JPH0586390A - 緩衝器用潤滑油 - Google Patents
緩衝器用潤滑油Info
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- JPH0586390A JPH0586390A JP3104397A JP10439791A JPH0586390A JP H0586390 A JPH0586390 A JP H0586390A JP 3104397 A JP3104397 A JP 3104397A JP 10439791 A JP10439791 A JP 10439791A JP H0586390 A JPH0586390 A JP H0586390A
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Abstract
ロゲン化炭化水素基で、x、y、pは整数を表わし、x
は0〜30、yは1〜30、pは1〜20)で示され、
25℃における粘度が5〜5000cSt であるポリオレ
フィン基油、又は該ポリオレフィンとエステル及び/又
はオルガノポリシロキサンの混合基油に、耐荷重添加剤
及び/又は金属不活性化剤、必要に応じて酸化防止剤を
添加して調整する。 【効果】 耐摩擦摩耗性に優れたオートテンショナー油
等の緩衝器用潤滑油である。
Description
等の緩衝器用潤滑油に関する。
用し、タイミングベルトによりカムシャフトタイミング
プーリーやウォ−ターポンププーリーを回転させてい
て、ベルト張力を一定に維持するため油圧式オートテン
ショナーが採用され、ベルトの長寿命化、低騒音化が図
られている。
動によりオイル移動を調整するチェックボール及びスプ
リングをシリンダー内部に内蔵した構造を有し、ロッド
を介してスプリングによりテンショナーアイドラーを押
すことによりベルト張力を一定に維持するものである。
エンジン回転の上昇時のような場合には、テンショナー
アイドラーを介して高い荷重が発生し、ロッドがオート
テンショナー内部に押し込まれようとしても、封入され
たオイルの移動をチェックボールにより遮断することに
より高圧としてロッドの押し込まれを防止し、また反対
にベルトに緩みが生じる場合には、オイルによりチェッ
クボールを押し開いてオイルを移動自在とし、スプリン
グによりロッドを押し上げるもので、これによりベルト
の張力を一定に維持する作用を有するものである。
ショナーに使用されるオイルとしては、適切な粘度を有
していること、温度による粘度変化が少ないこと、即ち
高粘度指数であること、耐熱性に優れること、又耐荷重
性等が要求され、現在シリコーン油が使用されている。
油としては、潤滑性向上の観点からアルキル変性、耐熱
性向上の観点から酸化防止剤の開発を中心に進められて
いるが、耐荷重性が不足しているために摩擦部分の摩耗
が生じるという問題があり、オートテンショナー油とし
て適した緩衝器用潤滑油の開発が求められている。
油の提供を課題とする。
は、式
炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基で、x、y、pは
整数を表わし、xは0〜30、yは1〜30、pは1〜
20)で示され、25℃における粘度が5〜5000cS
t であるポリオレフィンに、耐荷重添加剤及び/又は金
属不活性化剤を添加したことを特徴とする。
炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基で、x、y、pは
整数を表わし、xは0〜30、yは1〜30、pは1〜
20)で示され、25℃における粘度が5〜5000cS
t であるポリオレフィン及びエステル及び/又はオルガ
ノポリシロキサンに、耐荷重添加剤及び/又は金属不活
性化剤を添加したことを特徴とする。
緩衝器用潤滑油に酸化防止剤を添加したことを特徴とす
る。
細に説明する。
R″は、炭素数1〜12の炭化水素基であり、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−
ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基、デシル基、及びオクタデシル基のようなアルキル
基、フェニル基、ナフチル基のようなアリ−ル基、ベン
ジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基
のようなアラルキル基、o−、m−、 p−ジフェニル
基のようなアルアリ−ル基、o−、m−、p−クロルフ
ェニル基、o−、m−、p−ブロムフェニル基、3,
3,3−トリフルオルプロピル基、1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオル−2−プロピル基、ヘプタフル
オルイソプロピル基及びヘプタフルオル−n−プロピル
基のようなハロゲン化炭化水素基である。特に、R、
R′、R″基としては脂肪族不飽和基を除く1〜8の炭
素原子を有する弗素化炭化水素基、又アルキル基が有利
である。
て使用してもよく、更にこれ自体における重合度、又は
炭化水素基の相違するものを混合して使用してもよい。
度が5〜5000cSt であることができるが、緩衝器用
潤滑油としては、好ましくは50〜1000cSt のもの
を使用するとよい。
(6)で示されるものが代表として挙げられる。
R′は、炭素数1〜12の炭化水素基、ハロゲン化炭化
水素基であり、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブ
チル基、n−ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、及びオクタデ
シル基のようなアルキル基、フェニル基、ナフチル基の
ようなアリ−ル基、ベンジル基、1−フェニルエチル
基、2−フェニルエチル基のようなアラルキル基、o
−、m−、 p−ジフェニル基のようなアルアリ−ル
基、o−、m−、p−クロルフェニル基、o−、m−、
p−ブロムフェニル基、3,3,3−トリフルオルプロ
ピル基、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオル−2
−プロピル基、ヘプタフルオルイソプロピル基及びヘプ
タフルオル−n−プロピル基のようなハロゲン化炭化水
素基である。特に、R、R′、R″基としては脂肪族不
飽和基を除く1〜8の炭素原子を有する弗素化炭化水素
基、又アルキル基が有利である。
均単位式
同じか又は異なる、場合によりハロゲン化された1価の
炭化水素基を示し、aは1.9〜2.1の数)で示され
るものが挙げられる。
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピ
ル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、デシル基、及びオクタデシル基のよう
なアルキル基、フェニル基、ナフチル基のようなアリ−
ル基、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニ
ルエチル基のようなアラルキル基、o−、m−、 p−
ジフェニル基のようなアルアリ−ル基、o−、m−、p
−クロルフェニル基、o−、m−、p−ブロムフェニル
基、3,3,3−トリフルオルプロピル基、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオル−2−プロピル基、ヘ
プタフルオルイソプロピル基及びヘプタフルオル−n−
プロピル基のようなハロゲン化炭化水素基である。
1〜8の炭素原子を有する弗素化炭化水素基、又アルキ
ル基が有利であり、又、上記の異なったRをもつオルガ
ノポリシロキサンの混合物を使用してもよい。
粘度が5〜5000cSt のポリオレフィンを基油とする
か、またはポリオレフィンとエステル及び/又はオルガ
ノポリシロキサンとを混合して上記粘度範囲に調整する
とよく、好ましくは50〜1000cSt に調整するとよ
い。
亜鉛系、燐系の耐荷重添加剤を使用することができる。
スルフィド、ジフェニルジスルフィド、ジn−ブチルス
ルフィド、ジ−n−ブチルジスルフィド、ジ-tert-ドデ
シルジスルフィド、ジ-tert-ドデシルトリスルフィド等
のスルフィド類、スルファライズドスパームオイル、ス
ルファライズドジオレフィン等の硫化油脂類、キサンチ
ックジサルファイド等のチオカーボネート類、一級アル
キルチオ燐酸亜鉛、二級アルキルチオ燐酸亜鉛、アルキ
ル−アリルチオ燐酸亜鉛、アリルチオ燐酸亜鉛等のチオ
燐酸亜鉛系耐荷重添加剤を使用することができる。
(1)〜(6)として以下の構造のものが挙げられ、そ
のうち少なくとも一種を含む化合物が有効である。
〜20の1価の炭化水素基、該炭化水素基として好まし
くは直鎖又は分岐状のアルキル基、アリール基、アラル
キル基、アルアリール基、ハロゲン化炭化水素基を示
し、R5 〜R7 は炭素数1〜6の2価の炭化水素基、好
ましくは直鎖又は分岐状のアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アルアリール基、ハロゲン化炭化水素基を
示し、X1 〜X4 及びYは酸素原子又は硫黄原子であっ
て同一でも異なっていてもよいが、R1 〜R4 はYを介
さないで直接燐原子に結合していてもよく、nは0〜2
の整数を表わすが、nが0の場合にはX2 、X3 は共に
硫黄原子を表わす。)で示されるビス燐酸エステル系、
ビスチオ燐酸エステル系、又はビスジチオリン酸エステ
ル系添加剤が有効であり、中でも、炭素数1〜10のも
のが金属への表面吸着性、基油への溶解性の観点から好
ましい。
X1 、X2 、X3 、X4 が全て酸素原子の場合であり、
ビスチオ燐酸エステル系はX1 、X2 、X3 、X4 の4
個のうち、1〜3個が酸素原子で残りが硫黄原子の場
合、ビスジチオリン酸エステル系はX1 、X2 、X3 、
X4 が全て硫黄原子の場合である。
ステル系、又はビスジチオリン酸エステル系添加剤とし
ては、下記に示す一般式(2)、(3)、(4)に示さ
れるものも同様に有効である。
は一般式(1)と同一内容を示す。)
〜20の1価の炭化水素基、該炭化水素基として好まし
くは直鎖又は分岐状のアルキル基、アリール基、アラル
キル基、アルアリール基、ハロゲン化炭化水素基を示
し、R5 、R6 は炭素数1〜6の2価の炭化水素基、好
ましくは直鎖又は分岐状のアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アルアリール基、ハロゲン化炭化水素基を
示し、X1 〜X4 及びYは酸素原子又は硫黄原子であっ
て同一でも異なっていてもよいが、R1 〜R4 はYを介
さないで直接燐原子に結合していてもよく、nは0〜2
の整数を表わす。)
0の1価の炭化水素基、R8 は炭素数1〜20の少なく
とも1つのエステル結合を有する炭化水素基、X1 、X
2 及びYは酸素原子又は硫黄原子であって同一でも異な
っていてもよい。)尚、一般式(1)〜(4)のR1 〜
R4 については、耐熱性の観点からフェニル基、アルキ
ル化フェニル基が挙げられる。
Rは水素、又は炭素数1〜20の炭化水素基、炭化水素
基として好ましくは直鎖又は分岐状のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アルアリール基、ハロゲン化炭
化水素基を示し、同一でも異なっていてもよい。)で示
される化合物も有効である。
しては、
は、トリアリールフォスフェート等があり、例えばベン
ジルジフェニルフォスフェート、アリルジフェニルフォ
スフェート、トリフェニルフォスフェート、トリクレジ
ルフォスフェート、エチルジフェニルフォスフェート、
トリブチルフォスフェート、ジブチルフォスフェート、
クレジルジフェニルフォスフェート、ジクレジルフェニ
ルフォスフェート、エチルフェニルジフェニルフォスフ
ェート、ジエチルフェニルフェニルフォスフェート、プ
ロピルフェニルジフェニルフォスフェート、ジプロピル
フェニルフェニルフォスフェート、トリエチルフェニル
フォスフェート、トリプロピルフェニルフォスフェー
ト、ブチルフェニルジフェニルフォスフェート、ジブチ
ルフェニルフェニルフォスフェート、トリブチルフェニ
ルフォスフェート、プロピルフェニルフェニルフォスフ
ェート混合物、ブチルフェニルフェニルフォスフェート
混合物等のリン酸エステル、またラウリルアシッドフォ
スフェート、ステアリルアシッドフォスフェート、ジ−
2−エチルヘキシルフォスフェート等の酸性燐酸エステ
ルがある。
トリアリールフォスフォロチオネート等があり、例えば
トリフェニルフォスフォロチオネート、アルキルジアリ
−ルフォスフォロチオネート等がある。
トリイソプロピル亜燐酸エステル、ジイソプロピル亜燐
酸エステル等がある。
トリラウリルチオフォスファイト等がある。
又はトリアリールフォスフォロチオネートの構造を有す
る化合物が熱安定性の面での作用効果が顕著である。
bは0〜2の整数、Rは水素、又は炭素数1〜20の炭
化水素基、炭化水素基として好ましくは直鎖又は分岐状
のアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルアリー
ル基、ハロゲン化炭化水素基を示し、同一でも異なって
いてもよい。)で示される化合物も有効である。
しては、
は、ジ−n−ブチルヘキシルフォスフォネート等があ
る。
n−ブチル−n−ジオクチルフォスフィネート等があ
る。
れる。
ヘキサメチルフォスフォリックトリアミド等がある。
ジブチルフォスフォロアミデート等がある。
油において0.01重量%〜10.0重量%、好ましく
は0.1重量%〜5.0重量%含有させるとよい。また
上記耐荷重添加剤は単独で使用してもよいが、二種以上
組み合わせて使用することもできる。
アゾール、ベンゾトリアゾール誘導体、ベンゾチアゾー
ル、ベンゾチアゾール誘導体、トリアゾール、トリアゾ
ール誘導体、ジチオカルバメート、ジチオカルバメート
誘導体、インダゾール、インダゾール誘導体、チアジア
ゾール、チアジアゾール誘導体等を使用することができ
る。
滑油において0.01〜10.0重量%、好ましくは
0.1〜3.0重量%含有させるとよい。
いが、二種以上組み合わせて使用することもできる。
応じて酸化防止剤が添加される。
フェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、アル
キルジフェニルアミン、N−ニトロソジフェニルアミ
ン、フェノチアジン、N,N’−ジナフチル−p−フェ
ニレンジアミン、アクリジン、N−メチルフェノチアジ
ン、N−エチルフェノチアジン、ジピリジルアミン、ジ
フェニルアミン、フェノールアミン、2,6−ジ−t−
ブチル−α−ジメチルアミノパラクレゾール等のアミン
系酸化防止剤、2.6−ジ−t−ブチルパラクレゾ−
ル、4.4’−メチレンビス(2.6−ジ−t−ブチル
フェノ−ル)、2.6−ジ−t−ブチルフェノ−ル等の
フェノ−ル系酸化防止剤、また鉄オクトエ−ト、フェロ
セン、鉄ナフトエ−ト等の有機鉄塩、セリウムナフトエ
−ト、セリウムトルエ−ト等の有機セリウム塩、ジリコ
ニウムオクトエ−ト等の有機ジリコニウム塩等の有機金
属化合物系酸化防止剤を使用するとよい。また上記の酸
化防止剤は単独で使用してもよいが、二種以上組み合わ
せて使用することにより相乗効果を奏するようにして使
用することもできる。
において0.01〜10.0重量%、好ましくは0.1
〜3.0重量%含有させるとよい。
の緩衝器用潤滑油においては、その高熱下での使用に伴
う熱的劣化による増粘作用を防止する観点から、酸化防
止剤の改良、又、潤滑性向上の観点からジメチルシリコ
ーン油のアルキル変性が図られてきた。しかしながら、
この従来の緩衝器用潤滑油を現実の緩衝器に適用した場
合、それでも摩擦部分の摩耗が起こるという問題が生じ
る。
油としてアルキル変性シリコーン、或いはポリオレフィ
ンを使用した場合、鉄/鉄系の接触部における潤滑性が
悪いために、オートテンショナーにおけるロッドとシリ
ンダーの接触部の摩擦が大きな影響を与えることを見出
した。即ち、この摩擦により摩擦部分の摩耗が生じてい
るものと思われる。
エステル及び/又はオルガノポリシロキサンを基油と
し、耐荷重添加剤及び/又は金属不活性化剤、更に必要
に応じて酸化防止剤を添加することにより、オートテン
ショナー等の緩衝器における摩耗の発生を無くし、問題
を解決させ得るものである。
ナー油の他にショックアブソーバー油等に使用すること
ができる。
実施例において採用した摩擦摩耗試験は、球/平面円板
の点接触における振動摩擦摩耗試験機を使用して行っ
た。
15Hz、温度130℃で、30分間測定後の摩擦係数
及び摩耗痕幅を観察・評価した。
ン−α- オレフィンコオリゴマー60重量%、25℃で
の粘度が70cSt のα- オレフィンオリゴマー40重量
%とからなる混合油(25℃の粘度が100cSt )に下
記の添加剤を配合してそれぞれ試料油1〜11を調製
し、これら各試料油について摩擦摩耗試験を実施し、そ
の結果を下記に示す。
に耐荷重添加剤を添加したものを比較油1〜3として同
時に示す。又、試料油1〜試料油8には酸化防止剤であ
るジフェニルアミンを0.5重量%それぞれ更に含有さ
せ、試料油9〜試料油11には酸化防止剤は添加されて
いないものである。
は、摩擦摩耗を抑制し、優れた緩衝器用潤滑油であるこ
とがわかる。
ン−α- オレフィンコオリゴマー60重量%、25℃で
の粘度が70cSt のα- オレフィンオリゴマー40重量
%とからなる混合油(25℃の粘度が100cSt )80
重量%とジトリデシルドデカネートが20重量%からな
る基油(25℃の粘度が98cSt )を調製し、実施例1
記載の添加剤を下記表に示すように添加して試料油12
〜22を調製し、これら各試料油について摩擦摩耗試験
を実施し、その結果を下表に示す。
実施例1同様に添加したもの、試料油20〜22は酸化
防止剤を添加しないものである。
は、実施例1で記載した比較油に比べ、摩擦摩耗が抑制
されることがわかる。
ン−α- オレフィンコオリゴマー60重量%、25℃で
の粘度が70cSt のα- オレフィンオリゴマー40重量
%とからなる混合油(25℃の粘度が100cSt )80
重量%とオルガノポリシロキサン(アルキル変成シリコ
ーン、25℃での粘度が100cSt )が20重量%から
なる基油(25℃の粘度が100cSt )を調製し、実施
例1記載の添加剤を下記表に示すように添加して試料油
23〜33を調製し、これら各試料油について摩擦摩耗
試験を実施し、その結果を下表に示す。
実施例1同様に添加したもの、試料油31〜33は酸化
防止剤を添加しないものである。
は、実施例1で記載した比較油に比べ、摩擦摩耗性が抑
制されることがわかる。
ン−α- オレフィンコオリゴマー60重量%、25℃で
の粘度が70cSt のα- オレフィンオリゴマー40重量
%とからなる混合油(25℃の粘度が100cSt )70
重量%とオルガノポリシロキサン(アルキル変成シリコ
ーン、25℃での粘度が100cSt )が20重量%、ジ
トリデシルドデカネートが10重量%からなる基油(2
5℃の粘度が95cSt)を調製し、実施例1記載の添加
剤を下記表に示すように添加して試料油34〜試料油4
4を調製し、これら各試料油について摩擦摩耗試験を実
施し、その結果を下記に示す。
実施例1同様に添加したもの、試料油42〜44は酸化
防止剤を添加しないものである。
は、摩擦摩耗が抑制されることがわかる。
Claims (4)
- 【請求項1】 式 【化1】 (式中R、R′、R″は炭素数1〜12の炭化水素基又
はハロゲン化炭化水素基で、x、y、pは整数を表わ
し、xは0〜30、yは1〜30、pは1〜20)で示
され、25℃における粘度が5〜5000cSt であるポ
リオレフィンに、耐荷重添加剤及び/又は金属不活性化
剤を添加したことを特徴とする緩衝器用潤滑油。 - 【請求項2】 式 【化2】 (式中R、R′、R″は炭素数1〜12の炭化水素基又
はハロゲン化炭化水素基で、x、y、pは整数を表わ
し、xは0〜30、yは1〜30、pは1〜20)で示
され、25℃における粘度が5〜5000cSt であるポ
リオレフィンに、耐荷重添加剤及び/又は金属不活性化
剤、更に酸化防止剤を添加したことを特徴とする緩衝器
用潤滑油。 - 【請求項3】 式 【化3】 (式中R、R′、R″は炭素数1〜12の炭化水素基又
はハロゲン化炭化水素基で、x、y、pは整数を表わ
し、xは0〜30、yは1〜30、pは1〜20)で示
され、25℃における粘度が5〜5000cSt であるポ
リオレフィン及びエステル及び/又はオルガノポリシロ
キサンに、耐荷重添加剤及び/又は金属不活性化剤を添
加したことを特徴とする緩衝器用潤滑油。 - 【請求項4】 式 【化4】 (式中R、R′、R″は炭素数1〜12の炭化水素基又
はハロゲン化炭化水素基で、x、y、pは整数を表わ
し、xは0〜30、yは1〜30、pは1〜20)で示
され、25℃における粘度が5〜5000cSt であるポ
リオレフィン及びエステル及び/又はオルガノポリシロ
キサンに、耐荷重添加剤及び/又は金属不活性化剤、更
に酸化防止剤を添加したことを特徴とする緩衝器用潤滑
油。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104397A JPH0586390A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 緩衝器用潤滑油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104397A JPH0586390A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 緩衝器用潤滑油 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586390A true JPH0586390A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=14379601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3104397A Pending JPH0586390A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 緩衝器用潤滑油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0586390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008123249A1 (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nippon Oil Corporation | 緩衝器用作動油 |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP3104397A patent/JPH0586390A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008123249A1 (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nippon Oil Corporation | 緩衝器用作動油 |
US8603953B2 (en) | 2007-03-30 | 2013-12-10 | Jx Nippon Oil & Energy Corporation | Operating oil for buffer |
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