JPH058622U - スペーサ型減圧弁 - Google Patents

スペーサ型減圧弁

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JPH058622U JP5621091U JP5621091U JPH058622U JP H058622 U JPH058622 U JP H058622U JP 5621091 U JP5621091 U JP 5621091U JP 5621091 U JP5621091 U JP 5621091U JP H058622 U JPH058622 U JP H058622U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁から出力された圧力エアを減圧するタ
イプ及び圧力エアを減圧して電磁弁に入力するタイプの
スペーサ型減圧弁に関して、本体以外について部品共通
化を図る。 【構成】 本考案のスペーサ型減圧弁10は電磁弁1と
マニホールドブロック9との間を連通する複数の流路R
0 〜R4 を備えた本体11と、電磁弁1の出力圧調整を
行う圧力調整部12とからなる。本体11内に収容され
た弁体14により1つの流路R0 が第1の圧力領域15
と第2の圧力領域16とに区画形成される。圧力調整部
12内に収容されたピストン21によって圧力作用室2
4が区画形成される。弁体14とピストン21との間に
はロッド22が介在し、流路R0 と圧力作用室24との
間にはピストンガイド20が介在する。ピストンガイド
20には流路R0 と圧力作用室24とを連通可能なオリ
フィス30が設けられる。ピストンガイド20の回動位
置切換により第1の圧力領域15または第2の圧力領域
16の何れかと圧力作用室24とが連通される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁弁とマニホールドブロックとの間を連通する複数の流路を備えた 本体と、電磁弁の出力圧調整を行う圧力調整部とからなるスペーサ型減圧弁に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来装置としては、例えば、図12に示すように電磁弁1の出力側に 配置されるスペーサ型減圧弁50が知られている。電磁弁1はスプール弁8を収 容するバルブケーシング2A及び一対のソレノイド(図示略)を収容するソレノ イドケーシング2Bからなり、バルブケーシング2Aには入力Pポート3、出力 Aポート4、出力Bポート5及び一対の排気ポート6,7が設けられている。ス プール弁8は両端のピストン8a,8bによって区画される圧力室P1 ,P2 へ の圧力エア供給によって左右動され、圧力室P1 ,P2 への圧力エア供給は前記 一対のソレノイドの励消磁によって制御される。
【0003】 スペーサ型減圧弁50にはマニホールドブロック9が結合され、スペーサ型減 圧弁50はマニホールドブロック9と電磁弁1との間に介在される。圧力エアは 供給ポート91から減圧弁50の本体51内の供給流路51aを経由して入力ポ ート3へ送られ、この圧力エアの一部が前記ソレノイドの励消磁によって圧力室 P1 またはP2 へ送られる。図示の状態ではスプール弁8が左に移動しており、 入力ポート3と出力ポート5とが連通している。
【0004】 この従来装置のスペーサ型減圧弁50は出力ポート5から出力されるエアを減 圧して送り出すものである。出力ポート5と連通する流路53,54が本体51 内に収容された弁体52により入力圧領域53と出力圧領域54とに区画形成さ れると共に、圧力調整部55内に収容されたダイヤフラム56によって圧力作用 室57が区画形成されており、ダイヤフラム56と弁体52とがロッド58によ って連結されている。出力圧領域54と圧力作用室57との間にはオリフィス5 9が設けられており、圧力作用室57には出力圧が導入される。この出力圧と設 定圧との圧力対抗によって弁体52の開閉が制御され、この開閉制御によって電 磁弁1の出力ポート5から出力される圧力エアの出力圧が減圧調整される。
【0005】 この減圧エアは本体51の流路51bを経由してポート92からエアシリンダ Cの一方の作用室C2 に送られる。他方の作用室C1 には減圧されない圧力エア が出力ポート4、本体51の流路51c及びポート93を経由して送られる。( 以下、このタイプの減圧弁をBポート減圧型という。)作用室C2 のエアはポー ト92、排気ポート7、排気流路51d及び排気ポート94から排出され、作用 室C1 のエアはポート93、排気ポート6、排気流路51e及び排気ポート95 から排出される。ポート92,93と作用室C1 ,C2 との接続を入れ換えれば 減圧エアが作用室C1 へ送られる。(以下、このタイプの減圧弁をAポート減圧 型という。) この種のスペーサ型減圧弁としては上記のBポート減圧型及びAポート減圧型 のほか、電磁弁1の入力側に配置される減圧弁がある。Aポート減圧型及びBポ ート減圧型では出力ポート5と連通する流路53,54が弁体によって開閉され 、Pポート減圧型では入力ポート3と連通する流路が弁体によって開閉される。 即ち、マニホールドブロック9から電磁弁1へ供給される圧力エアがPポート減 圧型減圧弁で減圧される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、マニホールドブロック側から電磁弁側にエアが流れるPポート 減圧型では電磁弁側の流路が出力圧領域となるため、出力圧を減圧制御するには Aポート減圧型及びBポート減圧型とは逆側にオリフィスを設けなければならな い。従って、Aポート減圧型あるいはBポート減圧型とPポート減圧型との間で は、本体の交換のみならず圧力調整部の交換も余儀なくされる。
【0007】 また、図12に示す従来のスペーサ型減圧弁50の本体51には圧力調整部5 5とは離れた位置に圧力計Mが配置されているため、圧力計Mを見ながら設定圧 調整を行う上で不便である。
【0008】 本考案は上記の問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、Aポート及び Bポート減圧型あるいはPポート減圧型の何れのタイプに使用する場合であって も、本体以外の部品については部品の共通化が可能なスペーサ型減圧弁を提供す ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案は、電磁弁とマニホールドブロックとの 間を連通する複数の流路を備えた本体と、電磁弁の出力圧調整を行う圧力調整部 とからなるスペーサ型減圧弁において、本体内に収容された弁体により1つの流 路を第1の圧力領域と第2の圧力領域とに区画形成すると共に、圧力調整部内に て変位可能に収容された区画体によって圧力作用室を区画形成し、弁体と区画体 との間には区画体の変位を弁体に伝達するための変位伝達体を介在し、流路と圧 力作用室との間には流通遮断体を介在すると共に、流通遮断体には流路と圧力作 用室とを連通可能なオリフィスを設け、第1の圧力領域と圧力作用室とをオリフ ィスによって連通する第1連通位置と、第2の圧力領域と圧力作用室とをオリフ ィスによって連通する第2連通位置とに流通遮断体を位置切換可能にしたことを 特徴とする。
【0010】
【作用】
流通遮断体の位置切換が可能なこの構成によると、オリフィスを介した一方の 圧力領域と圧力作用室との連通を他方の圧力領域と圧力作用室との連通に容易に 変更できる。従って、電磁弁側の流路が出力圧領域となるPポート減圧型、若し くはマニホールドブロック側の流路が出力圧領域となるAポート減圧型及びBポ ート減圧型の両方のタイプに適用することができ、全てのタイプで圧力調整部の 部品共通化を図ることができる。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案のスペーサ型減圧弁の一実施例について図1〜図11に基づき 詳細に説明する。
【0012】 図1には電磁弁1、マニホールドブロック9及び両者1,9間に組付けられた スペーサ型減圧弁10(Aポート減圧型)が示されている。電磁弁1及びマニホ ールドブロック9は前記従来構成と同一である。
【0013】 図1、図2及び図4に示すAポート減圧型のスペーサ型減圧弁10は主に本体 11と圧力計Mを備える圧力調整部12とで構成される。本体11の一端には圧 力調整部12を構成するハウジング13が連結固定されており、ハウジング13 にはカバー13aが連結固定されている。本体11は電磁弁1とマニホールドブ ロック9との間を接続する複数の流路R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 を備えてお り、これらの流路R0 〜R4 のうちAポート93に連通する1つの流路R0 のみ がハウジング13側に迂回している。流路R0 上には弁体14がスライド可能に 収容されており、この弁体14により流路R0 が入力圧領域15と出力圧領域1 6とに区画されている。ハウジング13側における弁体14の対向位置には弁座 17が形成されており、弁体14によって区画形成された収容室18内にはバネ 19が収容されている。弁体14はバネ19のバネ力によって弁座17と当接す る方向に付勢されており、弁体14と弁座17との接離により流路R0 が連通遮 断可能になっている。
【0014】 ハウジング13内には流通遮断体としてのピストンガイド20が回動可能に嵌 入されている。図1及び図2に示すように、ピストンガイド20の底部20aに は位置決め突起20cが突設されており、ハウジング13側には一対の位置決め 凹部13b1 ,13b2 が形成されている。図3に示すように、位置決め凹部1 3b1 ,13b2 はロッド22を中心とする同一半径上にあり、位置決め突起2 0cが両位置決め凹部13b1 ,13b2 と嵌合可能である。ピストンガイド2 0は一端に開口を有する円筒形状の部材であり、その内周面には区画体としての ピストン21がスライド可能に収容されている。また、ピストン21とピストン ガイド20とによって圧力作用室24が区画形成されている。弁体14には変位 伝達体としてのロッド22が中心軸線方向に延設されており、ロッド22の先端 はピストンガイド20を貫通して圧力作用室24内に突出している。ロッド22 の先端はピストン21中心部の放圧口25に当接し、この当接により常には圧力 作用室24とカバー13a内の空間とが遮断されている。
【0015】 カバー13a内の空間には調圧バネ26が収容されており、調圧バネ26はピ ストン21とバネ抑え27との間に介在されている。カバー13aには調圧ネジ 28が螺着されており、調圧ネジ28の基端外周には調圧ノブ29が設けられて いる。調圧ネジ28の先端はバネ抑え27に当接しており、調圧ネジ28の螺合 位置に応じたバネ力によってピストン21が圧力作用室24側に付勢される。
【0016】 ピストンガイド20の底部20aにはオリフィス30が設けられている。位置 決め突起20cと位置決め凹部13b1 ,13b2 とが嵌合した状態では、図3 及び図4に示すように、圧力作用室24と出力圧領域16とがオリフィス30に より連通される。
【0017】 図3及び図4に示すように、底部20aにはオリフィス30より大径の連通口 31が形成されている。図4に示すように、ハウジング13及び本体11には入 力圧領域15と連通口31とを接続する連通路31a,31bが形成されており 、本体11側の連通路31a内にはチェックボール32及びバネ33が収容され ている。チェックボール32は通常はバネ33のバネ力によりハウジング13に 付勢され、連通路31bが常には遮断されている。
【0018】 ピストンガイド20の胴部20bには導入口36が設けられており、ハウジン グ13の周面には連通路37が設けられている。圧力作用室24と圧力計Mとは 導入口36及びハウジング13の連通路37を介して接続されている。
【0019】 このようなAポート型減圧弁10を使用する場合、図9に示すようにPポート 91を介してPポート3とエア供給源Pとを接続し、Aポート93及びスペーサ 型減圧弁10を介してAポート4とエアシリンダC内の一方の作用室C1 とを接 続すると共にBポート92を介してBポート5とエアシリンダC内の他方の作用 室C2 とを接続する。スプール弁8が右方へ変位してPポート3とAポート4と が連通し、かつBポート5と排気ポート7とが連通すると、エアが入力圧領域1 5に導入される。チェックボール32によって連通路31bが閉塞されているた め連通口31から圧力作用室24にエアが導入されることはなく、エアは弁体1 4と弁座17との間隙より出力圧領域16に流入する。出力圧領域16に流入し たエアの一部はオリフィス30を介して圧力作用室24に流入し、ピストン21 を調圧バネ26方向へ付勢する。このエア圧力と調圧バネ26との圧力対抗関係 により出力圧の調整が行われ、一定値に減圧されたエアがシリンダC内の一方の 作用室C1 に導入される。このような減圧エアの供給によりシリンダC内のピス トンが一定速度に減速され、シリンダC内の他方の作用室C2 から排気されたエ アはBポート92,5及び排気ポート7,95を介して排気される。
【0020】 スプール弁8が左方へ変位してPポート3とBポート5とが連通し、かつAポ ート4と排気ポート6とが連通すると、エアがBポート5,92を介してシリン ダCの作用室C2 に導入されると共に、作用室C1 のエアは、出力圧領域16に 到達する。出力圧領域16のエアの一部はオリフィス30を介して圧力作用室2 4に流入している。入力圧領域15のエアはAポート4及び排気ポート6,95 を介して排気されているため、圧力作用室24の圧力がチェックボール32を押 し退けて連通口31より入力圧領域15へ流れ込む。そのときオリフィス30と 連通口31の断面積の差により圧力作用室24の圧力が下がり、調圧バネ26の バネ力が勝ってピストン21、ロッド22及び弁体14を押し下げることにより 、弁体14と弁座17とが離間し、出力圧領域16のエアは入力圧領域に流れ込 む。そして、入力圧領域15に流れこんだエアはAポート4及び排気ポート6, 95を介して排気される。従って、エアシリンダCのピストンは減速されること なく、シリンダC内を高速で移動する。
【0021】 図10はスペーサ型減圧弁10をBポート減圧型として用いたブロック図であ り、この接続によればAタイプ減圧型とは反対方向へのピストン移動の減速を行 うことができる。
【0022】 図5〜図8にはPポート減圧型のスペーサ型減圧弁10が示されている。この Pポート減圧型ではPポート3とPポート91との間の流路R0 上が弁体14に よって開閉されるような本体11に交換されるが、エアの流れ方向が常に一方向 であるこのタイプではAポート及びBポート減圧型のように連通路31a内にチ ェックボール32及びバネ33を収容する必要はない。ピストンガイド20はA ポート減圧型の場合の回動位置(位置決め突起20cと位置決め凹部13b1 と が嵌合した状態)から位置決め突起20cと位置決め凹部13b2 とが嵌合する 位置に回動配置されており、図7及び図8に示すように、出力圧領域15と圧力 作用室24とがオリフィス30を介して連通する。この回動により連通口31を 介して連通していた入力圧領域16と圧力作用室24とが遮断される。
【0023】 Pポート型減圧弁10を使用する場合、図11に示すようにスペーサ減圧弁1 0及びPポート91を介してPポート3とエア供給源Pとを接続し、Aポート9 3を介してAポート4とエアシリンダC内の作用室C1 とを接続すると共にBポ ート92を介してBポート5とエアシリンダC内の作用室C2 とを接続する。ス プール弁8が右方へ変位して、Pポート3とAポート4とが連通し、かつBポー ト5と排気ポート7とが連通すると、エアがPポート91を介してマニホールド ブロック9側の入力圧領域16に導入され、入力圧領域16のエアは弁体14と 弁座17との間隙より出力圧領域15に流入する。出力圧領域15に流入したエ アの一部は連通路31b及びオリフィス30を介して圧力作用室24に流入し、 ピストン21を調圧バネ26方向へ付勢する。このエア圧力と調圧バネ26との 圧力対抗関係により出力圧の調整が行われ、一定値に減圧されたエアはPポート 3及びAポート4,93を経由してシリンダC内の作用室C1 に導入される。減 圧エアの供給によりシリンダC内のピストンが一定速度に減速され、シリンダC 内の作用室C2 から排気されたエアはBポート92,5及び排気ポート7,94 を介して排気される。
【0024】 スプール弁8が左方へ変位してPポート3とBポート5とが連通し、かつAポ ート4と排気ポート6とが連通すると、一定値に減圧されたエアはPポート3及 びBポート5,92を経由してシリンダC内の作用室C2 に導入される。従って 、上記の減圧エア供給によりシリンダC内のピストンが一定速度に減速されて反 対方向に移動すると共に、作用室C1 から出る排気エアはAポート93,4及び 排気ポート6,95を介して排出される。
【0025】 以上述べたようにピストンガイド20がAポート減圧型及びBポート減圧型に おける第1の連通位置と、Pポート減圧型における第2の連通位置とに位置切換 が可能なこの構成によると、オリフィス30の位置を流路R0 の入出力圧領域の 何れの側にも移動することができ、従って、第1の圧力領域15と圧力作用室2 4との連通を第2の圧力領域16と圧力作用室24との連通に容易に変更するこ とができる。これにより流路R0 の第1の圧力領域15が出力圧領域となるPポ ート減圧型、若しくは流路R0 の第2の圧力領域16が出力圧領域となるAポー ト減圧型及びBポート減圧型の両方のタイプに圧力調整部12を適用することが できる。よって、従来装置のように、Aポート減圧型あるいはBポート減圧型と Pポート減圧型との間で使用変更する場合であっても、本体11以外の部品につ いて完全な部品共通化が実現できる。
【0026】 また、圧力調整部12に圧力計Mを備えるこの装置では、圧力計Mと圧力調整 部55との位置が離れていた従来装置と比べて圧力計Mが見やすくなる。従って 、圧力計Mを見ながら調圧ノブ29の操作を行うことができ、設定圧調整が容易 になる。しかも、圧力作用室24内の出力圧が導入口36及び連通路37を介し て圧力計Mに直接導入される構成であるため、本体11内に出力圧導入用の連通 路を設ける必要がない。従って、本体11を大型化することなしに、複数の流路 R0 〜R4 を形成するためのスペースを確保することができる。
【0027】 本考案は前記実施例のみに限定される訳ではなく、例えば、ピストン20の代 わりに区画体としてダイヤフラムを使用することも勿論可能である。
【0028】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のスペーサ型減圧弁によれば、Aポート及びBポ ート減圧型あるいはPポート減圧型に関して本体以外の部品について部品の共通 化が可能であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例におけるAポート減圧型のスペーサ
型減圧弁の全体縦断面図である。
【図2】 図1の要部拡大縦断面図である。
【図3】 図2のA−A線における断面図である。
【図4】 図3のB−B線における断面図である。
【図5】 Pポート減圧型のスペーサ型減圧弁の全体縦
断面図である。
【図6】 図5の要部拡大縦断面図である。
【図7】 図6のC−C線における断面図である。
【図8】 図7のD−D線における断面図である。
【図9】 Aポート減圧型の回路図である。
【図10】 Bポート減圧型の回路図である。
【図11】 Pポート減圧型の回路図である。
【図12】 従来のスペーサ型減圧弁の全体縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 電磁弁、9 マニホールドブロック、10 スペー
サ型減圧弁、11 本体、12 圧力調整部、14 弁
体、15 第1の圧力領域、16 第2の圧力領域、2
0 流通遮断体としてのピストンガイド、21 区画体
としてのピストン、22 変位伝達体としてのロッド、
24 圧力作用室、30 オリフィス、R0 流路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 電磁弁(1)とマニホールドブロック
    (9)との間を連通する複数の流路を備えた本体(1
    1)と、電磁弁(1)の出力圧調整を行う圧力調整部
    (12)とからなるスペーサ型減圧弁(10)におい
    て、 本体(11)内に収容された弁体(14)により1つの
    流路(R0 )を第1の圧力領域(15)と第2の圧力領
    域(16)とに区画形成すると共に、圧力調整部(1
    2)内にて変位可能に収容された区画体(21)によっ
    て圧力作用室(24)を区画形成し、弁体(14)と区
    画体(21)との間には区画体(21)の変位を弁体
    (14)に伝達するための変位伝達体(22)を介在
    し、流路(R)と圧力作用室(24)との間には流通遮
    断体(20)を介在すると共に、流通遮断体(20)に
    は流路(R0 )と圧力作用室(24)とを連通可能なオ
    リフィス(30)を設け、第1の圧力領域(15)と圧
    力作用室(24)とをオリフィス(30)によって連通
    する第1連通位置と、第2の圧力領域(16)と圧力作
    用室(24)とをオリフィス(30)によって連通する
    第2連通位置とに流通遮断体(20)を位置切換可能に
    したことを特徴とするスペーサ型減圧弁。
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