JPH0586450B2 - - Google Patents
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- JPH0586450B2 JPH0586450B2 JP63023849A JP2384988A JPH0586450B2 JP H0586450 B2 JPH0586450 B2 JP H0586450B2 JP 63023849 A JP63023849 A JP 63023849A JP 2384988 A JP2384988 A JP 2384988A JP H0586450 B2 JPH0586450 B2 JP H0586450B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/008—Rollers for roller conveyors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
［産業上の利用分野］
本発明は耐圧縮性、耐衝撃性に優れたローラー
ハース型加熱炉用搬送ハースロールに関する。 ［従来の技術］ 珪素鋼板、ステンレス鋼板、亜鉛メツキ鋼板等
の金属や板ガラス等の連続加熱処理炉において、
ストリツプの搬送用ハースロールとして種々の材
質のロールが使用されている。耐熱合金製ロール
や鉄芯にセラミツク製スリーブを挿入してロール
としたもの、石綿板を積層圧着してなるロール等
が被熱材の種類や処理条件に合わせて種々使用さ
れている。 これまで、ストリツプ鋼板や板ガラスの連続加
熱において使用されるこの種のハースロールにお
いては被熱材への疵が極度に嫌われるため、一般
に石綿板をドーナツ状円板に打抜き加工したシー
トを積層して鉄芯を挿入し、圧縮した石綿ロール
が使用されてきた。 石綿製ロールは石綿繊維のもつ優れた耐熱性、
耐久性及び復元性を利用したもので、被熱材への
適当なクツシヨン性と耐摩耗性を有しており、ス
テンレス鋼板のような1000℃以上にも達する高温
下においてもハースロールとして多く使用されて
いるが、1200℃以上にもなる高温部においては使
用に耐えず、また、近年の石綿公害の問題から石
綿繊維を主原料とする石綿ロールは製造や使用に
対して充分な注意が必要となつてきており、石綿
代替品よりなる高性能耐熱ロールの開発が為され
ている。 石綿代替品として特願昭62−199061号及び特願
昭62−199062号に記載されているようなセピオラ
イトとマイカを主成分とするシート材やセピオラ
イトと無機質結着材を主成分とするシート材等の
ロール用シート材に関する種々の提案が為されて
いる。 ［発明が解決しようとする課題］ 上述の特願昭62−199061号や特願昭62−199062
号に記載されているような材質のシート材をドー
ナツ状円板に打抜き加工したシートを積層して鉄
芯を挿入し、圧縮成形することにより得られる石
綿代替品よりなるロールは良好な耐摩耗性を有
し、また、クラツクを生ずることもなく、被熱材
への疵もなく、種々の連続加熱処理炉の搬送用ロ
ールとして好適に使用できるものであるが、耐圧
縮性、耐衝撃性の面では石綿製ロールに匹敵する
性能を付与することが難しい。 従つて、本発明の目的は石綿代替繊維よりなる
ローラーハース型加熱炉用搬送ロールの優れた耐
熱性及び耐摩耗性を利用し、更に、該ロールの耐
圧縮性及び耐衝撃性を向上させることにある。 ［課題を解決するための手段］ すなわち、本発明はドーナツ状円板に打抜き加
工した耐熱シート材を鉄芯に挿入し、圧縮成形し
てなるローラーハース型加熱炉用搬送ロールにお
いて、前記耐熱シート材が、セピオライト及びマ
イカを必須の成分とする石綿代替繊維よりなり、
前記耐熱シート材間に所定の間隔で補強用部材と
してドーナツ状円板形態の金属、金属繊維、ガラ
ス繊維、アルミナ繊維または炭素繊維よりなるシ
ートまたは網状部材を没入させることを特徴とす
るローラーハース型加熱炉用搬送ロールに係る。 ［作用］ 本発明はドーナツ状円板に打抜き加工した耐熱
シート材を鉄芯に挿入して圧縮成形してなるハー
スロール型加熱炉用搬送ロールの耐熱シート材間
に所定の間隔で補強用部材を設置することからな
る。すなわち、耐熱シート材を鉄芯に挿入する際
に耐熱シート材間に所定の間隔で補強用部材を交
えながら鉄芯に挿入し、従来法と同様の方法で圧
縮成形してロールとするものである。 以下に、本発明のハースロール型加熱炉用搬送
ロールを図を併用して詳述する。 本発明に使用する耐熱シート材の材質はセピオ
ライト及びマイカを必須の成分とする石綿代替品
である。耐熱シート材は慣用の方法で所定の寸法
のドーナツ状円板に打抜き加工すればよい。な
お、耐熱シート材の厚さは通常２〜10mmである。 第１図に記載するように、ドーナツ状円板形状
の耐熱シート材３を鉄芯（ロールシヤフト）１に
挿入する。この際に鉄芯の一方の端部から所定の
位置に固定用フランジ２を設置する。固定用フラ
ンジ２を固定した鉄芯に耐熱シート材を１枚挿入
し、次に、補強用部材４を１枚挿入し、この所定
の枚数の耐熱シート材及び補強用部材を挿入す
る。最後すなわち外側の１枚は耐熱シート材とな
るようにし、固定用フランジ２を設置する。得ら
れた積層体を慣用の方法により圧縮成形すると、
第２図に記載するように補強用部材４が耐熱シー
ト材３の中に没入する形となり、外見上は従来の
ロールと同様であるが、耐圧縮性、耐衝撃性を飛
躍的に向上した本発明のハースロール型加熱炉用
搬送ロールを得ることができる。 なお、第１図及び第２図に記載する実施態様で
は耐熱シート材と補強用部材とを交互に設置して
いるが、補強用部材の設置間隔は任意のものであ
り、材質、用途等を考慮して２枚毎、３枚毎等
種々の間隔で設置することができることは言うま
でもない。 補強用部材はドーナツ状円板であり、その寸法
は耐熱シート材の外半径と内半径の差すなわち耐
熱シート材の巾の1/4以上であることが好ましく、
上限は積層体を圧縮成形した後に耐性シート材に
完全に没入し、ロール表面に補強用部材が露出し
ないような大きさでなければならない。この理由
は補強用部材の寸法が耐熱シート材の寸法の1/4
未満であると、ロールの耐圧縮性、耐衝撃性の向
上が不充分であり、また、ロール表面に補強用部
材が露出すると被熱材からの熱により補強用部材
の損傷が生じ、これに伴つてロールの損傷等が起
こるためである。ただし、通常搬送ロールは耐熱
シート材の巾が摩耗して半分位になるまで使用さ
れることが多いために、補強用部材の寸法は上記
巾の1/2以下程度とすることが好ましい。なお、
補強用部材の厚さは0.02〜0.5mm程度が好ましく、
補強用部材の寸法の上限は補強用部材の厚さ、圧
縮成形条件等により異なることを理解されたい。 補強用部材の材質は金属、金属繊維、ガラス繊
維、アルミナ繊維または炭素繊維等であり、これ
らからなるシートまたは網状部材を使用すること
ができる。なお、金属シート（金属板）としては
鉄板、SUS薄板等を使用することができる。 ［実施例］ 以下に実施例を挙げ、本発明のハースロール型
加熱炉用搬送ロールを更に説明する。 実施例 １ セピオライト［商品名ミルコンSS：昭和鉱業
(株)製）］60重量部、マイカ粉10重量部、セラミツ
クフアイバー10重量部、粉末珪石18重量部及びパ
ルプ２重量部よりなる配合スラリーを使用して丸
網式抄造し、乾燥後外径115mm、内径49mmのドー
ナツ状円板に打ち抜き加工し、耐熱シート材を作
製する。 次に、直径48mm、長さ550mmの鉄芯（ロールシ
ヤフト）に前記耐熱シート材を１枚挿入し、次に
外径80mm、内径49mmのドーナツ状円板に打ち抜き
加工した厚さ0.1mmのSUS304薄板の補強用部材１
枚を挿入し、この操作を反復して耐熱シート材
130枚及び補強用部材129枚を鉄芯に挿入して150
Kg／cm2の圧力で圧締を行なつて長さ400mmの本発
明のロールを作製した。 得られたロールを電気炉中1150〜1250℃で８時
間加熱を行なつた。加熱試験は鉄芯に毎分５の
水を流しながら40rpmでロールを回転させて行な
つた。 加熱試験終了後、供試ロールに鉄芯に対して垂
直の方向から荷重をかけ、ロールの圧縮破壊強度
を測定した。得られた結果を以下の第１表に記載
する。 実施例 ２ 実施例１と同じ材質及び寸法の耐熱シート材及
び補強用部材を使用し、耐熱シート材３枚毎に補
強用部材１枚を挿入して長さ400mmのロールを作
製し、実施例１と同様に圧縮破壊強度を測定し
た。得られた結果を以下の第１表に併記する。 実施例 ３ 実施例１で補強用部材をガラス繊維メツシユ
［商品名KS−5440：鐘紡(株)製］に変えた以外は実
施例１と同様の操作によりて長さ400mmのロール
を作製し、圧縮破壊強度を測定した。得られた結
果を以下の第１表に併記する。 実施例 ４ 実施例２で補強用部材をガラス繊維メツシユ
［商品名KS−5440：鐘紡(株)製］に変えた以外は実
施例２と同様の操作によりて長さ400mmのロール
を作製し、圧縮破壊強度を測定した。得られた結
果を以下の第１表に併記する。 比較例 １ 補強用部材を使用しない以外は実施例１と同様
の操作により長さ400mmのロールを作製し、圧縮
破壊強度を測定した。得られた結果を以下の第１
表に併記する。
ハース型加熱炉用搬送ハースロールに関する。 ［従来の技術］ 珪素鋼板、ステンレス鋼板、亜鉛メツキ鋼板等
の金属や板ガラス等の連続加熱処理炉において、
ストリツプの搬送用ハースロールとして種々の材
質のロールが使用されている。耐熱合金製ロール
や鉄芯にセラミツク製スリーブを挿入してロール
としたもの、石綿板を積層圧着してなるロール等
が被熱材の種類や処理条件に合わせて種々使用さ
れている。 これまで、ストリツプ鋼板や板ガラスの連続加
熱において使用されるこの種のハースロールにお
いては被熱材への疵が極度に嫌われるため、一般
に石綿板をドーナツ状円板に打抜き加工したシー
トを積層して鉄芯を挿入し、圧縮した石綿ロール
が使用されてきた。 石綿製ロールは石綿繊維のもつ優れた耐熱性、
耐久性及び復元性を利用したもので、被熱材への
適当なクツシヨン性と耐摩耗性を有しており、ス
テンレス鋼板のような1000℃以上にも達する高温
下においてもハースロールとして多く使用されて
いるが、1200℃以上にもなる高温部においては使
用に耐えず、また、近年の石綿公害の問題から石
綿繊維を主原料とする石綿ロールは製造や使用に
対して充分な注意が必要となつてきており、石綿
代替品よりなる高性能耐熱ロールの開発が為され
ている。 石綿代替品として特願昭62−199061号及び特願
昭62−199062号に記載されているようなセピオラ
イトとマイカを主成分とするシート材やセピオラ
イトと無機質結着材を主成分とするシート材等の
ロール用シート材に関する種々の提案が為されて
いる。 ［発明が解決しようとする課題］ 上述の特願昭62−199061号や特願昭62−199062
号に記載されているような材質のシート材をドー
ナツ状円板に打抜き加工したシートを積層して鉄
芯を挿入し、圧縮成形することにより得られる石
綿代替品よりなるロールは良好な耐摩耗性を有
し、また、クラツクを生ずることもなく、被熱材
への疵もなく、種々の連続加熱処理炉の搬送用ロ
ールとして好適に使用できるものであるが、耐圧
縮性、耐衝撃性の面では石綿製ロールに匹敵する
性能を付与することが難しい。 従つて、本発明の目的は石綿代替繊維よりなる
ローラーハース型加熱炉用搬送ロールの優れた耐
熱性及び耐摩耗性を利用し、更に、該ロールの耐
圧縮性及び耐衝撃性を向上させることにある。 ［課題を解決するための手段］ すなわち、本発明はドーナツ状円板に打抜き加
工した耐熱シート材を鉄芯に挿入し、圧縮成形し
てなるローラーハース型加熱炉用搬送ロールにお
いて、前記耐熱シート材が、セピオライト及びマ
イカを必須の成分とする石綿代替繊維よりなり、
前記耐熱シート材間に所定の間隔で補強用部材と
してドーナツ状円板形態の金属、金属繊維、ガラ
ス繊維、アルミナ繊維または炭素繊維よりなるシ
ートまたは網状部材を没入させることを特徴とす
るローラーハース型加熱炉用搬送ロールに係る。 ［作用］ 本発明はドーナツ状円板に打抜き加工した耐熱
シート材を鉄芯に挿入して圧縮成形してなるハー
スロール型加熱炉用搬送ロールの耐熱シート材間
に所定の間隔で補強用部材を設置することからな
る。すなわち、耐熱シート材を鉄芯に挿入する際
に耐熱シート材間に所定の間隔で補強用部材を交
えながら鉄芯に挿入し、従来法と同様の方法で圧
縮成形してロールとするものである。 以下に、本発明のハースロール型加熱炉用搬送
ロールを図を併用して詳述する。 本発明に使用する耐熱シート材の材質はセピオ
ライト及びマイカを必須の成分とする石綿代替品
である。耐熱シート材は慣用の方法で所定の寸法
のドーナツ状円板に打抜き加工すればよい。な
お、耐熱シート材の厚さは通常２〜10mmである。 第１図に記載するように、ドーナツ状円板形状
の耐熱シート材３を鉄芯（ロールシヤフト）１に
挿入する。この際に鉄芯の一方の端部から所定の
位置に固定用フランジ２を設置する。固定用フラ
ンジ２を固定した鉄芯に耐熱シート材を１枚挿入
し、次に、補強用部材４を１枚挿入し、この所定
の枚数の耐熱シート材及び補強用部材を挿入す
る。最後すなわち外側の１枚は耐熱シート材とな
るようにし、固定用フランジ２を設置する。得ら
れた積層体を慣用の方法により圧縮成形すると、
第２図に記載するように補強用部材４が耐熱シー
ト材３の中に没入する形となり、外見上は従来の
ロールと同様であるが、耐圧縮性、耐衝撃性を飛
躍的に向上した本発明のハースロール型加熱炉用
搬送ロールを得ることができる。 なお、第１図及び第２図に記載する実施態様で
は耐熱シート材と補強用部材とを交互に設置して
いるが、補強用部材の設置間隔は任意のものであ
り、材質、用途等を考慮して２枚毎、３枚毎等
種々の間隔で設置することができることは言うま
でもない。 補強用部材はドーナツ状円板であり、その寸法
は耐熱シート材の外半径と内半径の差すなわち耐
熱シート材の巾の1/4以上であることが好ましく、
上限は積層体を圧縮成形した後に耐性シート材に
完全に没入し、ロール表面に補強用部材が露出し
ないような大きさでなければならない。この理由
は補強用部材の寸法が耐熱シート材の寸法の1/4
未満であると、ロールの耐圧縮性、耐衝撃性の向
上が不充分であり、また、ロール表面に補強用部
材が露出すると被熱材からの熱により補強用部材
の損傷が生じ、これに伴つてロールの損傷等が起
こるためである。ただし、通常搬送ロールは耐熱
シート材の巾が摩耗して半分位になるまで使用さ
れることが多いために、補強用部材の寸法は上記
巾の1/2以下程度とすることが好ましい。なお、
補強用部材の厚さは0.02〜0.5mm程度が好ましく、
補強用部材の寸法の上限は補強用部材の厚さ、圧
縮成形条件等により異なることを理解されたい。 補強用部材の材質は金属、金属繊維、ガラス繊
維、アルミナ繊維または炭素繊維等であり、これ
らからなるシートまたは網状部材を使用すること
ができる。なお、金属シート（金属板）としては
鉄板、SUS薄板等を使用することができる。 ［実施例］ 以下に実施例を挙げ、本発明のハースロール型
加熱炉用搬送ロールを更に説明する。 実施例 １ セピオライト［商品名ミルコンSS：昭和鉱業
(株)製）］60重量部、マイカ粉10重量部、セラミツ
クフアイバー10重量部、粉末珪石18重量部及びパ
ルプ２重量部よりなる配合スラリーを使用して丸
網式抄造し、乾燥後外径115mm、内径49mmのドー
ナツ状円板に打ち抜き加工し、耐熱シート材を作
製する。 次に、直径48mm、長さ550mmの鉄芯（ロールシ
ヤフト）に前記耐熱シート材を１枚挿入し、次に
外径80mm、内径49mmのドーナツ状円板に打ち抜き
加工した厚さ0.1mmのSUS304薄板の補強用部材１
枚を挿入し、この操作を反復して耐熱シート材
130枚及び補強用部材129枚を鉄芯に挿入して150
Kg／cm2の圧力で圧締を行なつて長さ400mmの本発
明のロールを作製した。 得られたロールを電気炉中1150〜1250℃で８時
間加熱を行なつた。加熱試験は鉄芯に毎分５の
水を流しながら40rpmでロールを回転させて行な
つた。 加熱試験終了後、供試ロールに鉄芯に対して垂
直の方向から荷重をかけ、ロールの圧縮破壊強度
を測定した。得られた結果を以下の第１表に記載
する。 実施例 ２ 実施例１と同じ材質及び寸法の耐熱シート材及
び補強用部材を使用し、耐熱シート材３枚毎に補
強用部材１枚を挿入して長さ400mmのロールを作
製し、実施例１と同様に圧縮破壊強度を測定し
た。得られた結果を以下の第１表に併記する。 実施例 ３ 実施例１で補強用部材をガラス繊維メツシユ
［商品名KS−5440：鐘紡(株)製］に変えた以外は実
施例１と同様の操作によりて長さ400mmのロール
を作製し、圧縮破壊強度を測定した。得られた結
果を以下の第１表に併記する。 実施例 ４ 実施例２で補強用部材をガラス繊維メツシユ
［商品名KS−5440：鐘紡(株)製］に変えた以外は実
施例２と同様の操作によりて長さ400mmのロール
を作製し、圧縮破壊強度を測定した。得られた結
果を以下の第１表に併記する。 比較例 １ 補強用部材を使用しない以外は実施例１と同様
の操作により長さ400mmのロールを作製し、圧縮
破壊強度を測定した。得られた結果を以下の第１
表に併記する。
【表】
［発明の効果］
本発明に係るハースロール型加熱炉用搬送ロー
ルは従来の石綿代替品よりなるロールの特徴をそ
のまま維持し、更に、格段に優れた耐圧縮性及び
耐衝撃性を有する。また、実施例に示すような鉄
芯（ロールシヤフト）内に冷却水を通すタイプの
ロールにおいては、補強用部材により耐熱シート
材の冷却効果を一層高めることができる。
ルは従来の石綿代替品よりなるロールの特徴をそ
のまま維持し、更に、格段に優れた耐圧縮性及び
耐衝撃性を有する。また、実施例に示すような鉄
芯（ロールシヤフト）内に冷却水を通すタイプの
ロールにおいては、補強用部材により耐熱シート
材の冷却効果を一層高めることができる。
第１図は本発明のハースロール型加熱炉用搬送
ロールの軸方向の断面図であり、第２図は第１図
の部分拡大図である。 図中、１……鉄芯（ロールシヤフト）、２……
固定用フランジ、３……耐熱シート材、４……補
強用部材。
ロールの軸方向の断面図であり、第２図は第１図
の部分拡大図である。 図中、１……鉄芯（ロールシヤフト）、２……
固定用フランジ、３……耐熱シート材、４……補
強用部材。
Claims (1)
- １ ドーナツ状円板に打抜き加工した耐熱シート
材を鉄芯に挿入し、圧縮成形してなるローラーハ
ース型加熱炉用搬送ロールにおいて、前記耐熱シ
ート材が、セピオライト及びマイカを必須の成分
とする石綿代替繊維よりなり、前記耐熱シート材
間に所定の間隔で補強用部材としてドーナツ状円
板形態の金属、金属繊維、ガラス繊維、アルミナ
繊維または炭素繊維よりなるシートまたは網状部
材を没入させることを特徴とするローラーハース
型加熱炉用搬送ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2384988A JPH01201417A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | ローラーハース型加熱炉用搬送ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2384988A JPH01201417A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | ローラーハース型加熱炉用搬送ロール |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH01201417A JPH01201417A (ja) | 1989-08-14 |
| JPH0586450B2 true JPH0586450B2 (ja) | 1993-12-13 |
Family
ID=12121857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2384988A Granted JPH01201417A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | ローラーハース型加熱炉用搬送ロール |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH01201417A (ja) |
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