口 18 循環配管 20 濾過ポンプ 24 濾過機 26 温水プール側部開口 34 温水プール底部開口 36 連通管 38〜44 制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プール(2)のオーバーフロー溝(1
    2)内の水をバランシングタンク(10)に戻し、か
    つ、該バランシングタンク(10)に外部から給水する
    とともに、濾過ポンプ(20)と濾過機(24)とを備
    えた循環配管(18)を介してバランシングタンク(1
    0)内の水をプール(2)に入れる方式のプール浄化シ
    ステムであって、 バランシングタンク(10)とプール(2)それぞれの
    底部に形成されている開口(16,34)を連通管(3
    6)で接続し、この連通管(36)に制御弁(38〜4
    4)を設けてなり、 プール(2)に注水するときは、制御弁(38)を開に
    して連通管(36)を介してバランシングタンク(1
    0)からプール(2)に水を供給し、プール(2)内の
    水を濾過するときは、制御弁(40)を所定の開度にし
    た状態で濾過ポンプ(20)を駆動してバランシングタ
    ンク(10)内の水を循環配管(18)を介して濾過機
    (24)に導くとともに、該濾過機(24)で濾過して
    のちプール(2)に返送し、濾過機(24)を逆洗する
    ときは、制御弁(42,44)を開にして連通管(3
    6)からプール(2)内の水を逆洗用の水としてバラン
    シングタンク(10)に入れるとともに、濾過ポンプ
    (20)を駆動して濾過機(24)に導くことを特徴と
    するプール浄化システム。
JP24931091A 1991-09-27 1991-09-27 プール浄化システム Pending JPH0586739A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001349075A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Rinkusu:Kk プール等における水の循環給水システム
JP2022507290A (ja) * 2018-11-15 2022-01-18 ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 娯楽システムのためのシステム及び方法

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