JPH0585453B2 - - Google Patents

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JPH0585453B2
JPH0585453B2 JP57177676A JP17767682A JPH0585453B2 JP H0585453 B2 JPH0585453 B2 JP H0585453B2 JP 57177676 A JP57177676 A JP 57177676A JP 17767682 A JP17767682 A JP 17767682A JP H0585453 B2 JPH0585453 B2 JP H0585453B2
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Kenji Tsucha
Satoshi Sakuma
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPH0585453B2 publication Critical patent/JPH0585453B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/52Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
    • B65G47/68Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices adapted to receive articles arriving in one layer from one conveyor lane and to transfer them in individual layers to more than one conveyor lane or to one broader conveyor lane, or vice versa, e.g. combining the flows of articles conveyed by more than one conveyor
    • B65G47/681Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices adapted to receive articles arriving in one layer from one conveyor lane and to transfer them in individual layers to more than one conveyor lane or to one broader conveyor lane, or vice versa, e.g. combining the flows of articles conveyed by more than one conveyor from distinct, separate conveyor lanes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は複数のストツパ付サブラインより一定
スピードで移動しているメインラインへ搬送物を
所定の順序で供給する搬送機合流制御装置に係
り、特に、所定の順序で搬送物をメインライン上
に並べる搬送物の合流方法に関する。
〔従来技術〕
自動車のボデイストレージ及び部品倉庫プラン
ト等では、第1図の様な一定スピードで矢印方向
に移動しているメインライン1に複数個のサブラ
イン2−1〜2−nが近接して配置され、サブラ
イン2−1〜2−nから搬送物がメインライン1
上に所定の順序で並ぶ様に供給される搬送機構造
が多数配置されている。尚、サブライン2−1〜
2−nはそれぞれ種類の異なつた搬送物を格納し
ておき、これ等をサブライン2−1〜2−nの出
口に取付けてあるストツパ3−1〜3−nを開閉
して所定の順序に従つてメインライン1上に搬送
物を合流させ、メインライン1の出口より搬送物
を取出すものである。
上記の様な従来の搬送機プラントにおいては、
搬送物を所望の順序でメインライン1より搬出
し、且つそのメインライン1の搬送効率を最大化
する、即ち搬出時間を最小化することが最も重要
な問題となつている。この為の、各サブライン2
−1〜2−nの出口に設けられているストツパ3
−1〜3−nの制御ロジツクは、各サブライン2
−1〜2−nの各出口よりメインライン1の出口
迄の距離の違いにより難解なものとなり、従来、
充分満足する制御ロジツクが無かつたが、上記の
問題を少しでも解決する為に以下に示す公知技術
がある。
第2図A乃至Dは公知技術の一例を示した説明
図である。搬出物を搬出すべきサブライン2−1
〜2−4よりメインライン1の上流部分に搬出物
が無い時に、該当のサブラインのストツパーを開
とするものである。但し、メインライン1上の搬
送物の位置は、例えばリミツトスイツチ等を用い
て図示されない制御装置側が認識しているものと
する。尚、サブライン2−nの最初の2はサブラ
インの総称で最後のn(nは自然数)はサブライ
ンナンバを示している。
先ず、搬出物〜のメインライン1上の搬出
順が→→である場合を考える。これはサブ
ライン2のナンバで表現すると1→3→1とな
る。以下タクト(サブラインの設置間隔又はサブ
ライン間隔をメインラインが通過する時間)の進
みに従つて図示されない制御装置の動作を説明す
る。第2図Aは1タクト目を示しており、サブラ
イン2−1より上流のメインライン1上に搬送物
が無い為、サブライン2−1の図示されないスト
ツパが開となり搬送物がメインライン1上に載
置される。次にサブライン2−3のストツパの開
をチエツクするが、メインライン1の上流に搬送
物がある為待ちとなる。第2図B及び第3図C
は2及び3タクト目を示しており、サブライン2
−3は開待ちのままとなつている。第2図Dは4
タクト目を示しており、サブライン2−3が開と
なり搬送物がメインライン1上に載置される。
次にサブライン2−1の開チエツクを行いメイン
ライン1の上流に搬送物が無い為、サブライン2
−1が開となり搬送物がメインライン1上に載
置される。以上の如く、搬送物の搬出順がメイン
ライン出口に近い順から例えば、→→→
となつている場合は効率良くメインライン1上に
搬送物が引出されるが、逆に搬送物が→→
→と云う様な順序になつた場合は、メインライ
ン1の上流の搬送物が流れ過ぎるのに時間が掛
り、サブライン2の待ち時間が非常に長くなる。
その結果、第2図A乃至Dで示した方法で搬送物
を→→と云つた順序に並べる場合には、第
2図Dに示した如くメインライン1上に空きが生
じ、メインライン1の使用効率が低下するし、こ
れはサブライン数が増加するにつれて著しくなつ
てしまう欠点がある。
第3図A及びBは前述の公知技術の他の例を示
したものである。これはメインライン1上の適当
な位置に中間ストツパ4を設け、遠いサブライン
2の搬送物を必要なら事前にその中間ストツパ4
の所迄搬送して一時ここで止めておく方法であ
る。この例では搬送順序決定の際に、将来必要と
なる遠いサブライン2の搬送物をメインライン1
上の中間ストツパ4の所迄持つて来ておく方法で
あり、サブライン2の数が多い場合によく用いら
れる。これは図に示す如く、サブライン2の管理
単位を中間ストツパ4の所でグループとグルー
プに分け、各グループ内での実質サブライン数
を減少させたものであり、グループ毎に搬出順序
決定を行うものである。従つて、グループにお
いては、メインライン1の上流に対応したサブラ
インSが1本増加されたものと考えることが出来
る。即ち、第3図Aをそれと等価な第3図Bとし
て考え、第3図Bの各グループ内では第2図で示
した公知事実の方法を用いている。
この様な第3図に示した公知例においても、や
はりグループ内においては第2図に示した公知例
と同じ欠点が生じる問題点があると共に、サブラ
イン2全体に対するメインライン1の搬送効率は
高まるものの、メインライン1上に中間ストツパ
4が必要な為、装置のコストが高くなると云う欠
点がある。
特開昭50−64962号公報には、順序記憶装置、
順序づけ設定レジスタ、ロツト記憶装置、コンベ
アラインの状態を示すシフトレジスタなどに基づ
き、コンベアラインへの荷投入が可能であるかど
うかを判断して投入レーンからコンベアラインへ
のゲートを制御する装置が開示されているが、記
憶装置に直接ゲートの開閉信号を記憶させたもの
ではなく、複雑な装置構成を要するものであつ
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記の欠点を解消し、複数の
サブラインから供給される搬送物をメインライン
上に所望の順序で載置出来且つメインラインの搬
送効率を最大とすることが出来る搬送機合流制御
方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的は、所定のスピードで移動する搬送機
(メインラインと称する)と、このメインライン
に等間隔で合流する複数台の搬送機(サブライン
と称する)と、メインラインとサブラインとの合
流点に設置されサブラインからメインラインへの
搬送物の移載の停止あるいは該停止の解除をする
ストツパと、これらストツパを記憶装置に予め記
憶された開閉情報に基づいて開閉して前記停止の
解除あるいは停止を行うストツパ開閉装置とを有
し、各サブラインからの搬送物を予め設定された
順序でメインラインへ移載する搬送機合流制御装
置を制御する方法において、 前記記憶装置を、前記ストツパの1タクト毎
の開閉順序を指示するストツパ開閉シーケンス
を記憶するものとし、 前記ストツパ開閉シーケンスを、横軸にメイ
ンラインに合流するサブラインナンバーをメイ
ンライン上流側もしくは下流側から順にとり、
縦軸に搬送機のタクト順を順にとつた基盤目の
それぞれに対応して設定された“開”もしくは
“閉”の情報として前記記憶装置に格納記憶し、 前記基盤目のそれぞれに“開”もしくは
“閉”の情報を設定する際に、該基盤目の、メ
インライン上流側かつタクト順の早い側からメ
インライン下流側かつタクト順の遅い側を結ぶ
対角線上の基盤目には、いずれの対角線におい
ても、“開”は1個もしくは零個となるように
設定し、 このストツパ開閉シーケンスに基づいて前記
ストツパ開閉装置が1タクト毎のタイミングで
各ストツパを開閉するようにすることにより達
成される。
〔発明の実施例〕
次に本発明の原理について説明する。第4図は
本発明のストツパ開閉シーケンスの作成方法を示
したものである。第4図に示す如く、データ入出
力方向(図示横方向)にサブラインナンバを取
り、かつアドレス方向(図示縦方向)にタクトを
取つた記憶装置にサブラインのストツパ開閉シー
ケンスを組込むときに、記憶装置のエリアに対し
て図示の如く45度の傾斜をもつ対角タクトを割付
け各対角タクトには必ず1つのサブラインのスト
ツパ開情報“1”のみを含み、他のサブラインの
ストツパは全て閉情報“0”とするという具合
に、サブラインの開閉記憶内容をシフトレジスタ
等より構成される記憶装置に配列できるようにし
たものである。
上述のように作成されたストツパ開閉シーケン
スは図示の1タクト目から順次読出して使用する
ことによつて合理的なシーケンス制御が可能とな
る。
第5図は本発明の搬送機合流制御方法を適用す
る搬送機合流制御装置の構成例を示したものであ
る。メインラインに沿つてサブライン2−1〜2
−nが配置されており、各サブラインの出口には
ストツパ3−1〜3−nが取付けてある。メイン
ライン1には所定の間隔で複数のスイツチ4が配
置されており、これらのスイツチ4の検出出力は
タクト検出回路5に入力されている。このタクト
検出回路5の出力はn個のストツパ開閉回路6−
1〜6−nの各々に入力されており、これらスト
ツパ開閉回路6−1〜6−nの各出力はストツパ
3−1〜3−nに入力されてこれらのストツパ3
−1〜3−nの開閉を行なう。更に、ストツパ開
閉回路6−1〜6−nにはストツパ開閉シーケン
ス記憶装置7を構成するシフトレジスタ7−1〜
7−nの各出力が入力されており、また、シフト
レジスタ7−1〜7−nには搬出順序決定回路8
からの出力(第4図に示すように決定された信号
が1タクトから順に出力された信号)が入力され
ている。ストツパ開閉シーケンス記憶装置7から
は残ダクト情報が制御回路9に出力され、この制
御回路9は前記搬出順序決定回路8に起動信号を
出力する。
ストツパ開閉シーケンス記憶装置7のシフトレ
ジスタ7−1〜7−nの先頭の記憶内容がストツ
パ開閉回路6−1〜6−nに出力されると、スト
ツパ開閉回路6−1〜6−nは入力されたストツ
パ開閉シーケンス記憶装置7からの開閉信号に従
つて、サブライン2−1〜2−nの出口部に取付
けられているストツパ3−1〜3−nの開閉を行
なうことにより、各サブラインから搬出物をメイ
ンライン1上に移載する。この時、メインライン
1上の搬出物の位置をスイツチ4によりタクト検
出回路5が検出し、この検出出力を前記ストツパ
開閉回路6−1〜6−nに入力することにより、
ストツパ3−1〜3−nの開閉タイミングを決定
している。ストツパ開閉回路6−1〜6−nが各
サブライン毎のストツパ3−1〜3−nの開閉を
行なうと、その後ストツパ開閉シーケンス記憶装
置7のシフトレジスタ7−1〜7−nの内容を1
タクト分先頭側にシフトする。制御回路9は前記
記憶装置7内の残タクト情報がある数以下になつ
た時、搬出順序決定回路8を起動して、この搬出
順序決定回路8から搬出順序情報を各シフトレジ
スタ7−1〜7−nに格納する。搬出順序決定回
路8は、向こうM個分の搬出順をもらい(サブラ
インナンバとしてもらう)各サブラインに対応す
る前記記憶装置7内のシフトレジスタに各タクト
毎でのストツパ開閉情報(搬出順序情報に同じ)
を登録し、これらシフトレジスタ7−1〜7−n
が満杯となるまでこれを繰返す。
次に、与えられた搬出物の搬出順序に従い各サ
ブライン毎のストツパ開閉シーケンスをシフトレ
ジスタ7−1〜7−nに登録するロジツクを第6
図A乃至Cに従つて説明する。今5個のサブライ
ン2−1〜2−nを想定し、ストツパ開閉シーケ
ンス記憶装置7の記憶内容が第6図Aで示した状
態にあるとする。この状態でメインライン1上に
移載する搬出物の順序がサブラインナンバで2→
4→1にしたい時、第6図Bで示すようにサブラ
インナンバ2の2タクト目に対応するシフトレジ
スタに開情報“1”を登録し、他の対角線上のシ
フトレジスタの対応する部分は全て閉情報の
“0”を登録しておく。次に第6図Cで示す如く
サブラインナンバ4の5タクト目に対応するシフ
トレジスタに開情報“1”を登録し、対角線上の
他のシフトレジスタの対応する部分には全て閉情
報“0”を登録する。この時点でストツパ開閉シ
ーケンス記憶装置7は満杯となり、次の登録はも
はや行なわれない。但し、第6図中白の部分は記
憶装置の未登録領域を示し、点々の部分は残情報
が入つていない領域を示している。
本発明は、第6図A乃至Cに示した如く、記憶
装置7内の各サブラインに対応するシフトレジス
タの対角線上に位置する記憶領域に、ただ1個の
開情報を登録する開閉情報配列方法を採用するこ
とにより、搬出物の所望の順序を最も高い搬送効
率を維持しつつ得ることができる。
以下本発明の実施例を従来例と同部品は同符号
を用いて図面に従つて説明する。
第7図は本発明の搬送機合流制御方法の一実施
例を実現する搬送機合流制御装置の一例を示した
構成図である。メインライン1に沿つてサブライ
ン2−1〜2−5が配設されており、各サブライ
ンの出口にはストツパ3−1〜3−5が取付けて
ある。メインライン1には複数個のスイツチ4が
所定の間隔で配置されており、これらスイツチの
検出出力はプロセス入出力装置10を介してタク
ト検出回路5に入力されている。このタクト検出
回路5の出力はストツパ開閉回路6に入力され、
このストツパ開閉回路6の出力は前記各サブライ
ンの出口に取付けられているストツパ3−1〜3
−5に入力されている。詳細には、ストツパ開閉
回路6はプロセス入出力装置10を介してストツ
パ3−1〜3−5に接続されている。記憶装置7
には搬出順序決定回路8から各サブライン2−1
〜2−5のストツパ3−1〜3−5を開閉するた
めの開閉情報が登録される。この搬出順序決定回
路8に、搬送物スケジユール回路11より各サブ
ライン2からメインライン1に移載する搬出物の
順序が設定される。記憶装置7の残タクト情報は
制御回路9に出力され、この制御回路9はこの残
タクト情報の数に基づいて搬出順序決定回路8を
起動する信号を出力する。このような構成の本実
施例の搬送機合流制御装置の動作は第5図で示し
た装置と同様であるため説明は省略する。
次に上記装置の記憶装置7にストツパ開閉情報
を登録する方法を説明する。今、搬出順序決定回
路8が起動されると、これはあるロジツクに従つ
て搬出物の順序を決定する搬送物スケジユール回
路11を起動する。そして搬出順序決定回路8は
次に示す搬出物〜の搬出順序を搬送物スケジ
ユール回路11から貰つたとする。搬出順→
→→→→→。なお、搬出物はサブラ
イン2−1に、は2−2に、は2−3に、
は2−4に、は2−5に格納されているものと
する。従つて、サブラインナンバ表現では搬出順
は□1→□4→□2→□5→□3→□1→□2となる。
この様な
搬出順序を受けて記憶装置7には第8図Bで示す
様なストツパー開閉シーケンスが登録される。即
ち、ストツパー開閉シーケンスが登録される前は
第8図Aに示した如く閉情報“0”が対角線上に
登録されている。次に、第8図Bで示す如くサブ
ラインナンバ1の1タクト目の部分に開情報
“1”を登録し他の対角線上の記憶部分には閉信
号“0”を登録する。次にサブラインナンバ4の
5タクト目の部分に開信号“1”を登録し他の対
角線上の領域は閉信号“0”を登録する。以下同
様に前述の搬出順序に従つて第8図Bに示す如く
記憶装置7内の対角線上の記憶領域にただ1つの
開情報“1”を含む様に、ストツパ開閉シーケン
スを登録する。ストツパ開閉回路6は第8図Bに
示した様な配列のストツパ開閉シーケンス情報に
基づいて各サブラインのストツパ3−1〜3−5
を開閉し、第9図A乃至Gに示す如くサブライン
2−1〜2−5から搬出物〜がメインライン
1上に所定の搬出順序で移載される。ここで、第
7図、第8図Bを用いて第9図A乃至Gについて
説明する。先ず第8図Bの1タクト目はサブライ
ン2−1が開で他は閉である情報が入つている
為、ストツパ開閉回路6はこれに基づいてストツ
パ3−1を開き第9図Aに示す如く搬送物をメ
インライン1上に移載する。第8図Bの2タクト
目、3タクト目は何れも閉情報しか入つていない
為ストツパ開閉回路6は何れのストツパ3−1〜
3−5をも閉とする。第8図Bの4タクト目はサ
ブライン2−2が開情報で他は閉情報である為、
ストツパ開閉回路6はこれに基づいてサブライン
2−2のストツパ3−2を開として第9図Dに示
す如くメインライン1上に搬出物を移載する。
以下同様に5タクト目の第9図Eでは搬出物が
メインライン1上に移載され、6タクト目の第9
図Fでは搬出物がメインライン1上に移載さ
れ、7タクト目の第9図Gでは搬出物がメイン
ライン1上に移載される。この結果、メインライ
ン1上にはメインライン1の出口部に近い方から
→→→→→→の順に搬出物が移載
される。
本実施例に依れば、第7図の記憶装置7に第8
図Bで示した如く、記憶装置の対角線領域にただ
1個だけの開情報を登録するごとにより構成され
るストツパ開閉シーケンスを用いて、サブライン
2−1〜2−5のストツパ3−1〜3−5を制御
することにより、搬出物を所望の順序でメインラ
イン1上に移載し、且つ、出口部においてメイン
ライン1上には1タクトに1個の搬出物が載置さ
れ、空のタクトは存在しない為、メインライン1
の使用効率を100%として最大化し得る効果があ
る。また、記憶装置7に格納するストツパ開閉シ
ーケンスにてサブライン2からの搬出物のメイン
ライン1への移載を制御しているため、メインラ
イン1の移動スピードの変更に対しても本質的影
響を受けることがなく、どのような設備に対して
も容易に適用し得る効果がある。
尚参考の為に述べておくが、第2図に示した公
知例の方法を用いた場合、搬出物の搬出順序にも
依存するが、例えば、サブラインが5個あつて□1
→□5→□1→□5と云う最悪の搬出順が続いた場合
は、5タクトの間のメインライン上に3タクトの
空きが生じ、メインラインの使用効率は40%とな
つてしまうが、この様な場合においても本実施例
ではその使用効率は100%である。
第10図A乃至Cは本発明の他の実施例を示し
た説明図である。上記実施例ではメインラインに
1タクト毎搬送物を所定の順序で載せる場合を説
明したが、実際のメインラインでは必ずしも1タ
クト毎搬送物を載せることが出来ない場合も多
い。例えば、メインラインの行手に梱包装置等が
あり、この梱包装置が2タクトに1個の割合でし
か搬送物を消化する能力がない場合には、メイン
ラインの出口では搬送物が1タクトおきに載つて
いなければならない。本実施例ではこの様な搬送
物を1タクトおきに載せたい場合についてのスト
ツパ開閉シーケンスの作成方法を述べたものであ
る。
今、搬出物順序を□1→□4→□2→□5とし、これ

メインライン1に1タクトおきに載せる場合の記
憶装置7へのストツパ開閉登録を考える。第10
図Aは登録直前の記憶装置7の状態を示してお
り、対角線上に閉情報“0”が入れられている。
次に第10図Bで示す如くサブラインナンバ1の
1タクト目に開情報“1”を入れ他の対角線上の
記憶領域には閉情報“0”を入れる。次の対角線
上の記憶領域はダミー対角タクトとし、全て閉情
報の“0”を入れる。次の対角線上の記憶領域に
はサブラインナンバ4の6タクト目に開情報
“1”を入れ他は閉情報“0”を入れる。次の対
角線上の記憶領域には全て閉情報である“0”を
入れてダミー対角タクトとする。この様に、対角
線上の記憶領域に1つの開情報が入つている実対
角タクトの後にダミー対角タクトを入れて第10
図Bの如くストツパ開閉シーケンスを作成する。
次に第10図Cを参照して、第10図Bの記憶装
置7に登録されたストツパ開閉シーケンスに基づ
いてサブライン2−1〜2−5からの搬送物のメ
インライン1上への移載について説明する。記憶
装置7の1タクト目はサブライン2−1が開であ
るから搬送物□1がメインライン1上に移載され
る。2,3,4,5タクト目は全て閉情報“0”
しか入つておらず、サブラインから搬送物はメイ
ンライン1上に移載されない。6タクト目はサブ
ライン2−2とサブライン2−4が開情報となつ
ている為、サブライン2−2とサブライン2−4
から搬送物□2,□4がメインライン1上に移載され
る。この様にして、結局搬出物が□1→□4→□2→□

の順序で1タクトおきにメインライン1上に移載
される。
本実施例に依れば、記憶装置7にサブラインの
開閉情報を登録してストツパ開閉シーケンスを作
成する時に、1つの実対角タクトの後に(a−
1)個のダミー対角タクトを埋め込むことによ
り、aタクトに1個の間隔でメインライン1上に
搬送物を載せることが出来、他の効果は前実施例
と同様である。
第11図A,B及び第12図A,Bは本発明の
更に他の実施例を示したものである。本実施例
は、第11図Aに示す様に各サブライン間に複
数、例えば2つの搬送物を収容出来るメインライ
ン1に対してストツパ開閉シーケンスを作成する
方法を示したものである。この様な場合は、第1
1図Bに示す如くサブライン2−1〜2−3の間
にサブライン1A〜3Aを仮想し、且つタクト長
を実際のサブライン2−1〜2−3の2分の1と
して記憶装置にストツパ開閉シーケンスを組めば
よい。
今搬出物の搬出順序が□1→□2→□1→□2→□3
であ
る場合を考える。第12図Aはストツパ開閉シー
ケンスを組む前の本実施例の記憶装置7を示した
もので、横軸のサブラインに相当する部分には現
実のサブライン番号1,2,3の間に仮想のサブ
ライン番号1A,2A,3Aが挿入されている。
第12図Bにおいて先ずサブラインナンバ1の1
タクト目の部分に開情報“1”を入れ他の対角線
上の記憶領域には全て閉情報“0”を入れる。次
に、サブラインナンバ2の4タクト目の部分に開
情報“1”を入れ、他の対角線上の記憶領域には
全て閉情報“0”を入れる。この様にして第12
図Bの如くストツパ開閉シーケンスを組む。
第12図Cは上記第12図Bに示したストツパ
開閉シーケンスによりメインライン1上に各サブ
ライン2から搬出物を上記の搬出順に移載した状
態を示したものである。先ず記憶装置7の1タク
ト目はサブライン2−1が開情報となつている為
□1がメインライン1上に移載される。2タクト目
は全て閉である為メインライン1上には何も移載
されない。3タクト目はサブライン2−1が開情
報である為、□1がメインライン1上に移載され
る。4タクト目はサブライン2−2が開情報の為
□2がメインライン1上に移載される。以下同様に
メインライン1上に所定の順序で搬出物が並べら
れる。尚、図示されないストツパ開閉回路はサブ
ライン1−A,2−A,3−Aがダミーの為、タ
クト径過と共にストツパ開閉シーケンスを1つシ
フトさせるだけでストツパに対しては何ら出力を
しない。従つて、本実施例に依れば、実際のサブ
ライン間にb−1個のダミーサブラインを仮想
し、メインラインのタクトを実際のサブライン間
隔の1/bとすることにより、実際のサブライン
間隔にb個の搬送物をメインライン1上に移載す
ることが出来る。他の効果は第7図及び第8図
A,Bで示した実施例と同様である。
ところで、第10図A乃至C及び第12図A乃
至Cで示した実施例を組合せダミー対角タクトと
仮想サブラインの導入により、メインライン上へ
の搬送物の搭載間隔を実際のサブライン間隔を1
タクトとした場合のb/aタクトに制御し得るこ
とは云う迄もなく、記憶装置7に組込むストツパ
開閉シーケンスだけを替えることにより、他のハ
ードウエアは替えることなくメインライン1上へ
搭載する搬送物の間隔を任意に制御することが出
来る。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明の搬送機合流制御方法
に依れば、複数のサブラインから供給される搬送
物を、該サブラインとメインラインの合流点にあ
るサブライン側のストツパを開閉してメインライ
ン上に移載する際に、前記搬送物を、メインライ
ン出口に所定の順序に、かつその間隔をサブライ
ンの間隔あるいはそのn倍や1/m倍(n,mは
整数)として到着させるための各サブラインのス
トツパの開閉タイミングを、簡単な手順で機械的
に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の搬送機合流制御方法を示した説
明図、第2図A乃至Dは第1図で示した公知方法
を用いた場合の各サブラインの動作状態を示す説
明図、第3図A及びBは公知の搬送機合流制御方
法の他の例を示した説明図、第4図は本発明のス
トツパ開閉シーケンスの作成方法を示した説明
図、第5図は本発明の搬送機合流制御方法を実現
するための搬送機合流制御装置の構成例を示した
ブロツク図、第6図A乃至Cは本発明のストツパ
開閉シーケンスの作成方法を示した説明図、第7
図は本発明の搬送機合流制御方法の一実施例を実
現するための搬送機合流制御装置の構成例を示し
たブロツク図、第8図A及びBは第7図に示した
実施例のストツパ開閉シーケンスの記憶装置に組
込む状態を示した説明図、第9図A乃至Gは第7
図に示した実施例の動作説明図、第10図A乃至
Cは本発明の搬送機合流制御方法の他の実施例を
示した説明図、第11図A及びB並びに第12図
A乃至Cは本発明の搬送機合流制御方法の更に他
の実施例を示した説明図である。 1……メインライン、2−1〜2−5……サブ
ライン、3−1〜3−5……ストツパ、5……タ
クト検出回路、6……ストツパ開閉回路、7……
記憶装置、8……搬出順序決定回路、9……制御
回路、11……搬出物スケジユール回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定のスピードで移動する搬送機(メインラ
    インと称する)と、このメインラインに等間隔で
    合流する複数台の搬送機(サブラインと称する)
    と、メインラインとサブラインとの合流点に設置
    されサブラインからメインラインへの搬送物の移
    載の停止あるいは該停止の解除をするストツパ
    と、これらストツパを記憶装置に予め記憶された
    開閉情報に基づいて開閉して前記停止の解除ある
    いは停止を行うストツパ開閉装置とを有し、各サ
    ブラインからの搬送物を予め設定された順序でメ
    インラインへ移載する搬送機合流制御装置を制御
    する方法において、 前記記憶装置を、前記ストツパの1タクト毎
    の開閉順序を指示するストツパ開閉シーケンス
    を記憶するものとし、 前記ストツパ開閉シーケンスを、横軸にメイ
    ンラインに合流するサブラインナンバーをメイ
    ンライン上流側もしくは下流側から順にとり、
    縦軸に搬送機のタクト順を順にとつた基盤目の
    それぞれに対応して設定された“開”もしくは
    “閉”の情報として前記記憶装置に格納記憶し、 前記基盤目のそれぞれに“開”もしくは
    “閉”の情報を設定する際に、該基盤目の、メ
    インライン上流側かつタクト順の早い側からメ
    インライン下流側かつタクト順の遅い側を結ぶ
    対角線上の基盤目には、いずれの対角線におい
    ても、“開”は1個もしくは零個となるように
    設定し、 このストツパ開閉シーケンスに基づいて前記
    ストツパ開閉装置が1タクト毎のタイミングで
    各ストツパを開閉することを特徴とする搬送機
    合流制御方法。 2 “開”の情報を含む対角線の間に“開”の情
    報を含まない対角線がa(自然数)個づつ形成さ
    れるように“開”と“閉”の情報が各基盤目に設
    定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の搬送機合流制御方法。 3 横軸にサブラインナンバーをとり、縦軸に搬
    送機のタクト順をとつて基盤目を形成する際に、
    横軸の各サブライン間にb(自然数)個の仮想サ
    ブラインを設けて基盤目を形成し、仮想サブライ
    ンを含む基盤目に“開”と“閉”の情報を設定し
    てストツパ開閉シーケンスを構成することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の搬送機合流
    制御方法。
JP17767682A 1982-10-12 1982-10-12 搬送機合流制御方法 Granted JPS5969314A (ja)

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