JPH0585277A - ルーフの内張り取付構造 - Google Patents
ルーフの内張り取付構造Info
- Publication number
- JPH0585277A JPH0585277A JP24574891A JP24574891A JPH0585277A JP H0585277 A JPH0585277 A JP H0585277A JP 24574891 A JP24574891 A JP 24574891A JP 24574891 A JP24574891 A JP 24574891A JP H0585277 A JPH0585277 A JP H0585277A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- lining material
- fitting portion
- lining
- fitting
- Prior art date
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- Pending
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体静止部材の断面形状の如何にかかわら
ず、１種類のリテーナにより、内張り材を簡単且つ確実
に張設することか出来るようにする。 【構成】 内張り材１の端部に取付けるリテーナ４を、
車体静止部材側の取付片５に嵌着可能な嵌合部４１と、
前記車体静止部材に弾接する断面円形の突っ張り部４２
とから形成して、該突っ張り部４２を前記嵌合部４１に
対し弾性変位可能とすると共に、前記嵌合部４１におけ
る前記突っ張り部４２との対向面に前記内張り材１の端
部を結合して、前記嵌合部４１への前記オープニングト
リム６の嵌着により、前記脚部６２を介して前記内張り
材１を前記突っ張り部４２と嵌合部４１との間に引き込
んで、内張り材１を張設する。
ず、１種類のリテーナにより、内張り材を簡単且つ確実
に張設することか出来るようにする。 【構成】 内張り材１の端部に取付けるリテーナ４を、
車体静止部材側の取付片５に嵌着可能な嵌合部４１と、
前記車体静止部材に弾接する断面円形の突っ張り部４２
とから形成して、該突っ張り部４２を前記嵌合部４１に
対し弾性変位可能とすると共に、前記嵌合部４１におけ
る前記突っ張り部４２との対向面に前記内張り材１の端
部を結合して、前記嵌合部４１への前記オープニングト
リム６の嵌着により、前記脚部６２を介して前記内張り
材１を前記突っ張り部４２と嵌合部４１との間に引き込
んで、内張り材１を張設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ルーフ内面に内張り材
を張設する内張り取付構造に関する。
を張設する内張り取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の内張り取付構造にあって
は、例えば実開平２−４３７４２号公報に開示され、ま
た図４から図５で示すように、内張り材Ａの端部に取付
けるリテーナＢを、車体静止部材Ｃに設けた取付片Ｄに
嵌合する断面略Ｕ状の嵌合部Ｂ１と、前記車体静止部材
Ｃに弾接する弾接部Ｂ２と、前記嵌合部Ｂ１に対して所
定間隔開けて対向する対向壁部Ｂ３とから形成して、前
記取付片Ｄへの前記嵌合部Ｂ１の嵌合により、前記弾接
部Ｂ２前記車体静止部材Ｃに弾接させて、該弾接部Ｂ２
の前記車体静止部材Ｃに対する突っ張り作用により、リ
テーナＢを前記取付片Ｄに組付ける一方、前記嵌合部Ｂ
１にオープニングトリムＥを嵌着して、該オープニング
トリムＥにより内張り材Ａを前記嵌合部Ｂ１と対向壁部
Ｂ３との隙間に圧入するようにして、前記内張り材Ａを
ルーフ内面に張設するようにしている。
は、例えば実開平２−４３７４２号公報に開示され、ま
た図４から図５で示すように、内張り材Ａの端部に取付
けるリテーナＢを、車体静止部材Ｃに設けた取付片Ｄに
嵌合する断面略Ｕ状の嵌合部Ｂ１と、前記車体静止部材
Ｃに弾接する弾接部Ｂ２と、前記嵌合部Ｂ１に対して所
定間隔開けて対向する対向壁部Ｂ３とから形成して、前
記取付片Ｄへの前記嵌合部Ｂ１の嵌合により、前記弾接
部Ｂ２前記車体静止部材Ｃに弾接させて、該弾接部Ｂ２
の前記車体静止部材Ｃに対する突っ張り作用により、リ
テーナＢを前記取付片Ｄに組付ける一方、前記嵌合部Ｂ
１にオープニングトリムＥを嵌着して、該オープニング
トリムＥにより内張り材Ａを前記嵌合部Ｂ１と対向壁部
Ｂ３との隙間に圧入するようにして、前記内張り材Ａを
ルーフ内面に張設するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記リテーナ
Ｂを組付ける車体静止部材Ｃは、図４及び図５で示すよ
うに場所によってその断面形状が異なることから、従来
では、図６において（イ）・（ロ）で示すごとく、前記
弾接部Ｂ２の形状を異にする複数のリテーナＢを形成し
て、前記車体静止部材Ｃにおける各取付部位の形状に対
応するリテーナを前記取付片Ｄに組付けるようにしてい
ることから、部品点数が増えてコスト高となるのは勿論
のこと、部品の在庫管理も繁雑となるし、車体静止部材
の断面形状に合わせて、リテーナを選択する必要がある
ので、組付作業性も悪い。
Ｂを組付ける車体静止部材Ｃは、図４及び図５で示すよ
うに場所によってその断面形状が異なることから、従来
では、図６において（イ）・（ロ）で示すごとく、前記
弾接部Ｂ２の形状を異にする複数のリテーナＢを形成し
て、前記車体静止部材Ｃにおける各取付部位の形状に対
応するリテーナを前記取付片Ｄに組付けるようにしてい
ることから、部品点数が増えてコスト高となるのは勿論
のこと、部品の在庫管理も繁雑となるし、車体静止部材
の断面形状に合わせて、リテーナを選択する必要がある
ので、組付作業性も悪い。
【０００４】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、車体静止部材の断面形
状の如何にかかわらず、１種類のリテーナにより、内張
り材を簡単且つ確実に張設することの出来る内張り取付
構造を提供するにある。
であって、目的とするところは、車体静止部材の断面形
状の如何にかかわらず、１種類のリテーナにより、内張
り材を簡単且つ確実に張設することの出来る内張り取付
構造を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、内張
り材１の端部に取付けるリテーナ４を、車体静止部材に
設けた取付片５に嵌着して、前記リテーナ４を挾持する
一対の脚部６１・６２を備えたオープニングトリム６の
前記リテーナ４への嵌着により、前記内張り材１をルー
フ内面に張設するようにしたルーフの内張り取付構造で
あって、前記リテーナ４を、前記取付片５に嵌着可能な
嵌合部４１と、前記静止部材に弾接する断面円形の突っ
張り部４２とから形成して、該突っ張り部４２を前記嵌
合部４１に対し弾性変位可能に連結すると共に、前記嵌
合部４１における前記突っ張り部４２との対向面に前記
内張り材１の端部を結合して、前記嵌合部４１への前記
オープニングトリム６の嵌着により、前記脚部６２を介
して前記内張り材１を前記突っ張り部４２と嵌合部４１
との間に引き込むようにしたことを特徴とするものであ
る。
り材１の端部に取付けるリテーナ４を、車体静止部材に
設けた取付片５に嵌着して、前記リテーナ４を挾持する
一対の脚部６１・６２を備えたオープニングトリム６の
前記リテーナ４への嵌着により、前記内張り材１をルー
フ内面に張設するようにしたルーフの内張り取付構造で
あって、前記リテーナ４を、前記取付片５に嵌着可能な
嵌合部４１と、前記静止部材に弾接する断面円形の突っ
張り部４２とから形成して、該突っ張り部４２を前記嵌
合部４１に対し弾性変位可能に連結すると共に、前記嵌
合部４１における前記突っ張り部４２との対向面に前記
内張り材１の端部を結合して、前記嵌合部４１への前記
オープニングトリム６の嵌着により、前記脚部６２を介
して前記内張り材１を前記突っ張り部４２と嵌合部４１
との間に引き込むようにしたことを特徴とするものであ
る。
【０００６】
【作用】本発明によれば、前記リテーナ４における前記
嵌合部４１の前記取付片５への嵌着に伴い、前記リテー
ナを組付ける車体静止部材の断面形状の如何に拘らず、
前記突っ張り部４２が前記嵌合部４１に対して容易に弾
性変位して前記車体静止部材に確実に弾接し、該突っ張
り部４２の前記車体静止部材に対する突っ張り作用によ
り、リテーナ４が前記取付片５に安定よく組付けられ、
しかも前記嵌合部４１への前記オープニングトリム６の
嵌着により、該トリム６の脚部６２を介して前記内張り
材１が前記嵌合部４１と突っ張り部４２との間に圧入さ
れ、該内張り材１がルーフ内面に安定的に張設されるの
である。
嵌合部４１の前記取付片５への嵌着に伴い、前記リテー
ナを組付ける車体静止部材の断面形状の如何に拘らず、
前記突っ張り部４２が前記嵌合部４１に対して容易に弾
性変位して前記車体静止部材に確実に弾接し、該突っ張
り部４２の前記車体静止部材に対する突っ張り作用によ
り、リテーナ４が前記取付片５に安定よく組付けられ、
しかも前記嵌合部４１への前記オープニングトリム６の
嵌着により、該トリム６の脚部６２を介して前記内張り
材１が前記嵌合部４１と突っ張り部４２との間に圧入さ
れ、該内張り材１がルーフ内面に安定的に張設されるの
である。
【０００７】
【実施例】図面は内張り材１をリスティングワイヤ１０
を介してルーフ内面に配設する所謂吊り天井式としたル
ーフの内張り取付構造を示し、図において２は、ルーフ
の両側方において前後方向に配設するルーフサイドレー
ルであって、該ルーフサイドレール２を画成するレール
アウタパネル２ａとレールインナパネル２ｂの上下両端
部を結合して、上下結合フランジ２１・２２を設けて、
上部結合フランジ２１に、前記リスティングワイヤ１０
の端部を掛止する掛止孔２３を形成する一方、下部結合
フランジ２２を、前記内張り材１の端部に付けたリテー
ナ４の取付片５として用いるようにしている。
を介してルーフ内面に配設する所謂吊り天井式としたル
ーフの内張り取付構造を示し、図において２は、ルーフ
の両側方において前後方向に配設するルーフサイドレー
ルであって、該ルーフサイドレール２を画成するレール
アウタパネル２ａとレールインナパネル２ｂの上下両端
部を結合して、上下結合フランジ２１・２２を設けて、
上部結合フランジ２１に、前記リスティングワイヤ１０
の端部を掛止する掛止孔２３を形成する一方、下部結合
フランジ２２を、前記内張り材１の端部に付けたリテー
ナ４の取付片５として用いるようにしている。
【０００８】また３はルーフの後端部において車幅方向
に配設されるバックドアオープニングフレームであっ
て、該バックドアオープニングフレーム３を構成するオ
ープニングアウタパネル３ａとオープニングインナパネ
ル３ｂの一端側を結合して、かかる結合フランジ３１を
前記ルーフサイドレール１における下部結合フランジ２
２と同様、前記リテーナ４の取付片５として用いるよう
にしている。
に配設されるバックドアオープニングフレームであっ
て、該バックドアオープニングフレーム３を構成するオ
ープニングアウタパネル３ａとオープニングインナパネ
ル３ｂの一端側を結合して、かかる結合フランジ３１を
前記ルーフサイドレール１における下部結合フランジ２
２と同様、前記リテーナ４の取付片５として用いるよう
にしている。
【０００９】一方、前記内張り材１は、該内張り材１の
端部に取付けた前記リテーナ４を前記取付片５に嵌着す
ると共に、オープニングトリム６を前記リテーナ４に嵌
着することで、前記内張り材１をルーフ内面に張設する
ようにしている。
端部に取付けた前記リテーナ４を前記取付片５に嵌着す
ると共に、オープニングトリム６を前記リテーナ４に嵌
着することで、前記内張り材１をルーフ内面に張設する
ようにしている。
【００１０】しかして図に示す実施例では、前記リテー
ナ４を、前記取付片５に嵌着可能な断面略Ｕ字状とした
嵌合部４１と、前記ルーフサイドレール２または前記オ
ープニングフレーム３の内面に弾接する突っ張り部４２
とから形成して、該突っ張り部４２を断面円形とし且つ
前記嵌合部４１に対し弾性変位可能と成しているのであ
って、具体的には、硬質のプラスチック材料から成る前
記嵌合部４１と、軟質のプラスチック材料から成る前記
突っ張り部４２とを押し出し成形機により一体成形し
て、前記突っ張り部４２を前記嵌合部４１に対して上下
方向に首振り可能とする一方、前記嵌合部４１と前記突
っ張り部４２との境界に前記内張り材１の端末を熱溶着
により結合している。
ナ４を、前記取付片５に嵌着可能な断面略Ｕ字状とした
嵌合部４１と、前記ルーフサイドレール２または前記オ
ープニングフレーム３の内面に弾接する突っ張り部４２
とから形成して、該突っ張り部４２を断面円形とし且つ
前記嵌合部４１に対し弾性変位可能と成しているのであ
って、具体的には、硬質のプラスチック材料から成る前
記嵌合部４１と、軟質のプラスチック材料から成る前記
突っ張り部４２とを押し出し成形機により一体成形し
て、前記突っ張り部４２を前記嵌合部４１に対して上下
方向に首振り可能とする一方、前記嵌合部４１と前記突
っ張り部４２との境界に前記内張り材１の端末を熱溶着
により結合している。
【００１１】一方、前記オープニングトリム６は、前記
リテーナ４を挾持する一対の脚部６１・６２と、前記リ
テーナ４の突っ張り部４２に対向するリップ６３とを備
え、前記両脚部６１の前記嵌合部４１への嵌着により、
前記嵌合部４１と前記突っ張り部４２との間に嵌合する
一方の脚部６２を介して前記内張り材１を前記突っ張り
部４２と嵌合部４１との間に引き込むようにしている。
リテーナ４を挾持する一対の脚部６１・６２と、前記リ
テーナ４の突っ張り部４２に対向するリップ６３とを備
え、前記両脚部６１の前記嵌合部４１への嵌着により、
前記嵌合部４１と前記突っ張り部４２との間に嵌合する
一方の脚部６２を介して前記内張り材１を前記突っ張り
部４２と嵌合部４１との間に引き込むようにしている。
【００１２】斯くして前記内張り材１のルーフ内面への
配設に際して、前記リテーナ４を前記取付片５に嵌着し
た上で、該リテーナ４の嵌合部４１に前記オープニング
トリム６を組付けることで、前記リテーナ４に結合した
内張り材１を張設するのであるが、図１及び図３に示す
ように、前記リテーナ４における嵌合部４１を前記ルー
フサイドレール２に設けた前記取付片５及び前記バック
ドアオープニングフレーム３に設けた取付片５の何れに
嵌着するも、前記ルーフサイドレール２及びバックドア
オープニングフレーム３を構成する両インナパネル２ｂ
・３ｂの形状に即応して、前記突っ張り部４２が、前記
嵌合部４１Ｉ対し弾性変位して各インナパネル２ｂ・３
ｂに弾接し、該突っ張り部４２の前記各インナパネル２
ｂ・３ｂに対する突っ張り作用により、リテーナ４が前
記取付片５に安定よく組付けられるのである。
配設に際して、前記リテーナ４を前記取付片５に嵌着し
た上で、該リテーナ４の嵌合部４１に前記オープニング
トリム６を組付けることで、前記リテーナ４に結合した
内張り材１を張設するのであるが、図１及び図３に示す
ように、前記リテーナ４における嵌合部４１を前記ルー
フサイドレール２に設けた前記取付片５及び前記バック
ドアオープニングフレーム３に設けた取付片５の何れに
嵌着するも、前記ルーフサイドレール２及びバックドア
オープニングフレーム３を構成する両インナパネル２ｂ
・３ｂの形状に即応して、前記突っ張り部４２が、前記
嵌合部４１Ｉ対し弾性変位して各インナパネル２ｂ・３
ｂに弾接し、該突っ張り部４２の前記各インナパネル２
ｂ・３ｂに対する突っ張り作用により、リテーナ４が前
記取付片５に安定よく組付けられるのである。
【００１３】そして以上のごとく前記取付片５に組付け
たリテーナ４の嵌合部４１に更に前記オープニングトリ
ム６を嵌着するのであって、該オープニングトリム６の
嵌着により、一方の脚部６２が前記嵌合部４１と前記突
っ張り部４２との間に嵌合して、前記嵌合部４１の一側
に溶着している前記内張り材１が前記脚部６２を介して
前記嵌合部４１と前記突っ張り部４２との間に引き込ま
れて、内張り材１が張られるのである。
たリテーナ４の嵌合部４１に更に前記オープニングトリ
ム６を嵌着するのであって、該オープニングトリム６の
嵌着により、一方の脚部６２が前記嵌合部４１と前記突
っ張り部４２との間に嵌合して、前記嵌合部４１の一側
に溶着している前記内張り材１が前記脚部６２を介して
前記嵌合部４１と前記突っ張り部４２との間に引き込ま
れて、内張り材１が張られるのである。
【００１４】
【発明の効果】以上のごとく本発明は、内張り材１の端
部に取付けるリテーナ４を、車体静止部材に設けた取付
片５に嵌着可能な嵌合部４１と、前記車体静止部材に弾
接する断面円形の突っ張り部４２とから形成して、該突
っ張り部４２を前記嵌合部４１に対し弾性変位可能に連
結すると共に、前記嵌合部４１における前記突っ張り部
４２との対向面に前記内張り材１の端部を結合して、前
記嵌合部４１への前記オープニングトリム６の嵌着によ
り、前記脚部６２を介して前記内張り材１を前記突っ張
り部４２と嵌合部４１との間に引き込むようにしたこと
により、前記リテーナを組付ける車体静止部材の断面形
状の如何に拘らず、前記リテーナ４における前記嵌合部
４１の前記取付片５への嵌着に伴い、前記突っ張り部４
２が前記嵌合部４１に対して容易に弾性変位して前記車
体静止部材に確実に弾接し、該突っ張り部４２の前記車
体静止部材に対する突っ張り作用により、リテーナ４が
前記取付片５に安定よく組付けられ、しかも前記嵌合部
４１への前記オープニングトリム６の嵌着により、該ト
リム６の脚部６２を介して前記内張り材１を前記嵌合部
４１と突っ張り部４２との間に圧入してルーフ内面に安
定的に張設することが出来、従って車体静止部材の断面
形状の如何に拘らず、内張り材１の張設が１種類のリテ
ーナにより簡単に行え、それだけ部品点数並びに製造コ
ストの低減が図れる。
部に取付けるリテーナ４を、車体静止部材に設けた取付
片５に嵌着可能な嵌合部４１と、前記車体静止部材に弾
接する断面円形の突っ張り部４２とから形成して、該突
っ張り部４２を前記嵌合部４１に対し弾性変位可能に連
結すると共に、前記嵌合部４１における前記突っ張り部
４２との対向面に前記内張り材１の端部を結合して、前
記嵌合部４１への前記オープニングトリム６の嵌着によ
り、前記脚部６２を介して前記内張り材１を前記突っ張
り部４２と嵌合部４１との間に引き込むようにしたこと
により、前記リテーナを組付ける車体静止部材の断面形
状の如何に拘らず、前記リテーナ４における前記嵌合部
４１の前記取付片５への嵌着に伴い、前記突っ張り部４
２が前記嵌合部４１に対して容易に弾性変位して前記車
体静止部材に確実に弾接し、該突っ張り部４２の前記車
体静止部材に対する突っ張り作用により、リテーナ４が
前記取付片５に安定よく組付けられ、しかも前記嵌合部
４１への前記オープニングトリム６の嵌着により、該ト
リム６の脚部６２を介して前記内張り材１を前記嵌合部
４１と突っ張り部４２との間に圧入してルーフ内面に安
定的に張設することが出来、従って車体静止部材の断面
形状の如何に拘らず、内張り材１の張設が１種類のリテ
ーナにより簡単に行え、それだけ部品点数並びに製造コ
ストの低減が図れる。
【図１】ルーフサイドレールに内張り材の端部をリテー
ナを介して組付けた状態を示す断面図。
ナを介して組付けた状態を示す断面図。
【図２】ルーフサイドレールに内張り材の端部をリテー
ナを介して組付ける前の状態を示す拡大断面図。
ナを介して組付ける前の状態を示す拡大断面図。
【図３】バックドアオープニングフレームに内張り材の
端部をリテーナを介して組付けた状態を示す断面図。
端部をリテーナを介して組付けた状態を示す断面図。
【図４】従来の内張り取付構造を示す断面図。
【図５】従来の内張り取付構造を示す断面図。
【図６】従来のリテーナの断面図。
１ 内張り材 ４ リテーナ ４１ 嵌合部 ４２ 突っ張り部 ５ 取付片 ６ オープニングトリム ６１・６２ 脚部
Claims (1)
- 【請求項１】内張り材１の端部に取付けるリテーナ４
を、車体静止部材に設けた取付片５に嵌着して、前記リ
テーナ４を挾持する一対の脚部６１・６２を備えたオー
プニングトリム６の前記リテーナ４への嵌着により、前
記内張り材１をルーフ内面に張設するようにしたルーフ
の内張り取付構造であって、前記リテーナ４を、前記取
付片５に嵌着可能な嵌合部４１と、前記静止部材に弾接
する断面円形の突っ張り部４２とから形成して、該突っ
張り部４２を前記嵌合部４１に対し弾性変位可能に連結
すると共に、前記嵌合部４１における前記突っ張り部４
２との対向面に前記内張り材１の端部を結合して、前記
嵌合部４１への前記オープニングトリム６の嵌着によ
り、前記脚部６２を介して前記内張り材１を前記突っ張
り部４２と嵌合部４１との間に引き込むようにしたこと
を特徴とするルーフの内張り取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24574891A JPH0585277A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | ルーフの内張り取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24574891A JPH0585277A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | ルーフの内張り取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585277A true JPH0585277A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17138213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24574891A Pending JPH0585277A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | ルーフの内張り取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0585277A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6540287B2 (en) * | 2001-03-09 | 2003-04-01 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Detachable fastening of an inner lining, in particular a roof lining, at a receiving part of a motor vehicle |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP24574891A patent/JPH0585277A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6540287B2 (en) * | 2001-03-09 | 2003-04-01 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Detachable fastening of an inner lining, in particular a roof lining, at a receiving part of a motor vehicle |
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