JPH058630U - リセツト回路 - Google Patents

リセツト回路

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JPH058630U
JPH058630U JP5461791U JP5461791U JPH058630U JP H058630 U JPH058630 U JP H058630U JP 5461791 U JP5461791 U JP 5461791U JP 5461791 U JP5461791 U JP 5461791U JP H058630 U JPH058630 U JP H058630U
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reset
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JP5461791U
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久治 竹内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各子局基板個別にリセット信号を生成し、構成
要素全てのリセットを実行する。 【構成】子局基板20に設けられた各素子の制御を司る
CPU21は、伝送路26を介して親局基板より送信さ
れたリセットを要求する信号を受信すると、リセット指
令信号27をリセット要求信号生成回路28へ送信す
る。このリセット要求信号生成回路28は前記リセット
指令信号5に基づいてリセット要求信号29を生成、リ
レー31へ送出する。リレー31はリセット要求信号2
9に基づいてコンデンサの32+端子を接地してこれに
よりリセット信号30を生成する。このリセット信号3
0は、前記子局基板20を構成する各素子へ伝達され、
子局基板20全体の初期化を実行する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プラントの制御及び監視装置等のバス型通信形態に適用される子 局基板のリセット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラントの制御や監視装置等に適用されるバス型通信形態を図4に示す。親局 基板1は共用の伝送路2を介して複数の子局基板3(3a,3b,3c,3d, …)へ接続され、データの通信を行なっている。
【0003】 電子回路におけるリセット信号は、その回路を構成する素子を初期状態にする もので、各素子のリセット端子にロジック「1」又は「0」を与えることで実現 できる。電源投入時などは、電源が安定するまで各素子の動作を禁止する必要が あるので、このリセット信号により初期状態に保っている。例えば、CPUは前 記リセット信号により、実行するプログラムの先頭番地を設定し、リセット信号 が解除されるとプログラムに基づいて処理を始める。 抵抗とコンデンサとの組み合わせにより構成された従来のリセット回路を含む 子局基板3を図5に示す。
【0004】 子局基板3は基板上に設けられた各素子の制御を司るCPU11と通信コント ローラ12とリセット信号生成部13と構成要素14とにより構成される。前記 リセット信号生成部13に設けられたコンデンサ14は、電源投入時に、電源V ccより抵抗15を介して電圧が供給され、充電される。ここで、リセット信号 16を前記コンデンサ14の両端電圧に設定し、例えばこの電圧が印加されない 場合をロジック「0」としてリセットを実行し、この電圧が印加される場合をロ ジック「1」としてリセットを実行しないノット・リセットとする。前記コンデ ンサ14は充電を完了するためには、電源投入時より一定時間を必要とする。こ の一定時間中CPU11、通信コントローラ12、構成要素14などへ前記電圧 が印加されずリセット信号16はロジック「0」となりリセットが実行される。 。しかし、一定時間経過後、前記コンデンサ14が充電を完了すると、CPU1 1、通信コントローラ12、構成要素14などへ前記電圧が印加されてリセット 信号16はロジック「1」でノット・リセットとなり、前記CPU11はプログ ラムに従って処理を実行する。
【0005】 従来、子局基板3に設けられた各素子が動作している場合、親局基板1が子局 基板3のリセットを行ない、初期状態から再度実行させる必要が生じた時に適用 するリセット方法が2つある。
【0006】 第1の方法は、親局基板1がリセット指令信号伝送路17を介して子局基板3 のリセットを行なう方法であり、ダイオード18を用いて前記コンデンサ14に 蓄えられた充電電圧を放電し、ロジック「0」のリセット信号16を生成し、子 局基板3全体のリセットを実行する。
【0007】 第2の方法は、親局基板1が伝送路2を介してリセット要求情報を送り、子局 基板3が前記リセット要求情報を受け取ると、この情報を通信コントローラ12 、アドレス/データバス19を介してCPU11に伝達し、CPU11は実行す るプログラムの先頭番地を強制的に設定し、再びプログラムを実行することによ りリセットを完了する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の第1の方法では、各子局個別にリセット指令伝送路17を 設けなければならないため子局の規模が大きくなり、コストが高くなるという問 題が生じる。また、前記従来の第2の方法では、CPU11以外の素子にはリセ ットができないため、誤動作や外部に対する誤出力を起こす可能性があった。
【0009】 この考案は前記実情に鑑みてなされたもので、子局基板に設けられた構成素子 が作動中であっても、それら構成素子全てを初期化状態にでき、誤動作が少なく 、コスト上安価なリセット回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
1枚の親局基板と複数枚の子局基板を1本の共用伝送路で接続する構成をとる バス型通信形態の子局基板において、この子局基板に設けられ、同子局基板に設 けられた各素子の制御を司るCPUと、前記親局基板からリセットの要求を受け た場合、前記CPUはリセット指令信号を出力し、リセット要求信号生成回路は このリセット指令信号に基づいてリセット要求信号を生成して出力し、リレーは このリセット要求信号に基づいて前記子局基板の各素子にリセットの実行を指令 するリセット信号を生成して出力することを特徴とする。
【0011】
【作用】
子局基板に設けられた各素子の制御を司るCPUは、伝送路を介して親局基板 より送信されたリセットの実行を要求する信号を受信した場合、リセット指令信 号をリセット要求信号生成回路へ送信する。このリセット要求信号生成回路は前 記リセット指令信号に基づいてリセット要求信号を生成、リレーへ送出する。リ レーはリセット要求信号に基づいてコンデンサの+端子を接地してこれによりリ セット信号を生成する。このリセット信号は、前記子局基板に構成された各素子 へ伝達され、子局基板全体の初期化を実行する。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。 図1はこの考案の一実施例におけるリセット回路を含む子局基板のブロック図 である。
【0013】 子局基板20は、基板全体の制御を司るCPU21と通信コントローラ22と リセット信号生成部23と構成要素24とにより構成される。CPU21は、ア ドレス/データバス25を介して通信コントローラ22を制御し、伝送路26を 介して親局基板と通信を行なう。
【0014】 CPU21が親局基板よりリセットの要求を受けた場合、CPU21よりリセ ット指令信号27が出力される。リセット要求信号生成回路28は、リセット指 令信号27を受け、適切な時間幅を持つリセット要求信号29を生成する。これ は、リセット信号30は全ての構成素子がリセットできるだけの充分な時間幅が 必要であるため、リセット要求信号生成回路28にて、この時間幅を作成してい る。リセット要求信号29は、リレー31を駆動してコンデンサ32の+端子を 接地させることによりコンデンサ32に蓄えられた電荷を放電する。リセット信 号30はコンデンサ32に蓄えられた電荷の放電により生成される。 前記リセット信号生成部23は、図2に示すように構成される。
【0015】 CPU21は、親局基板よりリセットの要求を受け取ると、リセット指令信号 27をバッファ33を介してフリップ・フロップ34のデータ端子Dへ入力する 。バッファ33の出力端子とフリップ・フロップ34のデータ端子Dとの間の接 続ラインには抵抗35を介して電源Vccが印加される。また、バッファ33は 、出力許可/不許可端子を有し、その端子にはリセット信号30をバッファ36 を介して入力する。
【0016】 前記フリップ・フロップ34はDフリップ・フロップであり、抵抗を介して動 作電源Vccが接続され、クロック発生器37に基づいて動作する。フィードフ ォワード34のデータ端子Dに入力された値はそのまま保持され、出力端子Qよ りリセット要求信号29を出力し、リレー31を駆動する。リレー31は前述し たようにリセット要求信号29を受けるとコンデンサ32の+端子を接地し、コ ンデンサ32に蓄えられた電荷を放電することによってリセット信号30を生成 する。 次に前記実施例の動作を説明する。
【0017】 通常、子局基板20に設けられた素子が動作中で且つ親局基板よりリセットを 要求されない場合、リレー31は開の状態でコンデンサ32の+端子は接地され ず、電荷は蓄えられた状態を維持する。そのためリセット信号30はロジック「 1」を示し、バッファ36を介して反転され、バッファ33の出力許可/不許可 端子にロジック「0」が入力される。バッファ33は出力許可/不許可端子に、 ロジック「0」が入力された時に出力許可状態となる。また、前記状態において は、CPU21より出力されるリセット指令信号27はロジック「0」を示す。 このリセット指令信号27はバッファ33に入力され、反転して出力されるので ロジック「1」となり、フリップ・フロップ34のデータ端子Dに入力される。 フリップ・フロップ34の出力端子Qより出力されたリセット要求信号29は、 データ端子Dに入力されたロジック「1」の状態でそのまま出力される。リレー 31は、入力したリセット要求信号29がロジック「1」の場合、リレー31自 身を開の状態にするため、リセット信号生成部23はノット・リセットの状態を 維持する。
【0018】 前記リセット信号生成部23がノット・リセット状態の場合、親局基板よりリ セットの実行を要求する信号が伝送路26を介して子局基板20に入力されると 、この信号は通信コントローラ22及びアドレス/データバス25を介してCP U21へ伝達され、CPU21にて信号内容を解析される。CPU21は解析を した結果、受け取った信号をリセットの実行を要求する信号と判断すると、ロジ ック「1」のリセット指令信号27をバッファ33へ出力する。バッファ33で は通常ノット・リセットの場合、出力許可/不許可端子は許可を示すため、リセ ット指令信号27のロジック「1」はロジック「0」に反転出力されフリップ・ フロップ34のデータ端子Dに入力される。図3に示すようにフリップ・フロッ プ34はクロックの立ち上がりでデータ端子Dの状態を出力端子Qより出力する 。そのため、データ端子Dに入力されたロジック「0」のリセット指令信号27 は、入力してからの最初のクロックの立ち上がり(図3、aに示す)で出力端子 Qへ出力され、ロジック「0」のリセット要求信号29としてリレー31へ伝送 される。リレー31はこのロジック「0」のリセット要求信号29により、閉の 状態となり、コンデンサ32の+端子を接地する。コンデンサ32は+端子が接 地されると、蓄えられた電荷を放電し、再び電源Vccより抵抗38を介して電 荷を蓄え始める。以上によりロジック「0」のリセット信号30が生成され、こ の信号が各素子、CPU21、通信コントローラ22、構成要素24に伝達され ることにより、各素子のリセットが実行される。 次にリセットの解除について説明する。
【0019】 前述したようにコンデンサ32の+端子が接地され、各素子のリセットが実行 された際、リセット信号30はロジック「0」を示し、バッファ36を介して反 転されロジック「1」がバッファ33の出力許可/不許可端子に入力される。バ ッファ33の出力許可/不許可端子において、ロジック「1」は不許可を示し、 バッファ33より信号は出力されない。そのため、電源Vccより抵抗35を介 してフリップ・フロップ34のデータ端子Dにロジック「1」が入力される。図 3に示すようにデータ端子Dにロジック「1」が入力されると、その後の最初の クロックの立ち上がり(図3、bに示す)で出力端子Qにロジック「1」が出力 され、リセット要求信号29として出力端子Qよりさらにリレー31へ出力され る。リレー31は、ロジック「1」のリセット要求信号を受け取るとリレー31 自身を開の状態にする。
【0020】 コンデンサ32はリレー31が開の状態になることによりアースと絶縁され、 電荷を放電することが不可能となる。そのため電源投入時と同様に電源Vccよ り抵抗38を介して電荷を充電する。一定時間経過後、コンデンサ32が充電を 完了した際、電源VccはCPU21、通信コントローラ22、構成要素24等 へ供給され、再び子局基板20が動作を開始する。
【0021】 図3のcに示すリセットの時間幅は、クロック発生器37より出力されるクロ ックの周波数を調整することにより適切な時間幅を有するリセット信号を生成す ることができる。 以上の操作により、親局基板よりリセットの実行要求を受け取った際、各子局 個別にリセットを行うことが可能となる。
【0022】
【考案の効果】
以上詳記したようにこの考案によれば、親局基板からのリセット実行要求によ り各子局個別にリセット信号を生成し、リセットを実行するようにしたので、リ セット信号を他子局基板へ伝送する必要が無くなり、ノイズによる誤りリセット を減少でき、さらに、電源投入時同様、子局基板の構成要素全てを初期化状態に できるため、誤動作や外部への誤出力を防止できる。
【0023】 尚、図1及び図2に示す子局基板20及びリセット信号生成部23を構成する 素子は、市販されているものが適用可能なので、コストが高くなるという問題を も解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るリセット回路を含む子局基板の
ブロック図。
【図2】この考案におけるリセット回路内に設けられた
リセット要求信号生成回路の詳細を示すブロック図。
【図3】この考案におけるリセット要求信号生成回路内
に設けられたフリップ・フロップのタイミングチャー
ト。
【図4】バス型通信形態の構成を示すブロック図。
【図5】従来のリセット回路を含む子局基板のブロック
図。
【符号の説明】
20…子局基板、21…CPU、22…通信コントロー
ラ、23…リセット信号生成部、24…構成要素、25
…アドレス/データバス、26…伝送路、27…リセッ
ト指令信号、28…リセット要求信号生成回路、29…
リセット要求信号、30…リセット信号、31…リレ
ー、32…コンデンサ、33…バッファ、34…フリッ
プ・フロップ、35…抵抗、36…バッファ、37…ク
ロック発生器、38…抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 1枚の親局基板と複数枚の子局基板を1
    本の共用伝送路で接続する構成をとるバス型通信形態の
    子局基板において、この子局基板に設けられ、同子局基
    板の各素子の制御を司るCPUと、前記親局基板よりリ
    セットの要求を受け取った場合、前記CPUが出力する
    リセット指令信号と、このリセット指令信号に基づいて
    リセット要求信号を生成するリセット要求信号生成回路
    と、このリセット要求信号生成回路から出力されるリセ
    ット要求信号に基づいて前記子局基板の各素子へのリセ
    ット信号を生成するリレーとを具備したことを特徴とす
    るリセット回路。
JP5461791U 1991-07-15 1991-07-15 リセツト回路 Withdrawn JPH058630U (ja)

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JP5461791U JPH058630U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 リセツト回路

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JP5461791U JPH058630U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 リセツト回路

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JPH058630U true JPH058630U (ja) 1993-02-05

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ID=12975704

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JP5461791U Withdrawn JPH058630U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 リセツト回路

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Date Code Title Description
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Effective date: 19951102