JPH0585821A - 希土類酸化物−アルミナ焼結体およびその製造方法 - Google Patents

希土類酸化物−アルミナ焼結体およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイドやポアなどの欠陥のない、高強度、高
靱性で信頼性の高い希土類酸化物−アルミナ焼結体とそ
の製造方法を提供する。 【構成】 希土類酸化物とアルミナを混合成形し、この
生成形体を適性焼結温度および適性焼結時間にて焼結を
施すことにより、該焼結体の結晶粒径を30μm以下に制
御して、異常粒成長およびポアの発生を抑制し、もって
強度ならびに靱性がともに優れた,実用に適する組織的
に均一な希土類酸化物−アルミナ焼結体を容易に製造す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、希土類酸化物−アルミ
ナ焼結体およびその製造方法に関し、特に、強度や靱性
低下の原因となるセラミックス中のポアを少なくし、異
常粒成長を抑制することによって、高い強度ならびに靱
性をもつ組織的に緻密な希土類酸化物−アルミナ焼結体
について提案する。
【0002】
【従来の技術】酸化物系セラミックスは、高温での強度
が高く、かつ耐熱性,耐酸化性および耐食性に優れてい
るため、少なくともその融点の数百度以下の温度までは
信頼して使用することができる。それ故に、融点が2000
℃を超える希土類酸化物(希土類元素およびそれらの混
合物の酸化物)やアルミナは、高温用セラミックス材料
として有望視されていた。特に、この2種類の酸化物か
らなる混合セラミックスの場合も、その融点は2000℃近
傍であり、いわゆる高温材料として有効なものと考えら
れている。
【0003】しかしながら、一般に、酸化物混合セラミ
ックスについては、酸化物の混合物を焼成して焼結体を
得る際、結晶粒が異常成長を引起こし、100μm以上と
いう大きな結晶粒径となるために、ポアが形成されやす
く緻密化されにくいという問題があった。しかも、得ら
れる焼結体は、異常成長した結晶粒や前記ポアのため
に、強度,靱性ならびに硬度が著しく小さいものにしか
ならなかった。このような理由で、今日まで、このよう
な酸化物混合セラミックスの焼結体は、実用に供される
までに到らなかったのである。
【0004】特に、希土類酸化物がLn4Al2O9やLnAlO3
る組成の化合物については、焼成の際に、マルテンサイ
ト変態によって双晶を生成するために、非常に脆い多結
晶焼結体しか得ることができないという致命的な欠点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した酸
化物混合セラミックスの多結晶焼結体の異常粒成長を抑
制する方法としては、従来、焼成温度と焼成時間とを制
御する方法が有効であると漠然と考えられていた。しか
し、希土類酸化物−アルミナ系の焼結体は、前記抑制技
術が未だ確立されていないため、セラミックス材料とし
て実用化されていないのが実情である。
【0006】本発明の目的は、反復可能性のある前記抑
制技術を確立すること、即ち、酸化物混合セラミックス
の多結晶焼結体について、それの焼成温度と焼成時間の
好適条件を究明し、このことによって該焼結体の結晶粒
径を適性に制御し、もって強度ならびに靱性がともに優
れた,実用に適する希土類酸化物−アルミナ焼結体およ
びその製造方法を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上掲の目的を実現するた
めに鋭意研究した結果、発明者らは、希土類酸化物とア
ルミナとの混合物焼結体の結晶粒径を30μm以下に制御
すると、この種の焼結体に望まれている所望の強度なら
びに靱性が得られることを突き止めた。そこで、このよ
うな結晶粒径を得るための条件について、さらに研究を
行ったところ、所定の配合割合の下で、焼成温度を1500
〜1800℃の範囲内とし、焼成時間を0.1〜10時間とする
焼成を行うことが有効であるとの知見を得、次のような
要旨構成の本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、希土類酸化物5〜95
wt%とアルミナ95〜5wt%との混合物を、成形し、その
後、この混合物を1〜200 ℃/分の昇温速度にて加熱
し、1500〜1800℃の温度域で0.1 〜10時間保持して焼成
を行うことを特徴とする希土類酸化物−アルミナ焼結体
の製造方法と、それによって合成される結晶粒径が30μ
m以下である希土類酸化物−アルミナ焼結体、ならび
に、前記希土類酸化物−アルミナ焼結体が、Ln4Al2O9
しくはLnAlO3を主成分とするものである希土類酸化物−
アルミナ焼結体の製造方法と、それによって合成される
結晶粒径が30μm以下である希土類酸化物−アルミナ焼
結体である。
【0009】
【作用】発明者らの知見したところによれば、希土類酸
化物−アルミナ焼結体は、その構成粒子の粒径を30μm
以下に制御することが重要であり、このような結晶粒径
の制御は、焼成条件を工夫することによって達成される
ことに気づいた。そこで、さらに研究を進めたした結
果、適正な両者の配合と、適正焼成温度ならびに適性焼
成時間の焼結を施すことが、強度や靱性低下の原因とな
る焼結体中のポアや異常粒成長の防止に有効であること
を見出し、本発明に想到した。
【0010】本発明の希土類酸化物−アルミナ焼結体の
製造方法によれば、まず、希土類酸化物粉 5〜95wt%と
アルミナ粉95〜5wt%とを混合する。
【0011】ここで、希土類酸化物粉が5wt%未満で
は、得られる希土類酸化物−アルミナ系焼結体の特性が
アルミナ焼結体単独の特性に片寄ったものとなり、一
方、アルミナが5wt%未満では、得られる希土類酸化物
−アルミナ焼結体の特性が希土類酸化物単独の特性に片
寄ったものとなるため、上記範囲に限定したのである。
【0012】なお、希土類酸化物(Ln2O3 )としては、
例えば、Sc2O3,Y2O3, La2O3, CeO2,Pr2O3, Nd2O3, Sm2O
3,Eu2O3, Gd2O3, Tb2O3, Dy2O3, Ho2O3, Er2O3, Tm2O3,
Yb2O3, Lu2O3が好適に用いられる。
【0013】また、前記酸化物粉の混合に当っては、粉
体の混合あるいは混練に用いられる通常の機械を使用す
ることができる。この混合は、乾式,湿式のどちらでも
よく、特に湿式の場合はエチルアミン,魚油等の表面活
性剤を使用すると効果的に混合できる。
【0014】次に、上述のようにして得られた混合原料
は一旦乾燥し、引続き所定形状の生成形体に成形する。
この成形工程では、成形助剤として有機高分子(ポリエ
チレングリコール, ポリビニルアルコール等)を上記混
合原料に添加し、常法の既知成形技術を適用して成形す
ることができる。
【0015】次に、前記生成形体は、1〜200 ℃の昇温
速度にて加熱し、1500〜1800℃の温度に、 0.1〜10時間
保持する焼成処理によって焼結体とする。この焼成温度
が、1500℃より低いと、焼結が不十分になるために緻密
な焼結体を得ることができず、一方1800℃より高いと結
晶粒の異常成長を招く。このことから適性焼成温度の範
囲は、1500〜1800℃の範囲に限定される。次に、焼成時
間は、前記焼成温度に関連し、焼成温度が低い時には長
く、また高い時には短くすることが好ましいが、0.1 時
間より短いと焼結が不十分なために緻密な焼結体を得る
ことができず、一方、10時間超では結晶粒の異常成長を
招くため、0.1 〜10時間の範囲に限定した。また、昇温
速度は、1℃/分より遅いと焼結に時間がかかりすぎて
経済的でなく、一方200 ℃/分より速いと緻密な焼結体
が得られないため、1〜200 ℃の範囲に限定される。
【0016】なお、焼成時の雰囲気としては、酸化雰囲
気が好ましいが、非酸化雰囲気(例えば、窒素ガスやア
ルゴンガス,ヘリウムガス)でも良く、さらに真空中で
焼成してもよい。
【0017】このような焼成条件を適用して得られた希
土類酸化物−アルミナ系焼結体は、構成粒子の結晶粒径
が30μm以下に制御される。その結果、従来では期待で
きなかった強度と靱性値を有する希土類酸化物−アルミ
ナ焼結体を得ることができる。
【0018】一般にセラミックスは、構成粒子の結晶粒
径が50μmを超えると、強度の低下が著しくなる。従っ
て、高強度のセラミックス材料を得るためには、粒径を
50μm以下にしなければならない。それゆえに、本発明
では、平均粒径を30μm以下にすると、最大粒径が50μ
m以下となることから、平均結晶粒径を30μm以下に制
御しているのである。
【0019】次に、焼成条件の制御による結晶粒径の制
御は、焼成時にマルテンサイト変態を生じるLn4Al2O9
よびLnAlO3なる化合物を主成分とする希土類酸化物−ア
ルミナ焼結体のときにとくに有効である。すなわち、配
合組成がLn4Al2O9あるいはLnAlO3である希土類酸化物と
アルミナとの混合物を、上述した本発明方法によって焼
成して合成される希土類酸化物−アルミナ焼結体は、結
晶粒径が30μm以下に制御されているため、結晶粒径が
100 μmの場合に見られた脆さは全く観察されなかっ
た。
【0020】その理由は、前記焼結体中の構成粒子に双
晶が生成せず、クラックの進展に伴って初めて少ない数
の双晶が生成するが、この双晶は、クラックの歪みのエ
ネルギーを吸収し、かつ、この双晶面の動きによって
も、歪みのエネルギーを吸収できるため、前記焼結体の
強度と靱性とを大きくすると考えられる。これは、従来
知られていない強靱化の機構で、発明者らの新規の発見
である。以下実施例に従って説明する。
【0021】
【実施例】
(実施例1)50mlのアルコール中にHo2O3 粉66gとAl2O
3 粉9gとを入れ、さらに1mlのジエチルアミンを添加
し、ボールミルを用いて48時間湿式混合した。混合終了
後、60℃に加熱して、アルコールを蒸発させ、次いで、
5%のポリエチレングリコール水溶液に入れて混合し、
これを乾燥した。その後、45×20×4mm3 の大きさの生
成形体に成形した。次に、この生成形体を、空気中で2
℃/分の昇温速度で500 ℃まで昇温し、500 ℃で1時間
保持して仮焼した。この仮焼試料を、空気中で10℃/分
の昇温速度で1650℃まで昇温し、1650℃に4時間保持し
て焼結体を得た。
【0022】得られた焼結体の平均結晶粒径は、3μm
であった。また、焼結体の曲げ強度は600MPaであり、破
壊靱性値KIC=7MP・m1/2であった。
【0023】(実施例2) 100mlのアルコール中にNd2O
3 粉 115gとAl2O3 粉35gとを入れ、さらに2mlのジエ
チルアミンを添加し、ボールミルを用いて72時間湿式混
合した。混合終了後、60℃に加熱して、アルコールを蒸
発させ、次いで、5%のポリエチレングリコール水溶液
に入れて混合し、これを乾燥した。その後、45×20×4
mm3 の大きさの生成形体に成形した。次に、この生成形
体を、空気中で 1.5℃/分の昇温速度で500 ℃まで昇温
し、500 ℃で1時間保持して仮焼した。この仮焼試料
を、空気中で10℃/分の昇温速度で1550℃まで昇温し、
1550℃に2時間保持してNdAlO3焼結体を得た。
【0024】得られた焼結体の平均結晶粒径は、3μm
であった。また、焼結体の曲げ強度は550MPaであり、破
壊靱性値KIC=7MP・m1/2であった。
【0025】(実施例3)70mlのアルコール中にEr2O3
粉88.2gとAl2O3 粉11.8gとを入れ、さらに1mlのジエ
チルアミンを添加し、ボールミルを用いて72時間湿式混
合した。混合終了後、60℃に加熱して、アルコールを蒸
発させ、次いで、5%のポリエチレングリコール水溶液
に入れて混合し、これを乾燥した。その後、45×20×4
mm3 の大きさの生成形体に成形した。次に、この生成形
体を、空気中で2℃/分の昇温速度で500 ℃まで昇温
し、500 ℃で2時間保持して仮焼した。この仮焼試料
を、空気中で15℃/分の昇温速度で1530℃まで昇温し、
1530℃に5時間保持して焼結体を得た。
【0026】得られた焼結体の平均結晶粒径は、5μm
以下であった。また、焼結体の曲げ強度は600MPaであ
り、破壊靱性値KIC=8MP・m1/2であった。
【0027】(実施例4)70mlのアルコール中にTm2O3
粉88.3gとAl2O3 粉11.7gとを入れ、さらに1mlのジエ
チルアミンを添加し、ボールミルを用いて72時間湿式混
合した。混合終了後、60℃に加熱して、アルコールを蒸
発させ、次いで、5%のポリエチレングリコール水溶液
に入れて混合し、これを乾燥した。その後、45×20×4
mm3 の大きさの生成形体に成形した。次に、この生成形
体を、空気中で2℃/分の昇温速度で1600℃まで昇温
し、1600℃で2時間保持して焼結体を得た。
【0028】得られた焼結体の平均結晶粒径は、5μm
であった。また、焼結体の曲げ強度は550MPaであり、破
壊靱性値KIC=7MP・m1/2であった。
【0029】(実施例5)70mlのアルコール中にLa2O3
粉76.2gとAl2O3 粉23.8gとを入れ、さらに1mlのジエ
チルアミンを添加し、ボールミルを用いて72時間湿式混
合した。混合終了後、60℃に加熱して、アルコールを蒸
発させ、次いで、5%のポリエチレングリコール水溶液
に入れて混合し、これを乾燥した。その後、45×20×4
mm3 の大きさの生成形体に成形した。次に、この生成形
体を、空気中で2℃/分の昇温速度で500 ℃まで昇温
し、500 ℃で2時間保持して仮焼した。この仮焼試料
を、空気中で5℃/分の昇温速度で1650℃まで昇温し、
1650℃に2時間保持して焼結体を得た。
【0030】得られた焼結体の平均結晶粒径は、4μm
であった。また、焼結体の曲げ強度は600MPaであり、破
壊靱性値KIC=6MP・m1/2であった。
【0031】(実施例6)80mlのアルコール中にYb2O3
粉88.5gとAl2O3 粉11.5gとを入れ、さらに1mlのジエ
チルアミンを添加し、ボールミルを用いて72時間湿式混
合した。混合終了後、60℃に加熱して、アルコールを蒸
発させ、次いで、5%のポリエチレングリコール水溶液
に入れて混合し、これを乾燥した。その後、45×20×4
mm3 の大きさの生成形体に成形した。次に、この生成形
体を、空気中で2℃/分の昇温速度で500 ℃まで昇温
し、500 ℃で2時間保持して仮焼した。この仮焼試料
を、空気中で10℃/分の昇温速度で1600℃まで昇温し、
1600℃に2時間保持して焼結体を得た。
【0032】得られた焼結体の平均結晶粒径は、3μm
であった。また、焼結体の曲げ強度は650MPaであり、破
壊靱性値KIC=6.5 MP・m1/2であった。
【0033】このように本発明の方法で得られた希土類
酸化物−アルミナ焼結体は、平均結晶粒径30μm以下の
粒子で構成されている。しかも、本発明の焼結体は、実
用に供されるに充分な強度ならびに破壊靱性値を有す
る。特に破壊靱性値に関しては、アルミナやムライトの
約2倍の値を有する。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、焼結
体の結晶粒径を30μm以下に制御することにより、ポア
の形成を阻止し、緻密で高い強度と靱性を有する組織的
に均一な希土類酸化物−アルミナ焼結体を容易に得るこ
とができる。それ故に、従来、セラミックス材料として
実用に供されなかった希土類酸化物−アルミナ焼結体を
実用に供することができる。
【0035】従って、本発明によれば、エンジン部品,
ガスタービン翼,ガスタービン用部品,腐食性装置部
品,坩堝,ボールミル用部品,高温炉用熱交換器および
耐火材,高空飛翔体用耐火材,燃焼管,ダイカスト用部
品,絶縁材料,核融合炉材料,原子炉用材料,太陽炉材
料,工具,熱遮蔽材料,電子回路用基体,シール材,継
手やバルブ用部品,人工骨や人工歯根等の生体材料,誘
電材料,刃物やカッター刃,スポーツ用品,ポンプ,ノ
ズル,磁気ヘッド,ローラー,ガイド,軸受,フェルー
ル,その他の広い分野で有効に用いられるものを提供で
きる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類酸化物5〜95wt%とアルミナ95〜
    5wt%との焼結体であって、この焼結体の結晶粒径が30
    μm以下であることを特徴とする希土類酸化物−アルミ
    ナ焼結体。
  2. 【請求項2】 上記希土類酸化物−アルミナ焼結体が、
    Ln4Al2O9もしくはLnAlO3(ただし、Lnは希土類元素およ
    びそれらの混合物)を主成分とする請求項1に記載の焼
    結体。
  3. 【請求項3】 希土類酸化物とアルミナとの混合物を、
    成形し、その後、この混合物を1〜200 ℃/分の昇温速
    度にて加熱し、1500〜1800℃の温度域で0.1〜10時間保
    持して焼成を行うことを特徴とする希土類酸化物−アル
    ミナ焼結体の製造方法。
  4. 【請求項4】 希土類酸化物−アルミナ焼結体が、Ln4A
    l2O9もしくはLnAlO3(ただし、Lnは希土類元素およびそ
    れらの混合物)を主成分とするものである請求項3に記
    載の製造方法。
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