JPH058601U - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
- Publication number
- JPH058601U JPH058601U JP5421291U JP5421291U JPH058601U JP H058601 U JPH058601 U JP H058601U JP 5421291 U JP5421291 U JP 5421291U JP 5421291 U JP5421291 U JP 5421291U JP H058601 U JPH058601 U JP H058601U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pio
- control device
- execution
- execution address
- control
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御装置を制御状態にすることなく、PIO
カードの有無及び異常を検出することができる。 【構成】 電源投入又はシステムリセット直後、PIO
実行アドレス記憶エリア(25)に設定されているPIO
実行アドレスに対し、PIO実行アドレス初期化プログ
ラム(29)を使用してPIO処理を行い、その結果を初
期化時PIO実行結果記憶エリア(26)へ格納する。定
周期タイマー処理では(26)よりPIO実行アドレスの
有効/無効を判定してPIO処理を実行する。 【効果】 PIOカードの不在及び故障による制御装置
のシステムダウンを未然に防ぐことができる。
カードの有無及び異常を検出することができる。 【構成】 電源投入又はシステムリセット直後、PIO
実行アドレス記憶エリア(25)に設定されているPIO
実行アドレスに対し、PIO実行アドレス初期化プログ
ラム(29)を使用してPIO処理を行い、その結果を初
期化時PIO実行結果記憶エリア(26)へ格納する。定
周期タイマー処理では(26)よりPIO実行アドレスの
有効/無効を判定してPIO処理を実行する。 【効果】 PIOカードの不在及び故障による制御装置
のシステムダウンを未然に防ぐことができる。
Description
【0001】
この考案は、制御装置における電源投入又はシステムリセット直後の異常検出 処理に関するものてある。
【0002】
図4は、例えば三菱発電プラント用プログラミング装置“MELSEP110 0メインテナンスパネル”のカタログに示されたプログラミング装置(以下P.P. と称す。)を備えた制御装置のブロック図であり、図において、(1)はP.P.、 (2)は制御装置、(3)は制御対象である。(11)はCRT、(12)はキーボ ード(以下K/Bと称す。)、(13)はCRT(11)とK/B(12)を用いてP IOを行いたいPIOカードのアドレスを設定したPIO実行アドレス情報(13 )、(14)も(13)と同じくCRT(11)とK/B(12)を用いて作成した制御 用プログラム、(15)は制御装置(2)との通信を行う制御装置インタフェース ソフトウェアである。又、(21)はCPU、(22)はP.P.(1)との通信を行う P.P インタフェースソフトウェア、(24)は制御用プログラム、(28)はPIO 用プログラム、(23)は制御用プログラム及びPIO用プログラムを定周期に起 動するタイマ、(27)は制御対象(3)とのPIO処理を行うPIOカード、( 25)はPIO処理を実行するPIOカードのアドレスが記憶されているPIO実 行アドレス記憶エリアである。図5は定周期タイマー処理フローである。
【0003】 次に動作について説明する。P.P.(1)では、CRT(11)、K/B(12)を 用いてPIO実行アドレス情報(13)及び制御用プログラム(14)を作成する。 次いで、制御装置インタフェースソフトウェア(15)を介してPIO実行アド レス情報(13)及び制御用プログラム(14)を制御装置(2)へ送信する。制御 装置(2)は P.Pインタフェースソフトウェア(22)を介してPIO実行アドレ ス情報(13)及び制御用プログラム(14)を得る。 PIO実行アドレス情報(13)は、PIO実行アドレス記憶エリア(25)に格 納される。PIO及び制御プログラムの実行は図5に示すフロー図のようにタイ マー(23)から定周期に起動される。最初、PIO実行アドレス記憶エリア(25 )よりプロセス入力(以下、PIと称す。)実行アドレスの有無を検索し(ST −42)、有ればプロセス入力処理(ST−43)を実行する。入力処理中エラーが 発生した場合エラー処理(ST−45)を行う。次に、制御プログラムの実行を行 い(ST−46)、その後、制御装置(2)の状態をチェックし(ST−47)、制 御中であれば、PI処理と同じ手順でプロセス出力(以下、POと称す。)処理 を行う。
【0004】
従来の制御装置は、以上のように構成されているので、P.P.より設定されてい るPIOカードの有無及び異常を検出するには、定周期にPIO用プログラムを 実行させなければならず、もし、PIOカードか存在しない、又は、故障の場合 制御装置を制御状態にすると即座にシステムダウンとなるという問題点があった 。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、制御装置を 制御状態にすることなく、PIOカードの有無及び異常を検出することができる 制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
この考案に係る制御装置は、電源投入又はシステムリセット直後、P.P.より設 定されているPIOカードの有無及び異常を検出するようにしたものである。
【0007】
この考案における制御装置は、制御装置を制御状態にすることなく、PIOカ ードの有無及び異常を検出することができる。
【0008】
【実施例】 実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図1において、(1)はP.P.、(2)は制御装置、(3)は制御対象である。 (11)はCRT、(12)はK/B、(13)はCRT(11)とK/B(12)を用い てPIO処理を実行したいPIOカードのアドレスを設定したプロセス入/出力 実行アドレス情報(13)、(14)も(13)と同じくCRT(11)とK/B(12) を用いて作成した制御用プログラム、(15)は制御装置(2) との通信を行う制 御装置インタフェースソフトウェアである。又、(21)はCPU、(22)はP.P. (1)との通信を行うP.P.インタフェースソフトウェア、(24)は制御用プログ ラム、(28)はPIO用プログラム、(23)は制御用プログラム及びPIO用プ ログラムを定周期に起動するタイマー、(27)は制御対象(3)とのPIO処理 を行うPIOカード、(25)はPIO処理を実行するPIOカードのアドレスが 記憶されているPIO実行アドレス記憶エリアである。(29)はPIO実行アド レス初期化用プログラム、(26)は初期化時PIO実行結果記憶エリアである。 又、図2はPIO実行アドレス初期化用プログラム(29)の内部処理フロー図で あり、図3は定周期タイマー処理フローである。
【0009】 次に動作について説明する。P.P.(1)では、CRT(11)、K/B(12)を 用いてPIO実行アドレス情報(13)及び制御用プログラム(14)を作成する。 次いで、制御装置インタフェースソフトウェア(15)を介してPIO実行アド レス情報(13)及び制御用プログラム(14)を制御装置(2)へ送信する。制御 装置(2)は P.Pインタフェースソフトウェア(22)を介してPIO実行アドレ ス情報ファイル(13)及び制御用プログラム(14)を得る。PIO実行アドレス 情報(13)は、PIO実行アドレス記憶エリア(25)に格納される。 PIO実行アドレス初期化プログラム(29)の実行は図2に示すフロー図のよ うに電源投入又はシステムリセット直後、一度だけ起動される。最初、PIO実 行アドレス記憶エリア(25)よりPI実行アドレスの有無を検索し(ST−1) 、有ればPI処理(ST−3)を実行する。PI処理中エラーが発生した場合、 初期化時PIO実行結果記憶エリア(29)にエラーコードを設定する(ST−5 )。エラーでない場合は、初期化時PIO実行結果記憶エリアにPI実行アドレ スを格納する(ST−6)。次に、PIO実行記憶エリア(25)よりPO実行ア ドレスを検索し(ST−7)、有ればPO処理(ST−9)を実行する。PO処 理中エラーが発生した場合、初期化時PIO実行結果記憶エリア(29)にエラー コード設定する(ST−11)。エラーでない場合は、初期化時PIO実行結果記 憶エリアにPO実行アドレスを格納する(ST−12)。 上記、PIO実行アドレス初期化プログラムの実行後、図3に示すフロー図の ようにタイマー(23)から定周期にPIO処理及び制御プログラムの実行を行う 。最初、初期化時PIO実行結果記憶エリア(26)よりPI実行アドレスの有効 /無効を検索する(ST−21)。PI実行アドレスが有効であれば(検索した内 容が設定ありで、かつPIO初期化プログラム(29)でエラーコードが設定され ていない。)PI処理を実行する(ST−23)。PI処理中エラーが発生した場 合、エラー処理(ST−25)を行う。次に、制御プログラムの実行を行い(ST −26)、その後、制御装置(2)の状態をチェック(ST−27)し、制御中であ れば、上記PI処理と同じ手順でPO処理を行う。
【0010】 実施例2. なお、上記実施例では、PIO実行アドレス初期化プログラムにより、PIO カードの有無及び異常を検出したが、電源投入又はシステムリセット直後、最初 の定周期タイマー処理の先頭で行ってもよく、上記実施例と同様の効果がある。
【0011】
以上のように、この考案では、PIOカードの有無及び故障の検出を電源投入 又はシステムリセット直後にできるよう構成したので、装置が制御状態になる以 前にPIOカードの故障を検出できる為、操作性の高いものが得られる効果があ る。
【図1】この考案の一実施例によるプログラミング装置
を備えた制御装置を示すブロック図である。
を備えた制御装置を示すブロック図である。
【図2】この考案の一実施例によるPIO実行アドレス
初期化処理の内部フロー図である。
初期化処理の内部フロー図である。
【図3】この考案の一実施例による制御装置の定周期処
理内部フロー図である。
理内部フロー図である。
【図4】従来のプログラミング装置を備えた制御装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】従来の制御装置の定周期処理内部フロー図であ
る。
る。
1 プログラミング装置 2 制御装置 3 制御対象 11 CRT 12 キーボード 13 プロセス入/出力実行アドレス情報ファイル 14 制御用プログラム 15 制御装置インタフェースソフトウェア 21 CPU 22 プログラミング装置インタフェースソフトウェア 23 タイマー 24 制御用プログラム 25 プロセス入/出力実行アドレス記憶エリア 26 初期化時プロセス入/出力実行結果記憶エリア 27 プロセス入/出力カード 28 プロセス入/出力用プログラム 29 プロセス入/出力実行アドレス初期化プログラム
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 プログラミング装置のCRT画面上に制
御シンボルを描くことによって作成される制御プログラ
ムを実行する制御装置において、電源投入又はシステム
リセット直後に、プロセス入/出力(以下、PIOと称
す。)カードの有/無及び異常を検出できることを特徴
とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5421291U JPH058601U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5421291U JPH058601U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058601U true JPH058601U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12964244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5421291U Pending JPH058601U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058601U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0476A (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-06 | Smc Corp | バルブ |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP5421291U patent/JPH058601U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0476A (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-06 | Smc Corp | バルブ |
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