JPH0586279U - 繰出位牌 - Google Patents

繰出位牌

Info

Publication number
JPH0586279U
JPH0586279U JP5969991U JP5969991U JPH0586279U JP H0586279 U JPH0586279 U JP H0586279U JP 5969991 U JP5969991 U JP 5969991U JP 5969991 U JP5969991 U JP 5969991U JP H0586279 U JPH0586279 U JP H0586279U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box body
plate
rear plate
engaging
rear surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5969991U
Other languages
English (en)
Inventor
年久 吉本
Original Assignee
年久 吉本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 年久 吉本 filed Critical 年久 吉本
Priority to JP5969991U priority Critical patent/JPH0586279U/ja
Publication of JPH0586279U publication Critical patent/JPH0586279U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作の手間を減らす。 【構成】 台座1上の箱胴2の上に屋根14を設け、箱
胴2に複数枚の中板9を挿入し、最も前側の中板9に記
載された戒名が箱胴2の前板4の窓3から見える構成に
した。箱胴2にその後板8を固定せずに箱胴2の後面を
開放した。後板8の各側面に係合軸12を突設し、箱胴
2の各側板5の内面に係合溝10,11を形成した。各
側板5の係合溝10,11に後板8の各側面の係合軸1
2を挿入し、箱胴2の開放後面に後板8を配置して、箱
胴2の開放後面を閉鎖した。後板2の下部を後上方に回
動すると、箱胴2の後面が開放して中板9が箱胴2の開
放後面から取出可能になる構成にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、箱胴内に、戒名を記載する複数枚の中板を取出可能に収納した繰出 位牌に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の繰出位牌は、台座の上に箱胴を設け、箱胴の上に屋根を取外可能に設 けている。
【0003】 箱胴は、窓を設けた前板、後板、左右の側板と底板で、上面を開口した箱形状 に構成し、内部に、戒名を記載する複数枚の中板を重合して挿入し、最も前側の 中板に記載された戒名が前板の窓から見える構成にしている。
【0004】 箱胴の下面は、台座の上面に接着し、箱胴の上端に、屋根の下面に形成した凹 部を嵌合して、箱胴の上端に屋根を取り付けると共に、箱胴の上面開口を閉鎖し ている。
【0005】 箱胴内の後側の中板を最も前側に配置替えする場合は、箱胴の上端から屋根を 取り外し、箱胴の上面開口から箱胴内の中板を抜き取り、後側にあった中板を最 も前側に配置替えし、順番を入れ替えた中板を箱胴の上面開口から箱胴内に挿入 し、箱胴の上端に屋根の下面の凹部を嵌合して、箱胴の上端に屋根を取り付ける と共に、箱胴の上面開口を閉鎖する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような繰出位牌においては、箱胴の上端と屋根下面の凹部の 嵌合状態がきついと、屋根の取外と取付が困難になる。ゆるいと、屋根が落ち易 く、屋根が落ちると、屋根に傷が付く。
【0007】 そこで、箱胴の上端と屋根下面の凹部の嵌合状態を良好にするため、箱胴の上 端の外形寸法と、箱胴の上端外周の塗料膜の厚さ及び屋根下面の凹部の内形寸法 を正確に仕上げなければならず、製作に多くの手間が掛る。
【0008】 本考案の目的は、上記のような従来の課題を解決することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、台座の上に箱胴を設け、箱胴の上に屋根を設け、前板に窓を設けた 箱胴内に、戒名を記載する複数枚の中板を挿入し、最も前側の中板に記載された 戒名が箱胴の前板の窓から見える構成にした繰出位牌において、 箱胴にその後板を固定せずに箱胴の後面を開放し、 後板の左右の各側面にそれぞれ係合軸を上部位置に突設し、箱胴の左右の各側 板の内面にそれぞれ係合溝を上部位置に形成し、 箱胴の左右の各側板内面の係合溝に、それぞれ、後板の左右の各側面の係合軸 を挿入し、箱胴の開放後面に後板を配置して、箱胴の開放後面を閉鎖し、 後板の下部を後上方に回動すると、箱胴の後面が開放して箱胴内の中板が箱胴 の開放後面から取出可能になる構成にしたことを特徴とする繰出位牌である。
【0010】
【作用】
本考案の繰出位牌において、箱胴内の後側の中板を最も前側に配置替えする場 合は、後板の下部を後上方に回動して箱胴の後面を開放し、箱胴の開放後面から 箱胴内の中板を取り出し、後側にあった中板を最も前側に配置替えし、順番を入 れ替えた中板を箱胴の開放後面から箱胴内に挿入し、後板の下部を下前方に回動 して、後板を箱胴の開放後面に配置すると共に、箱胴の開放後面を閉鎖する。
【0011】
【考案の効果】
本考案の繰出位牌においては、中板の出し入れ口が箱胴の後面であるので、箱 胴の上面である従来品とは異なり、屋根を箱胴の上端に取外可能に嵌合する必要 がなく、屋根を箱胴に固定することができる。
【0012】 従って、従来品のように、箱胴の上端の外形寸法と箱胴の上端外周の塗料膜の 厚さを正確に仕上げて屋根の下面に内形寸法の正確な凹部を形成する必要がなく 、製作に多くの手間が掛らない。
【0013】 また、本考案の繰出位牌においては、箱胴に後板を蝶番で開放可能に取り付け た場合のように、箱胴の後面側に蝶番が露出せず、仏具らしさを失わない。
【0014】
【実施例】
本例の繰出位牌は、図1と図2に示すように、台座1の上に箱胴2を設け、箱 胴2の上に屋根14を設けている。
【0015】 箱胴2は、図1、図2と図3に示すように、窓3を設けた前板4、左右の側板 5、底板6と天板7で、後面を開放した箱形状の本体を構成し、後板8を箱形状 の本体に固定せずに別体にしている。
【0016】 箱胴2の内部には、図1と図3に示すように、戒名を記載する複数枚の中板9 を重合して挿入し、最も前側の中板9に記載された戒名が前板4の窓3から見え る構成にしている。
【0017】 箱胴2の左右の各側板5の内面には、それぞれ、図4に示すように、横溝10 と縦溝11を接続した係合溝を上部位置と後部位置に形成している。
【0018】 後板8の左右の各側面には、それぞれ、図2、図3と図5に示すように、2本 の係合軸12を上部位置に上下に突設している。
【0019】 箱胴2の左右の各側板5内面の係合溝の縦溝11には、図2と図3に示すよう に、それぞれ、後板8の左右の各側面の2本の係合軸12を、縦溝11の横溝1 0接続位置とその下側位置に挿入し、図1、図2と図3に示すように、箱胴2の 開放後面に後板8を配置して、箱胴2の開放後面を閉鎖している。
【0020】 後板8の後面の下部には、図1と図2に示すように、開放用の摘み13を突設 している。
【0021】 後板8の後面の摘み13を摘んで、図6に示すように、後板8の下部を後上方 に回動し、横向きになった後板8を前側に移動すると、後板8の左右の各側面の 2本の係合軸12が、それぞれ、左右の各側板5内面の係合溝の横溝10に挿入 して、後板8が箱胴2の上部に横向きに保持され、箱胴2の後面が開放して、箱 胴2内の中板9が箱胴2の開放後面から取出可能になる構成にしている。
【0022】 箱胴2の下面は、図1と図2に示すように、台座1の上面に接着して固定し、 箱胴2の上面に屋根14の下面を接着して固定している。
【0023】 本例の繰出位牌において、箱胴2内の後側の中板9を最も前側に配置替えする 場合は、後板8の後面の摘み13を摘んで、図6に示すように、後板8の下部を 後上方に回動し、横向きになった後板8を前側に移動する。
【0024】 すると、後板8が箱胴2の上部に横向きに保持され、図6に示すように、箱胴 2の後面が開放する。
【0025】 次に、箱胴2の前板4の窓3から指を挿入して箱胴2内の中板9を後方に押し 出し、箱胴2の開放後面から中板9を取り出し、後側にあった中板9を最も前側 に配置替えし、順番を入れ替えた中板9を箱胴2の開放後面から箱胴2内に挿入 する。すると、最も前側に配置替えされた中板9に記載された戒名が箱胴2の前 板4の窓3から見える。
【0026】 その後、箱胴2の上部に横向きに保持された後板8を後側に移動し、後板8の 下部を下前方に回動して、後板8を箱胴2の開放後面に配置すると共に、箱胴2 の開放後面を閉鎖する。
【0027】 本例の繰出位牌においては、屋根14が箱胴2の上面に固定されているので、 屋根を箱胴の上端に取外可能に嵌合する従来品に比較して、製作に多くの手間が 掛らない。また、屋根14が落ちて屋根14に傷が付くことがない。
【0028】 更に、本例の繰出位牌においては、箱胴に後板を蝶番で開放可能に取り付けた 場合のように、箱胴の後面側に蝶番が露出せず、仏具らしさを失わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の繰出位牌の側面図であって、
箱胴を縦断した部分縦断側面図である。
【図2】同例の繰出位牌の背面図である。
【図3】図1のAーA線断面図である。
【図4】同例の繰出位牌の箱胴の縦断側面図であって、
後板を取り外した状態の図である。
【図5】同例の繰出位牌の箱胴の後板の側面図である。
【図6】同例の繰出位牌の箱胴の部分縦断側面図であっ
て、後板を移動する様子を示す図である。
【符号の説明】
1 台座 2 箱胴 3 窓 4 前板 5 側板 8 後板 9 中板 10 横溝、係
合溝 11 縦溝、係合溝 12 係合軸 14 屋根

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座の上に箱胴を設け、箱胴の上に屋根
    を設け、前板に窓を設けた箱胴内に、戒名を記載する複
    数枚の中板を挿入し、最も前側の中板に記載された戒名
    が箱胴の前板の窓から見える構成にした繰出位牌におい
    て、 箱胴にその後板を固定せずに箱胴の後面を開放し、 後板の左右の各側面にそれぞれ係合軸を上部位置に突設
    し、箱胴の左右の各側板の内面にそれぞれ係合溝を上部
    位置に形成し、 箱胴の左右の各側板内面の係合溝に、それぞれ、後板の
    左右の各側面の係合軸を挿入し、箱胴の開放後面に後板
    を配置して、箱胴の開放後面を閉鎖し、 後板の下部を後上方に回動すると、箱胴の後面が開放し
    て箱胴内の中板が箱胴の開放後面から取出可能になる構
    成にしたことを特徴とする繰出位牌。
  2. 【請求項2】 箱胴の左右の各側板内面の係合溝は、そ
    れぞれ、横溝と縦溝を接続して構成し、後板の左右の各
    側面の係合軸は、それぞれ、2本であり、 箱胴の左右の各側板内面の係合溝の縦溝に、それぞれ、
    後板の左右の各側面の2本の係合軸を、縦溝の横溝接続
    位置とその下側位置に挿入し、 後板の下部を後上方に回動し、横向きになった後板を前
    側に移動すると、後板の左右の各側面の2本の係合軸が
    左右の各側板内面の係合溝の横溝に挿入して、後板が箱
    胴の上部に横向きに保持される構成にしたことを特徴と
    する請求項1に記載の繰出位牌。
JP5969991U 1991-07-30 1991-07-30 繰出位牌 Pending JPH0586279U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5969991U JPH0586279U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 繰出位牌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5969991U JPH0586279U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 繰出位牌

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586279U true JPH0586279U (ja) 1993-11-22

Family

ID=13120724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5969991U Pending JPH0586279U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 繰出位牌

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0586279U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348844B2 (ja) * 1978-04-06 1988-09-30 Oreal
JPH0240862U (ja) * 1988-09-13 1990-03-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348844B2 (ja) * 1978-04-06 1988-09-30 Oreal
JPH0240862U (ja) * 1988-09-13 1990-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2216147A (en) Aluminum baking pan
JPH0586279U (ja) 繰出位牌
US2834130A (en) Pictorial box
CN209595186U (zh) 一种建筑设计图纸展示架
JPS6142232Y2 (ja)
CN214816891U (zh) 一种机电加工用配件转移装置
JPH0734635Y2 (ja) 移動式法名軸紙掛
JPS59115937U (ja) 収納家具
JPS5915986Y2 (ja) 埋込用郵便受箱
CN218704809U (zh) 一种键轴形状的新型储物盒
CN211106673U (zh) 一种拼接式景观小品
CN2171238Y (zh) 边框式手提箱
JPS5851183Y2 (ja) エレベ−タ乗場出入口の点検口
JPH0330071Y2 (ja)
CN208891995U (zh) 一种矩形板体的饰边组件
JPH0242418Y2 (ja)
JPS6025731Y2 (ja) ビデオカセツト
JPS584980Y2 (ja) 天井点検口
JPS6315901Y2 (ja)
JP3039569U (ja) ワイヤーパネル用ジョイント
JPS635592Y2 (ja)
JPS63191740U (ja)
JPS6126542Y2 (ja)
JPS6284870U (ja)
CN2526282Y (zh) 卷烟盒