JPH0585267A - 車両用ステツプ - Google Patents
車両用ステツプInfo
- Publication number
- JPH0585267A JPH0585267A JP25228891A JP25228891A JPH0585267A JP H0585267 A JPH0585267 A JP H0585267A JP 25228891 A JP25228891 A JP 25228891A JP 25228891 A JP25228891 A JP 25228891A JP H0585267 A JPH0585267 A JP H0585267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonskid
- step body
- slip
- durability
- foot mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滑止部材の耐久性向上及び部品点数の低減を
図ること 【構成】 ステツプ本体(3)の足乗せ部(3a)に隆
起した滑止部材(5)を一体成形すると共に、この滑止
部材(5)の中央部を凹形状とし且つ少なくとも両端部
を三角形状の鋭角な形状とした。
図ること 【構成】 ステツプ本体(3)の足乗せ部(3a)に隆
起した滑止部材(5)を一体成形すると共に、この滑止
部材(5)の中央部を凹形状とし且つ少なくとも両端部
を三角形状の鋭角な形状とした。
Description
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドア下部に設け
られた車両への乗降を補助するステツプに関するもので
ある。
られた車両への乗降を補助するステツプに関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のステツプとしては、実公
昭63−17718号公報に示されるものが知られてい
る。これは、ステツプ本体の足乗せ部に金属製の取付部
材を介して表面が長手方向に沿う凹凸が繰り返す波打ち
状に形成されたゴム製の滑止部材が固定されたもので、
この滑止部材によつてステツプを利用する乗降者のすべ
り止め効果を得ていた。
昭63−17718号公報に示されるものが知られてい
る。これは、ステツプ本体の足乗せ部に金属製の取付部
材を介して表面が長手方向に沿う凹凸が繰り返す波打ち
状に形成されたゴム製の滑止部材が固定されたもので、
この滑止部材によつてステツプを利用する乗降者のすべ
り止め効果を得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した車両
用ステツプであると、滑止部材がゴム部材であるので、
劣化しやすく、長期の使用では変形や破損が生じやすい
ものであつた。又、ステツプ本体に対しての組付けも必
要とし、部品点数が多く、ステツプの製作工数も増大す
るものであつた。
用ステツプであると、滑止部材がゴム部材であるので、
劣化しやすく、長期の使用では変形や破損が生じやすい
ものであつた。又、ステツプ本体に対しての組付けも必
要とし、部品点数が多く、ステツプの製作工数も増大す
るものであつた。
【0005】故に、本発明は、滑止部材の耐久性の向上
及び部品点数の削減を図ることを、その技術的課題とす
るものである。
及び部品点数の削減を図ることを、その技術的課題とす
るものである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ステツプ
本体と、該ステツプ本体の足乗せ部に一体成形され中央
部を凹状に且つ少なくとも両端末部を略三角形状に鋭角
に隆起した多数の滑止部材とを有したことである。
るために本発明において講じた技術的手段は、ステツプ
本体と、該ステツプ本体の足乗せ部に一体成形され中央
部を凹状に且つ少なくとも両端末部を略三角形状に鋭角
に隆起した多数の滑止部材とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。ステツ
プ本体に一体成形された滑止部材によつてステツプを利
用する乗降者のすべり止め効果が得られる。これによ
り、滑止部材の耐久性が確保されると共に部品点数も大
幅に削減され得る。
プ本体に一体成形された滑止部材によつてステツプを利
用する乗降者のすべり止め効果が得られる。これによ
り、滑止部材の耐久性が確保されると共に部品点数も大
幅に削減され得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、車両1の
ドア1aに下部には、ステツプ2が固定されている。こ
のステツプ2は、車両1への乗降を補助するためのもの
で、車両前後方向に沿つて延在する長方形形状を呈して
いる。ステツプ2は。アルミ製のステツプ本体3と、ス
テツプ本体3の両端末に固着された樹脂製のエンド部材
4とから構成されている。
ドア1aに下部には、ステツプ2が固定されている。こ
のステツプ2は、車両1への乗降を補助するためのもの
で、車両前後方向に沿つて延在する長方形形状を呈して
いる。ステツプ2は。アルミ製のステツプ本体3と、ス
テツプ本体3の両端末に固着された樹脂製のエンド部材
4とから構成されている。
【0011】図3及び図4に示されるように、ステツプ
本体3の足乗せ部3aは長手方向に沿う凹凸が繰り返さ
れた波打ち形状を呈している。この足乗せ部3aの凸部
には多数の隆起したエンボス突起5がプレス加工等によ
り一体成形されている。このエンボス突起5は、中央部
5aがへこみ且つステツプ2の長手方向両端部5bが略
三角形状の鋭角な形状を呈している。このエンボス突起
5によつて、ステツプ2を利用する乗降者の滑り止め効
果を得ている。このように、エンボス突起5は、ステツ
プ本体3に一体成形されたアルミ材より構成される。こ
れにより、劣化しにくく滑り止めとしての耐久性が向上
される。又、ステツプ本体3に取り付けるための取り付
け用の部材等も必要とせず、部品点数が削減され、ステ
ツプ2の製作工数も大幅に削減される。更に、エンボス
突起5の実質的な滑り止めとして作用する両端部5bは
鋭角とされ、両端部5bが受け持つ単位面積当たりの荷
重が大きくなるで、雨等によつて表面が濡れ、表面の摩
擦係数が低下したとしても、滑り止め効果が損なわれる
ことがない。
本体3の足乗せ部3aは長手方向に沿う凹凸が繰り返さ
れた波打ち形状を呈している。この足乗せ部3aの凸部
には多数の隆起したエンボス突起5がプレス加工等によ
り一体成形されている。このエンボス突起5は、中央部
5aがへこみ且つステツプ2の長手方向両端部5bが略
三角形状の鋭角な形状を呈している。このエンボス突起
5によつて、ステツプ2を利用する乗降者の滑り止め効
果を得ている。このように、エンボス突起5は、ステツ
プ本体3に一体成形されたアルミ材より構成される。こ
れにより、劣化しにくく滑り止めとしての耐久性が向上
される。又、ステツプ本体3に取り付けるための取り付
け用の部材等も必要とせず、部品点数が削減され、ステ
ツプ2の製作工数も大幅に削減される。更に、エンボス
突起5の実質的な滑り止めとして作用する両端部5bは
鋭角とされ、両端部5bが受け持つ単位面積当たりの荷
重が大きくなるで、雨等によつて表面が濡れ、表面の摩
擦係数が低下したとしても、滑り止め効果が損なわれる
ことがない。
【0012】尚、図5に示されるように、鋭角な形状
は、ステツプ2の短手方向両端部5cに形成してもよ
く、又、図6に示されるように、エンボス突起5の全周
5dに形成してもよい。更に、図7に示される如き形状
としてもよい。
は、ステツプ2の短手方向両端部5cに形成してもよ
く、又、図6に示されるように、エンボス突起5の全周
5dに形成してもよい。更に、図7に示される如き形状
としてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は、ステツプ本体と、該ステツプ
本体の足乗せ部に一体成形され中央部を凹状に且つ少な
くとも両端部を略三角形状に鋭角に隆起した多数の滑止
部材とを有して車両用ステツプを構成したので、以下の
如く効果を有する。
本体の足乗せ部に一体成形され中央部を凹状に且つ少な
くとも両端部を略三角形状に鋭角に隆起した多数の滑止
部材とを有して車両用ステツプを構成したので、以下の
如く効果を有する。
【0014】滑止部材は、劣化しにくく滑り止めとして
の耐久性が向上される。又、ステツプ本体に取り付ける
ための取り付け用の部材等も必要とせず、部品点数が削
減され、ステツプの製作工数も大幅に削減される。
の耐久性が向上される。又、ステツプ本体に取り付ける
ための取り付け用の部材等も必要とせず、部品点数が削
減され、ステツプの製作工数も大幅に削減される。
【0015】滑止部材の実質的な滑り止めとして作用す
る部分が鋭角とされ、受け持つ単位面積当たりの荷重が
大きくなるで、雨等によつて表面が濡れ、表面の摩擦係
数が低下したとしても、滑り止め効果が損なわれること
がない。
る部分が鋭角とされ、受け持つ単位面積当たりの荷重が
大きくなるで、雨等によつて表面が濡れ、表面の摩擦係
数が低下したとしても、滑り止め効果が損なわれること
がない。
【図1】本発明に係るステツプを搭載した車両の斜視図
である。
である。
【図2】本発明に係るステツプの斜視図である。
【図3】図2の主要部拡大図である。
【図4】滑止部材の横断面図である。
【図5】第1の変形例を示す滑止部材の図3に相当する
主要部拡大図である。
主要部拡大図である。
【図6】第2の変形例を示す滑止部材の斜視図である。
【図7】第3の変形例を示す滑止部材の斜視図である。
3 ステツプ本体 5 エンボス突起(滑止部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布 村 秀 明 富山県新湊市奈呉の江12番地3号 アイシ ン軽金属株式会社内 (72)発明者 前 澤 茂 樹 富山県新湊市奈呉の江12番地3号 アイシ ン軽金属株式会社内 (72)発明者 開 発 利 彦 富山県新湊市奈呉の江12番地3号 アイシ ン軽金属株式会社内 (72)発明者 山 崎 政 行 富山県新湊市奈呉の江12番地3号 アイシ ン軽金属株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ステツプ本体と、該ステツプ本体の足乗
せ部に一体成形され中央部を凹状に且つ少なくとも両端
部を略三角形状に鋭角に隆起した多数の滑止部材とを有
する車両用ステツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25228891A JPH0585267A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 車両用ステツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25228891A JPH0585267A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 車両用ステツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585267A true JPH0585267A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17235174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25228891A Pending JPH0585267A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 車両用ステツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585267A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003060257A1 (fr) * | 2002-01-09 | 2003-07-24 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Materiau antiderapant |
US7000932B2 (en) * | 2001-11-02 | 2006-02-21 | Ventra Group Inc. | Automotive vehicle polymeric running board |
JP2009079439A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Komatsu Ltd | 滑り止め材およびこれを備えた建設機械 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25228891A patent/JPH0585267A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7000932B2 (en) * | 2001-11-02 | 2006-02-21 | Ventra Group Inc. | Automotive vehicle polymeric running board |
WO2003060257A1 (fr) * | 2002-01-09 | 2003-07-24 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Materiau antiderapant |
US7162839B2 (en) | 2002-01-09 | 2007-01-16 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Non-slip material |
JP2009079439A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Komatsu Ltd | 滑り止め材およびこれを備えた建設機械 |
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