JPH0585312B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585312B2
JPH0585312B2 JP63161146A JP16114688A JPH0585312B2 JP H0585312 B2 JPH0585312 B2 JP H0585312B2 JP 63161146 A JP63161146 A JP 63161146A JP 16114688 A JP16114688 A JP 16114688A JP H0585312 B2 JPH0585312 B2 JP H0585312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
attached
wire
guide rail
sliding base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63161146A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0210753A (ja
Inventor
Takeyuki Urabe
Michikazu Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsumo KK
Original Assignee
Tatsumo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsumo KK filed Critical Tatsumo KK
Priority to JP63161146A priority Critical patent/JPH0210753A/ja
Publication of JPH0210753A publication Critical patent/JPH0210753A/ja
Publication of JPH0585312B2 publication Critical patent/JPH0585312B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はウエハーなど基板取扱に於ける搬送装
置に関する。
(従来の技術) 半導体基板の加工工程においては、化学的、物
理的な各種処理や検査等が何回となく行われる
が、こうした処理装置や検査装置における各プロ
セス内にはウエハーの収納やピツクアツプ及び移
送を行う搬送機構が付設される。
第5図は従来例を示すものであつて、11はモ
ーター21により駆動される一対のプーリ31間に
張設したエンドレスベルトであり、該エンドレス
ベルト11には所定間隔でワークステーシヨン41
が設置してある。該ワークステーシヨン41は基
台51上に取付け、且つ該基台51上には突設した
ベルトクリツプ81を設けてエンドレスベルト11
の外周部分を挾着するようになつている。
しかして、基台51はエンドレスベルト11によ
り引張られると共に、該基台51下部にはその動
きを規制するためのガイドレール91に沿つて回
動するガイドローラ101が設けてあり、モータ
ー21の駆動でプーリ31が回転されることにより
ワークステーシヨン41が任意の位置へ移動され
るものとなる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如き従来に於けるベルト方式やその他コ
ンベア方式は必ず摺動部分を有しており、その摺
動部分から発生する塵埃がウエハーに付着して悪
影響を及ぼす問題があり、またコンベア方式では
定まつたルートの処理や検査しか出来ず、且つ生
産速度を向上させるための収納、ピツクアツプ及
び移送速度の向上という要求に対応することがで
きないと言う問題があつた。
本発明は上記問題点に鑑み、塵埃の発生がな
く、コンパクトで正確且つ迅速に行われ、しかも
フレキシブルな処理を可能とする基板の取扱に於
ける搬送装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の基板取扱装置は1つのモーターを使用
した簡単且つコンパクトな構造で物品の収納やピ
ツクアツプなどのチヤツクによる伸縮動作が簡便
に行われる構成であり、また基板搬送装置はワイ
ヤーを使用し、レール部材を断面コ字状となさし
めると共に、ワイヤーと平行な横向きに配設し且
つその開放面側へ断面コ字状となした2個の逆L
字状摺動台板をその各垂直板が対向する状態に設
け、各垂直板の内面側にはガイドレールと係合す
るガイドローラを、イドローラを、そして前者の
垂直板の外面側には操作用の電気配線を係止する
止着板を取付け、これに対し後者の垂直板には上
記電気配線を逆方向へ転換する案内ローラを取付
け、又前者の摺動台板には基板を収納したりピツ
クアツプしたりする基板取扱装置を取付け、これ
に対し後者の摺動台板にはワイヤーを1回以上巻
掛けしたプーリを取付けて動滑車作用で移動する
ように構成したことにある。
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
(実施例) 第1図は本発明で使用される基板取扱装置を示
すものであつて、Aは平面図、Bは一部破断側面
図である。
こゝに基板取扱装置は1つのモーターでチヤツ
ク(ワークステーシヨン)の直線運動と回転運動
が行われるようになされるのであり、その構成は
次のとうりである。
1はチヤツクであつて図示例では2個のアーム
2,3を介し屈伸自在なるようにして匣体4の支
軸5に取付けられるのであり、具体的にはチヤツ
ク1の根元部支軸1aがアーム2の先端部箇所を
回動自在に貫挿し、支軸1aの下端にはプーリ1b
が取付けられてなり、一方アーム2の根元部支軸
aがアーム3の先端部箇所を回動自在に貫挿し、
該支軸2aの上記プーリ1bと対応する水平箇所に
はプーリ2bを、また支軸2aの下端部にはプーリ
cが取付けられてなる。
他方、アーム3は根元部の支軸5が匣体4内に
立設したブラケツト6を介し回動自在に支承させ
てあり、且つ該支軸5の駆動は匣体4内に設けた
モーター7の駆動で該モーター7の出力軸に設け
たウオーム8が支軸5側に取付けたウオームホイ
ール9と噛合し、これを回動させることにより行
われる。
10は支軸5とフリーの状態で上記プーリ2c
と対応する水平箇所に設けてなるプーリ、11は
上記プーリを支軸5の外周と一定間隙で内側から
支承する軸承座であつて、プーリ2cがセツトボ
ルト12を使用しこれと一体的に止着されてな
る。
13,14及び15は上記軸承座11の下部に
構成される電磁クラツチであつて、ローター13
はセツトスクリユー14を使用して軸5と一体的
に止着され、15はステーターである。
こゝにアーム2とアーム3の軸間距離l1,l2
l1=l2となしてあり、且つプーリ1bとプーリ2b
の直径比は2:1、プーリ2cとプーリ10の直
径比は1:2の関係となしてある。図示例に於け
る各プーリ間のベルトは省略してある。なお、プ
ーリ10の上鍔10a外周面には適当間隔に複数
(図示例では90゜間隔で4個)の切欠16が設けて
あり、これら切欠16のうち対向する切欠に対し
側方からコ字状となした板バネ17の弾撥力で板
バネ先端部に設けたベアリング18で挾持状態と
なさしめることにより、プーリ10の後述する回
動時に於けるその特定位置が定められるようにな
つている。
上記構成に於いて、プーリ10をフリー状態と
して支軸5をモーター7の駆動でウオーム8及び
ウオームホイール9を介し回動させると、チヤツ
ク1はその長さ方向へ伸縮動作するものとなるの
であり、この状態は第2図に示す通りである。即
ち、物品の受け渡し時にはアーム2,3が伸びて
その収納、ピツクアツプを行い、物品の移送時に
はアーム2,3が縮んで小さなスペースによるコ
ンパクト化を可能となすのである。
ところで電磁クラツチを通電状態にすると軸承
座11はローター13に吸着されて電磁クラツチ
が入る。このとき、プーリー10は軸承座11に
固定されているため同時に回転するのであるが、
アーム全体(チヤツク1及びアーム2,3)は伸
縮せずに回転のみが行われるのであつて、図示例
ではプーリー10の90゜回転で上鍔10aの切欠1
6にベアリング18が係合する。この時、モータ
ー7の駆動を停止するとアーム全体が90゜回転し
たことになり(第3図参照)、次に電磁クラツチ
を非通電状態にしてモーター7を再駆動させると
上記の90゜回転した状態でアーム全体の伸縮動作
が行われるものとなる。
上記実施例ではアーム全体を90゜回転したもの
について説明したが、切欠16を任意角度に設け
ることにより所望の角度(方向)へ方向転換を可
能ならしめることのできるものとなる。
次に上記基板取扱装置を取付けて走行移動する
搬送装置について説明する。
第4図は搬送装置の斜視図であつて20は装置
枠、21はその始端側ブラケツト20aに取付け
た駆動用モーターで該駆動軸端にはプーリ22が
取付けられる。23は適当距離隔てた終端側ブラ
ケツト20bに設けた今1つのプーリであつて両
者間にはワイヤー24が張設されてなる。
25及び26は上記ワイヤー24に対し所定間
隔で設置される摺動台板であつて共に水平板と垂
直板とからなる逆L型状に形成し、摺動台板25
の水平板25aはワイヤー24の片端を受板25c
との間で挾持止着させ、受板25cには前述の基
板取扱手段が取付けられるようになされる。これ
に対し摺動台板26の水平板26aにはプーリ2
7を回動自在に取付け、ワイヤー24の同様片端
を該プーリ27に1回転以上巻付けるようになし
てある。
一方、28は上記プーリ22,23間に張設さ
れたワイヤー24の下方位置に、これと平行をな
す状態に設けしめてなる断面コ字状のガイドレー
ルであつて、その開放部mが上記摺動台板25,
26の垂直板25b,26bの側に向うよう横向き
に配置してあり、且つ各垂直板25b,26bの上
下部箇所には夫々れガイドローラ29を設けガイ
ドレール28の上下鍔部28a,28b内面を各摺
動台板25,26の上記ガイドローラ29が接触
状態に走行して案内されるようになつている。
他方、各垂直板25b,26bの外側面には基板
取扱装置を操作するための電気配線や配管類30
が取付けられるようになされるのであり、31は
その取付始端の止着板、32は案内ローラであ
る。
上記構成に於いて駆動用モーター21が駆動さ
れると、摺動台25及び26が走行移動するもの
となるが、後者は動滑車の作用で前者移動量の1/
2である。
ところで従来では電気配線や配管類が走行移動
時にガイドレール91やガイドローラ101(第5
図参照)に巻付いてその走行が不能になつたり、
電気配線や配管類の破損の原因となさしめていた
が、本発明ではガイドレール28を立設状態とし
て電気配線や配管類をガイドレール28の外方の
走行路外に纒めて規制されるようになさしめたこ
とから、上述の如き従来の欠点を解消することの
できたものである。
上記構成ではガイドローラ29の摺動部分が立
設したガイドレール28内に構成されることか
ら、上方へ向つては決して塵埃の発生するものと
ならないのであるが、超LSI製造工程での使用で
は駆動部分及び搬送レール部全体へ更らにカバー
を取付けしめ、該カバー内の排気処理を行うこと
によつてより高度なクリーン搬送を可能となすこ
とができる。
(発明の効果) 本発明の基板取扱装置は1つのモーターでプロ
セス間への基板の収納、ピツクアツプや移送が自
由自在且つ簡便に実行されるのであり、コンパク
トな簡単構造と共に安価に製造できるものであ
る。
また、その搬送装置はワイヤーと立設状態とし
た断面コ字状のガイドレールと逆L字状の摺動台
板の採用により電気配線や配管類の引き廻しによ
る問題や塵埃発生の問題を解消し、能率的で高信
頼搬送システムとなさしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは基板取扱装置を示すものでAは
平面図、Bは一部破断側面図、第2図A,B,
C,D,Eはチヤツクの伸縮作用説明図、第3図
はチヤツクの回動作用説明図、第4図は搬送装置
の斜視図、第5図は従来装置の破断斜視図であ
る。 1…チヤツク、2,3…アーム、4…匣体、5
…支軸、7…モーター、8…ウオーム、9…ウオ
ームホイール、10…プーリ、13,14,15
…電磁クラツチ機構、16…切欠、18…ベアリ
ング、21…モーター、22…プーリ、24…ワ
イヤー、25,26…摺動台板、28…ガイドレ
ール、29…ガイドローラ、30…電気配線、配
管類。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モーターの駆動で回動される1対のプーリ間
    にワイヤーを張設し、該ワイヤーの下方位置に断
    面コ字状のガイドレールをワイヤーと平行な横向
    きに配設し、その開放面側へ断面逆L字状になし
    た2個の摺動台板をその各垂直板が対向する状態
    に設け、各垂直板の内面側にはガイドレールと係
    合するガイドローラを、そして前者の垂直板の外
    面側には操作用の電気配線を係止する止着板を取
    付け、これに対し後者の垂直板には上記電気配線
    を逆方向へ転換する案内ローラを取付け、又前者
    の摺動台板には基板を収納したりピツクアツプし
    たりする基板取扱装置を取付け、これに対し後者
    の摺動台板にはワイヤーを1回以上巻掛けしたプ
    ーリを取付け、動滑車作用で走行移動するように
    なしたことを特徴とする基板取扱に於ける搬送装
    置。
JP63161146A 1988-06-28 1988-06-28 基板取扱に於ける搬送装置 Granted JPH0210753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63161146A JPH0210753A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 基板取扱に於ける搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63161146A JPH0210753A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 基板取扱に於ける搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210753A JPH0210753A (ja) 1990-01-16
JPH0585312B2 true JPH0585312B2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=15729467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63161146A Granted JPH0210753A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 基板取扱に於ける搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0210753A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09213769A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Komatsu Electron Metals Co Ltd 半導体ウェハの搬送装置
US6123502A (en) * 1997-07-08 2000-09-26 Brooks Automation, Inc. Substrate holder having vacuum holding and gravity holding

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845889A (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 株式会社日立製作所 関節形ロボツトの腕機構
JPS6026958B2 (ja) * 1982-08-31 1985-06-26 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 筒形熱交換器入口ノズルの流れ分配装置
JPS60180793A (ja) * 1984-02-29 1985-09-14 ぺんてる株式会社 1回転駆動源による多自由度ロボツト

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59176768U (ja) * 1983-05-10 1984-11-26 村田機械株式会社 工業用ロボツトの駆動機構
JPS6026958U (ja) * 1983-08-01 1985-02-23 株式会社ダイフク 移動装置位置決め用クランプ手段
JPS62150087U (ja) * 1986-03-14 1987-09-22

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845889A (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 株式会社日立製作所 関節形ロボツトの腕機構
JPS6026958B2 (ja) * 1982-08-31 1985-06-26 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 筒形熱交換器入口ノズルの流れ分配装置
JPS60180793A (ja) * 1984-02-29 1985-09-14 ぺんてる株式会社 1回転駆動源による多自由度ロボツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210753A (ja) 1990-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6234738B1 (en) Thin substrate transferring apparatus
KR900006017B1 (ko) 가변직경형 웨이퍼운송장치
KR100774236B1 (ko) 평판형상물 반송용 스카라형 로봇 및 평판형상물 처리시스템
US5333986A (en) Transfer apparatus
JP4660434B2 (ja) 搬送機構およびそれを備えた処理装置
TWI704038B (zh) 用於在進行電子設備製造時輸送基板的機械手組件、基板處理裝置及方法
US5549442A (en) Article transfer apparatus
JP2000176876A (ja) ワーク搬送装置およびワーク搬送装置の姿勢保持方法
JP2007039237A (ja) 磁性ベルト駆動式軌道搬送方法及び装置
JPH0585312B2 (ja)
US7984543B2 (en) Methods for moving a substrate carrier
TW201233511A (en) Coaxial harmonic drive vacuum robot
KR100288085B1 (ko) 기판 반송용 스칼라형 로보트
JPH10209241A (ja) 基板搬送装置およびそれを備えた基板処理装置
JP2506356B2 (ja) ウエハ搬送装置
JPS6248038A (ja) 産業用ロボツト
JPH09234681A (ja) 搬送装置
JPH1187456A (ja) 基板処理装置
JPS59108616A (ja) コンベア装置
JP3890896B2 (ja) 基板搬送用ロボット
JPH0685408B2 (ja) ウエハ−ロ−ディング装置
JPH05283895A (ja) ベルト搬送装置
KR102587045B1 (ko) 직선 이송 장치
JPH062527B2 (ja) クリーンルーム用搬送システム
JPH10189686A (ja) 搬送装置