JPH0585099U - 部品のマウント装置 - Google Patents

部品のマウント装置

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JPH0585099U
JPH0585099U JP3204392U JP3204392U JPH0585099U JP H0585099 U JPH0585099 U JP H0585099U JP 3204392 U JP3204392 U JP 3204392U JP 3204392 U JP3204392 U JP 3204392U JP H0585099 U JPH0585099 U JP H0585099U
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
circuit board
component
board
connector
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Application number
JP3204392U
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English (en)
Inventor
邦夫 清水
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 厚さが異なる複数種類の回路基板に共通に使
用可能な部品のマウント装置を提供することを目的とす
る。 [構成] 係止爪17の段部18、19を複数段にする
とともに、基板22、29側の係止孔25を異形とし、
これによって基板22、29の厚さに応じて係止爪17
の対応する係止部18、19を係止するようにするか、
あるいはまた位置決めピン16の根元側の受け部33、
34を基板22、29の厚さに応じて異なるようにする
とともに、対応する回路基板22、29の位置決め孔2
4の大きさを変化させるようにし、回路基板22、29
の厚さに応じて異なる受け部33、34で受けるように
したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は部品のマウント装置に係り、とくに部品側に係止爪を設け、該係止爪 を基板の係止孔に挿入して該係止孔のエッジの部分に係止するようにした部品の マウント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばディクテーション用のテープレコーダにおいては、マイクロホンを含む ハンドユニットを接続するためのコネクタがキャビネットの側部に設けられてい る。このようなコネクタは回路基板上にマウントされるようになっており、その リードが回路基板を貫通するとともに、回路基板に設けられている接続用パター ンに半田付けされて電気的に接続されている。
【0003】 このようなコネクタをリードの回路基板に対する半田付けだけでプリント基板 に接続するようにすると、取付けの機械的強度が不足する欠点がある。そこで回 路基板にビス止めしたり、あるいはまたコネクタに設けられている係止爪を回路 基板の係止孔に係合させて固定するようにしている。とくに係止爪による固定は 、ワンタッチでコネクタを回路基板に取付けできるために、組立て性に優れるこ とになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがコネクタがマウントされるプリント基板の厚さは必ずしも統一されて おらず、各種の厚さのプリント基板が用いられている。従って爪を用いてプリン ト基板にコネクタを固定するようにすると、爪の係止用段部の位置をプリント基 板の厚さに応じて変えなければならない。すなわちプリント基板の厚さに応じて 、コネクタの少なくとも爪の部分の寸法を変更しなければならない。ところがコ ネクタは爪が形成されているボディの部分が合成樹脂成形体から構成されるため に、このような爪の変更を行なうと、金型自体を代えなければならず、非常に面 倒になっていた。
【0005】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、厚さの異なる複数 種類の基板に共通に適用可能な部品のマウント装置を提供することを目的とする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、部品側に係止爪を設け、該係止爪を基板の係止孔に挿入して該 係止孔のエッジの部分に係止するようにした部品のマウント装置において、 前記係止爪の係止部を複数段にして前記部品の基板を受ける受け部との間の寸 法を複数種類とするとともに、 基板側の係止孔の形状を異形とし、基板の厚さに応じて前記係止爪の対応する 係止部を係止するようにしたことを特徴とする部品のマウント装置に関するもの である。
【0007】 また第2の考案は、部品側に係止爪を設け、該係止爪を基板の係止孔に挿入し て該係止孔のエッジの部分に係止するようにした部品のマウント装置において、 前記部品側に位置決めピンを設けるとともに、該位置決めピンの根元部分に複 数段に受け部を形成するとともに、 前記基板側の前記位置決めピンを受入れる位置決め孔の大きさを前記基板の厚 さに応じて異なるようにし、対応する受け部を受けるようにしたことを特徴とす る部品のマウント装置に関するものである。
【0008】
【作用】
第1の考案によれば、部品側の係止爪を基板の係止孔に挿入すると、係止孔の 形状に応じて係止爪の対応する係止部が係止されるようになり、このときの爪の 係止部と部品の基板を受ける受け部との間の寸法が基板の厚さに等しくなる。
【0009】 第2の考案によれば、部品の位置決めピンを基板の位置決め孔に挿入すると、 基板の厚さに応じた受け部が基板の表面と当接するようになり、このときに係止 爪が基板の係止孔のエッジの部分に係止されるようになる。
【0010】
【実施例】
第1の実施例を図1〜図9によって説明する。この実施例のコネクタ10は合 成樹脂製のボディを備えており、その前面側には図3に示すように12個のピン 孔11が形成されている。そしてこれらのピン孔11にはそれぞれコンタクト1 2が挿入されている。コンタクト12は図4および図5に示すように背面側に引 出されるとともに、下方に屈曲しており、これによって12本のリード13が形 成されるようになる。
【0011】 またこのコネクタ10には下方へ突出するように2本の位置決めピン16が設 けられている。またこれら2本の位置決めピン16の側面側にはそれぞれ係止爪 17が設けられている。係止爪17は図6および図7に示すように、2段に係止 部18、19を備えている。また係止爪17の根元部分の近傍には、突条から成 る受け部20が形成されている。
【0012】 これに対してこのようなコネクタ10がマウントされる回路基板22には、図 8に示すように2列に6個ずつのリード挿入孔23が形成されるとともに、さら に一対の位置決めピン挿入孔24が形成されている。またこの回路基板22には 上記係止爪17を受入れる係止孔25が形成されている。
【0013】 これに対して回路基板22よりも厚い回路基板29には、図9に示すように、 リード挿通孔23、位置決めピン挿入孔24、係止孔25がそれぞれ形成されて いる。そして係止孔25以外については薄い回路基板22のそれらと同様になっ ている。ところが係止孔25については回路基板22の係止孔25と異なってお り、係止爪17の上側の係止部19を逃げるための切込み26が形成されている 。
【0014】 以上のような構成において、コネクタ10を図8に示す薄いプリント基板22 にマウントすると、図1に示すようになる。すなわちこのプリント基板22の位 置決めピン挿入孔24に位置決めピン16が挿入されるとともに、リード挿入孔 23にリード13が挿入され、さらに係止孔25に係止爪17が挿入されるよう になる。
【0015】 薄い回路基板22の係止孔25は図8に示すように、上側の係止部19を逃げ る切込みを備えていないために、係止爪17は上側の係止部19が回路基板22 の係止孔25のエッジの部分に係止されることになる。すなわち係止爪17の上 側の係止部19と受け部20との間の寸法が回路基板22の厚さに等しくなって おり、このために図1に示すように回路基板22の係止孔25に係止爪17が挿 入されると、係止部19が係止孔25のエッジの部分に係止され、これによって コネクタ10が回路基板22に正しく保持れるようになる。この後にリード13 は回路基板22の下面に形成されている接続用パターンに半田付けされて電気的 に接続されることになる。
【0016】 つぎに厚い回路基板29にこのコネクタ10をマウントすると、図2に示すよ うになる。すなわちこの回路基板29の係止孔25は図9に示すように係止孔2 5の側部に切込み26を備えており、係止爪17の上側の受け部19を逃げるよ うになっている。従って係止爪17の下側の係止部18が回路基板29の係止孔 25のエッジの部分に係止されるようになる。そして係止爪17の下側の係止部 18と受け部20との間の寸法が回路基板29の厚さに等しくなっているために 、この状態でコネクタ10が回路基板29に正しく保持されるようになる。
【0017】 このように本実施例に係るコネクタ10のマウント装置によれば、互いに厚さ の異なる回路基板22、29に共通に対応できるようになるために、回路基板2 2、29の厚さに応じて、コネクタ10の係止爪17の長さを変更することなく 、部品の共通化が可能になる。なお3種類以上の厚さの回路基板に共通にコネク タ10を用いることも可能であって、この場合には係止爪17に複数段に係止部 を形成するとともに、これに応じて回路基板の係止孔25の形状を異形とすれば よい。
【0018】 つぎに第2の実施例を図10〜図13によって説明する。この実施例において は、コネクタ10の下面にリード13が突設されるとともに、位置決めピン16 と係止爪17とがそれぞれ一対ずつ設けられている。
【0019】 そしてこのコネクタ10の特徴は、位置決めピン16の形状にあり、その根元 部分に複数段に受け部33、34が設けられていることである。なお係止爪17 については、単一の係止部18しか設けられていない。
【0020】 一方回路基板22、29については、その厚さに応じて位置決めピン挿入孔2 4の直径が異なっており、薄い回路基板22については位置決めピン挿入孔24 の直径は位置決めピン16の直径と同じ値になっている。これに対して厚い回路 基板29については、位置決めピン挿入孔24の直径が受け部33の直径とほぼ 同じ値になっている。
【0021】 薄い回路基板22にコネクタ10をマウントすると、図10に示すように、位 置決めピン16は位置決めピン挿入孔24内に挿入されるとともに、その受け部 33が回路基板22の表面に当接した状態で係止爪17の係止部18が係止孔2 5のエッジの部分に係合されるようになる。このようにしてコネクタ10は回路 基板22にマウントされる。すなわち受け部33の受け面と係止爪17の係止部 18との間の高さ方向の寸法が回路基板22の厚さと等しくなっている。
【0022】 これに対して厚い回路基板29上にコネクタ10をマウントすると、図11に 示すようになり、位置決めピン16はその受け部33の外周部が位置決めピン挿 入孔24に挿入された状態で係止爪17の係止部18が回路基板29の係止孔2 5のエッジの部分に係止されるようになる。この場合には受け部34の受け面と 係止爪17の係止部18との間の高さ方向の寸法が回路基板29の厚さと等しく なっている。
【0023】 従ってこのような実施例によれば、コネクタ10の係止爪17を共通にし、位 置決めピン16の根元側に複数段に受け部33、34を形成することによって、 このコネクタ10が互いに厚さの異なる複数の回路基板22、29に共通にマウ ント可能になり、コネクタ10の共通化が図られるようになる。
【0024】
【考案の効果】
第1の考案は、係止爪の係止部を複数段にして部品の基板を受ける受け部との 間の寸法を複数種類とするとともに、基板側の係止孔の形状を異形とし、基板の 厚さに応じて係止爪の対応する係止部を係止するようにしたものである。
【0025】 従って基板の厚さに応じて係止爪の対応する係止部が係止されるようになり、 これによって厚さの異なる複数の種類の基板に共通に部品を利用することができ るようになる。
【0026】 第2の考案によれば、基板の厚さに応じて位置決めピンの対応する受け部が受 けられるようになり、これによって複数種類の基板に共通に部品を使用できるよ うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄い回路基板にマウントしたコネクタの側面図
である。
【図2】厚い回路基板にマウントしたコネクタの側面図
である。
【図3】コネクタの正面図である。
【図4】コネクタの背面図である。
【図5】コネクタの側面図である。
【図6】コネクタの係止爪の外観斜視図である。
【図7】コネクタの係止爪を逆様にした状態の外観斜視
図である。
【図8】薄い回路基板の平面図である。
【図9】厚い回路基板の平面図である。
【図10】第2の実施例のコネクタを薄い回路基板にマ
ウントした状態の正面図である。
【図11】同コネクタを厚い回路基板にマウントした状
態の正面図である。
【図12】薄い回路基板の平面図である。
【図13】厚い回路基板の平面図である。
【符号の説明】
10 コネクタ(ボディ) 11 ピン孔 12 コンタクト 13 リード 16 位置決めピン 17 係止爪 18、19 係止部 20 受け部 22 回路基板 23 リード挿入孔 24 位置決めピン挿入孔 25 係止孔 26 切込み 29 回路基板 33、34 受け部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品側に係止爪を設け、該係止爪を基板
    の係止孔に挿入して該係止孔のエッジの部分に係止する
    ようにした部品のマウント装置において、 前記係止爪の係止部を複数段にして前記部品の基板を受
    ける受け部との間の寸法を複数種類とするとともに、 基板側の係止孔の形状を異形とし、基板の厚さに応じて
    前記係止爪の対応する係止部を係止するようにしたこと
    を特徴とする部品のマウント装置。
  2. 【請求項2】 部品側に係止爪を設け、該係止爪を基板
    の係止孔に挿入して該係止孔のエッジの部分に係止する
    ようにした部品のマウント装置において、 前記部品側に位置決めピンを設けるとともに、該位置決
    めピンの根元部分に複数段に受け部を形成するととも
    に、 前記基板側の前記位置決めピンを受入れる位置決め孔の
    大きさを前記基板の厚さに応じて異なるようにし、対応
    する受け部を受けるようにしたことを特徴とする部品の
    マウント装置。
JP3204392U 1992-04-16 1992-04-16 部品のマウント装置 Pending JPH0585099U (ja)

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JP3204392U JPH0585099U (ja) 1992-04-16 1992-04-16 部品のマウント装置

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JP3204392U JPH0585099U (ja) 1992-04-16 1992-04-16 部品のマウント装置

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JP3204392U Pending JPH0585099U (ja) 1992-04-16 1992-04-16 部品のマウント装置

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JP (1) JPH0585099U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9819104B2 (en) 2014-04-18 2017-11-14 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and electronic equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9819104B2 (en) 2014-04-18 2017-11-14 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and electronic equipment

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