JP3039569U - ワイヤーパネル用ジョイント - Google Patents

ワイヤーパネル用ジョイント

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JP3039569U JP1997000096U JP9697U JP3039569U JP 3039569 U JP3039569 U JP 3039569U JP 1997000096 U JP1997000096 U JP 1997000096U JP 9697 U JP9697 U JP 9697U JP 3039569 U JP3039569 U JP 3039569U
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joint
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wire
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全 小野
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ確実にワイヤーパネルを連結し、安
価に生産できるジョイントを提供する。 【構成】 それぞれが直交する三方に開口する溝3と該
溝3内に形成される係止部4とで構成され、溝3にワイ
ヤーパネル2の方形枠21の角部を挿入するだけで係止
部4により確実な係止が得られ、また、一部材で構成さ
れるので安価に提供できる。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、ワイヤーを方形枠に形成したワイヤーパネルを集合させ、その枠角 部を連結固定するジョイントに関し、その形状よりワイヤーパネルを迅速、容易 かつ確実に連結保持できるワイヤーパネル用ジョイントに関するものである。
【従来の技術】
従来の技術として、実公昭62−27692号がある。 これは、平板10の中央にネジ嵌挿孔11を穿設し、該ネジ嵌挿孔を除く一面 に四個の仕切り突条12を十文字に形成し、該突条間にワイヤーパネルの方形枠 角部21が嵌合されるL字型の嵌合溝13を形成し、同じくネジ嵌挿孔11を除 いた他面にネジ嵌挿孔11の中心より位置をずらして四個の仕切り突片14を風 車羽根状に直交方向に形成し、該仕切り突片14の基部間に嵌合間隙15を設け た受け部材a、該受け部材aの嵌合間隙15に嵌合される四枚の嵌合片16を風 車羽根状に連設し、中央にネジ孔17を設け、それぞれ嵌合片16の裏側にワイ ヤーパネル2の方形枠角部21が係合されるL字型の係合凹条18を形成した押 さえ部材b、 受け部材aと押さえ部材bの嵌合時に両者を固着する、つまみ1 9の中心に直交方向にネジ20を突設した締め付け部材cの三部材で構成される ワイヤーパネル用ジョイントである。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものは、同種のジョイントを複数個用意し、複数枚のワイヤーパネ ルの方形枠角部を連結することにより簡単に箱型の収納具を組み立てることがで き、また、ネジの締め付けにより上記方形枠角部を連結固定しているので乱暴に 扱ってもワイヤーパネルの連結がはずれることはない。 しかしながら、上記ネジ止めは一般家庭で用いられる収納具を形成することを 考えると過剰に強固な連結手段であり、この強固な連結手段を実施するために従 来のジョイントは三部材で構成され、結果として組み付けに手間がかかる、生産 コストが高くなるといった不都合が生じた。 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、ワイヤーパネルの組み付けを迅速 、容易かつ確実にし、生産コストを抑え安価で提供できるワイヤーパネル用ジョ イントを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために以下の如く構成した。 即ち、ワイヤーを方形枠に形成したワイヤーパネルを集合させ、該方形枠の角 部を連結固定するワイヤーパネル用ジョイントであって、それぞれが直交する三 方に開口する溝を形成し、該溝の内側に上記方形枠の係止部を設けたものである 。 上記の如く構成したので、ジョイントの三つの溝にそれぞれ上記ワイヤーパネ ルの方形枠角部を嵌入してそれぞれが直交する三枚のワイヤーパネル壁を形成し 、同様にこれらワイヤーパネル壁の他の方形枠角部にも同種のジョイントを配し 、さらにワイヤーパネルを連設してワイヤーパネル製の六面体を形成することが でき、形成した六面体の一面を開口することで最小単位のワイヤーパネル製箱型 収納具を形成することができる。 さらに、請求項2に記載の一つの溝をはさんで他の二つの溝と対称な溝を形成 したジョイントを用いて、高さ方向、あるいは幅方向に任意の長さを持つ箱型収 納具を形成することができる。
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明する。 本考案は、ワイヤーパネルを用いて箱型収納具を形成するに当たり、ワイヤー パネルの組み付けを迅速、容易かつ確実にし、生産コストを抑え安価で提供でき るワイヤーパネル用ジョイント1に関するもので、その構成を図面をもとに説明 すると次の通りである。 ワイヤーを方形枠に形成したワイヤーパネル2を集合させ、該方形枠21の角 部を連結固定するワイヤーパネル用ジョイントであって、それぞれが直交する三 方に開口する溝3と、該溝3の内側に設けられ上記方形枠21の角部を係止する 係止部4より構成される。 ジョイント1によって連結されるワイヤーパネル2は、一般には方形枠21に 縦横に等間隔でワイヤーを配設したものであり、金属製又は合成樹脂製のものが 多い。収納具の棚板や壁面を構成することを考えると、たわみや割れの生じにく い素材で作られていることが好ましい。この点を考慮し、合成樹脂で上記ワイヤ ーパネル2を形成すると、剛性を出すために非常に厚みのあるものになってしま い、運搬や組み付けの際に嵩張って扱いにくく、形成される収納具も不格好なも のとなってしまう。これに対し、金属で上記ワイヤーパネル2を構成すると、薄 くて剛性のあるものが形成できる。よって、金属と合成樹脂では金属のほうが本 考案のワイヤーパネル2を形成する素材として好ましい。さらに、量産に適し安 価に提供できるという点をも加味すると、スチール材で形成した2mmから8m mの径の方形枠に、これもスチール材で形成した1mmから5mmのワイヤーを 縦横に等間隔で溶接したものが最適である。 ジョイント1は図1から図8に示すように、それぞれが直交する三条の溝3よ りなる。該三条の溝3にはワイヤーパネル2の方形枠21の角部が挿入されるの で、これら枠角部を安定した状態で保持するために溝3の最深部31は、該角部 とほぼ同じ形状に形成され、溝3の幅は上記方形枠21の径とほぼ同幅か若干狭 幅に形成される。 上記溝3にワイヤーパネル2の方形枠21の角部が挿入されるが、このままで はワイヤーパネル2がジョイント1から抜け出てしまうので、該方形枠21の確 実な保持と抜け防止のために、溝3の内側に係止部4を形成する。本実施形態で は、該係止部4はワイヤーパネル2を狭持する溝3の対向する内壁面に向けて複 数平行に膨出する突条41を連設してなる。また、溝の最深部31と該突条41 との間の距離は、がたつきをなくし確実な係止効果を得るために上記方形枠21 の径とほぼ同幅か若干狭幅に形成される。溝3の内壁面からの突条41の突出量 は、2mmから8mmの間で設定される径を持つ方形枠21を嵌入しやすく、か つ嵌入後は抜けにくくするために有効な高さで設定される。この際、有効な高さ は、最小0.2mmから最大3mmの間で設定される。 上記ジョイント1は、一般には金属や合成樹脂を材料とし、ダイキャストや成 形により造られる。ワイヤーパネル2を連結し、収納具を形成することを目的と するため、ジョイント1には適度な剛性が必要とされる。また、商品として市場 に供給されることを考慮すると、量産に適合し、安価で提供できるものでなけれ ばならない。以上より、本考案においては金属よりも合成樹脂を材料とすること が好ましい。その中でも特に、ABS樹脂やナイロン、ポリプロピレン等を用い て一体成形するのが最適である。 以上のようなジョイント1を用いて収納具を形成するに当たり、まずジョイン ト1の三条の溝3のうちの一条を水平にし、他の二条を上方に向けて垂直となる ようにし、水平にした溝3に収納具の底壁となるワイヤーパネル2の方形枠21 の角部を嵌入する。このとき、該角部が溝3の最深部31まで挿入され、突条4 1との間で狭持される。同様に、該底壁となるワイヤーパネル2の他の三つの方 形枠21角部にも同種のジョイント1を取り付ける。 次に、ジョイント1が取り付けられた該ワイヤーパネル2の四辺のうちの三辺 上に直立するように、収納具の垂直壁となる三枚のワイヤーパネル2をこのジョ イント1の溝3それぞれに挿入し係止する。この時点で上面と一つの垂直面が開 口した六面体が形成される。 ここで、底壁と三枚の垂直壁を連結したときと同じ要領で上壁となるワイヤー パネル2を取り付けると、一面が開口した最小単位の箱型収納具が形成される。 またここで、図9から図11に示すジョイント1’の構成を説明する。ジョイ ント1’はそれぞれが直交する三方に開口する溝3と、該溝3のうちの一つをは さんで他の二つの溝3と対称に設けられる溝3’を形成し、該溝3、3’の内側 にワイヤーパネル2の方形枠21を係止する係止部4を設けたことを特徴とする ものである。本実施形態において、上記係止部4は方形枠21を狭持する溝3の 対向する内壁面に向けて複数平行に膨出する突条41を連設してなる。 このジョイント1’の二つの溝3’に直交する溝3を水平になるようにし、該 水平な溝3に棚板となるワイヤーパネル2を挿入係止する。該棚板の他の三つの 方形枠21の角部にも同様にジョイント1’を取り付け、底壁と垂直壁を連結し たときと同じ要領で上記上壁と一つの垂直壁が開口した六面体に取り付け、かつ 、同じ要領で上方にワイヤーパネル2を増設してゆくと、任意の高さを持つ箱型 収納具を形成することができる。また、これを水平軸を基準に90度回転した状 態で実施すると、任意の幅を持つ箱型収納具を形成することができる。 他の実施例としては、図12の係止部4がワイヤーパネル2の方形枠21の径 より狭幅の溝32と、該溝32の最深部31に設けられる上記方形枠21の径と ほぼ同径の係止溝42よりなるもの、図13の係止部4が溝3の最深部31に向 かって狭幅となるテーパ面43よりなるもの、図14の係止部4が溝3の最深部 31に向かって狭幅となるテーパ面43と、上記最深部31に設けられる上記方 形枠21とほぼ同径の係止溝42よりなるものがあげられる。いずれを用いても 、係止部4として突条41を用いたものと変わらず、迅速、容易かつ確実なワイ ヤーパネル2の係止効果が得られる。
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。 ジョイントに設けられる三条の溝の内側にワイヤーパネル2の方形枠21を係 止する係止部4を設けることにより上記方形枠21角部を該溝3に嵌入するだけ で迅速、容易かつ確実な連結でワイヤーパネル製箱型収納具を形成することがで き、しかも、上記ジョイント1は一部材だけで構成されるので、生産コストを抑 え安価で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ジョイント1の実施例を示す斜視図。
【図2】従来例を示す斜視図。
【図3】本考案ジョイント1の実施例を示す正面図。
【図4】同右側面図。
【図5】同背面図。
【図6】図5中Aの拡大図。
【図7】図6中B−Bの断面図。
【図8】本考案ジョイント1の使用状態を示す斜視図。
【図9】本考案ジョイント1’の実施例を示す斜視図。
【図10】同右側面図。
【図11】同背面図。
【図12】本考案の他の実施例における溝3及び係止部
4の形状を示す図。
【図13】同上。
【図14】同上。
【符号の説明】
1、1’ ジョイント 2 ワイヤーパネル 3、3’ 溝 4 係止部 10 平板 11 ネジ嵌挿孔 12 突条 13 嵌合溝 14 仕切り突片 15 嵌合間隙 16 嵌合片 17 ネジ孔 18 係合凹条 19 つまみ 20 ネジ 21 方形枠 31 溝の最深部 32 方形枠の径よりも狭幅の溝 41 突条 42 係止溝 43 テーパ面 a 受け部材 b 押さえ部材 c 締め付け部材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーを方形枠に形成したワイヤーパネ
    ルを集合させ、その枠角部を連結固定するワイヤーパネ
    ル用ジョイントであって、それぞれが直交する三方に開
    口する溝を形成し、該溝の内側に上記方形枠を係止する
    係止部を設けたことを特徴とするワイヤーパネル用ジョ
    イント。
  2. 【請求項2】ワイヤーを方形枠に形成したワイヤーパネ
    ルを集合させ、その枠角部を連結固定するワイヤーパネ
    ル用ジョイントであって、それぞれが直交する三方に開
    口する溝と、該溝のうちの一つをはさんで他の二つの溝
    と対称に設けられる溝を形成し、それぞれの溝の内側に
    上記方形枠を係止する係止部を設けたことを特徴とする
    ワイヤーパネル用ジョイント。
  3. 【請求項3】上記係止部が、少なくとも1以上の突状よ
    りなる請求項1又は2に記載のワイヤーパネル用ジョイ
    ント。
  4. 【請求項4】上記係止部が、ワイヤーパネルの方形枠の
    径より狭幅とした上記溝と、該溝の最深部に設けられワ
    イヤーパネルの方形枠の径とほぼ同径の係止溝よりなる
    請求項1又は2に記載のワイヤーパネル用ジョイント。
  5. 【請求項5】上記係止部が、溝の最深部に向かって狭幅
    となるテーパー面よりなる請求項1又は2に記載のワイ
    ヤーパネル用ジョイント。
  6. 【請求項6】上記係止部におけるテーパー面の最深部
    に、ワイヤーパネルの方形枠の径とほぼ同径の係止溝を
    設けた請求項5に記載のワイヤーパネル用ジョイント。
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