JPH0585923U - 床部構造 - Google Patents

床部構造

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JPH0585923U
JPH0585923U JP61592U JP61592U JPH0585923U JP H0585923 U JPH0585923 U JP H0585923U JP 61592 U JP61592 U JP 61592U JP 61592 U JP61592 U JP 61592U JP H0585923 U JPH0585923 U JP H0585923U
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JP
Japan
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floor
floor material
rubber
stretched
base
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Pending
Application number
JP61592U
Other languages
English (en)
Inventor
一徳 土肥
Original Assignee
株式会社トーデント九州
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Publication date
Application filed by 株式会社トーデント九州 filed Critical 株式会社トーデント九州
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Publication of JPH0585923U publication Critical patent/JPH0585923U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科治療室等の特殊作業場において有効な床
部の構造を提供すること。 【構成】 根太材上に下地床材を張設し、同下地床材上
に表面床材を張設した床部構造において、表面床材の一
部を所望の形状に切抜いて切抜き部を形成し、同切抜き
部に略同形状のゴム床材を嵌合状態に張設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内の床部構造の一形態として、根太材上にコンパネ材等の下地床材を 張設し、同下地床材上にフローリング床材等の表面床材を張設したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した床部構造では、一般の家庭用としては問題はないが、特殊 な作業場、例えば歯科治療室の床部構造としては問題があった。
【0004】 すなわち、歯科治療室では、床部上に歯科治療用座席や歯科治療機を配設し、 歯科治療用座席の側方において歯科医師がキャスターの付いた椅子に腰を掛けて 歯科治療を行なっているが、医療中には椅子をいざらせて姿勢を頻繁に変えるた めに、床部の表面床材が損傷等されやすく、また、時には過って治療器具や薬品 を表面床材上に落とすこともあって、表面床材が損傷等されやすかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、根太材上に下地床材を張設し、同下地床材上に表面床材 を張設した床部構造において、表面床材の一部を所望の形状に切抜いて切抜き部 を形成し、同切抜き部に略同形状のゴム床材を嵌合状態に張設したことを特徴と する床部構造を提供せんとするものである。
【0006】 また、切抜き部の周面と、ゴム床材の周面との間に摩耗防止枠材を介在させた こと、摩耗防止枠材の下端を弾性素材よりなる支持部材により支持させると共に 、コーキング材により固定したこと、ゴム床材を張設する下地床材の部分に、点 検口を開口したことにも特徴を有する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0008】 図1は、本考案に係る床部Fの構造を具備する歯科治療室Rを示しており、S は歯科治療用座席、Mは歯科治療機、Cはキャスター付椅子である。
【0009】 床部Fは、図3に示すように、根太材1を格子状に枠組みして架設し、同根太 材1上に、図4に示すように、下地床材2を張設し、同下地床材2上に表面床材 3を張設し、同表面床材3の一部を、図2に示すように、平面視略門型に切抜い て切抜き部4を形成し、同切抜き部4内に略同形状に形成した厚さ調整部材5と ゴム床材6とを重合させて嵌合状態に張設し、厚さ調整部材5及びゴム床材6の 周面と切抜き部4の周面との間に形成される間隙t(図5(ロ)参照)中に摩耗 防止枠材7を支持部材8により支持させて介在させると共に、コーキング材9に より固定し、しかも、下地床材2には、図3及び図5に示すように、点検口10を 開口すると共に、同点検口10の直上方に位置する厚さ調整部材5には点検口覗き 窓11を開口し、同覗き窓11を、手掛り孔13を具備する開閉蓋12により開閉可能と している。
【0010】 そして、根太材1と下地床材2と表面床材3と厚さ調整部材5は、それぞれ木 材により成形している。また、ゴム床材6は、弾性ゴム素材により一定の肉厚( 例えば、3〜10mm)を有する矩形板状に形成した五個の分割形成ゴム床材片 6a,6b,6c,6d,6eにより形成している。
【0011】 しかも、かかる分割形成ゴム床材片6a,6b,6c,6d,6eには、それぞれ色々な色柄 をもたせて、室内をコーディネートすることができる。
【0012】 支持部材8は図5(ロ)に示すように、弾性ゴム素材により矩形棒状に形成し ている。
【0013】 摩耗防止枠材7は、図4及び図5(ロ)に示すように、ステンレスにより帯状 に形成している。
【0014】 コーキング材9は、シリコン接着剤を使用している。
【0015】 上記のように構成した床部Fは、図4に示すように、表面床材3とゴム床材6 と摩耗防止枠材7の各表面が面一となるように構成すると共に、ゴム床材6を歯 科治療用座席Sの左右側方及び後方を囲むように配置して、同ゴム床材6上にて キャスター付椅子Cをいざらせて歯科治療が行えるようにしている。
【0016】 しかも、床部Fの下方に配線した歯科治療機Mへの接続コード等を点検する際 には、点検口10の直上方に配置した分割形成ゴム床材片6cを取外して、開閉蓋12 を手掛り孔13を介して取外すことにより、点検口10を開放して行なうことができ る。
【0017】 さらには、ゴム床材6が損傷等した際には、損傷した分割形成ゴム床材片6a,6 b,6c,6d,6eだけを取替えればよく、メンテナンスも楽に、しかも、低コストにて 行うことができる。
【0018】 次に、上記した床部Fの施工手順を、図5を参照しながら説明する。
【0019】 (a)まず、図5(イ)示すように、根太材1上に点検口10を開口した下地床 材2を張設し、同下地床材2上に切抜き部4を形成した表面床材3を張設する。
【0020】 (b)次に、図5(ロ)に示すように、表面床材3の切抜き部4内において、 下地床材2上に、点検口覗き窓11を開口した厚さ調整部材5を張設すると共に、 同厚さ調整部材5の周面と表面床材3の周面との間に間隙tを形成する。
【0021】 そして、間隙t内に多数個の支持部材8を一定間隔を開けて配置し、同間隙t 中にコーキング材9を充填し、支持部材8上に摩耗防止枠材7を表面床材3の周 面に沿わせて載置して、同摩耗防止枠材7を支持部材8と共に表面床材3及び下 地床材2に接着して固定する。
【0022】 この際、摩耗防止枠材7の表面が表面床材3と面一となるように、支持部材8 の厚さを調整する。
【0023】 (c)続いて、点検口10及び点検口覗き窓11に開閉蓋12を嵌合させて閉蓋する 。
【0024】 (d)最後に、厚さ調整部材5上にゴム床材6を載置して張設する。
【0025】 この際、ゴム床材6の表面が、表面床材3及び摩耗防止枠材7の表面と面一に なるように、あらかじめ厚さ調整部材5の厚さを調整しておく。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が得られる。
【0027】 表面床材の一部を所望の形状に切抜いて切抜き部を形成し、同切抜き部にゴ ム床材を嵌合状態に張設しているために、同ゴム床材上にて歯科治療等の特殊な な作業を行なうことにより、表面床材の損傷等を防止することができる。
【0028】 また、ゴム床材が損傷等して使用に耐え得ない場合や、ゴム床材の色柄を変え たい場合には、同ゴム床材を簡単に取替えることができる。
【0029】 ゴム床材上はクッション性が良く、足ざわりも良いために、同ゴム床材上で 作業する作業者の足が疲れない。
【0030】 しかも、かかるゴム床材上に精密でこわれやすい器具等を過って落とした場合 でも、同ゴム床材の良好なクッション性により器具等がこわれにくい。
【0031】 ゴム床材上に水や薬液等を過ってこぼした場合にも、同ゴム床材上ではスリ ップし難いために、作業者が転ぶ等の事故防止も図れる。
【0032】 ゴム床材は、吸音性が良いために、同ゴム床材上で作業を行っている際には 足音が響かず、作業室内の静寂化を図ることができて、作業環境を良好にするこ とができる。
【0033】 切抜き部の周面と、ゴム床材の周面との間に摩耗防止枠材を介在させている ために、ゴム床材の周縁端部が上下方向に微動した際にも、切抜き部を直接摩耗 させるという不具合を防止することができる。
【0034】 すなわち、ゴム床材上にてキャスター付椅子をいざりながら移動させると、ゴ ム床材の周縁端部が浮上ったり、元の状態にもどったりして上下方向に微動する が、かかるゴム床材の周縁端部は摩耗防止枠材の一側面を摺動して、表面床材の 周面には直接当接しないために、同表面床材の周面が摩耗等により損傷等される のを防止することができる。
【0035】 摩耗防止枠材の下端を弾性素材よりなる支持部材により支持させているため に、同摩耗防止枠材が上方より押圧された際にも、かかる押圧力を弾性素材が吸 収して、押圧力が直接下地床材に作用して、同下地床材や摩耗防止枠材が損傷等 されるという不具合の発生を防止することができる。
【0036】 しかも、摩耗防止枠材をコーキング材により固定しているために、防水性も確 保することができて、下地床材が腐る等の不具合の発生を防止することができる 。
【0037】 ゴム床材を張設する下地床材の部分に、点検口を開口しているために、ゴム 床材を取外すことにより点検口を開口させて、同点検口より床下の配線等を楽に 点検することができる。
【0038】 しかも、ゴム床材を取外すことにより、点検口を開口させることができるため に、床部を傷付けることなく、点検作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床部構造を具備する歯科治療室の
説明図。
【図2】同床部の平面図。
【図3】根太材の平面説明図。
【図4】床部の断面側面図。
【図5】床部の施工説明図。
【符号の説明】
F 床部 1 根太材 2 下地床材 3 表面床材 4 切抜き部 5 厚さ調整部材 6 ゴム床材 7 摩耗防止枠材 8 支持部材 9 コーキング材 10 点検口 11 点検口覗き窓

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根太材上に下地床材を張設し、同下地床
    材上に表面床材を張設した床部構造において、 表面床材の一部を所望の形状に切抜いて切抜き部を形成
    し、同切抜き部に略同形状のゴム床材を嵌合状態に張設
    したことを特徴とする床部構造。
  2. 【請求項2】 切抜き部の周面と、ゴム床材の周面との
    間に摩耗防止枠材を介在させたことを特徴とする請求項
    1記載の床部構造。
  3. 【請求項3】 摩耗防止枠材の下端を弾性素材よりなる
    支持部材により支持させると共に、コーキング材により
    固定したことを特徴とする請求項2記載の床部構造。
  4. 【請求項4】 ゴム床材を張設する下地床材の部分に、
    点検口を開口したことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の床部構造。
JP61592U 1992-01-10 1992-01-10 床部構造 Pending JPH0585923U (ja)

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JP61592U JPH0585923U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 床部構造

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JP61592U JPH0585923U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 床部構造

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JPH0585923U true JPH0585923U (ja) 1993-11-19

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ID=11478641

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JP61592U Pending JPH0585923U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 床部構造

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JP (1) JPH0585923U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101926A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 ロンシール工業株式会社 ドレイン床構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101926A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 ロンシール工業株式会社 ドレイン床構造

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